JP2003185097A - 液化石油ガス容器用バルブ - Google Patents

液化石油ガス容器用バルブ

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JP2003185097A
JP2003185097A JP2001378902A JP2001378902A JP2003185097A JP 2003185097 A JP2003185097 A JP 2003185097A JP 2001378902 A JP2001378902 A JP 2001378902A JP 2001378902 A JP2001378902 A JP 2001378902A JP 2003185097 A JP2003185097 A JP 2003185097A
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JP
Japan
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valve
pressure regulator
petroleum gas
liquefied petroleum
sleeve
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Application number
JP2001378902A
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English (en)
Inventor
Jiro Uchiumi
二郎 内海
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Itoh Kouki Corp
Original Assignee
Itoh Kouki Corp
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Publication date
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)
  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 LPG容器に取付けられるバルブの、圧力調
整器取付け口をねじ込み式でもカップリング式でもどち
らでも対応することのできるLPG容器のバルブを提供
する。 【解決手段】 LPG容器に取付けられるバルブの圧力
調整器取付け口11の外周端に凹溝12を設け、その内
周に雌ねじ13を設け、この雌ねじ13に逆止弁14を
収容するスリーブ15を螺合し、このスリーブ15の内
側に縮径をした段部18と受け座となるテーパー面19
が形成され、それに続いて上記スリーブ15より外径の
大きい外筒20を延設し、その内面に雌ねじ21を設
け、取付け口11の奥に逆止弁14を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は液化石油ガス(以
下、LPGと記す)の容器に取付けられるバルブであっ
て、このバルブに接続される圧力調整器との取付け構造
が、ねじ込み式と直動式の両機能を備えたLPG容器に
取付けられるバルブに関する。
【0002】
【従来の技術】古いLPG容器のバルブは、図5(b)
に示すようにバルブの圧力調整器取付け口11に押し込
みネジ22を螺合し、その推進力で先端にOリング23
を嵌めたニップル24を受け座32に向けて嵌め込む、
所謂ねじ込み式のものが主流であった。
【0003】上記古いLPG容器のバルブは、圧力調整
器の着脱作業が面倒で、不慣れな者が取り扱うと、取付
けの際にニップルの先端が揺動して不確実な取付けとな
りガス漏れを起こす恐れがある。
【0004】こうしたことから図5(a)に示すように
取扱いが簡単で、確実に取付けることができる直動式
(カップリング式)に変わりつつある。
【0005】このカップリング式は、取付け口11の端
部外周に凹溝12が設けられ、その内側に、図面上左か
らバネ座16、バネ座16の中心孔に弁棒31、弁棒3
1と一体の逆止弁14のコーン14a 、弁座14b とな
る逆止弁14のスリーブ14c が順に嵌められ、この取
付け口11にカップリングボール28を装填したカップ
リング25と、スプリング27に付勢され摺動可能のカ
ップリングガイド26および中心に突き出たニップル2
4でもって構成するカップリングにより圧力調整器が取
付けられる。
【0006】上記構成から判るようにカップリング式
は、圧力調整器の着脱が簡単で、しかも接続が確実でガ
ス漏れの心配もなく保安上優れたものである。
【0007】ところで、一般家庭や集合住宅で使用され
るLPG容器は取扱い者も特定されているので使用状態
も安定していて保安上の問題もない。
【0008】しかし、露天商やキャンピングなどアウト
