JPH058771Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH058771Y2 JPH058771Y2 JP1985202984U JP20298485U JPH058771Y2 JP H058771 Y2 JPH058771 Y2 JP H058771Y2 JP 1985202984 U JP1985202984 U JP 1985202984U JP 20298485 U JP20298485 U JP 20298485U JP H058771 Y2 JPH058771 Y2 JP H058771Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw hole
- frame
- foreign matter
- motor
- field
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 13
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 13
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 3
- 239000004677 Nylon Substances 0.000 description 1
- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 229920001778 nylon Polymers 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、音響映像機器あるいはOA機器など
の駆動部に使用される小型直流電動機(以後モー
タと称す)のメカニズムへの取付ネジ用ネジ穴よ
りの外部異物の混入を防止するための構造に関す
るものである。
の駆動部に使用される小型直流電動機(以後モー
タと称す)のメカニズムへの取付ネジ用ネジ穴よ
りの外部異物の混入を防止するための構造に関す
るものである。
従来の技術
音響映像機器あるいはOA機器などの駆動用に
使用されるモータは、そのメカニズムへの取付に
際しほとんどの場合取付ネジが使用される。
使用されるモータは、そのメカニズムへの取付に
際しほとんどの場合取付ネジが使用される。
その為、当然モータの最外側部分には取付ネジ
用のネジ穴が何点か必要になる。この時、モータ
から発生する機械ノイズ・輻射ノイズを除去する
必要のある場合は、シールドケースをモータフレ
ームの外側に配置する為、前記シールドケースに
ネジ穴を設ける。又、前記ノイズの影響が無視出
来る場合とかモータ形状を小さくする必要があり
シールドケースを配置するスペースの無い場合
は、モータフレームそのものにネジ穴を設ける事
になる。
用のネジ穴が何点か必要になる。この時、モータ
から発生する機械ノイズ・輻射ノイズを除去する
必要のある場合は、シールドケースをモータフレ
ームの外側に配置する為、前記シールドケースに
ネジ穴を設ける。又、前記ノイズの影響が無視出
来る場合とかモータ形状を小さくする必要があり
シールドケースを配置するスペースの無い場合
は、モータフレームそのものにネジ穴を設ける事
になる。
後述のモータフレームにネジ穴を設ける場合、
外部からの異物の混入には十分注意する必要があ
る。それは回転子の円滑な回転を妨げ、時には回
転子をロツクさせる事があり、モータの駆動部と
しての役目をはたさなくなり、機器として重大な
欠陥となる。
外部からの異物の混入には十分注意する必要があ
る。それは回転子の円滑な回転を妨げ、時には回
転子をロツクさせる事があり、モータの駆動部と
しての役目をはたさなくなり、機器として重大な
欠陥となる。
その為、外部からの異物の混入を防ぐ方法は従
来より考えられており、第3図に従来例を示し以
下図に従つて説明する。
来より考えられており、第3図に従来例を示し以
下図に従つて説明する。
第3図はモータの半断面図である。フレーム1
の内側面に固着される界磁用マグネツト2とフレ
ーム1の天面のすき間にネジ穴3に対応して防粉
カバー4を設け、ネジ穴3と回転子5が装備され
たフレーム内部とを分離し、外部よりの異物の混
入を防いでいる。
の内側面に固着される界磁用マグネツト2とフレ
ーム1の天面のすき間にネジ穴3に対応して防粉
カバー4を設け、ネジ穴3と回転子5が装備され
たフレーム内部とを分離し、外部よりの異物の混
入を防いでいる。
この防粉カバー4は樹脂の成型で作られる場合
とナイロンシートの打ち抜きで作られる場合があ
る。なお、第3図において、6はブラケツト、7
は軸受である。
とナイロンシートの打ち抜きで作られる場合があ
る。なお、第3図において、6はブラケツト、7
は軸受である。
考案が解決しようとする問題点
しかし、上記の如くフレーム1と界磁用マグネ
ツト2の間に何かを介在させて外部よりの異物の
混入を防ぐ従来例では下記の問題点があげられ
る。
ツト2の間に何かを介在させて外部よりの異物の
混入を防ぐ従来例では下記の問題点があげられ
る。
(1) 部品点数が多くなる
異物混入防止用の特別な部品(防粉カバーな
ど)が必要となり部品点数が多くなる。
ど)が必要となり部品点数が多くなる。
(2) 組立工数が多い
フレーム内部に特別な部品(防粉カバー)を界
磁用マグネツトとは別に挿入する必要があり工数
が多くなる。
磁用マグネツトとは別に挿入する必要があり工数
が多くなる。
本考案は以上のような従来の構成で発生する問
題点を解決するために考案されたものである。
題点を解決するために考案されたものである。
問題点を解決するための手段
前記した問題点の解決のため本考案は、界磁用
樹脂マグネツトにネジ穴部とフレーム内部とを分
離する防粉壁を設けたものである。
樹脂マグネツトにネジ穴部とフレーム内部とを分
