JPH1092130A - ディスク記録媒体及びこれを用いたディスク装置 - Google Patents

ディスク記録媒体及びこれを用いたディスク装置

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JPH1092130A
JPH1092130A JP24537196A JP24537196A JPH1092130A JP H1092130 A JPH1092130 A JP H1092130A JP 24537196 A JP24537196 A JP 24537196A JP 24537196 A JP24537196 A JP 24537196A JP H1092130 A JPH1092130 A JP H1092130A
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JP
Japan
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head
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recording medium
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cylinder
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JP24537196A
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Inventor
Yoichi Kasahara
洋一 笠原
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリンダアドレスのデコードミスを正確に補
正すること及びフォーマット効率の改善が可能なディス
ク記録媒体及びこれを用いたディスク装置の提供。 【解決手段】 ディスク1に4本のセクタゾーン41〜
44と、4本のシリンダゾーン21,24,27,30
とを設け、セクタゾーンのシリンダには0〜3までの周
期で循環し、かつ隣接するセクタゾーン間では1ずつ値
のずれたアドレスを付し、各シリンダゾーンのシリンダ
には連続番号を付す。セクタゾーン間のヘッドの移動量
はヘッドが読取った2つのセクタゾーンのアドレスの差
分から求めることができ、ヘッドの位置アドレスはヘッ
ドが読取ったシリンダゾーンのシリンダアドレスから求
めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク記録媒体
及びこれを用いたディスク装置に関し、特にサーボセク
タアドレスを有するディスク記録媒体及びこれを用いた
ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の磁気ディスク装置は、磁
気ディスクのサーボセクタ内にシリンダ毎に位相の異な
るサーボパターンを有し、同時にシリンダアドレスをコ
ード化して記録しておき、この情報を基にヘッド位置信
号を生成し、ヘッド速度信号を演算することによりヘッ
ドのアクセスを行っていた。
【0003】図5は従来の磁気ディスクのサーボパター
ンの一例の構成図である。これは4本のサーボパターン
を有する場合を示し、インデックス位置32を基準とし
て時計方向に一定間隔を置いて4本のサーボセクタゾー
ン20,23,26,29と、4本のシリンダアドレス
ゾーン21,24,27,30とが記録されている。
又、22,25,28,31はデータゾーンである。
【0004】そして、サーボセクタゾーン20,23,
26,29には夫々、「0…0」,「1…1」,「2…
2」,「3…3」の同一データがシリンダごとに記録さ
れ、シリンダアドレスゾーン21,24,27,30に
は夫々、同一データ「N−1,N,N+1,…(Nは正
の整数)」が記録されている。
【0005】従来のヘッドアクセスでは、このシリンダ
アドレスゾーン21,24,27,30のみから位置情
報を生成していた。
【0006】次に、ヘッドアクセスの動作について説明
する。いま、あるサーボサンプリング時間にシリンダア
