JPH1087766A - 水分散型樹脂組成物及びその用途 - Google Patents

水分散型樹脂組成物及びその用途

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JPH1087766A
JPH1087766A JP26513096A JP26513096A JPH1087766A JP H1087766 A JPH1087766 A JP H1087766A JP 26513096 A JP26513096 A JP 26513096A JP 26513096 A JP26513096 A JP 26513096A JP H1087766 A JPH1087766 A JP H1087766A
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JP
Japan
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water
resin composition
group
monomer
sulfonic acid
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JP26513096A
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English (en)
Inventor
Akira Matsumura
明 松村
Akinao Ooshita
彰尚 大下
Tetsuo Sato
哲郎 佐藤
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Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Synthetic Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温施工性、光沢性、耐水性、耐候性、耐汚
染性が同時に優れる外装塗料等の用途に有用な水分散型
樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】 1分子中にエチレン性不飽和基とスルホ
ン酸塩基を1個以上含有するウレタンアクリル樹脂の存
在下で、ラジカル性不飽和単量体を重合させてなる水分
散型樹脂組成物であって、とくにウレタンアクリル樹脂
中へのスルホン酸塩基の導入法としては、樹脂内のエポ
キシ基と酸性亜硫酸塩との反応が利用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、低温施工安定性、
光沢性、耐水性、耐候性、耐汚染性に同時に優れる水分
散型樹脂組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、屋外用で使用される塗料、接
着剤、バインダー用の樹脂は、高度の耐候性が要求され
ている。有機溶剤型樹脂は、耐候性に優れ、作業性も良
好なことから、大量に屋外用に使用されているが、言う
までもなく、該樹脂は実際の作業に際しトルエンやキシ
レンを主成分とする有機溶剤を多量に使用し大気に放散
するために、人体への安全・害毒や大気汚染・環境問題
などの面から問題視されてきている。世界的なレベルの
揮発性有機物質(VOC)規制としては、1992年5
月に、「VOCによる広範囲の越境大気汚染にかかわる
国連議定書」がある。VOC排出削減目標の国際的な合
意は、2000年までに1988年をベンチマークとし
て、その値の30%削減量にするというものである。V
OCの規制は、今のところ法的に拘束されるものではな
いが、有機物質の放出が大気を汚染することは事実であ
り、その影響は、いろいろな面で人間の健康に悪影響を
及ぼすのも確かである。我が国においては、有機溶剤型
塗料中のトルエンやキシレンが、1993年6月の中央
公害対策審議会において、悪臭物質に追加指定され、地
方自治体条例によって悪臭防止法の規制対象(実際の規
制は各自治体の条例制定後)となってからは、特に当該
有害有機溶剤の使用量をできる限り減らしたもの、或い
は全く使用していないものが望まれてきている。
【0003】上記規制の対策の一つとして、トルエンや
キシレン等の有害有機溶剤をほとんど含まない水系のエ
マルジョン系樹脂をもちいる方法がある。該エマルジョ
ン系樹脂は、媒体である水の中に、0.3〜5μm前後
の微小樹脂粒子が乳化剤、保護コロイド等によって分散
