JPH1089661A - 緊急停止時の熱分解ガス処理方法、および廃棄物処理装置 - Google Patents

緊急停止時の熱分解ガス処理方法、および廃棄物処理装置

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JPH1089661A
JPH1089661A JP8246399A JP24639996A JPH1089661A JP H1089661 A JPH1089661 A JP H1089661A JP 8246399 A JP8246399 A JP 8246399A JP 24639996 A JP24639996 A JP 24639996A JP H1089661 A JPH1089661 A JP H1089661A
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JP
Japan
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gas
pyrolysis
pyrolysis gas
combustion
cooling water
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Withdrawn
Application number
JP8246399A
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English (en)
Inventor
Yukitoshi Yokota
幸利 横田
Gentaro Takasuka
玄太郎 高須賀
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 緊急停止後も排出される熱分解ガスを、燃焼
させることなく安全に処理し、生ガスのままの外部放出
を防止する熱分解ガス処理方法を提供する。 【解決手段】 熱分解反応器30からの約450℃の熱
分解ガス31を、冷却水32を循環させている分離槽3
3内に導入し、冷却水32中を通してタールやばい塵な
どの不純物質を水溶させ、これらの物質が除去されかつ
冷却水により100℃以下に冷却した排出ガス34を、
次に活性炭槽35を通して脱臭処理し、次いで、吸引フ
ァン37により排気口39から放出する。これにより、
熱分解ガスのいわゆる生ガスを、無害化し、冷却し、悪
臭を脱臭処理して取り扱いの容易な煙道ガスにでき、燃
焼溶融炉等が緊急停止したときでも、吸引ファンを駆動
できる程度の非常電源だけでよく、また、生ガスを燃焼
するための助燃料や複雑な燃焼装置も不要であり、単純
な構成によって、安全確実に処理できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は緊急停止時の熱分解
ガス処理方法および廃棄物処理装置に係り、特に、廃棄
物(家庭やオフィスなどから出される都市ごみなどの一
般廃棄物、廃プラスチック、カーシュレッダー・ダス
ト、廃オフィス機器、電子機器、化成品等の産業廃棄物
など、可燃物を含むもの)の熱分解ガスと燃焼性成分と
を燃焼溶融処理する装置において、停電等の発生による
装置の緊急停止時に良好に対処できる熱分解ガス処理方
法および廃棄物処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ごみ等の一般廃棄物や、廃プラスチ
ックなどの産業廃棄物等、燃焼性物を含む廃棄物の処理
装置の一つとして、廃棄物を熱分解反応器に入れて低酸
素雰囲気で加熱し、熱分解によって熱分解ガスと主とし
て不揮発性成分からなる熱分解残渣とを生成し、さら
に、この熱分解残渣を冷却し、分離装置において灰分を
含む細粒の燃焼性成分と、例えば、金属、陶器、瓦礫な
どの粗粒の不燃焼性成分とに分離し、燃焼性成分を粉砕
して前記熱分解ガスとともに燃焼溶融炉で燃焼溶融させ
て、溶融スラグと燃焼排ガスとを生成し、この溶融スラ
グを排出して冷却して固化させ、一方、燃焼排ガスは廃
熱ボイラに供給して廃熱を回収し、さらに、排ガス処理
手段により、浄化して排出するようにした廃棄物処理装
置が知られている(例えば、特公平6−56253号公
報参照)。
【0003】この種の廃棄物処理装置では、緊急停止
時、すなわち、例えば外部電力が急に停電したり、ある
いは、廃熱ボイラの発生蒸気を利用した発電機の事故な
どにより電力の供給が止り、燃焼溶融炉内での燃焼が緊
急停止しても、熱分解反応器内での熱分解反応はしばら
く継続する(例えば30〜90分間)。そのため、熱分
解ガスが燃焼溶融炉へ供給され続け、運転の停止した燃
焼溶融炉から、いわゆる生ガスの状態で排出され、悪臭
の原因となる恐れがある。そこで、この熱分解ガスを停
電スタックへ送り、停電スタック内に設けたバーナによ
り燃焼処理するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以下、上記停電スタッ
