JPH09299605A - 玉計数機 - Google Patents

玉計数機

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JPH09299605A
JPH09299605A JP14099296A JP14099296A JPH09299605A JP H09299605 A JPH09299605 A JP H09299605A JP 14099296 A JP14099296 A JP 14099296A JP 14099296 A JP14099296 A JP 14099296A JP H09299605 A JPH09299605 A JP H09299605A
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JP14099296A
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Inventor
Hiroshi Yamamoto
浩 山本
Kazuo Fukai
計男 深井
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高周波発生装置等を使って玉計数値を不当に
増加させるようにする不正・悪戯を確実に検知する。 【解決手段】 玉導入路2は、矢印A方向に下向傾斜し
ており、玉通路3−1〜3−5は、矢印B方向に下向傾
斜している。その結果、玉導入路2に落下したパチンコ
玉1は、矢印A方向に転がっていき、通路屈曲部9で曲
げられて玉通路3−1〜3−5に振り分けられた後、矢
印B方向に転がっていく。そのように、玉導入路2と玉
通路3−1〜3−5との間に通路屈曲部9を設けたこと
により、玉通路3−1〜3−5を通過する玉数が、各玉
通路毎に異なるようにした。そして、各玉通路3−1〜
3−5を流れるパチンコ玉の数が所定の順にならなかっ
たとき何らかの異常があったものと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉等の玉
を計数する玉計数機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10は、従来の玉計数機の上面概略図
である。図10において、1はパチンコ玉、2は玉導入
路、3−1〜3−5は玉通路、4は玉検知部、5は通路
側板、6は通路仕切板である。
【0003】玉導入路2,玉通路3−1〜3−5は、図
中矢印G方向に下向傾斜している。そして、玉導入路2
の上部に設けられたホッパ(図示せず)にパチンコ玉が
投入されると、それらのパチンコ玉は玉導入路2に落下
し、通路仕切板6で仕切られた複数の玉通路3−1〜3
−5に振り分けられて矢印G方向に流れていく。それら
のパチンコ玉は、玉検知部4で計数される。
【0004】玉検知部4には、検出手段として、各玉通
路3−1〜3−5の下方に発光素子(図示せず)が設け
られ、各玉通路3−1〜3−5の上方に受光素子(同)
が設けられており、そこをパチンコ玉が通過すると、発
光素子から受光素子に入射されている光ビームを一時的
に遮る。その結果、検出手段からは、そこを通過したパ
チンコ玉に対応したパルスが出力される。そのようにし
て検出手段から出力されたパルスをカウントすることに
より、ホッパに投入されたパチンコ玉の数を計数するよ
うにしている。
【0005】そのような玉計数機において、高周波送信
機を使って計数値を割増させるような悪戯が行われるこ
とがある。その方法は、高周波送信機を隠し持ち、自分
のパチンコ玉を玉計数機で計数している間に、その玉計
数機のフレームに高周波電流を流し、その計数手段に高
周波を重畳させ、実際の個数より多い数の計数値を表示
させるというものである。その対策として、従来、次の
ような技術が開発されている。
【0006】図11は、従来の玉計数機のブロック図で
あり、図11(イ)は第1従来例、(ロ)は第2従来例
である。
【0007】第1従来例では、各玉通路3−1〜3−5
に対応して玉検知部4(図10)に設けられた第1検出
手段13の他に、パチンコ玉が通過しない位置に、第1
検出手段13と同じ構造の第2検出手段14を設けてい
る。そして、計数手段10は、第1検出手段13と第2
検出手段14からのパルスを計数して、第1検出手段1
