JP3187323B2 - 空気調和機のワイヤレスリモコンシステム - Google Patents

空気調和機のワイヤレスリモコンシステム

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JP3187323B2
JP3187323B2 JP16311996A JP16311996A JP3187323B2 JP 3187323 B2 JP3187323 B2 JP 3187323B2 JP 16311996 A JP16311996 A JP 16311996A JP 16311996 A JP16311996 A JP 16311996A JP 3187323 B2 JP3187323 B2 JP 3187323B2
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泰三 児玉
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Toshiba Carrier Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機と、そ
の運転を遠隔制御するワイヤレスリモコンとを有する空
気調和機のワイヤレスリモコンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種の空気調和機のワイヤレ
スリモコンシステムは制御信号を赤外線等で出力するワ
イヤレスリモコン(以下リモコンという)と、空気調和
機(以下エアコンという)の室内機および室外機とを具
備し、室内機には、リモコンからの制御信号を受信部で
受信して、その制御信号通りにエアコンの運転を制御す
る本体制御部である室内制御部を設けている。
【0003】図13は従来のリモコンの制御プログラム
のフローチャートの一例を示し、図14は従来の室内制
御部の制御プログラムのフローチャートを示す。
【0004】図13に示すように、従来のリモコンは、
まず運転/停止ボタンの操作(押圧)があるかどうかを
判断し、操作があると操作回数を1つインクリメントし
て操作回数が奇数の場合には、運転開始指令と判断し、
設定内容用データに開始指令用データを付与して送信
し、リモコン表示部に運転中であることを示す運転マー
クを表示する。
【0005】そして、この状態でリモコンの設定変更入
力がある場合には、変更入力に応じて表示内容を変更
し、タイマーをスタートし、0.5秒以内に他の変更入
力がなければ、変更した設定内容用データに開始指令用
データを付与して送信し、運転/停止ボタンが再度押さ
れるまで、設定変更入力を受け付けて信号を送信する
(S101〜S115)。
【0006】一方、運転/停止ボタンの押圧操作回数n
が偶数の場合には、停止指令と判断し、設定内容用デー
タに停止指令用データを付与して送信し、リモコン表示
部に運転マークを表示しないようになっている。
【0007】そして、この状態で、リモコンの設定変更
入力がある場合には、リモコンの表示内容を変更入力に
応じて変更するが信号送信しないようになっている(S
102〜S108)。
【0008】また、これに対し、室内制御部は、図14
に示すように、設定内容用データに開始指令用データを
付与した信号を受信したかどうか判断しており、受信し
た場合には、運転開始を報知するブザー(1)「ピピ
ッ」を出力してエアコンの運転を開始する。
【0009】運転を開始した後も、設定変更を受け付け
られるように設定内容用データに開始指令用データを付
与した信号を受信したかどうかを判断している。ここ
で、開始指令データを付与した信号を受信すると、受信
を報知するブザー(2)例えば「ピッ」を出力し、設定
内容用データに変化(変更)があるかどうか判断し、変
化がある場合は、変化に対応してエアコンの運転状態を
変更する。
【0010】さらに、室内制御部は設定内容用データに
停止指令用データを付与した信号を受信したかどうか判
断しており、受信すると停止することを報知するブザー
(3)、例えば「ピー」を出力し、エアコンを停止する
ようになっている(S201〜S210)。このように
動作する従来のリモコンではエアコンが事実上運転中で
あっても、エアコンの運転状態が停止中(運転マーク消
去)であるとリモコンの制御部が記憶している状態で
は、設定変更の入力があっても、その設定内容の変更を
指令する設定内容用データの制御信号を送信しない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】したがって、仮に、エ
アコンが事実上運転中に、ユーザーが誤操作で運転/停
止ボタンを押し、あるいは何らかの理由によりユーザー
が知らぬ間に運転/停止ボタンが障害物等により押され
たときに、リモコンから運転停止指示用データの制御信
号が出力されたものの、この制御信号が室内機の受信部
で受信されないときには、エアコンが事実上運転中であ
るにも拘らず、リモコンの記憶と表示部の表示が「停
止」状態となり、両者でミスマッチ状態となる。
【0012】そして、このようなミスマッチ状態の時
に、エアコンを停止させようとする場合、運転/停止ス
イッチを一度押しても、リモコンからは、開始指令用デ
ータを含む信号が送信されるため、室内制御部は、図1
4のフローチャートに示すように開始指令用データを受
信してしまいエアコンを停止することができず、停止す
るためにはもう一度、運転/停止スイッチを押す必要が
あった。また、上記ミスマッチ状態の時に、ユーザーが
設定内容変更ボタンを押して、その設定内容を変更しよ
うとした場合でも、リモコンがエアコンは停止中である
と記憶していることから、その設定内容変更を指令する
制御信号をリモコンは送信されない(S106〜S10
8)。このために、エアコンが事実上運転中であるにも
拘らず、その空調運転の設定内容が変更不可能となり、
ユーザーは故障が発生したものと誤解してしまうという
課題がある。
【0013】そこで、仮に、エアコン運転の設定内容を
変更する場合には、エアコンの停止中と運転中の如何に
拘らず同一コードの制御信号をリモコンから送信するよ
うに構成することも考えられるが、これではエアコンの
停止中に運転/停止ボタン以外のボタンを押すと、エア
コンが運転を開始してしまうという新たな問題が発生す
る。
【0014】さらに、このように制御信号のコード体系
を変更すると、リモコンが従来から使用されている過年
度機種のエアコンに使用することができないという課題
が発生する。
【0015】また、暗闇等で見えにくい中で従来のリモ
コンを使用する場合、リモコン表示部の表示を目視して
運転状態を確認することができないので、その運転状態
を変更したときは、その変更された設定状態を、基本モ
ードから操作されたボタンの種類と回数とを覚えておく
必要がある。しかし、その設定状態を忘れてしまった場
合にはその設定内容を確認する手段がないので、リセッ
トボタンを押して一旦基本モードに戻す必要があった。
