JP2002130504A - ガス栓 - Google Patents

ガス栓

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JP2002130504A
JP2002130504A JP2000318958A JP2000318958A JP2002130504A JP 2002130504 A JP2002130504 A JP 2002130504A JP 2000318958 A JP2000318958 A JP 2000318958A JP 2000318958 A JP2000318958 A JP 2000318958A JP 2002130504 A JP2002130504 A JP 2002130504A
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淳 大久保
Yuka Hiromatsu
由香 廣松
Michio Hayashi
美智男 林
Sankei Hosaka
三兄 保坂
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Tokyo Gas Co Ltd
Toho Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス栓の内部を流れるガスに対する流通抵抗
を小さくする。 【解決手段】 栓本体1の内部に形成されるガス通路1
1のうち、弁体5より上流側の部分11Aには、上流側
から下流側へ向かって拡径するテーパ孔部11bを形成
する。テーパ孔部11bの上流側端部の内径(最小径)
は、蛇腹管(図示せず)が押圧固定されるパッキン3の
内径と同一にする。テーパ孔部11bより下流側のガス
通路11及び弁体5に形成された連通孔51の内径は、
テーパ孔部11bの下流側端部の内径(最大径)と同一
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、内部を流れるガ
スに対する流通抵抗の改善を図ったガス栓に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ガス栓には、その大きさに応じ
て1/2インチ、3/4インチ、1インチ等のものがあ
る。また、ガス栓に接続するフレキシブルガス管には、
8A、、10A、15A、20A等のものがある。そし
て、使用するガス器具のガス消費量に基づいてガス栓及
びフレキシブルガス管が選定されている。例えば、16
号の給湯器では、1/2インチのガス栓と15Aのフレ
キシブルガス管が選定される。また、1/2インチのガ
ス栓の流量の規格は、2.0m/hであり、この流量
は10A以上のフレキシブルガス管を接続しなければ満
足できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のガ
ス栓とそれに接続されるフレキシブルガス管とは、一定
の関係があったが、本出願の発明者が鋭意研究したとこ
ろ、ガス栓のガスに対する流通抵抗を小さくすれば、よ
り小さいフレキシブルガス管を用いても必要流量を確保
することができ、それによって配管の費用を低減するこ
とができる。逆に、一定の大きさのフレキシブルガス管
を用いれば、ガス栓を小容量のガス器具から大容量のガ
ス器具まで兼用することができるという知見を得るに至
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記知見に
基づいてなされたものであり、内部にガス通路が形成さ
れた栓本体と、この栓本体に開位置と閉位置との間を変
位可能に設けられ、上記ガス通路を上流側部分と下流側
部分とに二分する弁体とを備え、上記弁体が上記開位置
に位置しているときには、上記ガス通路の上流側部分と
下流側部分とが上記弁体の内部を貫通する連通孔を介し
て連通し、上記弁体が上記閉位置に位置しているときに
は、上記ガス通路の上流側部分と下流側部分とが上記弁
体によって遮断されるガス栓において、上記ガス通路の
上記弁体より上流側部分に、下流側へ向かって拡径する
