JPH1085391A - パチンコ玉の移動方向検知システム - Google Patents

パチンコ玉の移動方向検知システム

Info

Publication number
JPH1085391A
JPH1085391A JP26232196A JP26232196A JPH1085391A JP H1085391 A JPH1085391 A JP H1085391A JP 26232196 A JP26232196 A JP 26232196A JP 26232196 A JP26232196 A JP 26232196A JP H1085391 A JPH1085391 A JP H1085391A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
pachinko
sensor
pachinko ball
pachinko balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26232196A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Matsushita
克己 松下
Kanemasa Kito
金正 鬼頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP26232196A priority Critical patent/JPH1085391A/ja
Publication of JPH1085391A publication Critical patent/JPH1085391A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ店やパチンコ台における玉通路に流
れるパチンコ玉の移動方向を検知するシステムをごく簡
単な構成で実現すること 【解決手段】 整列したパチンコ玉Pが移動する玉通路
3に、玉の通過に感応する2つのセンサ1,2を適宜間
隔をおいて直列に配設している。ある1つのパチンコ玉
が2つのセンサの配設部分を通過したとき、2つのセン
サから出力される玉検知信号の位相差が360度より充
分に小さい。2つのセンサから出力される玉検知信号の
位相差の前後関係を判定することでパチンコ玉の移動方
向を検知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ店やパチ
ンコ台における玉通路に流れるパチンコ玉の移動方向を
検知するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ店には大規模で複雑なパチンコ
玉の搬送路システムがある。この搬送路システムがなん
らかの原因で異常をきたし、通路のある部分でパチンコ
玉が詰まったり、逆方向に玉が流れたりすることがあ
る。
【0003】また最近では、パチンコ台の1台1台に玉
計数機を付設する提案がある。すなわち、顧客がプレー
をしながら玉計数機を取り扱い、大当り時の大量の出玉
を自動計数させてパチンコ台の内部機構に玉を帰すよう
にしている。より具体的には複数のパチンコ台を配列し
て構成される「島」内にパチンコ玉を戻すように構成す
る。これにより、パチンコ玉は島内へ還流されるので、
直接その島を構成する各パチンコ台へ供給する当り玉
(賞玉)等に使用できるようになる。
【0004】そして、計数された玉は電子情報として管
理され、顧客の要望に応じて、パチンコ玉を再び顧客に
発給したり、景品交換のための玉預り証(ICカードな
ど)を発給したりする。この場合、糸やワイヤーでパチ
ンコ玉をつないだものを用いる不正対策を考えておく必
要がある。この不正では、糸でつないだ玉を計数機に流
し込み、その玉をセンサ部分で繰り返し往復させること
で計数値を稼ぐので、センサ部分でパチンコ玉が逆方向
に移動することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、パチンコ玉が
通路を正しい方向に移動しているのか、なんらかの原因
で逆方向に移動しているのかを監視するシステムが必要
になる。大規模な搬送路システムの随所に移動方向検知
システムを設けることになれば、その数は膨大になるの
で、1つひとつのシステムはごく簡単な構成であること
が要求される。また、パチンコ台の1台1台に設ける玉
計数機に移動方向検知システムを設ける場合も同様に、
その全体の数が膨大になるので、1つひとつのシステム
は簡単でなければならない。しかしながら、従来はこの
ような要請に応えられるパチンコ玉の移動方向検知シス
テムはなかった。
【0006】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、パチンコ店やパチンコ台における玉通路に流れるパ
チンコ玉の移動方向を検知するシステムをごく簡単な構
成で実現することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明に係るパチンコ玉の移動方向検知システ
ムでは、以下の3つの要件(1)〜(3)を満たすよう
に構成した。(1)整列したパチンコ玉が移動する玉通
路に、パチンコ玉の通過に感応する2つのセンサを適宜
間隔をおいて直列に配設している。(2)ある1つのパ
チンコ玉が前記2つのセンサの配設部分を通過したと
き、前記2つのセンサから出力される玉検知信号の位相
差が360度より小さい。(3)前記2つのセンサから
出力される玉検知信号の位相差の前後関係を判定するこ
とでパチンコ玉の移動方向を検知する。
【0008】このようにすると、(1)の条件により、
あるパチンコ玉が玉通路を通過した場合に、その通過の
進行方向後側、つまり手前側にある玉検出手段が先にパ
チンコ玉を検出することができ、両玉検出手段の検出タ
イミングにタイムラグが生じる。(2)の条件により、
パチンコ玉は同時に2つの玉検出手段によって検出され
る時期が生じる。よって、同時に検出している玉が通過
したことが確認でき、しかもその時にどちらの玉検出手
段が先に検出したかにより、そのパチンコ玉の進行方向
がわかる。よって、係る原理に従い、条件(3)に規定
する手段が、方向を検出することになる。
【0009】ここで、前記玉検出手段の一方または両方
をパチンコ玉計数用の玉検知器として併用できる(請求
項2)。すると、玉計数機内を正常の進行方向にパチン
コ玉が通過しているときは問題がないが、不正を行いパ