しかし、これではリセット時に表示中の時刻もクリアし
てしまうために、再度時計を設定し直す必要があり、非
常に煩雑であるという課題がある。
【0016】そこで本発明はこのような事情を考慮して
なされたもので、その目的はリモコンがエアコンの運転
状態とは異なる状態を記憶し表示している場合や、リモ
コンの操作、設定状態が目視できない場合においても、
リモコンを容易に操作することができるように操作性を
向上させた空気調和機のワイヤレスリモコンシステムを
提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、制御信号
を送信するワイヤレスリモコンと、このリモコンからの
制御信号を受信したときに、その制御信号の指令通りに
空気調和機の運転を制御する本体制御部と、を有する空
気調和機のワイヤレスリモコンシステムにおいて、上記
リモコンは、これにより記憶されている上記空気調和機
の運転または停止の運転状態に応じて、運転モードや風
量等の設定内容用データに、空気調和機の運転を開始さ
せる開始データ,空気調和機の運転を停止させる停止デ
ータ,空気調和機の運転を継続させる継続データのいず
れか一つを付与して上記制御信号として送信する制御手
段、を具備している。
【0018】本発明によれば、リモコンにより記憶され
ているエアコンの運転状態が停止モードの時に、運転/
停止ボタンが押されると、開始データと設定データを含
む制御信号がリモコンから出力される。一方、リモコン
により記憶されているエアコンの運転状態が運転モード
の時に運転/停止ボタンが押されると、停止データと設
定データを含む制御信号がリモコンから出力される。
【0019】リモコンにより記憶されているエアコンの
停止モードの時に運転モードや風量等の設定ボタンが押
されると、その設定データと継続データとを含む制御信
号(あるいは設定データだけ)が送信される。
【0020】受信側の本体制御部は、エアコン運転中に
おいて継続データを含む信号(あるいは設定データだけ
の信号)を受信し、現状の設定内容と違いがあるとき
に、その運転状態を変更する。
【0021】したがって、本発明によれば、リモコンに
より記憶されているエアコンの運転状態が停止中に、設
定内容変更の操作入力があると、リモコンから継続デー
タと設定データを含む制御信号を本体制御部へ送信し、
本体制御部ではこれを受けて設定変更して継続してエア
コンを運転する。このために、エアコンが事実上運転中
であるにも拘らず、リモコンの記憶と表示が「停止中」
であるミスマッチの場合にも、エアコン運転の設定内容
を変更して引き続き続行するので、ユーザーが故障であ
ると錯覚するのを防止することができる。
【0022】このため、リモコンの操作性が向上する。
【0023】第2の発明は、制御信号を送信するワイヤ
レスリモコンと、このリモコンからの制御信号を受信し
たときに、その制御信号の指令通りに空気調和機の運転
を制御する本体制御部と、を有する空気調和機のワイヤ
レスリモコンシステムにおいて、上記リモコンは、その
制御用送信信号を、冷房,暖房等の運転モードや風量の
ような基本設定内容を指令する基本設定信号と、安眠運
転,除湿運転等の特殊機能内容を指令する拡張設定信号
の2種類とし、空気調和機の運転開始時には開始データ
を、運転停止時には停止データを、上記拡張設定信号に
付加して上記基本設定信号と共に出力させる一方、この
リモコンにより記憶されている空気調和機の運転状態が
停止状態にある場合に、上記基本設定内容が変更操作さ
れたときには、上記基本設定信号のみを出力し、拡張設
定が変更操作されたときには、この拡張設定信号と基本
設定信号の両者を出力する制御手段、を具備している。
【0024】本発明によれば、リモコンにより記憶され
ているエアコンの運転状態が停止モードのときに運転/
停止ボタンが押されると、開始データを含む拡張設定信
号と基本設定信号が制御信号として出力される。一方、
リモコンにより記憶されているエアコンの運転状態が運
転モード時に運転/停止ボタンが押されると、停止デー
タを含む拡張設定信号と基本設定信号が制御信号として
出力される。リモコンの記憶が停止モードの時に運転モ
ードや風量等の設定ボタンが押された時、特殊機能の設
定、変更がある場合には、この特殊機能データを含む拡
張設定信号が出力され、基本設定のみの時には基本設定
信号のみが出力される。
【0025】一方、受信側の本体制御部は、エアコン運
転中に拡張設定信号、あるいは基本設定信号を受信し、
現状の設定内容と違いがあるときに、その運転状態を変
更する。
【0026】したがって、本発明によれば第1の発明と
同様に、エアコン運転中にリモコンの記憶が停止状態に
なっても、設定変更操作を行なってエアコンを継続して
運転することができる。このために、リモコンの操作性
を向上させることができる。
【0027】第3の発明は、本体制御部は、上記リモコ
ンからの制御信号を受信したときにブザー音を出力する
手段を有し、上記リモコンは、上記本体制御部の上記ブ
ザー音を検出する感音センサーと、このリモコンから制
御信号を送信したときに、この感音センサーにより上記
本体制御部のブザー音を検出しないときに、上記空気調
和機の運転状態を上記制御信号の送信前の運転状態に戻
す制御手段と、を有する。
【0028】本発明によれば、リモコンにより記憶され
ているエアコンの運転状態が運転モードの時に、運転/
停止ボタンがユーザーにより誤操作、あるいは何らかの
障害物に当たり押されて制御信号がリモコンから出力さ
れたものの、エアコン本体制御部では受信されず、受信
ブザーが鳴らないことを検知すると、リモコンにより記
憶されているエアコンの運転状態が制御信号送信前の運
転モードに戻される。
【0029】したがって、本発明によれば、エアコンの
運転中に、運転/停止ボタンの誤操作があり、エアコン
がその制御信号を受信できず、エアコンが運転中で、リ
モコンが停止中というミスマッチの状態でも設定変更が
エアコン本体で受け入れることが可能である。
【0030】第4の発明は、制御信号を送信するワイヤ
レスリモコンと、このリモコンからの制御信号を受信し
たときに、その制御信号の指令通りに空気調和機の運転
を制御する本体制御部と、を有する空気調和機のワイヤ
レスリモコンシステムにおいて、上記リモコンは、基本
設定復帰モードと操作内容記憶モードのいずれかを選択
する選択手段と、この基本設定復帰モードが選択される
と、上記空気調和機の運転を停止する毎に、リモコンの
設定を、予め設定されている基本モードに戻し、一方、
操作内容記憶モードが選択されると、上記空気調和機を
停止したときのリモコンの設定を記憶保持する制御手段
と、を具備している。
【0031】本発明によれば、基本設定復帰モードを選
択することにより、エアコン運転の停止の都度、エアコ
ンの運転モードを、予め設定してある基本モードに戻す
ことができるので、リモコン表示部の表示を見ることな
く、基本モードの状態からリモコンで操作したボタンの
位置(種類)と押圧回数とによりユーザーの希望する設
