JPH0656073U - 昇降路内保護板 - Google Patents

昇降路内保護板

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Publication number
JPH0656073U
JPH0656073U JP92993U JP92993U JPH0656073U JP H0656073 U JPH0656073 U JP H0656073U JP 92993 U JP92993 U JP 92993U JP 92993 U JP92993 U JP 92993U JP H0656073 U JPH0656073 U JP H0656073U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protection plate
hoistway
plate
sill
hall
Prior art date
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Pending
Application number
JP92993U
Other languages
English (en)
Inventor
雅弘 須藤
邦明 加納
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Otis Elevator Co
Original Assignee
Otis Elevator Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Otis Elevator Co filed Critical Otis Elevator Co
Priority to JP92993U priority Critical patent/JPH0656073U/ja
Publication of JPH0656073U publication Critical patent/JPH0656073U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 エレベーターのある乗場2の敷居4と、この
乗場2より下の乗場3のヘッダー5との間に連設される
複数の昇降路内保護板6において、上方側にフック片1
1を形成し、下方側に他の保護板に形成されたフック片
が挿入・係合可能な係合孔12を形成した。 【効果】 複数枚の昇降路内保護板6を敷居とヘッダー
との間に連設するのに、一枚目の昇降路内保護板6のみ
を二人の作業者で敷居4に固定すれば、二枚目からの昇
降路内保護板6は前の昇降路内保護板6に吊り下げるこ
とができるので一人の作業者で行うことができ、作業性
が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、エレベーターのかごが故障等により乗場の間に停止したとき、乗客 がかごのドアを開けて昇降路内に出るのを防ぐための昇降路内保護板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のエレベーターとして、例えば図4に示すようなものである。昇降路10 1にはかご102が上下移動可能に配設され、このかご102にはドア103が 開閉自在に設けられている。昇降路101におけるドア103に対向する側面に は、乗場104,105が設けられている。乗場104,105にもドア106 ,107から開閉自在に設けられ、このドア106,107は敷居108,10 9上を走行し、またこのドア106,107は乗場104,105の上部に設け られたヘッダー110,111にハンガー(図示せず)を介して摺動自在に支持 されている。
【0003】 かご102が停電や事故等により乗場104,105の間に位置した状態で停 止することがある。このとき、かご102のドア103は開けようとすれば開け ることができる。
【0004】 ところで、かご102の床の前端102aと昇降路101の壁面101aとの 間の隙間tがかなり大きな場合がある。そうすると、かご102の中に閉じ込め られた乗客は、ドア103を本能的に開けて前記隙間tへ出ようとすることがあ る。
【0005】 しかし、乗客が隙間tへ出るとかえって危険であるので、安全上この隙間tを 金属製の保護板112(フェッシアプレート)によって閉止するようにしている 。
【0006】 保護板102は図5に示すように、全体が略矩形をした板状(例えば、縦57 0mm、横1100mmで重さが5.27kg)であり、この保護板112は、 上下両端側に多数の長孔113,114が形成されている。複数の保護板112 をビスによって乗場104の敷居108と下の乗場105のヘッダー111との 間に連設している。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
保護板112はかなりの大きさであり、また重量も5.27kgとかなり重い ので、これを敷居108とヘッダー111との間に連設するのに二人がかりで行 わなければならない。すなわち、一人が保護板112を持ち抱え、その間にもう 一人がネジ止めをしている。このため、保護板112を取り付けるのに、人手不 足の今日にあっては作業性が悪いという問題点があった。
【0008】 本考案は、保護板を取り付けるのになるべく一人の作業者で行えるようにした 昇降路内保護板を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案にあってはエレベーターのある乗場 の敷居とこの乗場より下の乗場のヘッダーとの間に連設される複数の昇降路内保 護板において、上方側にフック片を形成し、下方側に他の保護板に形成されたフ ック片が挿入・係合可能な係合孔を形成した構成とする。
【0010】
【作用】