3からのパルスの計数値を表示手段12に表示させる。
一方、本来計数するはずがない第2検出手段14からパ
ルスが出力されてそれを計数した場合、制御手段11
は、高周波送信機を使った不正・悪戯が行われたと判断
し、異常発生を表示手段12に表示させる。
【0008】また、第2従来例では、各玉通路3−1〜
3−5に対応して玉検知部4に設けられた検出手段15
からのパルスを計数手段10で計数して、その計数値を
表示手段12に表示させる。一方、各玉通路3−1〜3
−5の検出手段15からのパルスを同時計数検知手段1
6へも入力する。そして、同時計数検知手段16は、各
検出手段15から同時にパルスが出力された時、検知信
号を制御手段11に送る。その検知信号を受けたら、制
御手段11は高周波送信機を使った不正・悪戯が行われ
たと判断し、異常発生を表示手段12に表示させる。従
来は、このようにして高周波送信機を使った悪戯を検知
するようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、第1従
来例には、第2検出手段14が必要になってその分コス
ト高になる上、玉検知部4に熊手状に形成された棒を出
し入れして計数値を増加させるような不正には対応でき
ないという問題点があった。また、第2従来例には、多
量のパチンコ玉が一度に玉計数機に投入された場合、ど
の玉通路でもパチンコ玉がいっぱいに連なって、複数の
玉通路の検出手段15から同時にパルスが出力される可
能性があるが、そのような場合に、誤って異常発生を表
示してしまうという問題点があった。
【0010】本発明は、そのような問題点を解決し、コ
スト高にならず、熊手による不正も検知でき、さらに誤
検知の発生も少なくして、しかも確実に不正を検知する
ことができるようにすることを課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の玉計数機では、玉を順次一つずつ送る、複
数の玉通路と、該玉通路の上流側に設けられ、計数すべ
き玉を導いて前記複数の玉通路に振り分ける玉導入路
と、前記玉通路のそれぞれに対応させて設けた玉検知部
とを有する玉計数機であって、前記玉通路を通過する玉
数が、各玉通路毎に異なるようにした。また、前記複数
の玉通路は、前記玉導入路に対して、横方向に屈曲させ
て設けるようにした。また、前記玉導入路は、各玉通路
への導入部の高さが異なるように傾けるようにした。ま
た、前記複数の玉通路は、各玉通路の入口の幅が異なる
ようにした。
【0012】そしてまた、玉を順次一つずつ送る、複数
の玉通路と、該玉通路の上流側に設けられ、計数すべき
玉を導いて前記複数の玉通路に振り分ける玉導入路と、
前記玉通路のそれぞれに対応させて設けた玉検知部とを
有する玉計数機であって、通過する玉に基づいて前記玉
検知部から出力されるパルス幅が、各玉通路毎に異なる
ようにした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施
形態の上面概略図である。符号は、図10のものに対応
している。
【0014】この実施形態では、玉導入路2と玉通路3
−1〜3−5とを通路屈曲部9で屈曲させている。そし
て、玉導入路2は、矢印A方向に下向傾斜しており、玉
通路3−1〜3−5は、矢印B方向に下向傾斜してい
る。その結果、ホッパー(図示せず)から玉導入路2に
落下したパチンコ玉は、矢印A方向に転がっていき、通
路屈曲部9で曲げられて玉通路3−1〜3−5に振り分
けられた後、矢印B方向に転がっていく。その際、玉導
入路2を転がっていったパチンコ玉は、通路屈曲部9で
は、パチンコ玉の数が少ない時は玉通路3−1に流れ、
パチンコ玉の数が多くなるにつれて順次玉通路3−2,
玉通路3−3,玉通路3−4,3玉通路3−5へと流れ
ていくようになる。
【0015】したがって、通常は、各玉通路3−1〜3
−5を流れるパチンコ玉の数に差が生じて、玉通路3−
1,玉通路3−2,・・・,玉通路3−5の順になる。
それを利用して、ある程度以上の数のパチンコ玉を計数
して、各玉通路3−1〜3−5を流れるパチンコ玉の数
が上記の順にならなかったとき何らかの異常があったも
のと判定する。
【0016】また、玉導入路2と各玉通路3−1〜3−
5とをこのように屈曲させれば、異常の検知に有効であ
るばかりでなく、長い転がり距離を確保しながらサイズ
