JPH1092105A - 編集システム及び方法 - Google Patents
編集システム及び方法Info
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- JPH1092105A JPH1092105A JP24221096A JP24221096A JPH1092105A JP H1092105 A JPH1092105 A JP H1092105A JP 24221096 A JP24221096 A JP 24221096A JP 24221096 A JP24221096 A JP 24221096A JP H1092105 A JPH1092105 A JP H1092105A
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Abstract
ルVTRとHDDとを使った編集システムは、データ転
送レートが高く、ディスク容量、メモリ容量に対するコ
ストの制約からまだ実現されていない。 【解決手段】 ディジタルVTR1は、4倍速記録再生
モードを有し4倍速でオーディオビジュアルデータを記
録再生する。ハードディスクドライブ2は、4倍速記録
再生が可能なランダムアクセス記録再生装置である。編
集制御装置3は、ディジタルVTR1が記録テープから
再生した編集の下地となる下地AVデータに、HDD2
からの素材AVデータを使って編集処理を施す。
Description
置間でオーディオビジュル(AV)データの編集を行う
編集システム及び方法に関する。
V)データを編集する際には、ダビングを繰り返しても
信号劣化の無いディジタルVTRを用いている。
るいわゆる下地情報に、他の記録再生装置、例えば高速
ランダムアクセスを可能とするハードディスクドライブ
(HDD)に記録された素材情報を繋ぎ撮り(ASSEMBL
E、以下アセンブルという。)編集したり、挿入(INSER
T、以下インサートという。)編集して、新しい編集フ
ァイルを作成している。
くデータを読み取って例えば4倍のスピードで転送する
ために4系統(チャンネル)でデータを並列に取り出し
てから処理を施すようなタイプのものがある。
取り出して処理できるディジタルVTRでは、例えば4
倍の速度でのデータの記録再生を可能とする。
録再生を可能とするようなディジタルVTRとHDDと
を使った編集システムはデータ転送レートが高く、ディ
スク容量、メモリ容量に対するコストの制約からまだ実
現されていない。
からのアナログ信号出力をA/D変換して、記録する例
はあったもののせいぜい2倍速止まりであった。
れたものであり、N倍速の編集により、編集時間を短縮
できる編集システム及び方法の提供を目的とする。
ムは、上記課題を解決するために、N倍速記録再生モー
ドを有する記録再生装置が記録媒体から再生した下地デ
ータに、N倍速記録再生が可能なランダムアクセス記録
再生装置からの素材データを使って編集処理を施す。
を解決するために、N倍速記録再生モードを有する記録
再生装置が記録媒体から再生した下地データを所定長さ
だけN倍速記録再生が可能なランダムアクセス記録再生
装置に取り込ませ、この取り込ませた上記所定長さの下
地データに対する編集開始点に対して素材データをクロ
スフェード処理して繋げ、このクロスフェード処理後の
繋ぎ撮りデータを出力する。
を解決するために、N倍速記録再生モードを有する記録
再生装置が記録媒体から再生した下地データを所定長さ
だけN倍速記録再生が可能なランダムアクセス記録再生
装置に取り込ませ、この取り込ませた上記所定長さの下
地データに対する編集開始点に対して素材データをクロ
スフェード処理して挿入し、このクロスフェード処理後
の挿入データを出力する。
及び方法の実施例を説明する。この実施例は、図1に示
すように、例えば4倍速記録再生モードを有し4倍速で
オーディオビジュアル(AV)データを記録再生するデ
ィジタルVTR1と、例えば4倍速記録再生が可能なラ
ンダムアクセス記録再生装置であるハードディスクドラ
イブ(HDD)2と、ディジタルVTR1が記録テープ
から再生した編集の下地となる下地AVデータに、HD
D2からの素材AVデータを使って編集処理を施す編集
制御装置3とを備えてなる編集システム5である。な
お、ディジタルVTR1自体には、例えば4倍速での編
集機能が備えられていない。
用のビデオデータの1フレームに割り当てられるオーデ
ィオデータについての編集について説明する。ビデオデ
ータそのものの編集処理については省略する。
オーディオデータのサンプル数の割当は、ディジタルV
TRがNTSCではオーディオデータ用に例えば48K
Hzというサンプリング周波数を用いているので、単純
