JP3616752B2 - ガス栓 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ガス栓、特に、ガス通路の一端に可撓管が接続され、他端は継手部材を介してガス器具に接続される形式のガス栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ガス器具に直接接続させる形式の従来のガス栓(G)として、例えば、図2に示すものがある。このものは、栓(2)が収容される栓収容部(20)と、その上流側(図面では右側)に位置し且つ前記栓収容部(20)に連通するガス流入筒部(21)と、栓収容部(20)の下流側(図面では左側)に位置し且つ前記栓収容部(20)に連通するガス流出筒部(22)とからガス栓本体が構成されており、前記ガス流入筒部(21)の上流端から栓収容部(20)を介してガス流出筒部(22)の下流端に至るまでガス通路(30)が同軸上に形成されていると共に、栓(2)を栓収容部(20)内で回動させることにより前記ガス通路(30)は開閉可能である。
【0003】
ガス流入筒部(21)には、同図の二点鎖線に示すように、可撓管継手(31)を介して可撓管(3)が接続される。ガス流出筒部(22)には、ガス器具(4)内にガスを取り入れるガス取入口となる入口ネジ部(40)に螺合接続させるために、継手部材(42)が気密状態に且つ回動自在に取り付けられる。
【0004】
この継手部材(42)のうち、ガス器具(4)側に位置する一端側には、その内周面に、前記入口ネジ部(40)に螺合可能な接続ネジ部(41)が形成されており、この接続ネジ部(41)の開放端にガス器具(4)の入口ネジ部(40)の先端をねじ合わせすると共に継手部材(42)を締め付け方向に回転させれば、入口ネジ部(40)は継手部材(42)内の接続ネジ部(41)にねじ込まれていく。このように、継手部材(42)の一端側に設けられている接続ネジ部(41)をガス器具(4)の入口ネジ部(40)に螺合接続させることにより、ガス栓(G)は継手部材(42)を介してガス器具(4)に接続されることとなり、可撓管(3)からのガスをガス器具(4)に供給することができる。
【0005】
又、継手部材(42)の他端側と、ガス栓(G)のガス流出筒部(22)との接続部には、継手部材(42)をガス流出筒部(22)に対して気密状態に且つ回動自在に装着させるために、回動シール部(43)が設けられる。
【0006】
図2に示すものでは、回動シール部(43)として、ガス流出筒部(22)の外周に複数の環状溝部(24)が形成されていると共にその各々にOリング(25)が収容されている。環状溝部(24)にOリング(25)を収容させた状態で、継手部材(42)をガス流出筒部(22)に外嵌させると、Oリング(25)は、継手部材(42)の内周面と各環状溝部(24)の底部とに密着する態様となり、継手部材(42)の一端内周面とガス流出筒部(22)の外周面との気密が確保されることとなる。
【0007】
又、継手部材(42)における前記回動シール部(43)と接続ネジ部(41)の形成域との間には、継手部材(42)をガス流出筒部(22)に対して抜け止め状態に保持するためにガス流出筒部(22)の先端近傍に設けられた抜け止め用の弾性リング(26)と、これに当接する係合突起(44)とからなる抜け止め部(45)が設けられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、従来の継手部材(42)には、 ガス器具(4)の入口ネジ部(40)に接続させるための接続ネジ部(41)が一端側に形成されており、ガス流出筒部(22)に対して気密状態に且つ回動自在に装着させるための回動シール部(43)が他端側に形成されており、前記回動シール部(43)と接続ネジ部(41)との間には、継手部材(42)をガス流出筒部(22)に対して抜け止め状態に保持するための抜け止め部(45)が配設された態様となっている。言い換えれば、継手部材(42)の胴部において、接続ネジ部(41)、回動シール部(43)、さらには抜け止め部(45)が、流路方向に並んだ状態で各々離れて配設された状態となっている。これにより、従来の継手部材(42)では、接続ネジ部(41)、回動シール部(43)、抜け止め部(45)の形成範囲の長さ分、流路方向に長い筒体に構成されている。
【0009】
従って、これをガス流出筒部(22)に装着させた状態においては、ガス栓(G)は、ガス流出側の流路の長い嵩高なものとなり、これをガス器具(4)の入口ネジ部(40)に接続させて使用するためには、ガス栓(G)の配設位置とガス器具(4)の入口ネジ部(40)との間に十分なスペースを設けなければならず、ガス器具(4)の設置条件が制約されるといった問題が生じる。
【0010】
