JPH109651A - 空気調和機のワイヤレスリモコンシステム - Google Patents
空気調和機のワイヤレスリモコンシステムInfo
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- JPH109651A JPH109651A JP8163119A JP16311996A JPH109651A JP H109651 A JPH109651 A JP H109651A JP 8163119 A JP8163119 A JP 8163119A JP 16311996 A JP16311996 A JP 16311996A JP H109651 A JPH109651 A JP H109651A
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Abstract
を記憶し表示している場合や、リモコンの表示部を目視
できない場合においても、リモコンによりエアコンを確
実にに操作することができるように操作性を向上させ
る。 【解決手段】制御信号を送信するワイヤレスリモコン
と、このリモコンからの制御信号を受信したときに、そ
の制御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本
体制御部と、を有する。リモコンは、これにより記憶さ
れている空気調和機の運転または停止の運転状態に応じ
て、その運転モードや風量等の設定内容用データに、空
気調和機の運転を開示させる開始データ,空気調和機の
運転を停止させる停止データ,空気調和機の運転を継続
させる継続データのいずれか一つを付与して制御信号と
して送信するリモコン制御部、を具備している。
Description
の運転を遠隔制御するワイヤレスリモコンとを有する空
気調和機のワイヤレスリモコンシステムに関する。
スリモコンシステムは制御信号を赤外線等で出力するワ
イヤレスリモコン(以下リモコンという)と、空気調和
機(以下エアコンという)の室内機および室外機とを具
備し、室内機には、リモコンからの制御信号を受信部で
受信して、その制御信号通りにエアコンの運転を制御す
る本体制御部である室内制御部を設けている。
のフローチャートの一例を示し、図14は従来の室内制
御部の制御プログラムのフローチャートを示す。
まず運転/停止ボタンの操作(押圧)があるかどうかを
判断し、操作があると操作回数を1つインクリメントし
て操作回数が奇数の場合には、運転開始指令と判断し、
設定内容用データに開始指令用データを付与して送信
し、リモコン表示部に運転中であることを示す運転マー
クを表示する。
力がある場合には、変更入力に応じて表示内容を変更
し、タイマーをスタートし、0.5秒以内に他の変更入
力がなければ、変更した設定内容用データに開始指令用
データを付与して送信し、運転/停止ボタンが再度押さ
れるまで、設定変更入力を受け付けて信号を送信する
(S101〜S115)。
が偶数の場合には、停止指令と判断し、設定内容用デー
タに停止指令用データを付与して送信し、リモコン表示
部に運転マークを表示しないようになっている。
入力がある場合には、リモコンの表示内容を変更入力に
応じて変更するが信号送信しないようになっている(S
102〜S108)。
に示すように、設定内容用データに開始指令用データを
付与した信号を受信したかどうか判断しており、受信し
た場合には、運転開始を報知するブザー(1)「ピピ
ッ」を出力してエアコンの運転を開始する。
られるように設定内容用データに開始指令用データを付
与した信号を受信したかどうかを判断している。ここ
で、開始指令データを付与した信号を受信すると、受信
を報知するブザー(2)例えば「ピッ」を出力し、設定
内容用データに変化(変更)があるかどうか判断し、変
化がある場合は、変化に対応してエアコンの運転状態を
変更する。
停止指令用データを付与した信号を受信したかどうか判
断しており、受信すると停止することを報知するブザー
(3)、例えば「ピー」を出力し、エアコンを停止する
ようになっている(S201〜S210)。このように
動作する従来のリモコンではエアコンが事実上運転中で
あっても、エアコンの運転状態が停止中(運転マーク消
去)であるとリモコンの制御部が記憶している状態で
は、設定変更の入力があっても、その設定内容の変更を
指令する設定内容用データの制御信号を送信しない。
アコンが事実上運転中に、ユーザーが誤操作で運転/停
止ボタンを押し、あるいは何らかの理由によりユーザー
が知らぬ間に運転/停止ボタンが障害物等により押され
たときに、リモコンから運転停止指示用データの制御信
号が出力されたものの、この制御信号が室内機の受信部
で受信されないときには、エアコンが事実上運転中であ
るにも拘らず、リモコンの記憶と表示部の表示が「停
止」状態となり、両者でミスマッチ状態となる。
に、エアコンを停止させようとする場合、運転/停止ス
イッチを一度押しても、リモコンからは、開始指令用デ
ータを含む信号が送信されるため、室内制御部は、図1
4のフローチャートに示すように開始指令用データを受
信してしまいエアコンを停止することができず、停止す
るためにはもう一度、運転/停止スイッチを押す必要が
あった。また、上記ミスマッチ状態の時に、ユーザーが
設定内容変更ボタンを押して、その設定内容を変更しよ
うとした場合でも、リモコンがエアコンは停止中である
と記憶していることから、その設定内容変更を指令する
制御信号をリモコンは送信されない(S106〜S10
8)。このために、エアコンが事実上運転中であるにも
拘らず、その空調運転の設定内容が変更不可能となり、
ユーザーは故障が発生したものと誤解してしまうという
課題がある。
変更する場合には、エアコンの停止中と運転中の如何に
拘らず同一コードの制御信号をリモコンから送信するよ
うに構成することも考えられるが、これではエアコンの
停止中に運転/停止ボタン以外のボタンを押すと、エア
コンが運転を開始してしまうという新たな問題が発生す