に計算すると((48KHz/59.94フィールド)
×2フィールド/フレーム=)1601.6サンプル/
フレームとなり、整数とならないので、1601.6サ
ンプル/フレームの5フレーム分、すなわち8008サ
ンプルを考慮し、5フレーム周期で一度1600サンプ
ル/フレームとなり、他が1602サンプル/フレーム
となるような1600→1602→1602→1602
→1602サンプル/フレームという5フレームのオー
ディオフレーム(AF)シーケンスで行っている。
ム制御部41と、VTR/HDD制御部42と、シリア
ルデータI/F部43と、HDD制御部44とを備えて
なる。
作部51でのユーザによる例えば、記録、再生及び4倍
速記録再生の指示に応じ、VTR/HDD制御部42
と、シリアルデータI/F部43と、HDD制御部44
の動作を制御する。表示部52には、操作部51により
操作された内容が表示される。また、システム制御部4
1は、VTR/HDD制御部42、シリアルデータI/
F部43及びHDD制御部44に破線で示すように同期
信号を供給し、編集制御装置3全体を同じ同期信号で動
作させる。さらに、システム制御部41は、ディジタル
VTR1にも同期信号を供給している。
て与えられた各種コマンドはVTR/HDD制御部42
に供給される。VTR/HDD制御部42は、上記コマ
ンドを編集用コントロール信号に変換し、ディジタルV
TR1の編集動作を制御すると共に、HDD制御部44
に供給し、HDD2の動作を制御させる。
示すように、2箇所の入出力ポートを持つデュアルポー
トラム(dual port RAM、DPRAM)61と、CP
U63,ROM64及びRAM65を有するメインCP
Uブロック62と、コントロール信号用I/F66とを
備えてなる。
ータスは、DPRAM61を経由しメインCPUブロッ
ク62に通信される。メインCPUブロック62は、上
記コマンド/ステータスをシステム制御部41から供給
される同期信号に基づいてコントロール信号のフォーマ
ットに変換する。そして、このコントロール信号は、コ
ントロール信号用I/F66を介してディジタルVTR
1に供給される。また、メインCPUブロック62は、
システム制御部41からの命令をHDD制御部44用に
も変換する。
データ用ケーブル4を介してディジタルVTR1から送
られてくるシリアルのディジタルデータをHDD制御部
44を介してHDD2に送ると共に、HDD2からのデ
ィジタルデータのフレームサイズを変換した後、シリア
ルデータ用ケーブル4を介してディジタルVTR1に送
る。
すように、シリアルデータ用ケーブル4、及び入力端子
70を介してディジタルVTR1から供給されるディジ
タルデータ用のシリアルデータI/F71と、このシリ
アルデータI/F71を介したシリアルのディジタルデ
ータをパラレルデータに変換するシリアル−パラレル変
換部72と、シリアル−パラレル変換部72からのパラ
レルのディジタルデータについてヘッダ情報とAVデー
タを分離すると共に後述するようにAVデータにヘッダ
を付加するヘッダ/データ分離部/付加部73と、ヘッ
ダ/データ分離部/付加部73からのAVデータからオ
ーディオデータのみを抜き取ると共に後述するようにオ
ーディオデータとビデオデータとを混合するオーディオ
データ分離/混合部74と、オーディオデータ分離/混
合部74で抜き出されたオーディオデータが格納される
と共に、HDD2からのオーディオデータのフレームサ
イズのコントロールを行うためのサイズ合わせ用RAM
75と、上記オーディオデータにデインターリーブ処理
を施すと共に後述するようにインターリーブ処理を施す
インターリーブ・デインターリーブ処理部76と、HD
D制御部44を介してHDD2から供給されてくるディ
ジタルデータをディジタルVTR1に記録する際に用い
られるパラレル−シリアル変換部81と、シリアルデー
タI/F82とを備えてなる。ここで、インターリーブ
・デインターリーブ処理部76は、CPU77、RAM
78、ROM79及びインターリーブ・デインターリー
ブ用ROM80を備える。
F部43の動作を、ディジタルVTR1からHDD2に
データを伝送する場合と、HDD2からディジタルVT
R1にデータを伝送する場合に分けて、以下に説明す
る。
データを伝送する場合の動作について説明する。ディジ
タルVTR1からのシリアルのディジタルデータは、シ
リアルデータI/F71を経てシリアル−パラレル変換
部72に供給されてパラレルデータに変換された後、ヘ
ッダ/データ分離部/付加部73に供給される。ヘッダ
/データ分離部/付加部73は、上記パラレルデータか
らAVデータ部のみを抜き出し、オーディオデータ分離
/混合部74に供給する。オーディオデータ分離/混合