本発明は、『ガス出口となるガス流出筒部に、ガス器具の入口ネジ部に接続させるための継手部材が、シール部を介して回動自在に装着されるガス栓』において、前記継手部材の流路方向の長さを短くして、ガス栓全体を小型化することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を解決するために講じた本発明の解決手段は、『前記継手部材の内周面に前記入口ネジ部に螺合可能な接続ネジ部が形成され、前記接続ネジ部の形成域と同心状に位置するように前記シール部が設けられ、
前記継手部材を前記ガス流出筒部に対して抜け止め状態に保持するための抜け止め手段を、前記シール部と同心状に位置するように設けられ、
前記抜け止め手段は、前記継手部材の一端内周に設けられ且つ前記接続ネジ部よりも小径の抜け止めネジ部と、前記ガス流出筒部内に設けられ且つ前記抜け止めネジ部が螺合可能な係合ネジ部と、前記係合ネジ部の奥側に続いて設けられ且つ前記係合ネジ部に螺合後の前記抜け止めネジ部が非螺合状態で収容される収容室とから構成されるものとし、
前記抜け止めネジ部は前記接続ネジ部とは逆向きのネジによって形成されている』ことである。
【0012】
継手部材とガス流出筒部との間を気密状態で且つ回動自在に接続させるシール部を、継手部材の内周面に形成される接続ネジ部の形成域と同心状に位置するように配設したから、シール部の配設域と接続ネジ部の形成域とが流路方向に離れて設けられている構成のものに比べて継手部材の流路方向の長さを短く設定することができる。これには、例えば、継手部材の一端を前記ガス流出筒部内に挿入する構成とし、その内周面に前記接続ネジ部を形成すると共にその形成域に対応する継手部材の外周面にシール部を配設させる構成のものが採用可能である。
【0013】
また、前記継手部材を前記ガス流出筒部に対して抜け止め状態に保持するための抜け止め手段を、前記シール部と同心状に位置するように設けたので、継手部材の胴部の同じ範囲に、接続ネジ部と、シール部と、抜け止め手段とを設ける構成が可能となる。
【0014】
また、前記抜け止め手段は、前記継手部材の一端内周に設けられ且つ前記接続ネジ部よりも小径の抜け止めネジ部と、前記ガス流出筒部内に設けられ且つ前記抜け止めネジ部が螺合可能な係合ネジ部と、前記係合ネジ部の奥側に続いて設けられ且つ前記係合ネジ部に螺合後の前記抜け止めネジ部が非螺合状態で収容される収容室とから構成され、前記抜け止めネジ部は前記接続ネジ部とは逆向きのネジによって形成されているので、継手部材の一端をガス流出筒部内に挿入させると共に継手部材内に突設された小径の抜け止めネジ部をガス流出筒部内に設けられた係合ネジ部に螺合させる。螺合に伴って継手部材はガス流出筒部内を上流側へ進んでいき、抜け止めネジ部が係合ネジ部を超えた時点で、前記抜け止めネジ部は、前記係合ネジ部よりもガス流出筒部の奥側に形成されている収容室に非螺合状態で収容されることとなる。この状態の継手部材を下流側に引き抜こうとした場合、前記抜け止めネジ部の下流端の山部が前記係合ネジ部の山部に上流側から当接することとなり、継手部材はガス流出筒部に対して抜け止め状態に保持されることとなる。その後、継手部材の接続ネジ部をガス器具の入口ネジ部に螺合接続させる。この時の継手部材の回動方向は前記抜け止めネジ部を係合ネジ部から取り外す際の回動方向と逆方向である。
【0015】
【発明の効果】
本発明では、ガス流出筒部に接続させるためのシール部と、ガス器具に接続させるための接続ネジ部とを、同心状(例えば、継手部材の胴部の一定範囲内における内外周面)に形成するようにして継手部材全体の長さを短く設定できるようにしたから、これを装着させてなるガス栓全体も小型化することができる。これにより、ガス器具の設置場所が必要以上に制約されることがなく、使い勝手のよいガス栓を提供することができることとなる。
【0016】
また、前記継手部材を前記ガス流出筒部に対して抜け止め状態に保持するための抜け止め手段を、前記シール部と同心状に位置するように設けたことで、継手部材全体の長さを変えることなく、前記継手部材に、前記ガス流出筒部に対して抜け止め状態に保持するための抜け止め手段を設けることができる。
【0017】
