JPH1087142A - カール矯正装置 - Google Patents

カール矯正装置

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JPH1087142A
JPH1087142A JP8250143A JP25014396A JPH1087142A JP H1087142 A JPH1087142 A JP H1087142A JP 8250143 A JP8250143 A JP 8250143A JP 25014396 A JP25014396 A JP 25014396A JP H1087142 A JPH1087142 A JP H1087142A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でカール矯正角度を自由に設定で
き、しかも、使用しない場合は邪魔にならず、紛失する
おそれもないカール矯正装置を得る。 【解決手段】 紙排出口28から排出された紙は、カー
ル矯正装置10の入紙口38から矯正路36内に入る。
紙の先端が外板44、46に案内されて上昇しつつ紙の
中間部が内板48、50の下端の当接部42に当接し、
下に凸に湾曲されてカール矯正される。カール矯正装置
10のアーム60に形成された長溝70が、画像形成装
置12から突設されたピン72を収容して摺動する。長
溝70に形成された複数の係合凹部72のうち、所定の
係合凹部72にピン72を係合させると、カール矯正装
置10が突起66の先端を中心にして回動し、カール矯
正角度を変更できる。ピン72を長溝70の端部の係合
部82に係合させて、カール矯正装置10を画像形成装
置12の収容部84に収容できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紙に生じたカール
を矯正するカール矯正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術を有する画像形成装置で
は、静電潜像担体からシート材に転写されたトナーを加
熱融解し、シート材に定着させるようにしている。この
とき、シート材は加熱により表裏いずれか一方にカール
することがある。特に、葉書等のように厚手の紙ではカ
ールが起こりやすい。
【0003】このようにトナーが定着されたシート材が
カールすると、例えば、画像形成装置内のシート材収容
場所にシート材を排出する際に、シート材収容場所の所
定の位置にシート材が排出されないため、次のシート材
が前のシート材に当たり、スタック不良やジャム発生の
原因となる。
【0004】また、シート材の一面に画像を形成したの
ち、さらに他面に再度画像を形成する両面複写や、同一
面に再度画像を形成する合成複写では、シート材のカー
ルによって、画像形成装置の所定の位置にシート材が排
出されないため、1回目の画像と2回目の画像にズレが
生じる。
【0005】そこで、シート材のカールを防止すべく、
図9に示す排紙装置100が提案されている(特開平1
−110470号公報参照)。
【0006】この排紙装置100では、定着装置102
の用紙給送方向下流側のトレイ104に、下方に湾曲し
たカール矯正ガイド106が一体成形されている。定着
装置102でトナーが定着された紙Pは、カール矯正ガ
イド106にあたって下方に湾曲され、カールが矯正さ
れるようになっている。
【0007】しかし、この排紙装置100では、トレイ
104にカール矯正ガイド106が固定されており、カ
ール矯正ガイド106の角度を変えることができないの
で、シート材のサイズや厚みが異なる場合や、定着装置
102の設計変更等に対応することができない。このた
め、シート材のサイズや厚み及び定着装置102の仕様
に応じて、新たなカール矯正ガイドを一体成形したトレ
イが必要になる。
【0008】そこで、図10に示すカール矯正装置12
0が提案されている(特開平2−13567号公報参
照)。
【0009】このカール矯正装置120は、複写機本体
122の取付板124に、ボルト126で固定されてい
る。
【0010】また、このカール矯正装置120では、ロ
ーラ対128、130の間に、軸132で回動可能にリ
ンクされた2枚のガイド部材134、136で構成され
るカール矯正部138が設けられている。軸132は、
カール矯正装置120の側壁に形成されたガイド溝14
0に挿通されており、ギヤ機構142を介して、ステッ
ピングモータ144の回転力が伝達されて、ガイド溝1
40に沿って揺動するようになっている。これにより、
カール矯正部138が揺動し、カール矯正角度が変更で
きる。このカール矯正装置120では、シート材Sは、
ローラ対128とローラ対130との間でテンションを
