JPH1089759A - 空気調和機の吹出口構造 - Google Patents

空気調和機の吹出口構造

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JPH1089759A
JPH1089759A JP8240370A JP24037096A JPH1089759A JP H1089759 A JPH1089759 A JP H1089759A JP 8240370 A JP8240370 A JP 8240370A JP 24037096 A JP24037096 A JP 24037096A JP H1089759 A JPH1089759 A JP H1089759A
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美之 船越
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健治 是枝
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    • F24F13/02Ducting arrangements
    • F24F13/06Outlets for directing or distributing air into rooms or spaces, e.g. ceiling air diffuser

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転停止時に吹出口を全閉して、外観を美し
くできると共に、冷暖房運転時の気流を改善して、快適
性を向上できる空気調和機の吹出口構造を提供する。 【解決手段】 停止時に吹出口10の上側に設けられた
上部ディフューザ5を下方に回動させて、水平フラップ
4と共に吹出口10を全閉する。また、冷房運転時に吹
出口10から吹き出す冷風が上向きになるように水平フ
ラップ4を回動させたときに上部ディフューザ5を上方
に回動させる一方、暖房運転時に吹出口10から吹き出
す温風が下向きになるように水平フラップ4を回動させ
たときに上部ディフューザ5を下方に回動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上下方向に回動
する水平フラップを吹出口に備えた空気調和機の吹出口
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、空気調和機としては、図5に
示すように、ケーシング41内に熱交換器42とファン
43とを備えて、ファン43によって吸込口44から熱
交換器42を介して吸い込んだ空気を吹出口50から吹
き出し、上下方向にスイング動作する水平フラップ51
によって吹き出す空気の風向を上下方向に変えるものが
ある。この空気調和機の吹出口構造では、冷房運転時
は、冷風が上向きになるように水平フラップ51を上向
きにし、暖房運転時は、温風が下向きになるように水平
フラップ51を下向きにする。そして、運転停止時は、
上記水平フラップ51を矢印R4の方向に回動させて、
吹出口50を閉めるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記空
気調和機の吹出口構造では、水平フラップ51のスイン
グ軌道を確保するため、熱交換器42の下側に配置され
たドレンパン45の構造上、運転停止時に吹出口50の
上縁と水平フラップ51との間に隙間ができ、美観が損
なわれるという欠点がある。
【0004】そこで、この発明の目的は、運転停止時に
吹出口を全閉して、外観を美しくできると共に、冷暖房
運転時の気流を改善して、快適性を向上できる空気調和
機の吹出口構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機の吹出口構造は、上下方向に
回動する水平フラップを吹出口に備えた空気調和機の吹
出口構造において、上記吹出口の上側に設けられ、停止
時に上記水平フラップと共に上記吹出口を全閉するよう
に下方に動くと共に、冷房運転時に上記吹出口から吹き
出す冷風が上向きになるように上記水平フラップが回動
すると上方に動き、暖房運転時に上記吹出口から吹き出
