JPH07164835A - ラジアルプライ空気入りタイヤ - Google Patents

ラジアルプライ空気入りタイヤ

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JPH07164835A
JPH07164835A JP6264078A JP26407894A JPH07164835A JP H07164835 A JPH07164835 A JP H07164835A JP 6264078 A JP6264078 A JP 6264078A JP 26407894 A JP26407894 A JP 26407894A JP H07164835 A JPH07164835 A JP H07164835A
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JP
Japan
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tire
bead
rim
annular
pneumatic tire
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Pending
Application number
JP6264078A
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English (en)
Inventor
Richard C Beard
チャールズ ビアード リチャード
Michael D Kachner
デヴィッド カーチナー マイケル
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Goodyear Tire and Rubber Co
Original Assignee
Goodyear Tire and Rubber Co
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Publication date
Application filed by Goodyear Tire and Rubber Co filed Critical Goodyear Tire and Rubber Co
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60CVEHICLE TYRES; TYRE INFLATION; TYRE CHANGING; CONNECTING VALVES TO INFLATABLE ELASTIC BODIES IN GENERAL; DEVICES OR ARRANGEMENTS RELATED TO TYRES
    • B60C15/00Tyre beads, e.g. ply turn-up or overlap
    • B60C15/02Seating or securing beads on rims
    • B60C15/024Bead contour, e.g. lips, grooves, or ribs
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T152/00Resilient tires and wheels
    • Y10T152/10Tires, resilient
    • Y10T152/10495Pneumatic tire or inner tube
    • Y10T152/10819Characterized by the structure of the bead portion of the tire

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Tires In General (AREA)
  • Tyre Moulding (AREA)
  • Graft Or Block Polymers (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 タイヤのビード部分に独特な表面を持たせ、
タイヤを従来より少ない力でリムに装着させ、かつリム
に対しタイヤの固着性を優れたものにする。 【構成】 タイヤの各ビードのヒールとトーの間にある
第一の環状表面およびヒールから半径方向外側に伸びる
第二の環状表面を有し、第一の環状表面はタイヤがリム
に装着され常圧に膨らまされた時、設計リムのビードシ
ートに接触され、均一な偏平化となるように設計され、
第一の環状表面はタイヤが装着されビードが設計リム幅
に等間隔な距離Dを軸方向に取り、タイヤ軸との角度β
はビードシートとタイヤの軸の間で作られる角度より
0.5度乃至3度大きい範囲にあり、より好ましくは
1.5度とする。第二の環状表面はタイヤ装着、常圧膨
張時、設計リムの環状フランジに接触するように設計さ
れ、回転軸に垂直である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気入りラジアルプライ
空気入りタイヤに関し、特に設計上のタイヤとリムの相
互関係に関する。
【0002】
【従来の技術】歴史的にはチューブレスタイヤの導入に
伴い、設計上のリムに対するタイヤの各ビ−ド部分の適
合性は重要性を増している。この適合性は車両走行中に
おけるタイヤ内空気の密封性とリムに対する安全な密着
性を確かなものにしている。
【0003】典型的なリムはタイヤビードの接触帯域を
限定するビードシートとリムフランジを持っており、タ
イヤビードはビードヒール(外端部)とビードトー(内
端部)の間にビードシートに接触するリム上部の組み合
わせ部となる環状表面を持っている。ビードはまたビー
ドヒールの半径方向外側の環状表面を持っており、タイ
ヤが装着されリムの上で膨ませられた時にこの環状表面
はリムフランジに接触する。
【0004】従来の技術では円筒状あるいは非常に僅か
円錐形状のビードシートを有するリムの使用が知られて
いる。代表的なものとしては、ビードシートはタイヤの
回転軸に対し5度の角度だけ傾斜しており、固有の適合
性を保証するために、タイヤビ−ドはタイヤの回転軸に
対し同じく5度の傾斜の環状表面を持ち、各ビードはビ
ードシートより僅かに小さな直径を持っており、したが
って組み立てに当たって割合に簡単な作業が行われた。
このような従来技術のタイヤは図6に示される。
【0005】その後の技術開発で、トーと環状の抗張材
の間にあるタイヤの半径方向の一番内側の可撓性トー部
分はビードシートより約5度大きめの傾斜表面で構成さ
れ、この角度の変化により作られ、付加された部分はタ
イヤの密封を容易にした。この従来技術は図6(B)な