されたものであり、水の蒸発と共に起こる毛細管圧によ
って、樹脂粒子同士が融着して造膜するものである。こ
のため有機溶剤型樹脂と比較した場合、樹脂の分子同士
の絡み合いが不均一になったり、樹脂の粒子同士が融着
した界面付近や空隙には親水性の乳化剤や保護コロイド
が残存し、耐水性、耐久性が劣る等の問題がある。又、
その他の問題としては、乳化剤として使用する界面活性
剤の界面又は表面へのブリード移行による密着性、接着
性の低下や光沢不良や含有する乳化剤や保護コロイドの
排水時の汚染問題等多々ある。
【0004】最近、かかる水系のエマルジョン系樹脂の
問題点を改良するために、吸着作用だけの乳化剤や保護
コロイドを使用せずに、反応性乳化剤や、樹脂系分散剤
等を使用した、いわゆる「ソープフリーエマルジョン系
樹脂」が提案されており、この中には、ウレタン(アク
リル)系樹脂水性エマルジョンがある。これらは主に、
ウレタン系の樹脂系分散剤中でビニル系単量体を重合さ
せたもので、例えば皮膜化時の耐久性向上を目的とし
て、特開平5−320299号公報には、分子内にエチ
レン性不飽和結合とイソシアネート基とを有する自己乳
化性ウレタンプレポリマーの存在下にアクリル系を主体
としたエチレン性不飽和単量体を重合したポリウレタン
・アクリル水性エマルジョン樹脂が記載され、特開平6
−168757号公報には、水性ウレタン樹脂を不飽和
結合を有する化合物で変性した樹脂が記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、本発明
者が上記樹脂を詳細に検討し皮膜化及び塗料化したとこ
ろ、かかる樹脂より得られた皮膜及び塗料の密着性、耐
薬品性は優れるものの、実際の使用にさいして、樹脂中
に界面活性剤を添加しているため、特開平5−3202
99号公報の樹脂は、光沢性、耐水性、耐候性は、満た
しているものの低温施工安定性、耐汚染性は十分でな
く、特開平6−168757号公報の樹脂は、耐水性
は、満たしているものの低温施工安定性、光沢性、耐候
性、耐汚染性は考慮されておらず、密着性、耐薬品性、
低温施工安定性、光沢性、耐水性、耐候性、耐汚染性を
同時に兼ね備えないことが判明し、特に、外装用の塗料
とした時は、顕著であり、同時に兼ね備えている樹脂が
期待されている。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者はかか
る問題を解決するために、各種ウレタン系樹脂系分散剤
を使用した水分散型樹脂組成物について鋭意研究を重ね
た結果、1分子中にエチレン性不飽和基とスルホン酸塩
基を各1個以上含有するウレタンアクリル樹脂の存在下
で、ラジカル性不飽和単量体を重合させてなる水分散型
樹脂組成物が、上記課題を解決することを見いだし本発
明を完成した。又、ウレタンアクリル樹脂中のスルホン
酸塩基を、エポキシ基と酸性亜硫酸塩との反応より得る
時、本発明の効果を顕著に発揮することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明について具体的に説
明する。本発明に用いる1分子中にエチレン性不飽和基
とスルホン酸塩基を各1個以上含有するウレタンアクリ
ル樹脂とは、ウレタンアクリル樹脂骨格に、エチレン性
不飽和基とスルホン酸塩基が各1個以上導入されていれ
ばよく、その製造法は特には限定されず、スルホン酸
塩基含有多官能単量体と、水酸基含有アクリル系単量体
と、多価アルコールと、ポリイソシアネートとを反応さ
せる方法、あらかじめウレタン樹脂を製造しておき、
エチレン性不飽和基及びスルホン酸塩基を付加させる方
法、あらかじめエチレン性不飽和基又はスルホン酸塩
基のいずれか一方を付加させウレタン樹脂を製造してお
き、そこへもう一方の基を付加させる方法等が挙げられ
るが、製造される樹脂の分子量の制約からの方法が好
ましく該方法について具体的に説明する。
【0008】ここで使用されるスルホン酸塩基含有多官
能単量体とは、単量体中にスルホン酸塩基1個以上かつ
水酸基2個以上含有するものであれば特には限定されな
いが、実用的には、エポキシ基含有化合物と酸性亜硫酸
塩との合成反応で得ることができる。かかる合成反応は
下記の如き反応を利用したものである。 (但し、式中Mはナトリウム、カリウム等の金属を示
す。)
【0009】該合成反応は、上記式で明らかの如く、エ
ポキシ基1個に対してスルホン酸塩基と水酸基が各1個
ずつ生成する。1分子中に2個以上のエポキシ基を有す
る化合物であれば、酸性亜硫酸塩と反応させれば、エポ