掛けられ、カール矯正部138でカールが矯正される。
【0011】しかし、このカール矯正装置120では、
カール矯正部138を揺動させる機構の部品点数が多
く、構造が複雑になる。また、カール矯正装置120が
複写機本体から出っ張っているので邪魔になり、さら
に、ボルト126を介して固定しなければならないの
で、取り付け、取り外しが面倒である。また、カール矯
正装置120を取り外したときには、取り外したカール
矯正装置120の置き場所が必要になり、カール矯正装
置120やボルト126を紛失するおそれもある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる事実を
考慮し、簡単な構成でカール矯正角度を自由に設定で
き、しかも、使用しない場合は邪魔にならず、紛失する
おそれもないカール矯正装置を得ることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、画像形成装置の紙排出口に取り付けられ、前記紙排
出口から排出され入紙口から入った紙を案内してカール
を矯正する矯正路を備えたカール矯正装置であって、前
記入紙口が前記紙排出口と対向し、或いは入紙口が紙排
出口から退避可能となるように支持手段で前記画像形成
装置に対して支持されたことを特徴とする。
【0014】カール矯正装置は、画像形成装置の紙排出
口に取り付けられており、支持手段によって、カール矯
正装置の入紙口が、画像形成装置の紙排出口と対向する
位置に維持されるため、紙排出口から排出された紙を入
紙口から矯正路内に案内してカール矯正できる。
【0015】また、カール矯正装置は、支持手段によっ
て入紙口が紙排出口から退避可能となるように支持され
ている。従って、画像形成装置の紙排出口から排出され
た紙をカール矯正する必要がないときは、入紙口が紙排
出口から退避した状態でカール矯正装置が支持される。
【0016】このように、紙をカール矯正する必要がな
い場合には、入紙口が紙排出口から退避した状態で、支
持手段によってカール矯正装置が画像形成装置に対して
支持される。このため、カール矯正装置を脱着する手間
が無くなる。また、カール矯正装置を画像形成装置に取
り付けるためのボルト等も不要となり、紛失のおそれも
ない。さらに、カール矯正装置を画像形成装置から取り
外したときの置き場所、保管場所を確保する必要もなく
なる。
【0017】請求項2に記載の発明では、退避状態で前
記画像形成装置に形成された収容部に収容可能であるこ
とを特徴とする。
【0018】カール矯正装置が、退避状態で画像形成装
置から出っ張らないため、邪魔にならず、外観も向上す
る。
【0019】請求項3に記載の発明では、前記支持手段
が、前記矯正路の幅方向両端から張り出したアームと、
前記アームに形成され、前記画像形成装置から突設され
たピンに沿って摺動し前記入紙口を前紙排出口から退避
可能とする長溝と、前記アームから突設され前記長溝が
前記ピンに支持された状態で前記画像形成装置に当接し
て、前記紙排出口と対向した位置に前記入紙口を維持す
る突起と、を有することを特徴とする。
【0020】アーム内に形成された長溝をピンに沿って
摺動させ、カール矯正装置を画像形成装置に対して動か
すことができる。長溝がピンに支持され、且つ、突起が
画像形成装置に当接して、入紙口が紙排出口と対向した
位置に維持される。また、長溝をピンに沿って摺動させ
て、入紙口が紙排出口から退避した位置に維持すること
もできる。
【0021】従って簡単な構造で、入紙口が紙排出口と
対向した位置及び、紙排出口から退避した位置に、カー
ル矯正装置を支持できる。
【0022】請求項4に記載の発明では、前記紙排出口
から排出された紙に対する前記矯正路の角度を変更する
変更手段を有することを特徴とする。
【0023】従って、紙のサイズや厚み、及び画像形成
装置の仕様等に対応して、矯正路の角度を変更でき、適
切なカール矯正角度でカール矯正できる。
【0024】請求項5に記載の発明では、前記変更手段
が、前記長溝に形成され前記ピンが係合可能な複数の係
合凹部であることを特徴とする。
【0025】従って、ピンに沿って長溝を摺動させ、ピ
ンに所定の係合凹部を係合させるだけで容易に矯正路の
角度を変更できる。また、変更手段の機構も簡単とな
る。
【0026】請求項6に記載の発明では、前記入紙口の
口幅が調整可能とされていることを特徴とする。
【0027】従って、紙の幅が異なっても、この紙幅に
対応して入紙口の口幅を調整し、紙を矯正路へ案内する
ことができる。特に、入紙口の幅と紙幅とを一致させて
おけば、紙が矯正路内で幅方向にブレない。
【0028】
【発明の実施の形態】図1には、本発明の一実施の形態
に係るカール矯正装置10が適用された画像形成装置1
