JP2910834B2 - コイン識別装置 - Google Patents

コイン識別装置

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    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D5/00Testing specially adapted to determine the identity or genuineness of coins, e.g. for segregating coins which are unacceptable or alien to a currency
    • G07D5/005Testing the surface pattern, e.g. relief

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は硬貨又はゲームメダ
ル等のコインを識別するためのコイン識別装置に関し、
特に、コインの模様又はその他の形状を検出して、コイ
ンの識別・選別を行うためのコイン識別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コイン識別装置では、コインの
搬送面(搬送路)に外形測定用センサ(イメージセンサ
等)及び材質検知センサが配置されている。そして、搬
送されるコインの外形寸法等を測定して、穴の有無及び
コインの材質を確認し、これら確認データを予め設定
(記憶)されたコインデータと比較して、比較の結果、
これらデータが一致すれば正貨と判定し、不一致であれ
ば偽貨と判定している。
【0003】さらに、従来のコイン識別装置において、
コインの模様識別を行う際には、回転するコインの表面
定位置にマイクロ波を当て、コイン表面の模様(凹凸)
に比例した反射波変化をドップラー効果測定で取り出
し、予め設定された模様データと比較して、コインの正
偽を判定している(例えば、特開昭58−151692
号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコイ
ン識別装置では、コインの外形寸法と材質のみを測定し
ている関係上、外形寸法(直径・厚み・穴の有無)及び
材質が正コインに似ているコイン(外国硬貨又は模造硬
貨等)が投入された際、そのコインの正偽を正しく判定
できないという問題点がある。
【0005】さらに、従来のコイン識別装置では、コイ
ン表面の模様を測定する際、前述のように、コイン表面
の模様を測定するマイクロ波の測定ポイントが固定され
ており、コイン表面の模様を測定するためには、定位置
でコインを所定の時間回転させておかなければならず、
このため、コイン表面の模様(凹凸)を測定するのに時
間がかかってしまうという問題点がある。
【0006】本発明では、短時間に正確にコインの正偽
を識別することのできるコイン識別装置を提供すること
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によるコイン識別
装置は、CCDカメラ等を用いて、搬送されるコインの
模様を測定し、コインの外形寸法及び材質等の測定結果
とともに、そのコインの正偽を判定する。例えば、本発
明によるコイン識別装置は、コインの材質を測定する材
質センサ、コインの外形寸法を測定する外形センサ、コ
インの模様を測定する模様センサ(例えばCDDカメ
ラ)を備えており、CPUは測定材質データ、測定外形
データ、測定模様データを判定パラメータとしてコイン
の正偽を判定する。そして、この判定結果に応じてゲー
トによって正コインと偽コインを選別する。
【0008】本発明では、上流から搬送されるコインの
材質を材質センサで測定し、CPUは予め記憶された正
コインの材質データと測定材質データとを比較する。比
較の結果、一致すれば、外形センサでコインの外形寸法
を測定する。一致しなければ、CPUは偽コインと判定
し、外形センサ及び模様センサでの測定を省略する。そ
して、コインはゲートで返却通路に導かれ、装置外に戻
される。
【0009】次に、CPUは予め記憶された正コインの
外形データと測定外形データとを比較されする。比較の
結果、一致すれば、模様センサでコインの模様を測定す
る。一致しなければ、CPUは偽コインと判定し、模様
センサでの測定を省略する。そして、コインはゲートで
返却通路に導かれ、装置外に戻される。
【0010】さらに、CPUは予め記憶された正コイン
の模様データと測定模様データとを比較する。比較の結
果、一致すれば、CPUは正コインと判定する。このコ
インはゲートで収納搬送路に導かれ、装置内に収納され
る。一方、一致しなければ、CPUは偽コインと判定す
る。コインはゲートで返却通路に導かれ、装置外に戻さ
れる。
【0011】このようにして、搬送されるコインの正偽
を判定し、正コインと偽コインとが選別される。本発明
では、上流から搬送されるコインの模様をコインを定位
置に止めることなく読み取るようにしたから、コイン識
別の時間を短縮できる。さらに、コインの外形寸法及び
材質の測定によるコイン識別に加えて、コインの模様を
読み取り識別のパラメータとして追加するようにしたか
ら、正確にコインの正偽識別を行うことができる。な
お、類似コインの模様との比較を追加するようにすれ
ば、より正確にコインの正偽識別を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明について図面を参照し
て説明する。図1を参照して、図示のコイン識別装置
は、コインの材質を測定する材質センサ2、コインの外
形寸法等を測定する外形センサ3、及びコインの模様を
測定する模様センサ(例えばCCDカメラ)4を備えて
おり、コインが搬送される搬送路11に面して、上流か
ら順に材質センサ2、外形センサ3、模様センサ4を続
