JPH06296358A - ステッピングモータ - Google Patents
ステッピングモータInfo
- Publication number
- JPH06296358A JPH06296358A JP7970193A JP7970193A JPH06296358A JP H06296358 A JPH06296358 A JP H06296358A JP 7970193 A JP7970193 A JP 7970193A JP 7970193 A JP7970193 A JP 7970193A JP H06296358 A JPH06296358 A JP H06296358A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor case
- stator
- rotor
- motor
- stepping motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータケース（８）内に収納されるステータ
ユニット（１，２）の収納高さによるがたが生じて振
動、騒音の原因となるような構造を有しないステッピン
グモータ（１０）を提供する。 【構成】 モータケース（８）が樹脂で成形されてお
り、この成形時にステータユニット（１，２）がそれぞ
れのロータ対向面（１ａ，２ａ）以外の面においてモー
タケース（８）と一体化されている。したがって、従来
のような押さえ板を必要としない。
ユニット（１，２）の収納高さによるがたが生じて振
動、騒音の原因となるような構造を有しないステッピン
グモータ（１０）を提供する。 【構成】 モータケース（８）が樹脂で成形されてお
り、この成形時にステータユニット（１，２）がそれぞ
れのロータ対向面（１ａ，２ａ）以外の面においてモー
タケース（８）と一体化されている。したがって、従来
のような押さえ板を必要としない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ、ビデオカメ
ラ、スチルビデオカメラおよびその交換レンズ、カメラ
のシャッター絞り装置およびフォーカスレンズ、ズーム
レンズなどを駆動させるためのステッピングモータに関
する。
ラ、スチルビデオカメラおよびその交換レンズ、カメラ
のシャッター絞り装置およびフォーカスレンズ、ズーム
レンズなどを駆動させるためのステッピングモータに関
する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来例のステッピングモータの
分解斜視図、図４は、図３の一部側面図を伴う線IV−IV
断面図である。従来、この種のステッピングモータ２０
は、図３および図４に示されているように、組立てられ
たステータユニット１および２と、回転子であるロータ
３と、ステータユニット１，２をロータ３に対して位置
決め固定および防塵のためのモータケース４と、ステー
タユニット１，２、ロータ３とモータケース４に組み込
んだ後にスラスト方向からステータユニット１，２を押
さえ込むように取り付けられる押さえ板５と、で構成さ
れている。
分解斜視図、図４は、図３の一部側面図を伴う線IV−IV
断面図である。従来、この種のステッピングモータ２０
は、図３および図４に示されているように、組立てられ
たステータユニット１および２と、回転子であるロータ
３と、ステータユニット１，２をロータ３に対して位置
決め固定および防塵のためのモータケース４と、ステー
タユニット１，２、ロータ３とモータケース４に組み込
んだ後にスラスト方向からステータユニット１，２を押
さえ込むように取り付けられる押さえ板５と、で構成さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のステッピングモータ２０は図４に示すように、組
み立てられたステータユニット１，２の高さ寸法６に対
し、モータケース４におけるステータユニット１，２を
収納するための部分７の深さ寸法を僅かに大きくするの
で、ステータユニット１，２と押さえ板５との間でクリ
アランスによるがたが生じステータ１，２はモータケー
ス内で動いてしまい駆動時の振動発生および騒音の発生
源となる。特にビデオカメラなどでは低騒音、低振動が
要求されていた。また、ステータユニット１，２の高さ
方向の寸法６をモータケースの７よりも高くすると、押
さえ板５をモータケース４に取り付けた時に変形を起こ
しステータユニット１，２の位置ずれを発生させる。
来例のステッピングモータ２０は図４に示すように、組
み立てられたステータユニット１，２の高さ寸法６に対
し、モータケース４におけるステータユニット１，２を
収納するための部分７の深さ寸法を僅かに大きくするの
で、ステータユニット１，２と押さえ板５との間でクリ