テーパ孔部を形成し、このテーパ孔部より下流側の上記
ガス通路及び上記連通路の内径を上記テーパ孔部の最大
径と同等以上に設定したことを特徴としている。この場
合、上記テーパ孔部より下流側の上記ガス通路及び上記
連通孔の内径を、上記テーパ孔部の最大径とほぼ同一に
設定することが望ましい。上記上流側部分の上記テーパ
孔部より上流側には、蛇腹状をなすフレキシブル管が挿
入接続されており、上記テーパ孔部の上流側端部の最小
径が上記フレキシブル管の最小内径とほぼ同一に設定さ
れていることが望ましい。上記ガス通路の上流側部分の
上記テーパ孔部より上流側には、上記フレキシブル管の
先端部が押し付けられる環状の当接部が設けられてお
り、この当接部の内径が上記テーパ孔部の最小径とほぼ
同等以上に設定されていることが望ましい。上記ガス通
路の下流側部分に、下流側へ向かって拡径する第2テー
パ部が設けられていることが望ましい。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図7を参照して説明する。図1及び図2は、
この発明の一実施の形態を示す。この実施の形態のガス
栓Aは、I型ガス栓と称されるものであり、略一直線状
に延びる栓本体1を備えている。この栓本体1の内部に
は、栓本体1の一端面から他端面まで貫通するガス通路
11が形成されている。このガス通路11は、いずれの
箇所においても断面円形をなしており、後述するテーパ
孔部11aを除いてほぼ一定の内径を有している。
【0006】ガス通路11の上流側端部(図1、図2に
おいて右端部)には、金属製の蛇腹管(フレキシブル
管)F1、及びその外周を覆う樹脂製の被覆管F2から
なるフレキシブルガス管Fが接続される。すなわち、ガ
ス通路11の上流側端部には、周知の継手装置2が設け
られるとともに、継手装置2より若干下流側に環状のパ
ッキン(当接部)3がガス通路11と同芯に配置されて
いる。パッキン3の内径は、蛇腹管F1の最小内径と同
等か、それより若干小径に設定されている。したがっ
て、継手装置2の内部を貫通した蛇腹管F1の先端部
は、パッキン3に押し付けられる。そして、パッキン3
と継手装置2の先端部とによって蛇腹管F1の一山又は
複数山が押し潰されることにより、蛇腹管F1の内部が
パッキン3を介してガス通路11に気密に接続され、蛇
腹管F1からガス通路11にガスが供給されるようにな
っている。
【0007】ガス通路11の上流側端部には、フレキシ
ブルガス管Fに代えて剛性を有するガス管を接続しても
よい。その場合には、継手装置2およびパッキン3が不
用であり、ガス通路11の上流側端部にテーパ雌ねじ部
を形成する。そして、このテーパ雌ねじ部にガス管を螺
合固定すればよい。
【0008】栓本体1の下流側端部の外周には、接続ナ
ット4の一端部がガス通路11の軸線を中心として回動
可能に、かつ気密に嵌合されている。この接続ナット4
の他端部内周には、テーパ雌ねじ部41がその軸線を接
続ナット4の軸線と一致させて形成されている。このテ
ーパ雌ねじ部41には、ガス管、ガスコンロ等の各種の
ガス器具の管部Gが螺合固定され、ガス栓Aを開状態に
するとガス通路11から管部Gのガス孔G1を介してガ
ス管又はガス器具にガスが供給される。接続ナット4に
は、テーパ雌ねじ部41に代えて、ストレートな雌ねじ
部を形成してもよく、接続ナット4の他端部外周面にテ
ーパ雄ねじ部を形成してもよい。
【0009】栓本体1の長手方向のほぼ中央部には、テ
ーパ孔状をなす弁収容孔12が形成されている。この弁
収容孔12は、ガス通路11を横断するように配置され
ている。これにより、ガス通路11が、弁収容孔12よ
り上流側の上流側部分11Aと、弁収容孔12から下流
側の下流側部分11Bとに二分されている。
【0010】弁収容孔12には、弁体5が回動自在にか
つ気密に嵌合されている。この弁体5には、その軸線と
直交する方向に貫通する連通孔51が形成されている。
この連通孔51は、ガス通路11とほぼ同一の内径を有
している。しかも、連通孔51は、弁体5を図1に示す
開位置に回動させると、ガス通路11と一直線上に並ぶ
ように配置されている。したがって、弁体5を開位置に
