JPH09265746A - デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法 - Google Patents
デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法Info
- Publication number
- JPH09265746A JPH09265746A JP8069814A JP6981496A JPH09265746A JP H09265746 A JPH09265746 A JP H09265746A JP 8069814 A JP8069814 A JP 8069814A JP 6981496 A JP6981496 A JP 6981496A JP H09265746 A JPH09265746 A JP H09265746A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- heads
- switching
- disk
- disk device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/02—Driving or moving of heads
- G11B21/08—Track changing or selecting during transducing operation
- G11B21/081—Access to indexed tracks or parts of continuous track
- G11B21/083—Access to indexed tracks or parts of continuous track on discs
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/54—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head into or out of its operative position or across tracks
- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
- G11B5/5526—Control therefor; circuits, track configurations or relative disposition of servo-information transducers and servo-information tracks for control thereof
- G11B5/553—Details
- G11B5/5547—"Seek" control and circuits therefor
Landscapes
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】デイスク装置におけるヘッド切り換えの効率的
実行。 【解決手段】複数ヘッドを有するデイスク装置において
ヘッド各々の基準ヘッドに対するデイスク半径方向のオ
フセット量を予め測定し、この値をテーブルとして記憶
し、この値を使ってヘッド切り換え順序を決定する。オ
フトラック方向のずれの最も小さなヘッド間でヘッド切
り換えが実行されるよう設定する。ヘッドのオフトラッ
ク方向のずれを一つの基準ヘッドからのトラック距離で
表示した値をデータとするオフセット量テーブル。この
オフセット量テーブルのデータに基づいてヘッド相互の
ずれが最も少ないヘッド間でのヘッド切り換えを達成す
るようにヘッド切り換え順序を定義したヘッド・シーケ
ンス・テーブルを有する。例えばヘッド1がヘッド0か
ら1.5、ヘッド2が0.7トラックずれを有する時、
ヘッド0からのヘッド切り換え先はヘッド2に設定され
る。最もオフトラック方向のずれ量の小さなヘッドを切
り換えヘッドとして選択設定することにより、ヘッド切
り換え時のシーク・タイムを減少させる。
実行。 【解決手段】複数ヘッドを有するデイスク装置において
ヘッド各々の基準ヘッドに対するデイスク半径方向のオ
フセット量を予め測定し、この値をテーブルとして記憶
し、この値を使ってヘッド切り換え順序を決定する。オ
フトラック方向のずれの最も小さなヘッド間でヘッド切
り換えが実行されるよう設定する。ヘッドのオフトラッ
ク方向のずれを一つの基準ヘッドからのトラック距離で
表示した値をデータとするオフセット量テーブル。この
オフセット量テーブルのデータに基づいてヘッド相互の
ずれが最も少ないヘッド間でのヘッド切り換えを達成す
るようにヘッド切り換え順序を定義したヘッド・シーケ
ンス・テーブルを有する。例えばヘッド1がヘッド0か
ら1.5、ヘッド2が0.7トラックずれを有する時、
ヘッド0からのヘッド切り換え先はヘッド2に設定され
る。最もオフトラック方向のずれ量の小さなヘッドを切
り換えヘッドとして選択設定することにより、ヘッド切
り換え時のシーク・タイムを減少させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数ヘッドを有す
るデイスク装置において、ヘッド切り換えを効率的に実
行する装置および方法に係り、特に、ヘッド間のオフセ
ット量を考慮したヘッド切り換え順序の設定によって効
率的ヘッド切り換えを可能とした装置および方法に関す
る。
るデイスク装置において、ヘッド切り換えを効率的に実
行する装置および方法に係り、特に、ヘッド間のオフセ
ット量を考慮したヘッド切り換え順序の設定によって効
率的ヘッド切り換えを可能とした装置および方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般的なハード・ディスクには同心円状
にデータ・トラックが形成されている。磁気デイスクに
対する情報の読み取りまたは書き込みは、シーク動作、
すなわち磁気ディスクを回転させると共に、磁気ヘッド
を磁気デイスクの半径方向に略沿って移動させて所望の
データ・トラックに位置決めした後に行われる。磁気ヘ
ッドを所望のデータ・トラックに位置決めするには、次
に説明するように、磁気デイスクに予め記録されたヘッ
ド位置識別情報及びバースト・パターンを磁気ヘッドに
よって各々読み取ることによって行われる。
にデータ・トラックが形成されている。磁気デイスクに
対する情報の読み取りまたは書き込みは、シーク動作、
すなわち磁気ディスクを回転させると共に、磁気ヘッド
を磁気デイスクの半径方向に略沿って移動させて所望の
データ・トラックに位置決めした後に行われる。磁気ヘ
ッドを所望のデータ・トラックに位置決めするには、次
に説明するように、磁気デイスクに予め記録されたヘッ
ド位置識別情報及びバースト・パターンを磁気ヘッドに
よって各々読み取ることによって行われる。
【0003】デイスク上にはデータ領域およびサーボ領
域が区分されて形成されている。例えば図1に概略的に
示すように、デイスク18にはデータ領域52、サーボ
領域50が形成されている。磁気ヘッドが、サーボ領域
50に記録されたサーボ・データに基づいてデイスク上
