JPH108731A - 開口用養生シート - Google Patents

開口用養生シート

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JPH108731A
JPH108731A JP16629196A JP16629196A JPH108731A JP H108731 A JPH108731 A JP H108731A JP 16629196 A JP16629196 A JP 16629196A JP 16629196 A JP16629196 A JP 16629196A JP H108731 A JPH108731 A JP H108731A
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JP
Japan
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cover
entrance
opening
persons
covering body
Prior art date
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Pending
Application number
JP16629196A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitami Kuroiwa
良民 黒岩
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication of JPH108731A publication Critical patent/JPH108731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、関係者以外の者は簡単に外
すことができないような開口用養生シートを提供するこ
とにある。 【解決手段】 壁13に形成された開口8に、この開口
8を覆うように装着される幕状の覆体1で構成された養
生シートにおいて、前記壁8に固定される支持部材18
と、この支持部材18と前記覆体1とを結合する錠付き
ロック手段19とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の玄関、エレ
ベータの昇降路の出入口、あるいはエレベータの機械室
の出入口等の開口を一時的に覆うために用いられる開口
用養生シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置としては、特開平7
−257862号公報に記載されているように、帆布製
シートや不透明ビニールシート材、あるいはメッシュシ
ート材により構成された覆体をアンカーボルトに吊り下
げるようにしたものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置においては、覆体の上下端側、特に下端側は針金等に
よりアンカーボルトに縛り付けてあるだけなので、ゆる
めて簡単に外すことが可能である。そのため開口を通り
誰でも、いつでも出入りすることが可能となり、内部の
作業内容によっては、無断で内部に立ち入った者に危険
が振りかかることがある。また、前記針金がいたずらで
ゆるめられていたり、縛り付けるのを忘れていたような
場合、覆体に接触したとき、その下方側が上方に移動し
てしまい、落下する事態も起り得る。
【0004】本発明の目的は、関係者以外の者は簡単に
外すことができない開口用養生シートを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、壁に形成
された開口に当該開口を覆うように装着される幕状の覆
体で構成された開口用養生シートにおいて、前記壁に固
定される支持部材と、この支持部材と前記覆体の端部と
を結合する錠付ロック手段を備えた構成とすることによ
り達成される。
【0006】上記のように覆体の端部を支持部材に結合
する手段として、錠付きのものを用いたので、鍵を持っ
ている者以外は、覆体を支持部材から外すことは困難で
あり、関係者以外の者がみだりに立ち入るのを防止でき
るとともに、いたずらにより覆体の固定が外された状態
にされることを防止でき、これによって誘発される事故
を予防することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明をエレベータの昇降
路出入口に適用した一実施の形態を図1、図2により説
明する。
【0008】壁13には、エレベータ昇降路と乗場側間
を連結する出入口8が形成され、この出入口8の上部壁
の両側には、アンカーボルト11がそれぞれ打設されて
いる。養生シート9は、覆体1と複数の横桟2a〜2d
とを有し、前記アンカーボルト11に吊り下げ、開口8
を塞ぎ養生している。すなわち覆体1に設けられたハト
メ10にロープ12を通してアンカーボルト11に覆体
1を縛り付け養生している。覆体1は、合成繊維や、難
熱性の繊維や、防炎加工を施した繊維を網状に編織した
メッシュシートから成り、吊り下げ方向の上下端には、
図2に示すようにそれぞれその端部を裏側に折り曲げ、
