JPH1086487A - プリンタ装置の時間表示方法 - Google Patents

プリンタ装置の時間表示方法

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JPH1086487A
JPH1086487A JP8240160A JP24016096A JPH1086487A JP H1086487 A JPH1086487 A JP H1086487A JP 8240160 A JP8240160 A JP 8240160A JP 24016096 A JP24016096 A JP 24016096A JP H1086487 A JPH1086487 A JP H1086487A
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time
display
printer
printer device
data
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JP8240160A
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English (en)
Inventor
公相 ▲吉▼田
Kousuke Yoshida
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PFU Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本体装置に接続して印刷処理業務を行うプリ
ンタ装置で現在の時刻および印刷処理時間を表示する方
法を提供する。 【解決手段】 プリンタ装置の電源投入に際してプリン
タ装置より本体装置に対して時刻通知を要求し、本体装
置のタイマより得た時刻データをもとにプリンタ装置の
カウンタにて時刻カウントを行う。さらにプリンタ装置
に印刷起動のかかるたびに時刻データが取得されている
ことを確認して、プリンタ装置の持つ時刻データと本体
装置の持つ時刻データとの間の同期を保証する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、本体装置に接続
して印刷処理を行うプリンタ装置の時間表示方法に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】情報処理機器等の本体装置に接続して印
刷処理業務を担当するプリンタ装置は、待機状態におけ
る節電モード設定等と複数の本体装置の印刷処理業務を
一括して処理するプリンタサーバ技術の進展もあって、
待機状態にあっても電源を落とさずに使用することが多
くなった。
【0003】ここでこの発明にかかる次の用語につい
て、その定義を示して明確にする。
【0004】時刻とは×年×月×日×時×分×秒という
ふうに、ある特定の時点の時系列におけるポイントを指
示するものであり、時間経過量としての概念を持たない
ものである。
【0005】時間とは×分間というふうに、ある特定の
時点の時系列におけるポイントから次に指定した時点の
時系列におけるポイントにいたる時間経過量を指示する
ものであり、時刻ポイントとしての概念を持たないもの
である。
【0006】通常は本体装置の内部に時計機能を持ち、
動作するOSあるいはアプリケーションソフトウェアは
前記の本体装置内部の時計機能の発する時刻データをも
とに種々のデータの時系列上の位置づけを行っている。
【0007】また個々のプリンタ装置においては時間を
計測するカウンタを有することがあっても、通常は時刻
データを発生する時計機能を持たない。これは当該プリ
ンタ装置に接続する本体装置に時計機能があるので、同
一のシステムの中に複数の時計機能を並列に存立させる
ためにはそれぞれの時計機能の持つ時刻データの間で厳
密な同期を保証しなければならないからである。
【0008】一方、個々のプリンタ装置には表示部を持
ち、当該装置の稼動状況を表示する機能となっている。
【0009】図11および図12によって従来の技術に
よるプリンタ装置の印刷処理業務について説明する。
【0010】図11は従来技術によるプリンタ装置のブ
ロックを示す構成図である。プリンタ装置B01は表示
部B07を有し、必要な表示を行う。また本体装置B1
0にはタイマB11を有し、必要に応じて前記の本体装
置B10の表示部(図示せず)に時計として表示する。
【0011】図12に印刷処理のフローチャートを示
す。ステップS101で待機中のプリンタ装置B01
は、表示部B07に「オンライン」と表示して、現在は
待機中であることを示している。
【0012】本体装置B10より印刷処理の指示がかか
り、ステップS102で印刷データの受信を開始する
と、表示部B07は「インサツチュウ」と表示内容を切
り替えて現在は稼動中であることを表示する。