の位置を認識することで、ヘッドは所望のデータ・トラ
ックへ位置決めされ、データの書き込み、または読み取
りが行われる。
域が区分されて形成されている。例えば図1に概略的に
示すように、デイスク18にはデータ領域52、サーボ
領域50が形成されている。磁気ヘッドが、サーボ領域
50に記録されたサーボ・データに基づいてデイスク上
の位置を認識することで、ヘッドは所望のデータ・トラ
ックへ位置決めされ、データの書き込み、または読み取
りが行われる。
【0004】ヘッドの位置識別情報として、シリンダ
(CYL)、およびセクタ(SEC)位置情報がグレイ
・コードおよびバイナリ・コードによって記録されてい
る。これらのコードに続いて、ヘッド位置のトラックに
対する微調整用信号を提供するバースト・パターンが記
録されている。これらのサーボ・データの読み取りによ
って、磁気ヘッドはトラックに位置決めされる。
(CYL)、およびセクタ(SEC)位置情報がグレイ
・コードおよびバイナリ・コードによって記録されてい
る。これらのコードに続いて、ヘッド位置のトラックに
対する微調整用信号を提供するバースト・パターンが記
録されている。これらのサーボ・データの読み取りによ
って、磁気ヘッドはトラックに位置決めされる。
【0005】図2には磁気デイスク上に記録されるヘッ
ド位置識別情報及びバースト・パターンの一部を示す。
図2において、磁気デイスクは円周方向(図2矢印F方
向)に回転し、図示しない磁気ヘッドは磁気ディスクの
略半径方向(図2矢印G方向)に移動する。磁気デイス
クにはデータが記録される複数のデータ・トラック10
0A、100B、100C、・・・が同心円状に形成さ
れている。データ・トラックは円周方向に配置されてお
り、隣り合うデータ・トラックの間に識別情報記録領域
102及びバースト・パターン記録領域104が形成さ
れている。
ド位置識別情報及びバースト・パターンの一部を示す。
図2において、磁気デイスクは円周方向(図2矢印F方
向)に回転し、図示しない磁気ヘッドは磁気ディスクの
略半径方向(図2矢印G方向)に移動する。磁気デイス
クにはデータが記録される複数のデータ・トラック10
0A、100B、100C、・・・が同心円状に形成さ
れている。データ・トラックは円周方向に配置されてお
り、隣り合うデータ・トラックの間に識別情報記録領域
102及びバースト・パターン記録領域104が形成さ
れている。
【0006】データ・トラックには自身を識別するため
のトラック・アドレスが予め付与されている。識別情報
記録領域102には対応するデータ・トラックのシリン
ダ・アドレスをグレイ・コード(Cyclic binary code :
巡回2進符号)で、セクタ・アドレスをバイナリ・コ
ードで表した所定ビット数の識別情報が記録されてい
る。また、バースト・バターン記録領域104には、信
号が記録された領域(図2ではハッチングで示す)が各
々デイスク半径方向に配列された複数本(図2では4
本)のバースト・パターン列106A、106B、10
6C、106Dが記録されている。
のトラック・アドレスが予め付与されている。識別情報
記録領域102には対応するデータ・トラックのシリン
ダ・アドレスをグレイ・コード(Cyclic binary code :
巡回2進符号)で、セクタ・アドレスをバイナリ・コ
ードで表した所定ビット数の識別情報が記録されてい
る。また、バースト・バターン記録領域104には、信
号が記録された領域(図2ではハッチングで示す)が各
々デイスク半径方向に配列された複数本(図2では4
本)のバースト・パターン列106A、106B、10
6C、106Dが記録されている。
【0007】磁気ヘッドを所定のデータ・トラックに位
置決めする際、へッドが識別情報記録領域102に対向
する度に磁気ヘッドから出力される識別情報読み取り信
号に基づいて、磁気ヘッドが対向しているデータ・トラ
ックのトラックアドレスを算出する。磁気ヘッドが目的
のデータ・トラックに到達したと判断すると、磁気ヘッ
ドによりバースト・パターン記録領域104の複数本の
バースト・パターン列を各々読み取ることによって得ら
れる複数の信号の和を解析して、磁気ヘッドの位置に応
じてリニアにレベルが変化する位置検出信号を生成す
る。該位置検出信号に基づいて、磁気ヘッドのギャップ
のセンタが目的のデータ・トラックの幅方向中央に位置
するように磁気ヘッドを位置決めする。
置決めする際、へッドが識別情報記録領域102に対向
する度に磁気ヘッドから出力される識別情報読み取り信
号に基づいて、磁気ヘッドが対向しているデータ・トラ
ックのトラックアドレスを算出する。磁気ヘッドが目的
のデータ・トラックに到達したと判断すると、磁気ヘッ
ドによりバースト・パターン記録領域104の複数本の
バースト・パターン列を各々読み取ることによって得ら
れる複数の信号の和を解析して、磁気ヘッドの位置に応
じてリニアにレベルが変化する位置検出信号を生成す
る。該位置検出信号に基づいて、磁気ヘッドのギャップ
のセンタが目的のデータ・トラックの幅方向中央に位置
するように磁気ヘッドを位置決めする。
【0008】複数の磁気ヘッドを有するデイスク装置に
あっては、シーケンシャル・データの書き込み、読み取
りに際し、順次磁気ヘッドの切り換えが実行される。例
えばデイスクを2枚具備し、4本の磁気ヘッド、ヘッド
番号 0,1,2,3を有するデイスク装置の場合、ヘ
ッド番号 0,1,2,3の順にヘッドが切り換えられ
てデータの書き込みまたは読み取りが行われる。この場
合、例えばシリンダ番号2500において磁気ヘッド0
によるデータの書き込みが終了すると、磁気ヘッド1に
切り換えられ、ヘッド1に対向するデイスクのシリンダ
2500に書き込みが実行される。同様にして、順次ヘ
ッド2,3によってシリンダ2500にデータが書き込
まれ、続いてシリンダ2501に対して磁気ヘッド0,
1,2,3により書き込みが実行される。
あっては、シーケンシャル・データの書き込み、読み取
りに際し、順次磁気ヘッドの切り換えが実行される。例
えばデイスクを2枚具備し、4本の磁気ヘッド、ヘッド
番号 0,1,2,3を有するデイスク装置の場合、ヘ
ッド番号 0,1,2,3の順にヘッドが切り換えられ
てデータの書き込みまたは読み取りが行われる。この場
合、例えばシリンダ番号2500において磁気ヘッド0
によるデータの書き込みが終了すると、磁気ヘッド1に
切り換えられ、ヘッド1に対向するデイスクのシリンダ
2500に書き込みが実行される。同様にして、順次ヘ
ッド2,3によってシリンダ2500にデータが書き込
まれ、続いてシリンダ2501に対して磁気ヘッド0,
1,2,3により書き込みが実行される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これら複数
の磁気ヘッドを有する磁気ディスクにおいては、上述の
ように磁気ヘッドの切り換え時に同一シリンダ番号の位
置にそれぞれのヘッドを位置決めすることが必要とな
る。一般的にヘッドを位置決めするためのサーボ情報
は、デイスク装置の製造時に基本的にすべてのデイスク
面で同心円上に記録される。その結果、理想的な状態で
