JPH1090964A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH1090964A
JPH1090964A JP8242170A JP24217096A JPH1090964A JP H1090964 A JPH1090964 A JP H1090964A JP 8242170 A JP8242170 A JP 8242170A JP 24217096 A JP24217096 A JP 24217096A JP H1090964 A JPH1090964 A JP H1090964A
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JP8242170A
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Naohiro Nakane
直広 中根
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を大型化、又は高価格化することなく単
位時間あたりのシートの印字枚数を増やすことのできる
画像形成装置を提供する。 【解決手段】 レジスト手段駆動制御手段にて、レジス
ト手段2を、シート3aを印字手段12に搬送した後、
停止させて次に給紙手段4,7から給紙されるシート3
bを受けるようにすることにより、このシート3bの斜
行を規制するようにする。そして、先行シート3aが印
字を終了する前にレジスト手段2を、その搬送速度が印
字手段12の印字速度よりも一時的に速くなるよう駆動
することにより、斜行規制により遅れた次のシート3b
と印字手段12に搬送された先行シートとの間隙が0に
近づくようにし、単位時間当たりのシートの印字枚数を
増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写機
等の画像形成装置に関し、特に連続して印字処理される
シート間の間隔を0に近づけるようにするものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ及び複写機等の画像形成
装置は、印字を行う際、シートの斜行の規制を行うと共
に斜行規制を行った後のシートを精度良く印字部のプロ
セススピードで搬送するため、一般にはレジスト手段が
設けられている。そして、このレジスト手段としては種
々あるが、その代表的な例としてレジストローラを用い
た方式がある。
【0003】ここで、このレジストローラ方式は、金属
ローラとゴムローラとを対にすると共に、この2つのロ
ーラをバネ手段を用いて押圧して2つのローラ間で適度
なニップが発生するように構成したレジストローラ対を
用いるものである。
【0004】そして、このレジストローラを有する画像
形成装置においては、まず停止しているレジストローラ
対のニップ部に、給紙手段により給紙されるシートであ
るカット紙の先端部を当接させると共に、この後も、あ
る程度カット紙がたわんでループが出来る程度まで搬送
を続ける。ここで、このようにループを形成することに
より、カット紙の斜行の規制が行われる。
【0005】次に、レジストローラ対の駆動を開始して
斜行の規制が行われたカット紙を印字手段に向けて搬送
する。なお、この搬送速度は印字手段の印字処理速度と
同じ速度であり、このように斜行の規制が行われたカッ
ト紙を印字手段の印字処理速度と同じ速度で搬送するこ
とにより、精度の良い印字を行い、良好な画像を得るこ
とができるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の画像形成装置においては、既述したようにレジス
ト手段を用いることにより、給紙されたカット紙の斜行
を規制することができると共に良好な画像を得ることは
できるが、斜行の規制はカット紙を停止状態のレジスト
ローラ対のニップ部に突き当てて行うため、この規制の
間はカット紙は停止した状態となる。
【0007】そして、このようにカット紙が停止した状
態となっている間に、先行したカット紙はさらに先行す
るため、先行紙と次の紙との間に大きな間隙が生じてし
まう。
【0008】一方、最近のプリンタや複写機は、より高
速化が望まれており、より一層印字プロセススピードの
高速化を行わなくてはならないが、このように先行紙と
次の紙との間に大きな間隙が生じる場合には、単位時間
あたりのカット紙の印字枚数を増やすことができないと
いう問題点がある。
【0009】なお、装置の大型化や高価格化によりプロ
セススピードを上げることも考えられるが、これでは一
般ユーザ一が1クラス上のより高価な機種を選択しなけ
らばならないと言う他の問題点が生じる。
【0010】そこで、本発明はこのような従来の問題点
を解決するためになされたものであり、装置を大型化、
又は高価格化することなく単位時間あたりのカット紙