キシ基の数と同数のスルホン酸基と水酸基を持つことか
ら、2個以上の水酸基を持つスルホン酸塩基含有多官能
性単量体が得られ、又、1分子中にエポキシ基と水酸基
を各1個含有する化合物であれば、酸性亜硫酸塩と反応
させれば、1個のスルホン酸基と2個の水酸基を持つス
ルホン酸塩基含有多官能性単量体が得られる。該反応に
おいて、スルホン酸基は樹脂を水に分散させるための親
水性基として機能し、イソシアネート基とは反応せず、
該反応後において、フリーの状態で存在し、一方水酸基
はイソシアネート基とのウレタン結合反応に利用されて
いる。
【0010】該スルホン酸塩基含有多官能単量体を得る
にあたって使用されるエポキシ基含有化合物としては、
2,3−エポキシ−1−プロパノール、3,4−エポキ
シ−1−ブタノール等のグリシジルアルコール(反応後
水酸基2官能となる)や、エチレングリコールジグリシ
ジルエーテル、ジエチレングリコールジグリシジルエー
テル、トリエチレングリコールジグリシジルエーテル等
の2官能エポキシ、トリメチロールプロパントリグリシ
ジルエーテル等の3官能以上のエポキシがあり、好まし
くは、2,3−エポキシ−1−プロパノール、3,4−
エポキシ−1−ブタノールが使用される。尚、本発明の
機能を阻害しない範囲の量の1官能エポキシ基含有化合
物をこれらのものと併用し、末端のスルホン酸基として
導入してもよい。
【0011】かかるスルホン酸塩基含有多官能単量体を
得る合成反応は、溶媒の存在下又は不存在下に行われ、
溶剤としては、水のほか、アルコール、エーテル、エス
テル、ベンゼン、トルエン、キシレン、アセトン、ジオ
キサン等の汎用の溶剤及びこれらの混合溶剤が適宜用い
られる。必要ならアミン、イミダゾール等の触媒が適宜
用いられる。通常反応は、水系で行われ、通常20〜2
00℃で0.5〜20時間の条件で実施されるが、次工
程でイソシアネート基との反応があるため、該多官能単
量体の合成反応後に、溶媒の水を除去する必要があり、
通常、該合成反応後に乾燥処理が行われるが、該合成反
応温度が90〜200℃で行われる時は乾燥処理は省略
される。
【0012】製造法で使用される水酸基含有アクリル
系単量体としては、2−ヒドロキシエチルアクリレー
ト、ヒドロキシプロピルアクリレート、ポリオキシエチ
レンアクリレート等があり、ポリイソシアネートとして
は、いずれも公知のものが使用され、2,4−トリレン
ジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4´−ジシクロヘキシルジイソシアネート、2,
4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
エチリデンジイソシアネート、ブチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキシレ
ン−1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート等があり、多価ア
ルコールとしては、エチレングリコール、プロピレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、1,6−ヘキ
サンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレング
リコール、トリエチレングリコール、ネオペンチルグリ
コール、水酸化ビスフェノールA、トリメチロールプロ
パン、トリメチロールエタン、グリセリン、トリスヒド
ロキシメチルアミノメタン、ペンタエリトリット、ジペ
ンタエリトリット、ポリテトラメチレングリコール等が
あり、ポリイソシアネートとしては、2,4−トリレン
ジイソシアネート、2,6−トリレンジイソシアネー
ト、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、
4,4´−ジシクロヘキシルジイソシアネート、2,
4,4−トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、
エチリデンジイソシアネート、ブチレンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロヘキシレ
ン−1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシア
ネート、キシリレンジイソシアネート等がある。
【0013】かくして得られたスルホン酸塩基含有多官