部74は、上記AVデータ部からオーディオデータのみ
を分離する。このオーディオデータは、インターリーブ
・デインターリーブ処理部76でデインタリーブ処理が
施されながら、サイズ合わせ用RAM75に格納され
る。このサイズ合わせ用RAM75に格納されたオーデ
ィオデータは、HDDアドレス/コントロール・データ
バス84からHDD制御部44に転送され、最終的にH
DD2に記録される。
データを伝送する場合のシリアルデータI/F処理部7
6の動作を説明する。HDD制御部44の制御によりH
DD2から再生されたデータは、アドレス/コントロー
ル・データバス84を通して、サイズ合わせ用RAM7
5に送られ書き込まれる。ここで、サイズ合わせ用RA
M75は、HDD2からのオーディオデータのフレーム
サイズのコントロールのために使われる。このとき、イ
ンターリーブ・デインターリーブ処理部76では、シス
テムコントローラ41から送られる同期信号で計測され
る期間、必要なデータ量をCPU77が算出し、前フレ
ームに連続して該データ量にインターリーブ処理を施
す。そして、オーディオデータは、オーディオデータ分
離/混合部74に送られ、ビデオデータと混合される。
オーディオデータ分離/混合部74からのAVデータ
は、ヘッダ/データ分離部/付加部73にてヘッドが付
加された後、パラレル−シリアルデータ変換部81に送
られる。パラレル−シリアルデータ変換部81からのパ
ラレルデータは、シリアルデータI/F82を介してデ
ィジタルVTR1に供給される。
シリアルデータI/F部43からデータバス88及びア
ドレスコントロールバス89を介して供給されるディジ
タルデータのリード/ライトのタイミングを制御するバ
スタイミング制御部91と、VTR/HDD制御部42
からの命令にしたがってバスタイミング制御部91を制
御するコントローラ92と、データバス88に乗ったシ
リアルデータI/F部43からのディジタルデータをR
AM98に書き込ませるバッファブロック97と、バッ
ファブロック97から読み出されたデータをHDD2に
供給する際に必要となるスモールコンピュータシステム
インタフェース(SCSI)用のプロトコルコントロー
ラ(SPC)99とを備えてなる。ここで、コントロー
ラ92は、CPU93と,DPRAM94と,ROM9
5と,RAM96とを備えてなる。
動作についても、ディジタルVTR1からHDD2にデ
ータを伝送する場合と、HDD2からディジタルVTR
1にデータを伝送する場合に分けて、以下に説明する。
データを伝送する場合の動作について説明する。シリア
ルデータI/F43からデータバス88を介してHDD
制御部44に供給されるディジタルデータは、コントロ
ーラ92により制御されるバスタイミング制御部91で
与えられるタイミングによりバッファブロック97のR
AM98に書き込まれる。読み出しは、SPC99によ
ってダイレクトに行われ、そしてHDD2に書き込まれ
る。
データを伝送する場合のHDD制御部44の動作を説明
する。この場合、HDD2からのデータの読み出しは、
SPC99によるSCSIプロトコルによって制御さ
れ、ダイレクトにバッファブロック97のRAM98に
転送される。そして、バッファブロック97からデータ
バス88を介してシリアルデータI/F部43にバスタ
イミング制御部91からのタイミング制御にしたがって
データが転送される。
図11を参照しながら説明する。このディジタルVTR
1は、図5に示すように、再生部10と記録部20から
なる。
気ヘッド11a,11b,11c及び11dを備えており、
これら4個の読取用回転磁気ヘッド11a〜11dは、図
6に示される如くに、磁気テープTPに形成された多数
の傾斜記録トラックTKのうちの順次隣接する4本を、
夫々、実質的に同時に走査するものとされ、それら4本
の傾斜記録トラックTKに記録されたディジタル複合デ
ータを実質的に同時に読み取る。そして、読取用回転磁
気ヘッド11a〜11dにより4本の傾斜記録トラックT
Kから読み取られたディジタル複合データDTa,D
Tb,DTc及びDTdが得られる。
ば、テレビジョン信号の各フレームが記録単位とされ
る。テレビジョン信号の1フレーム分とそれが記録され
る磁気テープ上の記録トラックとの関係は、例えば図7
のようになる。テレビジョン信号の1フレーム分にアナ
ログ/ディジタル変換(A/D変換)を施して得られる
ディジタルデータは、磁気テープTPに順次配列形成さ
れる傾斜トラックTKのうちの隣合う10本に振り分け
て記録される。このような記録は、ディジタルデータが
供給される読取用回転磁気ヘッド11a,11b,11c
及び11dが矢印DY方向に走行する磁気テープTPに
