JPH1090373A - デバイスの良否判定方法 - Google Patents
デバイスの良否判定方法Info
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- JPH1090373A JPH1090373A JP8246238A JP24623896A JPH1090373A JP H1090373 A JPH1090373 A JP H1090373A JP 8246238 A JP8246238 A JP 8246238A JP 24623896 A JP24623896 A JP 24623896A JP H1090373 A JPH1090373 A JP H1090373A
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Abstract
んどが、ランプ波電圧を入力し、AD変換されたデジタ
ル値を取り込むために費やされており、その時間の短縮
が望まれる。 【解決手段】 デバイスに印加する電圧のステップ幅を
測定分解能のM倍に設定して測定を行い、その後、ステ
ップ幅を徐々に狭く設定して順次測定を行い、デバイス
が不良と判断された場合はその時点で測定を終了する。
Description
内蔵されたデバイスの良否判定を行う方法に関し、特
に、ADコンバータの非直線性誤差及び微分直線性誤差
を測定することにより、被測定デバイスの良否判定を行
う方法に関する。
デバイスに対し、ADコンバータの非直線性誤差及び微
分直線性誤差を測定することにより良否判定を行う場
合、被測定デバイスにランプ波電圧を印加し、印加され
たランプ波電圧を用いてADコンバータの非直線性誤差
及び微分直線性誤差を測定し、それにより、良否判定が
行われている。
測定デバイスに印加されるランプ波電圧の一例を示す図
である。
は図3に示すように、良否判定に必要な測定分解能のス
テップ幅(ΔV)を有している。したがって、nbit
のADコンバータを(1/N)LSBの測定分解能で測
定するためには、2n×Nステップのランプ波電圧が用
られている。
デバイスの良否判定を行う場合は、まず、被測定デバイ
スに図3に示したランプ波電圧を順次印加する。
タにおいて、印加されたランプ波電圧がデジタル値に変
換され、キャプチャメモリに格納される。
タル値がDSPに転送され、演算が行われて非直線性誤
差及び微分直線性誤差が求められる。
直線性誤差に基づいて、被測定デバイスの良否判定が行
われる。
ものにおいては、被測定デバイスの良否判定に必要とな
る時間のほとんどが、ランプ波電圧を入力し、AD変換
されたデジタル値を取り込むために費やされている。
れば、被測定デバイスの良否判定に必要となる時間を短
縮することができるが、その場合、良否判定の精度が低
下してしまう。
も広いステップ幅を用いた測定において不良と判断する
ことができるものにおいては、不良と判断するのに十分
なレベルまでステップ幅を広くすれば、その不良品を不
良と判断するために費やされる時間を短縮することがで
きる。
する問題点に鑑みてなされたものであって、ADコンバ
ータが内蔵されたデバイスの良否判定試験を高速に行う
ことによりデバイス試験にかかるコストを低減させるこ
とができるデバイスの良否判定方法を提供することを目
的とする。
に本発明は、ADコンバータが内蔵されたデバイスに対
し、所定の測定分解能を有するランプ波電圧を印加し、
印加されたランプ波電圧を用いてADコンバータの非直
線性誤差及び微分直線性誤差を測定し、それにより、前
記デバイスの良否判定を行うデバイスの良否判定方法で
あって、前記デバイスに印加する電圧のステップ幅を前
記測定分解能のM倍(Mは自然数)に設定して測定を行
い、その後、前記ステップ幅を徐々に狭く設定して順次
測定を行い、前記デバイスが不良と判断された場合は測
定を終了することを特徴とする。
スに対し、所定の測定分解能を有する正弦波電圧を印加
し、印加された正弦波電圧を用いてADコンバータの非
直線性誤差及び微分直線性誤差を測定し、それにより、
前記デバイスの良否判定を行うデバイスの良否判定方法
であって、前記デバイスに印加する電圧のステップ幅を
前記測定分解能のM倍(Mは自然数)に設定して測定を
行い、その後、前記ステップ幅を徐々に狭く設定して順
次測定を行い、前記デバイスが不良と判断された場合は
測定を終了することを特徴とする。
おいて前記測定分解能のM倍、2回目の測定において前
記測定分解能のM/2倍、3回目の測定において前記測
定分解能のM/3倍というように、N回目の測定におい
て前記測定分解能のM/N倍とし、測定をM回繰り返し
行うことを特徴とする。
