JP3044841U - ガス栓 - Google Patents
ガス栓Info
- Publication number
- JP3044841U JP3044841U JP1997006048U JP604897U JP3044841U JP 3044841 U JP3044841 U JP 3044841U JP 1997006048 U JP1997006048 U JP 1997006048U JP 604897 U JP604897 U JP 604897U JP 3044841 U JP3044841 U JP 3044841U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- joint
- peripheral surface
- male screw
- casing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
- Valve Housings (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ガス器具の見栄えを低下させることなく、ガ
ス器具の流入管をケーシング内に配置させることができ
るガス栓を提供する。 【解決手段】 継手5の先端部外周面にテーパ雄ねじか
らなる雄ねじ部51を形成する。この雄ねじ部51より
基端側の継手5の外周面に、スパナ掛け部52を形成す
る。
ス器具の流入管をケーシング内に配置させることができ
るガス栓を提供する。 【解決手段】 継手5の先端部外周面にテーパ雄ねじか
らなる雄ねじ部51を形成する。この雄ねじ部51より
基端側の継手5の外周面に、スパナ掛け部52を形成す
る。
Description
【0001】
この考案は、ガス機器に直接接続されるガス栓に関する。
【0002】
一般に、この種のガス栓においては、ガス通路の流出側端部が開口する栓本体 の端部に継手の基端部が回動自在に設けられており、継手の先端部内周面にはテ ーパ雌ねじ部が形成され、先端部外周面にはスパナ掛け部が形成されている。そ して、継手のテーパねじ部をガス機器の流入管の外周に形成されたテーパ雄ねじ 部に螺合させることによってガス機器に接続されるようになっている(実開平4 −10172号公報参照)。
【0003】 ところで、上記従来のガス栓を用いる場合には、ガス機器の流入管をケーシン グから突出させる必要がある。仮に、流入管をケーシング内に引っ込めると、ガ ス機器のケーシングに継手の先端部を挿入するための大きな孔を形成しなければ ならず、その孔の内周面と流入管との間に大きな隙間が形成されてしまう。この ため、ガス機器の見栄えを低下させる。しかも、継手の先端部をケーシング内に 挿入すると、継手のスパナ掛け部がケーシング内に入り込んでしまうため、継手 を回動させることができなくなってしまう。勿論、スパナ掛け部を継手の基端部 外周面に形成すればそのような問題は生じないが、ケーシングに大きな孔を形成 しなければならないという問題は残る。そこで、従来のガス栓を用いる場合には 、ガス機器の流入管をケーシングから突出させていた。
【0004】
ところが、ガス機器の流入管をケーシングから突出させると、ガステーブルの 内部にその上端開口部からガスコンロを挿入して設置する、いわゆるドロップイ ンコンロにおいては、ケーシングから突出したガス栓が挿入時に邪魔になるとい う問題があった。
【0005】
上記の問題を解決するために、請求項1に係る考案は、栓本体の内部にガス通 路およびこのガス通路を開閉する弁体が設けられ、上記ガス通路の流出側端部が 開口する上記栓本体の端部に、ガス機器に接続される継手の基端部が回動自在に 設けられたガス栓において、上記継手の先端部外周面に雄ねじ部を形成し、この 雄ねじ部を上記ガス機器の流入口の内周面に形成された雌ねじ部に螺合接続する ようにしたことを特徴としている。 この場合、上記継手の基端部外周面に継手を回動させるための回動手段を係合 させる係合部を形成するのが望ましい。また、上記雄ねじ部をテーパ雄ねじにす るのが望ましい。
【0006】
以下、この考案の一実施の形態について図1および図2を参照して説明する。 図1に示すように、この実施の形態のガス栓1は、栓本体2を備えている。こ の栓本体2の内部には、ガス通路21が形成されている。この場合、ガス通路2 1は、流入口21a側と流出口21b側とがほぼ直角に屈曲しているが、全体を 真っすぐに形成してもよい。また、栓本体2の内部には、弁体3が回動自在に設 けられている。この弁体3は、ガス通路21を開閉するためのものであり、ハン ドル4によって図1に示す閉状態からほぼ90°回動させると、流入口21a側 と流出口21b側とが連通した開状態になる。
【0007】 上記ガス通路21の流出口21bが開口する栓本体2の側部には、突出部22 が形成されている。この突出部22には、継手5の基端部が回動自在に設けられ ている。継手5と突出部22との間には、ガス漏れ防止用のOリング6、および 抜け止め用のストップリング7が介装されている。
【0008】 上記継手5の先端部外周面には、雄ねじ部51が形成されている。この場合、 雄ねじ部51として管用テーパねじを採用しているが、ストレートねじを採用し てもよい。雄ねじ部51より基端側の継手5の外周面には、断面六角形状をなす スパナ掛け部(係合部)52が形成されている。そして、このスパナ掛け部に図 示しないスパナ(回動手段)を係合させることにより、継手5を回動させるよう になっている。
【0009】 図2は、上記継手5をガス機器に接続した状態を示す断面図であり、ガス機器 のケーシングCには挿通孔Caが形成されている。また、ケーシングCの内部に は、流入管Gがその端面をケーシングCの内面にほぼ接触させた状態で配置され ている。この流入管Gの流入口Gaの内周面には、テーパ雌ねじ部(雌ねじ部) Gbがその軸線を挿通孔Caの軸線とほぼ一致させた状態で形成されている。そ して、テーパ雌ねじGbに雄ねじ部51を螺合させることにより、ガス栓1がガ ス機器に接続されている。
【0010】 ここで、挿通孔Caの内径は、雄ねじ部51の最大外径とほぼ同一にすればよ く、テーパ雌ねじが形成された継手(図2において想像線で示す。)を挿入する ための孔より大幅に小さくすることができる。しかも、挿通孔Caは流入管Gよ り小さくすることができるので、挿通孔Caと流入管Gとの間に隙間ができるの を防止することができる。また、継手5の基端側にスパナ掛け部52が形成され ているので、雄ねじ部51をケーシングC内に挿入しても継手5を回動させるこ とができる。
