JPH1087019A - 少量多品目型入出庫システム - Google Patents

少量多品目型入出庫システム

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JPH1087019A
JPH1087019A JP27677596A JP27677596A JPH1087019A JP H1087019 A JPH1087019 A JP H1087019A JP 27677596 A JP27677596 A JP 27677596A JP 27677596 A JP27677596 A JP 27677596A JP H1087019 A JPH1087019 A JP H1087019A
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storage
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electronic label
trolley
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JP27677596A
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Shuntoku Cho
舜徳 張
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少量多品目型入出庫システムを提供するこ
と。 【解決手段】 自動倉庫システムに電子ラベルを組み合
わせ、一つの箱或いは若干の単品を保管し、また一つの
箱或いは若干の単品を取り出すよう作業員に指示を行え
るようにし、自動倉庫に電子ラベルを組み合わせること
で、箱単位或いは単品単位での保管或いは取り出しが行
え、少量で入出庫を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一種の少量多品目
型入出庫システムに関し、自動倉庫システム(AS/R
Sシステム)と電子ラベリングを巧妙に結合させたもの
で、箱或いは単品を単位として物品を入出させることが
できるシステムに関する。入庫の物品が保管される保管
箱は隔板の着脱により、単一物品或いは多種の物品を入
れることができるものとされる。さらに、本発明は、物
品を入出させる作業パターンにおいて、各種の台車と生
産方式に適用可能である。本発明の少量多品目型入出庫
システムは、MRPシステム、物品台車、及び生産現場
を整合し、完全に物流管理の問題と盲点を解決するもの
である。
【0002】
【従来の技術】コンピュータ通信製品の生産業者は不当
な物品管理により大きな損害を被ることがある。このた
め、適当な入出庫システムが必要とされていた。このこ
とを説明するために、先ず、コンピュータ通信製品関連
物品の特徴を以下に挙げて、その物品管理の難しさと、
不当な管理がどうして財務の厳重な損失をもたらすかを
説明し、本発明の課題の説明へと続けたい。 1.製品の種類が多い コンピュータ通信製品の種類は極めて多くなっており、
相対して生産関連部品の種類も増加しており、保管作業
が難しくなっている。 2.納期が速い コンピュータ通信製品の市場の競争は激烈であり、一旦
市場に需要があれば迅速に納品する必要があり、そうで
なければ商機を逸してしまう。迅速な納品のためには、
十分な部品のストックをして注文を受けた時に即刻生産
する必要があった。 3.製品サイクルが短い コンピュータ通信製品の商品サイクルは一年に満たず、
不断に設計が改変されており、それに応じて更新された
部品を使用する必要がある。一旦製品が更新されると、
剰余の部品ストックは全て廃物となってしまった。 4.部品が精密で高価であった コンピュータ通信製品の使用する部品は、精密で高価で
あり、容易に倉庫の片隅に置き忘れられることがあり、
時間がたつと全てが廃物となり、財務上の厳重な損失を
もたらした。上述のコンピュータ通信製品の独特な特徴
のために、生産関連物品のストック不足による納期の延
長や、ひいては商機を逸する事態が引き起こされること
があり、また、ストック過剰は、資金がかかるだけでな
く、製品サイクルが過ぎた時に全てが廃物となり財務上
の厳重な損失を引き起こす恐れがあった。このような問
題を解決するために、コンピュータ通信製品生産業者
は、MRP(material requiremen
ts planning;資材所要量計画)を採用し、
MPS(主生産スケジュール)、BOM(製品構造樹)
と在庫物品のデータにより、物品の所要品目、数量と所
要時間を計算していえる。しかし、物品の倉庫は伝統の
方式のままであり、物品は物品架上に積み重ねられる
か、或いは生産ライン両側の暫存区に積み重ねられてい
るため、在庫記録が不確実となり、そのために、MRP
がその機能と効果を十分に発揮できなかった。このよう
な問題を徹底的に解決するためには、新たな一つの倉庫
システム、即ち、迅速に物品の入出庫が行え、確実の物
品の保管位置と数量が記録でき、並びにMRPシステム
とコネクトできる倉庫システムが必要であった。自動倉
庫システム(AS/RSシステム)は迅速に物品の入出
庫を行え、確実に物品の保管位置と数量を記録でき、M
RPシステムとコネクトできるため、前述の問題を解決
できる倉庫システムといえる。自動倉庫システムは上向
きに立体的に発展しており、物流拠点に敷地の制限があ
る場合には特に適合するシステムとされる。現在、コン
ピュータ通信製品関連物品業者は、自動倉庫システム
(AS/RSシステム)を物品倉庫として利用している
が、現在ある自動倉庫システムは、少品目多量の入出庫
方式を採用しているため、コンピュータ通信製品生産業
者の物品管理作業様式には適合せず、ゆえに、少量多品
目型入出庫システムが必要とされていた。
【0003】周知の自動倉庫システム(AS/RSシス
テム)の入出庫方法を具体的に検討する前に、まず、各
種の入出庫方法を説明する。入出庫方法には、保管単位
と取出し単位の違いにより以下の表1の組み合わせがあ
る。
【表1】
【0004】AS/RSシステムは保管と取り出しの重
量により、重量型と軽量型に分けられる。重量型AS/
RSシステムは表1の第1種と第3種の入出庫方法を採
用している。軽量型のものは、第5種の方法を採用して
いる。これら第1種、第3種、第5種の入出庫方法を見
ると、いずれも保管単位と取出し単位が同じであること
が分かる。即ち、AS/RSシステムでは、取出し単位
は保管単位と同じでなければならない。このような入出
庫方法は、大会社の出荷倉庫に適合するものである。一
方、コンピュータ通信製品関連物品倉庫では、表1の第
5、6、7種の入出庫方法を採用する必要があり、箱単
位で保管して箱単位で取り出すか、或いは箱単位で保管
して単品単位で取り出すか、或いは単品を単位として保
管して単品単位で取り出す必要があった。このため、現
在あるAS/RSシステムはコンピュータ通信製品関連
物品倉庫には適合していなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、自動倉庫シ
ステム(AS/RSシステム)に電子ラベルを組み合わ
せ、一つの箱或いは若干の単品を保管し、また一つの箱
或いは若干の単品を取り出すよう作業員に指示を行える
ようにし、自動倉庫に電子ラベルを組み合わせること
