JPH1086238A - タイヤ更生方法及びリムプレート - Google Patents
タイヤ更生方法及びリムプレートInfo
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- JPH1086238A JPH1086238A JP8243208A JP24320896A JPH1086238A JP H1086238 A JPH1086238 A JP H1086238A JP 8243208 A JP8243208 A JP 8243208A JP 24320896 A JP24320896 A JP 24320896A JP H1086238 A JPH1086238 A JP H1086238A
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- 230000008929 regeneration Effects 0.000 title 1
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- 239000011324 bead Substances 0.000 claims abstract description 76
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- 238000007689 inspection Methods 0.000 claims description 7
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
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- Tires In General (AREA)
- Tyre Moulding (AREA)
Abstract
偏らない状態でリム。レートにセットして更生する方法
とそのタイヤ用リムプレートを提供すること。 【解決手段】 タイヤのビード部を支持し、内圧を充填
して更生タイヤの加工、検査をする方法において、ビー
ドヒール部とビードトウ部の中間点よりビードトウ側の
ビードベース部と、タイヤのビードヒール背面部とのみ
で接触するようにしてタイヤのビード部を支持して更生
タイヤの加工、検査をする。
Description
イヤを加工、検査する際に、タイヤのビード部を支持す
るために使用するタイヤ用リムプレートに関するもので
ある。特にチューブレスタイヤを更生する際に、タイヤ
を偏らない状態でリムプレートにセットして更生する方
法とそのタイヤ用リムプレートに関する。
明すると、「リム径」とは、JATMAの15°深底リ
ムの輪郭に示されるリム径を指す。「リムプレートベー
ス径」とは、上記JATMAの15°深底リムの輪郭に
示されるリム径の決め方に準ずるが、各寸法の値は異な
る部分がある。
る場合には、タイヤを一対のリムプレートで支持し、こ
のタイヤに内圧を充填した状態で加工、検査などに供し
ている。
す断面図であり、タイヤのビード部と、駆動軸により回
転可能に支持された取付けフランジとの間に、一対のリ
ムプレートを介してタイヤを支持し、この状態でタイヤ
に内圧を充填して、タイヤを回転させつつそのトレッド
を研磨するなどの加工、および種々の検査が行われてい
る。
ドベースが図示したようにテーパー付きで、タイヤ軸に
対して傾斜しているため、タイヤがリムプレートに対し
て誤って偏った状態でセットされた場合であっても、リ
ムプレートとタイヤのビード部が、全周にわたって接触
することから、このタイヤに内圧を充填する際に、内圧
が漏れることがなく、かかる不良セット状態に気づかず
に、そのまま加工、検査に供してしまうことがあった。
プレートに対し正常にセットされている場合には、図6
に示したように、トレッドに偏りがなく、そのまま次の
工程へ移行可能な加工タイヤを得ることができるが、も
しタイヤのビード部が図5に示すようにリムプレートに
対し偏った状態でセットされたまま、これに気づかずに
加工、検査に供した場合、例えばタイヤを更生するため
にトレッドをバフ加工する場合、図7に示したように、
トレッドが大きく偏心した不良加工タイヤの発生を招く
という問題があった。そこで、特開平6−64403で
はタイヤのビード部のビードベースが接触するプレート
ベースに、その軸方向に延びる溝部を設けて、偏った状
態でリムプレートにセットされた場合この溝から空気が
抜けてタイヤが規定内圧に達しないようにしている。
手法では、偏った状態でセットされているタイヤが規定
内圧に達しないようにしているだけで、偏り自体を防ぐ
ことはできないという問題があり、偏らずにセットする
には熟練技能者に頼らざるを得なかった。
の有する不具合を解消して、チューブレスタイヤを更生
する際にタイヤを偏らない状態でリムプレートにセット
して更生する方法とそのタイヤ用リムプレートを提供す
ることにある。
に、本発明のタイヤのビード部を支持し、内圧を充填し
て更生タイヤの加工、検査をする方法において、ビード
ヒール部とビードトウ部の中間点よりビードトウ側のビ
ードベース部と、タイヤのビードヒール背面部とのみで
接触するようにしてタイヤのビード部を支持して更生タ
イヤの加工、検査するという方法を採用している。
のタイヤのビード部を支持し、内圧を充填してタイヤの
加工、検査に供するために使用するタイヤ用リムプレー
トにおいて、ビードヒール部とビードトウ部の中間点よ
りビードトウ側のビードベース部と、タイヤのビードヒ
ール背面部とのみで接触するという構成を採用してい
る。
記タイヤの標準リムのリム径の97.7〜98.7%で
あり、そして、上記リムプレートベースのタイヤ軸に対
する傾斜角度が、上記タイヤの標準リムのビードシート
のタイヤ軸に対する傾斜角度より小さいと、ビードヒー
ル部とビードトウ部の中間点よりビードトウ側のビード
ベース部と、タイヤのビードヒール背面部とのみで接触
しやすくなり好ましい。
ずに内圧を充填するため、その標準リムのリム径よりタ
イヤのビードシート径は小さくしている。このようにし
ないと、走行中に大きな横方向の力を受けた際、リムと
タイヤの間に隙間ができてしまい内圧が抜けてしまう虞