定内容を推定しながら変更操作することが容易に可能で
ある。つまり、リモコン表示部の表示を目視できない場
合でもボタンの位置と押圧回数を覚えることによりリモ
コンを容易に操作することができるように操作性が向上
した。
【0032】第5の発明は、制御信号を送信するワイヤ
レスリモコンと、このリモコンからの制御信号を受信し
たときに、その制御信号の指令通りに空気調和機の運転
を制御する本体制御部と、を有する空気調和機のワイヤ
レスリモコンシステムにおいて、上記リモコンは、エア
コンの運転モードを予め設定してある基本モードに戻す
クリア選択手段と、このクリア選択手段が選択操作され
たときに、上記空気調和機の運転状態を、上記基本モー
ドに戻す制御手段と、を具備している。
【0033】本発明によれば、クリア選択手段を選択操
作すると、エアコンの運転状態が基本モードに戻される
ので、第4の発明と同様に、リモコン表示部の表示を目
視できない場合でも、クリア選択手段を操作して基本モ
ードにしてからボタンの位置(種類)と押圧回数により
容易に操作することができる。
【0034】しかも、本発明によれば、第4の発明と相
違してエアコンの運転を停止させずに運転途中でも任意
に基本モードに戻すことができるので、継続運転させ易
く空調効率を向上させることができる。
【0035】第6の発明は、本体制御部は、リモコンか
らの制御信号を受信したときにブザー音を出力するブザ
ー音出力手段と、空気調和機の運転状態を基本モードに
戻す制御信号をリモコンから受信したときに、上記ブザ
ー音出力手段から出力されるブザー音の音色を変える制
御手段と、具備している。
【0036】本発明によれば、第4または第5の発明に
よりエアコンの運転状態を基本モードに戻す制御信号を
本体制御部で受信したときは、その際にブザー音出力手
段から出力されるブザー音の音色が変えられるので、そ
のブザー音を聞くことによりエアコンの運転状態が基本
モードに戻ったか否かを知ることができる。したがっ
て、リモコン表示部を目視できない場合でもリモコンに
より変更操作を容易に行なうことができる。
【0037】第7の発明は、第5の発明において、クリ
ア選択手段に、手指の感触で他の操作部と識別するため
の識別手段を設けている。
【0038】本発明によれば、手指の感触で第5の発明
に係るクリア選択手段を識別することができるので、リ
モコン表示部を目視できない場合でもこのクリア選択手
段を容易に操作することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図12を参照して本
発明の実施形態を説明する。なお、これらの図中、同一
または相当部分には同一符号を付している。
【0040】図1は本発明の第1の実施形態に係る空気
調和機のワイヤレスリモコンシステム1の全体構成を示
す斜視図であり、この空気調和機のワイヤレスリモコン
システム1は室内機2に室外機3を冷媒配管4により接
続してエアコンを構成し、室内機2の受信部5に、ワイ
ヤレス式のリモコン6から制御信号を赤外線等で送信す
ることにより、エアコンの運転を制御信号の指令通りに
遠隔制御するようになっている。
【0041】室内機2は後板本体7に装着される前面パ
ネル8の前面上部に吸込口9を、前面下部に空調空気の
吹出口10をそれぞれ形成している。吹出口10にはル
ーバー10aを揺動自在に設けている。室外機3は例え
ばその前面に吹出口11を、その背面と側面とに吸込口
12をそれぞれ形成している。
【0042】図2はこのように構成されるエアコンの冷
凍サイクル図であり、このエアコンはコンプレッサ1
3、四方弁14、室外ファン15を具備した室外熱交換
器16、膨張弁17、室内ファン18を具備した室内熱
交換器19を図1でも示す冷媒配管4によりこの順に順
次接続して冷媒を可逆的に循環させる冷凍サイクルを構
成している。
【0043】この冷凍サイクルは四方弁14の切換操作
により冷媒を図中実線矢印方向に循環させることにより
冷房運転され、図中破線矢印方向に循環させることによ
り暖房運転される。
【0044】図3は空気調和機のワイヤレスリモコンシ
ステム1の制御系のブロック図であり、この図におい
て、室内機2は、電源20に図示しない電源装置を介し
て電気的に接続された本体制御部であって、例えばマイ
クロプロセッサー等よりなる室内制御部21を内蔵して
いる。この室内制御部21には、図1でも示す受信部
5、室内温度センサー22、ブザー音出力部23、室内
熱交換器温度センサー24、室内ファン18のファンモ
ータ18aの速度を制御する速度制御回路25、図1で
示す吹出口10のルーバー10aを駆動するルーバーモ
ータ10bを駆動するルーバー駆動回路26をそれぞれ
電気的に接続している。
【0045】ブザー音出力部23は、受信部5がリモコ
ン6からの制御信号を受信する毎にブザー音を出力する
ものであり、制御信号がエアコンの運転を指令する場合
と、その運転を継続させる場合と、運転を停止させる指
令の場合とで音色をそれぞれ変えている。
【0046】室内制御部21には信号線27を介して室
外機3内の例えばマイクロプロセッサー等よりなる室外
制御部28を電気的に接続している。室外制御部28に
は外気温センサー29、室外ファン15のファンモータ
15aを駆動するファン駆動回路30、例えば電磁弁等
よりなる四方弁14、コンプレッサ13のモータの所定
時間当りの回転数を制御するインバータ回路32をそれ
ぞれ電気的に接続している。
【0047】そして、リモコン6は例えばマイクロプロ
セッサー等よりなるリモコン制御部33を内蔵してい
る。リモコン制御部33には、ブザー音センサー34、
制御信号を赤外線等で送信する送信部35、エアコンの
冷房や暖房等の運転モードや風量等の運転状態を表示す
る液晶表示部36、機種切換入力部37、電源の電池3
8、各種の操作部39をそれぞれ電気的に接続してい
る。
【0048】ブザー音センサー34は室内機2のブザー
音出力部23から出力されるブザー音を検出するもので
あり、リモコン制御部33は、送信部35から制御信号
を送信したときに、室内機2のブザー音出力部23から
のブザー音を検出しないときには,その制御信号が室内
機2の受信部5で受信されなかったものと判断して、エ
アコンの運転状態を制御信号の送信前の状態に戻す機能
を有する。
【0049】図4はこのリモコン6の外観正面図であ
り、このリモコン6は細長偏平角筒状のリモコンケース
40の正面一端部上に液晶表示部36を、その図中やや
下方に操作部39をそれぞれ配設している。
【0050】操作部39は、押す毎に運転と停止とを繰
り返して選択する反転スイッチボタンの運転/停止ボタ
ン41、昇温用温度設定ボタン42、降温用温度設定ボ
タン43、健康除湿(ドライ)運転ボタン44、クリア
ボタン45、冷房や暖房,ドライ等の運転モードを切り
換える運転切換ボタン46、風向設定ボタン47、風量
設定ボタン48、安眠運転ボタン49、リセットボタン
50、基本設定復帰モードと操作内容記憶モードを選択
