JP3705435B2 - 物品仕分け設備 - Google Patents
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【発明の属する技術分野】
本発明は、複数種の物品を区分けした状態で収納する物品収納棚と、前記物品収納棚から取り出した物品を収納する容器を搭載自在な作業台車と、仕分けのために前記物品収納棚から取り出す物品の内容を示す物品取出し情報を仕分けオーダーごとに管理して、物品取出し情報を仕分けオーダーごとに指令する管理手段とが設けられて、各オーダーの物品が異なる容器に仕分けられるように構成された物品仕分け設備に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、複数種の物品を区分けした状態で収納する物品収納棚と、前記物品収納棚から取り出した物品を収納する容器を搭載自在な作業台車と、仕分けのために前記物品収納棚から取り出す物品の内容を示す物品取り出し情報を仕分けオーダーごとに管理して、物品取り出し情報を仕分けオーダーごとに指令する管理手段とが設けられて、各オーダーの物品が異なる容器に仕分けられるように構成され、前記管理手段の指令に基づいて、仕分け作業の開始前に、前記容器に装着自在で且つ仕分けオーダーを識別するための仕分けオーダー識別用情報を示す仕分けオーダー表示具を出力する表示具出力手段が設けられている。
【0006】
又、請求項1では、前記表示具出力手段として、前記作業台車に装備される作業台車用の表示具出力手段が設けられ、前記作業台車に、前記容器の容量が満杯になったときに、次の補充用の容器を投入する容器変更情報を入力する容器変更情報入力手段が設けられ、前記管理手段が、前記容器変更情報入力手段の入力情報に基づいて、容器変更が行われる作業台車用の表示具出力手段にて前記仕分けオーダー表示具を出力させるように構成されている。
【0007】
請求項2では、請求項1において、前記仕分けオーダー表示具がラベルである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の物品仕分け設備の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、物品仕分け設備には、複数種の物品1を区分けした状態で収納すると共に複数の作業ゾーンに分けられる物品収納棚Bと、その物品収納棚Bから取り出した物品1を収納する容器2を搭載自在であって物品収納棚Bの各作業ゾーンに配車される作業台車Aとが設けられている。ここでは、物品収納棚Bの複数の作業ゾーンとして、作業開始側からNo1,No2,No3の3つのゾーンが形成され、各作業ゾーンに、作業台車A1,A2,A3が配車されている例を示す。尚、この各作業ゾーンの範囲は固定されているものではなく、適宜変更して設定される。
【0019】
又、物品仕分け設備には、手押し移動式の容器搬送用コンベアC1と、仕分け作業の完了した容器2を収集する収集用コンベアC2とが、物品収納棚Bの各作業ゾーンNo1,No2,No3等を経由するように設置されている。図では、容器搬送用コンベアC1が棚B側に位置する状態で、両コンベアC1,C2が平行状態に配置される例を示す。そして、容器搬送用コンベアC1はフリーローラ式に構成されて、フリーローラ上に載置された容器2を作業員が手で搬送方向(図の右方向)に移動させ、一方、収集用コンベアC2は電動モータ等によって駆動されて、容器2を搬送方向に強制移動させることになる。
【0020】
容器搬送用コンベアC1の搬送始端側位置に隣接して、容器2に装着自在で且つ仕分けオーダー(客先)を識別するための仕分けオーダー識別用情報を示す表示具としてのラベルLを発行するラベル発行機3が設定されている。つまり、このラベル発行機3が、作業開始ゾーン(No1ゾーン)ゾーン用として地上側に設置される作業開始ゾーン用の表示具出力手段に相当する。そして、各オーダーの物品が異なる容器2に仕分けられるように、上記ラベル発行機3にて発行されるラベルLが、容器搬送用コンベアC1の始端側から順次投入される容器2の側面に貼着される。ここで、ラベルLのオーダー識別用情報は、各仕分けオーダーに固有のバーコードと共に、例えば1つのオーダーの物品を複数個の容器2に分割して収納するような場合に対応できるように、上記仕分けオーダーのバーコードに続けて1、2、3等の連続番号のコードを付して、各容器2を識別できる内容を含むように構成されている。