回動させると、ガス通路11の上流側部分11Aと下流
側部分11Bとが連通孔51を介して連通する。弁体5
を図1に示す開位置からほぼ90°回動させて閉位置に
位置させると、弁体5が上流側部分11Aと下流側部分
11Bとの間を遮断する。なお、弁体5は、ハンドル6
によって回動操作されるようになっている。
【0011】ガス通路11の上流側部分11Aには、パ
ッキン3から弁収容孔12に向かって、小径孔部11
a、テーパ孔部11b及び大径孔部11cが順次形成さ
れている。小径孔部11aは、パッキン3の内径と同一
の内径を有するストレートな孔として形成されている。
テーパ孔部11bは、上流側から下流側へ向かって漸次
大径になっており、その下流側端部の内径(最小径)
は、小径孔部11aの内径と同一になっている。テーパ
孔部11bの下流側端部の内径(最大径)は、大径孔部
11cの内径と同一になっている。大径孔部11cは、
連通孔51の内径とほぼ同一の内径を有するストレート
な孔として形成されている。
【0012】上流側部分11Aのパッキン3から弁収容
孔12までの間の部分については、小径孔部11a及び
大径孔部11cを形成することなく、全体をテーパ孔部
として形成してもよい。その場合には、テーパ孔部の上
流側端部をパッキン3の内径と同一にし、下流側端部を
連通孔51の内径と同一にすればよい。また、上流側部
分11Aのパッキン3から弁収容孔12までの間の全体
をテーパ孔部とする場合において、上流側部分の上流側
の開口部にテーパ雌ねじ部を形成し、このテーパ雌ねじ
部に剛性を有するガス管を螺合固定するときには、テー
パ孔部の上流側端部の内径を、テーパ雌ねじ部の下流側
端部の山部の内径とほぼ同一にするのが望ましい。
【0013】上記構成のガス栓Aにおいては、下流側部
分11Aのパッキン3より下流側の部分の内径が、小径
孔部11aを除き、パッキン3の内径より大径になって
いる。しかも、金属管F1から上流側端部11Aに流入
したガスは、流入当初は乱流になっているが、テーパ孔
部11bにおいて層流になる。この結果、ガスの流通抵
抗が小さくなる。したがって、このガス栓Aによれば、
ガスの流量を大きくすることができる。よって、例えば
10A用のガス栓を15Aのガス栓としても兼用するこ
とが可能であり、一つのガス栓を使用ガス量の小さいガ
ス器具から大きいガス器具まで用いることができる。逆
に、一定の流量を得るのであれば、ガス通路11及び連
通孔51を小径にすることができ、それによってガス栓
Aを小型化することができる。あるいは、フレキシブル
ガス管Fとして、ガス栓Aに対応するものより小さいフ
レキシブルガス管を用いることも可能である。たとえ
ば、10A用のガス栓に8A用のフレキシブルガス管F
を用いることができる。これは、次の実験結果からも明
かである。
【0014】上記ガス栓Aの効果を確認するために行っ
た実験データを紹介する。この実験においては、フレキ
シブルガス管及びパッキンの内径を本件発明に係るガス
栓と比較対象たる従来のガス栓とで次のようにした。 また、従来のガス栓では、パッキンから下流側のガス通
路及び連通孔をパッキンの内径と同一の9.5mmとし
たのに対し、本発明のガス栓では、大径孔部11cから
下流側のガス通路11及び連通孔51の内径だけを、従
来のものと同一の9.5mmとし、小径孔部11aをパ
ッキン3の内径と同一の7.0mmとし、小径孔部11
aと大径孔部11cとの間にはテーパ孔部11bを形成
した。その他の構成は、本発明に係るガス栓と従来のガ
ス栓とで同一にした。そして、ガス栓の入口と出口の圧
力差を0.1KPaとし、日本工業規格で定められた流
量試験法に則って流量試験を行った。その結果、従来の
ガス栓では、10Aのフレキシブルガス管が接続され、
ガス通路の上流側端部全体がパッキンの内径と同一であ
るのに対し、本願発明のガス栓では、8Aのフレキシブ
ルガス管が接続され、上流側部分11Aの小径部11a
及びテーパ部11bの内径が9.5mm以下であるにも
拘わらず、本件発明のガス栓の方が従来のガス栓より流
量が多かった。具体的には、従来のガス栓の流量が3.