する選択手段である基本モード切換ボタン51をそれぞ
れ具備している。
【0051】運転/停止ボタン41は押す毎にエアコン
の運転と停止とを交互に繰り返す反転スイッチであり、
クリアボタン45はその押込み操作により時刻を除く全
ての基本情報をクリアして運転モードを予め設定してあ
る基本モードに戻すものである。その基本モードを液晶
表示部36で表示する場合の一例(運転モードは自動、
設定温度は標準(25℃)、風量は自動)を図5に示
す。
【0052】また、クリアボタン45には所要の突起4
5a等を突設して、手指の感触により他の操作ボタンと
識別し得るようになっている。したがって、このクリア
ボタン45は目の不自由な場合、容易に識別し、操作す
ることができる。
【0053】また、基本設定復帰モード切換ボタン51
は針やピンを用いた押込み操作により、エアコンの運転
を停止する毎に、その運転状態を、予め設定されている
基本モードに戻す基本設定復帰モードとエアコンを停止
したときの設定内容を記憶して次回の運転開始の操作で
運転/停止ボタン41を押すだけで前回と同じ設定をす
ることができる操作内容記憶モードを切り換えるように
なっている。
【0054】図6は上記リモコン制御部33の制御プロ
グラムのフローチャート、図7は上記室内制御部21の
制御プログラムのフローチャートである。このリモコン
制御部33は、エアコンの運転中、ユーザーの誤操作に
より運転/停止ボタン41を押し、あるいユーザーが知
らぬ間に何らかの理由により運転/停止ボタン41が障
害物等により押され、しかも、その押込み操作によりリ
モコン6の送信部から送信された運転停止指令用データ
を含む制御信号が室内制御部21の受信部5で受信され
ないときに、エアコンが事実上運転中であるにも拘ら
ず、リモコン制御部33の記憶部が運転停止中を記憶
し、液晶表示部36で表示するミスマッチが生じたとき
でも、運転の設定内容を変更し得るように構成した点に
特徴がある。
【0055】つまり、リモコン制御部33は、図6に示
すように、まず制御プログラムをスタートさせると、S
1で運転/停止ボタン41の操作回数nをn=0と設定
してから、S2で運転/停止ボタン41の押圧操作があ
るか否か判断し、Noの場合はS3で設定変更が入力さ
れているか否か繰り返し判断し、Yesの場合はS4で
液晶表示部36で表示中の表示を変更し、再びS2に戻
り、運転/停止ボタンの押圧操作があるか否か繰り返し
判断する。
【0056】このS2で運転/停止ボタン41の押圧操
作があると、S5で上記nに1を加えてnを算出し、S
6でこのnが奇数であるときには運転開始が指令された
ものと判断してS7へ進み、nがゼロまたは偶数である
ときは運転停止が指令されたものと判断してS8へ進
む。
【0057】S7では運転モードや温度、風量等を設定
した設定内容用データに、運転開始指示用データを付加
した制御信号が送信部35から赤外線等で出力され、S
9で運転中であることを示す運転マークを液晶表示部3
6に表示させる。
【0058】この後S10で運転モードや風量、温度等
の設定を変更する操作入力があるか否か判断し、S11
でその表示を変更すると共に、タイマーをスタートさせ
て、S12でそのタイマーが0.5秒をタイムアップし
たときにはS13で設定内容用データに、運転開始指示
用データを付加した制御信号を送信部35から送信さ
せ、以後、S5以下のステップを繰り返す。
【0059】一方、S6で運転/停止ボタン41の押圧
操作回数nが偶数であり、運転停止が指令されたと判断
したときには、S8で設定内容用データに、運転停止指
示用データを付加した制御信号を送信部35から送信さ
せる。
【0060】この後、S14では液晶表示部36で表示
中の運転マークを消去してエアコンが運転停止中である
ことを表示し、S15でnをゼロにクリアしてからS1
6で設定変更の入力があるか否か判断し、Yesの場合
はS17でその変更を表示すると共に、タイマーをスタ
ートさせ、S18でそのタイマーが0.5秒経過により
タイムアップしたときには、S19で設定内容用データ
に、運転状態継続指示データを付加した制御信号を送信
部35から送信させる。
【0061】一方、室内制御部21は、図7に示すよう
に、S301で設定内容用データに開始指令用データを
付与した制御信号を受信部5で受信したか否かを繰り返
し判断し、受信した(Yes)場合には、S302でエ
アコンの運転開始を知らせるブザー音(1)(例えば
「ピピッ」)をブザー音出力部23から出力し、S30
3でエアコンの運転を開始する。
【0062】運転を開始した後も、設定変更を受け付け
られるように、S304で設定内容用データに開始指令
用データを付与した制御信号を受信したか否かを判断
し、Noの場合はS305へ進み、Yesの場合はS3
06へ進む。S305ではさらに設定内容用データに、
エアコンの運転の継続を指令する継続指令用データを付
与した制御信号を受信したか否か判断し、Yesの場合
はS306へ進む。
【0063】S306では開始指令用データまたは継続
指令用データを含む制御信号を受信部5で受信したこと
を知らせるブザー音(2)(例えば「ピッ」)をブザー
音出力部23から出力させる。
【0064】次にS307で設定内容用データに変化が
あるか否か判断し、これまでの設定内容と変化がある場
合は、その変化に対応してS308でエアコンの運転状
態を変更する。 この後、S309で室内制御部21は
停止指令用データの制御信号を受信したかどうか判断
し、受信する(Yes)と、停止させることを知らせる
ブザー音(3)(例えば「ピー」)をS310で出力
し、S311でエアコンを停止させる。
【0065】図8は上記本実施形態の制御信号の各コー
ド〜の構成を示し、従来例に対してはコードを新
たに追加した点に特徴がある。
【0066】次の表1は設定内容変更入力があったとき
の本実施形態の作用の要点を従来例と比較して示す。
【0067】
【表1】
【0068】エアコンの運転中、リモコン6の運転/停
止ボタン41がユーザーにより誤操作で押され、あるい
は何らかの理由により障害物により押されたものの、そ
の際にリモコン6の送信部35から送信された停止指示
用データを含む制御信号が室内機2の受信部5で受信さ
れなかった場合には図6のフローチャートのS14で示
すように、液晶表示部36で表示中の運転マークを消去
して運転停止状態に移行したと記憶してしまう。
【0069】つまり、エアコンが運転中であるにも拘ら
ず、リモコン6の表示と記憶は停止中に移行してしま
い、両者にミスマッチを生じている。
【0070】しかし、本実施形態では、このようなミス
マッチの際に、同S16で示すように設定変更入力があ
ったときには、S19で示すように設定内容用データ
に、運転状態継続を指示するデータを付加した制御信号
が送信部35から送信される。
【0071】このために、この運転状態継続指示用デー
タを含む制御信号を受信した室内制御部21は図7のフ
ローチャートに示すようにエアコンの運転を引き続き続
