JPH1093399A - 注入同期リング発振器 - Google Patents

注入同期リング発振器

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JPH1093399A
JPH1093399A JP24787196A JP24787196A JPH1093399A JP H1093399 A JPH1093399 A JP H1093399A JP 24787196 A JP24787196 A JP 24787196A JP 24787196 A JP24787196 A JP 24787196A JP H1093399 A JPH1093399 A JP H1093399A
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JP
Japan
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ring oscillator
differential
reference signal
frequency
oscillator
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JP24787196A
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Yasuhiko Kuriyama
保彦 栗山
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Toshiba Corp
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】2段リング発振器を用い、位相同期ループを形
成することなく発振周波数を安定化でき、鋭い発振周波
数スペクトルが得られる注入同期型リング発振器を提供
する。 【解決手段】リング状に縦続接続された第1、第2の差
動トランジスタ対Q11,Q12および該差動トランジ
スタ対に電流を供給する定電流源CS10とからなるリ
ング発振器と、第1、第2の差動トランジスタ対Q1
1,Q12と定電流源CS10との間に接続された第3
の差動トランジスタ対Q15,Q16と、第3の差動ト
ランジスタ対Q15,Q16の入力端にリング発振器の
発振周波数のぼ2倍の周波数の基準信号を注入する基準
信号注入回路3を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は注入同期リング発振
器に係り、特に10GHz帯といった高周波帯域で使用
されるリング型注入同期リング発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】高周波帯域で使用される発振器として、
差動増幅器を用いた2段リング発振器が知られている。
図7は、従来の2段リング発振器であり、抵抗R1,R
2をコレクタ負荷とするエミッタ結合差動トランジスタ
対Q1,Q2とその共通エミッタに接続された定電流源
CS1とで第1の差動増幅器1が構成され、抵抗R3,
R4をコレクタ負荷とするエミッタ結合差動トランジス
タ対Q3,Q4とその共通エミッタに接続された定電流
源CS2とで第2の差動増幅器が構成される。差動トラ
ンジスタ対Q1,Q2とQ3,Q4は、リング状に縦続
接続されている。すなわち、差動増幅器1の二つのコレ
クタ出力は差動増幅器2の二つのベースに入力され、差
動増幅器2の二つのコレクタ出力は差動増幅器1の二つ
のベースに入力される。この場合、差動増幅器2の二つ
のコレクタ出力は差動増幅器1の二つのコレクタ出力と
逆相で差動増幅器1の二つのベースに入力される。
【0003】このような2段リング発振器は、0°,9
0°,180°,270°の4相の出力I,/I,Q,
/Qを取り出すことができるので、イメージリジェクシ
ョンミキサ等への応用が可能である(文献:1993 GaAs
IC Symposium p.37-40)。
【0004】図8は、2段リング発振器を用いたイメー
ジリジェクションミキサであり、入力信号はギルバート
セル等により構成された二つの乗算器31,32のそれ
ぞれの一方の入力に供給される。乗算器31の他方の入
力には2段リング発振器30からの出力I,/Iが供給
され、乗算器32の他方の入力には2段リング発振器3
0からの出力Q,/Qが供給される。このような構成に
よって、乗算器31,32からイメージ成分が抑圧され
た直交出力Iout ,Qout が取り出すことができる。こ
の場合、2段リング発振器10と乗算器31,32をD
C直結型で集積化することも容易である。
【0005】ところで、従来の2段リング発振器は、発
振周波数が差動増幅器1,2の遅延時間で決まり、この
遅延時間はトランジスタの抵抗分や容量により決まるた
め、周波数の温度変動や位相雑音が大きくなる。従っ
て、周波数を安定化しないフリーランの状態では、図9
に示すように2段リング発振器の発振周波数スペクトル
が大きく広がってしまい、また温度によって発振周波数
がドリフトしてしまうという問題がある。