【0013】次いでステップS103で印刷処理を実行
し、ステップS104で印刷処理業務が終了するまで
「インサツチュウ」と表示を継続する。
【0014】印刷業務の終了が確認されてステップS1
05に進み、待機の状態に入った時点で、表示部の表示
内容は再び「オンライン」となって当該プリンタ装置が
待機中であることを示す。
【0015】プリンタ装置は時計機能を有しないので、
通常は時刻を確認するためには本体装置B10の表示部
の時刻表示を参照する。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前記のごとく、従来の
技術によるプリンタ装置において時刻確認は本体装置の
表示部によらなければならないので、本体装置で適用す
るアプリケーションプログラムの種類によっては時刻表
示を削除して実行するものもあり、かならずしも時刻表
示が得られるという保証はない。
【0017】また、印刷処理指示をかけてからの時間経
過も従来の技術によるプリンタ装置においては知る方法
がない。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、この発明では次に示す手段を取った。
【0019】1)印刷処理業務の開始とともにプリンタ
装置の制御部に有するカウンタをスタートさせ、印刷処
理業務に要する時間を表示部に表示させる。
【0020】この手段により、プリンタ装置は本体装置
に負担をかけずして印刷処理に要する所要時間を表示部
に表示するという作用を得る。
【0021】2)プリンタ装置は、その電源投入時に本
体装置に対して時刻通知を要求し、本体装置のタイマよ
り得た時刻データを基準として前記プリンタ装置内のカ
ウンタにより時間計測を行う。
【0022】この手段により、プリンタ装置は本体装置
に負担をかけずして本体装置と同期した時刻系列を持つ
という作用を得る。
【0023】3)プリンタ装置は、本体装置より指示の
あった印刷処理の開始時刻、プリンタ装置内で発生した
エラーの種類と発生時刻とのデータをメモリに格納し、
必要時に印刷出力させる。
【0024】この手段により、当該プリンタ装置の保守
時には使用状況のデータを見るという作用を得る。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明は、次に示すような形態
を取る。
【0026】1)プリンタ装置の印刷処理業務の所要時
間をプリンタ装置に内蔵するカウンタにて時間計測し、
当該印刷処理業務の終了時に表示部に表示する。
【0027】この形態をとることにより、プリンタ装置
の実施した印刷処理業務の所要時間を操作者に通知する
という作用を得る。
【0028】2)プリンタ装置の表示部の表示内容はあ
らかじめ設定した時間を経過すると一旦消去し、必要に
応じて操作部を操作することにより、再現させる。
【0029】この形態をとることにより、プリンタ装置
は必要時のみに所要時間の表示を行うという作用を得
る。
【0030】3)プリンタ装置はその電源投入時に本体
装置に時刻通知の要求を行い、本体装置のタイマより得
た時刻データをもとにプリンタ装置内部のカウンタを動
作させて時間計測を行う。
【0031】この形態をとることにより、プリンタ装置
は常に本体装置と同期した時刻データを持つという作用
を得る。
【0032】4)プリンタ装置は本体装置より印刷処理
の指示を受けて処理を開始した時刻と実際の経過時刻と
を並べて表示部に表示し、印刷処理終了とともに印刷処
理開始時刻と印刷処理終了時刻として併記して表示す
る。
【0033】この形態をとることにより、プリンタ装置
は印刷処理の実動時間を表示するという作用を得る。
【0034】5)プリンタ装置は印刷処理動作中におい
て操作部の操作により経過時刻表示を経過時間表示に切
り替える機能を持たせる。
【0035】この形態をとることにより、プリンタ装置
は操作者の要求に合わせた表示を行うという作用を得
る。
【0036】6)プリンタ装置は本体装置より印刷処理
の指示を受ける都度、本体装置より時刻データを受信し
ているか否かを自動的に確認し、未受信の状態であれば
再度本体装置に時刻通知の要求を行った後に印刷データ
の受信を行う。
【0037】この形態をとることにより、プリンタ装置
は時刻データの確認を自動的に行うという作用を得る。
【0038】7)プリンタ装置は印刷処理開始時刻およ
び印刷処理終了時刻の表示をあらかじめ設定した時間後
に一旦消去し、操作部で呼び出しの操作を行うことによ
り前記の時間データの表示を再現する。
【0039】この形態をとることにより、プリンタ装置
は必要時のみに時間データの表示を行うという作用を得
る。
【0040】8)プリンタ装置は印刷開始時刻およびプ
リンタ装置内で発生したエラー発生時刻とそのエラー種
類コードのデータを採取し、そのデータをプリンタ装置