アランスによるがたが生じステータ１，２はモータケー
ス内で動いてしまい駆動時の振動発生および騒音の発生
源となる。特にビデオカメラなどでは低騒音、低振動が
要求されていた。また、ステータユニット１，２の高さ
方向の寸法６をモータケースの７よりも高くすると、押
さえ板５をモータケース４に取り付けた時に変形を起こ
しステータユニット１，２の位置ずれを発生させる。
【０００４】したがって、本発明の目的は、モータケー
スの内のステータユニット収納部におけるステータユニ
ットの高さ寸法から生ずるがたによる振動のおそれのな
い構造として、ステータユニットをモータケースの成形
時にモータケースと一体化されたステッピングモータを
提供することである。
スの内のステータユニット収納部におけるステータユニ
ットの高さ寸法から生ずるがたによる振動のおそれのな
い構造として、ステータユニットをモータケースの成形
時にモータケースと一体化されたステッピングモータを
提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明のステッピングモ
ータは、モータケースが樹脂により成形され、かつその
成形時にステータユニットがステータユニットのロータ
に対向する面以外の面においてモータケースと一体化さ
れることを特徴としている。
ータは、モータケースが樹脂により成形され、かつその
成形時にステータユニットがステータユニットのロータ
に対向する面以外の面においてモータケースと一体化さ
れることを特徴としている。
【０００６】なお、本文において、ステータユニットと
は、上下のステータの間にコイルを挟み込まれたものを
いう。
は、上下のステータの間にコイルを挟み込まれたものを
いう。
【０００７】
【作用】本発明のステッピングモータは、ステータユニ
ットがモータケースと一体成型されるので、従来のよう
ながたの発生が全くなく、低振動、低騒音のものを提供
されることができるばかりでなく、押さえ板が不要にな
るため部品数削減によるコストダウンも可能となる。
ットがモータケースと一体成型されるので、従来のよう
ながたの発生が全くなく、低振動、低騒音のものを提供
されることができるばかりでなく、押さえ板が不要にな
るため部品数削減によるコストダウンも可能となる。
【０００８】
【実施例】図１は、本発明のステッピングモータの一実
施例の分解斜視図、図２は図１の一部側面図を伴う線II
−II断面図である。本発明のステッピングモータ１０
は、従来例同様モータケース８内にロータ３が回転自在
に支持されて、このロータ３の周りにステータユニット
１，２が位置決め固定されている。
施例の分解斜視図、図２は図１の一部側面図を伴う線II
−II断面図である。本発明のステッピングモータ１０
は、従来例同様モータケース８内にロータ３が回転自在
に支持されて、このロータ３の周りにステータユニット
１，２が位置決め固定されている。
【０００９】本実施例は、このモータケース８が樹脂で
成形されており、この成形時にステータユニット１，２
が、ステータユニット１，２のそれぞれのロータに対向
する面１ａ，２ａ以外の面においてモータケース８と一
体化されていることが本発明の特徴である。
成形されており、この成形時にステータユニット１，２
が、ステータユニット１，２のそれぞれのロータに対向
する面１ａ，２ａ以外の面においてモータケース８と一
体化されていることが本発明の特徴である。
【００１０】したがって本実施例では、ステータユニッ
ト１，２をモータケース４と一体成形するので、ステー
タユニット１，２はモータケース４内で完全に固定され
る。そのとき、モータケース成形樹脂８はステータユニ
ット１，２の隙間部に流れ込むことにより、不図示のコ
イルをも固定することができる。また成形時にロータ３
が成形されたステータユニット１，２に対して適正なギ
ャップを保つような位置決め穴８ａ，およびロータ軸軸
受８ｂが設けられる。このステータユニット１，２とモ
ータケース８が一体成形され、ロータ３が取付けられて
ステッピングモータ１０が形成される。なお、モータケ
ース８上部の位置決め穴８ａの内面は、ステータユニッ
トの磁極部である櫛歯のロータ対向面１ａ，２ａが複数
個現われていて成形樹脂８が櫛歯のロータ対向面１ａ，
２ａよりも内側に這入り込まないように成形されてい
る。
ト１，２をモータケース４と一体成形するので、ステー
タユニット１，２はモータケース４内で完全に固定され
る。そのとき、モータケース成形樹脂８はステータユニ
ット１，２の隙間部に流れ込むことにより、不図示のコ
イルをも固定することができる。また成形時にロータ３
が成形されたステータユニット１，２に対して適正なギ
ャップを保つような位置決め穴８ａ，およびロータ軸軸