を小さくすることができ、特に、玉計数機をパチンコ台
の下に設けるような場合に有利である。
【0017】各玉通路3−1〜3−5を流れるパチンコ
玉の数に差が生じるようにする手段としては、図1のも
の以外にも次に示すようなものも考えられる。図2は、
本発明の第2,3実施形態の上面概略図である。図2
(イ)に示す第2実施形態では、玉導入路2及び各玉通
路3−1〜3−5を矢印Cの方向に下向傾斜させて各玉
通路への導入部2−1〜2−5の高さが異なるようにし
ている。その結果、ホッパー(図示せず)から玉導入路
2に落下したパチンコ玉は、矢印C方向に転がってい
き、パチンコ玉の数が少ない時は玉通路3−1に流れ、
パチンコ玉の数が多くなるにつれて順次玉通路3−2,
玉通路3−3,玉通路3−4,3玉通路3−5へと流れ
ていくようになる。
【0018】また、図2(ロ)に示す第3実施形態で
は、各玉通路3−1〜3−5の入口の幅が玉通路3−
1,玉通路3−2,・・・,玉通路3−5の順になるよ
うにしている。その結果、ホッパー(図示せず)から玉
導入路2に落下したパチンコ玉は、玉通路3−1,玉通
路3−2,玉通路3−3,玉通路3−4,玉通路3−5
の順に入り易く、したがって、各玉通路3−1〜3−5
を流れるパチンコ玉の数もその順になる。
【0019】なお、上記第1〜第3実施形態において
は、多数のパチンコ玉が一度に玉導入路2に入れられた
とき、パチンコ玉が各玉通路3−1〜3−5の入口付近
にいっぱいにあふれて、各玉通路に入るパチンコ玉の数
に所定の差がつかなくなる可能性がある。そのことに対
しては、ホッパーの落下口の大きさを調整する等して、
玉導入路2に落下するパチンコ玉を適正な量に調整すれ
ばよい。また、上記第1〜第3実施形態以外に、強制的
に各玉通路に入るパチンコ玉の量を異ならせるような玉
振分け装置を設けるようにしてもよい。
【0020】図3は、本発明の玉計数機のブロック図で
ある。図3において、発光素子7−1〜7−5及び受光
素子8−1〜8−5は、図1〜3のものにおける玉検知
部4に、各玉通路3−1〜3−5を挟んで上下に設けら
れているものである。玉計数機は、CPU20により制
御され、その制御プログラムはROM21に格納されて
おり、RAM22をワークエリアにして動作する。玉計
数機の電源が投入されると、まず、パワーオンリセット
回路23により、各部を初期状態にする。
【0021】その状態で、玉計数機にパチンコ玉が投入
されると、受光素子8−1〜8−5からパルスが発生す
る。CPU20は、受光素子8−1〜8−5から発生し
たパルスを計数し、それらを加算してパチンコ玉の計数
値とする。そのようにして計数した計数値は、表示器駆
動回路38を動作させて玉数表示器に表示させる。そし
て、投入したパチンコ玉の計数が終了した段階で計数終
了スイッチ29を押すと、CPU20は、最終的な計数
値を、通信ラインを介して、隣接して設置されている発
券装置(図示せず)やホールコンピュータ(同)等に送
る。
【0022】異常表示ランプ33やブザー35は、不正
や悪戯等の異常を検知したとき点灯,発呼させて異常を
知らせる。従業員は、それを確認した後、リセットスイ
ッチ27を押して、玉計数機を初期状態に戻す。
【0023】図4,5は、本発明の第1〜第3実施形態
の処理手順を示すフローチャートである。この処理のサ
イクルは、パチンコ玉が玉検知部4を通過する時間に比
べて格段に短い周期で実行される。
【0024】ステップ1…各玉通路の合計の計数値N及
び各玉通路3−1〜3−5毎の計数値N1 〜N5 をクリ
アして0にする。 ステップ2…各受光素子8−1〜8−5の出力の状態を
読み取る。 ステップ3…読み取った各受光素子8−1〜8−5の出
力をRAM22のアドレスAD1 に保存する。
【0025】ステップ4…再び、各受光素子8−1〜8
−5の出力の状態を読み取る。 ステップ5…読み取った各受光素子8−1〜8−5の出
力をRAM22のアドレスAD2 に保存する。 ステップ6…RAM22のアドレスAD1 のデータとア
ドレスAD2 のデータを比較する。 ステップ7…比較した結果、アドレスAD1 のデータと
アドレスAD2 のデータとが異なる状態にあったか、す
なわち、各受光素子8−1〜8−5の内のいずれかの出
力の状態に変化があったか否かを判別する。
【0026】ステップ8…いずれかの出力の状態に変化