に内蔵するメモリに格納する。
【0041】この形態をとることにより、プリンタ装置
は保守作業時等においてその使用環境のデータを採取す
るという作用を得る。
【0042】
【実施例】この発明による代表的な実施例を、図1ない
し図10により説明する。
【0043】図1および図2によって、請求項1に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0044】図1は、この発明の代表的な実施例による
構成を示す。プリンタ装置B01に内蔵する制御部B0
2は、カウンタB03を有し、前記カウンタB03は時
間の量を計測する。また前記の制御部B02はI/F部
B08を経由して本体装置B10と接続する。
【0045】前記の本体装置B10はタイマB11を有
し、前記タイマB11は時刻データを発生する。
【0046】図2にプリンタ装置B01の印刷処理時の
フローチャートを示す。ステップS01で待機中のプリ
ンタ装置B01は表示部B07に「オンライン」と表示
して、当該プリンタ装置が待機中であることを示す。
【0047】次にステップS02で本体装置B10より
印刷処理の指示を受信すると、プリンタ装置B01は表
示部B07に「インサツチュウ」と表示して、当該プリ
ンタ装置B01が印刷処理業務を開始したことを示す。
【0048】ステップS03でカウンタB03はリセッ
トすると同時に起動がかかって時間計測を開始する。
【0049】ステップS04でプリンタ装置B01は印
刷処理を実行し、ステップS05で印刷処理業務の終了
を確認する。当該印刷処理業務の終了が確認されればス
テップS06に進んでカウンタの時間計測を停止させ、
印刷時間表示として、たとえば印刷処理に1分15秒間
要した場合は「インサツショヨウジカン 0H 01M
15S」と表示部B07に表示する。
【0050】表示部の印刷所要時間表示は、あらかじめ
設定した時間を経過すると消去する。そしてステップS
07でプリンタ装置B01は待機中であることを示す
「オンライン」と表示部B07の表示は変更される。
【0051】図1および図3によって、請求項2に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0052】図3に示すフローチャートでステップS0
9からステップS13までは、図2におけるステップS
01からステップS05までと同等なので、ここでは説
明を省略する。
【0053】ステップS13で当該印刷処理業務の終了
が確認されればステップS14に進んでカウンタの時間
計測を停止させ、時間データをメモリB05に保存す
る。そしてさらにステップS15で印刷所要時間を表示
部B07に表示する。
【0054】表示部の印刷所要時間表示は、あらかじめ
設定した時間を経過すると消去する。そしてステップS
16でプリンタ装置B01は表示部B07で待機中であ
ることを示す「オンライン」と表示される。
【0055】「オンライン」と表示した表示部B07
は、ステップS17で操作部B06のスイッチ操作を感
知するとステップS18に進んで、再び「インサツショ
ヨウジカン 0H 01M 15S」と表示する。
【0056】表示部B07における印刷所要時間の表示
は、ステップS19で再び操作部B06のスイッチ操作
を感知するとステップS16に戻って待機の状態を示す
「オンライン」という表示に戻る。
【0057】図1および図4によって、請求項3に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0058】プリンタ装置B01は、ステップS21で
電源が投入されると、ステップS22に進んで本体装置
B10に対して時刻通知要求を行う。
【0059】本体装置B10ではプリンタ装置B01か
らの要求に基づいてステップS32でタイマB11にて
時刻データを発生させ、ステップS33に進んで時刻応
答通知を行い、プリンタ装置B01に時刻データを送致
する。
【0060】プリンタ装置B01ではステップS23で
本体装置B10からの時刻データの取得を確認する。時
刻データの取得を確認するとステップS24に進んでカ
ウンタB03を起動し、ステップS28でタイマルーチ
ンによって時刻データを更新する。すなわちステップS
29で更新時間を確認して時刻の経過にあわせてステッ
プS30で時刻表示を更新する。
【0061】ステップS25で表示部B07において時
刻表示を行ったプリンタ装置B01は、ステップS26
で待機の状態とし、本体装置B10からの印刷処理の指
示に備える。
【0062】なおステップS23で時刻データの取得が
確認できなかった場合は、表示部において「オンライ
ン」とだけ表示して、時刻不明のまま待機する。
【0063】図1および図5によって、請求項4に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0064】プリンタ装置B01は、ステップS35で