で、箱単位或いは単品単位での保管或いは取り出しが行
え、少量で入出庫を行えるようにすることを課題として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、少量
多品目型入出庫又は入出貨作業を簡単且つ有効に執行で
きる、一種の少量多品目型入出庫システムであって、自
動倉庫システムとされ、複数列の保管箱スタンドを備
え、保管箱スタンドの各列の外側に少なくとも一つの固
定ステーションがあり、両側の保管箱スタンドの間の軌
道に沿って前後に移動可能な少なくとも一つの高架台車
を有し、高架台車の前後移動と取り出し用のアームの上
下移動により、保管箱スタンドの保管スペースに置かれ
た物品を収容する保管箱が、保管箱スタンドの外側の固
定ステーションに送られるか、或いは固定ステーション
の保管箱が保管箱スタンドに戻される、上記自動倉庫シ
ステムと、若干の電子ラベルとされ、電子ラベルの左上
方に一つの小ランプが設けられ、該小ランプの点灯は、
電子ラベルに所属の保管箱の出し入れ作業が必要である
ことを示し、電子ラベルの中間には四つの表示液晶が設
けられ、入出庫データが表示でき、電子ラベルの右側に
一つの確認キーがあり、該確認キーが表示された入出庫
作業の完成をコネクトしてあるコンピュータに送るのに
用いられる、上記若干の電子ラベルと、若干の保管箱と
され、保管箱はただ一つの箱内空間を備えるものとされ
ても、或いは溝を有する隔板が、相互に交差させられて
保管内にはめ込まれ、箱内空間が数個の格子に分けられ
たものとされる、上記若干の保管箱、以上を備え、電子
ラベルと保管箱の隔板の採用により、自動倉庫システム
は箱或いは単品を単位として入出庫できるものとされ、
入出庫作業時に、作業員がコンピュータに出庫に必要な
生産ライン符号或いは出荷オーダーグループ符号、或い
は入庫に必要な購入グループ符号或いは購入物品の品名
を入力すると、入出庫プログラムが自動倉庫システムに
必要な保管箱を固定ステーションに送ると共に、電子ラ
ベルが入出庫データを表示し、その後作業員が指定され
た台車或いは購入物品を各固定ステーションへと押し動
かし、保管箱上方の電子ラベルの指示により物品の出し
入れを行い、各項の入出庫作業が完了した時、確認キー
を押すと、コネクトされたコンピュータが自動倉庫シス
テムに通知し、固定ステーションの保管箱を多層保管箱
スタンドに戻し、在庫データを更新することを特徴とす
る、少量多品目型入出庫システムとしている。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載の少量
多品目型入出庫システムで、保管箱は、同じ製品構造と
作業ステーションを有するものに限って、多種の物品を
入れることができるものとされることを以て、高架台車
の入出回数が減少できることを特徴とする、少量多品目
型入出庫システムとしている。
【0008】請求項3の発明は、請求項1に記載の少量
多品目型入出庫システムで、資材所要量計画システムと
コネクト可能であることを特徴とする、少量多品目型入
出庫システムとしている。
【0009】請求項4の発明は、請求項1に記載の少量
多品目型入出庫システムで、保管箱は各種形態の保存装
置とされることを特徴とする、少量多品目型入出庫シス
テムとしている。
【0010】請求項5の発明は、請求項1に記載の少量
多品目型入出庫システムで、物品は各種形態の貨物とさ
れたことを特徴とする、少量多品目型入出庫システムと
している。
【0011】請求項6の発明は、請求項1に記載の少量
多品目型入出庫システムで、台車は各種形態の台車とさ
れることを特徴とする、少量多品目型入出庫システムと
している。
【0012】請求項7の発明は、電子ラベルと台車を運
用し、少量多品目型物品取り出し作業を執行する簡単で
有効な一種の物品取り出し作業方法であり、物品の保管
に用いられる保管箱に、単一物品の保管用の単一物品保
管箱と、多種物品の保管用とされ英文字で識別される格
子が設けられた多種物品保管箱の2種類あり、台車に、
単一物品を乗せるための単一物品台車と、多種物品を乗
せるために多種物品台車と、生産順序により多種物品を
乗せる混合物品台車の三種類あり、多種物品台車と混合
物品台車に若干の格子が設けられ、各格子は英文字で識
別され、取り出し時に、1台或いは複数の台車が用いら
れ、複数の台車が使用される時に、各台車は識別のため
に台車符号を必要とし、台車符号にはアラビア数字符号
が使用され、複数の台車がすべて単一物品台車である
時、台車符号に英文字が用いられ、保管箱に2種あり、
台車に3種あるため、物品取り出し作業様式に以下の6
種あり、その中、取り出し作業様式1は、単一物品保管
箱から物品を単一物品台車に取り出す様式で、必要な情
報は2組に分けられて電子ラベルに反復して液晶表示さ
れ、第1組は取り出し数量で第2組は置き入れ先の台車
符号で、それにより作業員に、電子ラベルの所属する保
管箱から表示数量を取って、表示符号の台車に置き入れ
ることを示し、ただ1台の台車しかない時には、第2組
の情報が省略されるものとされ、取り出し作業様式2
は、単一物品保管箱から物品を多種物品台車に取り出す
様式で、必要な情報は2組に分けて電子ラベルに反復し
て液晶表示され、第1組は取り出し数量、第2組は台車
符号と台車格子符号を含み、それにより作業員に、電子
ラベルの所属する保管箱から表示数量を取って、表示符
号の台車の表示台車格子符号に置き入れることを示し、
ただ1台の台車しかない時には、第2組の取り出し情報
は省略されるものとされ、取り出し作業様式3は、単一
保管箱から物品を混合物品台車に取り出す様式で、必要
な情報は2組に分けて電子ラベルに反復して液晶表示さ
れ、第1組は台車符号と第2組は台車格子符号であり、
それにより作業員に、電子ラベルの所属する保管箱から
物品を取って、表示符号の台車の表示台車格子符号に置
き入れることを示し、各表示台車格子には一つ或いは一
組の物品が置かれ、ただ1台の台車しかない時には、第
1組の取り出し情報は省略されるものとされ、取り出し
作業様式4は、多種保管箱より単一物品台車に物品を取
り出す様式で、必要な情報は2組に分けて電子ラベルに
反復して液晶表示され、第1組は保管箱の格子符号と取
り出し数量で、第2組は台車符号で、作業員に、電子ラ
ベルの所属する保管箱の表示格子から物品を表示数量取
って、表示符号の台車に置くことを示し、ただ1台の台
車しかない時には、第2組の取り出し情報は省略される
ものとされ、取り出し作業様式5は、多種保管箱より多
種物品台車へ物品を取り出す様式で、必要な情報は2組
に分けて電子ラベルに反復して液晶表示され、第1組は
保管箱の格子符号と取り出し数量で、第2組は台車符号
と台車格子符号で、作業員に、電子ラベルの所属する保
管箱の表示格子から物品を表示数量取って、表示符号の
台車の表示格子に置くことを示し、ただ1台の台車しか
ない時には、第2組の取り出し情報の中の台車符号は省
略されるものとされ、取り出し作業様式6は、多種保管
箱から混合物品台車へ物品を取り出す様式で、必要な情
報は2組に分けて電子ラベルに反復して液晶表示され、
第1組は保管箱の格子符号と台車符号で、第2組は台車
格子符号で、作業員に、電子ラベルの所属する保管箱の
表示格子から物品を取って、表示符号の台車の表示格子
に置き入れることを示し、各表示格子に一つ或いは一組
の物品が置き入れられ、ただ1台の台車しかない時に