能単量体を、水酸基含有アクリル系単量体、多価アルコ
ール、ポリイソシアネートと反応させウレタンアクリル
樹脂が得られるわけであるが、かかる反応にあたって
は、イソシアネート基の存在より非水系で行われ、該反
応は、ジブチルスズラウレート、オクタン酸スズ、ナフ
テン酸コバルト、アセチルアセトン酸バナジウム、ジメ
チルスズジエチルヘキサノエート、トリエチレンジアミ
ン、テトラメチルグアニジン、ジメチルシクロヘキシル
アミン等の触媒とともに通常50〜90℃で4〜10時
間の条件で行なわれるが、通常、先にスルホン酸塩基含
有多官能単量体、多価アルコールとポリイソシアネート
を反応させ、次に水酸基とエチレン性不飽和基を含有す
るアクリル系単量体を添加して反応させるのが最も製造
効率の点と製造再現性の点で好ましい。特に、反応後の
樹脂の分子量が、数量平均で500〜10000であ
り、更に好ましくは700〜4000である時、本発明
の効果を顕著に発揮できる。尚、分子量が500未満の
時は得られる水分散型樹脂組成物の諸物性が低下し、5
000を越える時は高粘度化し反応時の希釈剤が多くな
り不経済である。
【0014】尚、該ウレタンアクリル樹脂を得るにあた
り、分子量500〜1000の時は、上記方法をとら
ずに、1分子中にエチレン性不飽和基とエポキシ基を各
1個以上含有するウレタンアクリル樹脂に、酸性亜硫酸
塩を反応させスルホン酸塩基を導入して得る製造法(
の方法)を用いてもよくその効果は変わらない。
【0015】かくして、ウレタンアクリル樹脂が得られ
るが、本発明の最大の特徴は、かかるウレタンアクリル
樹脂の存在下で、ラジカル性不飽和単量体を重合させて
得られた水分散型樹脂組成物であり、その製造法につい
て述べる。かかる樹脂組成物を得るにあたり、重合法は
特には限定されないが、実用的には、ウレタンアクリル
樹脂を温水に溶解・分散させ固形分10〜50重量%の
分散液を得て、かかる分散液に、樹脂重量に対して10
〜60重量%のラジカル性不飽和単量体及び重合開始剤
を加えて製造する。該重合は公知の方法で行うことがで
き、重合時の反応温度としては、通常5〜90℃程度の
範囲内の温度を用いるのが適当であり、通常1〜24時
間程度で反応が終了する。尚、該重合において、樹脂系
分散剤中にスルホン酸塩基を導入しているために、界面
活性剤は通常不要であり、従って重合後の水分散型樹脂
組成物中に界面活性剤を含有しないので、耐久性と排水
の面において良好という作用・効果が付随する。
【0016】ラジカル性不飽和単量体としては、スチレ
ン、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソプ
ロピルアクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エ
チルヘキシルアクリレート、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、イソプロピルメタクリレート、n
−ブチルメタクリレート、n−ヘキシルメタクリレー
ト、ラウリルメタクリレート、アクリル酸、メタクリル
酸、マレイン酸、イタコン酸、2−ヒドロキシエチルメ
タクリレート、ヒドロキシプロピルメタクリレート、ア
クリルアミド、N−メチロールアクリルアミド、ジアセ
トンアクリルアミド、グリシジルメタクリレート、酢酸
ビニル、t−デカン酸ビニル、トリデシル(メタ)アク
リレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ヘキシル
(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリ
レート、オクチル(メタ)アクリレート、イソボルニル
(メタ)アクリレート、ジシクロペンタニル(メタ)ア
クリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレ
ート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
3−クロロ2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレー
ト、ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、6−ヒド
ロキシヘキシル(メタ)アクリレート、8−ヒドロキシ
オクチル(メタ)アクリレート、10−ヒドロキシデシ