は基本的にヘッドの切り換え時に切り換え後のヘッドを
目的トラックに移動するシーク動作は不要となる。すな
わち、図3に示すように、1つのヘッドを所定のトラッ
クに位置決めした時、他のヘッドも対向するデイスク上
の同一シリンダ位置のトラック上に位置決めされる。な
お、図3および図4では、理解を助けるために各ヘッド
をトラック周方向にずらして示してあるが、実際は各ヘ
ッドのデイスクのトラック周方向のずれはないものと考
えてよい。
の磁気ヘッドを有する磁気ディスクにおいては、上述の
ように磁気ヘッドの切り換え時に同一シリンダ番号の位
置にそれぞれのヘッドを位置決めすることが必要とな
る。一般的にヘッドを位置決めするためのサーボ情報
は、デイスク装置の製造時に基本的にすべてのデイスク
面で同心円上に記録される。その結果、理想的な状態で
は基本的にヘッドの切り換え時に切り換え後のヘッドを
目的トラックに移動するシーク動作は不要となる。すな
わち、図3に示すように、1つのヘッドを所定のトラッ
クに位置決めした時、他のヘッドも対向するデイスク上
の同一シリンダ位置のトラック上に位置決めされる。な
お、図3および図4では、理解を助けるために各ヘッド
をトラック周方向にずらして示してあるが、実際は各ヘ
ッドのデイスクのトラック周方向のずれはないものと考
えてよい。
【0010】しかしながら、これらのサーボ情報を書き
込んだデイスクをデイスク装置に取付ける場合には、磁
気ヘッドの駆動機構であるアクチュエータやデイスクの
駆動機構であるスピンドルモータの回転軸の傾き、ある
いはクランプによるゆがみ等の影響により、各ヘッドの
取付け位置のずれによるヘッド相互間のオフトラック方
向の相対的ずれ、より詳しく述べると、サーボ・ライタ
によるサーボ・データの書き込み時には、各デイスク間
にずれのない位置にサーボ・パターンが書かれるが、サ
ーボ・ライタの固定時に発生するゆがみ、サーボ・ライ
タからデイスク装置を取り外す際のクランプ取り外し工
程、その後のエージング工程等においてゆがみが発生
し、デイスク装置の組みつけ終了時には例えば図4に示
すように、各磁気ヘッド位置は相対的にオフトラック方
向にずれた状態で組みつけられることになる。このよう
な状態で上述のヘッド切り換えを実行すると、ヘッド0
でトラックnにデータを書き込んだ後、ヘッド1によっ
てトラックnにデータ書き込みを実行する場合、ヘッド
1はヘッドが位置するトラックn+1からトラックnへ
の移動、すなわち1トラック分のシーク動作を要するこ
ととなる。
込んだデイスクをデイスク装置に取付ける場合には、磁
気ヘッドの駆動機構であるアクチュエータやデイスクの
駆動機構であるスピンドルモータの回転軸の傾き、ある
いはクランプによるゆがみ等の影響により、各ヘッドの
取付け位置のずれによるヘッド相互間のオフトラック方
向の相対的ずれ、より詳しく述べると、サーボ・ライタ
によるサーボ・データの書き込み時には、各デイスク間
にずれのない位置にサーボ・パターンが書かれるが、サ
ーボ・ライタの固定時に発生するゆがみ、サーボ・ライ
タからデイスク装置を取り外す際のクランプ取り外し工
程、その後のエージング工程等においてゆがみが発生
し、デイスク装置の組みつけ終了時には例えば図4に示
すように、各磁気ヘッド位置は相対的にオフトラック方
向にずれた状態で組みつけられることになる。このよう
な状態で上述のヘッド切り換えを実行すると、ヘッド0
でトラックnにデータを書き込んだ後、ヘッド1によっ
てトラックnにデータ書き込みを実行する場合、ヘッド
1はヘッドが位置するトラックn+1からトラックnへ
の移動、すなわち1トラック分のシーク動作を要するこ
ととなる。
【0011】このように、各ヘッド間にオフトラック方
向のずれを有するデイスク装置においては、ヘッド切り
換え時にシーク動作が必要となる。オフトラック方向の
ずれ量が大であればある程、切り換え後のヘッドを位置
させるべきトラックまでの距離が大となり、これに伴い
シーク・タイムは長くなる。これらのシーク・タイムは
ヘッドの切り換え毎に発生することとなり、データのシ
ーケンシャルな書き込み、読み取り時におけるパフォー
マンス低下を招く原因となっていた。
向のずれを有するデイスク装置においては、ヘッド切り
換え時にシーク動作が必要となる。オフトラック方向の
ずれ量が大であればある程、切り換え後のヘッドを位置
させるべきトラックまでの距離が大となり、これに伴い
シーク・タイムは長くなる。これらのシーク・タイムは
ヘッドの切り換え毎に発生することとなり、データのシ
ーケンシャルな書き込み、読み取り時におけるパフォー
マンス低下を招く原因となっていた。
【0012】本発明は、このようなオフトラック方向の
ずれを有する複数の磁気ヘッドを持つ磁気デイスク装置
において、各ヘッドの切り換え時のシーク動作を極力減
少させ、ヘッドの切り換え動作に要する時間を減少させ
て、データの書き込み動作、および読み取り動作におけ
るパフォーマンスの向上を達成する。特に複数トラッ
ク、セクタにわたるシーケンシャル・リード/ライトの
ようにヘッド切り換え動作を複数回連続して実行する必
要がある場合にはシーク・タイムの減少による処理時間
の削減効果はより大きなものとなる。
ずれを有する複数の磁気ヘッドを持つ磁気デイスク装置
において、各ヘッドの切り換え時のシーク動作を極力減
少させ、ヘッドの切り換え動作に要する時間を減少させ
て、データの書き込み動作、および読み取り動作におけ
るパフォーマンスの向上を達成する。特に複数トラッ
ク、セクタにわたるシーケンシャル・リード/ライトの
ようにヘッド切り換え動作を複数回連続して実行する必
要がある場合にはシーク・タイムの減少による処理時間
の削減効果はより大きなものとなる。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明によるデイスク
装置は、ヘッド相互間のオフトラック方向のずれ量を予
め測定し、この値をテーブルとして記憶しておき、この
値を使ってヘッド切り換え順序を設定するものである。
すなわち、オフトラック方向のずれ量の最も小さなヘッ
ドを切り換えヘッドとして設定するようにした。現在使
用中のヘッドから次に使用されるヘッドの切り換えは、
その相互のずれが最も小さなヘッドへ切り換えられるこ
とになり、ヘッド切り換えの際のシーク・タイムが削減
される。
装置は、ヘッド相互間のオフトラック方向のずれ量を予
め測定し、この値をテーブルとして記憶しておき、この
値を使ってヘッド切り換え順序を設定するものである。
すなわち、オフトラック方向のずれ量の最も小さなヘッ
ドを切り換えヘッドとして設定するようにした。現在使
用中のヘッドから次に使用されるヘッドの切り換えは、
その相互のずれが最も小さなヘッドへ切り換えられるこ
とになり、ヘッド切り換えの際のシーク・タイムが削減
される。
【0014】本発明によるデイスク装置は、ヘッドのオ
フトラック方向のずれを一つの基準ヘッドからのトラッ
ク距離で表示した値をデータとして有するオフセット量
テーブルを有する。さらに、このオフセット量テーブル
のデータに基づいてヘッド相互のずれが最も少ないヘッ