は、第1組の取り出し情報の中の台車符号は省略される
ものとされ、取り出し作業は、前述の6種の様式の少な
くとも一つが採用されることを特徴とする、物品取り出
し作業方法としている。
【0013】請求項8の発明は、請求項7に記載の物品
取り出し作業方法で、電子ラベルの液晶表示中、物品の
移動を示すには、右矢符号或いはその他の適当な符号が
用いられることを特徴とする、物品取り出し作業方法と
している。
【0014】請求項9の発明は、請求項7に記載の物品
取り出し作業方法で、保管箱は各種形態の保存装置とさ
れることを特徴とする、物品取り出し作業方法としてい
る。
【0015】請求項10の発明は、請求項7に記載の物
品取り出し作業方法で、物品は各種形態の貨物とされる
ことを特徴とする、物品取り出し作業方法としている。
【0016】請求項11の発明は、請求項7に記載の物
品取り出し作業方法で、台車は各種形態の台車とされる
ことを特徴とする、物品取り出し作業方法としている。
【0017】請求項12の発明は、電子ラベルと保管箱
の隔板を運用して物品の少量多様型の入庫作業を簡単に
有効に行うことのできる、一種の入庫作業方法であり、
保管箱には単一物品の保管用の単一物品保管箱と、多種
物品の保管用とされ若干の隔板により英文字で識別され
る格子が設けられた多種物品保管箱の2種類あり、電子
ラベルは隔板情報として、作業員に対して、隔板による
保管箱の区画数量と区画された各格子の識別符号を、隔
板による区画作業が必要であることを示す矩形符号と、
第1格子識別英文字と、右矢印と最終格子識別英文字か
らなる4桁の液晶表示で示し、入庫時には、只1種の物
品が入庫されるか、或いは同時に多種の物品が入庫さ
れ、このように、台車に2種類あり、入庫状況に2種類
あることから、入庫作業様式は、以下の4種類の様式が
あり、その中、入庫作業様式1は、単一物品が単一物品
保管箱に入庫される様式で、必要入庫情報は入庫数量
で、電子ラベルの液晶表示が作業員に対し、電子ラベル
の所属する保管箱に表示数量を置き入れることを示すも
ので、入庫作業様式2は、単一物品が多種物品保管箱に
入庫される様式で、必要入庫情報は入庫先の格子符号と
入庫数量であり、電子ラベルの液晶表示が作業員に対
し、電子ラベルの所属する保管箱の表示符号の格子に表
示数量を置き入れることを示すもので、入庫作業様式3
は、多種物品を単一物品保管箱に入れる様式で、入庫情
報は2組に分けられて電子ラベルに反復して液晶表示さ
れ、その中、第1組は入庫物品の品名で、第2組は入庫
数量であり、作業員に対して、表示品名の物品を表示数
量を電子ラベル所属の保管箱に入れることを示すもの
で、入庫作業様式4は、多種物品の一種の物品が多種物
品保管箱に入れる様式で入庫情報は2組に分けられて電
子ラベルに反復して液晶表示され、その中、第1組は入
庫物品の品名で、第2組は保管箱の入庫先の格子符号と
入庫数量であり、作業員に対して、表示品名の物品を表
示数量を電子ラベル所属の保管箱の表示格子に入れるこ
とを示すもので、入庫作業には上述の作業様式の少なく
とも一つが採用されることを特徴とする、入庫作業方法
としている。
【0018】請求項13の発明は、請求項12に記載の
入庫作業方法で、電子ラベルの液晶表示において、隔板
による区画作業が必要であることを示す矩形符号がその
他の符号に代えられたことを特徴とする、入庫作業方法
としている。
【0019】請求項14の発明は、請求項12に記載の
入庫作業方法で、電子ラベルの液晶表示において、右矢
印の次に、最終格子識別符号を示す英文字が表示される
ことを特徴とする、入庫作業方法としている。
【0020】請求項15の発明は、請求項12に記載の
入庫作業方法で、保管箱は各種形態の保管箱とされるこ
とを特徴とする、入庫作業方法としている。
【0021】請求項16の発明は、請求項12に記載の
入庫作業方法で、物品は各種形態の貨物とされることを
特徴とする、入庫作業方法としている。
【0022】請求項17の発明は、請求項12に記載の
入庫作業方法で、台車は各種形態の台車とされることを
特徴とする、入庫作業方法としている。
【0023】
【発明の実施の形態】上記の表1に示される第5、6、
7種の入出庫方式を任意に採用できるようにするため
に、本発明では、AS/RSシステムに電子ラベルを組
み合わせ、一つの箱或いは若干の単品を保管し、また一
つの箱或いは若干の単品を取り出すよう作業員に指示を
行えるようにし、自動倉庫に電子ラベルを組み合わせる
ことで、箱単位或いは単品単位での保管或いは取り出し
が行え、少量で入出庫を行える目的を達する。
【0024】コンピュータ通信製品の生産は少量多様生
産とされ、各製品の生産量は千個以下、時には数十個と
いうこともある。関連物品ストック費用がかかりすぎる
こと、廃物の形成を減らすために、物品管理は低在庫を
追求する必要があり、毎回のストックはただ最近の一回
の生産量に合わせることが必要である。コンピュータ通
信製品の生産量は大きくないので、各種の関連物品のス
トック量は非常に小さい。加えて、電子部品の体積は小
さいため、各種関連物品の自動倉庫に占める空間は極め
て少ない。もし、各箱にただ一種の物品が入れられるな
らば、自動倉庫の保管空間の浪費をまねき、大幅に高架
台車の入出頻度が増し、高架台車の使用頻度が限界を越
しかねない。例えば、一つの高架台車に左右両側の10
0個の保管位置が割り振られ、もし関連物品保管量が合
計で10箱だけであった場合、一台の高架台車はただ1
0種類の物品を請け負うだけである。保管時には、各種
の物品は一箱単位で送出されるため、作業員が物品をそ
の箱から必要な数だけ取り出した後、再びその箱をもと
の保管位置に送り返さねばならない。即ち、10種類の
物品を取り出すためには高架台車は10往復しなければ
ならず、一台の高架台車でもし100種の物品を請け負
う場合には、100回往復しなければならなかった。高
架台車の往復回数と自動倉庫の保管スペースの浪費を防
ぐために、本発明では、各箱に多種の物品を収容し、高
架台車が1箱を送出する毎に、作業員が多種の異なる物
品を取り出せるようにし、また、高架台車の往復回数を
減らすために、複数組の取出しアームを備えた高架台車
を用い、毎回複数の箱を取り出せるようにしている。
【0025】一つの保管箱内に収容された多種類の物品
が相互に混ざらないために、本発明では任意に着脱でき
る隔板を採用し、それにより保管箱に1、2、4、6或
いは8つの格子を形成できるようにし、いかなる需要に
も応じられるものとしている。保管箱において区画され
て形成される格子の数は、隔板の溝の数により定まる。
その公式は、以下の数式1に示される。
【数1】
【0026】AS/RSシステムの保管面積には多種の
寸法があり、小さいものでは40センチメートル四方、
大きいものでは120センチメートル四方である。コン
ピュータ通信製品関連物品の保管位置に適当な面積は6
0センチメートル四方であり、もし四つ以上の空間に区
画されるならば、各空間の底面積は小さくなりすぎ、却
って取り出しに不便となる。そのため、本発明がコンピ
ュータ通信製品関連物品倉庫に応用される場合は、保管
箱の隔板の溝数を一つとして、各格子の最大数を4つと
している。
【0027】一箱内の多種の物品を同時に取り出せるよ
うに、本発明では新たな分類原則を採用している。物品
はBOM及び作業ステーションで分類し、一箱内の多種
の物品は同じ製品構造と作業ステーションを有するもの
