JPH083155Y2 - 偏平モータ - Google Patents

偏平モータ

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Publication number
JPH083155Y2
JPH083155Y2 JP1990009343U JP934390U JPH083155Y2 JP H083155 Y2 JPH083155 Y2 JP H083155Y2 JP 1990009343 U JP1990009343 U JP 1990009343U JP 934390 U JP934390 U JP 934390U JP H083155 Y2 JPH083155 Y2 JP H083155Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output side
side bracket
joint surface
flat motor
bracket
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990009343U
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English (en)
Other versions
JPH03101157U (ja
Inventor
隆 松山
吉隆 角田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般産業用,電装用に用いられる偏平モー
タに関するものである。
従来の技術 近年、一般産業用,電装用モータは、静音化の向上が
要望されている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の偏平モータ
の外枠構造について説明する。
第3図及び第4図は、従来の偏平モータの外枠構造を
示すものである。出力側ブラケット11と反出力側ブラケ
ット12は、フランジ部13で全周接触している。防水仕様
のものは、第5図及び第6図のごとく出力側ブラケット
11と反出力側ブラケット12は、フランジ部13に塗布され
たシール材14を介して接触している。シール材14は、磁
石15による出力側ブラケット11と反出力側ブラケット12
の吸引力により薄膜状になりブラケット接合面であるフ
ランジ部13をシールする構造となっている。なお、16は
反出力側ブラケット12に設けたカシメ用切欠きであり、
このカシメ用切欠き16をかしめることにより出力側ブラ
ケット11と反出力側ブラケット12を固定している。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記のようなモータ構造は、フランジ
のカシメ固定した部分が節となり、モータ駆動に伴いブ
ラケットの振動が発生する。この場合、出力側ブラケッ
ト11と反出力側ブラケット12との接合面であるフランジ
部13の接触が全周金属接触であり、また防水構造仕様の
モータも全周薄膜シールを介した接触であるため、ブラ
ケットの共振エネルギーを減衰させることができず、結
果としてモータ運転時にブラケットの振動及び振動音を
生じた。
本考案は、上記問題点を解決するもので、ブラケット
の共振エネルギーを減衰させ、加えて防水シール性も兼
ねる構造の振動の少ない偏平モータを提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するため本考案の偏平モータは、出力
側ブラケットと反出力側ブラケットとの接合面のフラン
ジ部の少なくとも一方に突起を設け、前記突起を前記接
合面に当接させるとともに、前記突起により形成される
接合面の空隙部に緩衝材を備えたものである。
作用 本考案は、上記した構成によって、出力側ブラケット
及び反出力側ブラケットの共振エネルギーが、前記ブラ
ケットの接合面のフランジ部の緩衝材にて吸収されてモ
ータ運転時の共振音を減少するとともに、ブラケットの
接合面のフランジ部に突起を設け、この突起を他ブラケ
ットの接合面のフランジ部に当接させることで、スラス
ト寸法を安定することが出来る。
又円板状のブラケットの共振の節及び腹はフランジ部
に偶数個が出来るため特に奇数個の突起を出すことでこ
の共振モードを殺すことが出来、更にブラケットの共振
音を低下させることが出来る。
実施例 以下、本考案の一実施例の偏平モータの外枠構造につ
いて第1図及び第2図を参照しなが説明する。
出力側ブラケット1には、反出力側ブラケット2との
接合面のフランジ部6に突起4が出ており、突起4の間
には緩衝材3が接着されている。出力側ブラケット1と
反出力側ブラケット2を出力側ブラケット1の突起4が
反出力側ブラケット2のフランジ部6に当接するよう
に、反出力側ブラケット2のカシメ用切欠き5をカシメ
結合している。
以上の構成により、緩衝材3が出力側ブラケット1及
び反出力側ブラケット2の共振エネルギーを減衰させ、
出力側ブラケット1の突起4を反出力側ブラケット2の
フランジ部6に当接させることでスラスト寸法も安定す
ることが出来る。
なお、緩衝材3としては初期流動性があり熱硬化、又
は紫外線硬化によって流動性がなくなる樹脂等を用いる
と配設する際に作業性を向上できる。
考案の効果 以上のように本考案は、出力側ブラケットと反出力側
ブラケットとの接合面のフランジ部に緩衝材を配設する
ことで、ブラケットの共振エネルギーを減衰させ、モー
タ運転時のブラケット共振音を低下させるとともに、出
力側ブラケットと反出力側ブラケットとの接合面のフラ
ンジ部に緩衝材を介することによるモータのスラスト寸
法のバラツキの発生を、少なくとも一方のブラケットの
接合面のフランジ部に突起を出すことで緩衝材の効果を
保ちながらモータのスラスト寸法のバラツキの少ない偏
平モータを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例における偏平モータの組立斜
視図、第2図(a)は第1図に示すモータの突起を通る
面で破断した要部断面図、第2図(b)は第1図モータ
のカシメ用切欠きを通る面で破断した要部断面図、第3
図は従来の偏平モータの組立斜視図、第4図(a)は第
3図モータのカシメ用切欠きを通る面で破断した要部断
面図、第4図(b)は第3図モータのカシメ用切欠き以
外を通る面で破断した要部断面図、第5図は従来の防水
仕様の偏平モータの組立斜視図、第6図(a)は第5図
モータのカシメ用切欠きを通る面で破断した要部断面
図、第6図(b)は第5図モータのカシメ用切欠き以外
を通る面で破断した要部断面図である。 1……出力側ブラケット、2……反出力側ブラケット、
3……緩衝材、4……突起、5……カシメ用切欠き、6
……フランジ部、7……磁石、14……シール材。

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出力側ブラケットと反出力側ブラケットと
    の接合面のフランジ部の数箇所を固定し、前記出力側ブ
    ラケットと反出力側ブラケットとの接合面のフランジ部
    の少なくとも一方に突起を設け、前記突起を前記接合面
    に当接させるとともに、前記突起により形成される接合
    面の空隙部に緩衝材を備えた偏平モータ。
  2. 【請求項2】前記突起の数を3個以上の奇数個としたこ
    とを特徴とする請求項1記載の偏平モータ。
  3. 【請求項3】前記出力側ブラケットと反出力側ブラケッ
    トの接合面をカシメ固定する請求項1または2記載の偏
    平モータ。
  4. 【請求項4】前記緩衝材に初期流動性があり熱硬化、又
    は紫外線硬化によって流動性がなくなる樹脂を用いた請
    求項1または2または3記載の偏平モータ。
  5. 【請求項5】前記緩衝材を前記突起により形成される接
    合面の空隙部にすきまなく備えた請求項1または2また
    は3記載の偏平モータ。
JP1990009343U 1990-01-31 1990-01-31 偏平モータ Expired - Lifetime JPH083155Y2 (ja)

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JPH03101157U JPH03101157U (ja) 1991-10-22
JPH083155Y2 true JPH083155Y2 (ja) 1996-01-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10128438B4 (de) 2001-05-03 2006-09-28 Wobben, Aloys, Dipl.-Ing. Windenergieanlage
JP2005261086A (ja) * 2004-03-11 2005-09-22 Zexel Valeo Climate Control Corp ブラシレスモータ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6037014Y2 (ja) * 1976-02-05 1985-11-02 カルソニックカンセイ株式会社 プリントモ−タ

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JPH03101157U (ja) 1991-10-22

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