離する防粉壁を設けたものである。
作 用
上記構成によれば、界磁用樹脂マグネツト自体
が回転子を回転させる作用と同時に、ネジ穴より
の異物混入を防止する目的をはたすので、異物混
入防止用の特別な部品を必要としない。
が回転子を回転させる作用と同時に、ネジ穴より
の異物混入を防止する目的をはたすので、異物混
入防止用の特別な部品を必要としない。
実施例
以下本考案の実施例を図面を参照しながら説明
する。
する。
第1図、第2図は本考案の実施例を示したもの
である。第1図はネジ穴3が界磁用樹脂マグネツ
ト2の内径より内側に配置される場合であり、防
粉壁2aが内径及び軸方向に延設して設けられて
いる。第2図はネジ穴3が界磁用樹脂マグネツト
2の内径より外側に配置される場合であり、防粉
壁2aが軸方向に延設して設けらている。第1
図、第2図において、界磁用樹脂マグネツト2は
ネジ穴3にネジ(図示せず)が締めつけられた
時、ネジが界磁用樹脂マグネツト2に当接するの
を防止するための逃げ2bが設けられている。
又、その逃げ2bとフレーム内部とは界磁用樹脂
マグネツト2に一体に設けた防粉壁2aにて分離
されている。
である。第1図はネジ穴3が界磁用樹脂マグネツ
ト2の内径より内側に配置される場合であり、防
粉壁2aが内径及び軸方向に延設して設けられて
いる。第2図はネジ穴3が界磁用樹脂マグネツト
2の内径より外側に配置される場合であり、防粉
壁2aが軸方向に延設して設けらている。第1
図、第2図において、界磁用樹脂マグネツト2は
ネジ穴3にネジ(図示せず)が締めつけられた
時、ネジが界磁用樹脂マグネツト2に当接するの
を防止するための逃げ2bが設けられている。
又、その逃げ2bとフレーム内部とは界磁用樹脂
マグネツト2に一体に設けた防粉壁2aにて分離
されている。
以上の様に界磁用樹脂マグネツト2にてネジ穴
3とフレーム内部とを分離する事によつて特別な
部品を使用する事なくネジ穴3よりの異物の混入
を防止する事なくネジ穴3よりの異物の混入を防
止する事が出来る。
3とフレーム内部とを分離する事によつて特別な
部品を使用する事なくネジ穴3よりの異物の混入
を防止する事なくネジ穴3よりの異物の混入を防
止する事が出来る。
考案の効果
以上の様に本考案は、界磁用樹脂マグネツトに
ネジ穴からの異物の混入を防止する防粉壁を一体
に設ける事により、防粉カバーの様な特別な部品
が不必要となり、部品点数、工数を削減して異物
の混入防止を達成する事が出来る。
ネジ穴からの異物の混入を防止する防粉壁を一体
に設ける事により、防粉カバーの様な特別な部品
が不必要となり、部品点数、工数を削減して異物
の混入防止を達成する事が出来る。
第1図、第2図は本考案の実施例を示す半断面
図、第3図は従来例を示す半断面図である。 1……フレーム、2……界磁用樹脂マグネツ
ト、2a……防粉壁、3……ネジ穴、5……回転
子。
図、第3図は従来例を示す半断面図である。 1……フレーム、2……界磁用樹脂マグネツ
ト、2a……防粉壁、3……ネジ穴、5……回転
子。
Claims (1)
- メカニズムへの取付ネジ用ネジ穴が界磁用樹脂
マグネツトを保持するフレームに直接設けられる
小型直流電動機において、前記界磁用樹脂マグネ
ツト端面に一体に、回転子が回転する空間と前記
ネジ穴とを分離させる防粉壁を設けた小型直流電
動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985202984U JPH058771Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985202984U JPH058771Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62111760U JPS62111760U (ja) | 1987-07-16 |
JPH058771Y2 true JPH058771Y2 (ja) | 1993-03-04 |
Family
ID=31167881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985202984U Expired - Lifetime JPH058771Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058771Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6330333B2 (ja) * | 2014-01-14 | 2018-05-30 | 日本電産株式会社 | モータ |
US9929614B2 (en) | 2013-07-02 | 2018-03-27 | Nidec Corporation | Motor with integrated slot liner and bobbin with guides for conductor coils |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52108517U (ja) * | 1976-02-13 | 1977-08-18 | ||
JPS59149449U (ja) * | 1983-03-22 | 1984-10-05 | 松下電器産業株式会社 | モータケース |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP1985202984U patent/JPH058771Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62111760U (ja) | 1987-07-16 |
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