行すると共に、設定内容に変更があったときには、その
変更に従って運転状態を変更する。
【0072】したがって、このようなミスマッチ時にも
エアコンの運転を継続することができると共に、その設
定変更も行なうことができるので、ユーザーが故障であ
ると錯覚することもなく、リモコンの操作性を向上させ
ることができる。
【0073】また、基本モード切換ボタン51を押すこ
とにより、エアコンの停止の都度、エアコンの運転モー
ドを、予め設定してある基本モードに戻すことができる
ので、基本モードからリモコン6で操作したボタンの位
置(種類)と押圧回数とによりユーザーの好みの運転状
態に容易に操作することができる。つまり、リモコン表
示部36を目視できない場合でも、基本モードでの設定
内容を使用者が覚えておくことでもリモコンの設定状態
を推定しながら容易に操作することができ、操作性が向
上した。
【0074】また、クリアボタン45を選択操作(押込
み操作)すると、エアコンの運転中でも基本モードに戻
されるので、第4の発明と同様に、リモコン表示部36
の表示が見えなくても、運転状態の如何を確認すること
ができる。このために、目の不自由な場合においてもリ
モコンの操作性を向上させることができる。
【0075】しかも、このクリアボタン45によれば、
エアコンの運転を停止させずに設定変更を操作すること
ができるので、継続運転させ易く室温の変動を少なくす
ることができるので、空調効率を向上させることができ
る。
【0076】さらに、室内機2のブザー音出力部23か
ら出力されるブザー音の音色が制御信号の運転指令内容
に応じて変えられるので、そのブザー音を聞くことによ
りエアコンの運転状態が基本モードに戻ったことを知る
ことができる。
【0077】さらに、クリアボタン45に、手指の感触
で他の操作ボタン、例えば運転/停止ボタン41等と識
別することができるので、目が不自由な場合でも容易に
操作することができる。
【0078】図9は本発明の第2の実施形態に係るリモ
コン制御部33aの制御プログラムのフローチャートを
示し、図11は同室内制御部21aの制御プログラムの
フローチャートをそれぞれ示している。
【0079】この実施形態はリモコン制御部33aによ
り送信され、かつ室内制御部21aにより受信される制
御信号を図10に示すように冷房や暖房等の運転モード
や風量等の基本設定内容を指令する基本設定信号(コー
ド)aと、安眠運転や健康除湿運転等の特殊機能内容を
指令する拡張設定信号(コード)bの2種類から構成
し、エアコンの運転開始時には開始データ、停止時には
停止データをこの拡張設定信号(コード)bに含有して
出力すると共に、基本設定信号aも併せて出力するよう
に構成した点に特徴がある。
【0080】つまり、図9に示すようにリモコン制御部
33aはまず制御プログラムをスタートさせると、S4
01で運転/停止ボタン41の押込み操作回数nをn=
0にクリアしてから、S402で運転/停止ボタン41
の押込み操作があるか否か判断し、ボタン操作がない場
合(Noの場合)は、S403で設定内容用データを変
更させる変更入力があるか否か繰り返して判断し、変更
入力がある場合(Yesの場合)は、S404で、その
変更に応じて液晶表示部36の表示を変更する。
【0081】一方、S402で運転/停止ボタン41の
押込み操作があるときにはS405で押込み操作回数n
に1をインクリメントし、操作回数nが奇数のときに運
転開始指令と判断し、偶数のときに運転停止指令と判断
する。
【0082】そこで、S406でこのnが奇数であるか
否か判断し、奇数であるときには、S407へ進み、奇
数でないときはS408へ分岐する。
【0083】S407では運転開始が指令されたものと
判断して開始指令コードに拡張指令コードを付与した拡
張コードの制御信号を出力し、さらに、次のS409で
設定内容用データ信号を出力してからS410で運転マ
ークを液晶表示部36に表示して運転中であることを表
示させる。
【0084】そして、次のS411でこの運転中に設定
変更入力があるか否か判断し、設定変更があったときは
S412で液晶表示部36の表示をその変更通りに変更
すると共に、タイマーをスタートさせ、S413でその
タイマーの0.5秒以内に他の変更入力がなければ、S
414で安眠運転や除湿運転等の拡張機能があるか否か
判断する。
【0085】このS414で拡張機能がある場合は、S
415で上記特殊機能を指令する拡張コードを出力して
から、S416で設定内容用データの制御信号を出力
し、以後、再びS405以下のステップを繰り返す。
【0086】一方、S406で運転/停止ボタン41の
押込み操作回数nが奇数でないときは、S408で運転
停止指令データに上記拡張機能の運転を指令する拡張指
令データを含む拡張コードの制御信号を出力してから、
次のS417で設定内容用データの制御信号を出力し、
S418で液晶表示部36の運転中を示す運転マークを
消去する。
【0087】エアコンの運転を停止させるので、次のS
419で運転/停止ボタン41の押込み操作回数nをゼ
ロにクリアしてから、S420で設定変更入力があるか
否か判断し、その変更入力がある場合は、S421で変
更入力に応じて液晶表示部36の表示内容を変更すると
共に、タイマーをスタートさせ、S422で0.5秒経
過したか否か判断する。
【0088】0.5秒以内に他の変更入力がなければS
423で拡張機能があるか否か判断し、拡張機能がない
場合はS425へジャンプし、拡張機能がある場合はS
424で特殊機能を指令する拡張コードの制御信号を送
信させてから、S425で設定内容用データの制御信号
を送信させ、運転/停止ボタン41が再度押されるまで
設定変更入力を受け付ける。これ以後は再びS405以
下のステップを繰り返す。
【0089】したがって、リモコン制御部33aにより
記憶されているエアコンの運転状態が停止中の時に、基
本設定について変更された場合にはリモコン6の送信部
35から基本設定信号のみが出力し、拡張機能内容が変
更された場合には拡張設定信号を基本設定信号の両方を
出力する。
【0090】このために、リモコン6が記憶しているエ
アコンの運転状態が停止中の時に、運転/停止ボタン4
1が押されると、運転開始データを含む拡張設定信号b
と基本設定信号aが出力される。
【0091】一方、リモコン6が記憶しているエアコン
の運転状態が運転中の時に運転/停止ボタン41が押さ
れると、停止データを含む拡張設定信号bと基本設定信
号aが出力される。
【0092】さらに、リモコン6が記憶しているエアコ
ンの運転状態が停止モードの時に運転モードや風量等の
設定ボタン46,48が押された時に、特殊機能の設
定、変更がある場合には、特殊機能データを含む拡張設
定信号bを出力し、基本設定のみの時には基本設定信号
aのみ出力する。
【0093】一方、受信側の室内機2の室内制御部21
は、エアコンの運転中に拡張設定信号bあるいは基本設
定信号aを受信し、現状の設定内容と違いがあるとき
に、その設定内容通りに運転状態を変更する。