ド間でのヘッド切り換えを達成するようにヘッド切り換
え順序を定義したヘッド・シーケンス・テーブルを有す
る。このテーブルはデイスクの所定領域に記憶保持さ
れ、実際の使用にあたってはハード・デイスク・コント
ローラがアクセス可能なメモリ(例えばRAM)等に読
み込まれる。
フトラック方向のずれを一つの基準ヘッドからのトラッ
ク距離で表示した値をデータとして有するオフセット量
テーブルを有する。さらに、このオフセット量テーブル
のデータに基づいてヘッド相互のずれが最も少ないヘッ
ド間でのヘッド切り換えを達成するようにヘッド切り換
え順序を定義したヘッド・シーケンス・テーブルを有す
る。このテーブルはデイスクの所定領域に記憶保持さ
れ、実際の使用にあたってはハード・デイスク・コント
ローラがアクセス可能なメモリ(例えばRAM)等に読
み込まれる。
【0015】オフセット量テーブルは例えば最もデイス
ク外周側に位置するヘッドを基準ヘッドとし、この基準
ヘッドと他のヘッドとのオフトラック方向のずれ量をト
ラック単位で示し、これをオフトラック量として各ヘッ
ドに対応させたものである。例えばヘッド0からヘッド
3まで4本のヘッドを有するデイスク装置においてヘッ
ド0がこれらのヘッドの中で最もデイスク外周側に位置
する場合、ヘッド0を基準ヘッドとして、ヘッド1がヘ
ッド0から1.5トラック分、デイスク内周側にずれて
いる場合、ヘッド1のオフトラック量は1.5となる。
例えばヘッド2のオフトラック量が0.7、ヘッド3の
オフトラック量が1.2がであれば、ヘッド0に対する
オフトラック量はヘッド2が最も小さく、ヘッド0から
のヘッド切り換え先はヘッド2となる。このように最も
オフトラック方向のずれ量の小さなヘッドを切り換えヘ
ッドとして選択設定することにより、ヘッド切り換え時
のシーク・タイムを減少させることができる。
ク外周側に位置するヘッドを基準ヘッドとし、この基準
ヘッドと他のヘッドとのオフトラック方向のずれ量をト
ラック単位で示し、これをオフトラック量として各ヘッ
ドに対応させたものである。例えばヘッド0からヘッド
3まで4本のヘッドを有するデイスク装置においてヘッ
ド0がこれらのヘッドの中で最もデイスク外周側に位置
する場合、ヘッド0を基準ヘッドとして、ヘッド1がヘ
ッド0から1.5トラック分、デイスク内周側にずれて
いる場合、ヘッド1のオフトラック量は1.5となる。
例えばヘッド2のオフトラック量が0.7、ヘッド3の
オフトラック量が1.2がであれば、ヘッド0に対する
オフトラック量はヘッド2が最も小さく、ヘッド0から
のヘッド切り換え先はヘッド2となる。このように最も
オフトラック方向のずれ量の小さなヘッドを切り換えヘ
ッドとして選択設定することにより、ヘッド切り換え時
のシーク・タイムを減少させることができる。
【0016】テーブルはデイスク上のユーザ・データ領
域以外の領域であって、デイスクの不良セクタ、あるい
は欠陥トラック情報等が書き込まれた領域に記録保持さ
れる。このテーブルはHDD(ハード・デイスク・ドラ
イブ)の電源を入れた直後にすべて読み取られ、所定の
メモリ、例えばセクタバッファ・メモリ中の空領域へ保
持される。データ読み取り、書き込みの際のヘッド切り
換え時にはメモリ中に保持されたテーブルを参照する。
域以外の領域であって、デイスクの不良セクタ、あるい
は欠陥トラック情報等が書き込まれた領域に記録保持さ
れる。このテーブルはHDD(ハード・デイスク・ドラ
イブ)の電源を入れた直後にすべて読み取られ、所定の
メモリ、例えばセクタバッファ・メモリ中の空領域へ保
持される。データ読み取り、書き込みの際のヘッド切り
換え時にはメモリ中に保持されたテーブルを参照する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明においては、複数ヘッドを
有するデイスク装置において、ヘッド相互のオフトラッ
ク方向のずれ量、すなわち、デイスク半径方向の相対的
ずれを予め測定する。オフトラック方向のずれ量の測定
はデイスク装置の組みつけが終了した後に実行する。オ
フトラック方向のずれ量の測定は、デイスク上に記録さ
れたサーボ情報から各ヘッドの正確な位置情報を得て、
各ヘッド間の位置情報の差を読み取ることによって実行
される。
有するデイスク装置において、ヘッド相互のオフトラッ
ク方向のずれ量、すなわち、デイスク半径方向の相対的
ずれを予め測定する。オフトラック方向のずれ量の測定
はデイスク装置の組みつけが終了した後に実行する。オ
フトラック方向のずれ量の測定は、デイスク上に記録さ
れたサーボ情報から各ヘッドの正確な位置情報を得て、
各ヘッド間の位置情報の差を読み取ることによって実行
される。
【0018】ヘッド0からヘッドnまで、n+1個のヘ
ッドを有する場合、まずデイスクの最外周側に位置する
ヘッドを基準ヘッドとして選択し、基準ヘッドからのオ
フトラック方向のずれを示すオフセット量が各ヘッドに
ついて測定される。例えば、ヘッドが6本(ヘッド0〜
ヘッド5)のデイスク装置において最外周に位置するヘ
ッドがヘッド0であるとき、ヘッド1〜5のヘッド0に
対するオフセット量が図5のオフセット量テーブルに示
すように求められる。ここでヘッド0は基準ヘッドであ
り、従ってそのオフセット量は0.0となる。ヘッド1
はオフセット量が0.6であり、ヘッド1はヘッド0に
対してデイスクの内周側に0.6トラック分ずれた位置
にあることを示す。ヘッド5はヘッド0に対して2.5
トラック分デイスク内周側にずれている。
ッドを有する場合、まずデイスクの最外周側に位置する
ヘッドを基準ヘッドとして選択し、基準ヘッドからのオ
フトラック方向のずれを示すオフセット量が各ヘッドに
ついて測定される。例えば、ヘッドが6本(ヘッド0〜
ヘッド5)のデイスク装置において最外周に位置するヘ
ッドがヘッド0であるとき、ヘッド1〜5のヘッド0に
対するオフセット量が図5のオフセット量テーブルに示
すように求められる。ここでヘッド0は基準ヘッドであ
り、従ってそのオフセット量は0.0となる。ヘッド1
はオフセット量が0.6であり、ヘッド1はヘッド0に
対してデイスクの内周側に0.6トラック分ずれた位置
にあることを示す。ヘッド5はヘッド0に対して2.5
トラック分デイスク内周側にずれている。
【0019】ヘッド0から順にデイスク外周側から内周
方向にむかってヘッドに順番をつけると図6の様なヘッ
ドの順番を示すヘッド・シーケンス・テーブルが作成さ
れる。このヘッド・シーケンス・テーブルはデイスクの
最も外周側に位置するヘッド0から最も内周側に位置す
るヘッド5までの順番を定義したものであり、デイスク
に対するデータの読み書きの際には、このテーブルを使
用してヘッド切り換えが実行される。図6のヘッド・シ
ーケンス・テーブルにはヘツド・ナンバ0,1,3,
2,4,5 の順にヘッド切り換え順が定義されてお
り、ヘッド切り換えはこの順番で実行される。
方向にむかってヘッドに順番をつけると図6の様なヘッ
ドの順番を示すヘッド・シーケンス・テーブルが作成さ
れる。このヘッド・シーケンス・テーブルはデイスクの
最も外周側に位置するヘッド0から最も内周側に位置す