おいては、デバイスに印加する電圧のステップ幅を測定
分解能のM倍に設定して測定を行い、その後、ステップ
幅を徐々に狭く設定して順次測定を行い、デバイスが不
良と判断された場合はその時点で測定を終了する。
断するのに十分な広さのステップ幅において不良品と判
断されるので、測定時間が短縮される。
いて図面を参照して説明する。
における、被測定デバイスに印加されるランプ波電圧の
一例を示す図である。
プ波電圧の電圧ステップ幅を良否判定に必要な測定分解
能のステップ幅(ΔV:(1/N)LSB)のM倍にす
る。ランプ波電圧は、2n×N/Mのステップとなる。
ンプ波電圧を印加し、従来の方法と同様にAD変換され
たデータをキャプチャメモリに取り込み、非直線性誤差
及び微分直線性誤差を求める。
Bとなり、測定分解能は十分ではない。しかし、良否判
定値+(M/N)LSBより悪い非直線性誤差及び微分
直線性誤差を持つ被測定デバイスはここで不良とし、測
定を終了する。
解能のステップ幅がΔVである場合の(1/M)倍であ
るため、測定に費やされる時間も(1/M)倍となる。
ここで、不良品となるデバイスにおいては、必ずしも
(1/N)LSBの測定分解能は必要ではない。
スに対して、(M/(N×2))LSB相当のオフセッ
ト電圧を加えたランプ波電圧を印加し、同様にAD変換
されたデータをキャプチャメモリに取り込み、これ以前
に取り込まれたデータとあわせて非直線性誤差及び微分
直線性誤差を求める。
2))LSBとなる。良否判定値+(M/(N×2))
LSBより悪い非直線性誤差及び微分直線性誤差を持つ
被測定デバイスはここで不良と判断し、測定を終了す
る。
て、ランプ波電圧に適切なオフセット電圧を加え、上記
測定を繰り返す。m回目の測定における測定分解能が
(M/(N×m))LSBとなるようにすれば、全部で
M回の測定を繰り返したときに、デバイスを良品と判断
するのに必要な測定分解能で測定したことになる。
力し、AD変換されたデータを取り込む時間である。デ
ータ転送、演算処理及び判定を行うための時間は、これ
を処理するシステムに依存するが、データ処理を並列に
行うことができる試験装置では処理時間を必要としな
い。
おいては従来と同じ分解能、測定時間だが、不良品にお
いては測定時間を短縮することができる。
査ラインにおいて、検査時間の短縮を行い、試験にかか
るコストの低減を図ることができる。
プ波電圧は図1に示すように、単調増加と単調減少を交
互に行えば、波形切替え時におけるセットリング時間が
短縮される。
照して詳細に説明する。
における処理の流れの一例を示すフローチャートであ
る。
してΔVだけ緩い値となるように、m=1に設定する
(ステップS1)。
する(ステップS2)。
を設定する(ステップS3)。
(m)を印加する(ステップS4)。
に変換されたデータをキャプチャメモリに取り込む(ス
テップS5)。
き換えを行い(ステップS6)、その後、同一の測定分
解能における測定回数が所定の回数に達したかどうかを
判断し、所定の回数に達していなければステップS4に
戻る(ステップS7)。
ていると判断されると、キャプチャメモリに取り込まれ
たデータをDSPに転送し、非直線性誤差及び微分直線
性誤差の演算を行う(ステップS8)。
9)、良否判定値を決定する(ステップS10)。
値に基づいて良否判定を行うとともに、測定回数が所定
の回数に達したかどうかの判断を行い、不良品または所
定の回数に達していれば処理を終了し、そうでなければ
ステップS2に戻る(ステップS11)。
は、ADコンバータにランプ波電圧を印加することによ
り、デバイスの良否判定を行うものであるが、ADコン
バータに正弦波信号を印加し、デバイスのAC特性を測
定するものもある。
されたデータをキャプチャメモリに取り込み、データ処
理から各種の測定結果を得る。
し、測定ダイナミックレンジも広がる。
断するのに必要な周波数分解能と測定ダイナミックレン
ジから決定していた。
/Mのデータ数を取り込んだ時点で演算処理を行い、粗
な周波数分解能と測定ダイナミックレンジで暫定的良否
判断を行う。不良と判断されなければさらにデータ取り
込みを継続する。
周波数分解能と測定ダイナミックレンジは向上する。
とにより、早期に不良デバイスを見つけ出すことがで
き、不良デバイスの測定における無駄なデータ取り込み
時間を削除することができる。
デバイスに印加する電圧のステップ幅を測定分解能のM
倍に設定して測定を行い、その後、ステップ幅を徐々に
狭く設定して順次測定を行い、デバイスが不良と判断さ
れた場合はその時点で測定を終了するため、不良品にお
いては、不良と判断するのに十分な広さのステップ幅に
