JPH1094211A - 水中型電動機 - Google Patents

水中型電動機

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Publication number
JPH1094211A
JPH1094211A JP26372196A JP26372196A JPH1094211A JP H1094211 A JPH1094211 A JP H1094211A JP 26372196 A JP26372196 A JP 26372196A JP 26372196 A JP26372196 A JP 26372196A JP H1094211 A JPH1094211 A JP H1094211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
capacitor
bracket
head cover
pair
underwater motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26372196A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Nakanishi
英明 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KUSATSU DENKI KK
KUSATSU ELECTRIC
Original Assignee
KUSATSU DENKI KK
KUSATSU ELECTRIC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KUSATSU DENKI KK, KUSATSU ELECTRIC filed Critical KUSATSU DENKI KK
Priority to JP26372196A priority Critical patent/JPH1094211A/ja
Publication of JPH1094211A publication Critical patent/JPH1094211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、コンデンサをブラケットに接着
にて固定するとともに、ヘッドカバ−とブラケット間で
コンデンサを挟みつける構成にすることにより、製造コ
ストの低下を図る水中電動機に関する。 【解決手段】 箱形コンデンサ7の2面の取付位置を規
制するためブラケット8に一対の保持片9を設けるとと
もに、ブラケット8に固定するコンデンサ7の面には接
着テ−プ10を貼りつけて所定位置に接着する。一方、
ヘッドカバ−11にもコンデンサ7の移動を規制するた
め前記保持片9とは対角の位置に一対の突起片12を設
けることにより、コンデンサ7を上下から挟みつける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フレ−ムとヘッド
カバ−間の中間に設けるブラケットにコンデンサを設置
してなる水中型電動機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水中型電動機を図3に基づいて説
明する。図面において、1はフレ−ムで、固定子2、回
転子3を内蔵している。4は固定子にコイルを巻装した
巻線部、5は回転軸で、この回転軸は一対の軸受6にて
回転自在に支持されている。また水中型電動機において
はコンデンサを電動機外壁に固定するような構成にする
ことは通常できないため、図3のように、コンデンサ7
を電動機に内蔵するような構成にする必要があるため、
中間にコンデンサ固定用のブラケット8を設けて、フレ
−ムと嵌合させ、前記ブラケット8にコンデンサ7をね
じ14止め等にて固定して、ヘッドカバ−11にて密閉
にする構成が通例であった。このような構成のため、コ
ンデンサ取り付けのためにダイカスト、プレス等にて加
工された鋳物製、鉄板製等のブラケツトが必要であり、
かつコンデンサをねじ止めするためにコンデンサに別に
固定部15を一体に設けてこの固定部にてねじ止めする
ために別にねじが必要となり、しかもねじ止めするため
に工数がかかるため、部品点数の増加、工数増加による
製造コストの高騰をもたらしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この様な従
来の欠点を解消してヘッドカバ−とブラケット間にてコ
ンデンサを挟みつける水中型電動機を提供するものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記従来の
問題点を解決するために箱形コンデンサのケ−スの2面
の取付位置を規制するためブラケットに一対の保持片を
設けるとともに、ブラケットに固定するコンデンサの面
には接着テ−プを貼りつけて所定位置に接着する。一
方、ヘッドカバ−にもコンデンサの移動を規制するため
前記保持片とは対角の位置に一対の突起片を設けること
により、コンデンサを上下から挟みつける構造のためコ
ンデンサが振動や劣化によりブラケットとの接着力が落
ちて外れてもコンデンサが移動することはない。
【0005】
【発明の実施の形態】以上の構成によりブラケットの保
持片にて、このブラケットの所定位置にコンデンサを両
面接着テ−プにて接着にて固定し、一方上面よりはコン
デンサとは組立及び部品公差分だけ間隔をあけてヘッド
カバ−に設けた突起片または突起片と一体に設けた突起
部とによりコンデンサの移動を規制できるので、従来の
ようにねじ止めするためにコンデンサに固定部を別に設
ける必要もなく、また、ねじ止めの必要もないため、製
作コストが安くなる。
【0006】
【実施例】本発明の水中型電動機を図1及び図2に基づ
いて説明する。図面において、1はフレ−ムで、固定子
2、回転子3を内蔵している。4は固定子にコイルを巻
装した巻線部、5は回転軸で、この回転軸は一対の軸受
6にて回転自在に支持されている。また、水中型電動機
においてはコンデンサを電動機外壁に固定するような構
成にすることは通常できないため、図1、図2のよう
に、コンデンサ7を電動機に内蔵するような構成にする
必要があるため、中間にコンデンサ固定用のブラケット
8を設けて、フレ−ムと嵌合させ、前記ブラケット8に
