JP2001153342A - 非常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理方法と加熱処理施設 - Google Patents

非常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理方法と加熱処理施設

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JP2001153342A
JP2001153342A JP33120099A JP33120099A JP2001153342A JP 2001153342 A JP2001153342 A JP 2001153342A JP 33120099 A JP33120099 A JP 33120099A JP 33120099 A JP33120099 A JP 33120099A JP 2001153342 A JP2001153342 A JP 2001153342A
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emergency
blower
power supply
heat treatment
gas
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Yoshiyuki Kashiwagi
佳行 柏木
Nobuyuki Yoshioka
信行 吉岡
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Incineration Of Waste (AREA)
  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各種の廃棄物をロータリーキルンで加熱して
処理する処理施設では、商用電源により各種機器を駆動
するモータが使用されている。商用電源が停電した場
合、分解ガスは発生し続け、加熱炉内の圧力が上昇して
シール部から有害成分を含んだガスが漏れ施設内に充満
する恐れがあるので、商用電源停電時の対策が必要とな
る。 【解決手段】 乾留ガス燃焼炉44の排出管路44aに
停電時に燃焼ガスのみを排出する小容量の非常用ブロワ
2と、このブロワを駆動する小容量の非常用電源1を設
ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種廃棄物などの
被処理物を加熱して処理する処理施設に関し、特に、商
用電源が停電した際に緊急に乾留ガスなどのガスの排出
路を確保できる非常用電源を備えた処理施設と処理方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】都市ゴミなどの一般廃棄物や産業廃棄物
(シュレッダーダストなど)、塩化ビニルなどの廃棄物
は、ハロゲン元素(塩素、フッ素、臭素、沃素、アスタ
チン)、特に、塩素成分を多量に含んでいるので、焼却
又は乾留処理などの加熱処理をした場合には、塩素系ガ
ス(塩化水素、塩素)を多量に発生し、また、猛毒のダ
イオキシン類を生成することが知られている。
【0003】これらの有害成分を除去するために、発生
したガスを燃焼炉で燃焼したり、バグフィルタで清浄し
て大気中に排出することが行われている。
【0004】図4は被処理物を加熱処理炉で密封された
低酸素雰囲気中で乾留処理し、発生した乾留ガスを乾留
ガス燃焼炉で燃焼処理した後、バグフィルタで清浄化す
る従来の処理施設の概念図で、加熱処理炉は、ロータリ
ーキルン方式による場合を示している。
【0005】図4において、40は加熱処理炉で、この
加熱処理炉40は回転ドラム40aと、該回転ドラム4
0aの外周を囲撓して設けられた加熱ジャケット40b
とからなり、加熱ジャケット40bは固定され、回転ド
ラム40aとの回転摺動接触部にはメカニカルシールが
施され、また、回転ドラム40a内には送り羽根が設け
られており、回転ドラム40aの回転により被処理物が
供給口側から排出口側に撹拌しながら移動するように構