チンコ玉を逆流させて玉検知器の上を往復させようとし
た場合には、その逆方向の移動を移動方向検知システム
が検知する。これに伴い、不正防止の各処理を行うこと
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態によるパチ
ンコ玉の移動方向検知システムの原理的構成とその動作
原理を図1〜図3に示している。正規の状態では、パチ
ンコ玉Pが1列に並んで玉通路3を左から右へと移動す
るものとする。この玉通路3の所定位置に2つの玉検出
手段たる近接センサ1,2が所定の間隔をおいて玉移動
方向に直列に配設されている。本例では、センサ1とセ
ンサ2の間隔はパチンコ玉Pの半径にほぼ等しくなるよ
うに設定している。
【0011】センサ1,2の位置をパチンコ玉Pが通過
すると、その通過速度に反比例した幅の方形波信号が出
力される(それが玉検知信号である)。さらに、本例で
は、各センサ1,2の検知可能な距離をパチンコ玉Pの
半径よりも小さくしている。これにより、センサの設置
位置をパチンコ玉Pが通過した場合には、パチンコ玉P
の前端(センサからパチンコ玉の半径分かそれ以上離れ
いてる)は、センサが検知できない。よって、多数のパ
チンコ玉Pが1列に並んで隙間をあけずに流れても、各
センサ出力はオンのままにはならず、パチンコ玉Pの1
つひとつに対応した方形波信号となる。
【0012】1つのパチンコ玉Pが左から右へと通過し
た場合(図1(A))、まず手前のセンサ1の出力がオ
ンになり(同図(B))、少し遅れてセンサ2の出力が
オンとなる(図2(A))。このときの時間遅れは、パ
チンコ玉Pの移動速度に反比例するとともに、センサ
1,2の間隔に比例する。そして、パチンコ玉Pがセン
サ1の検知し領域内に存在している間は、両センサ1,
2の出力がともにオンの状態が続く(同図(B))。
【0013】さらに、パチンコ玉Pが進み、センサ1の
検知領域からはずれると、センサ2の出力のみがオン
(センサ1の出力はオフ)となり(図3(A))、その
後、両センサ1,2の出力ともオフになる(同図
(B))。
【0014】さらに、本例では1発の方形波であるセン
サ出力のオン時間を100%とすると、センサ1の出力
に対してセンサ2の出力が50%だけ遅れてオンするよ
うにセンサ間隔を調整してある。つまり、ある1つのパ
チンコ玉Pが2つのセンサ1,2の配設部分を通過した
とき、センサ1の玉検知信号に対してセンサ2の玉検知
信号が約180度の位相差をもって出力される。
【0015】以上の説明で明らかなように、パチンコ玉
Pが正しく右方向に移動しているのであれば、図5の動
作フローに示されるようになり、両センサ1,2の出力
は、図4(A)のようなタイミングチャートとなる。し
たがって、センサ1の出力がオンになる立ち上がりのタ
イミングでは、センサ2の出力は必ずオフとなってい
る。また、センサ2の出力がオンになる立ち上がりタイ
ミングでは、センサ1の出力は必ずオンになっている。
【0016】逆にパチンコ玉Pが左方向に移動している
のであれば、上記した図1(A)から図3(B)の流れ
と逆になので、図6の動作フローに示されるようにな
り、両センサのタイムチャートは図4(B)のような
る。従って、センサ1の出力がオンになる立ち上がりタ
イミングでは、センサ2の出力が必ずオンになってい
る。また、センサ2の出力がオンになる立ち上がりタイ
ミングでは、センサ1の出力は必ずオフになっている。
【0017】このように、2つのセンサ1,2から出力
される検出信号の位相差の前後関係を判定することでパ
チンコ玉の移動方向を検知できる。そして、パチンコ玉
の移動方向を検知するための位相差判定回路の一例とし
ては、例えば図7に示すような回路により実現できる。
すなわち、センサ1の出力の立ち上がりでセンサ2の出
力論理をD型フリップフロップ5にラッチし、センサ2
の出力の立ち上がりでセンサ1の出力論理をD型フリッ
プフロップ4にラッチする。また、センサ1の出力とフ
リップフロップ4のQ出力とをアンドゲート6に入力
し、センサ2の出力とフリップフロップ5のQ出力とを
アンドゲート7に入力する。
【0018】こうすれば、パチンコ玉Pが正しく右方向
に移動している場合は、パチンコ玉Pが通過するごとに
アンドゲート6からパルス信号が生じる。逆にパチンコ
玉Pが左方向に移動した場合は、パチンコ玉Pが逆通過
するごとにアンドゲート7からパルス信号が生じる。従
って、どちらのアンドゲートから出力されているかを判
定することにより、正常の通過か逆方向の通過かを判断
できる。
【0019】よって、例えば玉計数機の玉センサに用い
る場合には、正常な方向の通過の場合には、パチンコ玉
を検出する都度計数値を積算し、逆方向に通過する場合
には、不正有りとして所定の警報出力をしたり、計数値
を減算する等の各種の処理を行うように構成できる。
【0020】また、本発明は、上記したように計数機に
おける不正防止・検知システムに適用するものに限ら
ず、例えば島内に巡らされたパチンコ玉の通路の所定位
置に本発明の検知システムを実装し、どの方向にパチン
コ玉が流れているかを判断するようにしても良い。つま
り、逆方向に流れている場合には、通路の傾斜が逆にな
っているなどの異常状態になっているおそれがあり、そ
れを検知することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るパチンコ玉
の移動方向検知システムによれば、ごく簡単なセンサ構
成と回路構成により、パチンコ店やパチンコ台における
玉通路(計数機の玉通路や、島内を巡らされている玉通
路等)に流れるパチンコ玉の移動方向を高精度に検知で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による移動方向検知システム
の原理的構成と動作原理図(その1)である。
【図2】本発明の一実施例による移動方向検知システム
の原理的構成と動作原理図(その2)である。
【図3】本発明の一実施例による移動方向検知システム
の原理的構成と動作原理図(その3)である。
【図4】本発明の作用を説明する図である。
【図5】正常の玉流れの状態を示す動作フローである。
【図6】異常の玉流れの状態を示す動作フローである。
【図7】同上実施例に対応した2つのセンサ出力の位相
差判定回路のブロック図である。
【符号の説明】
1 センサ 2 センサ 3 玉通路 4 フリップフロップ 5 フリップフロップ 6 アンドゲート 7 アンドゲート P パチンコ玉