は前記コンデンサ7の2面を規制するように少なくとも
一対の保持片9を設け、この保持片をガイドとしてコン
デンサに接着テ−プ10等を貼りつけて所定のブラケッ
トの取付位置に接着にて固定する。さらに、万一振動や
劣化により接着力が落ちて外れても、前記コンデンサ7
の取付位置を規制する前記ブラケットに設けた保持片9
と、この保持片とはコンデンサの対角位置になるヘッド
カバ−11に設けた少なくとも一対の突起片12をコン
デンサ7の2面に近設して設けることにより、コンデン
サが移動するのを規制することができる。
【0007】次にブラケットとヘッドカバ−間にてコン
デンサの取付位置を規制する構成について説明する。図
1の場合は、ヘッドカバ−11とブラケット8との空間
部がコンデンサ7の高さ寸法に対して組立及び部品の公
差分の余裕しかない場合で、接着テ−プ10付きのコン
デンサ7をブラケット8に設けた少なくとも一対の保持
片9に当てがいブラケツトの所定位置に接着にて固定す
る。そして、コンデンサ7の上部より上記保持片9とは
対角位置にヘッドカバ−11に設けた少なくとも一対の
突起片12にて万一の場合のコンデンサ7の位置ずれを
規制する。
【0008】図2の場合は、ヘッドカバ−11とブラケ
ット8との空間部がコンデンサ7の高さ寸法以上でヘツ
ドカバ−の形状等の要因により組立及び部品の公差分以
上に隙間が発生する場合で、接着テ−プ10付きのコン
デンサ7をブラケット8に設けた少なくとも一対の保持
片9に当てがいブラケットの所定位置に接着にて固定す
る。そして、コンデンサ7の上部より上記保持片9とは
対角位置にヘッドカバ−11に設けた少なくとも一対の
突起片12にて万一の場合のコンデンサの位置ずれを規
制する。この場合にはコンデンサ7とヘッドカバ−11
との間に距離があるため、突起片12と一体にコンデン
サの上部を覆うように突起部13を設けて万一コンデン
サが外れた場合の上下方向の移動を規制する。
【0009】また、コンデンサの別の固定方法として、
ブラケットにコンデンサを配設する所定位置に凹部を設
けるとともに、ヘッドカバ−とコンデンサ間にその隙間
以上に材厚のある緩衝材を当てがいヘッドカバ−の押圧
にてコンデンサを固定することもできる。
【0010】
【発明の効果】以上のごとく本発明はヘッドカバ−とブ
ラケット間の空間部にコンデンサを取り付ける構成にす
ることにより、つぎのような効果が得られる。 1.コンデンサをブラケットに接着するとともに、ヘッ
ドカバ−とブラケットとで挟みつける構成のため、コン
デンサ固定用の固定部も固定用のビス等も必要がなくな
る。 2.部品点数の削減にともない作業性が向上し製造コス
トの低下となる。 以上のように従来の場合と比較して、一段と優れた効果
のある電動機を提供することができる。この発明におい
ては水中型電動機について上述したが、本発明は水中型
電動機に限らず電動機全般に広範囲に応用できることは
勿論である。またコンデンサにおいても箱形のコンデン
サに限定されることなく、丸型またはその他の形状のコ
ンデンサにも応用できることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す水中型電動機の断面図
である。
【図2】本発明の他の実施例を示す水中型電動機の断面
図である。
【図3】従来の水中型電動機の断面図である。
【符号の説明】
1 フレ−ム 2 固定子 3 回転子 4 巻線部 5 回転軸 6 軸受 7 コンデンサ 8 ブラケット 9 保持片 10 接着テ−プ 11 ヘッドカバ− 12 突起片 13 突起部 14 ねじ 15 固定部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレ−ムに固定子と回転子を内蔵し、こ
    の固定子にコイルを巻装して巻線部を形成する。そして
    回転子に固定された回転軸は一対の軸受にて回転自在に
    支持されている。一方コンデンサはフレ−ムに嵌合され
    たブラケットとヘッドカバ−間の空間部に取り付けられ
    ている水中型電動機。
  2. 【請求項2】 コンデンサとブラケット間を接着にて固
    定した請求項1記載の水中型電動機。
  3. 【請求項3】前記コンデンサの2面を規制するようにブ
    ラケツトに少なくとも一対の保持片を設け、一方、コン
    デンサの対角の2面を規制するようにヘッドカバ−に少
    なくとも一対の突起片を設けた請求項2記載の水中型電
    動機。
  4. 【請求項4】ヘッドカバ−の突起片に一体に突起部を設
    けた請求項3記載の水中型電動機。
  5. 【請求項5】ブラケットにコンデンサを取り付ける凹部
    を設けるとともに、ヘッドカバ−とコンデンサ間に緩衝
    材を当てがい、ヘツドカバ−にてコンデンサを固定する
    水中型電動機。
JP26372196A 1996-09-11 1996-09-11 水中型電動機 Pending JPH1094211A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100389212B1 (ko) * 1999-09-10 2003-06-27 가부시키가이샤 시즈키덴키세이사쿠쇼 모터 프레임내에 수용된 콘덴서를 사용하여 구동하는 모터
US7091638B2 (en) * 2004-10-14 2006-08-15 Pentair Pump Group, Inc. Modular end bell construction for a submersible motor unit
JP2006314166A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Mitsubishi Electric Corp コンデンサー搭載電動機及び換気装置
US7215051B2 (en) * 2000-04-11 2007-05-08 Franklin Electric Co., Inc. Single-phase motor particularly for submersed pumps
WO2019176257A1 (ja) * 2018-03-13 2019-09-19 日本電産株式会社 モータ

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