ドレスゾーン(21,24,27,30のいずれか)で
デコード(解読)されたされたシリンダアドレスがNで
あったとする。
【0007】前サーボサンプリングで位置・速度推定計
算から求めた推定アドレスN´(N´はNと異なる正の
整数)とデコードしたシリンダアドレスNとを比較し
て、比較結果が演算誤差の範囲外であればNをN´で置
き換え、演算誤差の範囲内であればNをそのまま使用し
てヘッド位置信号を算出する。
【0008】又、このシリンダアドレスNを基に位置・
速度推定計算を行い、次のサーボサンプリングでのヘッ
ド位置推定アドレスM´(M´はMと異なる正の整数)
も計算しておく。
【0009】次に、位置・速度等の参照軌道や速度プロ
ファイル(速度一覧表)からのヘッド位置・速度のずれ
に応じてヘッドドライブ信号を計算しヘッドアクセスを
行う。
【0010】以上の動作をサーボサンプリング毎に繰り
返すことによりヘッドのアクセス動作を行っていた。
【0011】尚、サーボセクタゾーン20,23,2
6,29からの情報は、ヘッドの移動量に関係なくセク
タ数の周期を持ってサーボサンプリング毎に+1される
だけである。従って、シリンダアドレスを推定するよう
な情報を全く含んでいないので、この情報はヘッドアク
セス中に使用しない。
【0012】一方、特開平4−337574号公報に
は、24シリンダを周期とする4種類のサーボパターン
を設けて位置情報を生成し、真のヘッド移動速度となる
ように補正する技術が開示されている。
【0013】又、特開平2−7278号公報には、シリ
ンダを複数の記録シリンダ群に分割し夫々の記録シリン
ダ群について各サーボセクタに書き込まれるサーボ情報
の書き込み状態を異ならせてヘッド位置をおおまかに特
定する技術が開示されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の技術で
は連続してシリンダアドレスのデコードミスが発生した
場合、このデコードミスを修正できないという欠点があ
った。
【0015】これは、シリンダアドレスのデコードミス
の発生時、ヘッド推定位置で修正をかけると、その次の
サーボサンプリングでのヘッド推定位置の推移誤差が累
積して大きくなるためである。
【0016】又、サーボ複数トラックを周期としたサー
ボバーストパターンを用いると、最高速度でヘッドが移
動してもヘッド位置を特定することができるが、そのた
めには多数のサーボバーストパターンが必要となりサー
ボセクタの長さを延ばさなくてはならず、フォーマット
効率が低下するという欠点もあった。
【0017】そこで本発明の目的は、シリンダアドレス
のデコードミスを正確に補正すること及びフォーマット
効率の改善が可能なディスク記録媒体及びこれを用いた
ディスク装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明に係るディスク記録媒体は、半径方向に記録さ
れた位置情報であって、複数の位置情報からなり隣接す
る位置情報が相互に関連性を有する第1のパターンと、
複数の位置情報からなり半径方向の絶対位置を示す第2
のパターンとを有することを特徴とする。
【0019】本発明に係る他のディスク記録媒体は、半
径方向に記録された位置情報であって、複数の位置情報
からなり隣接する位置情報が相互に関連性を有する第1
のパターンと、前記位置情報の各々に設けられ絶対位置
算定の基準となる基準情報とを有することを特徴とす
る。
【0020】本発明に係るディスク装置は、移動前及び
移動後のヘッドが前記ディスク記録媒体上の第1のパタ
ーンより読取った位置情報に基づきヘッドの移動量を計
算する移動量計算手段と、前記ディスク記録媒体上の第
2のパターンより読取った絶対位置情報に基づき前記ヘ
ッドの位置を読取る絶対位置読取り手段と、前記移動量
計算手段で計算された前記ヘッドの移動量及び前記絶対
位置読取り手段で読取られた前記ヘッドの移動前の位置
情報に基づき前記絶対位置読取り手段で読取られた前記
ヘッドの移動後の位置情報を修正する位置修正手段とを
含むことを特徴とする。
【0021】本発明に係る他のディスク装置は、移動前
及び移動後のヘッドが前記ディスク記録媒体上の第1の