【0021】
前記物品収納棚Bが、長尺状の棚部分4の複数を備えて構成されると共に、それらの棚部分4が、その長手方向を前記容器搬送用コンベアC1の搬送方向と交差する姿勢に向けた状態で、前記容器搬送用コンベアC1の横側方に、その搬送方向に沿って並設されている。そして、図2に示すように、各棚部分4の通路側に、複数種の物品1を種類別に収納する複数の棚間口4aが上下及び左右方向に並ぶ状態で形成されている。
【0022】
図2に示すように、前記各作業台車Aは、いわゆる手押式に操向操作自在に構成されている。台車Aは、矩形状の台枠Kと、その台枠Kの両横端部に立設された車体側面視形状において逆U字状の支柱6と、この左右の支柱6の間に架設された上下2段の棚部7A,7Bとを備え、台枠Kの下方前部側及び後部側夫々には、キャスター式の走行用車輪9が左右一対取り付けられている。
【0023】
上下2段の棚部の下側の棚部7Bには、棚Bから取り出した物品1を収納する容器2が車体横幅方向に2個並置した状態で搭載することができ、台枠Kには、補充用の空の容器2が折り畳んだ状態で複数個積載されている。つまり、下側の棚部7Bが、仕分け作業中の容器2を載置する仕分け用載置部に相当し、台枠Kが、補充用の容器2を載置する補充用載置部に相当する。
【0024】
上下2段の棚部の上側の棚部7Aの右側には、前記ラベル発行機3にて発行されるラベルLと同様のラベルLを発行するラベル発行部8aと、検品用の伝票を発行する伝票発行部8bとを備えたプリンター8が設置されている。つまり、このラベル発行部8aが、作業台車Aに装備される作業台車用の表示具出力手段に相当する。
【0025】
従って、搬送されてくる容器2だけではそのオーダーに対して収納容量が不足する場合に上記ラベル発行部8aにて発行されるラベルLには、搬送されてくる容器2と同じオーダー番号で且つその容器2の番号に連続する容器番号が表示されているので、作業員は、その新たに発行されたラベルLを台枠K上から取った補充用の容器2の側面に貼着して、下側の棚部7B上に載置する。同時に、伝票発行部8bにて発行される検品用の伝票を、容量が満杯となった容器2内に投入してから、その容器2を収集用コンベアC2に移すことになる。尚、上記伝票には、その容器2内の物品の内容が記載されている。
一方、その作業ゾーンから作業開始する場合のラベルLには、そのオーダー番号と最初の容器番号が表示されているので、作業員は、そのラベルLを台枠K上から取った補充用の容器2の側面に貼着して下側の棚部7B上に載置する。
【0026】
又、上側の棚部7Aの左側には、表示装置5が設置され、その前面の表示盤は、液晶等を利用したフラット状の表示パネル5aや、表示パネル5aの表示面上に形成されて作業者の指等の接触によって情報を入力するタッチパネル5b等を備えて操作盤兼用に構成されている。表示装置5の内部には、台車コントローラ12と、台車側通信装置13とが内蔵され、表示装置5の右側前面部には、その通信用のアンテナ13Aが付設されている。又、表示装置5の左側前面部には、ペン型に構成されて移動操作自在で、前記ラベルLや棚Bに収納された物品1に付されたバーコードや前記各棚間口4aに付設されたラベルL1を読み取るためのバーコードリーダ14が付設されている。つまり、このバーコードリーダ14が容器2に装着されたラベルLを読み取る読み取り部に相当する。
【0027】
前記表示パネル5aの表示画面には、図4に示すように、物品収納棚Bにおける取出し物品1の位置を示すために、ゾーンNo、通路No及び棚Noを表示した棚位置表示部51と、取出し物品1の商品名、商品コード、及び取出し数量を示す物品表示部52と、各作業ゾーンでの作業の完了を入力するゾーン完了スイッチ53と、容器2の満了を入力する容器満了スイッチ54とが設けられている。尚、上記ゾーンNoは、前述の各作業ゾーンに対応する1、2、3等の番号であり、通路Noは、図1において最も左側の通路を1番として右側に向かって連続番号で表され、棚Noは、前記各棚部分4の複数の棚間口4aの夫々に付された番号である。