クにより、緊急停止時の熱分解ガスを処理する廃棄物処
理装置とその課題を、図面を用いて説明する。図3に示
すように、主電源である発電機17の事故等により停電
すると、電路E1、E2、E3等により接続されてい
る、熱分解反応器2(横型回転式のドラム)の駆動装置
18、押込送風機10、誘引送風機15などが運転停止
する。このような状況になると、燃焼溶融炉3内では酸
素が不足して燃焼が止まるが、熱分解反応器2内には廃
棄物が残っているために熱分解反応が進行し、発生した
熱分解ガスG1は、排出装置4と燃焼溶融炉3とを結ぶ
熱分解ガスラインL2を経て燃焼溶融炉3へ供給され続
けることになる。
【0005】この停電時の熱分解ガスの発生量を少なく
押さえるためには、熱分解反応器2を構成する横型回転
式のドラムの回転を停止した状態としておくことが好ま
しいが、実際上はドラムによる熱収縮上の問題から、非
常用電源からの電力により最小の回転が与えられるのが
好ましく、そのため熱分解が促進され熱分解ガスの発生
量も多くなってくる。こうして、運転の停止した燃焼溶
融炉3内に、熱分解ガスG1が供給され続けると、熱分
解ガスG1が燃焼しないままの状態で、つまり生ガスの
状態で外部に排出されることになり、悪臭発生の原因と
なる。
【0006】そこで、図に示すように、熱分解ガスライ
ンL2に停電スタック20を設けるとともに、途中に三
方弁21を取付け、通常運転時は、熱分解ガスG1を排
出装置4から熱分解ガスラインL2を介して燃焼溶融炉
3へ供給しているが、停電などにより燃焼溶融炉3内で
の燃焼が止まったときは、三方弁21を切り替えて熱分
解ガスG1を停電スタック20へ送り、ガスバーナ22
により熱分解ガスG1を燃焼させるようにしている。
【0007】しかしながら、上記停電スタック20は、
その内部で熱分解ガスG1が燃焼するために耐熱構造に
する必要があり、また、熱分解ガスG1を確実に燃焼さ
せるためにガスバーナ22を多数取付ける必要があり、
構造が複雑で、非常に大型のものとなり、コストも高く
なり、結局、廃棄物処理装置全体のコストを大幅に引き
上げてしまう問題がある。しかも、停電スタック20の
ガスバーナ22は停電等の不測時に対応するため常時点
火されており、そのため特別の燃料が必要になるという
欠点がある。なお、図3中で、説明を省略した他の構成
については後に詳しく説明する。
【0008】本発明の目的は、緊急停止後も排出される
熱分解ガスを、燃焼させることなく安全に処理し、生ガ
スのまま外部へ排出されるのを防止できる熱分解ガス処
理方法および廃棄物処理装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の構成
により達成される。請求項1記載発明は、廃棄物を加熱
して熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分から
なる熱分解残渣とを生成し、前記熱分解ガスを燃焼溶融
炉で燃焼させて燃焼排ガスを生成し、前記燃焼排ガスを
排ガス処理装置を介して排出する廃棄物処理装置の緊急
停止時の熱分解ガス処理方法において、前記燃焼溶融炉
の運転を緊急に停止したとき、前記熱分解ガスを冷却水
に通して冷却するとともに、前記冷却水によってタール
やばい塵などの不純物質を分離除去することを特徴とす
る。このような処理方法によれば、熱分解ガス中に含ま
れるタールやばい塵などの物質が冷却水中に溶出して除
去され、また、冷却されて低温になるので、緊急停止後
も排出される熱分解ガスを、安全で取り扱いの容易なガ
スに変えることができる。また、請求項2記載発明は、
前記熱分解ガスを冷却水に通した後、活性炭等の脱臭材
に通して脱臭処理することを特徴とするので、温度低下
した熱分解ガスの悪臭が脱臭され、健全な作業環境を維
持できる。また、請求項3記載発明は、廃棄物を加熱し
て熱分解し、熱分解ガスと主として不揮発性成分からな
る熱分解残渣とを生成する熱分解反応器と、前記熱分解
残渣を燃焼性成分と不燃焼性成分とに分離し、前記燃焼
性成分と前記熱分解ガスとを燃焼させて溶融スラグと燃
焼排ガスとを生成する燃焼溶融炉と、前記燃焼排ガスの
ばい塵を除去し、前記燃焼排ガスを浄化する排ガス処理
手段とを備えた廃棄物処理装置において、前記燃焼溶融
炉の運転を緊急に停止したとき、前記熱分解反応器から
の熱分解ガスを冷却するとともに、タールやばい塵など
の不純物質を除去する冷却手段と、前記熱分解ガスを脱
臭処理する脱臭処理手段とを具備したことを特徴とする
ものである。本装置によれば、熱分解反応器からの熱分
解ガスを燃焼する燃焼溶融炉が、停電等により緊急停止
したときでも、この生ガスを燃焼させることなく無害化
し、冷却し、かつ脱臭処理してしまうので、単純で安全
確実な構造であり、装置全体のコストも低くなる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。図1は、本発明方法の一実施形
態を説明するための基本構成を示す概略図である。図に