だけとする。倉庫は生産プロセスの順序に従って半製品
を保管する必要があり、一つの製品構造樹に属する多種
の物品が同時に取り出され、取り出し後に、各作業ステ
ーションに送られる。ゆえに、同じ作業ステーションに
属する多種の物品は同一箱内に収容されるのが望まし
く、それにより、取り出し作業が簡易化されるのみなら
ず、物品の輸送作業が簡易化される。物品は所属する製
品の多寡により、専属部品と通用部品に分けられる。専
属部品は、一種類の製品にのみ採用され、通用部品は、
多種の製品に採用されるものである。同一の保管箱内の
多種の物品は全て専属部品に属するか、或いは通用部品
に属するものとされる。通用部品の取り出し率は専属部
品より遥に大きく、ゆえに、通用部品の保管位置は高架
台車の通路の入口近くに設けられるのが望ましい。
【0028】
【実施例】本発明のシステムは、市場にある周知のいず
れかのAS/RSシステムの基本構造を採用し、それに
適度な改修を加えて少量多品目の入出庫作業に適合する
ものとしたものである。標準型の単位搭載式のAS/R
S(図1参照)を例に挙げて説明すると、多層保管スタ
ンド10が一列に配列され、各多層保管スタンド10は
数十個或いは数百個の保管スペース11を有するものと
され、各多層保管スタンド10の外側には二層の固定ス
テーション12が設けられている。各固定ステーション
12には一つの保管箱13を放置でき、各固定ステーシ
ョン12には一つの電子ラベル14が設けられている。
電子ラベルはコンピュータとコネクトされ、入出庫に係
わる情報を表示することができる。各二列の多層保管ス
タンドの間にはレール16を前後に移動する高架台車1
5が設けられている。高架台車15には、物品出し入れ
用のアーム17が設けられ、該アーム17は高架台車1
5にあって上下に移動するものとされている。高架台車
15の前後移動とアーム17の上下移動により、アーム
17は任意の保存スペース或いは固定ステーション12
に移動でき、さらに、保管スペース或いは固定ステーシ
ョン上に置かれた保管箱を出し入れできる。そしてある
保管スペースの保管箱を取り出した後に、その外側のあ
る一つの固定ステーション上に置き、さらに保管箱をも
との保管スペースに戻すことで、この保管箱の出し入れ
作業が完了する。AS/RSシステムはコンピュータと
コネクトされてはじめて前述の作業を完成することがで
きる。図1に示される実施例では、単一のアーム17を
有する高架台車15を使用しているが、必要に応じて多
数のアームを備えた高架台車とすることができる。
【0029】電子ラベル14は、物品の入出庫に必要な
情報を表示するのに用いられ、本発明者による台湾特許
願第8411350号にてすでに詳しく紹介した電子ラ
ベルを本発明では応用し、それによりAS/RSシステ
ムが少量多品目の物品を入出庫できるようにしている。
電子ラベルの左上方には一つの小ランプ141が設けら
れ、それが点灯すると所属の保管箱の出し入れが必要で
あることを示す。電子ラベルの中間には四つの表示液晶
142が設けられ、四つのアラビア数字、アルファベッ
ト、或いは漢字を表示できる。もし入出庫データの文字
列が四つの文字より多い場合には、直列する二つの部分
に分けられて反復表示がなされ、各部分が2から3秒表
示された後、別の部分が2から3秒表示され、確認キー
143が押されるまで反復表示される。確認キーは電子
ラベルの右側に設けられ、入出庫作業が完成した時に、
該確認キーが押されると、そのことがコネクトされたコ
ンピュータに送られ、さらに別の入出庫情報が送られ、
もし新たな入出庫情報がない場合には、左上角にある小
ランプは消灯する。
【0030】図2に示されるように、保管箱の四つの側
面の内側には凹溝21が設けられて、隔板を挿入し固定
するのに用いられる。隔板上には溝22が設けられ、垂
直に相互に交わる二片の隔板を嵌め入むことができる。
隔板により隔てられ形成される格子の最大数量は溝の数
に1を加えたものの2乗である。一つの溝を有する隔板
を例とすると、隔板により保管箱は2或いは4つの格子
に隔てられる。
【0031】本発明のシステムでは新たな作業方式が採
用され、少量多品目の入出庫作業様式とされている。本
システムの入出庫作業について説明する前に、まず生産
現場での伝統的な物品輸送作業について検討する。伝統
的な輸送作業では、大量の物品が生産ラインの両側に積
み置かれ、これらの物品はすぐ使用されるものか、或い
はある期間を置いて使用に供されるものとされる。伝統
的な輸送作業には以下のような欠点があった。 1.物品の取り出しに時間がかかりまた取り出しミスが
発生しやすかった。 即ち、多数の物品が生産ラインの両側に積み置かれてお
り、生産時に正確な物品を選択しなければならないが、
間違いが発生する場合があり、また、積み置き面積は比
較的大きく、正確な物品の所在位置まで比較的大きな距
離を歩く必要があった。 2.生産作業を妨害した。 大量の物品が生産ラインの両側に積み置かれているた
め、作業員の作業や生産機器の回転や、運搬工具の進出
を妨害した。 3.高価な部品が遺失しやすかった。 大量の物品が一緒に積み重ねられているため、幾つか落
ちても気づきにくく、物品の使用が完了してから分かる
ことがあり、ある時間が経過した後には見つけにくくな
った。 4.在庫データが不確実であった。 多種の物品が生産ラインの両側に積み重ねられており、
作業の進行状態が把握しにくく、在庫データも不確実と
なり、MRPがその機能を有効に発揮できず、物品管理
の厳重な欠点を容易に形成した。
【0032】以上の欠点に対して、本発明では謹厳な輸
送作業方式を採用している。即ち、本発明では、各一つ
の作業ステーションに対し、必要数量の必要物品を提供
している。所有の物品は先に倉庫に進入させられ、さら
に生産プロセスの実際の進度に組み合わされ、適時に各
作業ステーションの必要物品が倉庫より送出される。毎
回、必要数量の物品が各作業ステーションに送出される
が、必要な数量とは、半日或いは一日分の生産開始に応
じたものとされる。またある時には特殊な需要のため
に、二時間分の輸送が一回でおこなわれることもある。
物品の入出庫時に在庫データは新たなものに更新され
る。
【0033】輸送に便利なように、本発明では各作業ス
テーションに一つ或いは2から5個の専属台車が設けら
れる。台車には所属の作業ステーションの物品の種類、
数量、サイズ及び生産作業方式により、以下の多種のタ
イプがある。 1.単一物品台車 一台にただ一種の物品を置くものとされ、通常はサイズ
の比較的大きな物品を置くのに用いられる。 2.多種物品台車 一台に多種の物品を置くものとされ、ゆえに台車は複数
の格子に区画されて各格子に一種の物品が置かれ、各格
子上には識別用に一つの英文字、例えばA、B、C・・
・が記される。多種物品台車は通常、比較的サイズの小
さい物品を置くのに使用される。 3.混合物品台車 混合物品台車はただ混合式生産方式に適合する。混合式
生産とは最も先進の生産方式であり、すでに自動車工場
で採用されており、生産をフレクシブルに行えるほか、
大幅に製品の在庫を減らすことができる。例えば、ある
一日にAタイプの車を50台、Bタイプの車を100
台、Cタイプの車を50台生産するとすると、混合生産
順序はA−B−B−Cとなる。一台の混合物品台車には
数十の格子が設けられ、格子には英文字が識別用に記さ
れ、各格子にはただ一つ或いは一組の物品が置かれる。