【0006】この問題を解決するため、従来、図10に
示すように2段リング発振器を電圧制御発振器として構
成し、位相同期ループ(PLL)を形成することによ
り、周波数を安定化する方法が考えられている。図10
において、基準発振器41の出力は位相比較器42の一
方の入力に供給され、電圧制御発振器(VCO)44の
出力を1/n分周器43で分周した信号と位相比較され
る。位相比較器42の出力は、ローパスフィルタ45を
通してVCO44に制御電圧Vcontとして供給される。
VCO44は、図7の2段リング発振器において、定電
流源CS1,CS2の電流値を可変としたものであり、
制御電圧Vcontによって定電流源CS1,CS2の電流
値が制御されることにより発振周波数が変化するように
構成されている。
【0007】このような構成により、2段リング発振器
は安定な基準発振器41の出力に同期して発振する。し
かし、例えば2段リング発振器を10GHz帯以上の高
周波領域で使用する場合、位相同期ループを形成するこ
とは容易でなく、コスト高となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の差動増幅器を用いた2段リング発振器は、発振周波数
が差動増幅器のトランジスタの抵抗分や容量による遅延
時間により決まるため、周波数の温度変動や位相雑音が
大きく、発振周波数を安定化しないフリーランの状態で
は、発振周波数スペクトルが大きく広がってしまい、ま
た温度によって発振周波数がドリフトしてしまうという
問題がある。さらに、2段リング発振器を電圧制御発振
器として位相同期ループを形成する方法は、高周波領域
になると実現が難しく、コスト高になるという問題があ
った。
【0009】本発明は、上記のような従来の2段リング
発振器の問題点を解決し、位相同期ループを形成するこ
となく発振周波数を安定化でき、鋭い発振周波数スペク
トルが得られる注入同期型リング発振器を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明による注入同期リング発振器は、2段リング
発振器を構成する二つの差動増幅器における第1および
第2の差動トランジスタ対に、第3の差動トランジスタ
対を介して定電流源から電流を供給する構成とした上
で、この第3の差動トランジスタ対の入力端に基準信号
注入回路からリング発振器の発振周波数のほぼ2倍の周
波数の基準信号を注入して同期をかけるようにしたこと
を特徴としている。
【0011】一つの態様によれば、基準信号注入回路
は、基準発振器と、この基準発振器の出力からリング発
振器の発振周波数のぼ2倍の周波数の信号成分を抽出し
て第3の差動トランジスタ対の入力端に基準信号として
注入するフィルタ手段とにより構成される。
【0012】他の態様によれば、基準信号注入回路は、
所定の基本周波数で発振する基準発振器と、この基準発
振器の出力から基本周波数の整数倍の高調波成分を発生
する高調波発生手段と、この高調波成分からリング発振
器の発振周波数のぼ2倍の周波数の信号成分を抽出して
第3の差動トランジスタ対の入力端に基準信号として注
入するフィルタ手段とにより構成される。
【0013】さらに別の態様によれば、基準信号注入回
路は、所定の基本周波数で発振する基準発振器と、電圧
制御発振器と、基準発振器および電圧制御発振器の出力
の位相差が最小となるように電圧制御発振器の発振周波
数を制御する制御手段と、電圧制御発振器の出力から基
本周波数の整数倍の高調波成分を発生する高調波発生手
段と、この高調波成分から前記リング発振器の発振周波
数のぼ2倍の周波数の信号成分を抽出して第3の差動ト
ランジスタ対の入力端に基準信号として注入するフィル
タ手段とにより構成される。
【0014】差動トランジスタ対と定電流源からなる二
つの差動増幅器をリング状に接続して構成される2段リ
ング発振器は、周波数的には1/2分周動作を行う。こ
のため、2段リング発振器における第1および第2の差
動トランジスタ対とこれらに電流を供給する定電流源と
の間に第3の差動トランジスタ対を挿入し、この第3の
差動トランジスタ対の入力端に2段リング発振器の発振
周波数の2倍の周波数の基準信号を注入して、定電流源
から差動トランジスタ対に流れる電流を制御すれば、こ
の基準信号に対して同期がかかることになる。すなわ
ち、2段リング発振器は基準信号に同期して安定な発振
動作を行う。
【0015】この場合、基準信号が安定であれば、発振
周波数スペクトルが十分に鋭い特性が得られる。また、
特に2段リング発振器を構成する第1および第2の差動
トランジスタ対にバイポーラトランジスタを用いた場合
には、同期に必要な基準信号のパワーは小さいので、基
準信号発生回路内の基準発振器のパワーは非常に小さく
て済む。このような基準発振器は、容易に安定なものが
実現できる。さらに、高調波成分からフィルタでリング
発振器の発振周波数のぼ2倍の周波数の信号成分を抽出
し、これを基準信号として用いれるようにすれば、基準
発振器の出力パワー、さらには周波数を下げることがで
き、実現はより容易となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