らびに図6(C)に示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来技術によるタイヤ
はビードヒールの半径方向外側に向かうビードの表面を
持っている。この表面は理想的にはリムフランジと接触
するべきで、この軸方向の2つのリムフランジと半径方
向外側に向かう表面は車軸に対し約90度配向されてい
る。前記表面の部分はタイヤがその表面全般に亘って膨
らまされた時に減圧状態となり、本質的にリムフランジ
に接触しタイヤをリムに固定する。
【0007】従来技術による各タイヤは本質的にビード
の形状と配向を決めるのに、ビードの可撓性トー部分と
なる点を除き、ビードシートとフランジの配向に依存し
ていた。驚くべきことに、従来技術によるタイヤビード
設計はリムに対しあまり理想的な適合性のあるものとは
言えず、特にJ型リムのリムフランジ部分についてそう
であることが分かっている。これらの公知の技術は、ビ
ードヒールの半径方向外側に向かう表面はリムフランジ
に強固に接触する表面であると思われていた。事実、接
線方向のX線はこのフランジ表面のある部分がリムとの
間に隙間を作っており、したがってタイヤをリムに強固
に密着するには役立ってないことを示している。
【0008】本発明の目的はタイヤがリムに接触する独
特のビード表面を持つことによって、より低いサイドウ
ォールの剛性と、優れたローリングレジスタンスと、改
善された快適さを持つタイヤを提供することで、すなわ
ち、本発明によるタイヤがリムに装着した時に低いビー
ドシートへの装着力を均一に示し、なおかつリムに対す
るタイヤの優れた固着性を示すことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のラジアルプライ
空気入りタイヤは、回転軸と、環状抗張材を含む一対の
軸方向に間隔をおいたビ−ドと、各ビードの環状抗張材
の間に伸びる少なくとも一つのラジアルプライと、前記
各ビードがヒール部と、ビードシートを含む設計リムと
嵌合するように設計されたトー部と、タイヤが製造され
る地方により決められる工業標準で特定される設計リム
幅を有するラジアルプライ空気入りタイヤにおいて、各
ビードのヒールとトーの間にある第一の環状表面と、各
ビードのヒールから半径方向外側に向かう第二の環状表
面を有することを特徴としている。第一の環状表面は、
タイヤが組み込まれ常圧に膨らまされた時に、設計リム
のビードシートに接触する。タイヤが組み込まれない時
は、第一の環状表面はタイヤの軸と平均角度βを形成
し、この時各ビードは設計リム幅と等しい距離Dだけ軸
方向に間隔を有している。前記設計リム幅Dは最小推奨
リム幅と最大推奨リム幅の合計の半分に決められいる。
前記平均角度βは少なくとも0.5度から3度の範囲
で、かつ設計リムと嵌合するビードシートとタイヤの軸
のなす角度より大きい角度である。第二の環状表面はタ
イヤが組み込まれ常圧に膨らまされた時に設計リムの環
状フランジ部に接触する。各ビードが設計リム幅と等し
い距離Dだけ軸方向に間隔を置いている時に、タイヤが
組み込まれてない第二の環状表面は、回転軸に対し垂直
である。
【0010】各ビードが設計リム幅である時に、第一の
環状表面の一部は、タイヤ軸に対し垂直でかつ環状抗張
材の中心を通る面Cと環状抗張材の軸方向外側に正接か
つタイヤの回転軸に垂直な面Tの間に配置されている。
【0011】前記角度βは回転軸に対し平行な線と5.
5度と8度の範囲にある。最も適当な角度βは、設計リ
ムのビードシートと軸に対し平行な線との角度より約
6.5度大きい。
【0012】第一の環状表面は面Tと面Sの間において
角度β配向されていることが理想的である。前記面Sは
環状抗張材の軸方向内側に正接し、かつタイヤの回転軸
に垂直な面である。
【0013】角度β配向したビードシートを持ち、かつ
5度のビードシート面と組み合わされる時に、平坦に作
られた環状抗張材を使用しているタイヤは一般的に抗張
材とビードシートの間の材料に均一な圧縮力を生ずる。
この均一な圧縮力は同時にタイヤとリムの間に優れた固
着性を生じ、タイヤに対し必要とする低くかつ均一なビ
ード装着力を持つようにするものである。
【0014】具体例では、第一の環状表面は角度βだけ
傾斜し面Tの軸方向外側に広がっている。第一の環状表
面はヒールに交差し、このヒールは単一の曲率半径を持
つ。このヒールの曲率は軸方向に半径方向外側に展開し
第二の環状表面に正接する。第二の環状表面は半径方向
外側に展開し、回転軸に対し垂直に第三の環状表面に展
開する。前記第三の環状表面は、設計リムフランジの極
率半径と等しいかまたはより大きい単一の極率半径Rを
有している。
【0015】
【作用】本発明のラジアルプライ空気入りタイヤは、各
ビードのヒールとトーの間にある第一の環状表面と、各
ビードのヒールから半径方向外側に向かう第二の環状表
面を有する。
【0016】第一の環状表面は、タイヤが組み込まれ常
圧に膨らまされた時に、設計リムのビードシートに接触
する。タイヤが組み込まれない時は、第一の環状表面は
タイヤの軸と平均角度βを形成し、各ビードは設計リム
幅と等しい距離Dだけ軸方向に間隔を有している。
【0017】第二の環状表面は、タイヤが組み込まれ常
圧に膨らまされた時に、設計リムの環状フランジに接触
する。各ビードが設計リム幅と等しい距離Dだけ軸方向
に間隔を置いている時に、タイヤが組み込まれていない
第二の環状表面は、回転軸に対し垂直である。
【0018】各ビードが設計リム幅である時に、第一の
環状表面は、環状抗張材の軸方向外側に正接し、かつタ
イヤの回転軸に垂直な面Tと、環状抗張材の軸方向内側
に正接し、かつタイヤの回転軸に垂直な面Sの間におい
て角度β配向されている。
【0019】角度β配向したビードシートを持ち、かつ
5度のビードシート面を有する設計リムと組み合わされ
る時に、平坦に作られた環状抗張材を使用しているタイ
ヤは一般的に抗張材とビードシートの間の材料に均一な
圧縮力を生ずる。この均一な圧縮力は同時にタイヤとリ
ムの間に優れた固着性を生じ、タイヤに対し必要とする
低く、かつ均一なビード装着力を持つようにする。
【0020】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明するが、
説明に際して使用する用語の定義を以下に示す。
【0021】タイヤの“偏平比”はその断面幅(SW)
に対する断面高さ(SH)の比率にパーセント表示のた
めに100パーセントを掛けたものである。
【0022】“アキシャル”と“アキシャリイ”はタイ
ヤの回転軸に平行な線または方向を意味する。
【0023】“ビード”はプライコードで包み込まれ、
かつ設計リムに適合するように形作られた環状抗張材を