矢印DH方向に走査することによって行われる。
斜トラックTKの各々には、その始端側から終端側に向
けて、その傾斜記録トラックTKにおけるデータ構造を
あらわし、また、データ編集等に際しての位置の基準と
なるデータが記録された領域IT,テレビジョン信号中
のオーディオ信号の内容をあらわすオーディオ情報デー
タが記録された領域AD,テレビジョン信号中のビデオ
信号の内容をあらわすビデオ情報データが記録された領
域VD,及び、時間情報をあらわすタイムコードデータ
が記録された領域SCが形成される。
々得られるディジタル複合データDTa〜DTdは、夫
々、ディジタルRF処理部12a,12b,12c及び1
2dに供給される。ディジタルRF処理部12a,1
2b,12c及び12dは、図8に示すように、それぞ
れ、再生増幅部131,イコライザ部132,PLL部1
33,及びA/D変換部134とを備えてなる。再生増幅
部131で増幅された上記ディジタル複合データDT
aは、イコライザ部132で再生等価された後、PLL部
133で再生PLLがかけられ信号抽出のクロックを得
て、A/D変換器134でディジタル信号とされ、デー
タ並換部14に供給される。データ並換部14において
は、ディジタル複合データDTa〜DTdが、各々が磁気
テープTP上の順次隣接する10本の傾斜記録トラック
TKに分散して記録され、それゆえ全体では順次隣接す
る40本の傾斜記録トラックTKに記録された、連続す
る4フレーム分のテレビジョン信号を夫々個別にあらわ
すディジタルデータDF1,DF2,DF3及びDF4を
形成すべく並べ換えられる。
データDF1〜DF4は、夫々コーディング部15a,1
5b,15c及び15dに供給され、各々が1チャンネル
の独立したデータを形成するため必要とされるコーディ
ングが施されて、コーディッドディジタルデータD
C1,DC2,DC3及びDC4とされ、それらがエラー訂
正部16a,16b,16c及び16dに夫々供給される。
6dにおいては、コーディッドディジタルデータDC1,
DC2,DC3及びDC4の夫々についての、それらが有
するインナーパリティ及びアウタパリティにより検出さ
れた符号エラーについてのエラー訂正処理及び時間軸補
正が行われる。
部16b,エラー訂正部16c,及びエラー訂正部16d
から、エラー訂正処理及び時間軸補正が行われたディジ
タルデータDA1,DA2,DA3,及びDA4がシリアル
データ出力インターフェース(I/F)部17に供給さ
れる。
エラー訂正部16a,16b,16c及び16dからパラレ
ルで供給されたディジタルデータDA1,DA2,DA3
及びDA4を、シリアルのディジタルデータに変換し
て、出力端子18から編集制御装置3に供給する。
されたオーディオ情報データが送られることになる。
して編集制御装置3から供給されたシリアルのディジタ
ルデータをシリアルデータ入力I/F部22がパラレル
のAVデータda1,da2,da3及びda4に変換す
る。これらのディジタルデータda1,da2,da3及
びda4は、誤り訂正符号(error correction code,
以下ECCという。)付加部23a,23b,23c及び
23dに供給されECCが付加される。ECCが付加さ
れたディジタルデータde1,de2,de3及びde
4は、それぞれコーディング部24a,24b,24c及び
24dに供給され、1チャンネルの独立したデータを形
成するためのコーディングが施されて、コーディッドデ
ィジタルデータdc1,dc2,dc3及びdc4とされ、
それらがデータ並換部25に供給される。
ィジタルデータdc1,dc2,dc3及びdc4を図7に
示した記録トラックTKに合わせて並び換えてから記録
増幅部26a,26b,26c及び26dに供給する。記録
増幅部26a,26b,26c及び26dからの増幅出力
は、書込用回転磁気ヘッド27a,27b,27c及び2
7dを介して記録テープTPに記録される。
オ情報データをディジタルVTR1が4倍速記録するこ
とができる。
らに読取用回転磁気ヘッド、書込用回転磁気ヘッドを搭
載している回転ドラムや、記録テープTPの走行等を制
御す機構部33は、コントローラ30によって制御され
る。コントローラ30には、制御信号用端子31を介し
て編集用のコントロール信号が、また同期信号用端子3
2を介して同期信号が編集制御装置3から供給される。
ジタルデータは、図9の(A),図9の(B),及び図
9の(C)に示すようなオーディオ情報データ,ビデオ
情報データ,及びサブコードによって構成されている。
示すように、同期ブロック番号iが2〜15とされる1
4個のデータ同期ブロックを含み、各データ同期ブロッ
クは、バイトポジション番号jが0〜89とされる90
バイトをもって形成されている。