があったら、どの受光素子の出力に変化があったかを調
べるため、まず、受光素子8−1の出力の状態に変化が
あったか否かを判別する。 ステップ9…あったら、RAM22のアドレスAD2
保存したデータの内、受光素子8−1のデータD1 がH
(ハイ)レベルか否かを判別する。 ステップ10…Hレベルであったら、受光素子8−1が
設けられている玉通路3−1をパチンコ玉が1個通過し
たことになるので、玉通路3−1を通過したパチンコ玉
の計数値N1 に1を加える。
【0027】ステップ11〜16…ステップ8〜10と
同様な処理を受光素子8−2,8−3,8−4,8−5
の出力について行う。 ステップ17…各玉通路の合計の計数値Nに1を加え
る。
【0028】ステップ18…玉数表示器37に計数値N
を表示する。 ステップ19…アドレスAD2 に保存しておいたデータ
をRAM22のアドレスAD1 に移し換えて保存する。 ステップ20…計数値N1 とN2 との比が所定値K1
上か否かを判別する。 ステップ21…計数値N2 とN3 との比が所定値K2
上か否かを判別する。 ステップ22…計数値N3 とN4 との比が所定値K3
上か否かを判別する。 ステップ23…計数値N4 とN5 との比が所定値K4
上か否かを判別する。なお、上記所定値K1 〜K4 は、
1より大きい値とし、場合によっては、各所定値K1
4 に同じ値を用いてもよい。
【0029】ステップ24…ステップ20〜23のいず
れかで大きくなかったら、異常表示ランプ33を点灯さ
せて、異常の発生を知らせる。 ステップ25…ブザー35も鳴らして、異常の発生を音
でも知らせる。 ステップ26…信号ラインを介して、計数異常信号をホ
ールコンピュータにも出力する。
【0030】ステップ27…計数終了スイッチ29及び
リセットスイッチ27の状態を確認する。 ステップ28…計数終了スイッチ29がONになってい
るか否かを判別する。 ステップ29…ONになっていれば、隣接して設置され
ている発券装置やホールコンピュータ等に計数値Nを送
ると共に、計数値N,N1 〜N5 をクリアして0にす
る。
【0031】ステップ30…リセットスイッチ27がO
Nになっているか否かを判別する。 ステップ31…ONになっていれば、異常表示ランプ3
3を消灯する。 ステップ32…ブザー35も停止させる。 ステップ33…計数異常信号の出力を止めて、ステップ
4に戻る。
【0032】以上、第1〜第3実施形態では、玉通路を
通過する玉数が、各玉通路毎に異なるようにしたが、通
過する玉に基づいて前記玉検知部から出力されるパルス
幅が、各玉通路毎に異なるようにしてもよい。そのよう
にした例を第4,第5実施形態として示す。
【0033】図6は、本発明の第4実施形態の上面概略
図である。符号は、図1〜3のものに対応している。こ
の実施形態では、各玉通路3−1〜3−5の傾斜角度
を、玉通路3−1,3−2,・・・,3−5の順になる
ように異ならせている。その結果、ホッパー(図示せ
ず)から玉導入路2に落下したパチンコ玉は、矢印E方
向に転がっていって玉通路3−1〜3−5に振り分けら
れた後、各玉通路を転がる速度に差が生じて、玉通路3
−1,3−2,・・・,3−5の順になる。したがっ
て、玉検知部4を通過する時間が各玉通路毎に異なっ
て、玉検知部4に設けられた受光素子から出力されるパ
ルスのパルス幅は、玉通路3−1の受光素子8−1のも
のが最も小さくなり、以下、玉通路3−2,3−3,3
−4,3−5の順に大きくなっていく。
【0034】図7は、本発明の第5実施形態の玉検知部
断面図である。符号1,5,6は、図10のものに対応
し、4−1,4−2は玉検知部基台、7−1〜7−5は
発光素子、8−1〜8−5は受光素子である。この実施
形態では、各玉通路に設けられる各発光素子7−1〜7
−5と受光素子8−1〜8−5の横方向の設置位置を、
順に通路中央方向にずらすようにしている。その結果、
パチンコ玉が光ビームを遮る時間が玉通路毎に異なるよ
うになり、受光素子8−1〜8−5から出力されるパル
スのパルス幅は、受光素子8−1,8−2,・・・,8
−5の順に大きくなっていく。第4,第5実施形態で
は、各受光素子8−1〜8−5の出力のパルス幅が上記
の順にならなかったとき、何らかの異常があったものと
判定する。
【0035】図8,9は、本発明の第4,第5実施形態