す温風が下向きになるように上記水平フラップが回動す
ると下方に動く空気流制御部材を備えたことを特徴とし
ている。
【0006】上記請求項1の空気調和機の吹出口構造に
よれば、運転停止時に空気流制御部材を下方に動かし
て、水平フラップと空気流制御部材によって吹出口を隙
間なく全閉することができ、運転停止時の美観を損ねる
ことがない。また、冷房運転時に空気流制御部材を上方
に動かすことによって、室内全体をむらなく冷房できる
ように冷気を上向きに吹き出しやすくすると共に、暖房
運転時に空気流制御部材を下方に動かすことよって、室
内の下方領域に温風が到達するように温風を下向きに吹
き出しやすくして、暖気の上昇を押さえるので、冷暖房
運転時の気流を改善して、快適性を向上できる。
【0007】また、請求項2の空気調和機の吹出口構造
は、請求項1の空気調和機の吹出口構造において、モー
タの出力軸に同軸に連結されるギア部とカム部とを有す
るカムギアと、上記カムギアのギア部に噛合すると共
に、上記水平フラップに取り付けられた水平フラップ用
シャフトに同軸に連結されたフラップギアと、上記カム
ギアの回転に応じて上記空気流制御部材に取り付けられ
た空気流制御部材用シャフトを回転させ、上記空気流制
御部材を上記空気流制御部材用シャフトを中心に回動さ
せて、上記空気流制御部材を上下方向に動かすリンク機
構とを備えて、停止時に上記吹出口を閉じるように上記
水平フラップが回動すると、上記空気流制御部材が下向
きに回動すると共に、冷房運転時に上記吹出口から吹き
出す冷風が上向きになるように上記水平フラップが回動
すると、上記空気流制御部材が上向きに回動し、暖房運
転時に上記吹出口から吹き出す温風が下向きになるよう
に上記水平フラップが回動すると、上記空気流制御部材
が下向きに回動するように、上記カムギアのカム部のカ
ム形状を形成したことを特徴としている。
【0008】上記請求項2の空気調和機の吹出口構造に
よれば、上記モータを駆動すると、モータの出力軸にギ
ア部が連結されたカムギアが回転し、そのカムギアのギ
ア部に噛合する水平フラップギア用シャフトが回転し
て、上記水平フラップを水平フラップ用シャフトを中心
に上下方向に回動させる。そして、上記水平フラップに
連動して、カムギアのカム部の回転に応じてリンク機構
により上記空気流制御部材用シャフトを回動させ、上記
空気流制御部材を上下方向に動かす。このとき、上記カ
ムギアのカム部のカム形状に基づいて、運転停止時に水
平フラップを吹出口を閉じるように回動させたとき、空
気流制御部材を下向きに回動させると共に、冷房運転時
に水平フラップを冷風が上向きなるように回動させたと
き、空気流制御部材を上向きに回動させる一方、暖房運
転時に水平フラップを温風が下向きになるように回動さ
せたとき、空気流制御部材を下向きに回動させる。した
がって、上記カムギア,フラップギアおよびリンク機構
を用いて、上記水平フラップの動きに応じて空気流制御
部材の上下方向の動きを容易に行うので、簡単な構造で
低コストな空気調和機の吹出口構造を実現できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機の吹
出口構造を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0010】図1はこの発明の実施の一形態の空気調和
機の吹出口構造を示す要部断面図であり、この空気調和
機は、室内の壁面の高所に据え付けられ、図示しない室
内熱交換器で調和された調和空気を送風ファンによって
正面下部の吹出口10から吹き出すものである。
【0011】図1において、1は下側に吹出口10が形
成されたドレンパン、2は上記ドレンパン1の上部の前
面側に取り付けられた前面パネル、3は上記ドレンパン
1の吹出口10に略垂直に設けられた複数のフラップ支
持板(図1では1つのみを示す)、4は上記フラップ支持
板3から前方斜め下向きに延びるアーム3aに回動自在
に支持された水平フラップ、5はドレンパン1の吹出口
10の上側に回動自在に支持された断面くの字形状の空
気流制御部材としての上部ディフューザである。
【0012】また、図4は上記水平フラップ4と上部デ
ィフューザ5の駆動機構を示す分解斜視図であり、ドレ
ンパン1の一方の側壁1aに設けられた外側に突出する