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 整列したパチンコ玉が移動する玉通路
    に、パチンコ玉の通過に感応する2つの玉検出手段を適
    宜間隔をおいて直列に配設し、 ある1つのパチンコ玉が前記2つの玉検出手段の配設部
    分を通過した際に、前記2つの玉検出手段から出力され
    る検出信号の位相差が360度より小さくなるように
    し、 かつ、前記2つの玉検出手段から出力される検出信号の
    位相差の前後関係を判定することでパチンコ玉の移動方
    向を検知する手段を設けたことを特徴とするパチンコ玉
    の移動方向検知システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記玉検出手段の一
    方または両方はパチンコ玉計数用の玉検知器であること
    を特徴とするパチンコ玉の移動方向検知システム。
JP26232196A 1996-09-12 1996-09-12 パチンコ玉の移動方向検知システム Pending JPH1085391A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26232196A JPH1085391A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 パチンコ玉の移動方向検知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26232196A JPH1085391A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 パチンコ玉の移動方向検知システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1085391A true JPH1085391A (ja) 1998-04-07

Family

ID=17374154

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26232196A Pending JPH1085391A (ja) 1996-09-12 1996-09-12 パチンコ玉の移動方向検知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1085391A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201708A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012161551A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012196387A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2012196388A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2013052308A (ja) * 2012-12-21 2013-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2013075188A (ja) * 2012-12-21 2013-04-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009201708A (ja) * 2008-02-28 2009-09-10 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012161551A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Sammy Corp 弾球遊技機
JP2012196387A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2012196388A (ja) * 2011-03-23 2012-10-18 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ遊技機
JP2013052308A (ja) * 2012-12-21 2013-03-21 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2013075188A (ja) * 2012-12-21 2013-04-25 Sanyo Product Co Ltd 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1085391A (ja) パチンコ玉の移動方向検知システム
JP2006072687A (ja) 投入コイン検知方法、投入コイン検知装置および遊技機
JP4556758B2 (ja) メダル検知装置、投入メダル選別装置及び遊技機
JPH0722308Y2 (ja) 玉計数機の異常検出装置
JP2540659B2 (ja) 硬貨判別計数装置
JP2002325955A (ja) 遊技媒体計数機
JP2002306687A (ja) パチンコ機の払出球検出装置
JP2002342814A (ja) メダル通過検出装置およびその装置が用いられたスロットマシン
JP2842881B2 (ja) 車両検知装置
JP5198884B2 (ja) カードリーダ
JP2573078Y2 (ja) 玉計数機の異常検出装置
JP3861963B2 (ja) パチンコ玉計数機構
JPH0129666Y2 (ja)
JP2749949B2 (ja) 媒体状態検出方法
JP2000317101A (ja) パチンコ遊技機の払出球検出装置
JP2875151B2 (ja) 硬貨処理機
JP2754410B2 (ja) 硬質計数装置
JPS6017015Y2 (ja) 紙幣鑑別機のパタ−ンチエツク区間決定装置
JP3554776B2 (ja) 電子部品検出装置
JPH07282310A (ja) 硬貨処理機
JPH09319918A (ja) 紙幣鑑別方法
JPH09299605A (ja) 玉計数機
JPH10269389A (ja) ゲート装置における複数人通過検知方法
JPS5818787A (ja) 紙幣判別装置
JPS6130636B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040622

A02 Decision of refusal

Effective date: 20041019

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02