【0028】
以上より、棚位置表示部51と物品表示部52が、仕分けのために前記物品収納棚Bから取り出す物品1の内容を示す物品取出し情報を表示するための物品取出し情報表示手段を構成する。
【0029】
又、前記仕分けオーダー識別用情報と、その仕分けオーダーの仕分け作業の開始及び終了を入力する仕分けオーダー用入力手段が、前記バーコードリーダ14とゾーン完了スイッチ53とによって構成されている。つまり、バーコードリーダ14によりラベルLを読み取ることにより、仕分け作業する仕分けオーダーの仕分けオーダー識別用情報とその仕分け作業の開始が入力され、ゾーン完了スイッチ53がオンされてその仕分け作業の終了が入力されることになる。
【0030】
又、前記容器満了スイッチ54は、作業中の容器2の容量が満杯になったときにオンして、次の補充用の容器2を投入するものであるので、この容器満了スイッチ54が、容器2を新たな容器2(補充用の容器2)に変更する容器変更情報を入力する容器変更情報入力手段を構成する。
【0031】
次に、図1及び図3に基づいて制御構成について説明する。客先等から発行される注文書の内容がホストコンピュータ10に入力されると、ホストコンピュータ10にて、注文書の内容に応じた発注書が作成され、その発注書の内容に合わせて物品1の購入が行われる。又、ホストコンピュータ10は、上記入力された注文書の内容に基づいて物品仕分け用の作業データを作成する。又、ホストコンピュータ10から、前記ラベル発行機3に対する指令情報が出力される。
【0032】
マイクロコンピュータを利用して構成したカートマネージャー11が、ホストコンピュータ10との間で前記物品仕分け用の作業データ及び作業実績データ等を授受できるように接続されて設けられている。ここで、物品仕分け用の作業データは、各仕分けオーダー別の取出し物品1の情報、及びその物品1を収納した物品収納棚Bの棚位置の情報等で構成される。
【0033】
作業台車A側では、マイクロコンピュータを利用して構成した台車コントローラ12に、前記表示装置5やバーコードリーダ14やプリンター8が接続されている。又、前記カートマネージャー11と台車コントローラ12との間で各種の情報をやり取りするために、カートマネージャー11に地上側通信装置15とアンテナ15Aとが付設され、台車コントローラ12に前記台車側通信装置13が接続されている。ここで、上記地上側及び台車側の両通信装置13,15は、いわゆるSS無線方式(スペクトラム拡散通信方式)にて通信するように構成されているが、SS無線方式に限るものではなく、これ以外の通信方式でもよい。
【0034】
前記物品取出し情報を仕分けオーダーごとに管理して、物品取出し情報を仕分けオーダーごとに指令する管理手段100が、ホストコンピュータ10とカートマネージャー11と台車コントローラ12とを利用して構成されると共に、前記仕分けオーダー用入力手段14,53(バーコードリーダ14とゾーン完了スイッチ53)の入力情報に基づいて、仕分けオーダーごとの物品取出し情報を仕分け完了分と仕分け未完了分とに区別して管理し、且つ、仕分けオーダー識別用情報とその仕分け作業の開始が入力されたときには、その仕分けオーダーの未完了分の物品取出し情報を、前記物品収納棚Bにおいて物品1を取り出す順序として定めた取出し順序に沿って指令するように構成されている。ここで、物品収納棚Bにおける物品1の取り出し順序は、取出し物品1の棚位置が容器搬送用コンベアC1の搬送始端側から搬送終端側に変化していくように設定される。
【0035】