ル(メタ)アクリレート、ビニルトルエン、(メタ)ア
クリロニトリル、イタコン酸ジアルキルエステル、フマ
ル酸モノアルキルエステル、フマル酸ジアルキルエステ
ル、マレイン酸モノアルキルエステル、マレイン酸ジア
ルキルエステル、アリルアルコール、アクリルクロライ
ド、塩化ビニル、塩化ビニリデン、ビニルピリジン、ビ
ニルピロリドン、メチルビニルケトン、アクリルアミ
ド、アセトアセチル化(メタ)アクリレート、γ−(メ
タ)アクリロキシエチルトリメトキシシラン、γ−(メ
タ)アクリロキシエチルトリエトキシシラン、γ−(メ
タ)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−
(メタ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ
−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジメチルメトキ
シシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルメチルジ
エトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピルジ
メチルエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルトリクロロシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルメチルジクロロシラン、γ−(メタ)アクリロキシ
プロピルジメチルクロロシラン、γ−(メタ)アクリロ
キシプロピルトリプロピオキシシラン、γ−(メタ)ア
クリロキシプロピルメチルジプロピオキシシラン、γ−
(メタ)アクリロキシプロピルトリブトキシシラン、γ
−(メタ)アクリロキシブチルトリメトキシシラン、γ
−(メタ)アクリロキシペンチルトリメトキシシラン、
γ−(メタ)アクリロキシヘキシルトリメトキシシラ
ン、γ−(メタ)アクリロキシヘキシルトリエトキシシ
ラン、γ−(メタ)アクリロキシオクチルトリメトキシ
シラン、γ−(メタ)アクリロキシデシルトリメトキシ
シラン、γ−(メタ)アクリロキシドデシルトリメトキ
シシラン、γ−(メタ)アクリロキシオクタデシルトリ
メトキシシラン等があげられる。
【0017】該重合で使用される重合開始剤としては、
過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過酸化水素、ア
ルキルパーオキサイド、t−ブチルヒドロパーオキサイ
ド、クメンヒドロパーオキサイド、p−メタンヒドロパ
ーオキサイド、イソブチルパーオキサイド、ラウロリル
パーオキサイド、3,5,5−トリメチルヘキサノイル
パーオキサイド、オクタノイルパーオキサイド、t−ブ
チルクミルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイ
ド、ジクロルベンゾイルパーオキサイド、ジクミルパー
オキサイド、ジ−t−ブチルパーオキサイド、1,1−
ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサン、3,3,5−トリメチルシクロヘキ
サノンパーオキサイド、メチルシクロヘキサノンパーオ
キサイド、ジ−イソブチルパーオキシジカーボネート、
ジ−2−エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、t
−ブチルパーオキシイソブチレート等の有機過酸化物、
アゾビスイソブチロニトリル、ジメチルアゾジイソブチ
レート、2,2−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニ
トリル)、2,2−アゾビス(2−メチルブチロニトリ
ル)等があげられ、ウレタンアクリル樹脂とラジカル性
不飽和単量体の合計に対して0.1〜8.0重量%程度
配合される。 尚、該重合にあたっては、イソプロピル
アルコールやアセトン等の有機溶剤を、本発明の効果を
失わない程度の若干量を存在させてもよいし、又、その
他の分散安定剤やレオロジーコントロール剤の如き添加
剤や、リン酸塩等のPH緩衝剤を併用しても良い。
【0018】かくして水に不溶性の芯粒子樹脂部分の外
周にウレタンアクリル樹脂を樹脂系分散剤として結合さ
せた水分散型樹脂組成物の粒子体が得られ、かかる樹脂
組成物の使用に際して粒子体の粒子径は特には限定され
ないが、得られた粒子径が0.3〜0.01μmの超微