パターンより読取った位置情報に基づきヘッドの移動量
を計算する移動量計算手段と、前記ディスク記録媒体上
の前記基準情報に基づき前記ヘッドの位置を読取る絶対
位置読取り手段と、前記移動量計算手段で計算された前
記ヘッドの移動量及び前記絶対位置読取り手段で読取ら
れた前記ヘッドの移動前の位置情報に基づき前記絶対位
置読取り手段で読取られた前記ヘッドの移動後の位置情
報を修正す位置修正手段とを含むことを特徴とする。
【0022】本発明に係るディスク記録媒体によれば、
第1のパターンよりヘッドの移動量が算出され、第2の
パターンよりヘッド位置が読取られる。
【0023】本発明に係る他のディスク記録媒体によれ
ば、第1のパターンよりヘッドの移動量が算出され、位
置情報の各々に設けられた基準情報に基づきヘッド位置
が読取られる。
【0024】本発明に係るディスク装置によれば、第1
のパターンより読取られたヘッドの移動量を第2のパタ
ーンより読取られた移動前の位置情報に加算し、その結
果を第2のパターンより読取られた移動後の位置情報と
比較し、その結果によりヘッドの位置情報を修正する。
【0025】本発明に係る他のディスク装置によれば、
第1のパターンより読取られたヘッドの移動量を基準情
報に基づき得られた移動前の位置情報に加算し、その結
果を基準情報に基づき得られた移動後の位置情報と比較
し、その結果によりヘッドの位置情報を修正する。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明に係
るディスク記録媒体及びこれを用いたディスク装置の実
施の形態の構成図である。尚、この構成図はディスク装
置についてはディスク装置内の磁気ヘッド制御部分を示
している。他の構成部分は従来のディスク装置と同様で
あるため図示を省略する。
【0027】ディスク記録媒体及びこれを用いたディス
ク装置は、多層バーストパターンとサーボセクタアドレ
スデータとシリンダアドレスデータとが書込まれた磁気
ディスク1と、この磁気ディスク1への読み書きを行う
磁気ヘッド2と、この磁気ヘッド2を移動させるボイス
コイルモータ(VCM)3と、リードライトチャネル4
と、ロジック回路5と、アナログ・ディジタル(A/
D)変換器6と、サーボMPU(Micro Proc
essor Unit)7と、VCMドライバ8とから
なる。
【0028】次に、このディスク装置の動作について説
明する。磁気ディスク1面に書込まれた多層バーストパ
ターン、サーボセクタアドレスデータ及びシリンダアド
レスデータは、磁気ヘッド2によってリード信号9に変
換された後、リードライトチャネル4へ入力され、タイ
ミング信号11で同期を取りリードデータパルス10と
バースト信号12とに弁別される。
【0029】そして、リードデータパルス10はロジッ
ク回路5によってシリンダアドレスとセクタアドレスに
デコードされ、アドレス・データバス14経由でサーボ
MPU7に入力される。
【0030】一方、バースト信号12はA/D変換器6
でディジタル信号に変換され、アドレスデータバス13
経由でサーボMPU7へ入力される。このサーボMPU
7は、入力されたシリンダアドレスデータを正誤判断す
る機能を有しており、誤と判断した場合はセクタアドレ
スの変化量からシリンダアドレスを計算し、再度正誤判
断する。一方、正と判断すれば、そのままシリンダアド
レスとして使用する。
【0031】サーボMPU7は、そのシリンダアドレス
データを誤と判断したときには予め計算しておいた推定
アドレスを用い、バーストデータと共にヘッド位置信号
を生成し、カレント信号18をA/D変換器6で変換し
たディジタル信号とヘッド位置信号からヘッド推定位置
とヘッド推定速度を演算し、磁気ヘッド2をシーク(s
eek)動作させたり、位置決め動作させるヘッドドラ
イブ信号16を生成する。
【0032】ヘッドドライブ信号16は、VCMドライ
バ8でVCM駆動電流17に変換され、ボイスコイルモ
ータ3を駆動し磁気ヘッド2をシーク及び位置決めす
る。
【0033】次に、磁気ディスク1に書込まれるセクタ
アドレスのパターンについて説明する。図2は磁気ディ
スクに書込まれるセクタアドレスのパターン説明図であ