る。
を変更すると、リモコンが従来から使用されている過年
度機種のエアコンに使用することができないという課題
が発生する。
コンを使用する場合、リモコン表示部の表示を目視して
運転状態を確認することができないので、その運転状態
を変更したときは、その変更された設定状態を、基本モ
ードから操作されたボタンの種類と回数とを覚えておく
必要がある。しかし、その設定状態を忘れてしまった場
合にはその設定内容を確認する手段がないので、リセッ
トボタンを押して一旦基本モードに戻す必要があった。
しかし、これではリセット時に表示中の時刻もクリアし
てしまうために、再度時計を設定し直す必要があり、非
常に煩雑であるという課題がある。
なされたもので、その目的はリモコンがエアコンの運転
状態とは異なる状態を記憶し表示している場合や、リモ
コンの操作、設定状態が目視できない場合においても、
リモコンを容易に操作することができるように操作性を
向上させた空気調和機のワイヤレスリモコンシステムを
提供することにある。
を送信するワイヤレスリモコンと、このリモコンからの
制御信号を受信したときに、その制御信号の指令通りに
空気調和機の運転を制御する本体制御部と、を有する空
気調和機のワイヤレスリモコンシステムにおいて、上記
リモコンは、これにより記憶されている上記空気調和機
の運転または停止の運転状態に応じて、運転モードや風
量等の設定内容用データに、空気調和機の運転を開始さ
せる開始データ,空気調和機の運転を停止させる停止デ
ータ,空気調和機の運転を継続させる継続データのいず
れか一つを付与して上記制御信号として送信する制御手
段、を具備している。
ているエアコンの運転状態が停止モードの時に、運転/
停止ボタンが押されると、開始データと設定データを含
む制御信号がリモコンから出力される。一方、リモコン
により記憶されているエアコンの運転状態が運転モード
の時に運転/停止ボタンが押されると、停止データと設
定データを含む制御信号がリモコンから出力される。
停止モードの時に運転モードや風量等の設定ボタンが押
されると、その設定データと継続データとを含む制御信
号(あるいは設定データだけ)が送信される。
おいて継続データを含む信号(あるいは設定データだけ
の信号)を受信し、現状の設定内容と違いがあるとき
に、その運転状態を変更する。
より記憶されているエアコンの運転状態が停止中に、設
定内容変更の操作入力があると、リモコンから継続デー
タと設定データを含む制御信号を本体制御部へ送信し、
本体制御部ではこれを受けて設定変更して継続してエア
コンを運転する。このために、エアコンが事実上運転中
であるにも拘らず、リモコンの記憶と表示が「停止中」
であるミスマッチの場合にも、エアコン運転の設定内容
を変更して引き続き続行するので、ユーザーが故障であ
ると錯覚するのを防止することができる。
レスリモコンと、このリモコンからの制御信号を受信し
たときに、その制御信号の指令通りに空気調和機の運転
を制御する本体制御部と、を有する空気調和機のワイヤ
レスリモコンシステムにおいて、上記リモコンは、その
制御用送信信号を、冷房,暖房等の運転モードや風量の
ような基本設定内容を指令する基本設定信号と、安眠運
転,除湿運転等の特殊機能内容を指令する拡張設定信号
の2種類とし、空気調和機の運転開始時には開始データ
を、運転停止時には停止データを、上記拡張設定信号に
付加して上記基本設定信号と共に出力させる一方、この
リモコンにより記憶されている空気調和機の運転状態が
停止状態にある場合に、上記基本設定内容が変更操作さ
れたときには、上記基本設定信号のみを出力し、拡張設
定が変更操作されたときには、この拡張設定信号と基本
設定信号の両者を出力する制御手段、を具備している。
ているエアコンの運転状態が停止モードのときに運転/
停止ボタンが押されると、開始データを含む拡張設定信
号と基本設定信号が制御信号として出力される。一方、
リモコンにより記憶されているエアコンの運転状態が運
転モード時に運転/停止ボタンが押されると、停止デー
タを含む拡張設定信号と基本設定信号が制御信号として
出力される。リモコンの記憶が停止モードの時に運転モ
ードや風量等の設定ボタンが押された時、特殊機能の設
定、変更がある場合には、この特殊機能データを含む拡
張設定信号が出力され、基本設定のみの時には基本設定
信号のみが出力される。
転中に拡張設定信号、あるいは基本設定信号を受信し、
現状の設定内容と違いがあるときに、その運転状態を変
更する。
同様に、エアコン運転中にリモコンの記憶が停止状態に
なっても、設定変更操作を行なってエアコンを継続して
運転することができる。このために、リモコンの操作性
を向上させることができる。
ンからの制御信号を受信したときにブザー音を出力する
手段を有し、上記リモコンは、上記本体制御部の上記ブ
ザー音を検出する感音センサーと、このリモコンから制
御信号を送信したときに、この感音センサーにより上記
本体制御部のブザー音を検出しないときに、上記空気調
和機の運転状態を上記制御信号の送信前の運転状態に戻
す制御手段と、を有する。
ているエアコンの運転状態が運転モードの時に、運転/
停止ボタンがユーザーにより誤操作、あるいは何らかの
障害物に当たり押されて制御信号がリモコンから出力さ
れたものの、エアコン本体制御部では受信されず、受信
ブザーが鳴らないことを検知すると、リモコンにより記
憶されているエアコンの運転状態が制御信号送信前の運
転モードに戻される。
運転中に、運転/停止ボタンの誤操作があり、エアコン
がその制御信号を受信できず、エアコンが運転中で、リ
モコンが停止中というミスマッチの状態でも設定変更が
エアコン本体で受け入れることが可能である。
レスリモコンと、このリモコンからの制御信号を受信し
たときに、その制御信号の指令通りに空気調和機の運転
を制御する本体制御部と、を有する空気調和機のワイヤ
レスリモコンシステムにおいて、上記リモコンは、基本
設定復帰モードと操作内容記憶モードのいずれかを選択
する選択手段と、この基本設定復帰モードが選択される