ボス32,32に、ドレンパン1の側壁1aに図示しない
受光部を固定する固定台6をねじ31,31により取り
付けている。また、上記水平フラップ4の一端に設けら
れたブラケット17に水平フラップ用シャフト16を固
定し、その水平フラップ用シャフト16がドレンパン1
の側壁1aに設けられた嵌合穴35に回転自在に嵌合し
ている。上記水平フラップ用シャフト16の嵌合穴16
aにフラップギア15の先端部15aを挿入して嵌合し、
水平フラップ用シャフト16とフラップギア15とを同
軸に連結している。上記フラップギア15の先端部15
aの反対側に設けられた嵌合穴15bにカムケース14の
中心から偏心した位置に設けられた軸部14bが嵌合し
て、フラップギア15をカムケース14の軸部14bに
より回転自在に支持している。そして、上記フラップギ
ア15に、カムケース14とカムケースカバー12でカ
ム部13aが挟まれたカムギア13のギア部13bが噛合
している。上記カムギア13のギア部13bの反対側に
円筒形状の嵌合部13cを設けて、その嵌合部13cにス
テッピングモータ11の出力軸11aを嵌合して、嵌合
部13cとステッピングモータ11の出力軸11aとを同
軸に連結している。一方、上記カムギア13のギア部1
3bの先端に設けられた円柱形状の軸部13dを、ドレン
パン1の側壁1aに設けられた嵌合穴36に回転自在に
嵌合している。
【0013】また、上記カムギア13のカム部13aの
カム面にリンク21の一端に形成された円筒部21aの
外周面が摺接し、リンク21の他端にアーム22の一端
を回動自在に連結している。上記アーム22の他端に円
筒部22aを設けて、その円筒部22aをドレンパン1の
側壁1aに設けられた嵌合穴37に回転自在に嵌合して
いる。そして、上記アーム22の円筒部22aに設けら
れた嵌合穴(図示せず)に、上部ディフューザ5の一端
に設けられた上部ディフューザ用シャフト24を嵌合し
て固定している。なお、図示しないが、上部ディフュー
ザ5の他端にも、同様に上部ディフューザ用シャフトを
設けて、上部ディフューザ5を両端で回動自在に支持し
ている。また、上記アーム22の円筒部22aに嵌挿さ
れたリンクバネ23により図1においてアーム22を反
時計回りの方向に付勢している。また、上記リンク21
の円筒部21aの両端を、カムケースカバー12に設け
られた長穴12aとカムケース14に設けられた長穴1
4aにより案内する。
【0014】上記ドレンパン1の側壁1aに設けられた
外側に突出するボス34,34に、モータ11,カムケー
スカバー12,カムギア13,カムケース14,フラップ
ギア15,リンク21,アーム22およびリンクバネ23
をねじ33,33により取り付けている。なお、上記水
平フラップ4には、図1に示すフラップ支持板3のアー
ム3aにピン18により回転自在に支持される複数のブ
ラケット19(図4では1つのみを示す)を設けている。
【0015】上記構成の空気調和機の吹出口構造におい
て、運転停止状態(図1参照)では、リンク21の円筒部
21aがカムギア13のカム部13aの最小径のカム面に
摺接し、カムケースカバー12の長穴12aとカムケー
ス14の長穴14aの最下点すなわちカムギア13の軸
側に位置している。
【0016】そして、運転停止状態から冷房運転を開始
する場合、モータ11を駆動し、カムギア13を時計回
りに回転させると、カムギア13のギア部13bに噛合
するフラップギア15が反時計回りに回転し、水平フラ
ップ4が図2に示す矢印R1の方向に回動して、水平フ
ラップ4の翼面を略水平にする。このとき、上記カムギ
ア13の時計回りの回転によって、リンク21の円筒部
21aがカムギア13のカム部13aの最大径のカム面に
摺接し、カムケースカバー12の長穴12aとカムケー
ス14の長穴14aの最上点すなわちカムギア13の軸
と反対の側に移動する。そして、上記リンク21を介し
て伝達された駆動力によりアーム22が時計回りに回転
することによって、リンクバネ23の付勢力に抗して上
部ディフューザ用シャフト24を時計回りに回転させ、
上部ディフューザ5を図2に示す矢印R2の方向に回動
させて、吹出口10の上側を広げる。こうして、上記水
平フラップ4の翼面を略水平にすると共に、上部ディフ