があるためである。そして、内圧を充填してタイヤの加
工、検査に供するために使用するタイヤ用リムプレート
に対しても同様にすることが従来例とされていた。
に装着して走行させる場合、6〜9kgf/cm2 とい
う比較的高内圧に充填するため、内圧充填前にリムに対
してタイヤが偏ってセットされていても高内圧を充填す
ると正常にセットされてしまうので問題ないが、ところ
が内圧を充填してタイヤの加工、検査に供するために使
用するタイヤ用リムプレートの場合、安全性と設備の軽
量化を考慮して3kgf/cm2 以下程度の内圧しか充
填しないため初めに偏ってセットされた場合その後内圧
を充填しても正常にセットされないという問題があっ
た。これは、ビードヒール部分の剛性が高く、低い内圧
ではビードの周が拡張しないためである。
は、標準リムのリム径より小さく、しかもリムプレート
ベースのタイヤ軸に対する傾斜角度が、タイヤの標準リ
ムのビードシートのタイヤ軸に対する傾斜角度より小さ
いので、装着の際ビードの周を殆ど拡張する必要がな
く、ビードヒール部とビードトウ部の中間点よりビード
トウ側のビードベース部と、タイヤのビードヒール背面
部とのみで接触するため初めに偏ってセットされていて
もわずかな内圧を充填しただけで正常にセットされる。
を参照して説明すると、図1は本発明のタイヤ用リムプ
レートの実施例を示す幅方向部分断面図であり、タイヤ
サイズは11R22.5のチューブレスタイヤ用であ
る。タイヤ1はビードヒール部6とビードトウ部7の中
間点よりビードトウ側のビードベース部3と、タイヤの
ビードヒール背面部6とのみでリムプレート2に接触し
ていることがわかる。このリムプレートのリムプレート
ベース径は、このタイヤサイズの標準リムのリム径の9
8.7%となっており、リムプレートベースのタイヤ軸
に対する傾斜角度は10度となっている。
リムプレートを示す図2では、タイヤ1はビードヒール
6からビードトウ7にかけて全域でリムプレート2に接
触していることがわかる。そして、リムプレートベース
径とリムプレートベースのタイヤ軸に対する傾斜角度
は、このタイヤサイズの標準リムに準拠したものとなっ
ている。
実施した。タイヤをまず完全に半径方向の振れと幅方向
の振れがないように加工しておき、そのタイヤを、それ
ぞれ10回ずつ本発明のリムプレートと従来例のリムプ
レートに内圧2.5kgf/cm2 で組みつけ、半径方
向の振れと幅方向の振れを測定した。なお、組みつける
際は、特別偏りがないようするという配慮はしていな
い。結果は、表1に示すようである。
されており、特に半径方向の振れは大幅に改善されてお
り、熟練者でなくとも正常にタイヤをリムプレートにセ
ットすることが可能となった。
ューブレスタイヤを更生する際にタイヤを偏らない状態
でリムプレートにセットして更生する方法とそのタイヤ
用リムプレートを提供することが可能となった。
幅方向部分断面図である。
分断面図である。
断面図である。
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
イヤの断面図である。
イヤの断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 タイヤのビード部を支持し、内圧を充填
して更生タイヤの加工、検査をする方法において、ビー
ドヒール部とビードトウ部の中間点よりビードトウ側の
ビードベース部と、タイヤのビードヒール背面部とのみ
で接触するようにしてタイヤのビード部を支持して更生
タイヤの加工、検査することを特徴とするタイヤ更生方
法。 - 【請求項2】 タイヤのビード部を支持し、内圧を充填
してタイヤの加工、検査に供するために使用するタイヤ
用リムプレートにおいて、ビードヒール部とビードトウ
部の中間点よりビードトウ側のビードベース部と、タイ
ヤのビードヒール背面部とのみで接触することを特徴と
するタイヤ用リムプレート。 - 【請求項3】 該リムプレートベース径が、該タイヤの
標準リムのリム径の97.7〜98.7%であることを
特徴とする請求項2記載のタイヤ用リムプレート。 - 【請求項4】 該リムプレートベースのタイヤ軸に対す
る傾斜角度が、該タイヤの標準リムのビードシートのタ
イヤ軸に対する傾斜角度より小さいことを特徴とする請
求項2乃至3記載のタイヤ用リムプレート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24320896A JP3920381B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | タイヤ更生方法及びリムプレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24320896A JP3920381B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | タイヤ更生方法及びリムプレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1086238A true JPH1086238A (ja) | 1998-04-07 |
JP3920381B2 JP3920381B2 (ja) | 2007-05-30 |
Family
ID=17100443
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24320896A Expired - Fee Related JP3920381B2 (ja) | 1996-09-13 | 1996-09-13 | タイヤ更生方法及びリムプレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3920381B2 (ja) |
-
1996
- 1996-09-13 JP JP24320896A patent/JP3920381B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3920381B2 (ja) | 2007-05-30 |
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