ドアーでの使用状態は、LPG容器の移動と圧力調整器
の着脱が頻繁であるだけでなく取扱い者が特定されず不
慣れな者が取り扱うこともある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにLPG容
器のバルブの形式が変わりつつあるときにおいては、着
脱される圧力調整器との整合が問題になり、LPG容器
のバルブがねじ込み式で提供される圧力調整器がカップ
リング式であったり、また、その逆であったりすること
がおきている。
【0010】こうした状況のもと、上記のような不便を
解消するためにこの発明は、LPG容器のバルブをねじ
込み式でもカップリング式でもどちらでも対応すること
のできるLPG容器のバルブを提供することを課題とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、LPG容器に取付けるバルブであって、
該バルブの圧力調整器取付け口が、ねじ込み式とカップ
リング式の両方式を共用できるようにしたものである。
【0012】具体的にはLPG容器に取付けられるバル
ブの圧力調整器取付け口の外周端に凹溝を設け、その内
周に雌ねじを設け、この雌ねじに逆止弁を収容するスリ
ーブを螺合し、このスリーブの内側に縮径をした段部と
受け座となるテーパー面が形成され、それに続いて上記
スリーブより外径の大きい外筒を延設し、その内面に雌
ねじを設けたもので、必要ならば上記圧力調整器取付け
口の奥に逆止弁を設ける。
【0013】上記逆止弁は、上記圧力調整器取付け口の
奥にバネ座を設け、このバネ座にバネが嵌められ、上記
スリーブの内側に上記バネにより付勢される逆止弁を摺
動可能に装填したものである。
【0014】また、上記LPG容器用バルブにねじ込み
式の圧力調整器取付口とカップリング式の圧力調整器取
付け口とを設け、逆止弁と手動バルブを備えたものであ
る。
【0015】上記の如く構成するこの発明によれば、ね
じ込み式、カップリング式のいずれの圧力調整器でも対
応することができ、特に、ねじ込み式とカップリング式
が混在している現在において、露天商やキャンピングな
ど圧力調整器を頻繁に着脱する使用状態では保安確保上
特別の効果が得られる。
【0016】
【発明の実施の形態】次にこの発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。図1は第一実施形態に係り、逆
止弁付きのねじ込み式・カップリング式両用LPG容器
バルブで、図1(a)は、ねじ込み式の圧力調整器を取
付けた状態を示し、図1(b)はカップリング式圧力調
整器を取付けた状態を示す。
【0017】LPG容器に取付けられたバルブの圧力調
整器の取付け口11の外周端に凹溝12が設けられ、内
周には雌ねじ13が設けられ、この雌ねじ13に逆止弁
14を収容するスリーブ15を螺合し、上記圧力調整器
の取付け口11の左方内周にはバネ座16が設けられ、
バネ17により逆止弁14を付勢している。
【0018】上記逆止弁14を収容するスリーブ15に
は、縮径した段部18が形成され、それに続いてテーパ
ー面(受け座)19が形成され、さらに続いて上記スリ
ーブ15より若干大きい外径の外筒20が延び、その内
面に雌ねじ21が設けられている。
【0019】図1(a)は、ねじ込み式の圧力調整器が
取付けられた状態を示し、上記外筒20の雌ねじ21に
圧力調整器の押し込みネジ22が螺合して、前端にOリ
ング23を嵌めたニップル24が直進してテーパー面
(受け座)19に密接して圧力調整器が接続され、ニッ
プル24の先端が逆止弁14を押し込んでLPGが流通
するようになる。
【0020】図1(b)ではカップリング式の圧力調整
器が取り付けられた状態で、カップリング25が押し込
まれるとカップリングガイド26がスプリング27の付
勢に抗して後退し、凹溝12に嵌まったカップリングボ
ール28を捕らえて固定され、このときカップリング2
5の中心のニップル24の先端は、逆止弁14の中心孔
29にパッキング30を介して嵌まり、逆止弁14を押
し込んでLPGが流通するようになる。
【0021】上記説明で判るようにこの実施形態によれ
ば、LPG容器に取り付けられた一つのバルブでねじ込
み式とカップリング式の両方式の圧力調整器を取付け可
能となる。
【0022】図2は、第二実施形態に係り、第一実施形
態のものから逆止弁を取り除いたもので他の部分は全て
同一で符号も図1と同一である。
【0023】図3は、上記第一、第二実施形態の実施例
で圧力調整器の取付け口11とバルブハンドル10の位
置を容器の据え付け条件に合わせて変えたもので、構造
の詳細は図1および図2を参照されたい。
【0024】図3(a)は、第二実施形態の実施例であ
って、圧力調整器の取付け口11を横向きにし、バルブ
ハンドル10を上に設けたものである。
【0025】図3(b)は、第一実施形態の実施例であ