(シート)の印字枚数を増やすことのできる画像形成装
置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、給紙手段から
順次給紙されるシートを停止状態で受けて前記シートの
斜行を規制すると共に、この後駆動されて前記斜行を規
制したシートを印字手段に搬送するレジスト手段を備え
た画像形成装置において、前記シートを前記印字手段に
搬送した後、次に給紙される前記シートの斜行を規制す
るよう前記レジスト手段を停止する一方、前記斜行規制
により遅れた前記次のシートを搬送する際、該次のシー
トが前記印字手段に搬送された先行シートに近づくよう
前記先行シートの印字終了前に前記レジスト手段の搬送
速度を前記印字手段の印字速度よりも一時的に速くする
レジスト手段駆動制御手段を、備えたことを特徴とする
ものである。
【0012】また本発明は、前記レジスト手段駆動制御
手段は、一時的に前記レジスト手段の搬送速度を速くし
て前記次のシートと前記先行シートとの間隙が0に近づ
くようにしたことを特徴とするものである。
【0013】また本発明は、前記レジスト手段を前記印
字手段と前記給紙手段との間に複数並列に配する一方、
前記レジスト手段駆動制御手段は所定の前記レジスト手
段により前記印字手段に搬送された先行シートに印字が
行われている間に他の停止しているレジスト手段により
前記次のシートの斜行を規制すると共に、前記先行シー
トが印字を終了する前に前記他のレジスト手段を前記印
字手段の印字速度よりも一時的に速く駆動して前記斜行
規制により遅れた次のシートが前記先行シートに近づく
ようにしたことを特徴とするものである。
【0014】また本発明は、前記複数のレジスト手段に
対応して前記給紙手段をそれぞれ設けたことを特徴とす
るものである。
【0015】また本発明は、前記複数のレジスト手段と
前記給紙手段との間に回動可能に設けられ、順次回動位
置を変更することにより、前記給紙手段からのシートを
前記複数の各レジスト手段に順次給紙する切り換え手段
を配したことを特徴とするものである。
【0016】また本発明は、前記レジスト手段駆動制御
手段により前記切り換え手段の回動位置変更動作を制御
することを特徴とするものである。
【0017】また本発明のように、レジスト手段駆動制
御手段にて、レジスト手段を、シートを印字手段に搬送
した後、停止させて次に給紙手段から給紙されるシート
を受けるようにすることにより、このシートの斜行を規
制するようにする。そして、先行シートが印字を終了す
る前にレジスト手段を、その搬送速度が印字手段の印字
速度よりも一時的に速くなるよう駆動することにより、
斜行規制により遅れた次のシートと印字手段に搬送され
た先行シートとの間隙が0に近づくようにし、単位時間
当たりのシートの印字枚数を増加させるようにする。
【0018】また、レジスト手段を印字手段と前記給紙
手段との間に複数並列に配する一方、所定のレジスト手
段により印字手段に搬送された先行シートに印字が行わ
れている間に他のレジスト手段により次のシートの斜行
を規制するようにする。そして、先行シートが印字を終
了する前に他のレジスト手段を印字手段の印字速度より
も一時的に速く駆動することにより、斜行規制により遅
れた次のシートが先行シートに近づくようにし、単位時
間当たりのシートの印字枚数を増加させるようにする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。
【0020】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
画像形成装置の全体図であり、同図において、1は画像
形成装置の一例であるプリンタ本体(以下本体とい
う)、2はシートであるカット紙3を搭載した状態で本
体1に着脱自在に装着される紙カセット4の下流に配さ
れたレジスト手段であるレジストローラ対である。
【0021】ここで、紙カセット4は、給紙ローラ7に
カット紙3を押し当てるための圧板5及びコイルバネ6
と、カット紙3を一枚づづ分離するための分離爪8とを
有している。なお、圧板5は軸受け部5aによって、給
紙ローラ7の方向に回動可能になっている。また、紙カ
セット4と給紙ローラ7により、レジストローラ対に順
次カット紙3を給紙する給紙手段が構成されている。
【0022】そして、このように圧板5及びコイルバネ
6によりカット紙3が押し当てられた状態で給紙ローラ
7が矢印a方向に回転すると、紙カセット4のカット紙
3のうちの最上位のカット紙3aが分離爪8により分離
された後、紙ガイド9によってガイドされながらレジス
トローラ対2に向かい、この後このレジストローラ対2
において斜行が規制されるようになっている。
【0023】一方、同図において、10,11はレジス
トローラ対2を通過し、斜行が規制されたカット紙3a