る。
【0034】尚、従来の磁気ディスクと同様のパターン
には同一番号を付し、その説明を省略する。
【0035】磁気ディスク1は、一例として4本のサー
ボパターンを有し、インデックス位置32を基準として
時計方向に一定間隔を置いて4本のサーボセクタゾーン
41〜44と、4本のシリンダアドレスゾーン21,2
4,27,30とが記録されている。又、22,25,
28,31はデータゾーンである。
【0036】シリンダアドレスゾーン21,24,2
7,30にはシリンダ番号に対応したパターンを書込
む。
【0037】同じサーボセクタ内のサーボセクタゾーン
41等には磁気ディスク上の1周期分のサーボセクタ数
(本実施の形態ではサーボセクタ数は4。)の周期を持
たせてシリンダ毎に異なる値を持たせてパターンを書込
む。
【0038】同図を例にとると、Nシリンダのサーボセ
クタゾーン41内のセクタ番号が「0」であれば、同一
セクタゾーン41のN+1シリンダではセクタ番号が
「1」である。一方、セクタゾーン41の時計方向隣の
セクタゾーン42内のNシリンダのセクタ番号は「1」
である。即ち、同一シリンダにおいては、セクタ番号は
時計方向に各サーボセクタゾーン毎に+1されるよう構
成されている。この規則に従って、他のセクタゾーン4
3,44にも同様にセクタ番号を書込む。
【0039】次に、シリンダアドレス、推定アドレス、
セクタアドレス及び磁気ヘッドの移動量の関係について
説明する。図3はシリンダアドレス、推定アドレス、セ
クタアドレス及び磁気ヘッドの移動量の関係を示す模式
説明図である。
【0040】同図中、(A)はサンプリング時間T−1
(Tは正の実数)における磁気ヘッド2の位置Pを示
し、(B)はサンプリング時間Tにおける磁気ヘッド2
の位置Qを示す。即ち、磁気ヘッド2の位置がPからQ
へ移動したことを示している。
【0041】位置Pでの磁気ヘッド2のシリンダアドレ
スは「N」でセクタアドレスは「0」である。ここで、
シリンダアドレス「N」を基に次のサーボサンプリング
での推定ヘッド位置「M」を計算する。そして、ヘッド
アクセスを継続し次のサーボサンプリングではQの位置
に磁気ヘッド2がいる。
【0042】ここでのシリンダアドレスは「N+2」で
あり、セクタアドレスは「3」である。ここで、シリン
ダアドレス「N+2」の信憑性を評価する。即ち、シリ
ンダアドレスが正しくデコードできたかどうかを確かめ
る。
【0043】これは、例えば、磁気ディスク面上のヘッ
ド位置にごみ等が存在するとシリンダアドレスの読み間
違いが生ずることがあるためである。
【0044】まず、推定位置「M」と「N+2」とが計
算誤差の範囲内であるかどうかを調べる。ここで、誤差
の範囲内であればデコード値「N+2」をそのまま位置
情報として使用する。
【0045】しかし、誤差の範囲外である場合はセクタ
アドレスからシリンダアドレスを算出し、推定位置との
計算誤差の範囲内であれば、そのセクタアドレスから計
算したシリンダアドレスを位置情報として使用する。一
方、誤差の範囲外であれば、もとの推定位置「M」を位
置情報として使用する。
【0046】即ち、本発明によれば、セクタアドレスか
らシリンダアドレスを計算することにより、シリンダア
ドレスのデコードミスが発生しても推定位置をできる限
り使用しないように位置情報を作りだすことができる。
【0047】次に、セクタアドレスからシリンダアドレ
スを計算する手順について説明する。図3を参照して、
まず、位置Pでのセクタアドレスは「0」である。も
し、ヘッドアクセスがなければ次のサーボサンプリング
でのセクタアドレスは「1」となるはずである。
【0048】しかし、シリンダアドレスが増加する方向
にヘッドアクセスを行った場合、セクタアドレスが
「2」であれば磁気ヘッド2の移動量は1シリンダであ
ることが分かる。
【0049】同様に考えると、位置Qでのセクタアドレ
スは「3」であり、磁気ヘッド2の移動量は2シリンダ
となる。従って、位置Qでのシリンダアドレスは位置P
でのシリンダアドレス「N」に2を加算した「N+2」
シリンダであることが分かる。この処理を数式で表す
と、X=cyl(T−1)±(sec(T)−sec