と、上記空気調和機の運転を停止する毎に、リモコンの
設定を、予め設定されている基本モードに戻し、一方、
操作内容記憶モードが選択されると、上記空気調和機を
停止したときのリモコンの設定を記憶保持する制御手段
と、を具備している。
択することにより、エアコン運転の停止の都度、エアコ
ンの運転モードを、予め設定してある基本モードに戻す
ことができるので、リモコン表示部の表示を見ることな
く、基本モードの状態からリモコンで操作したボタンの
位置(種類)と押圧回数とによりユーザーの希望する設
定内容を推定しながら変更操作することが容易に可能で
ある。つまり、リモコン表示部の表示を目視できない場
合でもボタンの位置と押圧回数を覚えることによりリモ
コンを容易に操作することができるように操作性が向上
した。
レスリモコンと、このリモコンからの制御信号を受信し
たときに、その制御信号の指令通りに空気調和機の運転
を制御する本体制御部と、を有する空気調和機のワイヤ
レスリモコンシステムにおいて、上記リモコンは、エア
コンの運転モードを予め設定してある基本モードに戻す
クリア選択手段と、このクリア選択手段が選択操作され
たときに、上記空気調和機の運転状態を、上記基本モー
ドに戻す制御手段と、を具備している。
作すると、エアコンの運転状態が基本モードに戻される
ので、第4の発明と同様に、リモコン表示部の表示を目
視できない場合でも、クリア選択手段を操作して基本モ
ードにしてからボタンの位置(種類)と押圧回数により
容易に操作することができる。
違してエアコンの運転を停止させずに運転途中でも任意
に基本モードに戻すことができるので、継続運転させ易
く空調効率を向上させることができる。
らの制御信号を受信したときにブザー音を出力するブザ
ー音出力手段と、空気調和機の運転状態を基本モードに
戻す制御信号をリモコンから受信したときに、上記ブザ
ー音出力手段から出力されるブザー音の音色を変える制
御手段と、具備している。
よりエアコンの運転状態を基本モードに戻す制御信号を
本体制御部で受信したときは、その際にブザー音出力手
段から出力されるブザー音の音色が変えられるので、そ
のブザー音を聞くことによりエアコンの運転状態が基本
モードに戻ったか否かを知ることができる。したがっ
て、リモコン表示部を目視できない場合でもリモコンに
より変更操作を容易に行なうことができる。
ア選択手段に、手指の感触で他の操作部と識別するため
の識別手段を設けている。
に係るクリア選択手段を識別することができるので、リ
モコン表示部を目視できない場合でもこのクリア選択手
段を容易に操作することができる。
発明の実施形態を説明する。なお、これらの図中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
調和機のワイヤレスリモコンシステム1の全体構成を示
す斜視図であり、この空気調和機のワイヤレスリモコン
システム1は室内機2に室外機3を冷媒配管4により接
続してエアコンを構成し、室内機2の受信部5に、ワイ
ヤレス式のリモコン6から制御信号を赤外線等で送信す
ることにより、エアコンの運転を制御信号の指令通りに
遠隔制御するようになっている。
ネル8の前面上部に吸込口9を、前面下部に空調空気の
吹出口10をそれぞれ形成している。吹出口10にはル
ーバー10aを揺動自在に設けている。室外機3は例え
ばその前面に吹出口11を、その背面と側面とに吸込口
12をそれぞれ形成している。
凍サイクル図であり、このエアコンはコンプレッサ1
3、四方弁14、室外ファン15を具備した室外熱交換
器16、膨張弁17、室内ファン18を具備した室内熱
交換器19を図1でも示す冷媒配管4によりこの順に順
次接続して冷媒を可逆的に循環させる冷凍サイクルを構
成している。
により冷媒を図中実線矢印方向に循環させることにより
冷房運転され、図中破線矢印方向に循環させることによ
り暖房運転される。
ステム1の制御系のブロック図であり、この図におい
て、室内機2は、電源20に図示しない電源装置を介し
て電気的に接続された本体制御部であって、例えばマイ
クロプロセッサー等よりなる室内制御部21を内蔵して
いる。この室内制御部21には、図1でも示す受信部
5、室内温度センサー22、ブザー音出力部23、室内
熱交換器温度センサー24、室内ファン18のファンモ
ータ18aの速度を制御する速度制御回路25、図1で
示す吹出口10のルーバー10aを駆動するルーバーモ
ータ10bを駆動するルーバー駆動回路26をそれぞれ
電気的に接続している。
ン6からの制御信号を受信する毎にブザー音を出力する
ものであり、制御信号がエアコンの運転を指令する場合
と、その運転を継続させる場合と、運転を停止させる指
令の場合とで音色をそれぞれ変えている。
外機3内の例えばマイクロプロセッサー等よりなる室外
制御部28を電気的に接続している。室外制御部28に
は外気温センサー29、室外ファン15のファンモータ
15aを駆動するファン駆動回路30、例えば電磁弁等
よりなる四方弁14、コンプレッサ13のモータの所定
時間当りの回転数を制御するインバータ回路32をそれ
ぞれ電気的に接続している。
セッサー等よりなるリモコン制御部33を内蔵してい
る。リモコン制御部33には、ブザー音センサー34、
制御信号を赤外線等で送信する送信部35、エアコンの
冷房や暖房等の運転モードや風量等の運転状態を表示す
る液晶表示部36、機種切換入力部37、電源の電池3
8、各種の操作部39をそれぞれ電気的に接続してい
る。
音出力部23から出力されるブザー音を検出するもので
あり、リモコン制御部33は、送信部35から制御信号
を送信したときに、室内機2のブザー音出力部23から
のブザー音を検出しないときには,その制御信号が室内
機2の受信部5で受信されなかったものと判断して、エ
アコンの運転状態を制御信号の送信前の状態に戻す機能
を有する。
り、このリモコン6は細長偏平角筒状のリモコンケース
40の正面一端部上に液晶表示部36を、その図中やや