のデータ同期ブロックの各々は、最初の2バイト(バイ
トポジション番号jが0及び1)が同期データとされ
て、その次の3バイト(バイトポジション番号jが2〜
4)がIDコードとされ、さらに次の5バイト(バイト
ポジション番号jが5〜9)がオーディオ補助データと
されて、それに続く72バイト(バイトポジョション番
号jが10〜81)がオーディオデータとされ、そのオ
ーディオデータに8バイト(バイトポジション番号jが
82〜89)のインナーパリティが付加されて構成され
ている。IDコードは、傾斜記録トラックに関する記録
態様、同期ブロック番号i等についての情報をあらわ
し、また、オーディオ補助データは、構成ビット数等を
含むオーディオデータの記録条件に関する情報を表す。
ある5個のデータ同期ブロックの各々は、最初の2バイ
ト(バイトポジョン番号jが0及び1)が同期データと
されて、その次の3バイト(バイトポジョン番号jが2
〜4)がIDコードとされ、それに続く77バイト(バ
イトポジション番号jが5〜81)がアウターパリティ
とされ、そのアウターパリティに8バイト(バイトポジ
ション番号jが82〜89)のインターパリティが付加
されて構成されている。したがって、オーディオデータ
は、同期ブロック番号が2〜10であり、かつ、バイト
ポジション番号jが10〜81である、図10において
斜線が付された範囲内に存在する。
たような、ビデオデータと、インナーパリティと、アウ
タパリティとによって構成される。
に、サブコードとインナーパリティによっって構成され
る。
ような再生順番で再生され、図11に示すようなフォー
マットで記録される。
制御装置3と、HDD2とによって構成された編集シス
テムにより、HDD2に記録されている素材情報を記録
テープTPに記録されている下地情報の任意の点からデ
ィジタルVTR1を使って4倍速でアセンブル編集する
処理を図12を用いて以下に説明する。
ットのオーディオデータを5フレームのオーディオフレ
ーム(AF)シーケンスにより分割した場合について説
明する。5フレームのAFシーケンスとしては、上述し
たように5フレーム周期で一度1600サンプル/フレ
ームとなり、他が1602サンプル/フレームとなるよ
うな、1600→1602→1602→1602→16
02→1600→1602・・・を使う。
内の各フレーム番号を示し、1は1600サンプル/フ
レーム、残りの2,3,4,5は1602サンプル/フ
レームを示す。
タをAFシーケンスが判別できる分だけ、インポイント
INからクロスフェードするフレーム分を含んでディジ
タルVTR1により再生し、HDD2に取り込む。この
場合、VTR/HDD制御部42は、記録テープTPの
インポイントINからクロスフェードする分のデータを
取り込むため、コントロール信号I/F66を介してデ
ィジタルVTR1のコントローラ30にコントロール信
号を供給し、機構部33を使って記録テープTPをプリ
ロールさせ、その後に再生させる。そして、A点からイ
ンポイントINまでがHDD2に記録される。
Pからのデータに含まれるクロスフェードフレーム(フ
レーム番号1のIN点のフレーム)と、IN点に接続す
るHDD内素材データにクロスフェード処理を施す。
600サンプル/フレームの内の例えば512ワードを
用い10msec以内に行われる。具体的には、ディジ
タルVTR1から取り込まれたIN点のフレームの51
2サンプルを使って、フェードアウト処理音を作り、さ
らにこのフェードアウト処理音と256サンプル目で交
差するようなフェードイン処理音をHDD内素材データ
のクロスフェード期間で作り、これらフェードアウト処
理音とフェードイン処理音を256サンプル目で切り換
えてクロスフェード処理音を作りだす。このようなクロ
スフェード処理音を用いたIN点での切り換えによれ
ば、切り換えノイズを抑えることができる。
下地情報のAFサイズ、すなわちIN点でのフレームサ
イズ1600を図3に示すシリアルデータI/F部43
のサイズ合わせ用RAM75にセットし、HDD2でク
ロスフェード処理されたオーディオデータを4倍速で記
録テープTPにディジタルVTR1を使って繋ぎ撮り編
集する。
ィジタルVTR1が4倍オーディオ編集機能を有せずと
も4倍速でのアセンブル編集を可能とする。
ぎ撮り編集で図12に示すようにして得られた情報に、
さらにHDD2内素材情報をアセンブル編集する場合に
ついて図13を用いて説明する。この場合、記録テープ
TPにはすでに上述したようにHDD2からの素材情報
がアセンブル編集されており、HDD制御部44は終了
点のフレームシーケンス情報を持っているので、新たに
繋ぎ撮りする素材の開始を図12に示すようにして得た