(T−1)−1)mod kとなる。ここに、Xはサン
プリング時刻Tでのセクタアドレスから計算されるシリ
ンダアドレス、cyl(T−1)はサンプリング時刻
(T−1)でのシリンダアドレス、sec(T)及びs
ec(T−1)はサンプリング時刻T及びT−1におけ
るセクタアドレス、Tは任意のサーボサンプリング時
刻、modは余り演算子(y=n mod m の場
合、yはnをmで割ったときの余りを表す。)、及びk
はセクタアドレスの周期を夫々表す。
【0050】この演算により、1サーボサンプリングで
セクタアドレスの周期内の磁気ヘッド2の移動量はその
まま計算することができる。一方、セクタの周期を越え
る移動量があった場合でも、推定位置からの周期で計算
すれば移動量の計算が可能である。
【0051】次に、セクタアドレスのパターンの他の実
施の形態について説明する。図4は磁気ディスクに書込
まれるセクタアドレスのパターンの他の実施の形態の説
明図である。
【0052】この磁気ディスク1は、前述したセクタゾ
ーン41〜44の各々の同一シリンダ(1箇所)に基準
情報F(内容は「−1」)を書込んだものである。その
セクタゾーンを51〜54で図示している。
【0053】一方、前述したシリンダアドレスゾーン2
1,24,27,30はサーボゾーンとしてではなく、
データエリア22,25,28,31として使用するよ
うにしている。これにより、データエリアを広げること
が可能となる。
【0054】即ち、この磁気ディスク1では、サーボゾ
ーンはセクタゾーン41〜44のみであり、このセクタ
ゾーン41〜44のみで磁気ヘッド2の移動量と磁気ヘ
ッド2のシリンダ位置とを算出するものである。
【0055】次に、シリンダ位置の算出手順について説
明する。まず、前述したのと同様の手順により、セクタ
アドレスから磁気ヘッドの移動量を計算する。
【0056】そして、この移動量を前サンプリング時の
シリンダアドレスに加算するのだが、いずれかのシリン
ダで絶対位置を確定しておかないとシリンダアドレスを
正確に計算することができない。
【0057】そこで、絶対位置を確定するための基準情
報F(内容は「−1」)を予め設定しておき、その基準
情報Fから何個目が磁気ヘッドが位置するシリンダアド
レスになるのかを調べることにより、磁気ヘッドのシリ
ンダ位置を算出する。
【0058】
【発明の効果】本発明に係るディスク記録媒体によれ
ば、半径方向に記録された位置情報であって、複数の位
置情報からなり隣接する位置情報が相互に関連性を有す
る第1のパターンと、複数の位置情報からなり半径方向
の絶対位置を示す第2のパターンとを有するため、隣接
する第1のパターンから磁気ヘッドの移動量を算出する
ことができる。従って、ヘッド推定位置の推定誤差が累
積するのを防止することができる。
【0059】又、他のディスク記録媒体によれば、半径
方向に記録された位置情報であって、複数の位置情報か
らなり隣接する位置情報が相互に関連性を有する第1の
パターンと、前記位置情報の各々に設けられ絶対位置算
定の基準となる基準情報とを有するため、絶対位置算定
のための第2のパターンが不要となる。従って、ヘッド
推定位置の推定誤差が累積するのを防止することができ
るのに加え、フォーマット効率を改善することができ
る。
【0060】又、本発明に係るディスク装置によれば、
第1及び第2のパターンを有するディスク記録媒体を用
いたディスク装置であって、移動前及び移動後のヘッド
が前記ディスク記録媒体上の第1のパターンより読取っ
た位置情報に基づきヘッドの移動量を計算する移動量計
算手段と、前記ディスク記録媒体上の第2のパターンよ
り読取った絶対位置情報に基づき前記ヘッドの位置を読
取る絶対位置読取り手段と、前記移動量計算手段で計算
された前記ヘッドの移動量及び前記絶対位置読取り手段
で読取られた前記ヘッドの移動前の位置情報に基づき前
記絶対位置読取り手段で読取られた前記ヘッドの移動後
の位置情報を修正する位置修正手段とを含んで構成した
ため、シリンダアドレスのデコードミスを正確に補正す
ることができる。
【0061】本発明に係る他のディスク装置によれば、
第1のパターンと基準情報を有するディスク記録媒体を