【0094】つまり、図11に示すように室内制御部2
1はまず制御プログラムをスタートさせてから、S50
1で拡張コードの制御信号を受信部5で受信したか否か
繰り返し判断する。
【0095】拡張コードの制御信号を受信したときは、
S502で拡張コードに、運転の開始を指令する開始デ
ータがあるか否か繰り返し判断し、Yesの場合はS5
03でエアコンの運転開始を知らせるブザー音(1)
(例えば「ピピッ」)をブザー音出力部23から出力さ
せてから、S504でエアコンの運転を開始させる。
【0096】エアコン運転を開始させた後も設定内容の
変更を受け付けるためには、S505で拡張コード信号
に設定内容用データを付与した制御信号を受信したか否
か判断し、Yesの場合はS506へ、Noの場合はS
507へそれぞれ分岐する。
【0097】S505で拡張コードに設定内容用データ
を付与して制御信号を受信したときは、S506でその
制御信号を受信したことを知らせるブザー音(2)(例
えば「ピッ」)を出力してから、S508でこれまでの
拡張コードの特殊機能の指令に変更があるか否か判断
し、その特殊機能指令に変化がある場合は、S509で
その変化に応じた運転状態に変更する。
【0098】また、次のS510ではこれまでの設定内
容用データと変化があるか否か判断し、変化がある場合
はS511でその設定内容の変更に応じた運転状態に変
更する。
【0099】この後のS512では停止指令用データの
制御信号を受信したか否か繰り返し判断し、Yesの場
合は運転停止を知らせるブザー音(3)(例えば「ピ
ー」)を出力させてからS514でエアコンの運転を停
止させる。
【0100】一方、S505で拡張コードに設定内容用
デーを付加した制御信号を受信していないときは、S5
07で設定内容用データのみの制御信号を受信したか否
か判断し、Yesの場合はS510へジャンプして、そ
の設定内容用データにこれまでのデータと変化があるか
否か判断し、変化があれば、S511でその変化に応じ
た運転状態に変更する。
【0101】一方、S507で設定内容用データを受信
してない場合は、S512へジャンプして運転停止指令
用データを受信しているか否か判断し、以後、再びS5
13以下のステップを繰り返す。
【0102】したがって、この第2の実施形態によれ
ば、特殊機能運転を行なうことができるうえに、上記第
1の実施形態と同様に、エアコンが事実上運転中で、リ
モコン6により記憶されているエアコンの運転状態が停
止中のミスマッチ状態においても、設定変更を行なうこ
とができる。
【0103】図12は本発明の第3の実施形態に係るリ
モコン制御部33bの制御プログラムのフローチャート
を示しており、これはリモコン6にブザー音センサー3
4を設けたときの実施形態を示す。
【0104】ブザー音センサー34は室内機2のブザー
音出力部23から出力されるブザー音を検出するセンサ
ーである。
【0105】室内機2のブザー音出力部23はリモコン
6の送信部35から送信される制御信号を室内機2の受
信部5で受信する都度、その運転指令内容毎に音色を変
えて出力するものである。
【0106】そこで、リモコン制御部33bは図12の
フローチャートに示すように、制御信号を出力する毎
に、室内機2のブザー音をブザー音センサー34が検出
しているか否か判断し、リモコン6からの制御信号が室
内機2の受信部5で受信されているか否か確認してい
る。
【0107】このとき、ブザー音センサー34によりブ
ザー音を検出していないときは、リモコン制御部33b
はその制御信号を送信する前の運転状態にエアコンの運
転を戻す。したがって、この実施形態によれば、エアコ
ンの運転中に、運転/停止ボタンの誤操作があり、リモ
コン6が停止指令を含む信号を出力し、停止状態になっ
たものの室内機2の受信部5ではこれを受信できずに、
運転状態を継続した場合でもリモコン6がこれを検知し
て運転状態に戻るため、誤操作の後の設定変更が可能に
なる。
【0108】つまり、図12に示すようにリモコン制御
部33bはまず制御プログラムをスタートさせると、S
601で運転/停止ボタン41の押込み操作回数nをn
=0にクリアしてから、S602で運転/停止ボタン4
1の押込み操作があるか否か繰り返し判断し、ボタン操
作がない場合(Noの場合)は、S603で設定内容用
データを変更させる変更入力があるか否か繰り返して判
断し、変更入力がある場合(Yesの場合)は、S60
4で、その変更に応じて液晶表示部36の表示を変更
し、設定内容用変更データの制御信号は送信させない。
【0109】一方、S602で運転/停止ボタン41の
押込み操作があるときにはS605で押込み操作回数n
に1をインクリメントし、操作回数nが奇数のときに運
転開始指令と判断し、偶数のときに運転停止指令と判断
する。
【0110】そこで、S606でこのnが奇数であるか
否か判断し、奇数であるときには、S607へ進み、奇
数でないときはS608へ分岐する。
【0111】S607では運転開始が指令されたものと
判断して開始指令コードに拡張指令コードを付与した拡
張コードの制御信号を出力すると共に、液晶表示部36
に、運転中を示す運転マークを表示させる。このとき、
この拡張コードの制御信号を受信した室内制御部21a
はその受信を知らせるブザー音をブザー音出力部23か
ら出力させるので、リモコン制御部33bはこのブザー
音センサー34が検出(感音)しているか否かをS60
9で判断する。
【0112】S609でブザー音を検出したときのはS
610へ進み、ブザー音を検出しないときはS611へ
進む。S611ではボタン操作回数nから1をデクリー
メントし、このnがS612で奇数であるときは運転開
始指令があったとしてS613で運転マークを表示す
る。一方、S612でnが奇数でないときはS614で
運転マークを消去する。
【0113】一方、S610ではこの運転中に設定変更
入力があるか否か判断し、設定変更があったときはS6
15で液晶表示部36の表示をその変更通りに変更する
と共に、タイマーをスタートさせ、S616でそのタイ
マーの0.5秒経過後にS617で設定内容用データに
開始指示用データを付加した制御信号を出力する。この
制御信号が室内機2の受信部5で受信されると、ブザー
音出力部23からブザー音が出力されて、その受信を知
らせるので、このブザー音をリモコン6のブザー音セン
サー34が検出したか否かをS618で検出する。ブザ
ー音を検出しない場合にはS619に進み、設定変更入
力前の設定内容を表示し、S610に戻る。また、S6
18でブザー音を検出した場合にはS620に進み、運
転/停止ボタン41の入力があるか否か判断し、入力あ
りではS605に戻り、入力なしではS610に戻る。
【0114】一方、S606で運転/停止ボタン41の
押込み操作回数nが奇数でないときは、S608で運転
停止指令用データに設定内容用データを付与した制御信
号を出力と共に、表示部36の運転マークを消去させ
る。
【0115】この制御信号も室内機2で受信されてるか