2が示されている。この画像形成装置12内には用紙ト
レイ14が設けられており、この用紙トレイ14に積載
された紙のうち最上の紙がフィードロール16によって
送り出され、レジストロール18によって挟持されて搬
送される。ついで紙は、ドラム20によって画像が複写
され、フューザー22で画像が熱定着されるようになっ
ている。画像が熱定着された紙は、ピンチロール24と
排出ロール26との間に挟持されて搬送され、紙排出口
28から排出される。
【0029】画像形成装置12には、図2にも示すよう
に、紙排出口28の上方に、カール矯正装置10が設け
られている。このカール矯正装置10には、図3(A)
に示すように、平面視にて略コ字状に形成された一対の
矯正体30、32が、開口部を対向して配置されてい
る。矯正体30、32には、レール52が掛け渡されて
いる。
【0030】図3(B)及び図4に示すように、矯正体
30、32の外板44、46は内板48、50よりも下
方に延設されると共に、延設部分が外に凸に湾曲してい
る。外板44、46と内板48、50との間が所定間隔
の矯正路36となっている。画像形成装置12の紙排出
口28から排出された紙は、入紙口38から矯正路36
内に入り、紙の先端が外板44、46に当接してガイド
されながら上昇する。内板48、50の下端は、矯正路
36内を上昇途中の紙の略中間部が当接する当接部42
とされており、この当接部42によって、紙は略中間部
が下方に押されて下に凸に湾曲されながら上昇する。こ
れにより、上に凸にカールした紙は、矯正路36を通過
してカール矯正され、排紙口40から排出されるように
なっている。
【0031】図3(C)に示すように、レール52の両
端にはガイド突起58が形成されており、外板44、4
6及び内板48、50に形成されたガイド溝56内に収
容されてスライドするようになっている。これによっ
て、図3(A)に想像線で示すように、矯正体30、3
2が接離し、矯正体30、32の幅方向端部から突設さ
れたアーム60、61の間隔が拡縮するようになってい
る。従って、紙の幅に対応してアーム60、61の間
隔、すなわち入紙口38の幅を調整できる。
【0032】ガイド溝56には、所定間隔で、幅広の係
合部62が形成されており、ガイド突起58が係合部6
2に係合して、入紙口38の幅を所定の幅に維持できる
ようになっている。
【0033】カール矯正装置10のアーム60、61
は、図4に示すように、側面視にて略扇形状に形成され
ると共に、画像形成装置12側から略矩形状に切り欠か
れており、この切欠部分の略中間部に、画像形成装置1
2の紙排出口壁64と当接する突起66が形成されてい
る。なお、図4では、図示の便宜上、アーム60のみを
示しているが、アーム61についても、アーム60と同
様の構成である。
【0034】また、アーム60、61の下端は下に凹に
湾曲した湾曲部68とされており、アーム60、61の
間隔より幅の広い紙が、入紙口38から矯正路36に入
らずに、この湾曲部68に当接して下方に案内されるよ
うになっている。
【0035】アーム60、61には、側面視にて略L字
形の長溝70が形成されており、このL字形の短辺70
Aが突起66の先端を中心として円弧状に湾曲してい
る。画像形成装置12に突設されたピン72を、アーム
60、61の一部を切り欠いた欠口74から長溝70内
に収容し、長溝70をピン72に沿って摺動させること
ができるようになっている。
【0036】長溝70の短辺70Aには、溝幅の狭くな
った幅狭部76が所定間隔で複数(本実施の形態では3
つ)形成されており、この幅狭部76がピン72を通る
ときには、幅狭部76の幅が押し広げられる。また、こ
れらの幅狭部76の間及び幅狭部76と長溝70の溝端
との間が、ピン72に係合される係合凹部78となって
いる。係合凹部78にピン72が入り、且つ、突起66
が紙排出口壁64と当接した状態で、画像形成装置12
の紙排出口28から排出された紙が入紙口38から入る
位置にカール矯正装置10が維持される。また、図5及
び図6に示すように、ピン72が係合している係合凹部
78を変更すれば、これに応じてカール矯正装置10も
突起66の先端を中心として回動し、紙排出口28に対
する矯正路36の角度が変わるようになっている。
【0037】長溝70の長辺70Bの先端側は、長溝7
0が長辺70Bと略直角に曲げられると共に、幅狭部8
0が形成され、この幅狭部80のさらに先端側が係合部
82とされている。図7に示すように、突起66を紙排
出口壁64から離し、ピン72に沿って長溝72の長辺
72Bに沿ってスライドさせ、さらに図8に示すよう
に、ピン72を係合部82に係合させると、この状態
で、カール矯正装置10が、画像形成装置12に形成さ
れた収容部84に収容されるようになっている。このと