注入同期リング発振器の構成を示す回路図である。二つ
の差動増幅器1,2によって2段リング発振器が構成さ
れている。すなわち、差動増幅器1は、抵抗R11,R
12をコレクタ負荷とする第1の差動トランジスタ対Q
11,Q12と、その共通エミッタに電流を供給する定
電流源CS10からなり、差動増幅器2も同様に、抵抗
R13,R14をコレクタ負荷とする第1の差動トラン
ジスタ対Q13,Q14と、その共通エミッタに電流を
供給する定電流源CS10からなっている。定電流源C
S10は、この例では二つの差動増幅器1,2に共通に
用いられている。差動トランジスタ対Q11,Q12と
Q13,Q14は、リング状に縦続接続されている。す
なわち、差動増幅器1の二つのコレクタ出力は差動増幅
器2の二つのベースに入力され、差動増幅器2の二つの
コレクタ出力は差動増幅器1の二つのベースに入力され
る。この場合、差動増幅器2の二つのコレクタ出力は差
動増幅器1の二つのコレクタ出力と逆相で差動増幅器1
の二つのベースに入力される。
【0017】第1の差動トランジスタ対Q11,Q12
の共通エミッタおよび第2の差動トランジスタ対Q1
3,Q14の共通エミッタと定電流源CS10との間
に、第3の差動トランジスタ対Q15,Q16がそれぞ
れ挿入されている。そして、第3の差動トランジスタ対
Q15,Q16のベースに、基準信号注入回路3から2
段リング発振器の発振周波数の2倍の周波数の基準信号
が注入される。
【0018】このような構成により、2段リング発振器
は基準信号注入回路4から注入される基準信号に同期し
て安定に発振する。以下、この効果を具体的に説明す
る。図2は、2段リング発振器の入力パワー、つまり2
段リング発振器を同期させるに必要な基準信号注入回路
3からの基準信号のパワーの周波数特性を示している。
この図に示されるように、2段リング発振器のフリーラ
ン周波数の2倍の周波数2・ffreerun では、入力パワ
ーとしては−30dBm以下と非常に小さくてよい。従
って、基準信号注入回路3に用いられる発振器は出力負
荷によるQの低下がほとんどなく、周波数安定度の高い
ものを実現し易い。
【0019】このように基準信号注入回路3から第3の
差動トランジスタ対Q13,Q14のベースに注入する
基準信号の安定度を図ることにより、2段リング発振器
の発振周波数スペクトルは図3に示されるように鋭くな
る。
【0020】次に、本発明のより具体的な実施形態につ
いて説明する。図4は、図1中の基準信号注入回路3の
一例を具体的に示した回路図である。スパイラル共振器
4と、コレクタ接地のトランジスタQ21と、トランジ
スタQ21のコレクタ・エミッタ間に接続されたキャパ
シタC1および定電流源CS21により第1の基準発振
器6が構成され、同様にスパイラル共振器5と、コレク
タ接地のトランジスタQ22と、トランジスタQ22の
コレクタ・エミッタ間に接続されたキャパシタC2およ
び定電流源CS22により第2の基準発振器7が構成さ
れる。すなわち、第1、第2の基準発振器6,7はスパ
イラル共振器4,5の共振周波数を基本周波数として高
調波を多く成分を含む出力を発生する。
【0021】第1、第2の基準発振器6,7からの出力
は、トランジスタQ21,Q22のエミッタから取り出
され、さらにRCで構成されたハイパスフィルタ8,9
をそれぞれ通して2段リング発振器の発振周波数の2倍
の周波数の信号成分が抽出される。これらの信号成分が
定電流源CS23を負荷とするトランジスタQ23によ
るエミッタフォロワ、同じく定電流源CS24を負荷と
するトランジスタQ24によるエミッタフォロワをそれ
ぞれ介して、第3の差動トランジスタ対Q13,Q14
のベースに基準信号として注入される。
【0022】このような構成にすると、ハイパスフィル
タ8,9は基準発振器6,7からの出力のうち、基本周
波数成分以外の特定の高調波成分、すなわち第3の差動
トランジスタ対Q15,Q16のベースに注入する基準
信号となる2段リング発振器の発振周波数の2倍の周波
数の信号成分のみを抽出するので、基準発振器6,7の
基本周波数成分に対する負荷は小さなものとなる。従っ
て、基準発振器6,7としてQ値の高い発振器を実現し
易くなる。
【0023】図5は、基準信号注入回路3の他の実施形
態を示す図であり、ある基本周波数で発振する基準発振
器11の出力をステップリカバリダイオードのような非
線形素子を用いた高調波発生素子12に入力して高調波
成分、すなわち基本周波数の整数倍の周波数成分を発生
させ、この高調波成分をハイパスフィルタ13に通すこ
とにより、2段リング発振器の発振周波数の2倍の周波
数の信号成分を抽出して、第3の差動トランジスタ対Q
15,Q16のベースに注入する基準信号とするように
した例である。
【0024】この実施形態によると、基準発振器11と
して高調波成分の出力エネルギーが小さい単純な正弦波
発振器を用いることができ、その実現がより容易とな
る。図6は、基準信号注入回路3のさらに別の実施形態
を示す図であり、図5中の基準発振器11に代えて、位