成されている。また、回転ドラム40aは、図示を省略
した回転駆動手段で回転される。
【0006】41は熱ガス発生炉で、LNG等のガスを
燃焼して熱ガスを発生させ、加熱ジャケット40b内に
送り込み、回転ドラム40a内の被処理物を間接的に加
熱する。
【0007】42は供給側ダクトで、被処理物を回転ド
ラム40aの供給口側に供給する。43は排出側ダクト
で、加熱処理された被処理物を排出する。これらのダク
ト42と43は固定されており、回転ドラム40aとの
摺動接触部にはメカニカルシールが施されている。
【0008】44は乾留ガス燃焼炉で、加熱処理炉40
内で発生した乾留ガスを導入して燃焼処理する。45は
排ガスの冷却手段としての熱交換器で、乾留ガス燃焼炉
44で燃焼処理した高温のガスをバグフィルタ46の許
容温度にまで排熱を利用しながら冷却する。
【0009】47は排気用ブロワで、加熱処理炉40内
で発生した乾留ガスを乾留ガス燃焼炉44,バグフィル
タ46を介して誘引し、煙突49から排出する。排気用
ブロワ47は商用電源48に接続されたモータ47Mに
より運転される。
【0010】なお、モータ47Mは、ブロワ47と一体
に構成されているので、両者を含めてブロワと称す。
【0011】このように廃棄物の処理施設には回転ドラ
ム40aを回転駆動するモータ(図示省略)および排気
用ブロワ47を回転駆動するモータ47Mの駆動源とし
て商用電源48が使用されている。商用電源は、各種の
事情により突然停電する場合がある。
【0012】商用電源が停電しても、加熱処理炉40内
には、被処理物が存在し加熱されていることから、分解
ガスは発生し続け、内部の圧力は上昇し、回転ドラム4
0aと供給側、排出側のダクトとの摺動接触部のメカニ
カルシール部、その他施設構成品の各シール部から有害
物質を含む分解ガスが漏れ出て施設内に充満して危険な
状態を惹起する恐れがある。これを防止するため、一般
的には、排気系(乾留ガス燃焼炉の前に)に緊急切換弁
50を設けておき、停電時に緊急対策としてこの緊急切
換弁50を排出管51側開に、乾留ガス燃焼炉44側閉
に切り換え、排ガスとして排出管51を介して大気中に
放出することが行われている。
【0013】また、他の停電対策として図5に示すよう
に、非常用電源60を設けて商用電源48が停電したと
き、エンジン発電機からなる非常用電源60を起動して
回転ドラム駆動用のモータ(図示省略)と、排気用ブロ
ワ47および燃焼融解炉61に空気を送り込む押込送風
機62に電力を供給して運転を継続させる方法である
(例えば、特開平9−318026)。
【0014】なお、図5において図4と同一又は相当部
分には、これと同じ符号を付して説明を省略する。
【0015】図5の処理施設は、加熱処理炉40で加熱
処理した残渣を金属等の不燃物とその他の可燃物とに分
別手段64で分け、可燃物は乾留ガスと共に燃焼融解炉
61に導入して燃焼処理する。この燃焼融解炉61に
は、燃焼に必要な空気を押込送風機62によって送り込
まれる。
【0016】この処理施設には、商用電源48の他にエ
ンジン発電機により構成された非常用電源60と、商用
電源48と非常用電源60を切り換える非常用電源切換
器63を備え、商用電源の停電時に、非常用電源60の
エンジン発電機を起動し同時に非常用電源切換器63を
非常用電源側に切り換え、非常用電源60の電力を回転
ドラムの駆動モータ(図示省略)、押込送風機62およ
び排気用ブロワ47に供給してこれらを運転することで
熱分解ガス(乾留ガス)が生ガスのまま外部へ排出され
るのを防止するようにしている。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】図4に示す廃棄物処理
施設では商用電源停電時には、加熱処理炉内で発生した
乾留ガスが緊急切換弁の開操作により大気中に放出さ
れ、この乾留ガス中には有害物質が含まれているので、
公害の問題が発生する。
【0018】また、図5の処理施設では、商用電源停電
時には、非常用電源で燃焼融解炉に押込送風機で空気を