もし格子が26個を超過するなら、27個目の格子は再
び英文字Aより開始する。一台の混合物品台車には多種
の異なる規格の物品が置かれる必要があり、台車への置
き入れ順序も完全に生産順序に従ったものとされる。こ
のため、生産作業員は順番に物品を取り出せば、正確な
製品上に取り付けることができた。混合物品台車の使用
は生産作業の省力化と省頭脳を可能としたが、却って台
車への置き入れ作業は複雑となり、伝統的な作業方式に
勝るものとはいえず、そのためあまり採用されていな
い。
【0034】一つの工場には何本もの生産ラインがあ
り、各生産ラインは英文字で識別されている。各生産ラ
インには多数の作業ステーションがあり、作業ステーシ
ョンはアラビア数字を以て識別されている。例えば、作
業ステーションB3は生産ラインBの第3作業ステーシ
ョンを示している。一本の生産ラインにあって、ほとん
どの作業ステーションに一台或いは複数の台車が設けら
れ、ゆえに生産ライン全体では数台から数十台の台車が
設けられている。台車の符号は設置順序により2桁のア
ラビア数字が付けられている。各台車には所属の作業ス
テーションと台車符号が記されている。例えば台車上の
「作業ステーシヨン:B3 符号:12」との記載は、
生産ラインBの台12台車を示し、その所属作業ステー
ションは生産ラインBの第3ステーションである。この
ような台車符号はAS/RSシステムの物品取り出し作
業に便利であり、作業ステーションの符号は、物品輸送
作業に便利である。工場全体でただ一本の非常に長い生
産ラインが設けられて、台車の総数が100台を越える
時には、それは複数の小段生産ラインに分けられる。各
小段生産ラインは一本の生産ラインとみなされ、その作
業ステーションと台車の符号の付け方は前述と同じとさ
れる。
【0035】本発明では特に、AS/RSシステムの保
管箱が実際の需要に応じて、一種の物品或いは複数の物
品を置き入れるものとされている。呼びやすいように、
ただ一種類の物品を置き入れる保管箱を単一保管箱、多
種の物品を置き入れる保管箱を多種保管箱と以下に称す
る。
【0036】本システムの物品取り出し作業は、上述の
単一保管箱と多種保管箱の二種類の保管箱より物品取り
出しを行い、並びに三種の形態の台車上に置く、物品取
り出し作業様式には次の六種類がある。 1.単一保管箱から物品を単一物品台車に取り出す様
式: 必要な情報は、取り出し数量と台車の符号であ
り、ゆえに電子ラベルは反復して取り出し数量と台車符
号を表示する。例えば、「100」と「→10」を反復
表示し、電子ラベルが所属する保管箱より100個取り
出して10番の台車に置く。 2.単一保管箱から物品を多種物品台車に取り出す様
式: 必要な情報は、取り出し数量と台車符号、及び台
車格子コードであり、ゆえに、電子ラベルは取り出し数
量と台車格子符号を表示する。例えば、「50」と「→
12A」を反復表示し、電子ラベルが所属する保管箱よ
り50個取り出して10番の台車のA格子に置く。 3.単一保管箱から物品を混合物品台車に取り出す様
式: 必要な情報は、台車符号と台車格子コードであ
り、ゆえに、電子ラベルは台車符号と台車格子コードを
反復表示する。電子ラベルの液晶表示はただ四桁しか表
示できないため、毎回最多で四つの台車格子コードしか
表示できず、作業員に四つ或いは四組を取り出させる。
並びに、一つ一つが台車の表示格子内に置かれる。放置
完了後に、電子ラベルの確認キーを作業員が押すと、表
示液晶は台車の格子が一杯になるまで継続して次の一組
の四桁表示を行う。各格子の表示は英文字が用いられ、
毎回最多で四つの格子の位置が示される。例えば、電子
ラベルが「→15」及び「ACGH」と反復表示すると
きには、電子ラベルの所属の保管箱より四つの物品が取
り出され、それが15番台車のAとCとGとHの格子に
入れられることが示される。毎回四つだけの英文字が示
されるため、作業員に見やすくまた記憶しやすいため、
台車の格子への置き入れに間違いが発生しにくい。 4.多種保管箱より単一物品台車に物品を取り出す様
式: 必要な情報は保管箱の格子符号と取り出し数量、
及び台車符号であり、ゆえに、電子ラベルは反復して、
「格子符号と取り出し数量」及び「台車符号」を表示す
る。例えば、反復して「B100」と「→13」と表示
する。これは、電子ラベルの所属保管箱のB格子より1
00個を、13番の台車へと取り出すことを示す。 5.多種保管箱より多種物品台車へ物品を取り出す様
式: 必要な情報は多種保管箱格子符号、取り出し数
量、台車符号、台車格子符号であり、ゆえに電子ラベル
は「格子符号数量」及び「→台車符号格子符号」を反復
表示する。例えば、「A110」及び「→15B」と反
復表示されれば、それは電子ラベルに所属の保管箱のA
格子より110個取り出し、並びにそれを15号台車の
B格子に置くことを示す。 6.多種保管箱から混合物品台車へ物品を取り出す様
式: 必要な情報は、保管箱格子符号、台車符号、台車
格子符号であり、ゆえに、電子ラベルは、反復して「格
子符号→台車符号」及び「台車格子符号」を反復して表
示する。例えば「B→14」及び「ACD」は、電子ラ
ベルの所属保管箱のB格子より3個取り出し、それを1
4号の台車のA、C、及びD格子に分け入れることを示
している。
【0037】前述の取り出し数量は、単品を単位として
も、または1ダース或いは1カートンなどグループ単位
としてもよく、これにより取り出し作業がさらに迅速
に、弾性的に行われる。前述の6種の取り出し作業の表
示形式と順序がある。即ち、取り出す格子符号、取り出
し数量→台車符号、及び起き入れる格子符号である。取
り出し作業では常時、同時に多種の取り出し作業様式が
採用されるが、同じ形式と順序に従い電子ラベルに表示
されるため、作業員の取り出し作業にミスが発生するこ
とがない。「→」は巧妙な符号であり、作業員に直接
「〜へ」或いは「置く」という動作を反射的に促し、そ
れぞれ4桁の二組の液晶表示によりなされる。
【0038】図3は取り出し動作線表示図であり、多条
の取り出し動作線31〜32がある。各取り出し動作
線、例えば31は、右側に複数の取り出し待機中の保管
箱、例えばB111、B123、B212、B223、
B311が2層の固定ステーション上に置かれ、作業員
が一つ一つ取り出すのに便利とされている。保管箱の符
号は所属の保存スペースを示し、例えばB212の保管
箱は第2列の第1格子の第2層の保存スペースにあるこ
とを示す。各取り出し動作線の右側に置かれ保管箱の符
号はそれぞれ異なり、生産ライン全体の取り出し作業が
完成するまで不断に異なる物品を取り出すことができ
る。取り出し動作線31、32の実際の位置が一緒であ
って、ただ取り出しの時間が違っても、取り出す保管箱
は完全に異なるため、保管箱の違いを表示するのに便利
なように、図3に示される実施例では取り出し動作線は
多列に配列される。取り出し作業では、常に、一本の生
産ラインを単位として取り出しと輸送が行われる。一本
の生産ラインの物品は通常数十種類にも及び、台車も1
0台余りとなり、取り出し作業は数回に分けて行われ、
毎回ただ1〜3台の台車へと積まれる、取り出し動作線
の右側の2層の固定ステーション35には次に取り出さ
れる保管箱だけが置かれ、そして、毎回取り出しが完成
すると、取り出し動作線の右側の2層の固定ステーショ
ンにAS/RSシステムにより新たな保管箱が置かれ、
