JPH1096252A - 止水栓付き水栓用取付け脚 - Google Patents

止水栓付き水栓用取付け脚

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JPH1096252A
JPH1096252A JP25043596A JP25043596A JPH1096252A JP H1096252 A JPH1096252 A JP H1096252A JP 25043596 A JP25043596 A JP 25043596A JP 25043596 A JP25043596 A JP 25043596A JP H1096252 A JPH1096252 A JP H1096252A
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JP
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leg
water
valve
mounting
faucet
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JP25043596A
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Ryuzo Fukuda
隆三 福田
Kazuya Kokubu
和也 國分
Yoshihiro Nishikawa
佳宏 西川
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直管状の脚管がどのように回転締付けされた
としても止水栓の操作に全く影響を及ぼさないようにし
その使い勝手の向上を図ること。 【解決手段】直管状の脚本体の内部流路に弁座を形成し
てこれに接離するピストン状の弁体を摺動可能に組み込
み、脚本体の外部にはその外周面周りに回動する操作部
を配置し、この操作部と弁体との間には操作部の回動動
作を弁体の軸線方向の移動に変換可能な連接構造を持た
せ、脚本体の回転姿勢に関係なく操作部を常に使い勝手
よく取り扱えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば湯水混合
水栓の本体を建屋側の給水及び給湯配管に接続して固定
するための配管用の取付け脚に係り、特に建屋側の配管
とのねじ込みによる取付け脚の回転姿勢に関係なく止水
栓の操作を簡単にできるようにした止水栓付きの水栓用
取付け脚に関する。
【0002】
【従来の技術】建屋の壁中に設けた給水及び給湯の配管
に接続する湯水混合水栓は、これらの配管によってその
本体を壁に固定するようにしたものが一般的であり、図
5にその概要を示す。
【0003】湯水混合水栓の本体51の背面には給水脚
管52と給湯脚管53とを連結し、これらの脚管52,
53をクランクとして機能させることにより、建屋側の
配管との位置合わせを容易にしたものである。これらの
給水,給湯用の脚管52,53は、いずれも配管に接続
する流入口と本体51の給水及び給湯室にそれぞれ連結
する流出口をと異軸上とすることによってクランク機能
を持たせたもので、流入口部分には止水栓が組み込まれ
ている。
【0004】この止水栓は、建屋側の給水及び給湯配管
の管端と同軸配置となるようにスピンドル54,55を
回転操作可能に組み込んでこれに弁体を連結し、更にそ
の前端を外部に臨ませて表面の工具係り54a,55a
にドライバ等を掛けて回せるようにしたものである。
【0005】このような給水及び給湯用の脚管52,5
3であれば、建屋側の給水及び給湯配管との位置合わせ
が比較的簡単で施工しやすく、止水栓の操作も正面側か
ら工具係り54a,55aにドライバを掛けるだけで済
むみその操作もしやすい。
【0006】一方、クランク式の脚管を用いる代わりに
流入口と流出口とが同軸上となる直管状の取付け用の脚
管も近来になって利用されるようになった。これは、た
とえば特開平7−207720号公報に記載されている
ように、建屋側の給水及び給湯配管の管端の位置を湯水
混合水栓の流入口に整合するように予め位置決めできる
固定具を壁中に設けておくことによって、脚管を直管状
としても適用できるようにしたものである。
【0007】このような直管状の脚管であれば、クラン
ク式の脚管では建屋側の配管及び湯水混合水栓との接続
部分のシールを十分に確保するための配管作業が必要で