具体的には、図3に示すように、管理手段100が、地上側に設置した管理制御部(ホストコンピュータ10及びカートマネージャー11)と、それと無線通信自在に前記作業台車A側に設けた台車制御部(台車コントローラ12)とから構成されている。そして、その管理制御部10,11が、台車制御部12からの前記仕分けオーダー用入力手段14,53の入力情報に基づいて、仕分けオーダーごとの物品取出し情報を仕分け完了分と仕分け未完了分とに区別して管理し、且つ、仕分けオーダー識別用情報とその仕分け作業の開始が入力されたときには、その仕分けオーダーの未完了分の物品取出し情報を台車制御部12に通信するように構成され、台車制御部12が、管理制御部10,11から通信される仕分けオーダーの未完了分の物品取出し情報を前記物品取出し情報表示手段51,52にて表示させるように構成されている。
【0036】
又、前記管理手段100が、予め設定された仕分け作業順(つまり、物品収納棚Bにおける物品1の取り出し順序)に沿って、前記容器搬送用コンベアC1の搬送始端側に設置したラベル発行機3にて前記ラベルLを順次出力させ、前記容器満了スイッチ54の入力情報に基づいて、容器変更が行われる作業台車Aのラベル発行装置8aにて前記ラベルLを出力させるように構成され、且つ、前記容器満了スイッチ54の入力情報に基づいて、仕分けオーダーの仕分け物品が複数の容器2に分割して収納されるときには、各容器2とその容器に収納される物品1との関連をも管理するように構成されている。
【0037】
次に、図5に基づいて、各オーダーNoの物品取出し情報の管理内容について、オーダーNoが「001」の場合を例にして説明する。
棚Bからの物品取出し順序に対応する1からの連続した作業No毎に、ゾーンNo、通路No、棚No、商品名、商品コード、取出し数量の各データと、その作業の完了又は未完了を区別するデータが記憶されている。尚、この完了又は未完了を区別するデータは、作業の完了に伴って、未完了から完了に変更される。図には、作業No1のデータが、ゾーンNo=1、通路No=1、棚No=1−1−10、取出し数量=10で、作業が完了している例を示す。
【0038】
図では、作業ゾーンNo1での作業は作業No1から10であり、作業ゾーンNo2での作業は作業No11から25であり、作業ゾーンNo3での作業は作業No26以降である場合を示す。従って、作業No10の作業が完了したときに、作業ゾーンNo1のゾーン完了が入力されることになる。
【0039】
又、オーダーNoが「001」の容器2に付されるラベルLのコード情報が「001−01」で表される。ここで、前半の「001」はオーダーNoを、後半の「01」は最初の容器番号を夫々示す。従って、例えば、作業No20の作業が完了したときに容器の満了を入力すると、補充用の容器2に付すように台車側で発行されるラベルLのコード情報は、「001−02」となる。又、満杯の容器2内に入れるために発行される伝票には、作業No1から20までの物品取出し情報の内容が記録されている。
【0040】
そして、図1に示すように、各作業台車Aに1人づつ配置された作業員が、容器搬送用コンベアC1にて搬送されてくる容器2のラベルLが表すオーダーNo(P1)をバーコードリーダ14で読み取ると、そのオーダーNo(P1)に対応するピッキング指示(P2)がカートマネージャー11から台車側に送信される。そして、そのピッキング指示(P2)に基づいて表示装置5に表示された棚位置に台車Aを移動させて、その棚Bから表示された物品1を表示された数量取り出し、容器2へ収納する作業を行う。このときに、物品1の商品コードをバーコードリーダ14で読み取って表示された商品であることを確認する。尚、作業開始ゾーン(No1ゾーン)の作業員は、ラベル発行機3にて発行されるラベルLをNo1ゾーンから作業開始する容器2に付す作業も行う。
【0041】
又、次の取出し物品1の棚位置が自己の作業ゾーンでないときは、ゾーン完了スイッチ53にて完了(P3)を入力して、そのオーダー(容器2)に対する仕分け作業を終了し、容器2を容器搬送用コンベアC1に載せて、次のゾーンの作業員に渡すことになる。尚、容器2を新しい容器に変更したときは、その新しい容器に台車側で発行されるラベルLを付すとともに、満杯の容器2に伝票を投入してから収集用コンベアC2に移す作業を行う。
【0042】
