JPH1087524A - 1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンのフッ素化による1,1,1−トリフルオロエタンの合成 - Google Patents
1−クロロ−1,1−ジフルオロエタンのフッ素化による1,1,1−トリフルオロエタンの合成Info
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Abstract
施しやすい1,1,1−トリフルオロエタン(F143
a)製造方法を提供すること。 【解決手段】 本発明は、1−クロロ−1,1−ジフル
オロエタン(F142b)を少なくとも1種のフッ素化
触媒の存在下に液相中で無水フッ化水素酸でフッ素化す
ることを含むことを特徴とするF143a製造方法を提
供する。
Description
の分野に係わり、特に無水フッ化水素酸(HF)での1
−クロロ−1,1−ジフルオロエタン(F142b)の
フッ素化による1,1,1−トリフルオロエタン(市場
では「F143a」の名称で知られる)の製造に係わ
る。
層圏のオゾン層の破壊を加速する要因の一つと確認され
たので、政界及び産業界の当事者たちはCFC代替過程
について検討せざるを得なくなった。この代替過程は、
食品冷却操作、建物の絶縁、エアコンディショニング、
マイクロエレクトロニクス等といった重要な工業分野に
関連する。
めは水素原子を含有する化合物(HCFC)に、次いで
塩素をもはや含有しない化合物であるヒドロフルオロカ
ーボン(HFC)に的を絞って為された。
与えないHFC化合物の一つに1,1,1−トリフルオ
ロエタン(F143a)が有る。この化合物は主とし
て、他のHFCとの混合物の形態で、冷却、エアコンデ
ィショニングその他の用途においてF22(クロロジフ
ルオロメタン)及びF502(F22とクロロペンタフ
ルオロエタンとの共沸混合物)の代替物とされる。従っ
て、実現可能なきわめて単純なF143a製造方法を開
発すれば非常に有利である。
れている。その一つとして、1,1,1−トリクロロエ
タンを気相中で(米国特許第2,744,148号及び
同第2,744,147号)かまたは液相中でフッ素化
することによりF143aを製造することが知られてい
る。液相中での上記フッ素化は好ましくはフッ素化触媒
の存在下に行なわれ、国際特許出願公開第96/515
6号では特に五価のアンチモンハロゲン化物の存在下に
トリクロロエタンをフッ素化することが推奨されてい
る。
中で(米国特許第2,669,590号)、及び液相中
で(ヨーロッパ特許第703,204号)フッ素化する
ことも開示されている。液相中での前記フッ素化は触媒
を存在させずに実施でき、またこの方法によって優れた
成果が得られる。しかし、フッ化ビニリデンのコストが
高いことを勘案すれば、上記のような方法が工業的に有
効であるとは考えられない。フッ化ビニリデンが高コス
トであるのは、この物質が工業的には1−クロロ−1,
1−ジフルオロエタン(F142b)の熱分解によって
得られ、F142b自体は通常、触媒不在下または存在
下での1,1,1−トリクロロエタンまたは塩化ビニリ
デンの液相フッ素化によって得られるからである(例え
ばヨーロッパ特許第98341号、フランス特許出願公
開第2,365,542号及びヨーロッパ特許第42
1,830号参照)。
F2)の製造において出発物質として用いられるが、H
CFCとして或る種のCFCの代替物としても用いられ
る、特にフォーム工業において発泡剤として、またエア
ゾール工業において噴射剤として用いられる重要な工業
製品である。
かつ経済的に製造する方法は特に有利である。F142
bをフッ素化してF143aとすることを記載している
公知文献は二つしか存在しない(米国特許第3,45
6,025号及び同第2,767,227号)。これら
の文献に開示された方法では、F142bをフッ素化触
媒の存在下に高温において気相中でフッ素化する。上記
二つの特許は触媒の寿命について一切教示していない
が、気相フッ素化法は通常触媒が急速に不活性化する点
で不利であることが知られている。
つ手間の掛からない、工業的に実施しやすいF143a
製造方法を提供することを目的とする。
媒の存在下に液相中でF142bと無水フッ化水素酸と
が非常に急速に反応し、それによってきわめて選択的に
F143aが生成することを発見した。
1種のフッ素化触媒の存在下に液相中で無水フッ化水素
酸でフッ素化することを含むことを特徴とするF143
a製造方法を提供する。
種以上の)フッ素化触媒は、IIIA族、IVA族、V
A族、IVB族、VB族及びVIB族に属する元素のハ
ロゲン化物、酸化物及びオキシハロゲン化物などの、液
相フッ素化反応用として良く知られた活性触媒である。
周期表の上記諸族の列から選択される元素の中でも特