待機して本体装置B10からの印刷処理の指示に備えて
いるが、その時点では表示部B07においてたとえば時
刻が17時46分42秒の場合だと「オンライン 1
7:46:42」と表示する。
【0065】ステップS36で本体装置B10からの印
刷処理の指示がかかり、印刷データを受信すると、たと
えば17時46分50秒に印刷データを受信した場合、
前記の表示部B07の表示は「インサツチュウ カイ
シ:17:46:50」と印刷処理開始時刻を表示して
その内容を固定する。さらにステップS37における現
在時刻の表示は下段に移動して更新による時刻表示を継
続する。
【0066】ステップS38で印刷処理の終了を確認す
ればステップS39に進んで表示部B07の下段におけ
る現在時刻の表示を固定して終了時刻とし、たとえば1
7時47分35秒に印刷処理を終了した場合は上段には
「カイシ:17:46:50」と表示し、下段には「シ
ュウリョウ:17:47:35」と表示する。
【0067】あらかじめ設定した時間を経過した後、ス
テップS40でプリンタ装置01は再び待機状態を表示
して、表示部B07の表示内容は「オンライン」と表示
して現在時刻の表示を継続する。
【0068】図1および図6によって、請求項5に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0069】プリンタ装置B01は、ステップS42で
待機して本体装置B10からの印刷処理の指示に備えて
いるが、その時点では表示部B07においてたとえば時
刻が17時46分42秒の場合だと「オンライン 1
7:46:42」と表示する。
【0070】ステップS43で本体装置B10からの印
刷処理の指示がかかり、印刷データを受信すると、たと
えば17時46分50秒に印刷データを受信した場合、
前記の表示部B07の表示は「インサツチュウ カイ
シ:17:46:50」と印刷処理開始時刻を表示して
その内容を固定する。
【0071】またステップS44でカウンタB03の時
間計測をリセットして、時刻表示データの更新と平行し
て印刷処理開始後の時間計測を開始する。さらにステッ
プS45における現在時刻の表示は下段に移動して更新
による時刻表示を継続する。
【0072】ステップS46で表示内容切り替えのスイ
ッチ操作がなされたか否かを確認する。操作者が印刷所
要時間の表示に切り替えるスイッチを押下した場合はス
テップS47に進んで表示部B07の下段の表示はたと
えば「17:46:42」と現在時刻の表示から「0H
00M 06S」と印刷所要時間6秒間という表示内
容に切り替わる。さらにこの表示切り替えはステップS
48であらかじめ設定した時間を経過すれば再び現在時
刻の表示に復帰する。
【0073】ステップS49で印刷処理の終了を確認す
ればステップS50に進んで表示部B07の下段におけ
る現在時刻の表示を固定して終了時刻とし、たとえば1
7時47分35秒に印刷処理を終了した場合は上段には
「カイシ:17:46:50」と表示し、下段には「シ
ュウリョウ:17:47:35」と表示する。
【0074】あらかじめ設定した時間を経過した後、ス
テップS51でプリンタ装置01は再び待機状態を表示
して、表示部B07の表示内容は「オンライン」と表示
して現在時刻の表示を継続する。
【0075】図1および図7によって、請求項6に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0076】プリンタ装置B01はステップS54で待
機して、本体装置B10からの印刷処理の指示に備えて
いる。
【0077】本体装置B10はステップS67でプリン
タ装置B01に対して印刷処理の起動をかける。
【0078】プリンタ装置B01はステップS55で本
体装置B10より印刷処理の指示を受信すると、ステッ
プS56に進んで時刻データを当該プリンタ装置の内部
ですでに取得していることを確認する。
【0079】時刻データがすでに取得済みであればステ
ップS57に進んでカウンタB03を起動してステップ
S58で表示部B07に印刷開始時刻の表示あるいはま
た印刷処理時間の表示を行い、あらためてステップS5
9で本体装置B10に対して印刷処理に必要な印刷デー
タの送信を要求する。
【0080】本体装置B10はステップS70でプリン
タ装置B01に対して印刷処理に必要な印刷データを発
信する。
【0081】プリンタ装置B01はステップS60で印
刷処理に必要な印刷データを受信し、ステップS61に
進んで印刷処理を実施する。そして印刷処理を終了する
とステップS62に進んで再び待機の状態を取り、次の
印刷処理の指示に備える。
【0082】またプリンタ装置B01はステップS56
で時刻データが取得されていないと判定すればステップ