送風して燃焼を継続するとともに、排気用ブロワで誘引
して排出するので、図4のような公害の問題は生じない
が、しかし、非常用電源は、回転ドラムの駆動モータ、
押込送風機および排出用ブロワに電力を供給し、特に排
出用ブロワはバグフィルタを通して吸引するので、大容
量のものを使用する関係上、非常用電源も大容量のもの
を必要とし、施設価格が高価となるなどの問題がある。
【0019】本発明の目的は、緊急排気手段を構成する
ブロワおよび非常用電源を小容量化し、施設全体の価格
の低減を図るとともに、有害物質を大気中に放出するこ
とのない処理施設と処理方法を提供するにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】加熱処理炉で発生した乾
留ガスは、燃焼することによって有害な塩素系物質、ダ
イオキシン類の存在が極めて少なくなり、そのまま大気
中に放出しても問題のないことに着目して本発明はなさ
れたもので、緊急対策として、燃焼ガスのみを排出する
ための小容量の非常用電源と小容量の非常用ブロワを設
けて燃焼後の排ガスをバグフィルタを通さずに直接排出
するようにするものである。
【0021】具体的な処理方法としては、被処理物と、
加熱により被処理物から発生する有害成分と接触反応し
て無害な化合物に置換する処理剤とを混合して加熱処理
炉で加熱処理し、有害成分が除去された分解ガス(乾留
ガス)を、商用電源で駆動される排気用ブロワによって
乾留ガス燃焼炉に誘引し、該燃焼炉で燃焼処理した後、
大気中に排出する被処理物の加熱処理方法であって、前
記商用電源の停電時に電力を供給する非常用電源と該非
常用電源によって駆動される非常用ブロワを備え、商用
電源停電時にこの非常用ブロワによって前記乾留ガス燃
焼炉内の燃焼ガスを直接大気中に排出するようにする。
【0022】上記の被処理物と混合する処理剤は、加熱
により被処理物から発生する有害成分と反応して無害な
化合物を生成するアルカリ物質であることが望ましい。
【0023】また、上記のアルカリ物質の処理剤は、加
熱により被処理物から分解析出する有害成分と反応して
無害な塩化物を生成するアルカリ金属,アルカリ金属化
合物,アルカリ土類化合物,アルカリ土類金属化合物に
含まれる物質の中から少なくとも1種類を選択、又は2
種以上を混合したものを含み、且つ、アルカリ金属化合
物は、炭酸水素ナトリウム,炭酸ナトリウム,セスキ炭
酸ナトリウム,天然ソーダ,炭酸カリウム,炭酸水素カ
リウム,炭酸ナトリウムカリウム,水酸化ナトリウム,
水酸化カリウムから選択した単体、複数種の混合を含
む。
【0024】また、加熱処理施設は、被処理物を加熱処
理する加熱処理炉と、該加熱処理炉で加熱処理すること
によって発生した分解ガスを燃焼処理する乾留ガス燃焼
炉と、該乾留ガス燃焼炉で燃焼した後のガスを大気中に
排出する排気用ブロワとを備え、排気用ブロワは商用電
源で駆動される被処理物の加熱処理施設であって、前記
商用電源の停電時に電力を供給する非常用電源と、該非
常用電源によって駆動される非常用ブロワを備え、商用
電源停電時に非常用ブロワを非常用電源で駆動して前記
乾留ガス燃焼炉内の燃焼ガスを大気中に排出するように
する。
【0025】前記の非常用ブロワと乾留ガス燃焼炉間
に、通常は閉状態、商用電源停電時に開状態となる非常
用弁を設けるか、又は非常用ブロワと乾留ガス燃焼炉間
に、通常は排気用ブロワ側を開、非常用ブロワ側を閉状
態となり、商用電源停電時には排気用ブロワ側を閉、非
常用ブロワ側を開に切り換える緊急切換弁を設けて停電
の非常状態時に備える。
【0026】また、上記の非常用電源としては、蓄電池
と、電力変換器と、停電検出器とからなり、停電検出器
の検出信号で蓄電池の電力を電力変換器を介して非常用
ブロワに供給するようにしてもよいし、またエンジン発
電機を設け、停電検出器の検出信号でエンジン発電機を
起動して、この発生電力で非常用ブロワを駆動するか、
又は蓄電池を設けエンジン発電機の電圧確立までの間、
非常用ブロワに蓄電池から電力を供給し、電圧確立後に