るヘッド5までの順番を定義したものであり、デイスク
に対するデータの読み書きの際には、このテーブルを使
用してヘッド切り換えが実行される。図6のヘッド・シ
ーケンス・テーブルにはヘツド・ナンバ0,1,3,
2,4,5 の順にヘッド切り換え順が定義されてお
り、ヘッド切り換えはこの順番で実行される。
【0020】ただし、オフセット量テーブルに記録され
た値の最大値が2より大のときと、2以下であるときの
ヘッド切り換えシーケンスは以下のように異なる。ヘッ
ド間最大オフセット量が2以下の場合、ヘッドの切り換
え順は図6に示されるヘッド・シーケンス・テーブルに
従ってすべてのシリンダで繰り返し実行される。すなわ
ち、シリンダnにおいて、ヘッド・ナンバ0,1,3,
2,4,5の順にヘッド切り換えが実行された後、次の
シリンダn+1に移動して連続の書き込みまたは読み取
りが行われる場合、ヘッドは最後のヘッド5から0に戻
り、同様のシーケンス0,1,3,2,4,5を繰り返
す。
た値の最大値が2より大のときと、2以下であるときの
ヘッド切り換えシーケンスは以下のように異なる。ヘッ
ド間最大オフセット量が2以下の場合、ヘッドの切り換
え順は図6に示されるヘッド・シーケンス・テーブルに
従ってすべてのシリンダで繰り返し実行される。すなわ
ち、シリンダnにおいて、ヘッド・ナンバ0,1,3,
2,4,5の順にヘッド切り換えが実行された後、次の
シリンダn+1に移動して連続の書き込みまたは読み取
りが行われる場合、ヘッドは最後のヘッド5から0に戻
り、同様のシーケンス0,1,3,2,4,5を繰り返
す。
【0021】一方、オフセット量テーブルから得られる
ヘッド間最大オフセット量が2より大である場合は、シ
リンダnにおいて、ヘッドの切り換えがヘッド・ナンバ
0,1,3,2,4,5の順に実行された後、次のシリ
ンダn+1においてはシリンダnにおける順番と逆の順
番、すなわちヘッド・ナンバ5,4,2,3,1,0の
順でヘッドの切り換えが実行される。以後、シリンダが
切り替わるごとに、このヘッド・シーケンスが交互に繰
り返される。すなわち、図6とは逆の順番にヘッド切り
換え順を設定した図7に示すヘッド・シーケンス・テー
ブルに従ってヘッドの切り換えが実行される。これは最
終ヘッド5がシリンダnに位置するとき、ヘッド0へヘ
ッド切り換えを実行し、ヘッド0をシリンダn+1に位
置決めするために要するシーク距離と、ヘッド5を現在
位置するシリンダnからシリンダn+1へシークするた
めの距離(1トラック)とを比較した結果に基づく。こ
れら2つの距離中、より短い距離が選択される。すなわ
ち、ヘッド間最大オフセット量が2トラックより大であ
る場合は、ヘッド5をシリンダnからn+1へ移動させ
る距離(1トラック)が、ヘッド1をシリンダn+1へ
移動させる距離より短いということである。
ヘッド間最大オフセット量が2より大である場合は、シ
リンダnにおいて、ヘッドの切り換えがヘッド・ナンバ
0,1,3,2,4,5の順に実行された後、次のシリ
ンダn+1においてはシリンダnにおける順番と逆の順
番、すなわちヘッド・ナンバ5,4,2,3,1,0の
順でヘッドの切り換えが実行される。以後、シリンダが
切り替わるごとに、このヘッド・シーケンスが交互に繰
り返される。すなわち、図6とは逆の順番にヘッド切り
換え順を設定した図7に示すヘッド・シーケンス・テー
ブルに従ってヘッドの切り換えが実行される。これは最
終ヘッド5がシリンダnに位置するとき、ヘッド0へヘ
ッド切り換えを実行し、ヘッド0をシリンダn+1に位
置決めするために要するシーク距離と、ヘッド5を現在
位置するシリンダnからシリンダn+1へシークするた
めの距離(1トラック)とを比較した結果に基づく。こ
れら2つの距離中、より短い距離が選択される。すなわ
ち、ヘッド間最大オフセット量が2トラックより大であ
る場合は、ヘッド5をシリンダnからn+1へ移動させ
る距離(1トラック)が、ヘッド1をシリンダn+1へ
移動させる距離より短いということである。
【0022】このようなヘッド・シーケンス・テーブル
に記録された順番をシリンダごとに逆方向から実行する
のはオフセット量テーブルに示された最大オフセット量
が2トラックを越えるときである。オフセット量テーブ
ルによって与えられた最大オフセット量データが2トラ
ックを越える場合には、シリンダ・ナンバが偶数である
か、奇数であるかによって2つのヘッド・シーケンス・
テーブルを切り換えて、それぞれのヘッド・シーケンス
・テーブルに従ってヘッド切り換えを実行する。例え
ば、奇数シリンダにおいては図6のヘッド・シーケンス
・テーブル順、偶数シリンダにおいては図7のテーブル
に示されたシーケンスでの実行のごとくである。従っ
て、ヘッドが位置するシリンダによってヘッドの切り換
え順序は異なることとなる。
に記録された順番をシリンダごとに逆方向から実行する
のはオフセット量テーブルに示された最大オフセット量
が2トラックを越えるときである。オフセット量テーブ
ルによって与えられた最大オフセット量データが2トラ
ックを越える場合には、シリンダ・ナンバが偶数である
か、奇数であるかによって2つのヘッド・シーケンス・
テーブルを切り換えて、それぞれのヘッド・シーケンス
・テーブルに従ってヘッド切り換えを実行する。例え
ば、奇数シリンダにおいては図6のヘッド・シーケンス
・テーブル順、偶数シリンダにおいては図7のテーブル
に示されたシーケンスでの実行のごとくである。従っ
て、ヘッドが位置するシリンダによってヘッドの切り換
え順序は異なることとなる。
【0023】図5に示すヘッドのオフセット量を有する
デイスク装置におけるヘッドおよびシリンダの切り換え
パターンの具体例を図8に示す。(C,H)は(シリン
ダ・ナンバ,ヘッド・ナンバ)を示す。動作の欄は、ど
のような動作が何回実行されたかを示す。シーク量の欄
はその動作中に要したシーク量を示す。シリンダ0にお
いて、ヘッドは0,1,3,2,4,5の順、すなわち
図6に示す順にヘッド切り換えが実行される。この際、
実行される動作は5回のヘッド切り換えであり、この5
回のヘッド切り換えの際に要するシーク量の総計は2.
5トラックとなる。シリンダ0からシリンダ1への切り
換えの際は、図5から得られる最大オフセット量がヘッ
ド5において2.5トラックでありこれは2より大であ
る。従って、トラック切り換え順はシリンダ0の場合と
逆の順番、すなわち図7に示す順番となる。以下、
(C,H)=(2,5)までヘッド切り換えを実行する
と、これらすべての動作に要するシーク量の総計は図8
に示すように9.5トラックとなる。
デイスク装置におけるヘッドおよびシリンダの切り換え
パターンの具体例を図8に示す。(C,H)は(シリン
ダ・ナンバ,ヘッド・ナンバ)を示す。動作の欄は、ど
のような動作が何回実行されたかを示す。シーク量の欄
はその動作中に要したシーク量を示す。シリンダ0にお
いて、ヘッドは0,1,3,2,4,5の順、すなわち
図6に示す順にヘッド切り換えが実行される。この際、
実行される動作は5回のヘッド切り換えであり、この5
回のヘッド切り換えの際に要するシーク量の総計は2.