あったのに比較すると、作業も容易でシールも良好な施
工体が得られるという利点がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】直管状の脚管を用いる
場合でも、給水及び給湯側のいずれにおいても止水栓を
組み込んだり、寒冷地仕様としては凍結防止のための水
抜き栓を設ける場合がある。たとえば、先の公報に記載
の脚管においては図6に示されているように、止水栓と
して機能するボールバルブ15がその操作ハンドルを脚
管から半径方向に突き出す向きとして備えられている。
【0009】ところが、脚管はその基端を建屋側に組み
込んだエルボやソケットナットにねじ込んで接続固定さ
れるので、脚管を十分に締め付けてそのパイプスレッド
周りに巻いたシールテープによるシールが適度に保たれ
た配管とする必要がある。すなわち、パイプスレッドに
よる配管の接続では、過度に締め上げてしまうとシール
テープがスレッド周りで切れてしまってシール不良を招
き、締め上げが緩いと直ぐに漏水を発生するので、脚管
の締付けの具合の微妙な差が配管の良否を決めてしま
う。このため、エルボやソケットに対して脚管を締め上
げ完了したときに、更にもっと締め上げるかまたは少し
緩めるかで許される回転角度の幅も小さくなる。
【0010】このような脚管の配管接続の上での制約を
受けるとき、脚管から半径方向に突き出る止水栓の操作
用のハンドルも常に真上または操作しやすい方向を向く
姿勢となるとは限らない。すなわち、先の公報ではハン
ドルが真上を向く姿勢としてその図面が描かれてはいる
が、脚管の適度な締付けを優先させて配管を接続するの
が漏水防止のための前提であるから、ハンドルが下にな
ったり左右に傾いた姿勢となることがある。
【0011】このように、脚管を直管状としてこれに止
水栓を組み込む場合では、その操作部分が脚管の締め上
げ固定の状況に応じて様々に変わってしまい、操作がし
難い姿勢のまま施工されてしまうことがある。
【0012】本発明において解決すべき課題は、直管状
の脚管がどのように回転締付けされたとしても止水栓の
操作に全く影響を及ぼさないようにしその使い勝手の向
上を図ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の止水栓付き水栓
用取付け脚は、流路方向の両端に水栓及び供給用の配管
に対する接続部を設けると共に流路の中途に弁座を備え
た脚本体と、流路内に組み込まれて弁座を開閉する向き
に動作可能な弁体と、取付け脚の外周を巡るように配置
されて弁体をその開閉方向に駆動可能に連接した操作部
とからなることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明においては、操作部の脚本
体の周面周りの回動動作を弁座に対する弁体の開閉動作
に変換可能にこれらの操作部と弁座とを連接したものと
することができ、この場合、弁体の開閉動作方向をその
軸線方向の移動方向とした構成とすることができる。
【0015】このような構成のより具体的なものとして
は、弁体を弁座に対して同軸上で流路内周を摺動するピ
ストン状とするとともに、流路の周壁にはこの流路の軸
線方向に長孔を切開し、操作部には軸線方向のみの拘束
を受ける駆動子を一体に移動可能に設け、この駆動子に
は長孔を貫通して弁体に連接するピンを備え、長孔内で
のピンの移動量を弁体の弁座に対する開閉動作のストロ
ークに一致させた構成を挙げることができる。
【0016】また、取付け脚の外周に水栓または配管と
の接続用の雄ネジを設け、この雄ネジに操作部の一端を
螺合したものとしてもよい。
【0017】操作部の少なくとも外表面部分を断熱素材
としたり、操作部が脚本体と配管の接続部に臨む側の周
面に、この操作部の端部自身及びこれから配管側に突き
出た脚本体を覆うカバーを軸線方向に移動可能に連接し
たものとしてもよい。
【0018】
【実施例】図1は本発明の止水栓付き取付け脚を備えた
湯水混合水栓を背面側から見た斜視図である。
【0019】図において、湯水混合水栓の本体21の背
面には水用及び湯用の円筒状の連結座22,23を突き
出してその外周面に雄ネジ22a,23aを設け、これ
らの連結座22,23にそれぞれ本体21内の給水室と
給湯室とを連通させている。そして、本体21の前面に
は開閉ハンドル24及び側面には温度調節ハンドル25
をそれぞれ設け、これらのハンドル24,25の操作に