き、カール矯正装置10の内板48、50が、収容部8
4の側壁から突設された突壁86に載置されると共に、
湾曲部68の先端が画像形成装置12から突設された突
起87に当接して、カール矯正装置10が収容部84に
収容された状態が維持されるようになっている。また、
この状態で、カール矯正装置10の外板44、46が、
画像形成装置12の外面と面一になっている。
【0038】画像形成装置12の紙排出口28の下方
は、紙排出口28に向かって下がった紙収容部88とさ
れている。紙収容部88には収容トレイ90が配設され
ており、カール矯正装置10の排紙口40から排出され
た紙及び湾曲部68に当接した下方に案内された紙が収
容されるようになっている。
【0039】次に、本実施の形態に係るカール矯正装置
10の作用を説明する。紙排出口28から排出された紙
が上に凸にカールしている場合に、このカールを矯正す
るには、図2に示すように、ピン72を中央の係合凹部
78に係合させる。このとき、アーム60、61の突起
66が紙排出口壁64と当接して、入紙口38が紙排出
口28と対向した位置となると共に、矯正路36が所定
の角度に維持される。また、矯正体30、32をスライ
ドさせて、入紙口38の幅を紙幅と一致させておく。
【0040】紙排出口28から排出された紙は、入紙口
38から矯正路36内に入る。図2に想像線で示すよう
に、紙Pの先端が外板32に当接し、矯正路36内を上
方へと案内される。上昇途中で紙の中間部が当接部42
に当接して下方に押され、紙は下に凸となって矯正路3
6を上方に進み、カールが矯正される。カールが矯正さ
れた紙は、排紙口40から排出され、収容トレイ90に
収容される。
【0041】このように、本実施の形態に係るカール矯
正装置10が適用された画像形成装置12では、ピン7
2が係合凹部78に係合し、アーム60、61の突起6
6が紙排出口壁64と当接して、入紙口38が紙排出口
28と対向した位置となると共に、矯正路36が所定の
角度に維持されるので、カール矯正できる。また、図1
からも分かるように、フューザー22で画像を熱定着
し、紙排出口28から紙を排出した直後に矯正路36に
通すので、紙がカールしたまま長時間放置されることが
なく、カールを確実に矯正することができる。
【0042】紙排出口28から排出された紙のカール量
は、紙のサイズや厚み、及び画像形成装置12の仕様等
の様々な要因によって変化する。紙のカール量が少ない
場合には、図5に示すように、ピン72を、長溝70の
溝端側の係合凹部78に係合させる。このとき、長溝7
0の短辺70Aは、突起66の先端を中心とする円弧状
に形成されているので、カール矯正装置10が、突起6
6の先端を中心として図5時計方向に回動し、矯正路3
6が傾斜する。従って、カール矯正角度を図2に示す状
態(図5においても想像線で示す状態)と比較して、よ
り緩やかな角度に維持でき、紙のカール量が少ない場合
に、過度にカールを矯正してしまうことがない。
【0043】一方、紙のカール量が多い場合には、図6
に示すように、ピン72を内板34側の係合凹部78に
係合させる。このとき、カール矯正装置10が図6反時
計方向に回動し、カール矯正角度を図2に示す状態(図
6においても想像線で示す状態)と比較して、より急な
角度に維持できるため、紙のカール量が多くても、確実
にカールを矯正することができる。
【0044】カール矯正装置10の入紙口38の幅は、
矯正体30、32をスライドさせて調整できる。このた
め、紙の幅が異なっていても、紙幅に対応して入紙口3
8の幅を調整し、紙を矯正路36へ案内することができ
る。また、入紙口38の幅を紙幅と一致させれば、紙は
矯正路36内を幅方向にブレることなく進み、カールが
矯正される。
【0045】カール矯正装置10を必要としない場合に
は、図7に示すように、突起66を紙排出口壁64から
離し、この状態でピン72に沿って長溝70を摺動させ
て、収容部84側に移動させる。図8に示すように、カ
ール矯正装置10の内板34が突壁86に載置され、湾
曲部68の先端が突起87に当接した状態で、カール矯
正装置10は収容部84に収容され、ピン72は係合部
82に係合する。この状態で、カール矯正装置10の外
板32がカール矯正装置10の画像形成装置の外面と面
一になって出っ張らないので、カール矯正装置10が邪
魔にならず、画像形成装置12の外観も向上する。ま
た、紙は矯正路36を通らないので、カール矯正され
ず、収容トレイ90に直接落下して収容される。
【0046】また、カール矯正装置10を画像形成装置
12に脱着しないので、取付け、取り外しの手間が無く
なる。さらに、取付用のボルト等が不要となり、紛失の
おそれもなくなる。画像形成装置12から取り外したカ