下方に操作部39をそれぞれ配設している。
り返して選択する反転スイッチボタンの運転/停止ボタ
ン41、昇温用温度設定ボタン42、降温用温度設定ボ
タン43、健康除湿(ドライ)運転ボタン44、クリア
ボタン45、冷房や暖房,ドライ等の運転モードを切り
換える運転切換ボタン46、風向設定ボタン47、風量
設定ボタン48、安眠運転ボタン49、リセットボタン
50、基本設定復帰モードと操作内容記憶モードを選択
する選択手段である基本モード切換ボタン51をそれぞ
れ具備している。
の運転と停止とを交互に繰り返す反転スイッチであり、
クリアボタン45はその押込み操作により時刻を除く全
ての基本情報をクリアして運転モードを予め設定してあ
る基本モードに戻すものである。その基本モードを液晶
表示部36で表示する場合の一例(運転モードは自動、
設定温度は標準(25℃)、風量は自動)を図5に示
す。
5a等を突設して、手指の感触により他の操作ボタンと
識別し得るようになっている。したがって、このクリア
ボタン45は目の不自由な場合、容易に識別し、操作す
ることができる。
は針やピンを用いた押込み操作により、エアコンの運転
を停止する毎に、その運転状態を、予め設定されている
基本モードに戻す基本設定復帰モードとエアコンを停止
したときの設定内容を記憶して次回の運転開始の操作で
運転/停止ボタン41を押すだけで前回と同じ設定をす
ることができる操作内容記憶モードを切り換えるように
なっている。
グラムのフローチャート、図7は上記室内制御部21の
制御プログラムのフローチャートである。このリモコン
制御部33は、エアコンの運転中、ユーザーの誤操作に
より運転/停止ボタン41を押し、あるいユーザーが知
らぬ間に何らかの理由により運転/停止ボタン41が障
害物等により押され、しかも、その押込み操作によりリ
モコン6の送信部から送信された運転停止指令用データ
を含む制御信号が室内制御部21の受信部5で受信され
ないときに、エアコンが事実上運転中であるにも拘ら
ず、リモコン制御部33の記憶部が運転停止中を記憶
し、液晶表示部36で表示するミスマッチが生じたとき
でも、運転の設定内容を変更し得るように構成した点に
特徴がある。
すように、まず制御プログラムをスタートさせると、S
1で運転/停止ボタン41の操作回数nをn=0と設定
してから、S2で運転/停止ボタン41の押圧操作があ
るか否か判断し、Noの場合はS3で設定変更が入力さ
れているか否か繰り返し判断し、Yesの場合はS4で
液晶表示部36で表示中の表示を変更し、再びS2に戻
り、運転/停止ボタンの押圧操作があるか否か繰り返し
判断する。
作があると、S5で上記nに1を加えてnを算出し、S
6でこのnが奇数であるときには運転開始が指令された
ものと判断してS7へ進み、nがゼロまたは偶数である
ときは運転停止が指令されたものと判断してS8へ進
む。
した設定内容用データに、運転開始指示用データを付加
した制御信号が送信部35から赤外線等で出力され、S
9で運転中であることを示す運転マークを液晶表示部3
6に表示させる。
の設定を変更する操作入力があるか否か判断し、S11
でその表示を変更すると共に、タイマーをスタートさせ
て、S12でそのタイマーが0.5秒をタイムアップし
たときにはS13で設定内容用データに、運転開始指示
用データを付加した制御信号を送信部35から送信さ
せ、以後、S5以下のステップを繰り返す。
操作回数nが偶数であり、運転停止が指令されたと判断
したときには、S8で設定内容用データに、運転停止指
示用データを付加した制御信号を送信部35から送信さ
せる。
中の運転マークを消去してエアコンが運転停止中である
ことを表示し、S15でnをゼロにクリアしてからS1
6で設定変更の入力があるか否か判断し、Yesの場合
はS17でその変更を表示すると共に、タイマーをスタ
ートさせ、S18でそのタイマーが0.5秒経過により
タイムアップしたときには、S19で設定内容用データ
に、運転状態継続指示データを付加した制御信号を送信
部35から送信させる。
に、S301で設定内容用データに開始指令用データを
付与した制御信号を受信部5で受信したか否かを繰り返
し判断し、受信した(Yes)場合には、S302でエ
アコンの運転開始を知らせるブザー音(1)(例えば
「ピピッ」)をブザー音出力部23から出力し、S30
3でエアコンの運転を開始する。
られるように、S304で設定内容用データに開始指令
用データを付与した制御信号を受信したか否かを判断
し、Noの場合はS305へ進み、Yesの場合はS3
06へ進む。S305ではさらに設定内容用データに、
エアコンの運転の継続を指令する継続指令用データを付
与した制御信号を受信したか否か判断し、Yesの場合
はS306へ進む。
指令用データを含む制御信号を受信部5で受信したこと
を知らせるブザー音(2)(例えば「ピッ」)をブザー
音出力部23から出力させる。
あるか否か判断し、これまでの設定内容と変化がある場
合は、その変化に対応してS308でエアコンの運転状
態を変更する。 この後、S309で室内制御部21は
停止指令用データの制御信号を受信したかどうか判断
し、受信する(Yes)と、停止させることを知らせる
ブザー音(3)(例えば「ピー」)をS310で出力
し、S311でエアコンを停止させる。
ド〜の構成を示し、従来例に対してはコードを新
たに追加した点に特徴がある。
の本実施形態の作用の要点を従来例と比較して示す。
止ボタン41がユーザーにより誤操作で押され、あるい
は何らかの理由により障害物により押されたものの、そ
の際にリモコン6の送信部35から送信された停止指示
用データを含む制御信号が室内機2の受信部5で受信さ
れなかった場合には図6のフローチャートのS14で示
すように、液晶表示部36で表示中の運転マークを消去
して運転停止状態に移行したと記憶してしまう。
ず、リモコン6の表示と記憶は停止中に移行してしま
い、両者にミスマッチを生じている。
マッチの際に、同S16で示すように設定変更入力があ
ったときには、S19で示すように設定内容用データ