5トラックとなる。シリンダ0からシリンダ1への切り
換えの際は、図5から得られる最大オフセット量がヘッ
ド5において2.5トラックでありこれは2より大であ
る。従って、トラック切り換え順はシリンダ0の場合と
逆の順番、すなわち図7に示す順番となる。以下、
(C,H)=(2,5)までヘッド切り換えを実行する
と、これらすべての動作に要するシーク量の総計は図8
に示すように9.5トラックとなる。
【0024】これを従来の固定されたヘッド切り換え順
と比較する。図10にヘッド切り換え順をヘッド・ナン
バ0,1,2,3,4,5およびその逆順にセットした
場合の例を示す。ヘッドのオフセット量は図5に示すも
のを使用した場合である。図10に示すように、本発明
を適用しない場合、必要なシーク総量は12.5トラッ
クとなる。従って、本発明を適用した場合に比較して1
2.5−9−5=3.0トラックの余分なシークが必要
となる。
と比較する。図10にヘッド切り換え順をヘッド・ナン
バ0,1,2,3,4,5およびその逆順にセットした
場合の例を示す。ヘッドのオフセット量は図5に示すも
のを使用した場合である。図10に示すように、本発明
を適用しない場合、必要なシーク総量は12.5トラッ
クとなる。従って、本発明を適用した場合に比較して1
2.5−9−5=3.0トラックの余分なシークが必要
となる。
【0025】図9に本発明を実現するブロック図の例を
示す。デイスク80はスピンドル・モータ81と一体と
なって高速回転し、デイスク80上に記録されたデータ
はヘッド82によって読み取られ、またはデータの書き
込みが実行される。ヘッド82の位置はVCM(ボイス
・コイル・モータ)83による駆動によって行われる。
スピンドル・モータ81の制御、およびVCMの制御は
それぞれMPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)8
6に接続されたスピンドルモータ・ドライバ84、VC
Mドライバ85によって実行される。ヘッド82を介し
た信号の伝達はAMP(増幅器)87、リード/ライト
・チャネル88をおよび、HDC(ハード・デイスク・
コントローラ)90にを介して実行される。HDC90
は所定のインタフェースを介してホスト等と接続され
る。HDC90にはメモリ89が接続され、主にリード
/ライト用のデータを一時記憶するセクタ・バッファ・
メモリとして使用される。メモリ89には本発明のオフ
セット量テーブル、ヘッド・シーケンス・テーブルも記
憶され、ヘッド切り換え時にはこれらのテーブルを参照
してヘッド切り換えが実行される。
示す。デイスク80はスピンドル・モータ81と一体と
なって高速回転し、デイスク80上に記録されたデータ
はヘッド82によって読み取られ、またはデータの書き
込みが実行される。ヘッド82の位置はVCM(ボイス
・コイル・モータ)83による駆動によって行われる。
スピンドル・モータ81の制御、およびVCMの制御は
それぞれMPU(マイクロ・プロセッサ・ユニット)8
6に接続されたスピンドルモータ・ドライバ84、VC
Mドライバ85によって実行される。ヘッド82を介し
た信号の伝達はAMP(増幅器)87、リード/ライト
・チャネル88をおよび、HDC(ハード・デイスク・
コントローラ)90にを介して実行される。HDC90
は所定のインタフェースを介してホスト等と接続され
る。HDC90にはメモリ89が接続され、主にリード
/ライト用のデータを一時記憶するセクタ・バッファ・
メモリとして使用される。メモリ89には本発明のオフ
セット量テーブル、ヘッド・シーケンス・テーブルも記
憶され、ヘッド切り換え時にはこれらのテーブルを参照
してヘッド切り換えが実行される。
【0026】一例としてデータ・リードのコマンドがホ
ストからインターフェースを介し、HDC90に入力さ
れた場合の動作について説明する。リード・コマンドが
HDC90によって受領されるとHDC90はコマンド
が入力されたことをMPU86に通知する。MPU86
は入力コマンドがリード・コマンドであることを解読
し、シークすべき目的のシリンダ(トラック)、ヘッ
ド、セクタを求める。目的トラックへのヘッドの位置決
めが完了すると所定のデータ読み取りを実行する。読み
取るデータの記録されたセクタが次のヘッドに及ぶ場合
は、切り換えヘッドをオフセット量テーブルおよびヘッ
ド・シーケンス・テーブルを参照して決定する。この決
定に従ってヘッドを切り換え、切り換えられたヘッドに
よって連続するデータの読み取りを続行する。オフセッ
ト量テーブルの最大オフセット量が2トラックを越える
場合には現在のシリンダ・ナンバが偶数か奇数かによっ
て、2つの異なるヘッド・シーケンス・テーブルのいず
れか一方を選択して選択されたテーブルに定義された順
にヘッド切り換えが実行される。なお、2つの異なるヘ
ッド・シーケンス・テーブルを用いずに、1つのヘッド
・シーケンス・テーブルをシリンダ・チエンジごとに逆
に読み取るようにしてもよい。
ストからインターフェースを介し、HDC90に入力さ
れた場合の動作について説明する。リード・コマンドが
HDC90によって受領されるとHDC90はコマンド
が入力されたことをMPU86に通知する。MPU86
は入力コマンドがリード・コマンドであることを解読
し、シークすべき目的のシリンダ(トラック)、ヘッ
ド、セクタを求める。目的トラックへのヘッドの位置決
めが完了すると所定のデータ読み取りを実行する。読み
取るデータの記録されたセクタが次のヘッドに及ぶ場合
は、切り換えヘッドをオフセット量テーブルおよびヘッ
ド・シーケンス・テーブルを参照して決定する。この決
定に従ってヘッドを切り換え、切り換えられたヘッドに
よって連続するデータの読み取りを続行する。オフセッ
ト量テーブルの最大オフセット量が2トラックを越える
場合には現在のシリンダ・ナンバが偶数か奇数かによっ
て、2つの異なるヘッド・シーケンス・テーブルのいず
れか一方を選択して選択されたテーブルに定義された順
にヘッド切り換えが実行される。なお、2つの異なるヘ
ッド・シーケンス・テーブルを用いずに、1つのヘッド
・シーケンス・テーブルをシリンダ・チエンジごとに逆
に読み取るようにしてもよい。
【0027】現在ヘッドがシリンダにおける最終ヘッド
であり、連続データの処理にシリンダ切り換えが必要な
場合には、前述のごとくオフセット量テーブルの最大オ
フセット量が2トラックを越えるか否かによって切り換
えヘッドが異なって決定される。すなわち最大オフセッ
ト量が2トラック以下の場合はヘッド・シーケンス・テ
ーブルに第1ヘッドとして指定されたヘッドに切り換え
られて次のシリンダでの処理が実行される。一方オフセ
ット量テーブルの最大オフセット量が2トラツクを越え
る場合は、現在データ処理に用いられているヘッドがそ
のまま次のシリンダに位置決めされてデータ読み取り等
の処理が続行される。
であり、連続データの処理にシリンダ切り換えが必要な
場合には、前述のごとくオフセット量テーブルの最大オ
フセット量が2トラックを越えるか否かによって切り換
えヘッドが異なって決定される。すなわち最大オフセッ
ト量が2トラック以下の場合はヘッド・シーケンス・テ
ーブルに第1ヘッドとして指定されたヘッドに切り換え
られて次のシリンダでの処理が実行される。一方オフセ
ット量テーブルの最大オフセット量が2トラツクを越え
る場合は、現在データ処理に用いられているヘッドがそ
のまま次のシリンダに位置決めされてデータ読み取り等
の処理が続行される。
【0028】データの書き込みの際にも同様にヘッドの
切り換えはヘッド・シーケンス・テーブル及びオフセッ
ト量テーブルを参照してヘッドの切り換えが実行され
る。テーブルはメモリ89中に記憶されたものであり、
その参照に要する時間は無視できる。このように各ヘッ
ドの切り換え時のシーク動作を最小とするようにヘッド
切り換え順番を設定してあるので、複数ヘッドの切り換
えが必要となるシーケンシャル・データの読み取り、書
き込み動作が効率よく実行できる。
切り換えはヘッド・シーケンス・テーブル及びオフセッ
ト量テーブルを参照してヘッドの切り換えが実行され
る。テーブルはメモリ89中に記憶されたものであり、
その参照に要する時間は無視できる。このように各ヘッ
ドの切り換え時のシーク動作を最小とするようにヘッド
切り換え順番を設定してあるので、複数ヘッドの切り換
えが必要となるシーケンシャル・データの読み取り、書
き込み動作が効率よく実行できる。
【0029】以上、本発明を磁気デイスク装置に適用し
た例を説明したが、本発明はこれに限定されず、光学ヘ
ッドを用いる光記録装置にも適用可能である。また、デ
イスクの両面に記録面を有するものに限定されず、片面
のみに記録面を有するタイプにも適用可能である。
た例を説明したが、本発明はこれに限定されず、光学ヘ
ッドを用いる光記録装置にも適用可能である。また、デ
イスクの両面に記録面を有するものに限定されず、片面
のみに記録面を有するタイプにも適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によれば、複