の処理手順を示すフローチャートである。 ステップ1
…各玉通路の合計の計数値Nをクリアして0にする。 ステップ2…各受光素子8−1,8−2,・・・,8−
5から出力されたパルスのパルス幅を測るためのカウン
タT1 ,T2 ,・・・,T5 をクリアする。 ステップ3…各受光素子8−1〜8−5の出力の状態を
読み取る。 ステップ4…読み取った各受光素子8−1〜8−5の出
力をRAM22のアドレスAD1 に保存する。
【0036】ステップ5…再び、各受光素子8−1〜8
−5の出力の状態を読み取る。 ステップ6…読み取った各受光素子8−1〜8−5の出
力をRAM22のアドレスAD2 に保存する。 ステップ7…RAM22のアドレスAD1 のデータとア
ドレスAD2 のデータとを比較する。 ステップ8…比較した結果、アドレスAD1 のデータと
アドレスAD2 のデータとが異なる状態にあったか、す
なわち、各受光素子8−1〜8−5の内のいずれかの出
力の状態に変化があったか否かを判別する。
【0037】ステップ9…いずれかの出力の状態に変化
があったら、どの受光素子の出力に変化があったかを調
べるため、まず、受光素子8−1の出力の状態に変化が
あったか否かを判別する。 ステップ10…あったら、RAM22のアドレスAD2
に保存したデータの内、受光素子8−1のデータD1
Hレベルか否かを判別する。 ステップ11…Hレベルであれば、各玉通路の合計の計
数値Nに1を加える。 ステップ12…受光素子8−1出力のパルス幅を計るた
め、カウンタT1 のカウントを開始する。 ステップ13…ステップ10でHレベルではなくなった
ら、カウンタT1 のカウントを停止させる。 ステップ14…カウンタT1 のカウント値をデータT01
として保存する。このデータT01は、受光素子8−1出
力のパルス幅を示すことになる。 ステップ15…カウンタT1 のカウント値をクリアして
0にする。
【0038】ステップ16〜22…ステップ10〜15
と同様な処理を受光素子8−2,8−3,8−4,8−
5の出力について行う。
【0039】ステップ23…玉数表示器37に計数値N
を表示する。 ステップ24…アドレスAD2 に保存しておいたデータ
をRAM22のアドレスAD1 に移し換えて保存する。 ステップ25…受光素子8−1出力のパルス幅を示すデ
ータT01が0であるか否かを判別する。 ステップ26…0でなければ、そのデータT01が受光素
子8−2出力のパルス幅を示すデータT02より小さいか
否かを判別する。 ステップ27〜32…ステップ25,26と同様な処理
を、各受光素子8−2〜8−5の出力のパルス幅を示す
データT02〜T05について行う。
【0040】ステップ33…ステップ26,28,3
0,32のいずれかで小さくなかったら、本来はあり得
ないことなので、異常表示ランプ33を点灯させて、異
常の発生を知らせる。 ステップ34…ブザー35も鳴らして、異常の発生を音
でも知らせる。 ステップ35…信号ラインを介して、計数異常信号をホ
ールコンピュータにも出力する。
【0041】ステップ36…計数終了スイッチ29及び
リセットスイッチ27の状態を確認する。 ステップ37…計数終了スイッチ29がONになってい
るか否かを判別する。 ステップ38…ONになっていれば、隣接して設置され
ている発券装置やホールコンピュータ等に計数値Nを送
ると共に、計数値Nをクリアして0にする。
【0042】ステップ39…リセットスイッチ27がO
Nになっているか否かを判別する。 ステップ40…ONになっていれば、異常表示ランプ3
3を消灯する。 ステップ41…ブザー35も停止させる。 ステップ42…計数異常信号の出力を止めて、ステップ
5に戻る。
【0043】なお、上記各実施形態では、1度でも異常
を検知したら直ちに異常表示ランプ33やブザー35等
を点灯,発呼させるようにしたが、ノイズによる誤動作
を防止するために、所定回数検知した後に異常表示ラン
プ33やブザー35等を点灯,発呼させるようにしても
よい。また、上記各実施形態では、パチンコ玉の計数途
中で計数の都度異常検出処理(図5のものにおけるステ
ップ20〜26及びず8のものにおけるステップ25〜
35)を行うようにしたが、計数が終了して、計数終了
スイッチ29が押された後に異常検出処理を1度だけ行
うようにしてもよい。さらに、上記実施形態では、全て
の玉通路について、通過する玉数を異ならせたり、玉検