中間に装着テープ14を介在してハトメ10によって結
合し、吊り下げ方向と直交する方向に連続した袋状部1
7a、17dを形成している。これら袋状部17a、1
7dの中間に位置する覆体1には、図2に詳細を示すよ
うに裏側から覆体1と同一材質の裏当て1a、1bを配
置し、裏当て1a、1bの吊り下げ方向の両端部と覆体
1間を装着テープ14を介在して装着具である複数のハ
トメ10aによって結合し、吊り下げ方向と直交する方
向に連続した袋状部17b、17cを形成している。ま
た覆体1の下部に形成した袋状部17dの上方部には、
図2に詳細を示すように裏側から覆体1と同一材質の裏
当て1cを配置し、この裏当て1cの吊り下げ方向の両
端部と覆体1間を接養テープ14を介在して複数のハト
メ10aあるいは他の適当な固定手段によって結合し、
吊り下げ方向と直交する方向に連続した袋状部17eを
形成している。このようにして形成された袋状部17
a、17b、17c、17d内には、それぞれグラスフ
ァイバー強化プラスチック製の横桟2a、2b、2c、
2dが挿入され、各袋状部17a〜17dから出た部分
の横桟2aの両端部に、ゴム等のリンク状弾性体からな
る外れ止め具5を嵌め込み、袋状部17a内から横桟2
aが抜け出ないようにし、その後、横桟2aの端部にビ
ニール保護キャップ6をきつく嵌め込んでいる。図1か
ら分かるように横桟2aの他端および他の横桟2b、2
c、2dについて全く同一構造となっている。上述した
外れ止め具5を各横桟2a、2b、2c、2dに対して
移動しないようにかたく嵌め込んで外れ止め手段を構成
しても良いし、外れ止め具5を各横桟2a、2b、2
c、2dに対して移動可能に嵌め込んだ後、ビニール保
護キャップ6で脱落を防止して外れ止め手段を構成して
も良い。また袋状部17dの近傍に形成した袋状部17
e内には、足場板等の支持部材7を収納配置している。
開口8の両側壁13A、13B間に支持部材18が介在
されている。この支持部材18は、雌ねじを切ったパイ
プ内に雄ねじを切ったパイプ螺合されているもので、パ
イプ一方に対して他方を相対的に回転させることによっ
て両端間の長さを可変できる構成となっている。支持部
材18と最下方の横桟2dとは、錠付きロック手段19
によって結合されている。錠付きロック手段19は、鍵
穴を有する本体部分19bとこれに一端が固定され、他
端が取外し自在になっているワイヤ19cと鍵19dと
から構成されている。また覆体1の長面の上部には、英
語の注意文字3bを横書体で直接印刷し、その下の中央
には逆三角形の注意標識4を、また、注意標識4の下部
には日本語の注意文字3aを縦書体で印刷しており、付
近を通る人々は勿論、外国人作業者等も危険を察知でき
るようにしている。また、これら表示は覆体1に直接印
刷するため、メッシュシートの編み目は一辺が1.5ミ
リメートル以下とすると良く、このような目の粗さの覆
体1は、エレベータ昇降路の出入口8を覆った状態で出
入口8を目視で確認することができる。上述したように
覆体1の全体がメッシュシート材で成るため、エレベー
タ昇降路内から出入口8に向かう風が発生しても、その
風は覆体1の編み目の孔を通り抜けてしまうので従来の
ように覆体1が乗場16側に大きく膨らむことなく、か
つ覆体1が風により振られて出入口8の壁面に衝突して
大きい騒音を発生することがない。万一、覆体1が風に
より振られたとしても、出入口8の壁面に衝突するのは
外れ止め具5であり、しかも、この外れ止め具5は弾性
体であるため、出入口8の壁面に衝突しても大きい騒音
を発生することがない。従って、この外れ止め具5は緩
衝手段を兼用しているが、外れ止め具5等から成る外れ
止め手段とは別に緩衝手段を設けても良く、このときの
緩衝手段は少なくとも出入口8の壁面側に突出した構造
であれば良い。また覆体1の袋状部17e内に足場板等
の支持部材7を収納配置することによって、覆体1が風
により振られたり、乗場16の床と覆体1の間から物が
入るのが防止され、昇降路内での工事作業者の安全性を
高めることができる。しかも、覆体1の全体がメッシュ
シート材で成るため、覆体1に近接して乗場16で工事
作業をしている工事作業員がいても、その工事作業員を
昇降路内15側から見ることができるので、急に覆体1
を動かして工事作業員に衝突させるようなことがなくな
る。さらに、覆体1の全体がメッシュシート材で成るた
め、乗場16側から出入口8を見ることができるので、
乗場16にいる工事作業員が出入口8の位置および大き
さを確認することができ、また、昇降路内15に照明装
置を設けたものにあっては、その照明装置の明かりが、
覆体1を通して乗場16側の床面を照らすので、その床
面および出入口8を明確に工事作業員が知ることがで
き、安全性を高めることができる。また複数の袋状部1
7a〜17dを形成し、その内部にそれぞれ横桟2a〜
2dを着脱可能に配置したため、必要に応じて横桟2a
〜2dを増減して昇降路からの風によって振られるのを
調整することができる。各横桟2a〜2dを配置しても
風によって振られる場合、覆体1の袋状部17e内に足
場板等の支持部材7を収納配置することによって、振れ
を防止したり、乗場16の床と覆体1の間から物が入る