エンジン発電機により供給するようにしてもよい。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
【0028】図1は本発明の非常用排気手段を備えた被
処理物の加熱処理施設の基本構成の概念図を示す。
【0029】本発明は、図4に示した従来の加熱処理施
設とは、非常用排気手段が異なるので、この異なる非常
用排気手段について詳細に説明し、図4と同じ名称又は
相当部分にはこれと同じ符号を付して詳細な説明を省略
する。
【0030】本発明における非常用排気手段は、非常用
電源1と、この非常用電源1によって駆動される非常用
ブロワ2を設けてなり、商用電源停電時に、非常用電源
1によって非常用ブロワ2を駆動し、乾留ガス燃焼炉4
4内の燃焼ガスを直接外部に排出することに特徴を有す
る。
【0031】図1において3は緊急切換弁で、乾留ガス
燃焼炉44と熱交換器51とを接続する排出管路44a
に設けられ、熱交換器51と非常用ブロワ2との切り換
えを行う。即ち、通常は乾留ガス燃焼炉44と熱交換器
51とを連通し、商用電源48が停電したとき、非常用
ブロワ2側に切り換えて乾留ガス燃焼炉44内の燃焼ガ
スを非常用排出管4から直接(煙突18を介する場合も
含む)大気中に排出する。
【0032】なお、この緊急切換弁3は必ずしも設ける
必要がなく、一点鎖線で示すように非常用ブロワ2と乾
留ガス燃焼炉44を非常弁44cを介して排出管44b
で接続するか、若しくは緊急切換弁3を設けることなく
排出管路44aと非常用ブロワ2間に、(排出管路44
aと熱交換器45とは導通状態にして)通常は閉状態、
商用電源停電時に開となる非常弁44cを設けて、商用
電源停電時に、この非常用弁を開いて乾留ガス燃焼炉4
4内のガスを直接排出するようにしてもよい。これは燃
焼後の排ガスには有害成分がほとんど含まれていないの
で、緊急放出しても問題とならないからである。
【0033】上記のように、非常用ブロワ2は燃焼ガス
をバグフィルタ等を介さずに直接排出するようにしたの
で、その容量は極く小容量のもので足り、非常用電源も
この小容量の非常用ブロワのみを駆動すればよいので、
小容量の電源を備えればよい。なお、非常用ブロワ2
は、モータと一体形成されている。
【0034】図2は非常用電源1の例で、その(A)は
蓄電池による場合、(B)はエンジン発電機による場合
を示している。
【0035】図(A)において1aは蓄電池、1bは整
流器、1cはインバータ等の電力変換器、1d,1eは
切換開閉器、1fは停電検出器を示し、通常は切換開閉
器1dを閉じ、1eは開き、商用電源48の交流電力を
整流器1bで整流して蓄電池1aを浮動充電している。
商用電源48が停電した場合は、停電検出器1fで検出
し、切換開閉器1dを開き、1eを閉じて蓄電池1aの
直流電力を電力変換器1cで交流電力に変換し非常用ブ
ロワ2のモータに供給する。
【0036】図2(B)はエンジン発電機による場合
で、同図において1gはエンジンのスタータ、1hはエ
ンジン発電機を示し、停電検出器1fで停電を検出する
とスタータ1gにエンジンの起動指令を出しエンジン発
電機1hをスタートさせ、発電機の出力で非常用ブロワ
2を駆動する。
【0037】エンジン発電機1hが起動して電圧が確立
し必要な電力を得られるまでに若干の時間(10〜40
sec)を要するが、この程度の空白は特に問題となら
ない。しかし、この空白時間を解消したい場合には、更
に蓄電池1aとインバータ等の電力変換器1cおよび切
換開閉器1iを設けて、エンジン発電機1hが電圧を確
立するまでの間、蓄電池1aから電力変換器1cを介し
て非常用ブロワ2に電力を供給し、エンジン発電機1h
の電圧確立後は、エンジン発電機に切り換えるようにす
ればよい。
【0038】なお、商用電源が復電した場合は、電圧検
出器等により、これを検出し、図2示の状態に復帰させ
る。
【0039】図3は本発明の他の実施の形態における加
熱処理施設の概念図で、加熱処理炉を同じ構成のものを
2基用い、第1の加熱処理炉10に被処理物を乾留し脱
塩素処理の機能を持たせ、第2の加熱処理炉20に、炭