を感光ドラム13と転写ローラ14とのニップ部へガイ
ドする紙ガイドであり、ニップ部にガイドされたカット
紙3aは、このニップ部にてトナーの転写が行われるよ
うになっている。
【0024】なお、12は、この感光ドラム13を内包
している印字手段であるプロセスカートリッジであり、
このプロセスカートリッジ12は、図示しないトナー容
器、トナー撹拌系と現像スリーブ15と、その規制ブレ
ード16と、一次帯電器17と排トナー容器18とクリ
ーニングプレード19とを有している。さらに、34
は、感光ドラム13への書き込みを行うためのレーザー
光38を発するレーザースキャナーであり、このレーザ
ースキャナー34からのレーザー光38は折り曲げミラ
ー33によって感光ドラム13へ向かうようになってい
る。なお、このレーザースキャナー34は、モーター3
7に取り付けられたポリゴンミラー36と不図示のレー
ザーユニットと集光レンズ35とを有するものである。
【0025】また、同図において、20は駆動ローラ2
2と従動ローラ21によって支持された搬送ベルトであ
り、この搬送ベルト20により感光ドラム13と転写ロ
ーラ14との間でトナーの転写が行われたカット紙3a
は、定着前ガイド23及び定着器24へと搬送されるよ
うになっている。
【0026】ここで、この定着器24はヒーター26
と、耐熱性のゴムにて形成されると共に不図示の加圧バ
ネによってヒーター26に圧接している加圧ローラ25
と、2本のローラ27、28によって支持されると共に
ヒーター26の発熱面に接している定着ベルト26aと
を有しており、加圧ローラ25及び定着ベルト26aを
駆動してカット紙3aの定着及び搬送を行うことができ
るようになっている。
【0027】さらに、同図において、29、30はヒー
ター26、加圧ローラ25の下流に設けられた排出ロー
ラ対であり、この排出ローラ対29,30によって画像
形成を行ったカット紙3aを排出トレー31へ排出する
構成になっている。なお、32は、本体1を机や床の上
に置いたときに、ガタを無くすために設けられたゴム足
32である。なお、本体1の内部には、不図示の電源ユ
ニットや、パソコンからの信号を画像信号に展開するた
めのコントローラ等も内蔵されている。
【0028】ところで、同図において、50は給紙ロー
ラ7、プロセスカートリッジ12等の制御を行うと共
に、レジストローラ対2の駆動を制御するレジスト手段
駆動制御手段である制御装置である。そして、この制御
装置50により、レジストローラ対2は先行するカット
紙3aをプロセスカートリッジ12に搬送した後、次に
給紙されるカット紙3の斜行を規制するよう停止するよ
うになっている。
【0029】さらに、この制御装置50により、レジス
トローラ対2はプロセスカートリッジ12に搬送された
カット紙3aが印字を終了する前に、その搬送速度がプ
ロセスカートリッジ12の印字速度よりも一時的に速く
なるように駆動されるようにしているなっている。な
お、この搬送速度については、後述する図5に示す。
【0030】そして、このように駆動されることによ
り、斜行規制により遅れた次のシート3は先行するカッ
ト紙3に近づくことができ、これにより単位時間当たり
のカット紙3の印字枚数を増加させることができる。
【0031】次に、本実施の形態に係る画像形成装置に
おけるカット紙の搬送動作について説明する。
【0032】まず、図2に示すように、制御装置50は
給紙ローラ7を矢印a方向に回転させる。これにより、
紙カセット4の最上位のカット紙(以下最上カット紙と
いう)3aが分離爪8により分離され、紙ガイド9によ
ってガイドされながら停止状態となっているレジストロ
ーラ対2のニップ部2Aに多少のループを持って突入す
る。なお、このように最上カット紙3aがレジストロー
ラ対2のニップ部2Aに突入したところで給紙ローラ7
の駆動を一旦停止する。
【0033】そして、このように最上カット紙3aの先
端を停止状態となっているレジストローラ対2のニップ
部2Aに多少のループを持って突入させることで、最上
カット紙3aの給紙時における斜行の規制を行うことが
できる。なお、レジストローラ対2は金属ローラ2aと
ゴムローラ2bとで構成されると共に、これらの2本の
ローラ2a,2bの間にはカット紙3の搬送に必要な搬
送力を得るための押圧力が与えられていることから、ゴ
ムローラ2bの表面が変形し、適度なニップが生じてい
る。
【0034】次に、制御装置50はレジストローラ対2
を駆動し、最上カット紙3aをプロセスカートリッジ1
2に向けて搬送し、図3に示すようにプロセスカートリ
ッジ12の感光ドラム13と転写ローラ14とのニップ
部に進入させ、トナーの転写等の印字処理を行う。な
お、先行シートである最上カット紙3aが通過した後、
制御装置50はレジストローラ対2を、次のカット紙の
斜行を規制するために停止状態に戻す。
【0035】一方、このように先行した最上カット紙3