示すように、熱分解反応器30から排出された約450
℃の熱分解ガス31を、冷却水32を循環させている分
離槽33内に導入し、冷却水32中を通すことによって
タールやばい塵などの不純物質を水溶させ、これらの物
質が除去され、かつ冷却水によって約100℃に冷却さ
れた排出ガス34を、次に活性炭槽35を通すことによ
り脱臭処理し、次いで、この煙道ガス36を吸引ファン
37によって吸引し、空気38とともに排気口39から
大気へ放出する。
【0011】このような構成により、熱分解ガスのいわ
ゆる生ガスを、無害化し、冷却し、悪臭を脱臭処理して
取り扱いの容易な煙道ガスにできるので、熱分解ガスを
燃焼する燃焼溶融炉等が緊急停止したときでも、吸引フ
ァンを駆動できる程度の非常電源だけでよく、また、生
ガスを燃焼するための助燃料や複雑な燃焼装置も不要で
あり、単純な構成によって、いわゆる生ガスを安全確実
に処理できる。
【0012】次に、本発明の緊急停止時の熱分解ガス処
理方法を採用した廃棄物処理装置について説明する。図
2は、本発明の廃棄物処理装置の一実施形態を示す構成
図である。図に示すように、本廃棄物処理装置は、廃棄
物aを加熱して熱分解し、熱分解ガスG1と主として不
揮発性成分からなる熱分解残渣bとを生成する熱分解反
応器2と、前記熱分解ガスG1と熱分解残渣bとを分離
して排出する排出装置4と、排出装置4から排出される
熱分解残渣bを、不燃焼性成分cと燃焼性成分dとに分
離する分離装置7と、排出装置4からの熱分解ガスG1
と分離装置7からの燃焼性成分dとを燃焼させて溶融ス
ラグfと燃焼排ガスG2を生成する燃焼溶融炉3と、燃
焼溶融炉3内に空気eを押し込む押込送風機10と、燃
焼溶融炉3内の燃焼排ガスG2を外部に排出する誘引送
風機15と、燃焼溶融炉3下部から滴下する溶融スラグ
fを冷却して固化する水槽11とを備えている。
【0013】熱分解反応器2は横型回転式のドラムで構
成され、モータの如き駆動装置18により回転されると
ともに、図示しないシール機構によりシールされ、かつ
誘引送風機15により誘引されて、内部は大気圧以下
(低酸素雰囲気)となるよう構成されている。そして空
気加熱器3aにより加熱された加熱空気hが加熱空気ラ
インL1から供給され、供給口1から熱分解反応器2内
に供給された廃棄物aは、ここで300°〜600℃
に、通常は450℃程度に加熱されて熱分解し、熱分解
ガスG1と熱分解残渣bとが生成し、排出装置4により
分離されて、熱分解ガスG1は熱分解ガスラインL2か
ら燃焼溶融炉3のバーナ5に供給される。
【0014】一方、熱分解残渣bは冷却装置6により、
例えば80℃程度まで冷却された後、分離装置7により
カーボンを主体とする燃焼性成分dと、例えば金属や陶
器、砂利、コンクリート片等の瓦礫よりなる不燃焼性分
cとに分離され、この不燃焼性成分cはコンテナなどに
収集される。燃焼性成分dは粉砕機8により、例えば1
mm以下の微粉に粉砕され、燃焼性成分供給ラインL3
を経てバーナ5に供給され、ここで、熱分解ガスG1と
燃焼用空気eとにより、約1,300℃程度の高温で燃
焼され、燃焼排ガスG2と燃焼灰とが生成するが、この
燃焼灰と燃焼性成分d中に含まれる灰分とは、溶融して
溶融スラグfとなって流下し、水槽11内で冷却固化さ
れる。
【0015】燃焼溶融炉3からの燃焼排ガスG2は、空
気加熱器3aおよび排ガスラインL4を経て廃熱ボイラ
12に供給されて熱回収される。さらに、燃焼排ガスG
2は集塵器13で除塵され、ダストgを搬送ラインL5
で除去するとともに、ガス浄化装置14により浄化され
て煙突16から大気中に放出される。なお、発電機17
は廃熱ボイラ12により発生する蒸気により駆動される
発電機であって、主電源として構成され、この主電源は
必要に応じて例えば一般商用電源とすることもできる。
【0016】そして、本実施形態の廃棄物処理装置は、
図に示したように、停電等による緊急停止時には、熱分
解反応器2の排出装置4から排出される熱分解ガスG1
を、ラインL2に設けた弁50を切替え、非常用ライン
L6を経由させて冷却水槽51内に導入し、ここで熱分
解ガス中のばい塵やタールを溶解分離し、次いで、脱臭
処理槽52を経由させて悪臭を除去し、空気Aで希釈し
て、非常用電源53により作動する吸引ファン54を経
て煙突16から大気中に放出するようになっている。本
装置によれば、停電等の何らかの原因でプラントが緊急
停止し、熱分解ガスを燃焼する燃焼溶融炉の運転が停止
しても、熱分解反応器で廃棄物の熱分解により生成した
生ガスを、燃焼させることなく無害化し、冷却し、かつ
脱臭処理できるので、安全確実な熱分解ガスの処理がで
き、しかも単純な構成なので装置全体のコストも低くで
きる。
【0017】以上、本発明を図示の実施形態について詳
述したが、本発明はそれらの実施形態のみに限定される
ものではなく、本発明の精神を逸脱せずして種々改変を
加え、多種多様の変形をなし得ることは云うまでもな