構成するタイヤの一部であり、ひれ状、チップ状、舌
状、トーガード状、もみ殻状の補強材で、含むものとそ
うでないものがある。
【0024】“ベルト構造”または“補強用ベルト”は
有織あるいは不織の平行なコードの少なくとも2つの環
状層またはプライを意味し、トレッドの下地となり、ビ
ードに固定されず、タイヤの赤道面に対し17度乃至2
7度の範囲にある左右のコード角度を持っている。
【0025】“カーカス”はベルト構造とトレッドとア
ンダートレッドとパイル上のサイドウォールゴムを除く
ビードを含むタイヤの構造である。
【0026】“円周の”は軸方向に垂直な環状トレッド
の表面の周囲に沿った線または方向を意味する。
【0027】“コード”はタイヤの中のプライを構成す
る一種の補強撚線を意味する。
【0028】“設計リム”は規定の外形と幅を持つリム
を意味する。前記規定のために、設計リムと設計リム幅
はタイヤが生産される地域に有効な産業規格で決められ
る。例えば、アメリカ合衆国ではタイヤおよびリム協
会、欧州ではリムは欧州タイヤおよびリム技術機構の標
準書で規定される。そして設計リムは標準測定リムと同
義語である。日本での標準化組織は日本自動車タイヤ協
会である。
【0029】“設計リム幅”はリムフランジ間に規定さ
れた軸方向距離を意味する。この規定のために、設計リ
ム幅(D)は専用の産業標準で(最小推奨リム幅と最大
リム幅)/2ときめられる。
【0030】“赤道面(EP)”はタイヤの回転軸に垂
直な面を意味し、そのトレッドの中心を通る。
【0031】“内側ライナー”はチューブレスタイヤの
内側表面を作り、膨脹性流体をタイヤ内部に包み込む弾
性体またはその他の材料による層または層類を意味す
る。
【0032】“通常膨脹圧”は特定設計膨脹圧ならびに
タイヤ使用条件に対する専門の標準化組織によって指定
された荷重に関するものである。
【0033】“通常荷重”は特定設計膨脹圧ならびにタ
イヤ使用条件に対する専門の標準化組織によって指定さ
れた荷重に関するものである。
【0034】“プライ”はゴムが被覆された平行コード
の連続層を意味する。
【0035】“ラジアル”または“ラジアリイ”はタイ
ヤの回転軸に向うか、または離れるようになる半径上の
方向を意味する。
【0036】“ラジアルプライ空気入りタイヤ”はベル
トを付けたか、または円周方向に拘束された空気入りタ
イヤであり、ビードからビードに伸びるプライコードが
タイヤの赤道面に対し65度乃至90度のコード角に並
べられたものを意味する。
【0037】“断面高さ”(SH)はタイヤの赤道面で
公称リム直径からタイヤの外周直径までの半径上の距離
を意味する。
【0038】“断面幅”(SW)はタイヤを常圧で膨ら
ました直後および24時間後でかつ荷重をかけず、ラベ
リングや装飾あるいは保護バンドによる影響を除いた時
のタイヤの軸に平行でかつそのサイドウオールの外側間
の最大直線距離を意味する。“シャープ直径”はビード
シートあるいは一番目の表面に正接して伸びる線とビー
ドフランジまたは二番目の表面に正接して伸びる線の交
差により規定される軸をとおりタイヤを半径方向に計っ
た直径を意味する。
【0039】“ショルダー”はトレッド端直下のサイド
ウォールの上部を意味し、かどを形成する。
【0040】“サイドウォール”はタイヤのトレッドと
ビードの間の部分を意味する。
【0041】“トレッド幅”は軸方向、即ちタイヤの回
転軸を通過する面におけるトレッド表面の円弧の長さを
意味する。
【0042】次に、本発明のラジアルプライ空気入りタ
イヤの実施例について図面を参照して、具体的に説明す
る。
【0043】図1に本発明により製造されたタイヤの断
面図が示され、詳細な実施例としてタイヤ30は低偏平
比の乗用車用タイヤである。図に示されているように、
各ビード33は軸方向規定の設計リム幅と等しい距離
(D)間隔を置いている。
【0044】タイヤ30は両ショルダー32でその横方
向の両端が終端する対地接触トレッド31を有す。半径
方向外側のサイドウォール21はショルダー32から始
まり環状で拡大できない環状抗張材35を有するビード
33に達している。タイヤ30は、更に環状抗張材35
から始まりサイドウォール21と、トレッド31と、対
面するサイドウォール21を通り、対面する環状抗張材
35に達するカーカス補強部材36を有する。カーカス
補強部材36の両上向き端38は環状抗張材35をほぼ
包み込んでいる。図に示されているように、ビード33
はカーカス補強部材36および環状抗張材35をほぼ包
み込むチッパー41を有する。タイヤ30は、若しタイ
ヤをチューブレスタイヤとする場合には、タイヤ内部円
周面を形成する通常の内部ライナー37を有する。
【0045】トレッド31の下方でカーカス補強部材3
6の半径方向外側表面に円周方向に置かれているのはト
レッド補強用のベルト補強材39である。実際の例とし
て、ベルト補強材39は二つのシングルカットとベルト
プライのコードがタイヤの赤道面に対し17度乃至25
度の角度範囲に配向した構造となっている。一つのベル
トのコードは赤道面に対して他のベルトとは反対向きに
配置される。しかし、ベルト補強材39は任意の数と形
のベルトプライとコードでもよく、また任意の角度で配
置してもよい。
【0046】カーカス補強部材36は各々平行なコード
の層からなる少なくとも一つの補強プライ構造を持ち、
カーカス補強部材36の各コードはタイヤ30の赤道面
EPに対し少なくとも75度には配向されている。カー
カスを補強する各コードはゴム製品用のコード補強材と
して通常使われるいかなる材料でも良く、例えばこれに
限定されることなくレーヨン、ナイロンあるいはポリエ
ステルが使われる。カーカス補強部材36は、環状抗張
材35をほぼ包み込み、タイヤの断面高さの約20乃至
50パーセントに達する、カーカス補強部材36の両上
向き端38を有する。
【0047】タイヤ30はリムに装着し膨らませる前に
は金型により与えられた形に保たれているが、リムに装
着後はタイヤのビード部の勾配はリムにより決められ
る。
【0048】ビード33はビードトー22Aとビードヒ
ール22Bの間に位置する第一の環状表面23有し、こ
の第一の環状表面は各ビード33が距離Dの間隔に置か
れたときに角度βに傾けられる。距離Dは設計リム幅あ
るいは成型されたビード幅として定義される。この仕様
目的のため、設計リム幅(D)はリムフランジ間を半径
上で計った最大と最小のリム幅の平均と規定されてい
る。設計リム幅の範囲はタイヤの製造された場所で認め
られる産業標準により決められる。例えばアメリカ合衆
国では14インチから16インチ直径の“J”型リムの
推奨されるリム幅としてタイヤおよびリム協会標準では
225/55R16タイヤに対する幅の範囲として6.
