JPS6017015Y2 - 紙幣鑑別機のパタ−ンチエツク区間決定装置 - Google Patents

紙幣鑑別機のパタ−ンチエツク区間決定装置

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JPS6017015Y2
JPS6017015Y2 JP1980038433U JP3843380U JPS6017015Y2 JP S6017015 Y2 JPS6017015 Y2 JP S6017015Y2 JP 1980038433 U JP1980038433 U JP 1980038433U JP 3843380 U JP3843380 U JP 3843380U JP S6017015 Y2 JPS6017015 Y2 JP S6017015Y2
Authority
JP
Japan
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output
banknote
magnetic
magnetic head
sensing element
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980038433U
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English (en)
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JPS55138375U (ja
Inventor
明夫 小室
利雄 原
和子 池田
Original Assignee
富士電機株式会社
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Publication date
Application filed by 富士電機株式会社 filed Critical 富士電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば両替機、自動販売機、自動預金装置
等において用いられる紙幣鑑別機のうち紙幣と磁気検知
素子との相対的移動に基づいて得られる磁気パターンを
紙幣の真偽鑑別のための一つの要素とするタイプの紙幣
鑑別機に関する。
この種の紙幣鑑別機において、磁気検知素子としての磁
気ヘッドに対向して紙幣を移動させる際紙幣の先端およ
び後端が磁気ヘッドを通過するときに、振動により磁気
ヘッドが出力信号を発することがある。
紙幣の周辺は通常白地となっており、この部分からは磁
気が検出されないので、たとえば磁気のない部分を計数
して真偽判別を行なおうとする場合、紙幣の端部におけ
る振動による信号を利用するかしないかで計数値が異な
ってくる。
一般にこの振動に基づく信号は不確実なものであり、こ
れを有意信号として利用することは避けた方が望ま゛し
い。
この問題点を解決するために、磁気カードの先端と後端
とを別個の検出器にて検出して読取りのタイミングを決
定する技術が、たとえば特開昭49−9141()−I
J公報にて公知であるが、この公知の技°術では検出器
を2個必要とする欠点がある。
また特開昭49−9141咥公報には検出器を2個設け
る場合の問題点を解決するために1個の検出器ですませ
る構成も開示されているが、そのための回路構成はきわ
めて複雑であった。
そこで本考案は、紙幣先端が磁気ヘッドに当たるときと
、紙幣後端が磁気ヘッドから抜は出る時に発生する振動
によるノイズ信号を検出しないように磁気パターンのチ
ツ区間を決定するための検出器を簡単な回路構成にて1
個の検出器にて済ませることのできる装置を提供するこ
とを目的とする。
この目的は本考案によれば、冒頭に述べたタイプの紙幣
鑑別機において、紙幣挿入口の少し後方に設けられる挿
入検知素子と、磁気的検知素子の少し前方(紙幣挿入口
側)に設けられる位置検知素子と、前記挿入検知素子お
よび位置検知素子が紙幣を検知したことを条件としてて
出力を出す第1論理回路と、該第1論理回路の出力によ
り駆動されて所定時間後に出力を出す時限回路と、前記
位置検知素子のみが紙幣を検知したことを条件として出
力を出す第2論理回路とを備え、前記時限回路または第
2論理回路から出力が出されている期間のみ前記磁気的
検知素子の検知出力を有効とすることによって遠戚され
る。
紙幣の先端が磁気ヘッドに当るときのノイズのみについ