よって設定温度の混合水を吐水管26から吐出可能とす
る。
【0020】連結座22,23にはそれぞれ水用及び湯
用の取付け脚1,2が連結される。これらの取付け脚
1,2は共通の部品であり、図2に水用の取付け脚1の
分解斜視図、図3に流路軸線を含む面で切った縦断面図
をそれぞれ示す。
【0021】取付け脚1は、円筒状の脚本体3の内部に
止水用の弁体4を収納するとともに、外周にこの弁体4
を軸線方向に移動させるための操作環5を操作部として
備えたものである。
【0022】脚本体3には、連結座22との接続端側に
その軸線周りに回転自在な袋ナット6を接続部として備
えると共に、この袋ナット6の中であって脚本体3の端
面に突き当ててストレーナ6aを設ける。このストレー
ナ6aはその外周縁を形成しているリング部分を硬質の
合成樹脂等とすることによって、連結座22の端面との
間でのシールを可能としたものである。そして、脚本体
3の一端側には、建屋の給水配管の管端に接続したソケ
ット27にねじ込むための雄ネジ3aを形成すると共
に、先端部にはソケット27の内周との間をシールする
パッキン3bを取り付ける。また、脚本体3は雄ネジ3
aを形成した側の内径を小さくしてこれよりも下流側で
あって弁体4を収納した弁室3cの内径を大きくし、こ
れらの内径差によって形成される段部を環状の弁座3d
とする。
【0023】弁体4は、弁室3cの内周面を摺動する円
筒状の摺動ブロック4aとその一端であって弁座3dに
臨む側から突き出した小径のヘッド4bを備え、摺動ブ
ロック4aの軸線方向の全長に流路孔4a−1を貫通さ
せると共にヘッド4bには図4の(b)(図3のB−B
線矢視による縦断面図)に示すように十字状の流入路4
b−1を形成して周面に開放している。また、摺動ブロ
ック4aにはその軸線方向の両端部分の外周面にそれぞ
れOリング状のパッキン4cを取り付けると共に、ヘッ
ド4bの端面側には弁座3dに着座するパッキン4dを
設ける。
【0024】操作環5は、袋ナット6に臨む側であって
その軸線方向のほぼ半分を図4の(a)(図3のA−A
線矢視による縦断面図)に示すように六角形状の外郭形
状としたグリップ5aとし、残りの部分を円筒状のスリ
ーブ5bとしたものである。そして、グリップ5aから
スリーブ5bにかけての内径は脚本体3の外周周りに回
転自在となる程度とすると共に、スリーブ5bの端部内
周には脚本体3の雄ネジ3aに螺合する雌ネジ5cを設
ける。
【0025】操作環5を手で回すことによって弁体4を
その軸線方向に移動させるための部材として、脚本体3
と操作環5との間を駆動子7によって連接する。この駆
動子7は、図4の(a)に示すように脚本体3の外周に
外挿した環状のリング7aとこのリング7aの内周であ
って半径方向に対向する位置にそれぞれ設けた一対のピ
ン7bを持つものである。
【0026】駆動子7は操作環5のグリップ5aの端部
側内周の肉を削って形成した環状の受座5dと脚本体3
の外周面との間にリング7aを差し込んで組み込まれ、
この受座5dの端面には一部切欠いたリング状に形成さ
れその弾性を利用して嵌め込んだストッパ5eによって
拘束されている。そして、リング7aの内径及び外径の
それぞれを脚本体3の外径及び受座5dの内径との間に
僅かなクリアランスを持たせる共にリング7aの軸線方
向の端面とストッパ5eと受座5dの奥側の端壁との間
にも同様のクリアランスを持たせる。
【0027】更に、駆動子7のピン7bを弁体4に連結
するため、脚本体3の弁室3cを形成している周壁には
軸線方向に長くしてピン7bを差し込み可能な切開幅の
長孔3eを開け、弁体4の摺動ブロック4aの外周面に
はピン7bが嵌合する結合座4eを凹ませて設ける。な
お、ピン7bを長孔3eに通して結合座4eに嵌め込む
ために、リング7aをピン7bを別体ものとしておき、
このリング7aを脚本体3の周りに外挿した後にピン7
bをリング7aに外周側から差し込んで組み立てるよう
にする。あるいは、ピン7bを一体に形成した半割りの
リング7aを二つ組み合わせてもよい。
【0028】このような駆動子7を介装することによ
り、操作環5を回転させるときには、先に述べた部材間
のクリアランスの関係によって駆動子7は回転を伴わな
いように保持され、ストッパ5eと受座5dの端壁によ
って挟まれたリング7aがその軸線方向に移動する。し
たがって、ピン7bによって駆動子7に一体に結合され