受８ｂが設けられる。このステータユニット１，２とモ
ータケース８が一体成形され、ロータ３が取付けられて
ステッピングモータ１０が形成される。なお、モータケ
ース８上部の位置決め穴８ａの内面は、ステータユニッ
トの磁極部である櫛歯のロータ対向面１ａ，２ａが複数
個現われていて成形樹脂８が櫛歯のロータ対向面１ａ，
２ａよりも内側に這入り込まないように成形されてい
る。
【００１１】このような一体構造のため、がたが生ぜ
ず、振動、騒音が低く、また押さえ板を必要としない。
ず、振動、騒音が低く、また押さえ板を必要としない。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、モータケ
ースと組み立てられたステータを型内で一緒に成形する
ことにより、モータケース内のステータ収納部における
ステータの高さ寸法から生じるがたがなくなり、したが
って、がたにより発生する振動および騒音を防止でき、
低騒音、低振動のステッピングモータを提供できる。ま
た、前述した部品を一体成形することにより部品点数削
減も可能となりコスト削減も達成できる。
ースと組み立てられたステータを型内で一緒に成形する
ことにより、モータケース内のステータ収納部における
ステータの高さ寸法から生じるがたがなくなり、したが
って、がたにより発生する振動および騒音を防止でき、
低騒音、低振動のステッピングモータを提供できる。ま
た、前述した部品を一体成形することにより部品点数削
減も可能となりコスト削減も達成できる。
【図１】本発明のステッピングモータの一実施例の分解
斜視図である。
斜視図である。
【図２】図１の一部側面図を伴う線II−II断面図であ
る。
る。
【図３】従来例のステッピングモータの分解斜視図であ
る。
る。
【図４】図３の一部側面図を伴う線IV−IV断面図であ
る。
る。
１，２ ステータユニット １ａ，２ａ ロータへの対向面 ３ ロータ ３ａ ロータ軸 ４ モータケース ５ 押さえ板 ６ ステータユニットの高さ ７ モータケースの内面高さ ８ モータケース（成形樹脂） ８ａ 位置決め穴 ８ｂ ロータ軸軸受 ９ 端子 １０，２０ ステッピングモータ １１，１２ ねじ
Claims (1)
- 【請求項１】 モータケース内に回転自在に支持される
ロータと、前記ロータの周りに位置決め固定されるステ
ータユニットを有するステッピングモータにおいて、 前記モータケースが樹脂により成形され、かつその成形
時に前記ステータユニットが該ステータユニットの前記
ロータに対向する面以外の面において前記モータケース
と一体化されることを特徴とする、ステッピングモー
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7970193A JPH06296358A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | ステッピングモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7970193A JPH06296358A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | ステッピングモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06296358A true JPH06296358A (ja) | 1994-10-21 |
Family
ID=13697519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7970193A Pending JPH06296358A (ja) | 1993-04-06 | 1993-04-06 | ステッピングモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06296358A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004036281A1 (ja) * | 2002-10-21 | 2004-04-29 | Fdk Corporation | レンズ駆動装置 |
-
1993
- 1993-04-06 JP JP7970193A patent/JPH06296358A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004036281A1 (ja) * | 2002-10-21 | 2004-04-29 | Fdk Corporation | レンズ駆動装置 |
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