ール矯正装置10の置き場所や保管場所を確保する必要
もない。
【0047】なお、本実施の形態に係るカール矯正装置
10では、当接部42は下に凹に湾曲している。このた
め、ピン72を係合凹部78に係合させ、突起66を紙
排出口壁64に当接させた状態で、入紙口38の口幅を
紙幅よりも狭くして、紙が入紙口38から矯正路36内
に入らないようにすれば、紙は湾曲部68に沿って下方
に案内されながら、上に凸に湾曲される。すなわち、上
方向にカールした紙を下側にカール矯正することも可能
となる。
【0048】
【発明の効果】本発明は上記構成としたので、簡単な構
成でカール矯正角度を自由に設定でき、しかも、使用し
ない場合でも邪魔にならず、紛失するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置が
適用された画像形成装置の断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置が
適用された画像形成装置の主要部の断面図である。
【図3】(A)は、本発明の一実施の形態に係るカール
矯正装置の平面図、(B)は、同じくカール矯正装置の
断面図、(C)は同じくカール矯正装置の正面図であ
る。
【図4】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置の
詳細断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置の
矯正路の角度を変更した状態を示す画像形成装置の主要
部の断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置の
矯正路の角度を変更した状態を示す画像形成装置の主要
部の断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置を
収容部に収容する途中の状態を示す画像形成装置の主要
部の断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態に係るカール矯正装置を
収容部に収容した状態を示す画像形成装置の主要部の断
面図である。
【図9】従来の排紙装置の断面図である。
【図10】従来のカール矯正装置の断面図である。
【符号の説明】
10 カール矯正装置 36 矯正路 38 入紙口 60 アーム(支持手段) 61 アーム(支持手段) 66 突起(支持手段) 70 長溝(支持手段) 78 係合凹部(変更手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置の紙排出口に取り付けら
    れ、前記紙排出口から排出され入紙口から入った紙を案
    内してカールを矯正する矯正路を備えたカール矯正装置
    であって、 前記入紙口が前記紙排出口と対向し、或いは入紙口が紙
    排出口から退避可能となるように支持手段で前記画像形
    成装置に対して支持されたことを特徴とするカール矯正
    装置。
  2. 【請求項2】 退避状態で前記画像形成装置に形成され
    た収容部に収容可能であることを特徴とする請求項1に
    記載のカール矯正装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段が、 前記矯正路の幅方向両端から張り出したアームと、 前記アームに形成され、前記画像形成装置から突設され
    たピンに沿って摺動し前記入紙口を前紙排出口から退避
    可能とする長溝と、 前記アームから突設され前記長溝が前記ピンに支持され
    た状態で前記画像形成装置に当接して、前記紙排出口と
    対向した位置に前記入紙口を維持する突起と、 を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    のカール矯正装置。
  4. 【請求項4】 前記紙排出口から排出された紙に対する
    前記矯正路の角度を変更する変更手段を有することを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載のカール
    矯正装置。
  5. 【請求項5】 前記変更手段が、 前記長溝に形成され前記ピンが係合可能な複数の係合凹
    部であることを特徴とする請求項4に記載のカール矯正
    装置。
  6. 【請求項6】 前記入紙口の口幅が調整可能とされてい
    ることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記
    載のカール矯正装置。
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