さらに、前記抜け止め手段を、継手部材内で螺合する一対の抜け止めネジ部と係合ネジ部と、係合ネジ部への螺合後に前記抜け止めネジ部を収容する収容室とによって構成したから、継手部材を意図的に回動させない限り、継手部材がガス栓本体から抜け落ちることがない。よって、継手部材のガス器具本体に対する抜け止めは確実なものとなる。逆に、抜け止めネジ部が係合ネジ部内を後退する方向に継手部材を回動させれば、継手部材をガス流出筒部から取り外すことができるので、継手部材の交換が容易となる。又、前記ネジ部は逆ネジにより構成したから、継手部材を締め付け方向に回動させてガス器具の入口ネジ部に螺合接続に伴って前記継手部材が前記ガス流出筒部から外れていく不都合もない。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施の形態を、図1に基づいて説明する。この実施の形態のガス栓は、従来のものと同様に、栓(2)が回転自在に収容された栓収容部(20)に連通するようにガス流入筒部(21)とガス流出筒部(23)とが同軸上に設けられた構成のものであり、栓(2)の上方に連結された操作ハンドル(25)を操作して栓(2)を栓収容部(20)内で回動させることにより、ガス流入筒部(21)からガス流出筒部(23)へ至るガス通路(30)を連通或は遮断させることができる。
【0019】
ガス流入筒部(21)には、同図の二点鎖線に示すように、室外機(図示せず)からの可撓管(3)を接続させるための可撓管継手(31)が接続されており、この可撓管継手(31)を介して、可撓管(3)の先端がガス流入筒部(21)に接続される。又、ガス流出筒部(23)内には、室内側のガス器具(4)のガス取入口となる入口ネジ部(40)に接続させるための継手部材(1)が気密状態で且つ回動自在に内嵌状態に装着される。
【0020】
特に、この実施の形態のものでは、ガス流出筒部(23)内に、小径筒部(27)を同心状に且つ栓収容部(20)に連通するように設けることにより、前記ガス流出筒部(23)と小径筒部(27)との間に、前記継手部材(1)の一端を収容する環状の継手収容室(28)がガス通路(30)の下流側に開放するように設けられた構成となっている。
【0021】
小径筒部(27)の下流端には、係合ネジ部(29)が前記継手収容室(28)内に向いて形成されており、前記継手収容室(28)内における係合ネジ部(29)の奥方には、前記係合ネジ部(29)の谷径に一致する無ネジの収容室(19)が形成されているものとする。
次に、前記継手収容室(28)内に、一端が気密状態に且つ回動自在に、さらには抜け止め状態に収容される継手部材(1)の構成について説明する。
【0022】
継手部材(1)の内周面には、ガス器具(4)の入口ネジ部(40)に螺合させるための接続ネジ部(10)が形成されていると共に、前記一端側には、前記接続ネジ部(10)に続いて、それよりも小径の抜け止めネジ部(11)が形成されている。抜け止めネジ部(11)は、接続ネジ部(10)とは逆方向にネジ切りされた、所謂、逆ネジによって構成されており、前記継手収容室(28)内の係合ネジ部(29)に螺合可能となっている。すなわち、前述の係合ネジ部(29)のネジ方向も逆方向に形成されているものとする。
【0023】
そして、継手部材(1)の胴部の外周面であって、前記接続ネジ部(10)の前記一端近傍の一部分と抜け止めネジ部(11)の形成域を含む範囲にちょうど対応する部分には、Oリング(14a)(14b)をそれぞれ収容させるための一対の第1、第2環状溝部(13a)(13b)が形成されている。尚、一方の第1環状溝部(13a)は、前記一端に開放するように形成されている。
【0024】
この継手部材(1)をガス流出筒部(23)に装着させるには、まず、継手部材(1)の前記一端をガス流出筒部(23)と小径筒部(27)との間の継手収容室(28)内に挿入する。すると、抜け止めネジ部(11)の先端の山部が、係合ネジ部(29)の下流端の山部に当接する。その状態から、前記継手部材(1)を通常の締め付け方向とは逆方向に回動させることにより、抜け止めネジ部(11)は係合ネジ部(29)に螺合しながら上流側へ進んでいき、係合ネジ部(29)との螺合が外れた時点で、抜け止めネジ部(11)は、係合ネジ部(29)に続く無ネジの収容室(19)内に収容される態様となる。
【0025】
前記収容室(19)は、上記したように、係合ネジ部(29)の谷径に一致する無ネジ筒部であるから、抜け止めネジ部(11)は収容室(19)内にちょうど収容される態様となると共に、この状態で、継手部材(1)の前記一端が継手収容室(28)の底部に当接するように各部分の寸法関係は設定されているものとする。
【0026】
この状態において、継手部材(1)を下流側に引っ張ると、抜け止めネジ部(11)の後端の山部が係合ネジ部(29)の山部に奥側から当接することとなり、継手部材(1)は抜け止め状態に保持された態様となる。すなわち、前記抜け止めネジ部(11)と係合ネジ部(29)とがガス流出筒部(23)に対する継手部材(1)の抜け止め防止用のストッパーとして機能することとなる。
【0027】
又、この状態において、前記第1、第2環状溝部(13a)(13b)に収容させたOリング(14a)(14b)がガス流出筒部(23)の内周面と第1、第2環状溝部(13a)(13b)の底部とに密着する態様となって、回動シール部(12)が構成されることとなる。この回動シール部(12)によって、前記継手部材(1)の一端はガス流出筒部(23)内に気密が確保された状態で回動自在に取り付けられることとなる。