尚、詳述はしないが、上記物品収納棚Bからの物品仕分け作業が完了した各オーダーの容器2について、必要な物品1の収納がなされているか否かを確認するための検収が行われる。具体的には、作業完了後の容器2のラベルLを作業台車Aのバーコードリーダー14で読むと、作業未完了のデータがない場合は、「検収OK」が表示され、作業未完了のデータがある場合は、その物品取出し情報が表示されるので、その物品の補給作業を行うことになる。
【0043】
又、詳述はしないが、上記物品収納棚Bにおける各物品1の棚卸し作業を作業台車Aを用いて行うことができる。具体的には、各物品1を収納する棚間口4にはその棚番号を表すバーコードラベルL1が設置されているので、その棚番号と、そこに在庫している物品1の商品コードとをバーコードリーダー14で読みとともに、在庫数量を前記表示装置5の表示画面に形成したテンキー等にて入力すると、これらの情報がホストコンピュータ10に送信され、ホストコンピュータ10にて棚卸し情報として管理されることになる。
【0044】
〔別実施形態〕
上記実施例では、管理手段100を、地上側の管理制御部(ホストコンピュータ10とカートマネージャー11)と、台車側の台車制御部(台車コントローラ12)とを互いに無線通信自在にして構成したが、これ以外に、例えば、地上側に管理制御部を設けずに、各作業台車Aに、ICカード等の情報記憶媒体に各仕分けオーダーごとの物品取出し情報を記憶させる管理制御部を設置して、この管理制御部にて管理手段100を構成してもよい。尚、この場合は、各作業ゾーンで作業が完了した仕分け完了分の物品取出し情報を次の作業ゾーンの作業台車側に伝達する手段が必要になる。
【0045】
上記実施例では、容器2に装着自在な仕分けオーダー表示具Lにて仕分けオーダー識別用情報を表し、この表示具Lを読み取って仕分けオーダー用識別用情報を入力させるように、仕分けオーダー用入力手段を構成したが、これに限るものではない。例えば、容器2内に投入されている仕分け作業を指示する作業伝票等を見ながら、作業員がテンキー等の入力手段を操作して仕分けオーダー識別用情報等を入力するようにしてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】物品仕分け設備の全体を示す平面図
【図2】物品収納棚及び作業台車を示す斜視図
【図3】制御構成を示すブロック図
【図4】物品取出し情報を表示する表示盤の平面図
【図5】仕分け作業用のデータの管理内容を説明する図
【符号の説明】
1 物品
2 容器
3 表示具出力手段
8a 表示具出力手段
54 容器変更情報入力手段
100 管理手段
A 作業台車
B 物品収納棚
L オーダー表示具
Claims (2)
- 複数種の物品を区分けした状態で収納する物品収納棚と、前記物品収納棚から取り出した物品を収納する容器を搭載自在な作業台車と、仕分けのために前記物品収納棚から取り出す物品の内容を示す物品取り出し情報を仕分けオーダーごとに管理して、物品取り出し情報を仕分けオーダーごとに指令する管理手段とが設けられて、各オーダーの物品が異なる容器に仕分けられるように構成された物品仕分け設備であって、
前記管理手段の指令に基づいて、仕分け作業の開始前に、前記容器に装着自在で且つ仕分けオーダーを識別するための仕分けオーダー識別用情報を示す仕分けオーダー表示具を出力する表示具出力手段が設けられ、
前記表示具出力手段として、前記作業台車に装備される作業台車用の表示具出力手段が設けられ、
前記作業台車に、前記容器の容量が満杯になったときに、次の補充用の容器を投入する容器変更情報を入力する容器変更情報を入力する容器変更情報入力手段が設けられ、
前記管理手段が、前記容器変更情報入力手段の入力情報に基づいて、容器変更が行われる作業台車用の表示具出力手段にて前記仕分けオーダー表示具を出力させるように構成されている物品仕分け設備。 - 前記仕分けオーダー表示具がラベルである請求項1記載の物品仕分け設備。
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