用いたディスク装置であって、移動前及び移動後のヘッ
ドが前記ディスク記録媒体上の第1のパターンより読取
った位置情報に基づきヘッドの移動量を計算する移動量
計算手段と、前記ディスク記録媒体上の前記基準情報に
基づき前記ヘッドの位置を読取る絶対位置読取り手段
と、前記移動量計算手段で計算された前記ヘッドの移動
量及び前記絶対位置読取り手段で読取られた前記ヘッド
の移動前の位置情報に基づき前記絶対位置読取り手段で
読取られた前記ヘッドの移動後の位置情報を修正する位
置修正手段とを含んで構成したため、シリンダアドレス
のデコードミスを正確に補正することに加え、ディスク
記録媒体のフォーマット効率を改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク記録媒体及びこれを用い
たディスク装置の実施の形態の構成図である。
【図2】磁気ディスクに書込まれるセクタアドレスのパ
ターン説明図である。
【図3】シリンダアドレス、推定アドレス、セクタアド
レス及び磁気ヘッドの移動量の関係を示す模式説明図で
ある。
【図4】磁気ディスクに書込まれるセクタアドレスのパ
ターンの他の実施の形態の説明図である。
【図5】従来の磁気ディスクのサーボパターンの一例の
構成図である。
【符号の説明】
1 磁気ディスク 2 磁気ヘッド 7 サーボMPU 41〜44 サーボセクタゾーン 51〜54 サーボセクタゾーン 21,24,27,30 シリンダアドレスゾーン F 基準情報

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に記録された位置情報であっ
    て、複数の位置情報からなり隣接する位置情報が相互に
    関連性を有する第1のパターンと、複数の位置情報から
    なり半径方向の絶対位置を示す第2のパターンとを有す
    ることを特徴とするディスク記録媒体。
  2. 【請求項2】 半径方向に記録された位置情報であっ
    て、複数の位置情報からなり隣接する位置情報が相互に
    関連性を有する第1のパターンと、前記位置情報の各々
    に設けられ絶対位置算定の基準となる基準情報とを有す
    ることを特徴とするディスク記録媒体。
  3. 【請求項3】 前記第1のパターンの各々の位置情報
    は、前記位置情報の数を周期として前記位置情報ごとに
    ずらして記録された情報であることを特徴とする請求項
    1又は2記載のディスク記録媒体。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のディスク記録媒体を用い
    たディスク装置であって、移動前及び移動後のヘッドが
    前記ディスク記録媒体上の第1のパターンより読取った
    位置情報に基づきヘッドの移動量を計算する移動量計算
    手段と、前記ディスク記録媒体上の第2のパターンより
    読取った絶対位置情報に基づき前記ヘッドの位置を読取
    る絶対位置読取り手段と、前記移動量計算手段で計算さ
    れた前記ヘッドの移動量及び前記絶対位置読取り手段で
    読取られた前記ヘッドの移動前の位置情報に基づき前記
    絶対位置読取り手段で読取られた前記ヘッドの移動後の
    位置情報を修正する位置修正手段とを含むことを特徴と
    するディスク装置。
  5. 【請求項5】 請求項2記載のディスク記録媒体を用い
    たディスク装置であって、移動前及び移動後のヘッドが
    前記ディスク記録媒体上の第1のパターンより読取った
    位置情報に基づきヘッドの移動量を計算する移動量計算
    手段と、前記ディスク記録媒体上の前記基準情報に基づ
    き前記ヘッドの位置を読取る絶対位置読取り手段と、前
    記移動量計算手段で計算された前記ヘッドの移動量及び
    前記絶対位置読取り手段で読取られた前記ヘッドの移動
    前の位置情報に基づき前記絶対位置読取り手段で読取ら
    れた前記ヘッドの移動後の位置情報を修正す位置修正手
    段とを含むことを特徴とするディスク装置。
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