おいて不良品と判断することができ、測定時間を短縮す
ることができる。
速に行うことができ、デバイス試験にかかるコストを低
減させることができる。
測定デバイスに印加されるランプ波電圧の一例を示す図
である。
の流れの一例を示すフローチャートである。
に印加されるランプ波電圧の一例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 ADコンバータが内蔵されたデバイスに
対し、所定の測定分解能を有するランプ波電圧を印加
し、印加されたランプ波電圧を用いてADコンバータの
非直線性誤差及び微分直線性誤差を測定し、それによ
り、前記デバイスの良否判定を行うデバイスの良否判定
方法であって、 前記デバイスに印加する電圧のステップ幅を前記測定分
解能のM倍(Mは自然数)に設定して測定を行い、その
後、前記ステップ幅を徐々に狭く設定して順次測定を行
い、前記デバイスが不良と判断された場合は測定を終了
することを特徴とするデバイスの良否判定方法。 - 【請求項2】 ADコンバータが内蔵されたデバイスに
対し、所定の測定分解能を有する正弦波電圧を印加し、
印加された正弦波電圧を用いてADコンバータの非直線
性誤差及び微分直線性誤差を測定し、それにより、前記
デバイスの良否判定を行うデバイスの良否判定方法であ
って、 前記デバイスに印加する電圧のステップ幅を前記測定分
解能のM倍(Mは自然数)に設定して測定を行い、その
後、前記ステップ幅を徐々に狭く設定して順次測定を行
い、前記デバイスが不良と判断された場合は測定を終了
することを特徴とするデバイスの良否判定方法。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のデバイ
スの良否判定方法において、 前記ステップ幅を、1回目の測定において前記測定分解
能のM倍、2回目の測定において前記測定分解能のM/
2倍、3回目の測定において前記測定分解能のM/3倍
というように、N回目の測定において前記測定分解能の
M/N倍とし、測定をM回繰り返し行うことを特徴とす
るデバイスの良否判定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24623896A JP3621519B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | デバイスの良否判定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24623896A JP3621519B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | デバイスの良否判定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1090373A true JPH1090373A (ja) | 1998-04-10 |
JP3621519B2 JP3621519B2 (ja) | 2005-02-16 |
Family
ID=17145571
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24623896A Expired - Fee Related JP3621519B2 (ja) | 1996-09-18 | 1996-09-18 | デバイスの良否判定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3621519B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006337139A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Advantest Corp | 波形発生器、波形整形器、及び試験装置 |
-
1996
- 1996-09-18 JP JP24623896A patent/JP3621519B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2006337139A (ja) * | 2005-06-01 | 2006-12-14 | Advantest Corp | 波形発生器、波形整形器、及び試験装置 |
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---|---|
JP3621519B2 (ja) | 2005-02-16 |
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