って、圧力調整器の取付け口11を横向きにし、バルブ
ハンドル10を上に設けたものである。
【0026】図3(c)は、第二実施形態の実施例であ
って、圧力調整器の取付け口11を上向きにし、バルブ
ハンドル10を横に設けたものである。
【0027】図3(d)は、第一実施形態の実施例であ
って、圧力調整器の取付け口11を上向きにし、バルブ
ハンドル10を横に設けたものである。
【0028】図4は、第三実施形態でねじ込み式のバル
ブの圧力調整器取付け口11a とカップリング式のバル
ブの圧力調整器取付け口11b とをそれぞれ設けたもの
である。この場合、圧力調整器を取付けない側の取付け
口は開放状態になるので逆止弁14が必須となる。ま
た、必要ならば別途閉止プラグを用意し使用しない方の
取付け口に被せることもできる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
一個のLPG容器用バルブでねじ込み式圧力調整器とカ
ップリング式圧力調整器の両方に対応することができ、
ねじ込み式とカップリング式が混在している現在、露天
商やキャンピングなど圧力調整器を頻繁に着脱する用途
において保安確保の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施形態の断面図で(a)はねじ込み式圧
力調整器を、(b)はカップリング式圧力調整器を取付
けた状態を示す。
【図2】第二実施形態の断面図で(a)はねじ込み式圧
力調整器を、(b)はカップリング式圧力調整器を取付
けた状態を示す。
【図3】(b),(d)は第一実施形態の実施例 (a),(c)は第二実施形態の実施例
【図4】第三実施形態の概略断面図で(a)はその1,
(b)はその2
【図5】従来技術の断面図で(a)カップリング式,
(b)ねじ込み式圧力調整器の取付け状態を示す。
【符号の説明】
10 バルブハンドル 11 取付け口 12 凹溝 13 雌ねじ 14 逆止弁 15 スリーブ(筒体) 16 バネ座 17 バネ 18 段部 19 テーパー面(受け座) 20 外筒 21 雄ねじ 22 押し込みねじ 23 Oリング 24 ニップル 25 カップリング 26 カップリングカイド 27 スプリング 28 カップリングボール 29 貫通孔 30 パッキング 31 弁棒 32 受け座

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液化石油ガス容器に取付けるバルブであ
    って、該バルブの圧力調整器取付け口が、ねじ込み式と
    カップリング式の両方式を共用できるようにしてなるこ
    とを特徴とする液化石油ガス容器用バルブ。
  2. 【請求項2】 液化石油ガス容器に取付けられるバルブ
    の圧力調整器取付け口の外周端に凹溝を設け、上記取付
    け口の内周に雌ねじを設け、この雌ねじに逆止弁を収容
    するスリーブを螺合し、このスリーブの内側を縮径した
    段部と受け座となるテーパー面とを形成し、それに続い
    て上記スリーブの外径より大きい外筒を延設し、その内
    面に雌ねじを設けられてなる請求項1に記載の液化石油
    ガス容器用バルブ。
  3. 【請求項3】 上記圧力調整器取付け口の奥にバネ座を
    設け、このバネ座にバネが嵌められ、上記スリーブの内
    側に上記バネに付勢される逆止弁を装填したことを特徴
    とする請求項1または2に記載の液化石油ガス容器用バ
    ルブ。
  4. 【請求項4】 上記液化石油ガス容器用バルブにねじ込
    み式の圧力調整器取付け口とカップリング式の圧力調整
    器取付け口とを設け、各口には逆止弁と手動バルブを備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の液化石油ガス容
    器用バルブ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010504489A (ja) * 2006-09-22 2010-02-12 イートン コーポレーション 螺子付き雌カップリングに接続する雄カップリング
JP2011512495A (ja) * 2008-02-15 2011-04-21 ウェー、アービン 螺合式接続装置
WO2012015385A1 (en) * 2010-07-26 2012-02-02 Rochester Gauges, Inc. Adaptor assembly and system for pressurized containers
CN108668512A (zh) * 2018-07-06 2018-10-16 中国电子科技集团公司第十四研究所 一种新型的插针式液冷接头

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