JP2002098738A - Icテスタ - Google Patents

Icテスタ

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JP2002098738A
JP2002098738A JP2000293726A JP2000293726A JP2002098738A JP 2002098738 A JP2002098738 A JP 2002098738A JP 2000293726 A JP2000293726 A JP 2000293726A JP 2000293726 A JP2000293726 A JP 2000293726A JP 2002098738 A JP2002098738 A JP 2002098738A
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Hideki Naganuma
英樹 永沼
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速で高精度のA/Dコンバータを用いるこ
となく、高速で高精度に試験を行うことができるICテ
スタを実現することを目的にする。 【解決手段】 本発明は、複数ピンから多段階電圧を出
力する被試験対象を試験するICテスタに改良を加えた
ものである。本装置は、被試験対象の多段階電圧に対応
した期待値電圧を出力する電圧発生部と、被試験対象の
各ピン系統ごとに設けられ、被試験対象の多段階電圧と
電圧発生部の期待値電圧の差電圧を出力する差電圧発生
部と、被試験対象の各ピン系統ごとに設けられ、差電圧
発生部の差電圧を増幅する電圧増幅器と、被試験対象の
各ピン系統ごとに設けられ、電圧増幅器の出力をデジタ
ルデータに変換するA/Dコンバータとを有し、A/D
コンバータのデジタルデータにより、被試験対象の試験
を行うことを特徴とする装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数ピンから多段
階電圧を出力する被試験対象、例えば液晶駆動ドライバ
等を試験するICテスタに関し、高速高精度のA/Dコ
ンバータが不要なICテスタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】液晶駆動ドライバは、複数ピンから多段
階(多階調)電圧を出力し、液晶ディスプレイを駆動し
ている。このような液晶駆動ドライバを試験するICテ
スタを図2に示し説明する。
【0003】図において、被試験対象(以下DUTと略
す)1は、複数ピンから多段階電圧を出力する。スイッ
チ2は、DUT1のピンを選択する。A/Dコンバータ
3は、スイッチ2からの出力を入力し、デジタルデータ
に変換する。メモリ4は、A/Dコンバータ3からのデ
ジタルデータを格納する。デジタル信号処理部(以下D
SPと略す)5は、メモリ4のデジタルデータにより、
DUT1の良否判定を行う。
【0004】このような装置の動作を以下に説明する。
DUT1は、多段階電圧を出力する。そして、スイッチ
2がDUT1のピンを順番に選択し、出力する。この出
力を、A/Dコンバータ3は、デジタルデータに変換
し、メモリ4に格納する。そして、DSP5は、メモリ
4のデジタルデータにより、各ピンの出力電圧の絶対値
の大きさ、ピン間の出力電圧のバラツキの大きさなどを
演算処理して、DUT1の良否の判定を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の構成によれば、DUT1の各ピンの出力電圧の測定
にあたり、DUT1の各ピンの出力電圧をスイッチ2で
切り換えて、A/Dコンバータ3に入力しているので、
かなりの測定時間を要する。
【0006】このような測定所要時間を短縮する方法と
して、A/Dコンバータ3をDUT1のピンごとに設
け、並列にDUT1の各ピンの出力電圧を取込み方法も
考えられる。しかし、高価な高速高精度のA/Dコンバ
ータ3を多数必要とし、コスト増加の要因になってしま
う。
【0007】また、A/Dコンバータ3は、高精度なの
で、デジタルデータのビット数が多く、DSP5が演算
に時間を要するという問題点があった。
【0008】そこで、本発明の目的は、高速で高精度の
A/Dコンバータを用いることなく、高速で高精度に試
験を行うことができるICテスタを実現することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数ピンから