まず、一枚目の昇降路内保護板を敷居に取り付けるには、この保護板を二人の 作業者で取り付ける。すなわち、保護板を一人が持ち抱え、もう一人がビスによ ってこの保護板を敷居に固定する。次に、敷居に取り付けられた一枚目の保護板 に、二枚目の保護板を一人で持ち抱えながら、一枚目の保護板の係合孔にこの二 枚目の保護板6のフック片を挿入・係合させて二枚目の保護板を一枚目の保護板 に吊り下げる。そうして一枚目の保護板と二枚目の保護板とをビスによって連結 するが、この作業は一人で行える。次に、二枚目の保護板に三枚目以降の保護板 を同様に一人で吊り下げて連結する。最後の保護板をビスによって一人でヘッダ ーに固定する。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。図1ないし図3は本考案に係る昇降 路内保護板の一実施例を示す図である。
【0012】 図1において、符号1はエレベーターのかご(図示せず)が上下移動可能に配 設された昇降路であり、この昇降路1のかごのドアに対向する壁面には、乗場2 ,3が複数設けられている。昇降路1における乗場2の敷居4と乗場3のヘッダ ー5との間の壁面1aと、かごとの間には前記したように隙間があり、この隙間 は前記した安全上から複数の保護板6を連設することによって閉止されている。
【0013】 ここで、保護板6は図2に示すように全体が略矩形をした板状(例えば、縦5 70mm、横1100mmで厚さ1.2mm、重さ3.95kg)であり、溶融 亜鉛メッキ鋼板からなっている。保護板6の上方側にはビスで敷居4に取り付け るために、複数の長孔7がそれぞれ横向きに形成され、これらの長孔7の直ぐ下 には、保護板6相互をビスで連結するための複数の長孔8がそれぞれ縦向きに形 成されている。
【0014】 また、保護板6の下方側にはビスでヘッダー5に取り付けるための長孔9がそ れぞれ横向きに形成され、これらの長孔9の直ぐ上には、保護板6相互をビスで 連結するため多数の長孔10がそれぞれ縦向きに形成され、これらの長孔10は 三列に並んでいる。
【0015】 また、保護板6の上方側にはカギ形のフック片11がプレス加工によって2個 形成されており、この下方側には他の保護板のフック片が挿入、係合可能な係合 孔12が多数形成され、この係合孔12は二列に並んでいる。
【0016】 まず、一枚目の保護板6を敷居4に取り付けるには、この保護板6を二人の作 業者で取り付ける。すなわち、保護板6を一人が持ち抱え、もう一人がビスを長 孔7に挿入してこの保護板6を敷居4に固定する。
【0017】 次に、敷居に取り付けられた一枚目の保護板6に、二枚目の保護板6を一人で 持ち抱えながら、一枚目の保護板6の係合孔12にこの二枚目の保護板6のフッ ク片11を挿入・係合させて二枚目の保護板6を保護板6に吊り下げる。そうし て一枚目の保護板6と二枚目の保護板6とをビスによって連結するが、この作業 は一人で行える。次に、二枚目の保護板6に三枚目の保護板6を同様に一人で吊 り下げて連結する。三枚目の保護板6の長孔9にビスを挿入して、この三枚目の 保護板6を一人でヘッダー5に固定する。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、複数枚の昇降路内保護板を敷居とヘッダ ーとの間に連設するのに、一枚目の昇降路内保護板のみを二人の作業者で敷居に 固定すれば、二枚目からの昇降路内保護板は前の昇降路内保護板に吊り下げるこ とができるので一人の作業者で行うことができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る昇降路内保護板の一実施例が敷居
とヘッダーとの間に連設された断面図。
【図2】昇降路内保護板の正面図。
【図3】昇降路内保護板の側面図。
【図4】従来の昇降路内保護板が敷居とヘッダーとの間
に連設された断面図。
【図5】従来の昇降路内保護板の正面図。
【符号の説明】
4…敷居 5…ヘッダー 6…昇降路内保護板 11…フック片 12…係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベーターのある乗場の敷居と、この
    乗場より下の乗場のヘッダーとの間に連設される複数の
    昇降路内保護板において、上方側にフック片を形成し、
    下方側に他の保護板に形成されたフック片が挿入・係合
    可能な係合孔を形成したことを特徴とする昇降路内保護
    板。
JP92993U 1993-01-19 1993-01-19 昇降路内保護板 Pending JPH0656073U (ja)

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JP92993U JPH0656073U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 昇降路内保護板

Applications Claiming Priority (1)

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JP92993U JPH0656073U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 昇降路内保護板

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JPH0656073U true JPH0656073U (ja) 1994-08-02

Family

ID=11487382

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JP92993U Pending JPH0656073U (ja) 1993-01-19 1993-01-19 昇降路内保護板

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971209