5m/hであったのに対し、本願発明のガス栓の流量
は、3.6m/hであった。
【0015】次に、この発明の他の実施の形態について
説明する。なお、以下の実施の形態においては、上記の
実施の形態と異なる構成についてのみ説明することと
し、同様な構成部分には同一符号を付してその説明を省
略する。
【0016】図3は、この発明の第2の実施の形態を示
す。この実施の形態のガス栓Bは、L型ガス栓と称され
るものであり、図3において上下に延びる栓本体1の一
側部には、突出部13が形成されている。この突出部1
3の先端面13aにガス通路11の下流側部分11Bが
開口しており、下流側部分11Bは上流側部分11Aに
対してほぼ直交する方向に延びている。また、弁体5の
連通孔51は、ほぼ直角に屈曲しており、その一端部は
弁体5の小径側の端面に開口し、他端部は弁体5の外周
面に開口している。連通孔51の一端開口部は、上流側
部分11Aと軸線を一致させており、上流側部分11A
と常時連通している。連通孔51の他端開口部は、弁体
5を図3に示す開位置に回動させると、下流側部分11
Bと軸線を一致させて連通する。弁体5を開位置から9
0°回動させて閉位置に位置させると、連通孔51の他
端開口部が下流側部分11Bから離れる。この結果、上
流側部分11Aと下流側部分11Bとが弁体5によって
遮断される。なお、連通孔51の内径は、その全長にわ
たってほぼ一定であり、少なくとも一端開口部の内径は
と他端開口部の内径とは互いに同一で、しかも上流側端
部11Aの大径孔部11c及び下流側部分11Bの内径
とも同一になっている。
【0017】図4は、この発明の第3の実施の形態を示
すものである。この実施の形態のガス栓Cにおいては、
下流側部分11Bの下流側端部に、下流側へ向かって拡
径する第2テーパ部11dが形成されている。この第2
テーパ部11dの上流側端部の内径(最小径)は、下流
側部分11Bの内径と同一になっている。突出部13の
先端面13aにおける第2テーパ孔部11dの内径(最
大径)は、第2テーパ部11dの内周面をそのテーパ角
度で管部G側に延長したとき、管部Gの内周面の先端縁
とほぼ一致するような大きさに設定されている。このよ
うな第2テーパ部11dを形成すると、下流側部分11
Bから流出するガスが、第2テーパ部11dの作用によ
って管部Gのガス孔G1内に円滑に流入する。その結
果、第2テーパ部11dが形成されていないガス栓より
ガスの流量を大幅に増大させることができる。なお、第
2テーパ部11dは、図3に示すガス栓Bの下流側部分
11Bにも形成するのが望ましい。
【0018】図5は、この発明の第4の実施の形態を示
す。この実施の形態のガス栓Dにおいては、上流側部分
11Aに大径部11cを形成することなく、テーパ孔部
11bが弁収容孔12の内周面まで延びている。しか
も、連通孔51が上流側から下流側へ向かって拡径する
テーパ孔として形成されている。連通孔51はテーパ孔
部11bと同一のテーパ角度を有している。しかも、連
通孔51の上流側端部の内径は、テーパ孔部11bの下
流側端部の内径と同一に設定され、連通孔51の下流側
端部の内径は、ガス通路11の下流側部分11Bの内径
と同一に設定されている。
【0019】図6及び図7は、この発明の第5の実施の
形態を示す。この実施の形態のガス栓Eにおいては、ガ
ス通路11の上流側端部に筒部材7が気密に螺合固定さ
れている。この筒部材7の内部を通してガス通路11に
フレキシブルガス管Fが挿通されるようになっている。
筒部材7の内周面には、環状のシール部材8が設けられ
ている。このシール部材8が蛇腹管F1の山部に押し付
けられることにより、蛇腹管F1の外周面と筒部材7の
内周面との間が気密にシールされ、蛇腹管F1の内部が
ガス通路11に気密に連通されている。
【0020】筒部材7と小径孔部11aとの間の上流側
部分11Aの内周面には、小径孔部11aより大径であ
る摺動孔部11eが形成されている。この摺動孔部11
eには、リング状をなす支持部材9が摺動自在に挿入さ
れている。この支持部材9の内周面の下流側端部には、
環状突出部(当接部)91が形成されている。この環状
突出部91の内径は、蛇腹管F1の最小内径と同等か、
若干小径であり、小径孔部11aの内径と同等に設定さ
れている。したがって、環状突出部91には、筒部材7
を介して上流側部分11Aに挿入された蛇腹管F1の先
端部が突き当たる。環状突出部91の内径は、蛇腹管F
1の最小内径及び小径孔部11aより若干大径にしても
よい。その場合、蛇腹管F1は、その最も先端に位置す
る谷部と山部との中間部が環状突出部91の内周面と上
流側の端面との交差部に突き当たることになる。
【0021】支持部材9の外周面の上流側端部には、環
状の段差部92が形成されている。この段差部92に
は、リング状をなす拡縮径可能な係合部材10が拡径状
態で嵌合されている。係合部材10は、摺動孔部11e
の上流側に隣接して形成された係止面11fに突き当た
ることによって下流側への移動が阻止されている。した
がって、蛇腹管F1の先端部が環状突出部91に突き当
たった状態で、支持部材9が摺動孔11eと小径孔部1
1aとの間の停止面11gに突き当たるまで蛇腹管F1
をさらに押し込むと、支持部材9が下流側へ移動するの