5乃至8.0インチが決められている。それ故、ここで
は設計リム幅は225/55R16タイヤに対し7.2
5インチとする。異なったビード幅で成型されたタイヤ
は当然異なるビード表面配向を有するが、各ビードが定
義された距離Dの間隔を置くときには、表面の配向は本
発明の特徴を生かす範囲にとどまる。
【0049】ビード33はビードヒール22Bから半径
方向外側に伸びる第二の環状表面24を有する。第二の
環状表面24は各ビードが定義された距離Dの間隔を置
くときに、好ましくは回転軸に垂直に配向される。第二
の環状表面24の延長は湾曲した第三の環状表面25と
なる。第三の環状表面25は第二の環状表面24から好
ましくは単一の極率半径R1をもって接線方向に伸び
る。極率R1は設計リムフランジの極率に少なくとも等
しいかあるいは大きめである。極率R1は、14インチ
あるいは16インチの“J”型リム用タイヤの通常直径
に対するものより、好ましくは半径方向で公称直径より
約0.375インチ上に中心がくるように決められる。
この位置決めは、タイヤが設計リムに装着され膨らまさ
れた時には、第三の表面25を半径方向にリムフランジ
に正接または外側方向におかれるようにする。
【0050】図4(A)に示す実施例では、サイドウォ
ール121の下部は第三の環状表面に正接し、かつ第三
の環状表面は半径方向外側に伸びている。
【0051】図2に設計リム40が示されている。設計
リム40は回転軸に対し角度βR 傾くビードシート42
と、角度αR が回転軸に対して公称垂直である面と角度
αR配向するフランジ44を有する。図に示めされるよ
うに前記βR は公称5度である。フランジ44とビード
ーシート42の間で、リムはRR1の極率半径を持つ。リ
ムフランジの半径方向外側の部分で、フランジの表面は
R2の極率半径を持つ。
【0052】図6(A)は、通常の従来技術による、各
ビ−ドが環状抗張材15を持つ一対のビ−ド13と、環
状抗張材15をおおよそ包み込みかつ伸びる補強プライ
16と、半径方向外側のトレッド11と、ベルト補強材
19と、トレッド11から各ビード13に伸びる一対の
サイドウォール6を有するタイヤ10を示す。図に示さ
れているように、設計リム幅Dの間隔が置かれている
時、各ビード13はビードヒール2とビードトー1の間
に展開する環状表面3を有し、環状表面3は約5度の角
度βR だけ配向するかリムビードシート42と同一の配
向となる。なお、従来技術によるタイヤは図示されてい
るように、半径方向外側に展開する環状表面4を有し、
環状表面4はビードヒール2から伸びて回転軸に対し9
0度配向されている。
【0053】図6(B)は第2の従来技術によるタイヤ
130が示されており、ビ−ドに環状抗張材135のあ
る一対のビ−ド133と、環状抗張材135をおおよそ
包み込みかつ伸びる補強プライ136と、半径方向外側
のトレッド131と、ベルト補強材139と、トレッド
131から各ビード133に伸びる一対のサイドウォー
ル121を有している。図6(C)に示されているよう
に、設計リム幅Dの間隔を置いている時、各ビード13
3はビードヒール122Bとビードトー122Aの間に
展開する第一の環状表面123を有する。第一の環状表
面123はビード133の軸中心に軸方向に並ぶビード
ヒール122Bから点Cに伸びる第一の部分123Aを
有し、第一の部分123Aは回転軸に対し5度配向され
ている。第一の環状表面123は更に第一の部分123
Aから伸びる第二の部分123Bを有し、第二の部分1
23Bは軸に対し10.5度傾斜している。第二の部分
123Bは半径方向内向きに湾曲した第三の部分123
Cに伸び、第三の部分123Cはトーに近接しR3の極
率半径を持つ。第一の環状表面123の3つの部分とビ
ードヒール122Bの半径方向の内側表面はビードシー
ト表面を構成する。従来技術によるタイヤ130のビー
ド133は更に半径方向外側に展開する第二の環状表面
124を有し、第二の環状表面124はビードヒール1
22Bから伸び、タイヤ130の軸に対し垂直に配向さ
れる。湾曲した第三の環状表面は第二の環状表面124
から下部サイドウォール221Bに伸びる。第三の環状
表面は単一の極率半径R1を持つ。ビードトー122A
と第一の部分123Aの間に増加する勾配がある複合第
一の環状表面123はタイヤ130のリム40に対する
気密性および固着性を増大するように設計されていた。
角度勾配の増大、特にビード抗張材の直接半径方向内側
に対する増大はビード133とリム40の間の材料の圧
縮率により組み立てが大いに変動することを意味する。
製造工程での通常の許容差からみて、前記圧縮された材
料の変動はビードの装着力に広く影響し、かつタイヤの
装着の不均一性の原因ともなる。
【0054】図3の拡大された図に示されているよう
に、本発明により製造されたビード33は軸方向に設計
リム幅Dと同じ間隔をおいて位置決めされている。軸方
向外側のビードヒール22Bと内側のビードトー22A
の間の表面は第一の環状表面23である。第一の環状表
面23はタイヤ30の回転軸に平行な線に対し角度βだ
け傾斜している。角度βは好ましくは5.5度から8度
の範囲に、より好ましくは6度から7度の範囲にある。
5度のβR 傾斜角を持つリム40に装着した時は、βと
βR 間の角度の変動差は0.5度から3度より少なく、
約1.5度の角度の変動差が好ましい。
【0055】前記角度の変動に加え、本発明によるタイ