数のヘッドを有するデイスク装置におけるヘッド切り換
え時のシーク時間の削減の達成により、データの読み取
り、書き込み時における大幅なパフォーマンスの向上が
達成される。
数のヘッドを有するデイスク装置におけるヘッド切り換
え時のシーク時間の削減の達成により、データの読み取
り、書き込み時における大幅なパフォーマンスの向上が
達成される。
【図1】本発明に係る磁気デイスクの例を示す図であ
る。
る。
【図2】磁気デイスクに記録された識別情報記録領域を
示す図である。
示す図である。
【図3】磁気デイスクのサーボ情報書き込み時における
各ヘッドの相対位置を示す図である。
各ヘッドの相対位置を示す図である。
【図4】磁気デイスクの組みつけ終了後における各ヘッ
ドの相対位置を示す図である。
ドの相対位置を示す図である。
【図5】本発明のデイスク装置に使用されるオフセット
量テーブルの例を示す図である。
量テーブルの例を示す図である。
【図6】本発明のデイスク装置に使用されるヘッド・シ
ーケンス・テーブルの例を示す図である。
ーケンス・テーブルの例を示す図である。
【図7】本発明のデイスク装置に使用されるヘッド・シ
ーケンス・テーブルの別の例を示す図である。
ーケンス・テーブルの別の例を示す図である。
【図8】本発明のデイスク装置におけるヘッド切り換え
順序およびシーク量を説明する図である。
順序およびシーク量を説明する図である。
【図9】本発明のデイスク装置を示すブロック図であ
る。
る。
【図10】従来のデイスク装置におけるヘッド切り換え
順序およびシーク量を説明する図である。
順序およびシーク量を説明する図である。
18 デイスク 50 サーボ領域 52 データ領域 84 スピンドル・モータ・ドライバ 85 VCMドライバ 86 MPU 87 AMP 88 リード/ライト・チャネル 89 メモリ 90 HDC 100 データ・トラック 102 識別情報記録領域 104 バースト・パターン領域 106 バースト・パターン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中川 義弘 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 奥津 和重 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内 (72)発明者 戸張 敦 神奈川県藤沢市桐原町1番地 日本アイ・ ビー・エム株式会社 藤沢事業所内
Claims (10)
- 【請求項1】複数の記録面と、各々が対応する記録面に
対向して配設された複数のヘッドを有するデイスク装置
であり、上記ヘッドによって上記記録面に対する信号の
書き込みまたは記録面からの信号の読み取りを行うデイ
スク装置において、 上記複数のヘッドの各々の基準ヘッドに対するデイスク
半径方向のオフセット量を記録する第1のテーブルと、 該第1のテーブルに記録されたオフセット量に基づい
て、ヘッド切り換えの際のシーク量を最小とするように
ヘッド切り換え順序を決定する手段と、 上記決定されたヘッド切り換え順序を定義する第2のテ
ーブルと、 該第2のテーブルに定義されたヘッド切り換え順序にし
たがってヘッドの切り換えを実行する手段と、 を有するデイスク装置。 - 【請求項2】複数の記録面と、各々が対応する記録面に
対向して配設された複数のヘッドを有するデイスク装置
であり、上記ヘッドによって該デイスク上のトラックに
記録された信号を読み取り、または該トラック上に信号
を記録するデイスク装置において、 上記複数のヘッドの各々の基準ヘッドに対するオフセッ
ト量を記録する第1のテーブルと、 該第1のテーブルに記録されたオフセット量に基づい
て、ヘッド切り換えの際のシーク量を最小とするように
ヘッド切り換え順序を決定する手段と、 上記決定されたヘッド切り換え順序を定義する第2のテ
ーブルと、 上記第1のテーブルにおいて、基準ヘッドからのオフセ
ット量の最大値が所定トラック数より大きいとき、上記
第2のテーブルに定義されたヘッド切り換え順序に従っ
たヘッド切り換えと、上記第2のテーブルに定義された
ヘッド切り換え順序の逆の順序によるヘッド切り換えと
をデイスクのシリンダごとに交互に実行する手段と、 を有するデイスク装置。 - 【請求項3】上記所定トラック数は2トラックであるこ
とを特徴とする請求項2記載のデイスク装置。 - 【請求項4】上記基準ヘッドはデイスクの最も外周側に
位置するヘッドであることを特徴とする請求項1または
2記載のデイスク装置。 - 【請求項5】上記基準ヘッドはデイスクの最も内周側に
位置するヘッドであることを特徴とする請求項1または
2記載のデイスク装置。 - 【請求項6】複数の記録面と、各々が対応する記録面に
対向して配設された複数のヘッドを有するデイスク装置
であり、上記ヘッドによって上記記録面に対する信号の
書き込みまたは記録面からの信号の読み取りを行うデイ
スク装置におけるヘッド切り換え方法であり、 ヘッド切り換えの際のシーク量を最小とするように、上
記複数のヘッド各々の基準ヘッドに対するデイスク半径
方向のオフセット量に基づいてヘッド切り換え順序を定
義したテーブルを参照するステップと、 該テーブルに定義されたヘッド切り換え順序にしたがっ
てヘッドの切り換えを実行するステップと、 を有するデイスク装置におけるヘッド切り換え方法。 - 【請求項7】複数の記録面と、各々が対応する記録面に
対向して配設された複数のヘッドを有するデイスク装置
であり、上記ヘッドによって該デイスク上のトラックに
記録された信号を読み取り、または該トラック上に信号
を記録するデイスク装置におけるヘッド切り換え方法で
あり、 ヘッド切り換えの際のシーク量を最小とするように、上
記複数のヘッド各々の基準ヘッドに対するデイスク半径
方向のオフセット量に基づいてヘッド切り換え順序を定
義したテーブルを参照するステップと、 上記オフセット量の最大値が所定トラック数より大であ
るとき、上記テーブルに定義されたヘッド切り換え順序
に従ったヘッド切り換えと、上記テーブルに定義された
ヘッド切り換え順序の逆の順序によるヘッド切り換えと
をデイスクのシリンダごとに交互に実行するステップ
と、 を有するデイスク装置におけるヘッド切り換え方法。 - 【請求項8】上記所定トラック数は2トラックであるこ
とを特徴とする請求項7記載のデイスク装置におけるヘ
ッド切り換え方法。 - 【請求項9】上記基準ヘッドはデイスクの最も外周側に
位置するヘッドであることを特徴とする請求項6または
7記載のデイスク装置におけるヘッド切り換え方法。 - 【請求項10】上記基準ヘッドはデイスクの最も内周側
に位置するヘッドであることを特徴とする請求項6また
は7記載のデイスク装置におけるヘッド切り換え方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8069814A JPH09265746A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法 |
US08/824,423 US5969895A (en) | 1996-03-26 | 1997-03-26 | Disk drive apparatus and head switching method in a disk drive apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8069814A JPH09265746A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09265746A true JPH09265746A (ja) | 1997-10-07 |
Family
ID=13413615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8069814A Pending JPH09265746A (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5969895A (ja) |
JP (1) | JPH09265746A (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6292320B1 (en) * | 1998-03-23 | 2001-09-18 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive with dual stage actuator radial offset calibration |
US6188538B1 (en) * | 1998-06-19 | 2001-02-13 | Hewlett Packard Company | Retry off-track positioning table |