否かを確認するために、S612でブザー音をブザー音
センサー34で検出したか否か判断し、ブザー音を検出
しないときは前記S611へ進み、ブザー音を検出した
ときはS622で運転/停止ボタン41の押込み操作回
数nをゼロにクリアしてから、S623で設定変更入力
があるか否か判断し、その変更入力がある場合は、S6
24で変更入力に応じて液晶表示部36の表示内容を変
更すると共に、その設定変更制御信号を送信させない。
次のS625では運転/停止ボタン41が再度押されて
いるか否か判断し、このボタン41が再び押されるまで
設定変更入力を受け付ける。これ以後は再びS605以
下のステップを繰り返す。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明は、
リモコンにより記憶されているエアコンの運転状態が停
止モードの時に、運転/停止ボタンが押されると、開始
データと設定データを含む制御信号がリモコンから出力
される。一方、リモコンにより記憶されているエアコン
の運転状態が運転モードの時に運転/停止ボタンが押さ
れると、停止データと設定データを含む制御信号がリモ
コンから出力される。
【0117】リモコンにより記憶されているエアコンの
停止モードの時に運転モードや風量等の設定ボタンが押
されると、その設定データと継続データとを含む制御信
号(あるいは設定データだけ)が送信される。
【0118】受信側の本体制御部は、エアコン運転中に
おいて継続データを含む信号(あるいは設定データだけ
の信号)を受信し、現状の設定内容と違いがあるとき
に、その運転状態を変更する。
【0119】したがって、本発明によれば、リモコンに
より記憶されているエアコンの運転状態が停止中に、設
定内容変更の操作入力があると、リモコンから継続デー
タと設定データを含む制御信号を本体制御部へ送信し、
本体制御部ではこれを受けて設定変更して継続してエア
コンを運転する。このために、エアコンが事実上運転中
であるにも拘らず、リモコンの記憶と表示が「停止中」
であるミスマッチの場合にもエアコン運転の設定内容を
変更して引き続き続行するので、ユーザーが故障である
と錯覚するのを防止することができる。
【0120】また、リモコンが記憶しているエアコンの
停止時にも設定内容を変更できるので、リモコンの操作
性が向上する。
【0121】請求項2の発明によれば、リモコンにより
記憶されているエアコンの運転状態が停止モードのとき
に運転/停止ボタンが押されると、開始データを含む拡
張設定信号と基本設定信号が制御信号として出力され
る。一方、リモコンにより記憶されているエアコンの運
転状態が運転モード時に運転/停止ボタンが押される
と、停止データを含む拡張設定信号と基本設定信号が制
御信号として出力される。リモコンの記憶が停止モード
の時に運転モードや風量等の設定ボタンが押された時、
特殊機能の設定、変更がある場合には、この特殊機能デ
ータを含む拡張設定信号が出力され、基本設定のみの時
には基本設定信号のみが出力される。
【0122】受信側の本体制御部は、エアコン運転中に
拡張設定信号、あるいは基本設定信号を受信し、現状の
設定内容と違いがあるときに、その運転状態を変更す
る。
【0123】したがって、本発明によれば請求項1の発
明と同様に、エアコン運転中にリモコンの記憶が停止状
態になっても、設定変更操作を行なってエアコンを継続
して運転することができる。このために、リモコンの操
作性を向上させることができる。
【0124】請求項3の発明によれば、リモコンにより
記憶されているエアコンの運転状態が運転モードの時
に、運転/停止ボタンがユーザーにより誤操作、あるい
は何らかの障害物に当たり押されて制御信号がリモコン
から出力されたものの、エアコン本体制御部では受信さ
れず、受信ブザーが鳴らないことを検知すると、リモコ
ンにより記憶されているエアコンの運転状態が制御信号
送信前の運転モードに戻される。
【0125】したがって、本発明によれば、エアコンの
運転中に、停止/停止ボタンの誤操作があり、エアコン
がその制御信号を受信できなかった後でも設定変更が可
能である。
【0126】請求項4の発明によれば、基本設定復帰モ
ードを選択することにより、エアコン運転の停止の都
度、エアコンの運転モードを、予め設定してある基本モ
ードに戻すことができるので、リモコン表示部の表示を
見ることなく、基本モードからリモコンで操作したボタ
ンの種類と押圧回数とによりユーザーの好みの運転状態
に設定内容を容易に変更操作することができる。
【0127】請求項5の発明によれば、クリア選択手段
を選択操作すると、エアコンの運転状態が基本モードに
戻されるので、請求項4の発明と同様に、リモコン表示
部の表示を見ることなく、基本モードからリモコンで操
作したボタンの種類と押圧回数とによりユーザーの好み
の運転状態に設定内容を容易に変更操作することができ
る。
【0128】しかも、本発明によれば、請求項4の発明
と相違してエアコンの運転を停止させずに基本モードに
戻すことができる。
【0129】請求項6の発明によれば、請求項4または
5の発明によりエアコンの運転状態を基本モードに戻す
制御信号を本体制御部で受信したときは、その際にブザ
ー音出力手段から出力されるブザー音の音色が変えられ
るので、そのブザー音を聞くことによりエアコンの運転
状態が基本モードに戻ったか否かを知ることができる。
【0130】請求項7の発明によれば、手指の感触で請
求項5の発明に係るクリア選択手段を識別することがで
きるので、リモコンの操作ボタンを目視できないときで
もこのクリア選択手段を容易に操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る空気調和機のワ
イヤレスリモコンシステムの全体構成を一部切り欠いて
示す外観斜視図。
【図2】図1で示すエアコンの冷凍サイクル図。
【図3】図1で示す空気調和機のワイヤレスリモコンシ
ステムの制御系のブロック図。
【図4】図1で示すリモコンの外観正面図。
【図5】図4で示すリモコンの液晶表示部に基本モード
を表示したときの一例を示す拡大図。
【図6】図3で示すリモコン制御部の制御プログラムの
フローチャート。
【図7】図3で示す室内制御部の制御プログラムのフロ
ーチャート。
【図8】図6,7で示す制御信号(コード)の構成例を
示す図。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るリモコンシステ
ムの制御プログラムのフローチャート。
【図10】図9で示す制御信号(コード)の構成例を示
す図。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る室内制御部の
制御プログラムのフローチャート
【図12】本発明の第3の実施形態に係るリモコン制御
部の制御プログラムのフローチャート。
【図13】従来のリモコンの制御プログラムのフローチ
ャート。
【図14】従来の室内制御部の制御プログラムのフロー
チャート。