に、運転状態継続を指示するデータを付加した制御信号
が送信部35から送信される。
タを含む制御信号を受信した室内制御部21は図7のフ
ローチャートに示すようにエアコンの運転を引き続き続
行すると共に、設定内容に変更があったときには、その
変更に従って運転状態を変更する。
エアコンの運転を継続することができると共に、その設
定変更も行なうことができるので、ユーザーが故障であ
ると錯覚することもなく、リモコンの操作性を向上させ
ることができる。
とにより、エアコンの停止の都度、エアコンの運転モー
ドを、予め設定してある基本モードに戻すことができる
ので、基本モードからリモコン6で操作したボタンの位
置(種類)と押圧回数とによりユーザーの好みの運転状
態に容易に操作することができる。つまり、リモコン表
示部36を目視できない場合でも、基本モードでの設定
内容を使用者が覚えておくことでもリモコンの設定状態
を推定しながら容易に操作することができ、操作性が向
上した。
み操作)すると、エアコンの運転中でも基本モードに戻
されるので、第4の発明と同様に、リモコン表示部36
の表示が見えなくても、運転状態の如何を確認すること
ができる。このために、目の不自由な場合においてもリ
モコンの操作性を向上させることができる。
エアコンの運転を停止させずに設定変更を操作すること
ができるので、継続運転させ易く室温の変動を少なくす
ることができるので、空調効率を向上させることができ
る。
ら出力されるブザー音の音色が制御信号の運転指令内容
に応じて変えられるので、そのブザー音を聞くことによ
りエアコンの運転状態が基本モードに戻ったことを知る
ことができる。
で他の操作ボタン、例えば運転/停止ボタン41等と識
別することができるので、目が不自由な場合でも容易に
操作することができる。
コン制御部33aの制御プログラムのフローチャートを
示し、図11は同室内制御部21aの制御プログラムの
フローチャートをそれぞれ示している。
り送信され、かつ室内制御部21aにより受信される制
御信号を図10に示すように冷房や暖房等の運転モード
や風量等の基本設定内容を指令する基本設定信号(コー
ド)aと、安眠運転や健康除湿運転等の特殊機能内容を
指令する拡張設定信号(コード)bの2種類から構成
し、エアコンの運転開始時には開始データ、停止時には
停止データをこの拡張設定信号(コード)bに含有して
出力すると共に、基本設定信号aも併せて出力するよう
に構成した点に特徴がある。
33aはまず制御プログラムをスタートさせると、S4
01で運転/停止ボタン41の押込み操作回数nをn=
0にクリアしてから、S402で運転/停止ボタン41
の押込み操作があるか否か判断し、ボタン操作がない場
合(Noの場合)は、S403で設定内容用データを変
更させる変更入力があるか否か繰り返して判断し、変更
入力がある場合(Yesの場合)は、S404で、その
変更に応じて液晶表示部36の表示を変更する。
押込み操作があるときにはS405で押込み操作回数n
に1をインクリメントし、操作回数nが奇数のときに運
転開始指令と判断し、偶数のときに運転停止指令と判断
する。
否か判断し、奇数であるときには、S407へ進み、奇
数でないときはS408へ分岐する。
判断して開始指令コードに拡張指令コードを付与した拡
張コードの制御信号を出力し、さらに、次のS409で
設定内容用データ信号を出力してからS410で運転マ
ークを液晶表示部36に表示して運転中であることを表
示させる。
変更入力があるか否か判断し、設定変更があったときは
S412で液晶表示部36の表示をその変更通りに変更
すると共に、タイマーをスタートさせ、S413でその
タイマーの0.5秒以内に他の変更入力がなければ、S
414で安眠運転や除湿運転等の拡張機能があるか否か
判断する。
415で上記特殊機能を指令する拡張コードを出力して
から、S416で設定内容用データの制御信号を出力
し、以後、再びS405以下のステップを繰り返す。
押込み操作回数nが奇数でないときは、S408で運転
停止指令データに上記拡張機能の運転を指令する拡張指
令データを含む拡張コードの制御信号を出力してから、
次のS417で設定内容用データの制御信号を出力し、
S418で液晶表示部36の運転中を示す運転マークを
消去する。
419で運転/停止ボタン41の押込み操作回数nをゼ
ロにクリアしてから、S420で設定変更入力があるか
否か判断し、その変更入力がある場合は、S421で変
更入力に応じて液晶表示部36の表示内容を変更すると
共に、タイマーをスタートさせ、S422で0.5秒経
過したか否か判断する。
423で拡張機能があるか否か判断し、拡張機能がない
場合はS425へジャンプし、拡張機能がある場合はS
424で特殊機能を指令する拡張コードの制御信号を送
信させてから、S425で設定内容用データの制御信号
を送信させ、運転/停止ボタン41が再度押されるまで
設定変更入力を受け付ける。これ以後は再びS405以
下のステップを繰り返す。
記憶されているエアコンの運転状態が停止中の時に、基
本設定について変更された場合にはリモコン6の送信部
35から基本設定信号のみが出力し、拡張機能内容が変
更された場合には拡張設定信号を基本設定信号の両方を
出力する。
アコンの運転状態が停止中の時に、運転/停止ボタン4
1が押されると、運転開始データを含む拡張設定信号b
と基本設定信号aが出力される。
の運転状態が運転中の時に運転/停止ボタン41が押さ
れると、停止データを含む拡張設定信号bと基本設定信
号aが出力される。
ンの運転状態が停止モードの時に運転モードや風量等の
設定ボタン46,48が押された時に、特殊機能の設
定、変更がある場合には、特殊機能データを含む拡張設
定信号bを出力し、基本設定のみの時には基本設定信号
aのみ出力する。
は、エアコンの運転中に拡張設定信号bあるいは基本設
定信号aを受信し、現状の設定内容と違いがあるとき
に、その設定内容通りに運転状態を変更する。
1はまず制御プログラムをスタートさせてから、S50