粒子である時、透明性に優れ、樹脂分に富み、乾燥性に
秀でて、密着性、耐薬品性、低温施工安定性、光沢性、
耐水性、耐候性、耐汚染性に同時に優れる水分散型樹脂
組成物、いわゆる「ウォーターボーン」が得られる。粒
子径の調整は、樹脂系分散剤の濃度、分散剤中のスルホ
ン酸基の濃度や樹脂組成物重合時の撹拌条件等により行
われ、粒子径がこの範囲より小さくなると諸物性は向上
の傾向はあるも樹脂組成物の製造に特別な配慮が必要で
工業的採算がとれなくなり、他方粒子径がこの範囲より
大きくなると貯蔵中に粒子が膨潤又は凝集したりするの
で好ましくない。
【0019】本発明での水分散型樹脂組成物に、溶剤/
可塑剤のような造膜助剤、各種消泡剤、変性セルロース
等の増粘剤、顔料分散剤やレベリング剤とともに、チタ
ン白、フタロシアニンブルー、カーボンブラック、酸化
鉄等の着色顔料や、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウ
ム、硫酸バリウム、各種シリカ、タルク、マイカ、クレ
ー等の体質顔料、ガラス繊維等の充填剤などを加え、地
球環境に良好な塗料、接着剤、シーリング剤や各種バイ
ンダーとして用いられ、特に、塗料、更には外装用塗料
に使用された時、本発明の効果を顕著に発揮できる。
又、該水分散型樹脂組成物に、種々の水系樹脂、例えば
水系アクリル樹脂、水系エポキシ樹脂等とブレンドする
ことで、これらの樹脂の密着性、耐候性を向上すること
もできる。
【0020】
【実施例】以下、本発明について具体的に説明する。
尚、以下記述で「%」、「部」とあるのは重量%、重量部で
ある。 実施例1 グリシドール270g、酸性亜硫酸ナトリウム730
g、溶媒として水を用いて温度100℃で6時間反応さ
せてスルホン酸塩基含有多官能単量体(この場合2価ア
ルコール)を得た。撹拌装置、還流用コンデンサー及び
温度計の付いたフラスコに、上記スルホン酸塩基含有多
官能単量体308.4g、トリエチレングリコール11
3.4g、イソホロンジイソシアネート494.2g、
ジブチルチンラウリレート0.1gを加えて内温65℃
で10時間反応させた後に、内温50℃に下げ、さらに
2−ヒドロキシエチルアクリレート86.1g加えて残
存イソシアネート基が0.5%になるまで反応を続け
た。得られたウレタンアクリル樹脂の数平均分子量は1
300であった。この樹脂に60℃の温水を加え溶解し
て30%の樹脂溶液(A−1)を得た。樹脂溶液(A−
1)400gに対してメチルメタアクリレート240
g、スチレン180g、2−エチルヘキシルアクリレー
ト180g、過硫酸カリウム1.8gを加えて撹拌して
分散液とした。この内の20%をコンデンサー、温度
計、撹拌翼を備えたフラスコに仕込み、窒素気流下に7
7℃の内温に保ち、30分後に、残りの80%を2時間
かけて滴下し、更に1時間反応を続け終了し水分散型樹
脂組成物を得た。得られた樹脂組成物は澄んだ半透明で
あり、粒子体の粒子径を大塚電子製レーザー光散乱粒径
測定機DLS−700で測定した結果0.085μmで
あった。
【0021】得られた水分散型樹脂組成物100部に対
して、水を用い希釈し、撹拌・混合後、皮膜が30μm
〜40μm(乾燥後)になるように、スレート板(ウレ
タン系シーラ下地処理有り、JIS F5403規定)
にスプレー塗装し、評価試験板とし、ブリキ板にスプ
レー塗装し、評価試験板とした。得られた評価試験板
、に対して以下の性能試験をおこなった。
【0022】評価試験板を塗装直後に20℃65%R
Hで60分放置した後に以下の性能試験(その1)を行
った。 ・低温施工安定性・・・−5℃で16時間おいた後に、
塗面の樹脂組成物が凍結やヒビ・フクレ等の異常がない
か調べた。 ・臭気感応試験・・・塗面より発するの臭気を調べた。
【0023】評価試験板、に対して、20℃、65
%RHの条件で1週間放置し、以下の性能試験(その
2)を行った。 ・光沢性・・・評価試験板にて、日本電色製のVG−
1D光沢計で60゜反射率%を測定した。 ・耐水性・・・評価試験板にて、20℃の水道水に1
68時間浸漬後の塗面の光沢を、日本電色製のVG−1
0光沢計で測定し、ブランクとの光沢保持率%を求め
た。 ・耐アルカリ性・・・評価試験板にて、5%NaOH
水溶液(20℃)に72時間後の塗面状態により調べ
た。 ・耐酸性・・・評価試験板にて、5%HCl水溶液
(20℃)に72時間後の塗面状態により調べた。 ・密着性・・・評価試験板にて、塗膜表面の塗膜に2