【符号の説明】
1 空気調和機のワイヤレスリモコンシステム 2 室内機 3 室外機 4 冷媒配管 5 受信部 6 リモコン 13 コンプレッサ 21 室内制御部(本体制御部) 22 室内温度センサー 23 ブザー音出力部 28 室外制御部 33 リモコンセンサー制御部 34 ブザー音センサー(感音センサー) 35 送信部 36 液晶表示部 37 機種切換入力 39 操作部 41 運転/停止ボタン 42,43 温度設定ボタン 44 健康除湿ボタン 45 クリアボタン 45a クリアボタンの突起 49 安眠ボタン 50 リセットボタン 51 基本モード切換ボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 哲司 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株式会社東芝 横浜事業所内 (56)参考文献 特開 平9−126532(JP,A) 特開 平7−271425(JP,A) 特開 平3−122444(JP,A) 特開 平7−225045(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 11/02 104 H04Q 9/00 301 H04Q 9/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
    と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
    御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
    御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
    いて、 上記リモコンは、これにより記憶されている上記空気調
    和機の運転または停止の運転状態に応じて、運転モード
    や風量等の設定内容用データに、空気調和機の運転を開
    始させる開始データ,空気調和機の運転を停止させる停
    止データ,空気調和機の運転を継続させる継続データの
    いずれか一つを付与して上記制御信号として送信する制
    御手段、を具備していることを特徴とする空気調和機の
    ワイヤレスリモコンシステム。
  2. 【請求項2】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
    と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
    御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
    御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
    いて、 上記リモコンは、その制御用送信信号を、冷房,暖房等
    の運転モードや風量のような基本設定内容を指令する基
    本設定信号と、安眠運転,除湿運転等の特殊機能内容を
    指令する拡張設定信号の2種類とし、空気調和機の運転
    開始時には開始データを、運転停止時には停止データ
    を、上記拡張設定信号に付加して上記基本設定信号と共
    に出力させる一方、このリモコンにより記憶されている
    空気調和機の運転状態が停止状態にある場合に、上記基
    本設定内容が変更操作されたときには、上記基本設定信
    号のみを出力し、拡張設定が変更操作されたときには、
    この拡張設定信号と基本設定信号の両者を出力する制御
    手段、を具備していることを特徴とする空気調和機のワ
    イヤレスリモコンシステム。
  3. 【請求項3】 本体制御部は、上記リモコンからの制御
    信号を受信したときにブザー音を出力する手段を有し、 上記リモコンは、上記本体制御部の上記ブザー音を検出
    する感音センサーと、このリモコンから制御信号を送信
    したときに、この感音センサーにより上記本体制御部の
    ブザー音を検出しないときに、上記空気調和機の運転状
    態を上記制御信号の送信前の運転状態に戻す制御手段
    と、を有することを特徴とする請求項1または2記載の
    空気調和機のワイヤレスリモコンシステム。
  4. 【請求項4】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
    と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
    御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
    御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
    いて、 上記リモコンは、基本設定復帰モードと操作内容記憶モ
    ードのいずれかを選択する選択手段と、 この基本設定復帰モードが選択されると、上記空気調和
    機の運転を停止する毎に、リモコンの設定を、予め設定
    されている基本モードに戻し、一方、操作内容記憶モー
    ドが選択されると、上記空気調和機を停止したときのリ
    モコンの設定を記憶保持する制御手段と、を具備してい
    ることを特徴とする空気調和機のワイヤレスリモコンシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 制御信号を送信するワイヤレスリモコン
    と、 このリモコンからの制御信号を受信したときに、その制
    御信号の指令通りに空気調和機の運転を制御する本体制
    御部と、 を有する空気調和機のワイヤレスリモコンシステムにお
    いて、 上記リモコンは、エアコンの運転モードを予め設定して
    ある基本モードに戻すクリア選択手段と、 このクリア選択手段が選択操作されたときに、上記空気
    調和機の運転状態を、上記基本モードに戻す制御手段
    と、を具備していることを特徴とする空気調和機のワイ
    ヤレスリモコンシステム。
  6. 【請求項6】 本体制御部は、リモコンからの制御信号
    を受信したときにブザー音を出力するブザー音出力手段
    と、 空気調和機の運転状態を基本モードに戻す制御信号をリ
    モコンから受信したときに、上記ブザー音出力手段から
    出力されるブザー音の音色を変える制御手段と、を具備
    していることを特徴とする請求項4または5記載の空気
    調和機のワイヤレスリモコンシステム。
  7. 【請求項7】 クリア選択手段に、手指の感触で他の選
    択操作部と識別するための識別手段を設けたことを特徴
    とする請求項5記載の空気調和機のワイヤレスリモコン
    システム。
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