aにトナーの転写を行う間に、制御装置50は給紙ロー
ラ7を再び回転させ、紙カセット4の上から次のカット
紙である2番目のカット紙(以下2番目のカット紙とい
う)3bをレジストローラ対2に向けて搬送する。ここ
で、この2番目のカット紙2bを搬送するタイミング
は、同図に示すように最上カット紙3aとの間隔が所定
間隔L1となるようなタイミングとする。
【0036】ところが、このような所定間隔L1となる
ようなタイミングで2番目のカット紙3bを搬送した場
合、この2番目のカット紙3bは、まず斜行を規制する
よう図4に示すように停止状態のレジストローラ対2の
ニップ部2Aに突入した状態で停止する。一方、最上カ
ット紙3aはトナーの転写のため引き続き感光ドラム1
3と転写ローラ14とのニップ部に進入するため、2枚
のカット紙3a,3bの間隙L2は、図3に示す所定間
隙L1に比べて広くなる。即ち、L1<L2となる。
【0037】ところで、この後、2番目のカット紙3b
をプロセスカートリッジ12に向けて搬送するようレジ
ストローラ対2の駆動が開始されるが、この際のレジス
トローラ対2は、2番目のカット紙3bの先端が最上カ
ット紙3aの後端に追いつくよう、制御装置50は図5
に示すような周速でレジストローラ対2を駆動するよう
にしている。
【0038】即ち、レジストローラ対2を、同図に示す
ように駆動直後にはプロセスカートリッジ12のプロセ
ス・スピードVdよりも速い周速Vrで駆動し、所定時
間T1経過後はプロセスカートリッジ12のプロセス・
スピードVdと等しい速度である周速Vdでそれぞれ駆
動するようにする。これにより、印字時には適正な倍率
の画像を印字することができる。
【0039】そして、このような周速Vrにてレジスト
ローラ対2を駆動することにより、図6に示すように2
番目のカット紙3bが、最上カット紙3aにほとんど0
に近い間隔L3、即ちL3<L1<L2となるようにな
っている。ここで、このようにレジストローラ対2の駆
動速度を一時速くすることにより、最上カット紙3aと
2番目のカット紙3bとの間隙L3を0に近づけること
ができ、これによりプロセス・スピードを上げることな
く単位時間当たりのシートの印字枚数を増加させること
ができる。
【0040】なお、図5において、T2は2番目のカッ
ト紙3bがレジストローラ対2から抜ける時間であり、
このように2番目のカット紙3bが抜けた後、レジスト
ローラ対2は停止し、その後、3枚目のカット紙の先端
がニップ部に当接するタイミングになっている。
【0041】また、これまでの説明において、画像形成
装置の一例としてプリンターを例に説明したが、上記の
レジストローラの駆動を複写機や他の印字手段であるイ
ンクジェット方式の画像形成装置に用いても良い。
【0042】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0043】図7は、本実施の形態に係る画像形成装置
の要部拡大図であり、印字手段としては、第1の実施の
形態と同じである電子写真方式のプロセスカートリッジ
12を用いている。尚、第1の実施の形態と同じ構成及
び作用を持つ構成要素については、同じ番号を付してい
る。
【0044】同図において、41、42は本体1に着脱
自在に装着された2つの紙カセットであり、43、44
はこれら2つの紙カセット41,42に対応して設けら
れた2組のレジストローラ対である。以下、41を第1
紙カセット、42を第2紙カセット、43を第1レジス
トローラ対、44を第2レジストローラ対という。
【0045】次に、本実施の形態に係る画像形成装置に
おけるカット紙の搬送動作について説明する。
【0046】まず、制御装置50は、図7に示すように
給紙ローラ7を矢印a方向に回転させる。これにより、
それぞれの紙カセット41,42の最上カット紙3a
1 ,3a2 が分離され、紙ガイド9によってガイドされ
ながら停止状態となっているレジストローラ対43,4
4のニップ部43A,44Aに多少のループを持って突
入する。これにより、斜行の規制が行われる。
【0047】次に、制御装置50は、一方のレジストロ
ーラ対、本実施形態においては図8に示すように第1レ
ジストローラ対43の駆動を行って第1紙カセット41
の最上カット紙3a1 をプロセスカートリッジ12に搬
送し、印字を開始する。一方、このように第1紙カセッ
ト41の最上カット紙3a1 に対する印字を開始した
後、図9に示すように第2レジストローラ44の駆動を
開始し、第2紙カセット42の最上カット紙3a2 をプ
ロセスカートリッジ12に搬送する。なお、図7、8、
9において、10a,11a,11bは、カット紙3を
プロセスカートリッジ12へガイドする紙ガイドであ
る。
【0048】そして、この第2紙カセット42の最上カ
ット紙3a2 に対する印字は、第1紙カセット41の最