ューザ5を上側に動かして本体に格納し、吹出口10か
ら吹き出す冷気の吹き出し方向を上向きにする。
【0017】また、図1に示す運転停止状態から暖房運
転を開始する場合、モータ11を駆動し、カムギア13
を反時計回りに回転させると、カムギア13のギア部1
3bに噛合するフラップギア15が時計回りに回転し、
水平フラップ4を図3に示す矢印R3の方向に回動させ
て、水平フラップ4の翼面を略垂直にする。このとき、
上記カムギア13の反時計回りの回転によって、リンク
21の円筒部21aがカムギア13のカム部13aの最小
径のカム面に摺接し、カムケースカバー12の長穴12
aとカムケース14の長穴14aの最下点のままとなる。
したがって、上記リンク21とアーム22のリンク機構
は動かず、上部ディフューザ5をそのままの状態にし
て、吹出口10の上側を狭くする。こうして、上記水平
フラップ4の翼面を略垂直にすると共に、上部ディフュ
ーザ5を下側に動かして本体から出し、吹出口10から
吹き出す温風の方向を前方下向きにする。
【0018】そして、図2の冷房運転の状態または図3
の暖房運転の状態から運転を停止すると、図1に示すよ
うに、水平フラップ4と上部ディフューザ5とによって
吹出口10の上縁と水平フラップ4との間に隙間がない
ようにする。
【0019】したがって、運転停止時に水平フラップ4
と上部ディフューザ5によって吹出口10を全閉して、
運転停止時の外観を美しくでき、美観を損ねることがな
い。また、冷房運転時に上部ディフューザ5を上げて、
冷風を上向きに吹き出しやすくすると共に、暖房運転時
に上部ディフューザ5を下げて、温風の上昇を押さえる
ことによって、気流を改善して、快適性を向上すること
ができる。
【0020】また、上記カムギア13,フラップギア1
5,リンク21およびアーム22等を用いて、水平フラ
ップ4の動きに応じて上部ディフューザ5の上下方向の
動きを容易に行うので、簡単な構造で低コストな空気調
和機の吹出口構造を実現することができる。
【0021】上記実施の形態では、上記カムギア13,
フラップギア15,リンク21およびアーム22等を用
いた駆動機構によって、水平フラップ4の動きに応じて
空気流制御部材としての上部ディフューザ5の上下方向
に動かしたが、空気流制御部材の駆動機構は、これに限
らないのは勿論である。
【0022】また、上記実施の形態では、上記カムギア
13は、カム部13aとギア部13bを一体に形成した
が、カムギアは、別々に製作されたカムとギアをシャフ
トで連結したものでもよい。
【0023】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機の吹出口構造は、上下方向に回動する水
平フラップを吹出口に備えた空気調和機の吹出口構造に
おいて、吹出口の上側に設けられた空気流制御部材が、
停止時に水平フラップと共に吹出口を全閉するように下
方に動くと共に、冷房運転時に吹出口から吹き出す冷風
が上向きになるように水平フラップが回動すると上方に
動き、暖房運転時に吹出口から吹き出す温風が下向きに
なるように水平フラップが回動すると下方に動くもので
ある。
【0024】したがって、請求項1の発明の空気調和機
の吹出口構造によれば、運転停止時に空気流制御部材を
下方に動かして、吹出口の上縁との間の隙間をなくすこ
とによって吹出口を全閉することができ、運転停止時の
外観を美しくでき、美観を損ねることがない。また、冷
房運転時に空気流制御部材を上方に動かして、冷気を上
向きに吹き出しやすくすると共に、暖房運転時に空気流
制御部材を下方に動かして、暖気の上昇を押さえること
によって、気流を改善して、快適性を向上することがで
きる。
【0025】また、請求項2の発明の空気調和機の吹出
口構造は、請求項1の空気調和機の吹出口構造におい
て、モータを駆動すると、モータの出力軸にギア部が連
結されたカムギアが回転し、そのカムギアのギア部に噛
合する水平フラップギア用シャフトが回転して、水平フ
ラップを水平フラップ用シャフトを中心に上下方向に回
動させ、その水平フラップの動きに連動して、カムギア
のカム部の回転に応じてリンク機構により空気流制御部
材用シャフトを回動させ、このとき、カムギアのカム部
のカム形状に基づいて、運転停止時に水平フラップを吹