S63に進んであらためて本体装置B10に対して時刻
通知の要求を行う。
【0083】本体装置B10はステップS68でタイマ
B11において時刻データを発生させ、ステップS69
に進んでプリンタ装置B01に対して時刻通知を行う。
【0084】プリンタ装置B01はステップS64で時
刻データが取得されたことを確認したらステップS57
に進む。
【0085】なおステップS64で時刻データ取得が確
認できなければステップS65に進んで時刻不明と表示
部B07に表示し、さらにステップS59に進む。
【0086】図1および図8によって、請求項7に記載
の発明の代表的な実施例を説明する。
【0087】プリンタ装置B01はステップS72で待
機して、本体装置B10からの印刷処理の指示に備えて
いる。なお図8に示すフローチャートでステップS72
からステップS75までは、図5におけるステップS3
5からステップS38までと同等なので、ここでは説明
を省略する。
【0088】ステップS75で当該印刷処理業務の終了
が確認されればステップS76に進んで現在時刻表示を
固定し、印刷開始時刻データおよび印刷終了時刻データ
をメモリB05に保存する。そしてさらにステップS7
7で印刷開始時刻および印刷終了時刻を表示部B07に
表示する。
【0089】表示部の印刷所要時間表示は、あらかじめ
設定した時間を経過すると消去する。そしてステップS
78でプリンタ装置B01は表示部B07で待機中であ
ることを示す「オンライン」と表示し、現在時刻の表示
を継続する。
【0090】「オンライン」と表示部B07に表示した
プリンタ装置B01は、ステップS79で操作部B06
のスイッチ操作を感知するとステップS80に進んで、
再び印刷開始時刻および印刷終了時刻を表示部B07に
表示する。
【0091】表示部B07における印刷所要時間の表示
は、ステップS81で再び操作部B06のスイッチ操作
を感知するとステップS78に戻って表示部B07は待
機の状態を示す「オンライン」という表示に戻る。
【0092】図1、図9および図10によって、請求項
8に記載の発明の代表的な実施例を説明する。
【0093】図9(a)にプリンタ装置B01が印刷処
理の指示を本体装置B10より受信した際に行う処理ル
ーチンを示す。
【0094】ステップS83で印刷起動の指示を本体装
置B10より受信したプリンタ装置B01は、ステップ
S84で時刻データを取得していることを確認する。
【0095】プリンタ装置B01がすでに時刻データを
取得していると判定されればステップS85に進んで、
印刷処理起動時刻データをEEPROMB09に格納す
る。
【0096】なお印刷処理起動時刻データの格納は図1
0(b)ないし図10(d)に示した諸表の回数データ
の更新によってもよい。
【0097】ステップS86で印刷処理を実施し、終了
したらステップS83に戻って再び次の印刷指示を待
つ。
【0098】またステップS84で時刻データの取得が
確認できない場合は、起動時刻不明として印刷起動があ
ったことだけをデータとしてメモリB05に格納してス
テップS86で印刷処理を実施する。
【0099】図9(b)にプリンタ装置B01にエラー
を発生した際に行う処理ルーチンを示す。
【0100】ステップS87でエラーの発生を感知した
プリンタ装置B01は、ステップS88で時刻データを
取得していることを確認する。
【0101】プリンタ装置B01がすでに時刻データを
取得していると判定されればステップS89に進んで、
エラー発生時刻データをEEPROMB09に格納して
ステップS90で操作者の介入によるエラー処理を待
つ。
【0102】なおエラー発生時刻データの格納は図10
(b)ないし図10(d)に示した諸表の回数データの
更新によってもよい。
【0103】ステップS90でエラー処理を終了した
ら、ステップS87に戻って再び次のエラー発生の感知
を待つ。
【0104】図9(c)にプリンタ装置B01のEEP
ROMB09に格納した印刷起動時刻データおよびエラ
ー発生時刻データを、プリンタ装置B01の保守時に印
刷出力して取り出すフローを示す。
【0105】保守作業にあたって、ステップS91でE
EPROMB09に格納した保守用データの印刷出力を
指示する。
【0106】プリンタ装置B01はステップS92でE
EPROMB09に格納した印刷起動時刻データおよび
エラー発生時刻データを印刷出力する。
【0107】印刷出力に供したデータはステップS93
で消去の可否を確認し、操作者が消去可と指示を与えれ
ばステップS94に進んでEEPROMB09に格納し
た印刷起動時刻データおよびエラー発生時刻データを消
去し、ステップS95で印刷出力動作は終了する。
【0108】またステップS93で消去不可と指示した
場合はそのままステップS95に進んで印刷出力動作は
終了する。
【0109】図10に保守作業時に担当者の操作により