mmのクロスカット後、セロテープにて、JIS K5
400の碁盤目試験を行い、剥離残数を数えた。
【0024】次に、得られた水分散型樹脂組成物100
部に対して、顔料としてチタン白ターペイクR−930
(石原産業(株)製)50部、ヘキサメタリン酸ソーダ
(1%水溶液)1部を混練し塗料とし、水を用い希釈
し、撹拌・混合後、塗膜が45μm〜55μm(乾燥
後)になるように、スレート板(ウレタン系シーラ下地
処理有り、JIS F5403規定)にスプレー塗装
し、評価試験板とし、ブリキ板にスプレー塗装し、評
価試験板とした。得られた評価試験板、に対して
以下の性能試験をおこなった。
【0025】評価試験板を塗装直後に20℃65%R
Hで60分放置した後に上記評価試験板と同様の・低
温施工安定性、・臭気感応試験の性能試験(その3)を
行った。
【0026】評価試験板、に対して、20℃65%
RHの条件で1週間放置し、以下の性能試験(その4)
を行った。評価試験板に対して上記評価試験板と同
様の・光沢性、・耐水性の性能試験をおこなった。評価
試験板に対して上記評価試験板と同様の・耐アルカ
リ性、・耐酸性、・密着性の性能試験をおこなった。
【0027】・耐候性・・・評価試験板にて、サンシ
ャインウエザーメーターを用いて、塗面状態を経時的に
調べ、日本電色製のVG−1D光沢計測定の60°鏡面
光沢の保持率が80%以下になるまでの時間(Hr)を
調べた。 ・温冷繰り返し試験・・・評価試験板にて、20℃の
水に18時間浸漬し、次いで−40℃3時間、次いで6
0℃3時間を1サイクルとした操作を10サイクル繰り
返した後の塗面に、ワレ、ハガレ等の異常発生が認めら
れないかを調べた。 ・耐汚染性・・・評価試験板にて、南向き45°傾斜
で屋外暴露(大阪府茨木市)を3ヵ月間行った後、付着
した汚れの付いたままの評価試験板と屋外暴露を行って
ないブランクの評価試験板との色差ΔEを日本電色製の
Σ−90にて測定して塗面の汚れ状態を調べた。
【0028】実施例2 実施例1のグリシドールに変えて、3,4−エポキシ−
1−ブタノール305g、酸性亜硫酸ナトリウム695
gとして同様にスルホン酸塩基含有多官能単量体(この
場合2価アルコール)を得た。実施例1と同じ装置で上
記スルホン酸塩基含有多官能単量体256.3g、ポリ
テトラメチレングリコール(分子量650)375.3
g、トリレンジイソシアネート(コロネートT−80日
本ポリウレタン製)301.4g、ジブチルチンラウリ
レート0.1gを加えて内温65℃で10時間反応させ
た後に、内温50℃に下げ、さらに2−ヒドロキシエチ
ルアクリレート67.0g加えて残存イソシアネート基
が0.5%になるまで反応を続けた。得られたウレタン
アクリル樹脂の数平均分子量は1700であった。この
樹脂に60℃の温水に溶解して30%の樹脂溶液(A−
2)を得た。樹脂溶液(A−2)400gに対してメチ
ルメタアクリレート150g、酢酸ビニル318g、2
−エチルヘキシルアクリレート90g、ヴェオバ(シェ
ル化学製)42g、過硫酸カリウム1.8gを加えて撹
拌して分散液とし実施例1と同様に水分散型樹脂組成物
を得た。得られた樹脂組成物は透明であり、粒子体の粒
子径は0.070μmであった。実施例1と同様に評価
試験板、、、を作製し実施例1と同様に評価を
行った。
【0029】比較例1 水400gにドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム
1.2gを加えて均一溶液にした、これに実施例1と同
じ装置を用い、メチルメタアクリレート240g、スチ
レン180g、2−エチルヘキシルアクリレート180
g、過硫酸カリウム1.8gを加えて撹拌して分散液と
した。この内の20%をコンデンサー、温度計、撹拌翼
を備えたフラスコに仕込み、窒素気流下に77℃の内温
に保ち、30分後に、残りの80%を2時間かけて滴下
し、更に1時間反応を続け終了し水分散型樹脂組成物を
得た。得られた樹脂組成物は不透明であり、粒子体の粒
子径は0.6μmであった。実施例1と同様に評価試験
板、、、を作製し実施例1と同様に評価を行っ
た。
【0030】比較例2 実施例1の2−ヒドロキシエチルアクリレート86.1
gにかえてオクチルアルコール96.5gを加えた以外
は同様の手順でウレタン樹脂を得た。得られたウレタン
樹脂の数平均分子量は1400であった。この樹脂を実
施例1と同様に溶解して30%の樹脂溶液(C−1)を
得て、実施例1の(A−1)にかえて(C−1)を用い
た以外は実施例1と同様にして水分散型樹脂組成物を得