次の取り出し作業が開始し、これが、生産ラインの取り
出し作業が完了するまで続けられる。物品を満載した台
車は小貨車により生産ラインへと引き込まれ、並びに台
車上の作業ステーション符号により、台車は各作業ステ
ーションに分送される。取り出し作業時には、作業員は
先にコンピュータ34にコネクトして生産ライン符号、
例えばA或いはBと入力する必要があり、すると、コネ
クトされたコンピュータの取り出しプログラムは作業員
に取り出し回数と第1回目に取り出す台車の符号を通知
する。取り出しプログラムは同時にAS/RSシステム
に通知し、今回取り出す保管箱を保管スペースから外側
の固定ステーション35に搬送させ、並びに電子ラベル
36に通知し、各品目の物品の取り出し情報を電子ラベ
ルの液晶に表示させる。このとき、作業員は指定符号の
台車を押して右から左に移動して各一つの保管箱の前に
至り、その上方の電子ラベルの指示により、保管箱の正
確な格子から正確な数の物品を取り出し、並びにそれを
正確な台車符号の台車の正確な格子に置く。物品取り出
し後には、電子ラベルの確認キーを押して、コンピュー
タにすでに物品取り出しが完了したことを通知する。最
も左端に行く度に、一回の取り出し作業が完成し、その
回の取り出しに使用された台車は左端に留まり、作業員
は右端のコンピュータ戻る。そしてコンピュータの指示
により、再度幾台かの空の台車を押して、新たな取り出
し作業を開始する。このような重複作業により、右端の
台車が全て左端に押して移動させられると、この生産ラ
インの取り出し作業は全て完成する。
【0039】取り出し効率と取り出し密度は正比例を成
し、取り出し密度は、取り出される保管箱数を取り出し
動作線の総箱数で割ったものである。物品倉庫では製品
の規格、型番の増加に従い大幅に物品の種類が増加し、
常に物品密度は1%以下となる。本システムでは、巧妙
にAS/RSシステムと電子ラベルを結合させており、
それにより取り出し密度が100%にまで高められてい
る。工場の生産単位が少なかったり、或いは生産品目が
少ない場合には、もともとの取り出し密度は非常に高い
ため、AS/RSシステムへの投資は省略でき、物品を
直接多列の多層保管箱架(図3参照)に置けばよい。多
列の多層保管スタンドの取り出し作業では、ただ下の二
層或いは中間の2層だけが用いられ、各取り出し用の固
定ステーション35上に、電子ラベル36が設けられて
いる。取り出し作業様式は完全に前述と同じであるが、
ただ取り出し動作線31〜32がU型に設けられてい
る。
【0040】一般的には、入庫は出庫より遥に簡単であ
る。伝統的な倉庫ではただ検収して直接保管箱架に置か
れている。本システムの入庫作業は比較的謹厳であり、
作業員はまずコンピュータに購入符号或いは購入物品名
を入力する。入庫プログラムがAS/RSシステムに通
知し、入庫の保管箱を外側の固定ステーションに搬送さ
せ、並びに電子ラベルに通知して入庫情報を表示させ
る。入庫情報には2種類あり、その一つは、隔板作業情
報で、もう一つは入庫作業情報である。入庫すべき保管
箱が空の多種物品保管箱に属する場合には、さきに、隔
板作業情報が表示される。隔板作業情報の表示様式は例
えば、「□A→D」とされ、その第1桁の正方形の図形
は、該保管箱に隔板の挿入が必要であることを示し、第
2桁から第4桁は格子数量と格子符号を示す。例えばA
→Bは保管箱が二つの格子に分けられることを示し、並
びにAとBのラベルがこれら二つの格子に貼られるべき
であることを示す。上述の例のA→Dは保管箱が4つの
格子に分けられるべきで、それぞれA、B、C、Dのラ
ベルにより各格子が表示されるべきであることを示して
いる。
【0041】入庫の物品は単一物品である場合と同時に
多種物品が入庫される場合がある。入庫先の保管箱も単
一物品保管箱である場合と、多種物品保管箱である場合
がある。もし、入庫物品がただ1種である場合は、入庫
先は単一物品保管箱或いは多種物品保管箱とされ、その
入庫作業様式は以下の二つがある。 1.単一物品が単一物品保管箱に入庫される様式: こ
の場合に電子ラベルによる表示を必要とする情報は、た
だ入庫の数量であり、例えば電子ラベルは「560」を
表示し、電子ラベルの所属する保管箱に560個を置き
入れるべきであることを示す。 2.単一物品が多種物品保管箱に入庫される様式: こ
の場合に電子ラベルによる表示を必要とする情報は、保
管箱の格子符号と入庫の数量であり、例えば電子ラベル
は「A300」を表示し、電子ラベルの所属する保管箱
のA格子に300個を置き入れるべきであることを示
す。
【0042】また、入庫する物品が多種である場合に
は、次のような二種類の作業様式がある。 3.多種物品の一種の物品を単一物品保管箱に入れる様
式: 多種物品の同時入庫作業を進行し、その中の一つ
を電子ラベルの所属する単一物品保管箱に置き入れる場
合で、必要な情報は、品名と入庫数量であり、例えば、
電子ラベルは、反復して「CPU」と「200」と表示
し、それは、電子ラベルの所属の保管箱に200個のC
PUが入れられることを示す。 4.多種物品の一種の物品が多種物品保管箱に入れる様
式: 多種物品が同時に入庫される時、その中の一種が
電子ラベルの属する多種物品保管箱に入れられる様式
で、必要な情報は、品名と保管箱の格子符号、及び入庫
数量であり、例えば、電子ラベルが反復して「小モー
タ」及び「A 20」と表示する時、それは電子ラベル
の所属の保管箱のA格子に小モータを20台入れる必要
があることを示す。
【0043】前述の品名は、英文略称、漢字略称、或い
は別の数字で表示されてもよい。前述の入庫数量は単品
が単位とされるか、或いは1ダース或いは箱などグルー
プが単位とされ、それにより入庫作業がさらに迅速に、
弾性を以てなされる。各物品の入庫動作が完了したら、
作業員は確認キーを押して、コンピュータに連絡する。
【0044】次に、本発明のシステム整合について述べ
る。本システムは出庫プログラム(取り出しプログラ
ム)と入庫プログラム、MRP(material r
equirements planning;資材所要
量計画)システムを有し、入出庫に必要なデータを取得
し、並びに生産ライン、作業ステーション、台車、AS
/RSシステム、及び電子ラベルの実際の必要に合わせ
てシステムの制御命令を発生することで、AS/RSシ
ステムの入出庫動作と電子ラベルの液晶表示を制御して
いる。この管理プログラムと制御命令は本発明の請求範
囲に属さないが、本システムの独自性と巧妙さを示すた
めに、図4に本発明がどのようにMRP、入庫作業、出
庫作業を整合しているかの概念を表示した。
【0045】まず、一年度の生産計画細目から毎週各製
品の生産スケジュールまでを主生産スケジュール(MP
S)となす。主生産スケジュールはオーダーと予測オー
ダーに合わせて修正し、それにより生産エネルギーを市
場の需要に合わせる。MRPシステムは適量の生産に必
要な物品を追求し、並びに適時に生産現場に送り込む。
MRPは生産スケジュールと製品構造樹(BOM)、及
び在庫データにより、適時に生産に必要な物品のオーダ
ーを業者に向けてなし、同時に作業命令を生産現場に送
る。入出庫システムはMRPシステムより購入データを
取得し、AS/RSシステムの在庫状況と組み合わせ、
入庫作業を進行する。入出庫システム並びにMRPシス
テムが取得した作業指令データに、作業ステーションの
台車を組み合わせ、取り出し作業を進行する。各一項の