多段階電圧を出力する被試験対象を試験するICテスタ
において、前記被試験対象の多段階電圧に対応した期待
値電圧を出力する電圧発生部と、前記被試験対象の各ピ
ン系統ごとに設けられ、前記被試験対象の多段階電圧と
前記電圧発生部の期待値電圧の差電圧を出力する差電圧
発生部と、前記被試験対象の各ピン系統ごとに設けら
れ、前記差電圧発生部の差電圧を増幅する電圧増幅器
と、前記被試験対象の各ピン系統ごとに設けられ、前記
電圧増幅器の出力をデジタルデータに変換するA/Dコ
ンバータとを有し、前記A/Dコンバータのデジタルデ
ータにより、前記被試験対象の試験を行うことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明の実施の
形態を説明する。図1は本発明の一実施例を示した構成
図である。ここで、図2と同一のものは、同一符号を付
し説明を省略する。
【0011】図において、D/Aコンバータ6は電圧発
生部で、DUT1の多段階電圧に対応した期待値電圧を
出力する。差電圧発生部7は、DUT1のピンごとに設
けられ、DUT1の多段階電圧とD/Aコンバータ6の
期待値電圧の差電圧を出力する。電圧増幅器(以下PG
Aと略す)8は、差電圧発生部7の差電圧を、利得を可
変し増幅する。A/Dコンバータ9は、PGA8の出力
をデジタルデータに変換する。デジタルデータ比較部1
0は、A/Dコンバータ9のデジタルデータを入力し、
デジタルデータを比較し、デジタルデータの最大値、最
小値の出力、及び、期待値と比較し、パス/フェイルデ
ータを出力する。
【0012】このような装置の動作を以下で説明する。
まず、ピン間ばらつきの試験について説明する。ピン間
ばらつきの試験は、液晶駆動ドライバの場合、ばらつき
が許容範囲を越えると、表示むらなどが生じるため行わ
れている。
【0013】初めに、PGA8の利得を低く設定する。
そして、DUT1の全ピンから電圧を出力し、D/Aコ
ンバータ6は期待値電圧を出力する。差電圧発生部7
が、DUT1の出力とD/Aコンバータ6の期待値電圧
との差電圧を出力する。この差電圧を、A/Dコンバー
タ9は、デジタルデータに変換する。この全デジタルデ
ータを、デジタルデータ比較器10は比較し、最大値/
最小値を出力する。
【0014】この得られた最大値/最小値が同一の場合
は、ピン間ばらつきを見るための測定精度が足りていな
い。つまり、DUT1ごとに、出力電圧の誤差があるの
で、最初から出力誤差個所に合わせることができない。
そこで、最大値、最小値から、D/Aコンバータ6の期
待値電圧の変更と、PGA8の利得を高くする。そし
て、上記の動作を行い、DUT1の出力誤差に合わせ
て、ピン間ばらつきを求める。
【0015】なお、差電圧発生部7、PGA8等によ
り、ピンごとに誤差が発生するので、補正することはい
うまでもない。また、ピン間ばらつきの最大値/最小値
は、PGA8の利得により、値が変化するので、デジタ
ルデータ比較器10の出力先で、PGA8の利得に基づ
いて、電圧を求めることはいうまでもない。
【0016】次に、DUT1のピンごとの出力電圧試験
について説明する。PGA8の利得を設定する。そし
て、DUT1の全ピンから電圧を出力し、D/Aコンバ
ータ6は期待値電圧を出力する。差電圧発生部7が、D
UT1の出力とD/Aコンバータ6の期待値電圧との差
電圧を出力する。この差電圧を、A/Dコンバータ9
は、デジタルデータに変換する。デジタルデータ比較器
10は、期待値と比較し、パス/フェイルデータを出力
する。つまり、出力電圧が所定の範囲内に入っているか
で、パス/フェイルデータを出力する。
【0017】このように、差電圧発生部7でDUT1の
出力とD/Aコンバータ6の期待値電圧の差電圧を取
り、PGA8で増幅して、A/Dコンバータ9でデジタ
ルデータに変換するので、A/Dコンバータ9が低精度
でも、高速高精度に試験することができる。つまり、安
価にICテスタを実現することができる。
【0018】また、差電圧のデジタルデータを扱ってい
るので、A/Dコンバータ9が出力するデジタルデータ
のビット数が少なくてよく、デジタルデータ比較器10
のデータ処理量が少なくてよい。さらに、安価にICテ
スタを実現することができる。
【0019】そして、PGA8の利得を変化させると共
に、D/Aコンバータ6の出力を変化させるので、DU
T1の出力誤差における出力ピン間ばらつきを、さらに
高速に求めることができる。