ヤ30はビードヒール22Bの半径方向外側の第二の環
状表面24を有し、第二の環状表面24はタイヤ30が
装着され常圧に膨らまされた時に設計リム40の環状の
フランジ44に接触する。第二の環状表面24は回転軸
に対する垂直面に角度αだけ傾斜している。言いかえれ
ば、角度αは第一の環状表面の角度βとリムの配向角度
βR との角度差に実質的に等しい。このことは角度αは
垂直面Pから0度から3度より少ない範囲に、好ましく
は0度から1.5度垂直面から傾斜させることができる
ことを意味する。
【0056】ビード表面を精密に計測するためには、タ
イヤの規定リム幅であるビード33を持つ未装着で未膨
張のタイヤ30の使用が推奨される。ビード上の隣り合
う2つの参照点が同じ横断面上の2つの点に決められ、
第一の点はビードトー22Aに、第二の点は第二の表面
のいずれかの点にすることが勧められている。タイヤの
回転軸から一定距離を計ることにより、参照線は回転軸
に対し平行にすることができる。ほどよく寸法的に安定
なタイヤビードは2つの参照点が同じ平面の横断面にタ
イヤから切り取られることができる。参照線を再度決め
ることにより、2つの参照点が参照線上の正確な半径方
向距離に位置付られる時に、設計リム幅のビードを有す
る環状表面の傾斜が決定される。参照線は回転軸に置か
れるか、または回転軸に平行な任意の線で、軸と2つの
参照点の間にある平面に置かれるかの何れかに注意すべ
きである。
【0057】参照寸法が再度決められたのち、第一の環
状表面23と第二の環状表面24の正確な配向が測定さ
れる。この測定方法はビードの断面を拡大し、より正確
な測定を容易にするコンパレーター(比較機)を使うこ
とでさらに改善される。この測定方法は公知のものであ
りタイヤのような弾性を有する複合体においても非常に
正確な測定となる。
【0058】図7(A)には、設計リム40に装着され
膨らまされた従来技術によるタイヤが示されている。拡
大図7(B)はビードとリムへの適合状態を示してい
る。点Aはタイヤのトーであり、点Dはフランジに接触
するビード部の半径上の一番外側の表面を示す。点Aと
点Dの間の環状表面部分は従来技術のタイヤで得られる
最大のリム接触面である。図に見られるように点Cと点
Bの間の面はタイヤビードとリムの隙間部分である。こ
のことはリムとタイヤの固着が最高の条件でも100パ
ーセントでないことを意味する。
【0059】図4(A)と図4(B)は本発明によるタ
イヤである。タイヤは点Aから点Dまで実質的に隙間無
しに適合されている。
【0060】公称タイヤ直径を与えられたタイヤはリム
設計幅の範囲にあるリムに適合可能でなければならな
い。図7(A)と図7(B)に示される比較のための標
準となる従来技術によるタイヤは225/55R16で
つくられている。前記標準タイヤは8.0インチ成型ビ
ード幅で成型されている。前記タイヤは今後ビード直径
と称する16.14インチの環状抗張材35の内径を持
っている。シャープ直径は15.908インチである。
同様に本発明による実験タイヤが作られ、225/55
R16実験タイヤは7.25インチの成型リム幅または
成型ビード幅、15.923インチのシャープ直径1
6.18インチのビード直径を有している。
【0061】回転軸との角度5度のビードシートを持つ
通常の“J”型リムに標準タイヤと実験タイヤが装着さ
れた。リム幅は1インチ増量で6インチから9インチの
間にある。各タイヤとリムの組み立て体に対して、接線
方向のX線が、各タイヤの両側面の180度離れた点で
当てられ、この4ケ所における間隙はX線フィルムから
測られ、隙間の平均が計算されている。結果は表1に示
される。
【0062】
【表1】 この結果はヒール半径とリムヒール半径の隙間である
“H”で示されない限り第二の表面とリムフランジの軸
方向の隙間である。本発明で全ての隙間を除こうとした
のにもかかわらず、極く僅かな表面部分が残ることと堅
いビードがリム幅の全体にわたってリム輪郭に適合する
ことが不可能なことからヒール半径における隙間の存在
は認めざるを得なかった。 表1から容易にわかるよう
に、従来技術による標準タイヤは6インチと、7インチ
および8インチのリムについてリムフランジに沿って隙
間があり、かつ9インチサイズのリム幅ではヒール面に
隙間がある。それにひきかえ、本発明の方法で製造され
た実験タイヤはリムフランジ面に隙間を示さず、8イン
チと9インチのリム幅のものにつきビードヒール半径面
に僅かな隙間を示すのみである。成型されたビード幅の
変更と共にビードのかたちの変更がタイヤとリムの適合
性を改良したと思われる。ビード直径の増大とシャープ
直径の変更は適合性にとって重要と思われるが、後でも
述べるようにビードシート力と圧縮化の均一性がより重
要なものと思われる。
【0063】従来技術によるタイヤ130と他の市販タ
イヤで適合性が悪いと思われる要因はリム幅が成型され
たビード幅と異なること、ならびにビードの湾曲した第
三の表面125がリムフランジの湾曲した部分に接触す
ることにあり、これは特に軸方向にリム幅がタイヤの成
型されたビード幅より小さい時に問題となる。その場合
第三の表面125の湾曲は事実半径方向に低くなり図7
(A)に示されるように先ず点Cのフランジの湾曲のと
ころでリムフランジと接触する。このことはビード全体
を軸方向内側に押しやり、表1の表に記載されているよ
うに隙間を作り出す。それにひきかえ、本発明では軸方
向内側への移動を最小限にするように成型設計のリム幅