化又は灰化処理による減容化処理を持たせた場合であ
る。
【0040】第1の加熱処理炉10は、内部に被処理物
を撹拌しながら移動させる送り羽根を有する回転円筒体
(以下、円筒体と略称する)11と、該円筒体11の外
周にガスダクトを形成し、熱ガスを導入して円筒体11
を加熱する加熱ジャケット12と、円筒体11の一方の
端部に設けられ、被処理物を円筒体11内に供給する供
給口13と、円筒体11の他方の端部に設けられた排出
口14とで構成され、この円筒体11は回転駆動手段1
5によって回転駆動される。回転駆動手段15は駆動用
モータ15a,駆動歯車15b,円筒体11に設けられ
た従動歯車15cから成る。
【0041】16は供給口13側を包囲する供給側ダク
ト、17は排出口14側を包囲する排出側ダクト、18
は動的シール(メカニカルシール)で、円筒体10の外
周に接する加熱ジャケット12との接触部をシールして
いる。また、図示を省略してあるが、ダクト16,17
と円筒体10との接触部にもメカニカルシールが施され
ている。
【0042】19は円筒体11を両端側で回転自在に支
持する支持ローラである。
【0043】第2の加熱処理炉20は、前記の第1の加
熱処理炉10とは基本的構成は同じである。よって、同
一又は相当部分には20の一桁を同じ数字とし(例え
ば、21は円筒体、22は加熱ジャケット、29は支持
ローラ)説明を省略する。
【0044】30はホッパで、被処理物とアルカリ物質
からなる脱塩素材(以下、処理剤と称す)とを添加混合
して投入し、円筒体11の供給口13から円筒体11内
に供給する。被処理物としては、一般廃棄物、産業廃棄
物等の固形物や灰類、汚泥いずれでもよい。
【0045】また、このホッパ30は、破砕機能と処理
剤の混合機能を持たせ、固形物を破砕しながら処理剤と
混合してもよいし、また、あらかじめ破砕した被処理物
と処理剤とを混合して投入してもよい。
【0046】第1の加熱処理炉10の円筒体11と、第
2の加熱処理炉20の円筒体21とは上下方向に配設さ
れ、円筒体11の排出側ダクト17と供給側ダクト26
とは、ロータリーバルブ32を介して連通され、また、
第2の加熱処理炉20の円筒体21の排出側ダクト27
からはロータリーバルブ33を介して加熱処理後の炭化
物又は処理灰を排出するようにする。
【0047】35は熱ガス発生炉で、LNG又はLPG
の燃料を燃焼して熱ガスを発生させる。この熱ガスは円
筒体21の外周に設けた加熱ジャケット22内に供給さ
れ円筒体21を加熱した後、連絡管37を介して円筒体
11の加熱ジャケット12内に送入し、この円筒体11
を加熱した後、排出管34から排出される。
【0048】44は乾留ガス燃焼炉で、第1の加熱処理
炉10および第2の加熱処理炉20内で加熱処理中に発
生する乾留ガスをガス導管38および39を介して導入
し、燃焼処理する。
【0049】この乾留ガス燃焼炉44で燃焼してタール
分等の可燃性分を除去した後の排ガスは、従来と同様に
熱交換器45でバグフィルタ46の使用適温まで冷却し
てバグフィルタ46に送り込み、ここで清浄化して煙突
49から排出する。
【0050】本発明による非常用排気手段は、図1と同
様に乾留ガス燃焼炉44と熱交換器45とを接続する接
続管路44aに緊急切換弁3を設けるか、又は乾留ガス
燃焼炉44と非常用ブロワ2とを非常用弁44cを介し
て直接接続して、商用電源48の停電時にこれを切り換
えると同時に非常用電源1によって非常用ブロワ2が駆
動され乾留ガス燃焼炉44内の燃焼ガスを煙突49を介
して直接大気中に排出する。
【0051】次に、一連の被処理物の加熱処理方法を説
明する。
【0052】まず、被処理物を投入しない段階で、第2
の加熱処理炉20(以下、減容炉と称す)、第1の加熱
処理炉10(以下、脱塩素炉と称す)の加熱運転を開始
する。即ち、熱ガス発生炉35と乾留ガス燃焼炉44で
LNG等の燃料を燃焼させ、各炉を加熱する。
【0053】熱ガス発生炉35で発生した熱ガスは、減
容炉20の加熱筒22に供給され、円筒体21を加熱し
た後、連絡管37から脱塩素炉10の加熱筒12内に送