1で拡張コードの制御信号を受信部5で受信したか否か
繰り返し判断する。
S502で拡張コードに、運転の開始を指令する開始デ
ータがあるか否か繰り返し判断し、Yesの場合はS5
03でエアコンの運転開始を知らせるブザー音(1)
(例えば「ピピッ」)をブザー音出力部23から出力さ
せてから、S504でエアコンの運転を開始させる。
変更を受け付けるためには、S505で拡張コード信号
に設定内容用データを付与した制御信号を受信したか否
か判断し、Yesの場合はS506へ、Noの場合はS
507へそれぞれ分岐する。
を付与して制御信号を受信したときは、S506でその
制御信号を受信したことを知らせるブザー音(2)(例
えば「ピッ」)を出力してから、S508でこれまでの
拡張コードの特殊機能の指令に変更があるか否か判断
し、その特殊機能指令に変化がある場合は、S509で
その変化に応じた運転状態に変更する。
容用データと変化があるか否か判断し、変化がある場合
はS511でその設定内容の変更に応じた運転状態に変
更する。
制御信号を受信したか否か繰り返し判断し、Yesの場
合は運転停止を知らせるブザー音(3)(例えば「ピ
ー」)を出力させてからS514でエアコンの運転を停
止させる。
デーを付加した制御信号を受信していないときは、S5
07で設定内容用データのみの制御信号を受信したか否
か判断し、Yesの場合はS510へジャンプして、そ
の設定内容用データにこれまでのデータと変化があるか
否か判断し、変化があれば、S511でその変化に応じ
た運転状態に変更する。
してない場合は、S512へジャンプして運転停止指令
用データを受信しているか否か判断し、以後、再びS5
13以下のステップを繰り返す。
ば、特殊機能運転を行なうことができるうえに、上記第
1の実施形態と同様に、エアコンが事実上運転中で、リ
モコン6により記憶されているエアコンの運転状態が停
止中のミスマッチ状態においても、設定変更を行なうこ
とができる。
モコン制御部33bの制御プログラムのフローチャート
を示しており、これはリモコン6にブザー音センサー3
4を設けたときの実施形態を示す。
音出力部23から出力されるブザー音を検出するセンサ
ーである。
6の送信部35から送信される制御信号を室内機2の受
信部5で受信する都度、その運転指令内容毎に音色を変
えて出力するものである。
フローチャートに示すように、制御信号を出力する毎
に、室内機2のブザー音をブザー音センサー34が検出
しているか否か判断し、リモコン6からの制御信号が室
内機2の受信部5で受信されているか否か確認してい
る。
ザー音を検出していないときは、リモコン制御部33b
はその制御信号を送信する前の運転状態にエアコンの運
転を戻す。したがって、この実施形態によれば、エアコ
ンの運転中に、運転/停止ボタンの誤操作があり、リモ
コン6が停止指令を含む信号を出力し、停止状態になっ
たものの室内機2の受信部5ではこれを受信できずに、
運転状態を継続した場合でもリモコン6がこれを検知し
て運転状態に戻るため、誤操作の後の設定変更が可能に
なる。
部33bはまず制御プログラムをスタートさせると、S
601で運転/停止ボタン41の押込み操作回数nをn
=0にクリアしてから、S602で運転/停止ボタン4
1の押込み操作があるか否か繰り返し判断し、ボタン操
作がない場合(Noの場合)は、S603で設定内容用
データを変更させる変更入力があるか否か繰り返して判
断し、変更入力がある場合(Yesの場合)は、S60
4で、その変更に応じて液晶表示部36の表示を変更
し、設定内容用変更データの制御信号は送信させない。
押込み操作があるときにはS605で押込み操作回数n
に1をインクリメントし、操作回数nが奇数のときに運
転開始指令と判断し、偶数のときに運転停止指令と判断
する。
否か判断し、奇数であるときには、S607へ進み、奇
数でないときはS608へ分岐する。
判断して開始指令コードに拡張指令コードを付与した拡
張コードの制御信号を出力すると共に、液晶表示部36
に、運転中を示す運転マークを表示させる。このとき、
この拡張コードの制御信号を受信した室内制御部21a
はその受信を知らせるブザー音をブザー音出力部23か
ら出力させるので、リモコン制御部33bはこのブザー
音センサー34が検出(感音)しているか否かをS60
9で判断する。
610へ進み、ブザー音を検出しないときはS611へ
進む。S611ではボタン操作回数nから1をデクリー
メントし、このnがS612で奇数であるときは運転開
始指令があったとしてS613で運転マークを表示す
る。一方、S612でnが奇数でないときはS614で
運転マークを消去する。
入力があるか否か判断し、設定変更があったときはS6
15で液晶表示部36の表示をその変更通りに変更する
と共に、タイマーをスタートさせ、S616でそのタイ
マーの0.5秒経過後にS617で設定内容用データに
開始指示用データを付加した制御信号を出力する。この
制御信号が室内機2の受信部5で受信されると、ブザー
音出力部23からブザー音が出力されて、その受信を知
らせるので、このブザー音をリモコン6のブザー音セン
サー34が検出したか否かをS618で検出する。ブザ
ー音を検出しない場合にはS619に進み、設定変更入
力前の設定内容を表示し、S610に戻る。また、S6
18でブザー音を検出した場合にはS620に進み、運
転/停止ボタン41の入力があるか否か判断し、入力あ
りではS605に戻り、入力なしではS610に戻る。
押込み操作回数nが奇数でないときは、S608で運転
停止指令用データに設定内容用データを付与した制御信
号を出力と共に、表示部36の運転マークを消去させ
る。
否かを確認するために、S612でブザー音をブザー音
センサー34で検出したか否か判断し、ブザー音を検出
しないときは前記S611へ進み、ブザー音を検出した
ときはS622で運転/停止ボタン41の押込み操作回
数nをゼロにクリアしてから、S623で設定変更入力
があるか否か判断し、その変更入力がある場合は、S6