を有し、ビードの形状は湾曲した第三の部分25が第二
の表面24から展開し、第三の表面25の極率半径が推
奨された幅の範囲にわたり設計リムフランジの極率に等
しいかまたは大きくなるように半径上外側に十分に隙間
をとっている。これら寸法上の条件で湾曲はビードを軸
方向内側に押しやることができず従来技術によるタイヤ
に示されるように第二の環状表面に沿って隙間をつくり
だす。
【0064】図8と図5は、従来技術によるタイヤ13
0のビード133の一部と本発明のタイヤ30のビード
33の一部を、二点鎖線で示される設計リム40と共
に、実線で図示するものである。図面におけるビード環
状抗張材35は矩形の断面を有する。図中の面Tは環状
抗張材35の軸方向外側部分を示し、面Sは環状抗張材
35の軸方向内側部分を示し、各面は環状抗張材と軸方
向内側と外側で正接しタイヤ軸に対しては垂直になる。
ビードの環状抗張材35は鋼の繊維を環状に層に包み込
んで形成される、公知の技術ではストラップビードとし
て知られる。図示されている環状抗張材35の半径方向
内面はタイヤの回転軸に平行な水平面である。これにひ
きかえ、環状抗張材は六角形、四角形、あるいは半径方
向の内側平坦部あるいは水平表面を持つ他の断面を持つ
ことができる。
【0065】図8および図5に示されるように、従来技
術のタイヤ130およびに本発明のタイヤ30は設計リ
ムのビードシート42の直径とタイヤのビード33、1
33の間に締め代を有し、図示されたこの締め代材料は
動くか圧縮されなければならない。環状抗張材が実質的
に伸張し得ないものであることは前記材料部材がビード
33の半径方向内側に直接圧縮されざるを得ないことを
意味する。
【0066】表2および表3に技術計算による表が示さ
れている。従来技術のタイヤおよび本発明のタイヤが1
4インチ公称直径“J”型リムに適合するように設計さ
れた時、圧縮される材料に劇的なパーセント差のあるこ
とを示している。
【0067】
【表2】 表2に示されるように従来技術によるタイヤは場所B,
CならびにDでそれぞれ21.5パーセント、25.3
パーセントならびに28.5パーセントの材料パーセン
ト圧縮率を示す。7パーセントの差が示され、この差は
タイヤをリムに装着した時にビードを装着するに必要な
力に大いに影響する。理想的な状態はパーセント圧縮率
が場所B,CならびにDで一定である時に示されると信
じられる。平均パーセントで割った時7パーセントの範
囲は材料の圧縮率として高低28パーセントの変動範囲
を示す。
【0068】
【表3】 表3に示されるように本発明によるタイヤで面Sと面T
の間で場所B,CおよびDではでそれぞれ21.2パー
セント、21.4パーセントならびに21.5パーセン
トの一般的に均一な材料半径方向圧縮率を示し、その差
は0.3パーセントである。この小さなパーセント変化
はビードをリムに装着するに必要な膨脹圧力が劇的に減
らされることを後の表に示す。理想的とは言えない一定
のパーセント圧縮率で、平均で割ったパーセント材料圧
縮率の0.3パーセントの変動は高低間で1.5パーセ
ント圧縮率パーセント範囲の変動を生ずる。タイヤ30
がその設計リムに装着された時は面Sと面Tの間のパー
セント圧縮率の変動は1パーセントか中間あるいは平均
の圧縮率より少ない。好ましくは、ビードのパーセント
圧縮率は面Sと面Tの間で22パーセントより少ない。
【0069】この改善された圧縮率の均一化の影響は表
4ならびに表5に見ることができる。表4ならびに表5
材料の圧縮率変動の影響をグラフで示す。
【0070】
【表4】 表4においては225/60R16標準タイヤが本発明
の方法により製造された225/60R16実験タイヤ
と比較されている。各タイヤは16.14インチのビー
ド直径を有し、標準タイヤは理想値を超え、ここでは実
験タイヤより僅かな勾配を有し理想値より僅か低めであ
る。このことは実験タイヤのビードを装着する力が標準
タイヤより低いことを意味する。
【0071】
【表5】 理想的には標準タイヤは16.0インチ公称直径のリム
のものにビードを装着するのに2500ニュートンある
いは550ポンドを必要とする。表5の従来技術による
225/60R16標準タイヤは16.14インチのビ
ード直径と15.908インチの公称シャープ直径を有
し、約−0.015インチ(−4ミリメートル)の点で
その曲線は理想値を横切る。公称シャープ直径では必要
とする力は約3300ニュートンである。二点鎖線で囲
まれる四角の範囲は公称シャープ直径に相応するビード
変位に対する力の許容範囲を決めている。理想的には、
前記曲線はその許容範囲の公称シャープ直径の垂直線部
を横切るべきである。
【0072】225/60R16標準タイヤは表5に示
すように、傾斜は可なり大きめであり公称シャープ直径
は15.908インチから0.015インチあるいは4
ミリメートル増大させなくてはならぬことが分かり、こ
の15.923インチへの増大は理想的な力は新しい公
称シャープ直径に対する値になることを意味するであろ
う。
【0073】表5では16.14インチのビード直径を
持つ従来技術による標準タイヤが本発明の方法で製造さ
れた4つの実験タイヤと比較されている。実験タイヤの
曲線は0.015インチ増大された公称シャープ直径を
有する。これに相当して、公称ビード直径は16.16
インチから16.22インチへ1インチの増大当たり
0.020インチ増加した。興味深いことには、16.