ている弁体4もその軸線方向に移動することになり、ヘ
ッド4bのパッキン4dを弁座3dに対して接離させる
ことができる。
【0029】更に、操作環5のスリーブ5bの外周面に
は建屋の壁等に一端を突き当てて脚本体3の雄ネジ3a
部分や壁に開けた配管口等を隠すためのカバー8を設け
る。このカバー8はたとえば合成樹脂製として断熱性の
あるものとし、一端側にはスリーブ5bの外周面に外挿
された円筒状のガイド8aとすると共に、その基端に裾
広がり状に拡大するスカート8bを形成したものであ
る。そして、ガイド8aとスリーブ5bとの間のクリア
ランスを適切にすることによって、これらの部材は相互
の軸線方向の動きを自由とする。
【0030】なお、湯用の取付け脚2についても全く同
様の構成であり、図1に示すように脚本体2aに外挿し
た操作環2bを回転操作することによって、内蔵した湯
用の弁の開閉操作が可能である。
【0031】以上の構成において、湯水混合水栓の本体
21を据え付けるときには、取付け脚1,2をそれぞれ
建屋の給水及び給湯配管に接続する。すなわち、図3に
示すように脚本体3の雄ネジ3aを建屋側のソケット2
7にねじ込むことによって配管を接続し、湯側の取付け
脚2も同様に配管接続した後に、図1に示すように袋ナ
ット6,2cを利用して連結座22,23に螺合させる
ことで本体21を配管側に接続すると同時に固定するこ
とができる。
【0032】図3において、止水栓を操作するための操
作環5は脚本体3の周面周りに回転する態勢で位置して
いる。このため、脚本体3をソケット27に接続すると
きの締付けを適度にする配管作業において脚本体3の芯
周りの回転姿勢がどのようであっても、操作環5は常に
図1や図3に示すように同じ態様をとる。したがって、
脚本体3の配管接続の状況に全く関係なく操作環5のグ
リップ5を手で握って回すことができる。
【0033】図3の状態では弁体4のパッキン4dが弁
座3dに着座してソケット27側からの流路を閉じてい
る。そして、操作環5を図1において矢印方向及び図4
において反時計方向に回すと、ソケット27に一体とな
ってその姿勢が固定されている脚本体3に対して雄ネジ
3aと雌ネジ5cとの螺合関係により、操作環3は図3
において左側に移動する。一方、受座5dとスロット5
eとに挟まれたリング7aはこれに一体となっているピ
ン7bが長孔3eに差し込まれていて回転を規制されて
いる。したがって、操作環5の回転があっても駆動子7
は脚本体3周りでは回転せず、長孔3eがピン7bを案
内するようにして駆動子7が左側に直線的に移動させら
れる。
【0034】したがって、ピン7bに一体に結合されて
いる弁体4も同様に左に移動して弁座3dからパッキン
4dが離れて流路が開いて止水が解除される。そして、
操作環5の回転量を増すほどその軸線方向の移動量も増
えるので、弁体4と弁座3dとの間の弁開度も広くする
ことができ、これによって通水量が調節される。
【0035】このような操作環5の移動に際して、カバ
ー8のガイド8aはスリーブ5bに対して相互に自由に
動ける関係としているので、操作環5が図3において左
側に移動してもカバー8は図示の位置に保たれ、スカー
ト8bと壁との間に隙間ができるようなことはない。
【0036】また、操作環5を合成樹脂製とすることに
よって断熱を図ることができるので結露等の防止に効果
的であり、特に湯用の取付け脚3の操作環2bの場合で
は高温の湯が常時供給されていても手でこの操作環2b
に触れても火傷を負うようなこともない。そして、カバ
ー8についても合成樹脂製とすることで、操作時に誤っ
て触れたとしても同様に事故を防ぐことができる。
【0037】更に、脚本体3に設けた雄ネジ3aはソケ
ット27への接続用だけでなく、操作環5との連接用に
も兼用しているので、それぞれの専用の雄ネジを形成す
るのに比べると加工工数が低減されると共に脚本体3の
寸法形状の自由度も向上させることができる。したがっ
て、各種の仕様の湯水混合水栓についても、たとえば壁
との間を適度な間隔に収めるような施工が可能となる。
【0038】なお、実施例では湯水混合水栓を末端機器
として説明したが、これに代えて給水のみの単水栓やシ
ャワー装置等を対象とする設備全般に適用できることは
無論である。又、弁体をコマ式にしてコマと弁体本体と
の間にバネを介在させることにより、逆止弁機能を追加
することもできる。
【0039】
【発明の効果】本発明では、脚本体の外周を巡るように