のを防止して、昇降路内での工事作業員の安全性を高め
ることができる。また覆体1を下端より丸めて運搬する
場合、袋状部17e内の足場板等の支持部材7を取り出
し、横桟2a〜2dを取外したり、あるいは横桟2a〜
2dを取り付けたまま運搬することができる。後者の運
搬の場合、横桟2a〜2dの覆体1から出た両端に外れ
止め具5をそれぞれ設けているため、袋状部17a〜1
7dから横桟2a〜2dが抜け出すことがない。また、
覆体1の各接続部に接着テープ14を介在させることに
よって、覆体1との接着面積を大きくしてハトメ10、
10aだけで接続した場合よりも結合力を高めたり、覆
体1を折り曲げたり、裏側から覆体1と同一材質の裏当
て1a、1b、1cを配置して袋状部17a〜17dを
形成したため、それらの端部を結合するためにハトメ1
0、10a等の装着具を用いて構造を簡単にすることが
できる。また、覆体1の下端側が支持部材18に錠付き
ロック手段19によって固定されているため、鍵19d
を所持している関係者以外の者は、養生シート9の固定
を解くことはできず、乗場16側の他の作業者が無断で
昇降路内に入り込むことはできない。さらに、いたずら
によって養生シート9の固定を取り外されることも防止
でき、養生シート9が外され内部(建物内や機械室)に
立ち入ったときに起こる事故を未然に防止することがで
きる。
【0009】上記実施形態においては、錠付きロック手
段19として、ワイヤ19cを有するものを用いたが、
これに限定されるものでなく、錠付きであって解錠しな
い限り、支持部材18と養生シート9との結合状態を解
消できない構造のものであればよい。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、関係者以
外の者は簡単に外すことができないような開口用養生シ
ートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をエレベータ昇降路出入口に適用した実
施形態の斜視図である。
【図2】図1に示したエレベータ昇降路出入口養生シー
トの側面図である。
【符号の説明】
1 覆体 2a〜2d 横桟 5 外れ止め具 8 出入口 9 養生シート 10、10a ハトメ 16 乗場 17a〜17e 袋状部 18 支持部材 19 錠付きロック手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁に形成された開口に当該開口を覆うよ
    うに装着される幕状の覆体で構成された開口用養生シー
    トにおいて、前記壁に固定される支持部材と、この支持
    部材と前記覆体の端部とを結合する錠付ロック手段を備
    えたことを特徴とする開口用養生シート。
  2. 【請求項2】 前記支持部材は前記覆体の下端付近の位
    置でしかも開口の両側壁間に介在されていることを特徴
    とする請求項1記載の開口用養生シート。
JP16629196A 1996-06-26 1996-06-26 開口用養生シート Pending JPH108731A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16629196A JPH108731A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 開口用養生シート

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JP16629196A JPH108731A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 開口用養生シート

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Publication Number Publication Date
JPH108731A true JPH108731A (ja) 1998-01-13

Family

ID=15828633

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JP16629196A Pending JPH108731A (ja) 1996-06-26 1996-06-26 開口用養生シート

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JP (1) JPH108731A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4651560A (en) * 1985-02-19 1987-03-24 National Coal Board Methods of an apparatus for monitoring mechanical equipment's operational condition
JP2014001549A (ja) * 2012-06-18 2014-01-09 Hitachi Building Systems Co Ltd 養生器具
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