に、チタン、ニオブ、タンタル、モリブデン、ホウ素、
錫及びアンチモンを用い得る。アンチモンを含有する化
合物が特に適当である。アンチモン誘導体としてはハロ
ゲン化物が特に選択され、その典型例には五塩化アンチ
モンSbCl5や、SbCl5の部分フッ素化によって使
用時に生成させる五価のクロロフッ素化アンチモンが有
る。
触媒量は広い範囲内で様々となり得る。しかし、液体反
応混合物の触媒含量は通常、金属、特にアンチモンの重
量%で表わして0.01〜10%、好ましくは0.1〜
5%とする。
ればよいというのはきわめて驚くべきことで、なぜなら
液相フッ素化は通常大量の触媒の存在下に行なわれるか
らである。即ち、先に触れた国際特許出願公開第96/
5156号に開示された、F143aを1,1,1−ト
リクロロエタンのフッ素化によって製造する方法では、
反応混合物の触媒含量は15〜50%である。
反応が液相中で生起することを可能にするかぎり、即ち
反応容器内の反応物を実質的に液状に維持するのに十分
であるかぎりにおいてそれ自体重要でない。圧力は反応
混合物の温度及び組成次第で様々となる。反応系の絶対
圧力は通常5〜30bar、好ましくは7〜20bar
に選択する。F142bをF143aに変換するフッ素
化反応は塩酸を放出する。このHClを蒸留によって分
離したい場合はフッ素化を、良好な条件下でHClの濃
縮を可能にする十分高い圧力下で行なうと有利であり、
即ち約11barを越える圧力下での操作が有利であ
る。しかし、このような方法が必須というわけではな
く、HClは例えば水で洗浄するなど、蒸留以外の任意
の手段で分離することも可能である。
施し得る。通常、本発明の方法は0℃より高く、120
℃より低い温度で実施する。しかし、100℃を越えな
い温度が有利であり、好ましくは10〜85℃の温度で
反応を生起させる。F142bが非常に高い反応性を有
することによって可能となった、このように低い温度の
使用により、副産物の生成は最小限に留められ得る。
性を維持し、アンチモン三ハロゲン化物への還元による
不活性化を防止するためには、フッ素化を少量の塩素の
存在下に行なうことが有利であり得る。塩素は周期的ま
たは連続的に添加し得る。F142bと共に供給する塩
素の量は通常100molのF142bに対して2.5
mol未満とし、好ましくは1モル%未満とする。塩素
の量はごく僅か、更にはゼロとし得、また温度が低いほ
ど少量とする。なぜなら、F142bを塩素と反応させ
ることは困難であるが、それにもかかわらずSbCl5
または他のルイス酸の存在下では反応が生起して、とり
わけ130系列の塩素化物(CFCl2CH2Cl、CF
2ClCH2Cl、CCl2=CHCl等)、特に120
系列の塩素化物(CCl3CHCl2、CCl2FCHC
l2、CF2ClCHCl2等)を与えることが判明して
いるからである。低温では、上記のような塩素化反応は
非常にゆっくりとしか生起せず、塩素の消費はきわめて
僅かであり、ごく少量の塩素で十分にフッ素化触媒の活
性を維持できる。従って、0.05〜0.5%(F14
2bに対するモルパーセント)の塩素を用いることが好
ましい。
るが、連続的に実施すれば有利である。連続実施の場
合、反応は当業者に良く知られた通常の設備において生
起させ得る。前記設備とは、出発物質(F142b及び
HF)及び再利用物質が気体または液体の形態で供給さ
れ、かつ適宜加熱または冷却される反応容器であり得
る。この反応容器は、適当な外形寸法、適当な反応物導
入方法、及び適当な混合技術によって反応物同士の接触
を促進するものでなければならない。反応容器にはカラ
ムと、用いた1種以上の触媒が反応容器から導出される
ガス流中に混じって出てゆくのを防止し、かつ前記ガス
流の有機フッ素化化合物組成(F143a、F142b
等の含量)を調節することを可能にする逆行冷却器とを
設置し得る。
造に適した比率で反応容器に供給する。このことは、変
換されなかった物質を完全に再利用する場合は新しいH
F対新しいF142bのモル比をほぼ化学量論値とす
る、即ちほぼ1とすることを意味する。実際には生成し
たF143aと共に導出されるHFを勘案して、反応容
器には通常、1より僅かに大きく、通常は1.05〜
1.20であるHF対F142bモル比に対応するHF
とF142bとの混合物を供給する。
く塩素を用いると、F143a及びF142bに比べて
重く、従って反応容器内に蓄積する傾向を有する塩素化
物(実質的に130、120及び110系列の物質)ま
たは他の副産物が生成する。140系列に属さない重い
副産物の反応混合物中濃度は重要でないが、該濃度が高
すぎなければ反応はより生起しやすいことが判明してい
る。原則として、前記濃度は75重量%未満に維持する
べく調節する。液体反応混合物中の重い副産物の濃度
は、反応混合物をパージすることによって調節可能であ
る。