て考えれば、位置検知素子は磁気ヘッドと同じ位置また
は磁気ヘッドより後方に置いても良いわけであり、特に
磁気ヘッドの後方に置けばタイマのような回路を用いず
に済むという利点がある。
ところがこの場合には、紙幣の後端が磁気ヘッドを抜は
出るときのノイズには対処し得ない。
というのは位置検知素子が紙幣の後端を検知したときに
は、時読に遅く紙幣後端は磁気ヘッドを抜は出てしまっ
ているからである。
また位置検知素子を磁気検知素子の少し前方に配置する
という場合の1少レヨの程度であるがこれは紙幣の種類
、移送速度、パターンチェック区間その他により与えら
れるもので、理論的および実験的に定まるものである。
なお、本考案において、磁気検知素子の検知出力を有効
にする、無効にするといのは磁気検知素子を検知可能な
状態とするかあるいは検知不可能な状態とするかの他に
、磁気検知素子自体は検知可能な状態にし続けておき、
その出力を後の回路のために有効にするか無効にするか
を含むものとする。
次に本考案の実施例の構成および動作を図面を参照しな
がら説明する。
第1図において、PLは紙幣が真偽鑑別のために挿入さ
れる領域であり、紙幣は矢印の方向から挿入されてくる
ものとする。
紙幣の移送手段は図示してないが、どのようなものでも
構わない。
S□〜S、は位置検知素子、たとえば発光−受光素子対
(以下光センサという)であり、Ml、 M2は磁気検
知素子、たとえば磁気ヘッドである。
光センサS1.S2は紙幣挿入口の少し後方に設けられ
る紙幣の挿入検知ならびに幅チェックのための挿入検知
素子である。
光センサS3. S、は本考案で問題にしている磁気検
知素子(磁気ヘッド)M□9M2の少し前方にある位置
検知素子である。
第1図では位置のずれを特徴づけるために、光センサS
1゜S2を基準として光センサS3、磁気ヘッドM1マ
チの距離f、 、 /2が異なっている様子がされてぃ
)る。
光センサS1、磁気ヘッドM2に対しても同様である。
さて、紙幣が挿入されると、光センサS1.S2を紙幣
端が通過し紙幣後端が抜は出るまで、光センサS1.S
2は出力を出す。
本考案の説明においては、光センサは何物にもさえぎら
れていないときに出力01何物かにさえぎられたときに
出力1を発生するものとする。
従って光センサS、、 S2は第3図の最上欄に示すよ
うな出力を出す。
幅の条件が満足されていることを示すために、以下光セ
ンサS□、S2の出力はS□、S2なる形で示すことに
する。
磁気ヘッドM□9M2は、紙幣の挿入により、第3図第
2、第3欄に示すような出力を出す。
ここでMSは紙幣の先端が各磁気ヘッドに当るとき、こ
れを抜は出るときに発生するノイズ信号で、SSが真の
磁気パターン信号である。
磁気ラドM19M2がノイズ信号NSを発する前に、紙
幣は光センサS3t S4ヲ横切っているで、光セシサ
S3.S4は−早く信号を発する。
この信号を利用してノイズ信号NSをマスクしようとす
るための回路例を第2図に示す。
第2図において、ANDl、 AND2は論理積回路、
いわゆるアンドゲート、OR1,0R2は論理和回路、
いわゆるオアゲート、NOTは否定回路、いわゆるイン
バータ、TM□は時限回路、G1. G2は磁気ヘッド
を活かすための出力である。
本考案ニオいては、磁気ヘッドM1について説明スレば
、磁気ヘッドM2については説明を要しないと思われる
ので、第2図の回路では、磁気ヘッド鳩のための回路系
については、光センサS、の信号、オアゲートOR2、
出力G2のみしか記号付けられていない。
さて、紙幣が光センサS3の位置にきた時、光センサS
1.S2は未だ紙幣で遮蔽されているので、光センサの
記号を論理記号として用いた場合の論理積S1.S2.
S3はこの時点で1となる。
即ち、アントゲ−)ANDlは出力を発する。
この出力は時限回路TM1に与えられ、T1時間だけ遅
らされてオアゲートOR1を通って出力G1に導かれる
従ってこの時間T1をノイズNS発生時間をカバーする
時間にとれば、磁気ヘッドの検知出力を有効にする出力
G1は、ノイズNSの消滅後に発生することになる。
紙幣の後端が光センサS1.S2から抜は出ると、アン
ドゲートAND、の出力は0になる。
これにより、時限回路TM1の出力はT1時間だけ遅れ
て0となる。
ところがこのときには、光センサS3はまだ出力を発し
ており、また論理値S1.S2のインバータNOTによ