フレームシーケンス4から、フレームシーケンス5をシ
リアルデータI/F部43のサイズ合わせ用RAM75
にセットしクロスフェード処理しながらオーディオデー
タを4倍速で記録テープTPにディジタルVTR1から
繋ぎ撮りする。
に記録されている素材情報を記録テープTPに記録され
ている下地情報の任意の点からディジタルVTR1を使
って4倍速でインサート編集する処理を図14を用いて
以下に説明する。
タをAFシーケンスが判別できる分だけ、インポイント
INからクロスフェードするフレーム分を含んでディジ
タルVTR1により再生し、HDD2に取り込む。この
場合、VTR/HDD制御部42は、記録テープTPの
インポイントINからクロスフェードする分のデータを
取り込むため、コントロール信号I/F66を介してデ
ィジタルVTR1のコントローラ30にコントロール信
号を供給し、機構部33を使って記録テープTPをプリ
ロールさせ、その後に再生させる。
Nから素材のAFサイズが連続しているか否かを確認
し、連続していればアウトポイントOUTの素材をHD
D2に取り込む。
Pからのデータに含まれるクロスフェードフレーム(フ
レーム番号1のIN点のフレーム)と、IN点に接続す
るHDD内素材データにクロスフェード処理を施す。
1から取り込んだ下地情報のAFサイズを元にクロスフ
ェードを含む素材全体のAFサイズを全てチェックす
る。ここで、AFサイズが連続していれば、インサート
素材の最後のフレーム5とアウトポイントOUTとをク
ロスフェード処理して、4倍速でのインサート編集した
結果を記録テープTPにディジタルVTR1を使って記
録する。
ていれば、インサート素材を多くとり、不足サイズ分だ
けインサート素材よりインサート素材調整分として借用
する。また、AFサイズが多い場合は、切り捨てする。
オーディオ編集機能を有せずとも4倍速でのインサート
編集が可能となる。
編集、インサート編集のような編集処理を4倍速にて行
ったが、本発明では4倍速に限定するものではない。
ンスは、上記5フレームシーケンスに限定されるもので
はない。
録再生モードを有する記録再生装置が記録媒体から再生
した下地データに、N倍速記録再生が可能なランダムア
クセス記録再生装置からの素材データを使って編集処理
を施すので、編集時間を短縮できる。また、ランダムア
クセス記録再生装置の既存部分を併用するので、コスト
ダウンも実現する。
録再生モードを有する記録再生装置が記録媒体から再生
した下地データを所定長さだけN倍速記録再生が可能な
ランダムアクセス記録再生装置に取り込ませ、この取り
込ませた上記所定長さの下地データに対する編集開始点
に対して素材データをクロスフェード処理して繋げ、こ
のクロスフェード処理後の繋ぎ撮りデータを出力するの
で、繋ぎ撮り編集を時間を短縮して実現できる。
録再生モードを有する記録再生装置が記録媒体から再生
した下地データを所定長さだけN倍速記録再生が可能な
ランダムアクセス記録再生装置に取り込ませ、この取り
込ませた上記所定長さの下地データに対する編集開始点
に対して素材データをクロスフェード処理して挿入し、
このクロスフェード処理後の挿入データを出力するの
で、挿入編集を時間を短縮して実現できる。
なるAV編集システムのブロック図である。
要部となるVTR/HDD制御部の詳細なブロック図で
ある。
/F部の詳細なブロック図である。
細なブロック図である。
TRの詳細なブロック図である。
ヘッドが記録テープ上の複数の傾斜トラックのうちの4
本を同時に走査そてディジタル複合データを同時に読み
取る状態を説明する図である。
録再生する磁気テープの記録フォーマット図である。
F処理部の詳細な構成を示すブロック図である。
オーディオ情報データ、ビデオ情報データ、サブコード
データのフォーマット図である。
細なフォーマット図である。
プに記録されるAVデータのフォーマット図である。
を説明するための図である。
得られた情報にさらにアセンブル編集を行う場合を説明
するための図である。
を説明するための図である。
3 編集制御装置、41 システム制御部、42 VT
R/HDD制御部、43 シリアルデータI/F部、4
4 HDD制御部
Claims (10)
- 【請求項1】 N倍速記録再生モードを有する記録再生
装置と、 N倍速記録再生が可能なランダムアクセス記録再生装置
と、 上記記録再生装置が記録媒体から再生した編集の下地と
なる下地データに、上記ランダムアクセス記録再生装置
からの素材データを使って編集処理を施す編集制御装置
とを備えてなることを特徴とする編集システム。 - 【請求項2】 上記編集制御装置は、上記記録再生装置
が再生した上記下地データを所定長さだけ上記ランダム
アクセス記録再生装置に取り込ませて上記編集処理を行