い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、廃棄物の熱分解による
高温の熱分解ガスを、停電事故等により燃焼処理できな
くなったとき、冷却水によってばい塵タールなどを水溶
させ、かつ冷却して取り扱いの容易なガスにすることが
でき、脱臭処理することにより大気放出が可能となる。
そのため、非常時に対して、単純な構造で効果的な対処
をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の一実施形態を説明するための基本
構成を示す概略図である。
【図2】本発明の廃棄物処理装置の一実施形態の構成図
である。
【図3】停電スタックを用いた廃棄物処理装置の一例を
示す構成図である。
【符号の説明】
1 供給口 2 熱分解反応器 3 燃焼溶融炉 3a 空気加熱器 4 排出装置 5 バーナ 6 冷却装置 7 分離装置 8 粉砕機 10 押込送風機 11 水槽 12 廃熱ボイラ 13 集塵機 14 煙道ガス浄化装置 15 誘引送風機 16 煙突 17 発電機 18 駆動装置 20 停電スタック 21 三方弁 22 バーナ 30 熱分解反応器 31 熱分解ガス 32 冷却水 33 分離槽 34 排出ガス 35 活性炭槽 36 煙道ガス 37 吸引ファン 38 空気 39 排気口 50 弁 51 冷却水槽 52 脱臭処理槽 53 非常用電源 54 吸引ファン A 空気 E1、E2、E3 電路 G1 熱分解ガス G2 燃焼排ガス L1 加熱空気ライン L2 熱分解ガスライン L3 燃焼性成分供給ライン L4 排ガスライン L5 ダスト搬送ライン L6 非常用ライン a 廃棄物 b 熱分解残渣 c 不燃焼性成分 d 燃焼性成分 e 燃焼用空気 f 溶融スラグ g ダスト h 加熱空気
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23J 15/00 ZAB F23J 15/00 ZABJ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を加熱して熱分解し、熱分解ガス
    と主として不揮発性成分からなる熱分解残渣とを生成
    し、前記熱分解ガスを燃焼溶融炉で燃焼させて燃焼排ガ
    スを生成し、前記燃焼排ガスを排ガス処理装置を介して
    排出する廃棄物処理装置の緊急停止時の熱分解ガス処理
    方法において、前記燃焼溶融炉の運転を緊急に停止した
    とき、前記熱分解ガスを冷却水に通して冷却するととも
    に、前記冷却水によってタールやばい塵などの不純物質
    を分離除去することを特徴とする緊急停止時の熱分解ガ
    ス処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱分解ガス処理方法に
    おいて、前記熱分解ガスを冷却水に通した後、活性炭等
    の脱臭材に通して脱臭処理することを特徴とする緊急停
    止時の熱分解ガス処理方法。
  3. 【請求項3】 廃棄物を加熱して熱分解し、熱分解ガス
    と主として不揮発性成分からなる熱分解残渣とを生成す
    る熱分解反応器と、前記熱分解残渣を燃焼性成分と不燃
    焼性成分とに分離し、前記燃焼性成分と前記熱分解ガス
    とを燃焼させて溶融スラグと燃焼排ガスとを生成する燃
    焼溶融炉と、前記燃焼排ガスのばい塵を除去し、前記燃
    焼排ガスを浄化する排ガス処理手段とを備えた廃棄物処
    理装置において、前記燃焼溶融炉の運転を緊急に停止し
    たとき、前記熱分解反応器からの熱分解ガスを冷却する
    とともに、タールやばい塵などの不純物質を除去する冷
    却手段と、前記熱分解ガスを脱臭処理する脱臭処理手段
    とを具備したことを特徴とする廃棄物処理装置。
JP8246399A 1996-09-18 1996-09-18 緊急停止時の熱分解ガス処理方法、および廃棄物処理装置 Withdrawn JPH1089661A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005089664A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Takuma Co Ltd 熱分解ドラム装置
JP2008175505A (ja) * 2007-01-22 2008-07-31 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 熱分解装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005089664A (ja) * 2003-09-19 2005-04-07 Takuma Co Ltd 熱分解ドラム装置
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Effective date: 20031202