上カット紙3a1 の印字が終了した後に開始される。こ
こで、この第2レジストローラ44は、図10に示すよ
うに1枚目の最上カット紙3a1 の後端と、2番目の最
上カット紙3a2 の先端との間隔がL4だけ離れた状態
になるようなタイミングで駆動されると共に、既述した
図5に示すような周速で駆動される。
【0049】これにより、L4の大きさを既述した第1
の実施の形態におけるL3の大きさと、ほぼ同じ大きさ
になるように設定することができる。ここで、L3とL
4とが同じ大きさであれば、第2レジストローラ44に
おける周速及び駆動時間の関係は、図5と同じ関係とな
る。
【0050】なお、本実施の形態においては、レジスト
ローラ対及ぴ給紙機構を2組用いた例を示したが、この
2組に限定する必要はなく、2組以上のレジストローラ
及び給紙機構を用いても良い。
【0051】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。
【0052】図11は、本実施の形態に係る画像形成装
置の要部拡大図である。尚、第1及び第2の実施の形態
と同じ構成及び作用を持つ構成要素については同じ番号
を付している。
【0053】同図において、51、52は、2組のレジ
ストローラ対であり、53はレジストローラ対51,5
2と紙カセット4との間に回動可能に設けられ、順次回
動位置を変更して給紙したカット紙3の搬送先を2組の
レジストローラ対51,52に切り換る切り換え手段で
あるフラッパである。なお、このフラッパ53の回動動
作は、制御装置50により制御されるものとする。
【0054】次に、本実施の形態に係る画像形成装置に
おけるカット紙の搬送動作について説明する。
【0055】まず、制御装置50は、同図に示すように
フラップ53の位置を上方回動位置に変更させると共に
給紙ローラ7を矢印a方向に回転させる。これにより、
紙カセット4の最上カット紙3aが分離され、フラップ
53及び紙ガイド9によってガイドされながら停止状態
となっている上方のレジストローラ対51ニップ部51
Aに多少のループを持って突入する。これにより、斜行
の規制が行われる。
【0056】次に、制御装置50は、上方のレジストロ
ーラ対51の駆動を行って最上カット紙3aをプロセス
カートリッジ12に搬送し、印字を開始すると共に、こ
のように最上カット紙3aに対する印字を開始した後、
フラップ53を下方回動位置に変更させると共に給紙ロ
ーラ7を矢印a方向に回転させる。
【0057】これにより、図示しない次のカット紙が分
離され、フラップ53及び紙ガイド9によってガイドさ
れながら停止状態となっている下方のレジストローラ対
52のニップ部52Aに多少のループを持って突入す
る。これにより、斜行の規制が行われる。そして、この
後、最上カット紙3aの印字が終了する前に、下方のレ
ジストローラ対52を既述した図5に示すような周速で
駆動することにより、最上カット紙3aと2番目のカッ
ト紙との間隙を0に近づけることができ、これによりプ
ロセス・スピードを上げることなく単位時間当たりのシ
ートの印字枚数を増加させることができる。
【0058】なお、本実施の形態においては、給紙機構
の数を1個とした例を示したが、1個に限定したもので
はなく、1個以上の給紙機構に2個以上のレジスト機構
を用いて適宜フラッパー手段を増設して切り換えを行っ
ても良い。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、印
字手段に搬送された先行シートの印字が終了する前に次
のシートの斜行規制を行っているレジスト手段を、その
搬送速度が印字手段の印字速度よりも一時的に速くなる
ように駆動することにより、次のシートと先行シートと
の間隙を0に近づけることができ、これにより印字手段
のプロセススピードを変えずに画像形成装置全体の単位
時間当たりの印字枚数を増加させることができる。そし
て、このように構成することにより、装置の大型化や高
価格化によることなく、現行機種を少ない開発コスト
で、且つ短期間で改良することにより単位時間当たりの
印字枚数の増加を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る画像形成装置
の全体図。
【図2】上記画像形成装置の紙カセットの最上位のカッ
ト紙がレジストローラ対のニップ部に突入した様子を示
す図。
【図3】上記最上位のカット紙の次に紙カセットの上か
ら2番目のカット紙をレジストローラ対に向けて搬送す
る様子を示す図
【図4】上記2番目のカット紙が停止する一方、最上位
のカット紙が引き続き感光ドラムと転写ローラとのニッ
プ部に進入する様子を示す図。
【図5】レジストローラ対の周速及び駆動時間の関係を
示す図。
【図6】上記最上位のカット紙と2番目のカット紙との