うことを特徴とする請求項1記載の編集システム。 - 【請求項3】 上記編集制御装置は、フレーム単位で分
割されたディジタルデータの各フレーム当たりのサンプ
ル数を所定のフレーム周期で繰り返すフレームシーケン
スが判別できる長さだけ上記下地データを上記ランダム
アクセス記録再生装置に取り込ませることを特徴とする
請求項2記載の編集システム。 - 【請求項4】 上記編集制御装置は、クロスフェード処
理を伴った繋ぎ撮り編集を行うことを特徴とする請求項
1記載の編集システム。 - 【請求項5】 上記編集制御装置は、クロスフェード処
理を伴った挿入編集を行うことを特徴とする請求項1記
載の編集システム。 - 【請求項6】 N倍速記録再生モードを有する記録再生
装置により記録媒体から編集の下地となる下地データを
所定長さだけ再生する工程と、 上記所定長さの下地データをN倍速記録再生が可能なラ
ンダムアクセス記録再生装置に取り込む工程と、 上記ランダムアクセス記録再生装置内に取り込まれた上
記所定長さの下地データに対する編集開始点に対して素
材データをクロスフェード処理して繋げる工程と、 上記クロスフェード処理後の繋ぎ撮りデータを出力する
工程とを備えることを特徴とする編集方法。 - 【請求項7】 上記再生工程は、フレーム単位で分割さ
れたディジタルデータの各フレーム当たりのサンプル数
を所定のフレーム周期で繰り返すフレームシーケンスが
判別できる長さだけ上記下地データを記録媒体から再生
することを特徴とする請求項6記載の編集方法。 - 【請求項8】 N倍速記録再生モードを有する記録再生
装置により記録媒体から編集の下地となる下地データを
所定長さだけ再生する工程と、 上記所定長さの下地データをランダムアクセスが可能な
ランダムアクセス記録再生装置に取り込む工程と、 上記ランダムアクセス記録再生装置内に取り込まれた上
記所定長さの下地データに対する編集開始点に対して素
材データをクロスフェード処理して挿入する工程と、 上記クロスフェード処理後の挿入データを出力する工程
とを備えることを特徴とする編集方法。 - 【請求項9】 上記再生工程は、フレーム単位で分割さ
れたディジタルデータの各フレーム当たりのサンプル数
を所定のフレーム周期で繰り返すフレームシーケンスが
判別できる長さだけ上記下地データを記録媒体から再生
することを特徴とする請求項8記載の編集方法。 - 【請求項10】 上記ランダムアクセス記録再生装置内
に取り込まれた上記下地データに対する上記素材データ
のサンプル数が過不足している場合には、上記素材デー
タを使ってサンプル数を調整することを特徴とする請求
項8記載の編集方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24221096A JP3755203B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 編集システム及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24221096A JP3755203B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 編集システム及び方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1092105A true JPH1092105A (ja) | 1998-04-10 |
JP3755203B2 JP3755203B2 (ja) | 2006-03-15 |
Family
ID=17085894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24221096A Expired - Fee Related JP3755203B2 (ja) | 1996-09-12 | 1996-09-12 | 編集システム及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3755203B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-12 JP JP24221096A patent/JP3755203B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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JP3755203B2 (ja) | 2006-03-15 |
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