【0011】 このように、この考案のガス栓1においては、ガス機器の見栄えを低下させた り、継手5を回動させることができなくなったりすることなく、流入管Gをケー シングC内に配置することができる。そして、流入管GをケーシングC内に配置 することにより、ドロップインコンロをガステーブルに設置する場合等に、流入 管Gが邪魔になるのを防止することができるのである。
【0012】 なお、この考案は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、適宜変更可能 である。 例えば、上記の実施の形態においては、継手5をその軸線方向へ移動不能にし ているが、所定範囲移動可能にしてもよい。また、流入口21a側にも継手5と 同様の継手を設けてもよい。ただし、その継手についてはテーパ雄ねじ部とテー パ雌ねじ部とのいずれを形成してもよい。
【0013】
以上説明したように、請求項1〜3に係る考案によれば、ガス機器の見栄えを 低下させたり、継手を回動させることができなくなったりすることなく、流入管 をケーシング内に配置することができ、しかも流入管をケーシング内に配置する ことにより、ドロップインコンロをガステーブルに設置する場合等に、流入管が 邪魔になるのを防止することができるという効果が得られる。
【図1】この考案の一実施の形態を示す断面図である。
【図2】同実施の形態の継手をガス器具の流入管に接続
した状態を示す断面図である。
した状態を示す断面図である。
C ガス器具のケーシング G 流入管 Ga 流入口 Gb テーパ雌ねじ部(雌ねじ部) 1 ガス栓 2 栓本体 3 弁体 5 継手 21 ガス通路 21a 流入口 21b 流出口 51 テーパ雄ねじ部(雄ねじ部) 52 スパナ掛け部(係合部)
Claims (3)
- 【請求項1】 栓本体の内部にガス通路およびこのガス
通路を開閉する弁体が設けられ、上記ガス通路の流出側
端部が開口する上記栓本体の端部に、ガス機器に接続さ
れる継手の基端部が回動自在に設けられたガス栓におい
て、上記継手の先端部外周面に雄ねじ部を形成し、この
雄ねじ部を上記ガス機器の流入口の内周面に形成された
雌ねじ部に螺合接続するようにしたことを特徴とするガ
ス栓。 - 【請求項2】 上記継手の基端部外周面に継手を回動さ
せるための回動手段を係合させる係合部が形成されてい
ることを特徴とする請求項1に記載のガス栓。 - 【請求項3】 上記雄ねじ部をテーパ雄ねじにしたこと
を特徴とする請求項1または2に記載のガス栓。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006048U JP3044841U (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | ガス栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1997006048U JP3044841U (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | ガス栓 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3044841U true JP3044841U (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=43179250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1997006048U Expired - Lifetime JP3044841U (ja) | 1997-06-26 | 1997-06-26 | ガス栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3044841U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081615A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 株式会社サンコー | ガス栓付き自在アダプター |
-
1997
- 1997-06-26 JP JP1997006048U patent/JP3044841U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015081615A (ja) * | 2013-10-21 | 2015-04-27 | 株式会社サンコー | ガス栓付き自在アダプター |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH11311385A (ja) | 管継手 | |
JP3044841U (ja) | ガス栓 | |
JP2003097741A (ja) | ボールバルブ | |
JP3982898B2 (ja) | ガス栓 | |
JP4126020B2 (ja) | ガス配管の試験口構成具及び試験口構造 | |
CN221360490U (zh) | 一种结构简单的喷枪 | |
CN206943525U (zh) | 一种燃气自闭阀 | |
KR200185606Y1 (ko) | 에어 또는 가스조절밸브 | |
CN217736334U (zh) | 一种能调节流量的机械锁闭阀 | |
JP2003185097A (ja) | 液化石油ガス容器用バルブ | |
CN217003169U (zh) | 一种新型耐高温水龙头 | |
US20050121087A1 (en) | Three-way valve | |
JP2001004042A (ja) | L型ガス栓 | |
JPH0228308Y2 (ja) | ||
JPH0320632B2 (ja) | ||
JPH0121264Y2 (ja) | ||
JPH0622676U (ja) | 安全ガスコック | |
JP2587367Y2 (ja) | プラグ弁 | |
JPS646443Y2 (ja) | ||
JPH0673553U (ja) | ガス栓 | |
JPS5927594Y2 (ja) | ガス栓に用いるメクラ蓋 | |
JP2002323161A (ja) | ガス栓 | |
JPH07783Y2 (ja) | 回動自在アングル形ボールバルブ | |
JP3080721U (ja) | ボールバルブ | |
JP3847867B2 (ja) | 直動式ガス栓 |