16インチ直径225/55R16実験タイヤは理想的
な2500ニュートン力の線にその通り落ち着いてい
た。表5の下部55偏平比のタイヤが表4の下部60偏
平比のタイヤより固くなることは低偏平比のタイヤは僅
かながら大きなビード装着力を要することを説明してい
る。ビード直径16.16インチと、16.18インチ
および16.20インチのタイヤに関する各曲線は1
6.22インチ実験タイヤがかなり離れているのに比較
しかなり接近していた。標準タイヤに比較し実験タイヤ
の曲線はそれぞれ緩やかな傾斜の力を示し、第一の環状
表面23が好ましいβ角度の6.5度だけ傾斜している
時環状抗張材35のもとで均一な圧縮されたものとな
る。
【0074】重要なことは本発明を使用しビード直径を
16.18インチに変えた時、プラスマイナス0.02
0インチ変動の公差はビード装着力を大きく変えること
なく吸収してしまうことができる。このことは本発明に
より製造されたタイヤは従来技術のタイヤのものと比較
しそれほど公差に敏感でないことを意味する。好ましく
は環状抗張材はタイヤが装着を意図されるリムの公称直
径より0.14インチから0.22インチ(3.5ミリ
メートルから5.6ミリメートル)範囲で大きい直径を
持つ半径方向内側表面を有する。
【0075】当然、通常の従来技術の一つとしてビード
の直径を増大することはタイヤを装着する時ビードをリ
ムに装着する力が少なくてすむと思われているであろ
う。しかし、タイヤとリムの間の固着力の減少を生む結
果となるであろう。歴史的にはタイヤ技術者は従来のタ
イヤで明らかなように固着を最大にするためにタイヤと
リムの締め代を増加することを期待していた。本発明は
均一な圧縮によりより一層依存しかつリムとタイヤビー
ド表面の接触と固着を最大にする。
【0076】
【表6】 表6は225/55R16従来技術タイヤ130はビー
ド装着に39乃至45ポンド/平方インチの力を必要と
することを示している。本発明のタイヤでは同じビード
の装着に24乃至25ポンド/平方インチの力を必要と
する。更に検討されることであるが、次いでタイヤはブ
レーキと加速試験でリムスリップの試験が行われた。従
来技術によるタイヤも本発明によるタイヤもリムスリッ
プは示されてない。
【0077】タイヤとリムのスリップはビードの装着に
潤滑剤が使われた時はもっと厳格である。表7には図6
(B)の形状の従来技術によるビードと本発明の形状の
ビードを使用した場合のP255/60R16サイズタ
イヤが評価された表が示されている。この試験では、標
準タイヤと実験タイヤの両方の各ビードの直径は同一の
16.14インチである。タイヤ対リムのスリップの総
量は停止状態からスロットル全開加速とブレーキ時とに
ついて試験された。インチ当たりで測られたスリップは
3回の相次ぐ試験の合計値である。タイヤとリムはそれ
ぞれマークが付けられ試験後円周上のマーク間距離が測
られた。車輛の相対的な位置が表示され、右後方と、右
前方とが表示されている。加速試験では両後方タイヤは
後輪駆動車の常からも予想されるようによりスリップし
やすい。実験タイヤは後輪の位置では標準タイヤより遥
かに良好である。ブレーキ時スリップでは最悪スリップ
を示す。実験タイヤではまたスリップが少なかった。総
括的な結果として各タイヤの最悪の場合でも、実験タイ
ヤは少なくとも20回少ないスリップを示し、タイヤと
リム接着が改善されたことを示している。
【0078】
【表7】 固着が改善されると共に同時にビード装着力を少なくす
る、実験タイヤの形状は一般的に設計上の制限に反する
ものと考えられていた点を改善するものであった。
【0079】
【表8】 表8にビード耐久試験の結果が示される。従来技術によ
る標準タイヤと本発明技術による実験タイヤが過大で過
酷な試験条件で試験された。本発明技術によるタイヤの
耐久力は約250パーセント改善されたものとなった。
標準タイヤは8、500乃至10、000マイル範囲で
プライ端部剥離が始まったが、実験タイヤは20、00
0乃至25、000マイル範囲でプライ端部剥離が始ま
った。通常の使用条件ではプライ端部剥離はタイヤの寿
命全般に影響する問題ではないが、この試験は本発明の
設計においては歪みはかなり少なくなるものであること
を示唆している。
【0080】図1、図3、図4(A)、図4(B)なら
びに図5に示されるように本発明によるタイヤはビード
トー22Aに近接する表面を持つ第一の環状表面と共に
示される、この表面はトーから軸方向に僅かの距離伸び
かつ回転軸に平行なものである。この好ましい実施例の
特徴はビードトー22Aの耐久性の改善にある。
【0081】加うるに、ビードヒール22Bは湾曲した
ヒール22Bを短く面取りされた表面を含むように決め
られている。
【0082】
【発明の効果】本発明のタイヤは、ビードの第一の表面
で均一な圧縮率により、ビードをリムに装着するに必要
な膨脹圧力を劇的に減らし、ビードの均一な圧縮力が、
タイヤとリムの間に優れた固着性を有しているので、リ
ムとタイヤビード表面の接触と固着が最大となる効果が
ある。
【0083】更に、各種テスト結果からも、タイヤとリ
ムの固着が改善されたことを示し、タイヤの耐久力を約
250パーセント改善し、プライ端部剥離による歪みを
かなり減少することが示されているので、ビードの形状
も、従来のタイヤと比較して、固着を改善し、ビード装
着力を少なくする諸々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明により製造されたタイヤの断面図であ
る。
【図2】標準設計リムの断面図である。
【図3】図1の2点鎖線範囲のビード部分の断面拡大図
である。
【図4】(A)は本発明により製造されたタイヤの設計
リムに装着され膨らまされた状態の断面図であり、
(B)は(A)の2点鎖線範囲のビード部分の断面拡大
図である。
【図5】本発明により製造されたタイヤのビード部分の
断面拡大図である。
【図6】(A)は第一の従来技術によるタイヤの断面
図、(B)は第二の従来技術によるタイヤの断面図、
(C)は(B)の2点鎖線範囲のビード部分の断面拡大
図である。
【図7】(A)は従来技術によるタイヤの設計リムに装
着され膨らまされた図6(B)の断面図、(B)は
(A)の2点鎖線範囲のビード部分の断面拡大図であ
る。
【図8】従来技術によるタイヤのビード部分の断面拡大
図である。