る反転値は1となるので今度はアンドゲートAND2が
出力を発し、オアゲートOR1を介して出力G1を維持
する。
すなわ、時限回路TM1の時間TI (この時間T1は
ノイズNS発生時間をカバーする時間であるので短い時
間である)は紙幣が光センサS1.S2から光センサS
3まで搬送される時間に対して小さいために、アンドゲ
ートAND1の出力がOになってからT1時間後に磁気
ヘッドM1の検知出力を無効にしまうと真の磁気パター
ン信号SSの後端を検知できなくなってしまうので、ア
ンドゲートAND2を設けて光センサS3が紙幣の後端
を検知するまで磁気ヘッドM、の検知出力を有効にして
いるのである。
そして、光センサS3から紙幣が抜は出た途端、アンド
ゲートAND2の出力は0となり、従って出力G1もO
となる。
それゆえ、紙幣が磁気ヘッドM1を抜は出るときには、
磁気ヘッドM□はノイズMSを拾ったとしてもその出力
を後段の判断回路に送らないようにさせられる。
これは出力G1と適当なゲート回路とで実現可能である
かくして本考案によれば、磁気ヘッドの少し前方に置か
れた検知素子のみにて磁気ヘッドM1の捨うノイズ信号
NSを無力化することができ、磁気ヘッドM2あるいは
の他の磁気ヘッドがあれば、その磁気ヘッドに対しても
同様な回路を設けることによって同様な効果を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例のセンサ配置図、第2図は本考
案の実施例の回路図、第3図はその動作波形図である。 M工9M2・・・・・・磁気ヘッド、S1〜S、・・・
・・・光センサ、AND、、AND2・・・・・・アン
ドゲート、OR,、OR2・・・・・・オアゲート、N
OT・・・・・・インバータ、TM工・・・・・・時限
素子、G工、G2・・・・・・磁気ヘッドの検知出力を
有効にする出力。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 紙幣と磁気検知素子との相対的移動に基づいて得られる
    磁気パターンを紙幣の真偽鑑別のための一つの要素とす
    る紙幣鑑別機において、紙幣挿入口の少し後方に設けら
    れる挿入検知素子と、磁気的検知素子の少し前方(紙幣
    挿入口側)に設けられる位置検知素子と、前記挿入検知
    素子および位置検知素子が紙幣を検知したことを条件と
    して出力を出す第1論理回路と、該第1論理回路の出力
    により駆動されて所定時間後に出力を出す時限回路と、
    前記位置検知素子のみが紙幣を検知したことを条件とし
    て、出力を出す第2論理回路とを備え、前記時限回路ま
    たは第2論理回路から出力が出されている期間のみ前記
    磁気的検知素子の検知出力を有効とするようにしたこと
    を特徴とする紙幣鑑別機のパターンチェック区間決定装
    置。
JP1980038433U 1980-03-24 1980-03-24 紙幣鑑別機のパタ−ンチエツク区間決定装置 Expired JPS6017015Y2 (ja)

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JPS55138375U JPS55138375U (ja) 1980-10-02
JPS6017015Y2 true JPS6017015Y2 (ja) 1985-05-25

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JP1980038433U Expired JPS6017015Y2 (ja) 1980-03-24 1980-03-24 紙幣鑑別機のパタ−ンチエツク区間決定装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991419A (ja) * 1972-12-29 1974-08-31
JPS4991420A (ja) * 1972-12-29 1974-08-31

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4991419A (ja) * 1972-12-29 1974-08-31
JPS4991420A (ja) * 1972-12-29 1974-08-31

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