知部から出力されるパルス幅を異ならせたりしたが、必
ずしも全ての玉通路においてそのようなことを行う必要
はなく、一部の玉通路においてのみ行うようにしてもよ
い。
【0044】
【発明の効果】以上述べた如く、本発明の玉計数機によ
れば、玉導入路に対して、玉通路を横方向に屈曲させた
り、各玉通路への導入部の高さが異なるように玉導入路
を傾けたり、各玉通路の入口の幅を異ならせたりして、
通過する玉数が各玉通路毎に異なるようにした。その結
果、コスト高にならず、熊手による不正も検知でき、さ
らに誤検知の発生も少なくして、しかも確実に不正を検
知することができるようになった。
【0045】また、各玉通路の傾斜角度を異ならせる等
して、通過する玉に基づいて前記玉検知部から出力され
るパルス幅が、各玉通路毎に異なるようにすれば、高周
波送信機による不正・悪戯のように、不正・悪戯により
玉検知部から出力されるパルス幅が常に一定になるよう
な不正・悪戯に対して、特に効果的となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の上面概略図
【図2】 本発明の第2,3実施形態の上面概略図
【図3】 本発明の玉計数機のブロック図
【図4】 本発明の第1〜第3実施形態の処理手順を示
すフローチャート前半部
【図5】 本発明の第1〜第3実施形態の処理手順を示
すフローチャート後半部
【図6】 本発明の第4実施形態の上面概略図
【図7】 本発明の第5実施形態の玉検知部断面図
【図8】 本発明の第4,第5実施形態の処理手順を示
すフローチャート前半部
【図9】 本発明の第4,第5実施形態の処理手順を示
すフローチャート後半部
【図10】 従来の玉計数機の上面概略図
【図11】 従来の玉計数機のブロック図
【符号の説明】
1 パチンコ玉 2 玉導入路 3 玉通路 4 玉検知部 5 通路側板 6 通路仕切板 9 通路屈曲部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玉を順次一つずつ送る、複数の玉通路
    と、該玉通路の上流側に設けられ、計数すべき玉を導い
    て前記複数の玉通路に振り分ける玉導入路と、前記玉通
    路のそれぞれに対応させて設けた玉検知部とを有する玉
    計数機であって、前記玉通路を通過する玉数が、各玉通
    路毎に異なるようにしたことを特徴とする玉計数機。
  2. 【請求項2】 前記複数の玉通路は、前記玉導入路に対
    して、横方向に屈曲させて設けたことを特徴とする請求
    項1記載の玉計数機。
  3. 【請求項3】 前記玉導入路は、各玉通路への導入部の
    高さが異なるように傾けたことを特徴とする請求項1記
    載の玉計数機。
  4. 【請求項4】 前記複数の玉通路は、各玉通路の入口の
    幅が異なるようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    玉計数機。
  5. 【請求項5】 玉を順次一つずつ送る、複数の玉通路
    と、該玉通路の上流側に設けられ、計数すべき玉を導い
    て前記複数の玉通路に振り分ける玉導入路と、前記玉通
    路のそれぞれに対応させて設けた玉検知部とを有する玉
    計数機であって、通過する玉に基づいて前記玉検知部か
    ら出力されるパルス幅が、各玉通路毎に異なるようにし
    たことを特徴とする玉計数機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005270219A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用計数管理システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005270219A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Daikoku Denki Co Ltd 遊技場用計数管理システム
JP4550454B2 (ja) * 2004-03-23 2010-09-22 ダイコク電機株式会社 遊技場用計数管理システム

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