24で変更入力に応じて液晶表示部36の表示内容を変
更すると共に、その設定変更制御信号を送信させない。
次のS625では運転/停止ボタン41が再度押されて
いるか否か判断し、このボタン41が再び押されるまで
設定変更入力を受け付ける。これ以後は再びS605以
下のステップを繰り返す。
リモコンにより記憶されているエアコンの運転状態が停
止モードの時に、運転/停止ボタンが押されると、開始
データと設定データを含む制御信号がリモコンから出力
される。一方、リモコンにより記憶されているエアコン
の運転状態が運転モードの時に運転/停止ボタンが押さ
れると、停止データと設定データを含む制御信号がリモ
コンから出力される。
停止モードの時に運転モードや風量等の設定ボタンが押
されると、その設定データと継続データとを含む制御信
号(あるいは設定データだけ)が送信される。
おいて継続データを含む信号(あるいは設定データだけ
の信号)を受信し、現状の設定内容と違いがあるとき
に、その運転状態を変更する。
より記憶されているエアコンの運転状態が停止中に、設
定内容変更の操作入力があると、リモコンから継続デー
タと設定データを含む制御信号を本体制御部へ送信し、
本体制御部ではこれを受けて設定変更して継続してエア
コンを運転する。このために、エアコンが事実上運転中
であるにも拘らず、リモコンの記憶と表示が「停止中」
であるミスマッチの場合にもエアコン運転の設定内容を
変更して引き続き続行するので、ユーザーが故障である
と錯覚するのを防止することができる。
停止時にも設定内容を変更できるので、リモコンの操作
性が向上する。
記憶されているエアコンの運転状態が停止モードのとき
に運転/停止ボタンが押されると、開始データを含む拡
張設定信号と基本設定信号が制御信号として出力され
る。一方、リモコンにより記憶されているエアコンの運
転状態が運転モード時に運転/停止ボタンが押される
と、停止データを含む拡張設定信号と基本設定信号が制
御信号として出力される。リモコンの記憶が停止モード
の時に運転モードや風量等の設定ボタンが押された時、
特殊機能の設定、変更がある場合には、この特殊機能デ
ータを含む拡張設定信号が出力され、基本設定のみの時
には基本設定信号のみが出力される。
拡張設定信号、あるいは基本設定信号を受信し、現状の
設定内容と違いがあるときに、その運転状態を変更す
る。
明と同様に、エアコン運転中にリモコンの記憶が停止状
態になっても、設定変更操作を行なってエアコンを継続
して運転することができる。このために、リモコンの操
作性を向上させることができる。
記憶されているエアコンの運転状態が運転モードの時
に、運転/停止ボタンがユーザーにより誤操作、あるい
は何らかの障害物に当たり押されて制御信号がリモコン
から出力されたものの、エアコン本体制御部では受信さ
れず、受信ブザーが鳴らないことを検知すると、リモコ
ンにより記憶されているエアコンの運転状態が制御信号
送信前の運転モードに戻される。
運転中に、停止/停止ボタンの誤操作があり、エアコン
がその制御信号を受信できなかった後でも設定変更が可
能である。
ードを選択することにより、エアコン運転の停止の都
度、エアコンの運転モードを、予め設定してある基本モ
ードに戻すことができるので、リモコン表示部の表示を
見ることなく、基本モードからリモコンで操作したボタ
ンの種類と押圧回数とによりユーザーの好みの運転状態
に設定内容を容易に変更操作することができる。
を選択操作すると、エアコンの運転状態が基本モードに
戻されるので、請求項4の発明と同様に、リモコン表示
部の表示を見ることなく、基本モードからリモコンで操
作したボタンの種類と押圧回数とによりユーザーの好み
の運転状態に設定内容を容易に変更操作することができ
る。
と相違してエアコンの運転を停止させずに基本モードに
戻すことができる。
5の発明によりエアコンの運転状態を基本モードに戻す
制御信号を本体制御部で受信したときは、その際にブザ
ー音出力手段から出力されるブザー音の音色が変えられ
るので、そのブザー音を聞くことによりエアコンの運転
状態が基本モードに戻ったか否かを知ることができる。
求項5の発明に係るクリア選択手段を識別することがで
きるので、リモコンの操作ボタンを目視できないときで
もこのクリア選択手段を容易に操作することができる。
イヤレスリモコンシステムの全体構成を一部切り欠いて
示す外観斜視図。
ステムの制御系のブロック図。
を表示したときの一例を示す拡大図。
フローチャート。
ーチャート。
示す図。
ムの制御プログラムのフローチャート。
す図。
制御プログラムのフローチャート
部の制御プログラムのフローチャート。
ャート。
チャート。
Claims (7)
- 【請求項1】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
いて、 上記リモコンは、これにより記憶されている上記空気調
和機の運転または停止の運転状態に応じて、運転モード
や風量等の設定内容用データに、空気調和機の運転を開
始させる開始データ,空気調和機の運転を停止させる停
止データ,空気調和機の運転を継続させる継続データの
いずれか一つを付与して上記制御信号として送信する制
御手段、を具備していることを特徴とする空気調和機の
ワイヤレスリモコンシステム。 - 【請求項2】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
いて、 上記リモコンは、その制御用送信信号を、冷房,暖房等
の運転モードや風量のような基本設定内容を指令する基
本設定信号と、安眠運転,除湿運転等の特殊機能内容を
指令する拡張設定信号の2種類とし、空気調和機の運転
開始時には開始データを、運転停止時には停止データ
を、上記拡張設定信号に付加して上記基本設定信号と共
に出力させる一方、このリモコンにより記憶されている
空気調和機の運転状態が停止状態にある場合に、上記基
本設定内容が変更操作されたときには、上記基本設定信
号のみを出力し、拡張設定が変更操作されたときには、