液体流は、この流れから有用な最終生成物(F143
a、HCl)を分離するべく通常のように処理する。塩
酸の回収に関して、上記処理は特に無水HClの蒸留、
またはガス流を水で洗浄してHClと有機生成物(実質
的にF143a)とを分離することを含み得る。反応混
合物からのパージ液が含有するF143a、F142
b、場合によっては生成する他の140系列物質(F1
41b、F140a)、変換されなかったフッ化水素酸
及び用いた1種以上の触媒は、反応系で再利用可能であ
る。
詳述する。
容フッ素化反応容器に17kgのF142bと209g
のSbCl5、即ちF142bの0.5重量%のアンチ
モンとを導入した。得られた混合物を70℃で還流さ
せ、その後前記温度において4,800g/時、即ち4
7.7mol/時のF142b、1,020g/時、即
ち51mol/時のHF、8.5g/時、即ちF142
bの0.25モル%のCl2を導入した。
しつつ絶対圧力17barとした。その後は還流冷却器
の出口からガス流を抜き取ることにより、圧力を17b
arに調整した。上記ガス流を水で洗浄し、それによっ
て生成したHCl及び完全に変換されなかったHFを除
去してから分析したところ、粗なF143a中にただ1
種の有機不純物即ちF142bしか検出せず、重量に基
づくその含量は約2,000ppmであった。
進行条件(温度、圧力、出口流量、粗なF143aの分
析等)は完全に安定に維持した。このようにして反応を
500時間進行させた後、反応混合物を分析することに
よって、液体である該混合物が140系列以外の重い生
成物を約30重量%含有することが観察でき、その際重
い生成物とは実質的に次の物質であった。: CCl3CCl2H F120 CFCl2CCl2H F121 CFCl2CH2Cl F131a CF2ClCH2Cl F132b CCl2=CHCl F1120。
2bと209gのSbCl5とを導入した。得られた混
合物を20℃で還流させ、これに前記温度において 5,819g/時、即ち57.9mol/時のF142
b、1,280g/時、即ち64mol/時のHF、2
0g/時、即ちF142bの0.5モル%のCl2を導
入した。
流の抜き取りによってこの値に調整した。反応開始期後
は反応温度を15〜20℃に維持でき、また反応進行条
件は完全に安定であった。冷却器の下流で抜き取ったガ
ス流を水で洗浄して得られた粗なF143aが含有する
不純物としてはただ1種の物質即ちF142bしか検出
せず、その含量は2〜3重量%であった。
ム/亜硫酸ナトリウム溶液中への吸収後に分析測定し
た。分析誤差を無視すれば、出口において判明した塩素
量は反応容器に導入した塩素の量に対応した。用いた温
度における塩素の、このようにきわめて低い反応性は反
応混合物の分析によって確認でき、反応混合物は100
時間反応進行後も140系列以外の重い生成物を1.5
%未満しか含有しなかった。
barに維持しつつ温度を徐々に上昇させて50℃とし
た。抜き取ったガス状物質を分析してその塩素含量を測
定したところ、約50%の塩素が消費されたことが判明
した。このことは反応混合物の温度の影響を明示してい
る。
Claims (6)
- 【請求項1】 1,1,1−トリフルオロエタン(F1
43a)を製造する方法であって、1−クロロ−1,1
−ジフルオロエタン(F142b)を液相中で無水フッ
化水素酸で接触フッ素化することを含むことを特徴とす
る方法。 - 【請求項2】 触媒を五価のアンチモンハロゲン化物、
好ましくは五塩化アンチモンまたは五価のクロロフッ化
アンチモンとすることを特徴とする請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 液状反応混合物の重量に基づくアンチモ
ン含量を0.01〜10%、好ましくは0.1〜5%と
することを特徴とする請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 操作を5〜30bar、好ましくは7〜
20barの絶対圧力下に行なうことを特徴とする請求
項1から3のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項5】 操作を0〜120℃、好ましくは10〜
85℃の温度で行なうことを特徴とする請求項1から4
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 反応を塩素の存在下に生起させ、その際
Cl2/F142bのモル比を0.025未満とし、好
ましくは0.01未満、特に0.0005〜0.005
とすることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項
に記載の方法。
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