印刷出力されるデータの例を示す。
【0110】図10(a)はEEPROMB09に格納
されたデータ列の例を示す。時刻データは年・月・日お
よび発生時刻とデータ種類により構成される。
【0111】図10(b)は前記の図10(a)に示し
たデータを分類して発生時間帯別に表にしたものであ
る。
【0112】図10(c)は前記の図10(a)に示し
たデータを分類して発生した曜日別に表にしたものであ
る。
【0113】図10(d)は前記の図10(a)に示し
たデータを分類して発生した月度別に表にしたものであ
る。
【0114】図10(b)および図10(d)に示した
表は、プリンタ装置B01に内蔵するROMB04に格
納された専用のアプリケーションソフトウェアによって
作成される。
【0115】なお前記の図10(b)および図10
(d)に示した表は折れ線グラフとして印刷出力するこ
とにより、当該プリンタ装置B01の使用されるモード
の解析あるいはエラー発生のモード解析に使用できる。
【0116】
【発明の効果】この発明により、以下に示すような効果
が期待できる。
【0117】1)プリンタ装置の印刷処理業務開始時刻
から終了時刻にいたる印刷所要時間をプリンタ装置に内
蔵するカウンタにて時間計測し、当該印刷処理業務の終
了時に表示部に表示する。
【0118】この手段をとることにより、プリンタ装置
の実施した個々の印刷処理業務の所要時間を操作者に通
知して作業量の把握を容易ならしめるという効果を得
る。
【0119】2)プリンタ装置の表示部の表示内容はあ
らかじめ設定した時間を経過すると一旦消去し、必要に
応じて操作部を操作することにより、再現させる。
【0120】この手段をとることにより、プリンタ装置
は必要時のみに所要時間の表示を行って不必要な表示を
削除するという効果を得る。
【0121】3)プリンタ装置はその電源投入時に本体
装置に時刻通知の要求を行い、本体装置のタイマより得
た時刻データをもとにプリンタ装置内部のカウンタを動
作させて時間計測を行う。
【0122】この手段をとることにより、プリンタ装置
は短い周期で本体装置の時刻データを取得するので、常
に本体装置と同期した時刻データを持つ。したがって本
体装置の表示を確認しなくてもプリンタ装置の表示によ
って時刻を確認することができるという効果を得る。
【0123】4)プリンタ装置は本体装置より印刷処理
の指示を受けて処理を開始した時刻と実際の経過時刻と
を並べて表示部に表示し、印刷処理終了とともに印刷処
理開始時刻と印刷処理終了時刻として併記して表示す
る。
【0124】この手段をとることにより、プリンタ装置
は印刷処理の実動時間を表示するという効果を得る。
【0125】5)プリンタ装置は印刷処理動作中におい
て操作部の操作により経過時刻表示を経過時間表示に切
り替える機能を持たせる。
【0126】この手段をとることにより、プリンタ装置
は操作者の要求に合わせた表示を行うという効果を得
る。
【0127】6)プリンタ装置は本体装置より印刷処理
の指示を受ける都度、本体装置より時刻データを受信し
ているか否かを自動的に確認し、未受信の状態であれば
再度本体装置に時刻通知の要求を行った後に印刷データ
の受信を行う。
【0128】この手段をとることにより、プリンタ装置
は時刻データの確認を自動的に行うので、プリンタ装置
の持つ時刻表示は常に本体装置の持つ時刻系列との同期
を保証するという効果を得る。
【0129】7)プリンタ装置は印刷処理開始時刻およ
び印刷処理終了時刻の表示をあらかじめ設定した時間後
に一旦消去し、操作部で呼び出しの操作を行うことによ
り前記の時間データの表示を再現する。
【0130】この手段をとることにより、プリンタ装置
は必要時のみに時間データの表示を行うので、表示過多
による煩わしさを回避するという効果を得る。
【0131】8)プリンタ装置は印刷開始時刻およびプ
リンタ装置内で発生したエラー発生時刻とそのエラー種
類コードのデータを採取し、そのデータをプリンタ装置
に内蔵するメモリに格納する。
【0132】この手段をとることにより、プリンタ装置
は保守作業時等においてその使用状況のデータおよびエ
ラー発生のモードと頻度のデータを採取できるので、個
別の装置にあった保守措置を検討できるという効果を得
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による構成図。
【図2】この発明によるフローチャート(その1)。
【図3】この発明によるフローチャート(その2)。
【図4】この発明によるフローチャート(その3)。
【図5】この発明によるフローチャート(その4)。
【図6】この発明によるフローチャート(その5)。
【図7】この発明によるフローチャート(その6)。
【図8】この発明によるフローチャート(その7)。
【図9】この発明によるフローチャート(その8)。