間隙がほぼ0となった様子を示す図。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装置
の要部拡大図。
【図8】上記画像形成装置の一方の紙カセットの最上位
のカット紙が感光ドラムと転写ローラとのニップ部に進
入し、他方の紙カセットの最上位のカット紙が停止して
いる様子を示す図。
【図9】上記他方の紙カセットの最上位のカット紙をプ
ロセスカートリッジに向けて搬送する様子を示す図。
【図10】上記一方の紙カセットの最上位のカット紙が
感光ドラムと転写ローラとのニップ部を通過した後に、
他方の紙カセットの最上位のカット紙が感光ドラムと転
写ローラとのニップ部に進入している様子を示す図。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る画像形成装
置の要部拡大図。
【符号の説明】
1 画像形成装置 2、43、44、51、52 レジストローラ対 3, カット紙 3a,3a1 先行するカット紙 3b,3a2 次のカット紙 4,41,42 紙カセット 7 給紙ローラ 12 プロセスカートリッジ 50 制御装置 53 フラッパ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙手段から順次給紙されるシートを停
    止状態で受けて前記シートの斜行を規制すると共に、こ
    の後駆動されて前記斜行を規制したシートを印字手段に
    搬送するレジスト手段を備えた画像形成装置において、 前記シートを前記印字手段に搬送した後、次に給紙され
    る前記シートの斜行を規制するよう前記レジスト手段を
    停止する一方、前記斜行規制により遅れた前記次のシー
    トを搬送する際、該次のシートが前記印字手段に搬送さ
    れた先行シートに近づくよう前記先行シートの印字終了
    前に前記レジスト手段の搬送速度を前記印字手段の印字
    速度よりも一時的に速くするレジスト手段駆動制御手段
    を、備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記レジスト手段駆動制御手段は、一時
    的に前記レジスト手段の搬送速度を速くして前記次のシ
    ートと前記先行シートとの間隙が0に近づくようにした
    ことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記レジスト手段を前記印字手段と前記
    給紙手段との間に複数並列に配する一方、前記レジスト
    手段駆動制御手段は所定の前記レジスト手段により前記
    印字手段に搬送された先行シートに印字が行われている
    間に他の停止しているレジスト手段により前記次のシー
    トの斜行を規制すると共に、前記先行シートが印字を終
    了する前に前記他のレジスト手段を前記印字手段の印字
    速度よりも一時的に速く駆動して前記斜行規制により遅
    れた次のシートが前記先行シートに近づくようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記複数のレジスト手段に対応して前記
    給紙手段をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項3記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記複数のレジスト手段と前記給紙手段
    との間に回動可能に設けられ、順次回動位置を変更する
    ことにより、前記給紙手段からのシートを前記複数の各
    レジスト手段に順次給紙する切り換え手段を配したこと
    を特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記レジスト手段駆動制御手段により前
    記切り換え手段の回動位置変更動作を制御することを特
    徴とする請求項5記載の画像形成装置。
JP8242170A 1996-09-12 1996-09-12 画像形成装置 Pending JPH1090964A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001341900A (ja) * 2000-05-31 2001-12-11 Tohoku Ricoh Co Ltd 印刷装置
JP2009040568A (ja) * 2007-08-10 2009-02-26 Riso Kagaku Corp 給紙装置
US10486445B2 (en) * 2014-06-04 2019-11-26 Canon Kabushiki Kaisha Printing apparatus and control method therefor

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