り込まれ、円筒体11を加熱する。
【0054】この時の減容炉20の加熱温度は、被処理
物が炭化する温度(300℃〜600℃)に、また、脱
塩素炉10の加熱温度は、被処理物から有害物質が分解
析出する温度(200℃〜400℃)に加熱する。また
乾留ガス燃焼炉44の加熱温度は800℃以上に加熱す
る。
【0055】そして、乾留ガス燃焼炉44の温度が75
0℃程度になったとき、ポッパ30から被処理物と処理
剤とを混合したもの、又は混合しながら脱塩素炉10内
に供給する。
【0056】この脱塩素炉10での加熱処理は、本例で
は、乾燥・脱塩素処理を行わせるもので、被処理物から
有害成分が析出する温度と時間を事前に調査して、被処
理物の性質を把握し、この調査結果を十分にカバーでき
る温度と時間で処理する。
【0057】なお、この時間と温度は、加熱処理炉の状
態(大きさ、加熱手段などの炉に依存する条件)、処理
量、処理時間、処理温度などにも関係するので、事前に
調査などを十分に行っておく必要があり、またデータを
取り蓄積しておく必要がある。
【0058】また、この脱塩素炉10での加熱処理は、
「燃焼、焼却」ではなく、低酸素雰囲気中での乾留処
理、「蒸し焼き、熱分解」での処理とし、塩素系ガス等
を被処理物から分解析出して処理剤と反応させ、無害な
塩類を生成させる。
【0059】被処理物と混合又は添加する処理剤は、少
なくともHCl(塩化水素)と接触反応して無害な塩化
物を生成するアルカリ物質を使用する。例えば、本願の
出願人が先に出願した特開平9−155326号、特開
平10−43713号、特開平10−235186号、
特開平10−235187号、特開平11−9937号
に示すように、アルカリ土類金属、アルカリ土類金属化
合物、アルカリ金属、アルカリ金属化合物で、具体的に
はカルシウム、石灰、消石灰、炭酸カルシウム、ドロマ
イト、珪酸塩(珪酸カルシウムなど)、炭酸水素ナトリ
ウム、炭酸ナトリウム、セスキ炭酸ナトリウム、天然ソ
ーダ、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸水素カ
リウム、炭酸カリウムの中から1種類選択するか、数種
類混合して使用する。使用量としては、被処理物に対し
て5〜30重量%を混合または添加する。
【0060】例えば、上記の炭酸水素ナトリウム(Na
HCO3)を使用した場合、第1の加熱処理炉である脱
塩素炉内においてHCl成分の分解ガスが発生するが、
直ちに炭酸水素ナトリウムと反応して(NaHCO3
+(HCl)→(NaCl)+(H2O)+(CO2)と
なり、無害な塩化ナトリウム(NaCl)を生成し、分
解ガスから有害なHClが無くなる。このことによっ
て、分解ガス中のHCl成分の無害化と残渣の無害化が
同時に行われる。
【0061】この有害成分を析出した後の被処理物はダ
クト17,ロータリーバルブ32,ダクト26を介して
減容炉20の円筒体21の供給口23に送り込まれ、こ
こで被処理物が炭化する温度(300℃〜600℃)で
加熱して炭化処理、又は800℃以上に加熱して灰化処
理して減容化する。
【0062】この減容化処理する減容炉20内には、H
Cl等の有害成分、ダイオキシン類を含む分解ガスは存
在しないので、炭化又は灰化した被処理物にはこれを吸
収することはない。
【0063】この減容化した被処理物と、反応後の処理
剤はダクト27,ロータリーバルブ33を介して排出さ
れる。
【0064】減容炉20の温度制御は、熱ガス発生炉3
5による燃料供給量の制御によって、また脱塩素炉10
の温度制御は連絡管37に温度調整空気36の送風量を
調整することで行うことができる。
【0065】一方、脱塩素炉10および減容炉20で発
生した乾留ガスは、商用電源48で駆動される排気用ブ
ロワ47によって誘引され、ガス導出管38および39
から乾留ガス燃焼炉44に導入され燃焼される。この乾
留ガス燃焼炉44での燃焼は、ダイオキシン類を生成さ
れないように850℃とされているので、この温度に近
い800℃〜900℃が望ましい。
【0066】この乾留ガス燃焼炉44でタール分等の可