入出庫作業が完成するごとに、作業員は電子ラベル上の
確認キーを押して、コンピュータに在庫データの更新を
知らせる。
【0046】
【発明の効果】以上に、コンピュータ通信製品の物資管
理及び発明の動機を述べたが、それから生まれた本発明
の少量多品目式入出庫システムと入出庫作業方法は、各
種製品製造物資倉庫に適用されうる。本発明の提示する
例は僅かに本発明を説明するためのもので、本発明を制
限するものではなく、本発明の実質的な内容を離脱しな
い範囲内で行われる各種の変形、応用も本発明の請求範
囲に属するものとする。例えば、眼鏡のレンズ会社の出
荷倉庫も少量多品目型に属し、現在、その出荷作業は単
一オーダー毎になされているが、一旦、本発明の取り出
し様式が採用されれば、同時に多数のオーダーを出荷す
ることができ、出荷効率は2〜5倍に高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の少量多品目型入出庫システムの設備実
施例表示図である。
【図2】本発明の保管箱と隔板の斜視図である。
【図3】本発明の取り出し動作線表示図である。
【図4】本発明の入出庫システム、MRPシステムと生
産現場の関係図である。
【符号の説明】
10・・・多層保管スタンド 11・・・保管スペース 12・・・固定ステーション 13・・・保管箱 14
・・・電子ラベル 15・・・高架台車 16・・・レール 17・・・ア
ーム 141・・・小ランプ 142・・・表示液晶 143
・・・確認キー

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少量多品目型入出庫又は入出貨作業を簡
    単且つ有効に執行できる、一種の少量多品目型入出庫シ
    ステムであって、 自動倉庫システムとされ、複数列の保管箱スタンドを備
    え、保管箱スタンドの各列の外側に少なくとも一つの固
    定ステーションがあり、両側の保管箱スタンドの間の軌
    道に沿って前後に移動可能な少なくとも一つの高架台車
    を有し、高架台車の前後移動と取り出し用のアームの上
    下移動により、保管箱スタンドの保管スペースに置かれ
    た物品を収容する保管箱が、保管箱スタンドの外側の固
    定ステーションに送られるか、或いは固定ステーション
    の保管箱が保管箱スタンドに戻される、上記自動倉庫シ
    ステムと、 若干の電子ラベルとされ、電子ラベルの左上方に一つの
    小ランプが設けられ、該小ランプの点灯は、電子ラベル
    に所属の保管箱の出し入れ作業が必要であることを示
    し、電子ラベルの中間には四つの表示液晶が設けられ、
    入出庫データが表示でき、電子ラベルの右側に一つの確
    認キーがあり、該確認キーが表示された入出庫作業の完
    成をコネクトしてあるコンピュータに送るのに用いられ
    る、上記若干の電子ラベルと、 若干の保管箱とされ、保管箱はただ一つの箱内空間を備
    えるものとされても、或いは溝を有する隔板が、相互に
    交差させられて保管内にはめ込まれ、箱内空間が数個の
    格子に分けられたものとされる、上記若干の保管箱、以
    上を備え、 電子ラベルと保管箱の隔板の採用により、自動倉庫シス
    テムは箱或いは単品を単位として入出庫できるものとさ
    れ、入出庫作業時に、作業員がコンピュータに出庫に必
    要な生産ライン符号或いは出荷オーダーグループ符号、
    或いは入庫に必要な購入グループ符号或いは購入物品の
    品名を入力すると、入出庫プログラムが自動倉庫システ
    ムに必要な保管箱を固定ステーションに送ると共に、電
    子ラベルが入出庫データを表示し、その後作業員が指定
    された台車或いは購入物品を各固定ステーションへと押
    し動かし、保管箱上方の電子ラベルの指示により物品の
    出し入れを行い、各項の入出庫作業が完了した時、確認
    キーを押すと、コネクトされたコンピュータが自動倉庫
    システムに通知し、固定ステーションの保管箱を多層保
    管箱スタンドに戻し、在庫データを更新することを特徴
    とする、少量多品目型入出庫システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の少量多品目型入出庫シ
    ステムで、保管箱は、同じ製品構造と作業ステーション
    を有するものに限って、多種の物品を入れることができ
    るものとされることを以て、高架台車の入出回数が減少
    できることを特徴とする、少量多品目型入出庫システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の少量多品目型入出庫シ
    ステムで、資材所要量計画システムとコネクト可能であ
    ることを特徴とする、少量多品目型入出庫システム。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の少量多品目型入出庫シ
    ステムで、保管箱は各種形態の保存装置とされることを
    特徴とする、少量多品目型入出庫システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の少量多品目型入出庫シ
    ステムで、物品は各種形態の貨物とされたことを特徴と
    する、少量多品目型入出庫システム。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の少量多品目型入出庫シ
    ステムで、台車は各種形態の台車とされることを特徴と
    する、少量多品目型入出庫システム。
  7. 【請求項7】 電子ラベルと台車を運用し、少量多品目
    型物品取り出し作業を執行する簡単で有効な一種の物品
    取り出し作業方法であり、 物品の保管に用いられる保管箱に、単一物品の保管用の
    単一物品保管箱と、多種物品の保管用とされ英文字で識
    別される格子が設けられた多種物品保管箱の2種類あ
    り、 台車に、単一物品を乗せるための単一物品台車と、多種
    物品を乗せるために多種物品台車と、生産順序により多
    種物品を乗せる混合物品台車の三種類あり、多種物品台
    車と混合物品台車に若干の格子が設けられ、各格子は英
    文字で識別され、 取り出し時に、1台或いは複数の台車が用いられ、複数
    の台車が使用される時に、各台車は識別のために台車符
    号を必要とし、台車符号にはアラビア数字符号が使用さ
    れ、複数の台車がすべて単一物品台車である時、台車符
    号に英文字が用いられ、 保管箱に2種あり、台車に3種あるため、物品取り出し
    作業様式に以下の6種あり、 その中、取り出し作業様式1は、単一物品保管箱から物
    品を単一物品台車に取り出す様式で、必要な情報は2組
    に分けられて電子ラベルに反復して液晶表示され、第1
    組は取り出し数量で第2組は置き入れ先の台車符号で、
    それにより作業員に、電子ラベルの所属する保管箱から
    表示数量を取って、表示符号の台車に置き入れることを
    示し、ただ1台の台車しかない時には、第2組の情報が
    省略されるものとされ、 取り出し作業様式2は、単一物品保管箱から物品を多種