【図10】この発明による履歴データの印刷出力例を示
す図。
【図11】従来技術による構成図。
【図12】従来技術によるフローチャート。
【符号の説明】
B01:プリンタ装置 B03:カウンタ B07:表示部 B09:EEPROM B10:本体装置 B11:タイマ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体装置(B10)に接続して印刷業務を
    行うプリンタ装置(B01)における時間表示方法にお
    いて、前記の本体装置(B10)より印刷データを受信
    した時点で当該プリンタ装置(B01)に内蔵するカウ
    ンタ(B03)にて時間の計測を開始し、当該印刷業務
    の終了時点で印刷に要した時間をプリンタ装置(B0
    1)に備えた表示部(B07)に表示することを特徴と
    した、プリンタ装置の時間表示方法。
  2. 【請求項2】前記のプリンタ装置(B01)に備えた表
    示部(B07)に表示した印刷に要した所要時間の表示
    はあらかじめ設定した時間を経過すると消滅させ、さら
    に所定の操作によって直前の表示内容を再現することを
    特徴とした、請求項1に記載のプリンタ装置の時間表示
    方法。
  3. 【請求項3】本体装置(B10)に接続して印刷業務を
    行うプリンタ装置(B01)における時間表示方法にお
    いて、前記のプリンタ装置(B01)は電源投入に際し
    て本体装置(B10)に時刻通知を要求し、本体装置
    (B10)のタイマ(B11)より得た時刻データを基
    準としてカウンタ(B03)にて時間の計測を開始し、
    経過する時刻を表示部(B07)に表示することを特徴
    とした、プリンタ装置の時間表示方法。
  4. 【請求項4】前記の経過する時刻を表示部(B07)に
    表示するプリンタ装置(B01)は本体装置(B10)
    の印刷指示による印刷データ受信とともに時刻表示を固
    定して印刷処理開始時刻とし、同時に従来の時間の経過
    とともに変化する時刻表示を前記の固定した印刷処理開
    始時刻表示の近傍に表示し、さらに印刷処理終了の時点
    において前記の時間の経過とともに変化する時刻表示を
    固定して印刷処理終了時刻として表示することを特徴と
    した、請求項3に記載のプリンタ装置の時間表示方法。
  5. 【請求項5】前記の印刷処理開始から印刷処理終了にい
    たる時刻経過の表示は、操作部(B06)を操作するこ
    とによって印刷処理時間の経過表示に切り替えることを
    特徴とした、請求項4に記載のプリンタ装置の時間表示
    方法。
  6. 【請求項6】前記の本体装置(B10)に時刻通知を要
    求したプリンタ装置(B01)は、本体装置(B10)
    よりの印刷指示を受ける都度時刻データの保持を確認し
    て、前記の時刻データを保持していないことを確認すれ
    ば自動的に時刻通知の要求を本体装置(B10)に対し
    て発信することを特徴とした、請求項3ないし請求項5
    のいずれか1項に記載のプリンタ装置の時間表示方法。
  7. 【請求項7】前記のプリンタ装置(B01)に備えた表
    示部(B07)に表示した印刷処理開始時刻表示および
    印刷処理終了時刻表示あるいはまた印刷に要した所要時
    間の表示はあらかじめ設定した時間を経過すると消滅さ
    せ、さらに所定の操作によって直前の表示内容を再現す
    ることを特徴とした、請求項3ないし請求項6のいずれ
    か1項に記載のプリンタ装置の時間表示方法。
  8. 【請求項8】前記の電源投入に際して本体装置(B1
    0)のタイマ(B11)より得た時刻データを基準とし
    てカウンタ(B03)にて時間の計測を行うプリンタ装
    置(B01)において、当該プリンタ装置(B01)の
    印刷処理開始時刻およびエラー発生の時刻とそのエラー
    内容のデータをEEPROM(B09)に格納し、必要
    時に前記データを印刷出力することを特徴とした、請求
    項3ないし請求項7のいずれか1項に記載のプリンタ装
    置の時間表示方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325083A (ja) * 2000-05-18 2001-11-22 Canon Inc 印刷ログ集計システム及び印刷ログ集計方法
JP2012013890A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Oki Data Corp 画像形成装置

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