燃性成分および残存する有害物質を燃焼して除去した
後、熱交換器45でバグフィルタ46の使用適温にまで
冷却し、バグフィルタ46を介して煙突49から排出さ
れる。
【0067】上記の加熱処理炉での加熱処理で生じた乾
留ガス中には、前記のように基本的に有害な塩素系ガス
は含まれていないが、被処理物の性質は千差万別であ
る、また、処理条件等により不完全反応等の原因によ
り、塩素成分を完全に除去できない場合も起こり得る
が、燃焼することで分解し、完全に除去される。
【0068】以上は商用電源48が健全の場合である
が、商用電源が停電した場合は、停電検出器で即座に検
出され、緊急切換開閉器3が切り換えられ、非常用電源
1から非常用ブロワ2に電力が供給され乾留ガス燃焼炉
44内のガスをただちに煙突から直接(熱交換器および
バグフィルタを介さずに)大気中に排出する。
【0069】
【発明の効果】以上のように本発明は、商用電源の停電
時に排気路を確保するために、通常の排気路とは別に乾
留ガス燃焼炉の排出側に、乾留ガス燃焼炉で燃焼した排
ガスのみを排出する非常用ブロワおよび該非常用ブロワ
を駆動する非常用電源を設けたので、非常用ブロワおよ
び非常用電源は極めて小容量で小形もので十分排出する
ことができる。
【0070】また、被処理物から分解析出してダイオキ
シン類の生成に関与する塩素などの有害物質は処理剤の
存在により分解ガス中から除去されているので、有害物
質を大気中に放出することはない。そして、分解ガス
は、排ガス燃焼炉で燃焼した後のものを放出するので、
臭気は除去され悪臭の問題も生じない等の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の基本構成の概念図。
【図2】非常用電源の実施例の説明図。
【図3】本発明の他の実施の形態の概念図。
【図4】商用電源停電対策を施した従来例の加熱処理施
設の概念図。
【図5】商用電源停電対策を施した従来例の加熱処理施
設の概念図。
【符号の説明】
1…非常用電源 2…非常用ブロワ 3…緊急切換弁 4…非常用排出管 10,20…加熱処理炉 11,21…円筒体 12,22…加熱ジャケット 13,23…供給口 14,24…排出口 15,25…回転駆動手段 16,26…供給側ダクト 17,27…排出側ダクト 18…動的シール(メカニカルシール) 19,29…支持ローラ 30…ホッパ 31,32,33…ロータリーバルブ 34…排出管 35…ガス燃焼炉 36…温度調整空気 37…連絡管 38,39…ガス導出管 40…加熱処理炉 41…熱ガス発生炉 42…供給側ダクト 43…排出側ダクト 44…乾留ガス燃焼炉 45…熱交換器 46…バグフィルタ 47…排気用 48…商用電源 49…煙突 50…緊急用切換弁 51…排出管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F23G 5/027 ZAB F23J 15/00 G 5/16 ZAB B09B 3/00 ZAB 5/44 ZAB 303H 304H Fターム(参考) 3K061 AA07 AB02 AC01 AC13 BA05 CA07 FA10 FA23 3K065 AA07 AB02 BA05 BA10 HA03 3K070 DA06 DA16 DA38 3K078 AA05 BA08 BA21 CA02 CA24 4D004 AA07 AA28 AA46 AB06 AB07 AC04 BA03 CA22 CA27 CA28 CA34 CB34 CC12 DA01 DA02

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物と、加熱により被処理物から発
    生する有害成分と接触反応して無害な化合物に置換する
    処理剤とを混合して加熱処理炉で過熱処理し、有害成分
    が除去された分解ガスを、商用電源で駆動される排気用
    ブロワによって乾留ガス燃焼炉に誘引し、該燃焼炉で燃
    焼処理した後、大気中に排出する被処理物の加熱処理方