【0020】なお、本発明はこれに限定されるものでは
なく、デジタルデータ比較器10を設けた構成を示した
が、デジタルデータ比較器10の代わりに、メモリ、D
SPを設けて、データ処理を行う構成でもよい。
【0021】また、DUT1のピン間ばらつきを求める
ために、PGA8の利得を変化させたが、最初から利得
を高くし、D/Aコンバータ6の出力を振って、DUT
1のピン間ばらつきを求める構成でもよい。
【0022】そして、1つのD/Aコンバータ6によ
り、期待値電圧を複数の差電圧発生部7に出力する構成
を示したが、差電圧発生部7ごと、あるいはグループご
とに、D/Aコンバータ6を設ける構成にしてもよい。
【0023】さらに、ピン間ばらつきとピンごとの出力
電圧試験を行う構成を示したが、DUT1の出力電圧を
変化させたときに、同一ピンの出力が変化しているかを
試験するために、デジタルデータを保持し、次の変化さ
せたDUT1の出力電圧におけるデジタルデータと比較
する構成にしてもよい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。請求項1によれば、差電圧発生部で被試験対象の出
力と電圧発生部の期待値電圧の差電圧を取り、電圧増幅
器で増幅して、A/Dコンバータでデジタルデータに変
換するので、A/Dコンバータが低精度でも、高速高精
度に試験することができる。つまり、安価にICテスタ
を実現することができる。
【0025】また、差電圧のデジタルデータを扱ってい
るので、A/Dコンバータが出力するデジタルデータの
ビット数が少なくてよく、データ処理量が少なくてよ
い。さらに、安価にICテスタを実現することができ
る。
【0026】請求項2によれば、電圧増幅器の利得を変
化させると共に、電圧発生部の出力を変化させるので、
被試験対象の出力誤差における出力ピン間ばらつきを、
さらに高速に求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した構成図である。
【図2】従来のICテスタの構成を示した図である。
【符号の説明】
1 DUT 6 D/Aコンバータ 7 差電圧発生部 8 PGA 9 A/Dコンバータ 10 デジタルデータ比較器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数ピンから多段階電圧を出力する被試
    験対象を試験するICテスタにおいて、 前記被試験対象の多段階電圧に対応した期待値電圧を出
    力する電圧発生部と、 前記被試験対象の各ピン系統ごとに設けられ、前記被試
    験対象の多段階電圧と前記電圧発生部の期待値電圧の差
    電圧を出力する差電圧発生部と、 前記被試験対象の各ピン系統ごとに設けられ、前記差電
    圧発生部の差電圧を増幅する電圧増幅器と、 前記被試験対象の各ピン系統ごとに設けられ、前記電圧
    増幅器の出力をデジタルデータに変換するA/Dコンバ
    ータとを有し、前記A/Dコンバータのデジタルデータ
    により、前記被試験対象の試験を行うことを特徴とする
    ICテスタ。
  2. 【請求項2】 電圧増幅器は利得を可変できることを特
    徴とする請求項1記載のICテスタ。
JP2000293726A 2000-09-27 2000-09-27 Icテスタ Pending JP2002098738A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007132905A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Yokogawa Electric Corp Icテスタ
JP2007147469A (ja) * 2005-11-29 2007-06-14 Yokogawa Electric Corp Icテスタ
JP2007155538A (ja) * 2005-12-06 2007-06-21 Kodai Hitec:Kk 電流電圧印加・測定装置及び半導体検査装置

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JP2007132905A (ja) * 2005-11-14 2007-05-31 Yokogawa Electric Corp Icテスタ
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