【符号の説明】 1、22A、122A ビードトー 2、22B、122B ビードヒール 3、4 環状表面 6、21、121 サイドウォール 10、30、130 タイヤ 11、31、131 トレッド 13、33、133 ビード 15、35、135 環状抗張材 16、136 補強プライ 19、39、139 ベルト補強材 23、123 第一の環状表面 24、124 第二の環状表面 25、125 第三の環状表面 32 ショルダー 36 カーカス補強部材 37 内部ライナー 38 上向き端 40 設計リム 41 チッパー 42 ビードシート 44 フランジ 123A 第一の部分 123B 第二の部分 123C 第三の部分 125 湾曲した第三の表面 221B 下部サイドウォール C 環状抗張材の軸方向中心タイヤ軸に垂直な面 D 設計リム幅 P タイヤ軸に垂直な面 S 環状抗張材の軸方向内側タイヤ軸に垂直な面 T 環状抗張材の軸方向外側タイヤ軸に垂直な面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイケル デヴィッド カーチナー アメリカ合衆国、44312、オハイオ州、ア クロン、オーヴァールック ドライヴ 3463

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸と、環状抗張材を含む一対の軸方向
    に間隔をおくビードと、前記ビードの環状抗張材の間に
    展開する少なくとも一つの半径方向のプライと、前記ビ
    ードがビードシートと設計リム幅Dを持つ前記設計リム
    と嵌合するように設計されたヒール部とトー部と、前記
    設計リム幅Dが最大推奨リム幅と最小推奨リム幅の合計
    の半分と定義され、前記リム幅がタイヤの製造される地
    方で有効な産業標準として規定されているリム幅を有す
    るラジアルプライ空気入りタイヤにおいて、 各ビードのヒールとトーの間にある第一の環状表面と、 ビードヒールから半径方向外側に展開する第二の環状表
    面とを有し、 第一の環状表面は、タイヤの非装着時に、各ビードが設
    計リム幅と同じ幅だけ軸方向に間隔をおいた時に、タイ
    ヤの軸と平均角度βを形成し、前記角度βは設計リムの
    ビードシートとタイヤの軸とでつくる角度より大きく、
    この角度が0.5度から3度より少ない範囲の平均角度
    βであり、タイヤが装着され常圧に膨らまされた時に設
    計リムのビードシートに接触し、 第二の環状表面は、タイヤが装着され常圧に膨らまされ
    た時に設計リムの環状フランジ部に接触することを特徴
    とするラジアルプライ空気入りタイヤ。
  2. 【請求項2】タイヤがリムに非装着状態の時、前記第二
    の環状表面が、 回転軸に垂直な面Pに0度以上3度より少ない範囲の角
    度αで傾斜している請求項1記載のラジアルプライ空気
    入りタイヤ。
  3. 【請求項3】タイヤビードが設計リム幅である時、前記
    第一の環状表面の一部が、 タイヤの軸に垂直で環状抗張材の中心を通る面Cと、 環状抗張材の軸方向外側に正接しタイヤの回転軸に垂直
    な面Tの間にある請求項1記載のラジアルプライ空気入
    りタイヤ。
  4. 【請求項4】前記角度βが、回転軸に平行な線に対し
    5.5度以上8度より少ない範囲にある請求項1記載の
    ラジアルプライ空気入りタイヤ。
  5. 【請求項5】前記第一表面の角度βが、設計リムの嵌合
    するビードシートとタイヤの軸に平行な線の間で形成さ
    れる角度よりほぼ1.5度大きい請求項4記載のラジア
    ルプライ空気入りタイヤ。
  6. 【請求項6】前記角度αが、面Pに対し0度から1.5
    度の範囲にある請求項2記載のラジアルプライ空気入り
    タイヤ。
  7. 【請求項7】各タイヤビードが設計リム幅Dである時
    に、前記第一の表面の一部が、環状抗張材の軸方向内側
    に正接しタイヤの回転軸に垂直な面Sと環状抗張材の軸
    方向外側に正接しタイヤの回転軸に垂直な面Tの間にあ
    る請求項3記載のラジアルプライ空気入りタイヤ。
  8. 【請求項8】更に第三の環状表面を有し、 前記第三の環状表面は、第二の環状表面の延長であり、 タイヤが設計リムに装着され常圧に膨らまされた時に、
    前記第三の環状表面は、設計リムフランジの極率半径と
    等しいかまたはより大きい単一の極率半径Rを持ち、半
    径方向に正接するかリムフランジの外側にある請求項1
    記載のラジアルプライ空気入りタイヤ。
  9. 【請求項9】前記環状抗張材が、タイヤに成型される前
    に、半径方向内側に平坦な表面を有する請求項3記載の
    ラジアルプライ空気入りタイヤ。
  10. 【請求項10】前記抗張材が、矩形の横断面を有する請
    求項9記載のラジアルプライ空気入りタイヤ。
  11. 【請求項11】前記抗張材が、六角形の横断面を有する
    請求項9記載のラジアルプライ空気入りタイヤ。
  12. 【請求項12】前記ビ−ドヒールが、単一の極率半径を
    持ち、かつ面Tの軸方向外側第一の環状表面に交差する
    請求項3記載のラジアルプライ空気入りタイヤ。
  13. 【請求項13】前記環状抗張材が、タイヤが装着される
    リムの公称リム直径より3.5乃至5.6ミリメートル
    の範囲内で大きい直径を持つ半径方向内面を有する請求
    項1記載のラジアルプライ空気入りタイヤ。
  14. 【請求項14】タイヤがその設計リムに装着される時
    に、ビードが、半径方向圧縮化の百分率として、面Tお
    よび面S間の第一の環状表面と前記抗張材の間でほぼ均
    一に半径方向に圧縮される請求項13記載のラジアルプ
    ライ空気入りタイヤ。
  15. 【請求項15】タイヤがその設計リムに装着される時
    に、第一の環状表面と前記環状抗張材の間のビードが、
    半径方向面Sと面Tの間で直径方向に圧縮され、面Sと
    面Tの間の圧縮化の百分率の変動が、1パーセントまた
    はそれ以下となる請求項13記載のラジアルプライ空気
    入りタイヤ。
  16. 【請求項16】前記ビード圧縮化の百分率が、面Sと面
    Tの間で22パーセント以下である請求項13記載のラ
    ジアルプライ空気入りタイヤ。
JP6264078A 1993-11-05 1994-10-27 ラジアルプライ空気入りタイヤ Pending JPH07164835A (ja)

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