    法であって、前記商用電源の停電時に電力を供給する非
    常用電源と該非常用電源によって駆動される非常用ブロ
    ワを備え、商用電源停電時にこの非常用ブロワによって
    前記乾留ガス燃焼炉内の燃焼ガスを直接大気中に排出す
    るようにしたことを特徴とする非常用排気手段を備えた
    被処理物の加熱処理方法。
  2. 【請求項2】 被処理物と混合する処理剤は、加熱によ
    り被処理物から発生する有害成分と反応して無害な化合
    物を生成するアルカリ物質であることを特徴とする請求
    項1記載の非常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理
    方法。
  3. 【請求項3】 アルカリ物質の処理剤は、加熱により被
    処理物から分解析出する有害成分と反応して無害な塩化
    物を生成するアルカリ金属,アルカリ金属化合物,アル
    カリ土類化合物,アルカリ土類金属化合物に含まれる物
    質の中から少なくとも1種類を選択、又は2種以上を混
    合したものであることを特徴とする請求項2記載の非常
    用排気手段を備えた被処理物の加熱処理方法。
  4. 【請求項4】 アルカリ金属化合物は、炭酸水素ナトリ
    ウム,炭酸ナトリウム,セスキ炭酸ナトリウム,天然ソ
    ーダ,炭酸カリウム,炭酸水素カリウム,炭酸ナトリウ
    ムカリウム,水酸化ナトリウム,水酸化カリウムから選
    択した単体、複数種の混合であることを特徴とする請求
    項3記載の非常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理
    方法。
  5. 【請求項5】 被処理物を加熱処理する加熱処理炉と、
    該加熱処理炉で加熱処理することによって発生した分解
    ガスを燃焼処理する乾留ガス燃焼炉と、該乾留ガス燃焼
    炉で燃焼した後のガスを大気中に排出する排気用ブロワ
    とを備え、排気用ブロワは商用電源で駆動される被処理
    物の加熱処理施設であって、前記商用電源の停電時に電
    力を供給する非常用電源と、該非常用電源によって駆動
    される非常用ブロワを備え、商用電源停電時に非常用ブ
    ロワを非常用電源で駆動して前記排ガス燃焼炉内の燃焼
    ガスを大気中に直接排出するようにしたことを特徴とす
    る非常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理施設。
  6. 【請求項6】 非常用ブロワと乾留ガス燃焼炉間に、通
    常は閉状態、商用電源停電時に開状態となる非常用弁を
    設けたことを特徴とする請求項5記載の非常用排気手段
    を備えた被処理物の加熱処理施設。
  7. 【請求項7】 非常用ブロワと乾留ガス燃焼炉間に、通
    常は排気用ブロワ側を開、非常用ブロワ側を閉状態とな
    り、商用電源停電時には排気用ブロワ側を閉、非常用ブ
    ロワ側を開に切り換える緊急切換弁を設けたことを特徴
    とする非常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理施
    設。
  8. 【請求項8】 非常用電源は、蓄電池と、電力変換器
    と、停電検出器からなり、停電検出器の検出信号で蓄電
    池の電力を電力変換器を介して非常用ブロワに供給する
    ようにしたことを特徴とする請求項5,6,7のいずれ
    か1項に記載の非常用排気手段を備えた被処理物の加熱
    処理施設。
  9. 【請求項9】 非常用電源は、エンジン発電機と停電検
    出器とからなり、停電検出器の検出信号でエンジン発電
    機を起動して非常用ブロワに供給するようにしたことを
    特徴とする請求項5,6,7のいずれか1項に記載の非
    常用排気手段を備えた被処理物の加熱処理施設。
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