相同期ループ(PLL)20を用いている。PLL20
は、基準発振器21、位相比較器22、1/n分周器2
3、電圧制御発振器(VCO)24およびローパスフィ
ルタ25からなる。基準発振器21の出力は位相比較器
22の一方の入力に供給され、VCO24の出力を1/
n分周器23で分周した信号と位相比較される。位相比
較器22の出力は、ローパスフィルタ25を通してVC
O24に制御電圧として供給される。これにより、VC
O24から基準発振器21の発振周波数のn倍の周波数
の信号成分を取り出すことができる。
【0025】このVCO24の出力を図5の場合と同
様、高調波発生素子12に入力して高調波成分を発生さ
せ、この高調波成分をハイパスフィルタ13に通すこと
により2段リング発振器の発振周波数の2倍の周波数の
信号成分を抽出して、第3の差動トランジスタ対Q1
5,Q16のベースに注入する基準信号とする。
【0026】本実施形態によると、基準発振器21の発
振周波数をより低くすることができるので、従来の2段
リング発振器を直接位相同期させる場合より実現が容易
となるという利点がある。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば2
段リング発振器における第1、第2の差動トランジスタ
対と定電流源との間に第3の差動トランジスタ対を挿入
し、この第3の差動トランジスタ対の入力端に2段リン
グ発振器の発振周波数の2倍の周波数の基準信号を注入
して定電流源から差動トランジスタ対に流れる電流を制
御する構成とすることにより、2段リング発振器を基準
信号に対して同期をかけて安定な発振動作を行わせるこ
とができる。
【0028】従って、注入する基準信号が安定であれ
ば、発振周波数スペクトルが十分に鋭い特性が得られ、
また特に2段リング発振器の差動トランジスタ対にバイ
ポーラトランジスタを用いた場合、同期に必要な基準信
号のパワーは小さいので、基準信号源となる基準発振器
のパワーは非常に小さくて済み、このような基準発振器
は、容易に安定なものが実現できる。
【0029】さらに、高調波成分からフィルタでリング
発振器の発振周波数のぼ2倍の周波数の信号成分を抽出
し、これを基準信号として用いれるようにすれば、基準
発振器のパワー、さらには周波数を下げることができ、
実現はより容易となる。
【0030】このように本発明による注入同期リング発
振器は、10GHz帯以上の高周波領域においても、位
相同期ループを形成することなく発振周波数を安定化で
き、かつ発振周波数スペクトルの鋭い優れた特性を実現
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る注入同期型リング発振器の一実施
形態の構成を示す回路図
【図2】第3の差動トランジスタ対に注入する基準信号
の入力パワーの周波数特性を示す図
【図3】本発明に係る注入同期リング発振器の発振周波
数スペクトルを示す図
【図4】本発明に係る注入同期型リング発振器のより具
体的な実施形態の構成を示す回路図
【図5】本発明に係る注入同期型リング発振器における
基準信号注入回路の他の実施形態を示すブロック図
【図6】本発明に係る注入同期型リング発振器における
基準信号注入回路のさらに別の実施形態を示すブロック
【図7】従来の2段リング発振器の構成を示す回路図
【図8】2段リング発振器を用いたイメージリジェショ
ンミキサの構成図
【図9】従来の2段リング発振器の発振周波数スペクト
ルを示す図
【図10】従来の位相同期ループを用いて2段リング発
振器を安定化させる手法を説明するための図
【符号の説明】
1,2…第1、第2の差動増幅器 3…基準信号注入回路 4,5…スパイラル共振器 6,7…基準発振器 8,9…ハイパスフィルタ 11…基準発振器 12…高調波発生素子 13…ハイパスフィルタ 20…PLL 21…基準発振器 22…位相比較器 23…1/n分周器 24…電圧制御発振器 25…ローパスフィルタ Q11,Q12…第1の差動トランジスタ対 Q13,Q14…第2の差動トランジスタ対 Q15,Q16…第3の差動トランジスタ対 CS10,CS21,CS22,CS23,CS24…
定電流源 Q21,Q22,Q23,Q24…トランジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】リング状に縦続接続された第1および第2
    の差動トランジスタ対および該差動トランジスタ対に電
    流を供給する定電流源とからなるリング発振器と、 前記第1および第2の差動トランジスタ対と前記定電流
    源との間に接続された第3の差動トランジスタ対と、 前記第3の差動トランジスタ対の入力端に前記リング発
    振器の発振周波数のほぼ2倍の周波数の基準信号を注入
    する基準信号注入回路とを備えたことを特徴とする注入
    同期リング発振器。
JP24787196A 1996-09-19 1996-09-19 注入同期リング発振器 Pending JPH1093399A (ja)

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