US6118609A (en) * | 1998-06-22 | 2000-09-12 | International Business Machines Corporation | Method to adjust head switch time for improved disk drive performance |
US6848019B1 (en) | 2000-02-17 | 2005-01-25 | Seagate Technology Llc | Performance in a data storage device using head-to-head offsets in access command scheduling |
US6775090B2 (en) | 2001-03-09 | 2004-08-10 | Seagate Technology Llc | Adapting logical track addresses in relation to head offsets |
US6882486B1 (en) | 2002-03-29 | 2005-04-19 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive comprising asynchronous/synchronous gain control for fault tolerant detection of servo sync mark after head switch |
JP4156284B2 (ja) * | 2002-07-01 | 2008-09-24 | 富士通株式会社 | ヘッド位置制御方法及びデイスク装置 |
KR100464438B1 (ko) * | 2002-11-25 | 2004-12-31 | 삼성전자주식회사 | 트랙번호 매핑을 이용한 헤드 스위칭 방법 |
US6970113B1 (en) * | 2004-08-30 | 2005-11-29 | Agilent Technologies, Inc. | Method for generation of even numbered reduced gray codes |
US7679854B1 (en) * | 2008-10-29 | 2010-03-16 | Western Digital Technologies, Inc. | Head switch operation for a disk drive |
US20110032636A1 (en) * | 2009-08-05 | 2011-02-10 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Enhanced head skew optimization for high speed disk access |
US8824262B1 (en) | 2013-08-19 | 2014-09-02 | Western Digital Technologies, Inc. | Disk drive accounting for sinusoidal offset between heads when executing a rotational position optimization algorithm |
US9093093B2 (en) * | 2013-10-25 | 2015-07-28 | Seagate Technology Llc | Adaptive guard band for multiple heads of a data storage device |
US9147416B2 (en) * | 2014-02-25 | 2015-09-29 | Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. | Systems and methods for multi-head servo data processing |
US20160358621A1 (en) * | 2015-06-03 | 2016-12-08 | HGST Netherlands B.V. | Self-Servo Write Non-Reference Head Position Measuring |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0337875A (ja) * | 1989-07-04 | 1991-02-19 | Toshiba Corp | データ記録再生装置のヘッド駆動制御装置 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP8069814A patent/JPH09265746A/ja active Pending
-
1997
- 1997-03-26 US US08/824,423 patent/US5969895A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5969895A (en) | 1999-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6002544A (en) | Head positioning control system for use in a disk drive using different target velocity data for read and write seeks | |
US8559125B2 (en) | Seamless and untrimmed primary servo burst with multiple secondary servo bursts | |
JP4585268B2 (ja) | 情報記憶装置、制御方法及びプログラム | |
US5771126A (en) | Hard disk drive with reduced sized servo sectors and driving method therefor | |
JPH09265746A (ja) | デイスク装置およびデイスク装置におけるヘッド切り換え方法 | |
US6259576B1 (en) | Method and apparatus for hard disk drive with self-servowriting capability | |
JPH0620412A (ja) | セクタサーボ制御方式 | |
US7518821B2 (en) | Hard disk drive | |
US5943179A (en) | Disk drive apparatus and head switching method | |
KR0182979B1 (ko) | 데이타영역 확장을 위한 서보정보 구성방법 및 그에 따른 서보제어방법 | |
JP3708077B2 (ja) | ディスク記憶装置及び同装置におけるヘッド位置決め方法 | |
JP4184190B2 (ja) | ヘッド制御方法および記録装置 | |
US5801897A (en) | Head positioning control system for use in a disk storage system | |
KR100594308B1 (ko) | 자기 디스크의 서보 패턴 기록 방법 및 이를 이용한디스크 드라이브와 자기 디스크 | |
US7532426B2 (en) | Method for erase process on recording surface of disk and disk drive apparatus | |
JP3078224B2 (ja) | 磁気ディスク装置及びそれに適用するヘッド位置決め制御システム | |
US6483654B2 (en) | Disk drive recording apparatus having actuator arm with dual heads and head switching control method | |
US20060164747A1 (en) | Method of determining format parameters of HDD | |
US6128154A (en) | Servo control method for a high capacity hard disk drive | |
KR100212413B1 (ko) | 더미 기록 기능을 갖는 자기 디스크 장치 | |
JPH09102103A (ja) | 記録電流制御機能を有する磁気ディスク装置及び磁気ディスク装置のサーボデータ記録方法 | |
US20070217059A1 (en) | Storage device, control device, and control method | |
KR100449684B1 (ko) | 하드디스크드라이브에서두개의버스트신호기록방법및트랙추종방법 | |
KR100417228B1 (ko) | 세개의버스트신호를갖는하드디스크드라이브기록매체 | |
JP2003007011A (ja) | 磁気ディスク装置 |