に対し、係合部材10が係止面11fによって下流側へ
の移動が阻止されているので、係合部材10が段差部9
2から離脱する。そして、縮径して蛇腹管F1の谷部に
嵌り込む。その状態で蛇腹管F1を引き抜こうとする
と、係合部材10が筒部材7の先端部に突き当たる。こ
れにより、蛇腹管F1が栓本体1に筒部材7を介して引
き抜き不能に接続される。
【0022】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、弁体5を回動させることに
よって開閉するように構成されているが、弁体を直動さ
せることによって開閉状態を切り替えるようにしてもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ガス栓の内部を流れるガスの流量を増大させること
ができる。したがって、ガスの流量を一定にするのであ
れば、ガス栓を小型化したり、あるいはガス栓に接続さ
れる供給側のガス管として小径のガス管を用いることが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を開状態で示す断
面図である。
【図2】同実施の形態のガス通路の上流側部分にフレキ
シブルガス管を接続した状態で示す図1と同様の断面図
である。
【図3】この発明の第2の実施の形態を示す図1と同様
の断面図である。
【図4】この発明の第3の実施の形態を示す図1と同様
の断面図である。
【図5】この発明の第4の実施の形態を示す図2と同様
の断面図である。
【図6】この発明の第5の実施の形態を、蛇腹管が支持
部材に突き当たるまで挿入した状態で示す断面図であ
る。
【図7】同実施の形態を、蛇腹管が栓本体に接続された
状態で示す断面図である。
【符号の説明】
A ガス栓 B ガス栓 C ガス栓 D ガス栓 E ガス栓 F フレキシブルガス管 F1 蛇腹管(フレキシブル管) 1 栓本体 2 継手装置 3 パッキン(当接部) 5 弁体 11 ガス通路 11A 上流側部分 11B 下流側部分 11b テーパ孔部 11d 第2テーパ孔部 51 連通孔 91 環状突出部(当接部)
フロントページの続き (72)発明者 大久保 淳 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 廣松 由香 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 林 美智男 愛知県名古屋市熱田区桜田町19−18 東邦 瓦斯株式会社内 (72)発明者 保坂 三兄 新潟県上越市北本町3−1−8 光陽産業 株式会社内 Fターム(参考) 3H017 CA07 3H051 AA05 BB10 CC11 FF01 3H054 BB06 CC01 GG01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にガス通路が形成された栓本体と、
    この栓本体に開位置と閉位置との間を変位可能に設けら
    れ、上記ガス通路を上流側部分と下流側部分とに二分す
    る弁体とを備え、上記弁体が上記開位置に位置している
    ときには、上記ガス通路の上流側部分と下流側部分とが
    上記弁体の内部を貫通する連通孔を介して連通し、上記
    弁体が上記閉位置に位置しているときには、上記ガス通
    路の上流側部分と下流側部分とが上記弁体によって遮断
    されるガス栓において、 上記ガス通路の上記弁体より上流側部分に、下流側へ向
    かって拡径するテーパ孔部を形成し、このテーパ孔部よ
    り下流側の上記ガス通路及び上記連通路の内径を上記テ
    ーパ孔部の最大径と同等以上に設定したことを特徴とす
    るガス栓。
  2. 【請求項2】 上記テーパ孔部より下流側の上記ガス通
    路及び上記連通孔の内径を、上記テーパ孔部の最大径と
    ほぼ同一に設定したことを特徴とする請求項1に記載の
    ガス栓。
  3. 【請求項3】 上記上流側部分の上記テーパ孔部より上
    流側には、蛇腹状をなすフレキシブル管が挿入接続され
    ており、上記テーパ孔部の上流側端部の最小径が上記フ
    レキシブル管の最小内径とほぼ同一に設定されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のガス栓。
  4. 【請求項4】 上記ガス通路の上流側部分の上記テーパ
    孔部より上流側には、上記フレキシブル管の先端部が押
    し付けられる環状の当接部が設けられており、この当接
    部の内径が上記テーパ孔部の最小径とほぼ同等以上に設
    定されていることを特徴とする請求項3に記載のガス
    栓。
  5. 【請求項5】 上記ガス通路の下流側部分に、下流側へ
    向かって拡径する第2テーパ部が設けられていることを
    特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のガス栓。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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