出口を閉じるように回動させたとき、空気流制御部材を
下向き回動させると共に、冷房運転時に水平フラップを
冷風が上向きなるように回動させたとき、空気流制御部
材を上向きに回動させる一方、暖房運転時に水平フラッ
プを温風が下向きになるように回動させたとき、空気流
制御部材を下向きに回動させるものである。
【0026】したがって、請求項2の発明の空気調和機
の吹出口構造によれば、上記モータ,カムギア,フラップ
ギア,空気流制御部材用シャフトおよびリンク機構を用
いて、水平フラップの動きに応じて空気流制御部材の上
下方向に容易に回動するので、簡単な構造で低コストな
空気調和機の吹出口構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機
の吹出口構造を示す要部断面図である。
【図2】 図2は上記空気調和機の吹出口構造の冷房運
転時の要部断面図である。
【図3】 図3は上記空気調和機の吹出口構造の暖房運
転時の要部断面図である。
【図4】 図4は上記空気調和機の吹出口構造の水平フ
ラップおよび上部ディフューザの駆動機構を示す分解斜
視図である。
【図5】 図5は従来の空気調和機の吹出口構造の要部
断面図である。
【符号の説明】
1…ドレンパン、2…前面パネル、3…フラップ支持
板、4…水平フラップ、5…上部ディフューザ、6…固
定台、10…吹出口、11…ステッピングモータ、12
…カムケースカバー、13…カムギア、14…カムケー
ス、15…フラップギア、16…水平フラップ用シャフ
ト、17…ブラケット、18…ピン、19…ブラケッ
ト、21…リンク、22…アーム、23…リンクバネ、
24…上部ディフューザ用シャフト。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に回動する水平フラップ(4)を
    吹出口に備えた空気調和機の吹出口構造において、 上記吹出口の上側に設けられ、停止時に上記水平フラッ
    プ(4)と共に上記吹出口を全閉するように下方に動くと
    共に、冷房運転時に上記吹出口から吹き出す冷風が上向
    きになるように上記水平フラップ(4)が回動すると上方
    に動き、暖房運転時に上記吹出口から吹き出す温風が下
    向きになるように上記水平フラップ(4)が回動すると下
    方に動く空気流制御部材(5)を備えたことを特徴とする
    空気調和機の吹出口構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機の吹出口構
    造において、 モータ(11)の出力軸に同軸に連結されるギア部(13
    b)とカム部(13a)とを有するカムギア(13)と、 上記カムギア(13)のギア部(13b)に噛合すると共
    に、上記水平フラップ(4)に取り付けられた水平フラッ
    プ用シャフト(16)に同軸に連結されたフラップギア
    (15)と、 上記カムギア(13)の回転に応じて上記空気流制御部材
    (5)に取り付けられた空気流制御部材用シャフト(24)
    を回転させ、上記空気流制御部材(5)を上記空気流制御
    部材用シャフト(24)を中心に回動させて、上記空気流
    制御部材(5)を上下方向に動かすリンク機構(21,2
    2)とを備えて、 停止時に上記吹出口を閉じるように上記水平フラップ
    (4)が回動すると、上記空気流制御部材(5)が下向きに
    回動すると共に、冷房運転時に上記吹出口から吹き出す
    冷風が上向きになるように上記水平フラップ(4)が回動
    すると、上記空気流制御部材(5)が上向きに回動し、暖
    房運転時に上記吹出口から吹き出す温風が下向きになる
    ように上記水平フラップ(4)が回動すると、上記空気流
    制御部材(5)が下向きに回動するように、上記カムギア
    (13)のカム部(13a)のカム形状を形成したことを特
    徴とする空気調和機の吹出口構造。
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Cited By (9)

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