この拡張設定信号と基本設定信号の両者を出力する制御
手段、を具備していることを特徴とする空気調和機のワ
イヤレスリモコンシステム。 - 【請求項3】 本体制御部は、上記リモコンからの制御
信号を受信したときにブザー音を出力する手段を有し、 上記リモコンは、上記本体制御部の上記ブザー音を検出
する感音センサーと、このリモコンから制御信号を送信
したときに、この感音センサーにより上記本体制御部の
ブザー音を検出しないときに、上記空気調和機の運転状
態を上記制御信号の送信前の運転状態に戻す制御手段
と、を有することを特徴とする請求項1または2記載の
空気調和機のワイヤレスリモコンシステム。 - 【請求項4】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
いて、 上記リモコンは、基本設定復帰モードと操作内容記憶モ
ードのいずれかを選択する選択手段と、 この基本設定復帰モードが選択されると、上記空気調和
機の運転を停止する毎に、リモコンの設定を、予め設定
されている基本モードに戻し、一方、操作内容記憶モー
ドが選択されると、上記空気調和機を停止したときのリ
モコンの設定を記憶保持する制御手段と、を具備してい
ることを特徴とする空気調和機のワイヤレスリモコンシ
ステム。 - 【請求項5】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
いて、 上記リモコンは、エアコンの運転モードを予め設定して
ある基本モードに戻すクリア選択手段と、 このクリア選択手段が選択操作されたときに、上記空気
調和機の運転状態を、上記基本モードに戻す制御手段
と、を具備していることを特徴とする空気調和機のワイ
ヤレスリモコンシステム。 - 【請求項6】 本体制御部は、リモコンからの制御信号
を受信したときにブザー音を出力するブザー音出力手段
と、 空気調和機の運転状態を基本モードに戻す制御信号をリ
モコンから受信したときに、上記ブザー音出力手段から
出力されるブザー音の音色を変える制御手段と、を具備
していることを特徴とする請求項4または5記載の空気
調和機のワイヤレスリモコンシステム。 - 【請求項7】 クリア選択手段に、手指の感触で他の選
択操作部と識別するための識別手段を設けたことを特徴
とする請求項5記載の空気調和機のワイヤレスリモコン
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16311996A JP3187323B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 空気調和機のワイヤレスリモコンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16311996A JP3187323B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 空気調和機のワイヤレスリモコンシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH109651A true JPH109651A (ja) | 1998-01-16 |
JP3187323B2 JP3187323B2 (ja) | 2001-07-11 |
Family
ID=15767545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16311996A Expired - Fee Related JP3187323B2 (ja) | 1996-06-24 | 1996-06-24 | 空気調和機のワイヤレスリモコンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3187323B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011193213A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 通信システム、リモートコントローラ及び設備機器 |
CN110388719A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-10-29 | 重庆美的通用制冷设备有限公司 | 中央空调机组及其控制方法和装置 |
CN112303811A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-02-02 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调运行数据的处理方法、装置、系统、空调和存储介质 |
-
1996
- 1996-06-24 JP JP16311996A patent/JP3187323B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2011193213A (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-29 | Mitsubishi Electric Corp | 通信システム、リモートコントローラ及び設備機器 |
CN110388719A (zh) * | 2019-07-24 | 2019-10-29 | 重庆美的通用制冷设备有限公司 | 中央空调机组及其控制方法和装置 |
CN112303811A (zh) * | 2020-10-27 | 2021-02-02 | 珠海格力电器股份有限公司 | 空调运行数据的处理方法、装置、系统、空调和存储介质 |
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JP3187323B2 (ja) | 2001-07-11 |
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