た。得られた樹脂組成物の粒子径は0.09μmであっ
た。実施例1と同様に評価試験板、、、を作製
し実施例1と同様に評価を行った。
【0031】実施例と比較例の評価結果を表1、表2に
示した。表1は、評価試験板、の評価結果を示し、
表2は、評価試験板、の評価結果を示す。尚、耐候
性については500時間以上を良好とし、耐汚染性につ
いてはΔEが1.0以下のものを良好として評価した。
【0032】
【表1】 評価項目 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 低温施工安定性 異常無し 異常無し フクレ フクレ 臭気感応試験 臭気無し 臭気無し 臭気無し 臭気無し 光沢性 91 90 69 90 耐水性 95 95 74 70 耐アルカリ性 異常無し 異常無し 異常無し フクレ 耐酸性 異常無し 異常無し 異常無し フクレ 密着性 25/25 25/25 24/25 25/25
【0033】
【表2】 評価項目 実施例1 実施例2 比較例1 比較例2 低温施工安定性 異常無し 異常無し フクレ フクレ 臭気感応試験 臭気無し 臭気無し 臭気無し 臭気無し 光沢性 85 84 69 67 耐水性 95 95 74 70 耐アルカリ性 異常無し 異常無し 異常無し フクレ 耐酸性 異常無し 異常無し 異常無し フクレ 耐候性 500< 500< 150 100 温冷繰り返し試験 異常無し 異常無し 異常無し 一部ハガレ 密着性 25/25 25/25 24/25 24/25 耐汚染性 0.8 0.8 5.1 2.5
【0034】
【発明の効果】本発明は、1分子中に各1個以上のエチ
レン性不飽和基とスルホン酸塩基を含有するウレタンア
クリル樹脂の存在下で、ラジカル性不飽和単量体を重合
させてなる水分散型樹脂組成物であるため、密着性、耐
薬品性、低温施工安定性、光沢性、耐水性、耐候性、耐
汚染性を同時に兼ね備え、溶剤を含有していないため、
地球環境に良好で、塗料、接着剤、シーリング剤や各種
バインダーに有用である樹脂組成物を提供することがで
きる。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1分子中にエチレン性不飽和基とスルホ
    ン酸塩基を各1個以上含有するウレタンアクリル樹脂の
    存在下で、ラジカル性不飽和単量体を重合させてなるこ
    とを特徴とする水分散型樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ウレタンアクリル樹脂中のスルホン酸塩
    基が、エポキシ基と酸性亜硫酸塩との反応により導入さ
    れることを特徴とする請求項1記載の水分散型樹脂組成
    物。
  3. 【請求項3】 スルホン酸塩基含有多官能単量体、多価
    アルコール、水酸基含有アクリル系単量体とポリイソシ
    アネートを反応させてウレタンアクリル樹脂を得ること
    を特徴とする請求項1又は2記載の水分散型樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 スルホン酸塩基含有多官能単量体を、エ
    ポキシ基含有化合物と酸性亜硫酸塩とを反応させて得る
    ことを特徴とする請求項3記載の水分散型樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 ウレタンアクリル樹脂は、水に可溶で、
    その分子量が、数量平均で500〜10000であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の水分散型樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】 水媒体中で、ラジカル性不飽和単量体を
    重合させてなることを特徴とする請求項1〜5記載の水
    分散型樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 ラジカル性不飽和単量体を重合して得ら
    れる重合体の粒子径が0.3〜0.01μmであること
    を特徴とする請求項1〜6いずれか記載の水分散型樹脂
    組成物。
  8. 【請求項8】 塗料に用いることを特徴とする請求項1
    〜7いずれか記載の水分散型樹脂組成物。
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