【0028】
上記した要領で、継手部材(1)の一端をガス流出筒部(23)に気密状態で且つ抜け止め状態に収容させることにより、継手部材(1)は、ガス栓(G)に一体に且つ回動自在に接続されることとなる。
【0029】
この実施の形態の継手部材(1)では、内周面に、ガス器具(4)の入口ネジ部(40)に接続させるための接続ネジ部(10)と、ガス流出筒部(23)に対する抜け止め手段を構成する抜け止めネジ部(11)とが設けられており、継手部材(1)の外周面に、回動シール部(12)を構成するOリング(14a)(14b)を設ける構成となっているが、これら接続ネジ部(10)の前記一端近傍の一部分と、抜け止めネジ部(11)と、回動シール部(12)の形成範囲は、継手部材(1)の胴部において、同心状に位置するように配設された構成となっている。言い換えれば、この実施の形態の継手部材(1)では、接続ネジ部(10)と、抜け止めネジ部(11)と、回動シール部(12)とが流路方向に並んだ状態で相互に離れて位置する、図2に示したような従来の構成のものに比べて、継手部材(1)の軸線方向の全体長さは短く設定されており、継手部材(1)が短くなることによって、継手部材(1)を装着させたガス栓(G)の全体の大きさもコンパクトになっている。これにより、ガス器具(4)の入口ネジ部(40)側に十分なスペースが確保することができない場合でもガス栓(G)を対応させることができる。
【0030】
ガス栓(G)に取り付けられた継手部材(1)をガス器具(4)の入口ネジ部(40)に接続させるには、継手部材(1)の開放端側の接続ネジ部(10)を入口ネジ部(40)の先端にねじ合わせし、継手部材(1)を通常の締め付け方向に回動させる。これにより、入口ネジ部(40)は接続ネジ部(10)にねじ込まれていき、最終締め付け位置まで継手部材(1)を締め付けた状態において、継手部材(1)の入口ネジ部(40)への接続が完了する。この状態が、ガス栓(G)がガス器具(4)に接続された状態である。
【0031】
尚、接続ネジ部(10)と抜け止めネジ部(11)とは相互に逆方向のネジによって形成されているから、接続ネジ部(10)を入口ネジ部(40)に螺合させる際の締め付け方向と、抜け止めネジ部(11)を係合ネジ部(29)に螺合させる際の締め付け方向とは同一である。よって、ガス流出筒部(23)に装着させた状態の継手部材(1)の接続ネジ部(10)を入口ネジ部(40)に螺合させる際に、抜け止めネジ部(11)が係合ネジ部(29)に対して外れていくことがない。
【0032】
すなわち、継手部材(1)をガス器具(4)の入口ネジ部(40)に取り付ける際に、継手部材(1)がガス栓(G)から不用意に脱落する不都合はない。
又、抜け止めネジ部(11)が係合ネジ部(29)から外れる方向に継手部材(1)を回動させれば、継手部材(1)はガス流出筒部(23)から取り外すことができるから、継手部材(1)を交換したい場合には交換作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態におけるガス栓をガス器具の入口ネジ部に接続させる様子を示す説明図。
【図2】従来のガス栓をガス器具の入口ネジ部に接続させる様子を示す説明図。
【符号の説明】
(1)・・・・・・・・継手部材
(10)・・・・・・・・接続ネジ部
(12)・・・・・・・・シール部
(23)・・・・・・・・ガス流出筒部
(4) ・・・・・・・・ガス器具
(40)・・・・・・・・入口ネジ部
Claims (1)
- ガス出口となるガス流出筒部に、ガス器具の入口ネジ部に接続させるための継手部材が、シール部を介して回動自在に装着される形式のガス栓において、
前記継手部材の内周面に前記入口ネジ部に螺合可能な接続ネジ部が形成され、前記接続ネジ部の形成域と同心状に位置するように前記シール部が設けられ、
前記継手部材を前記ガス流出筒部に対して抜け止め状態に保持するための抜け止め手段を、前記シール部と同心状に位置するように設けられ、
前記抜け止め手段は、前記継手部材の一端内周に設けられ且つ前記接続ネジ部よりも小径の抜け止めネジ部と、前記ガス流出筒部内に設けられ且つ前記抜け止めネジ部が螺合可能な係合ネジ部と、前記係合ネジ部の奥側に続いて設けられ且つ前記係合ネジ部に螺合後の前記抜け止めネジ部が非螺合状態で収容される収容室とから構成されるものとし、
前記抜け止めネジ部は前記接続ネジ部とは逆向きのネジによって形成されているガス栓。
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