    物品台車に取り出す様式で、必要な情報は2組に分けて
    電子ラベルに反復して液晶表示され、第1組は取り出し
    数量、第2組は台車符号と台車格子符号を含み、それに
    より作業員に、電子ラベルの所属する保管箱から表示数
    量を取って、表示符号の台車の表示台車格子符号に置き
    入れることを示し、ただ1台の台車しかない時には、第
    2組の取り出し情報は省略されるものとされ、 取り出し作業様式3は、単一保管箱から物品を混合物品
    台車に取り出す様式で、必要な情報は2組に分けて電子
    ラベルに反復して液晶表示され、第1組は台車符号と第
    2組は台車格子符号であり、それにより作業員に、電子
    ラベルの所属する保管箱から物品を取って、表示符号の
    台車の表示台車格子符号に置き入れることを示し、各表
    示台車格子には一つ或いは一組の物品が置かれ、ただ1
    台の台車しかない時には、第1組の取り出し情報は省略
    されるものとされ、 取り出し作業様式4は、多種保管箱より単一物品台車に
    物品を取り出す様式で、必要な情報は2組に分けて電子
    ラベルに反復して液晶表示され、第1組は保管箱の格子
    符号と取り出し数量で、第2組は台車符号で、作業員
    に、電子ラベルの所属する保管箱の表示格子から物品を
    表示数量取って、表示符号の台車に置くことを示し、た
    だ1台の台車しかない時には、第2組の取り出し情報は
    省略されるものとされ、 取り出し作業様式5は、多種保管箱より多種物品台車へ
    物品を取り出す様式で、必要な情報は2組に分けて電子
    ラベルに反復して液晶表示され、第1組は保管箱の格子
    符号と取り出し数量で、第2組は台車符号と台車格子符
    号で、作業員に、電子ラベルの所属する保管箱の表示格
    子から物品を表示数量取って、表示符号の台車の表示格
    子に置くことを示し、ただ1台の台車しかない時には、
    第2組の取り出し情報の中の台車符号は省略されるもの
    とされ、 取り出し作業様式6は、多種保管箱から混合物品台車へ
    物品を取り出す様式で、必要な情報は2組に分けて電子
    ラベルに反復して液晶表示され、第1組は保管箱の格子
    符号と台車符号で、第2組は台車格子符号で、作業員
    に、電子ラベルの所属する保管箱の表示格子から物品を
    取って、表示符号の台車の表示格子に置き入れることを
    示し、各表示格子に一つ或いは一組の物品が置き入れら
    れ、ただ1台の台車しかない時には、第1組の取り出し
    情報の中の台車符号は省略されるものとされ、 取り出し作業は、前述の6種の様式の少なくとも一つが
    採用されることを特徴とする、物品取り出し作業方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の物品取り出し作業方法
    で、電子ラベルの液晶表示中、物品の移動を示すには、
    右矢符号或いはその他の適当な符号が用いられることを
    特徴とする、物品取り出し作業方法。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の物品取り出し作業方法
    で、保管箱は各種形態の保存装置とされることを特徴と
    する、物品取り出し作業方法。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の物品取り出し作業方
    法で、物品は各種形態の貨物とされることを特徴とす
    る、物品取り出し作業方法。
  11. 【請求項11】 請求項7に記載の物品取り出し作業方
    法で、台車は各種形態の台車とされることを特徴とす
    る、物品取り出し作業方法。
  12. 【請求項12】 電子ラベルと保管箱の隔板を運用して
    物品の少量多様型の入庫作業を簡単に有効に行うことの
    できる、一種の入庫作業方法であり、 保管箱には単一物品の保管用の単一物品保管箱と、多種
    物品の保管用とされ若干の隔板により英文字で識別され
    る格子が設けられた多種物品保管箱の2種類あり、電子
    ラベルは隔板情報として、作業員に対して、隔板による
    保管箱の区画数量と区画された各格子の識別符号を、隔
    板による区画作業が必要であることを示す矩形符号と、
    第1格子識別英文字と、右矢印と最終格子識別英文字か
    らなる4桁の液晶表示で示し、 入庫時には、只1種の物品が入庫されるか、或いは同時
    に多種の物品が入庫され、 このように、台車に2種類あり、入庫状況に2種類ある
    ことから、入庫作業様式は、以下の4種類の様式があ
    り、 その中、入庫作業様式1は、単一物品が単一物品保管箱
    に入庫される様式で、必要入庫情報は入庫数量で、電子
    ラベルの液晶表示が作業員に対し、電子ラベルの所属す
    る保管箱に表示数量を置き入れることを示すもので、 入庫作業様式2は、単一物品が多種物品保管箱に入庫さ
    れる様式で、必要入庫情報は入庫先の格子符号と入庫数
    量であり、電子ラベルの液晶表示が作業員に対し、電子
    ラベルの所属する保管箱の表示符号の格子に表示数量を
    置き入れることを示すもので、 入庫作業様式3は、多種物品を単一物品保管箱に入れる
    様式で、入庫情報は2組に分けられて電子ラベルに反復
    して液晶表示され、その中、第1組は入庫物品の品名
    で、第2組は入庫数量であり、作業員に対して、表示品
    名の物品を表示数量を電子ラベル所属の保管箱に入れる
    ことを示すもので、 入庫作業様式4は、多種物品の一種の物品が多種物品保
    管箱に入れる様式で入庫情報は2組に分けられて電子ラ
    ベルに反復して液晶表示され、その中、第1組は入庫物
    品の品名で、第2組は保管箱の入庫先の格子符号と入庫
    数量であり、作業員に対して、表示品名の物品を表示数
    量を電子ラベル所属の保管箱の表示格子に入れることを
    示すもので、 入庫作業には上述の作業様式の少なくとも一つが採用さ
    れることを特徴とする、入庫作業方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の入庫作業方法で、
    電子ラベルの液晶表示において、隔板による区画作業が
    必要であることを示す矩形符号がその他の符号に代えら
    れたことを特徴とする、入庫作業方法。
  14. 【請求項14】 請求項12に記載の入庫作業方法で、
    電子ラベルの液晶表示において、右矢印の次に、最終格
    子識別符号を示す英文字が表示されることを特徴とす
    る、入庫作業方法。
  15. 【請求項15】 請求項12に記載の入庫作業方法で、
    保管箱は各種形態の保管箱とされることを特徴とする、
    入庫作業方法。
  16. 【請求項16】 請求項12に記載の入庫作業方法で、
    物品は各種形態の貨物とされることを特徴とする、入庫
    作業方法。
  17. 【請求項17】 請求項12に記載の入庫作業方法で、
    台車は各種形態の台車とされることを特徴とする、入庫
    作業方法。
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