配置した操作部を回すことによって流路内の弁体を弁座
に対して開閉動作させることができるので、建屋側の配
管に脚本体を回転させてねじ込むような配管接続であっ
て接続後の脚本体の回転姿勢が一様に特定できなくて
も、操作部を常に手で回せる状態で外に臨ませることが
できる。このため、配管接続の条件に関係なく操作部を
簡単に取り扱うことができ、直管状の取付け脚とした場
合でも止水栓の操作の使い勝手を向上させることができ
る。
【0040】また、操作部の少なくともその外表面部分
を断熱性の素材とすることで、湯水混合水栓の湯用の取
付け脚とした場合でも火傷等を負うことなく安全に使う
ことができ、操作部の端部に設けるカバーについても同
様に断熱素材とすれば安全性をより向上させることがで
きる。
【0041】更に、配管接続のために脚本体に設ける雄
ネジを操作部の回転とその軸線方向への移動のために雌
ネジで螺合する構成としたものでは、雄ネジを配管接続
と操作部の移動の両方に兼用できるので、脚本体に対す
る加工工数の低減と共にその長さも短くすることがで
き、水栓の建屋の壁等からの突き出しを抑えた設備が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の止水栓付き取付け脚を備えた湯水混
合水栓を背部側から見た斜視図である。
【図2】 取付け脚の部材を分解して示す斜視図であ
る。
【図3】 建屋側のソケットに接続したときの取付け脚
であってその軸線を含む面で切った断面図である。
【図4】 取付け脚の要部であって、同図の(a)及び
(b)はそれぞれ図3のA−A線及びB−B線矢視位置
での縦断面図である。
【図5】 止水栓を備える脚を設けた湯水混合水栓の従
来例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 :取付け脚 2 :取付け脚 2a:脚本体 2b:操作環 2c:袋ナット 3 :脚本体 3a:雄ネジ 3c:弁室 3d:弁座 3e:長孔 4 :弁体 4a:摺動ブロック 4b:ヘッド 4d:パッキン 4e:結合座 5 :操作環 5a:グリップ 5c:雌ネジ 6 :袋ナット 7 :駆動子 7a:リング 7b:ピン 8 :カバー 8a:ガイド 8b:スカート

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路方向の両端に水栓及び供給用の配管
    に対する接続部を設けると共に流路の中途に弁座を備え
    た脚本体と、流路内に組み込まれて弁座を開閉する向き
    に動作可能な弁体と、取付け脚の外周を巡るように配置
    されて弁体をその開閉方向に駆動可能に連接した操作部
    とからなる止水栓付き水栓用取付け脚。
  2. 【請求項2】 操作部の脚本体の周面周りの回動動作を
    弁座に対する弁体の開閉動作に変換可能にこれらの操作
    部と弁座とを連接してなる請求項1記載の止水栓付き水
    栓用取付け脚。
  3. 【請求項3】 弁体の開閉動作方向をその軸線方向の移
    動方向としてなる請求項2記載の止水栓付き水栓用取付
    け脚。
  4. 【請求項4】 弁体を弁座に対して同軸上で流路内周を
    摺動するピストン状とするとともに、流路の周壁にはこ
    の流路の軸線方向に長孔を切開し、操作部には軸線方向
    のみの拘束を受ける駆動子を一体に移動可能に設け、こ
    の駆動子には長孔を貫通して弁体に連接するピンを備
    え、長孔内でのピンの移動量を弁体の弁座に対する開閉
    動作のストロークに一致させてなる請求項3記載の止水
    栓付き水栓用取付け脚。
  5. 【請求項5】 取付け脚の外周に水栓または配管との接
    続用の雄ネジを設け、この雄ネジに操作部の一端を螺合
    してなる請求項2から4記載の止水栓付き水栓用取付け
    脚。
  6. 【請求項6】 操作部の少なくとも外表面部分を断熱素
    材としてなる請求項1記載の止水栓付き水栓用取付け
    脚。
  7. 【請求項7】 操作部が脚本体と配管の接続部に臨む側
    の周面に、この操作部の端部自身及びこれから配管側に
    突き出た脚本体を覆うカバーを軸線方向に移動可能に連
    接してなる請求項1記載の止水栓付き水栓用取付け脚。
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