けて配置されている。模様センサ4の下流には、各セン
サで正偽の判定をしたコインの選別を行うゲート6が配
置され、このゲート6はゲート駆動部5によって駆動さ
れる。
【0013】さらに、コイン識別装置は制御部(CP
U)1を備えており、CPU1は、各センサで測定され
た測定結果と各センサ毎に予め記憶された正コインデー
タとを比較して、コインの正偽を判定する。さらに、C
PU1は、コイン正偽の判定結果に応じてコインの行き
先を決定し、後述するようにして、選別を行うゲート駆
動部5に振分けを命令する。
【0014】選別後の正コインは収納搬送路12によっ
て搬送され、装置内の収納部(図示せず)に導かれる。
一方、選別後の偽コインは返却通路13によって装置外
部に返却される。
【0015】ここで、図2も参照して、搬送路11上を
搬送される(図1において、左から右方向)コイン21
は、まず材質センサ2を通過する。コイン21が材質セ
ンサ2上にくると、材質センサ2によってコイン21の
材質が測定される。つまり、材質がチェックされる(ス
テップ31)。そして、この測定結果(測定材質デー
タ)はCPU1に送られる。材質データが送られてきた
のを確認すると、CPU1は、材質センサ2の下流に位
置する外形センサ3及び模様センサ4の光源をオン(O
N)する(光源の寿命延長を考慮して、識別時以外は消
灯しておく:ステップ32)。
【0016】さらに、CPU1は、材質データと予め記
憶された正コインの材質データ(以下正コイン材質デー
タと呼ぶ:複数種類の場合もある)とを比較して、正コ
イン材質データの中に測定材質データに該当するものが
あるか否かの確認を行う(ステップ33)。確認の結
果、該当する正コイン材質データがないと、CPU1は
偽コインであると判定される。そして、コイン21は外
形センサ3及び模様センサ4における測定が行われず、
搬送路11を通過して、ゲート6まで搬送される。
【0017】CPU1はコイン21を装置外に返却する
ため、ゲート6を返却通路13側へ切り替える命令をゲ
ート駆動部5に与える。これによって、ゲート駆動部5
はゲート6を返却通路13側に切り替える(ステップ4
5)。そして、搬送されてきたコイン21はゲート6を
通って返却通路13に達し、装置外に返却される。
【0018】一方、確認の結果、該当する正コイン材質
データがあると、CPU1は正コインの可能性があると
判定して、さらに、正コインであるか否か判断するた
め、コイン21は次に位置する外形センサ3へ進む。外
形センサ3を通過する際、コイン21の外形寸法及び穴
の有無等が測定される(ステップ34)。
【0019】この測定結果(測定外形データ)はCPU
1に送られる。CPU1は、測定外形データと、予め記
憶された正コインの外形データ(正コイン外形データ:
複数種類の場合もある)とを比較して、正コイン外形デ
ータの中に測定外形データに該当するものがあるか否か
の確認を行う(ステップ35)。
【0020】確認の結果、該当する正コイン外形データ
がないと、CPU1は偽コインと判定される。コイン2
1は模様センサ4における測定が行われず、搬送路11
を通過してゲート6まで搬送される。CPU1はコイン
21を装置外に返却するため、ゲート6を返却通路13
側へ切り替える命令をゲート駆動部5に与える。これに
よって、ゲート駆動部5はゲート6を返却通路13側に
切り替える(ステップ45)。そして、搬送されてきた
コイン21はゲート6を通って返却通路13に達し、装
置外に返却される。
【0021】一方、確認の結果、該当する正コイン外形
データがあると、CPU1は正コインの可能性があると
判断して、さらに、正コインであるか否かを判定するた
め、コイン21は次に位置する模様センサ4へ進む。模
様センサ4を通過する際、コイン21の模様が測定され
る(ステップ38)。
【0022】ここで、いままで測定した材質データ及び
外形データから推定される正コイン以外のコインがある
か否かを判断するため、CPU1は、予め記憶された正
コイン以外のコインデータを検索して(例えば、正コイ
ンを500円とした場合、いままで測定した材質及び外
形データから推定される硬貨として、500円、500
ウォン等がある。しかし、500円は正コインだから、
正コイン以外というと500ウォンになる。よって、5
00ウォンのデータがあるか否かをCPU1は検索す
る。ステップ36,37)、検索データとして記憶して
おく。
【0023】模様センサ4で測定した測定結果(測定模
様データ)はCPU1に送られる。CPU1は、測定模
様データと予め記憶された正コインの模様データ(正コ
イン模様データ、複数種類の場合もある)とを比較し、
正コイン模様データの中に測定模様データに該当するも
のがあるか否かの確認を行う(ステップ39)。
【0024】確認の結果、該当する模様データがない
と、CPU1は偽コインと判定する。そして、コイン2
1はそのままゲート6まで搬送される。コイン21を装
置外に返却するため、CPU1はゲート6を返却通路1
3側へ切り替える命令をゲート駆動部5に与える。これ
によって、ゲート駆動部5はゲート6を返却通路13側
に切り替える(ステップ45)。搬送されてきたコイン
21はゲート6を通って返却通路13に達し、装置外に
返却される。
【0025】一方、確認の結果、該当する正コイン模様
データがあると、コイン21は正コインであると判定さ
れる。この際、正コイン以外のコインデータがある場合
には(つまり、前述の検索データがある場合には)、判
定精度強化のため、再度、模様センサ4で測定した測定
模様データと記憶している正コイン以外のコインデータ
中の模様データとを比較する(ステップ40)。この結
果、模様データが一致した場合は、各センサで正コイン
と判定しながらも、正コイン以外のコインともデータが
一致することから、偽像コイン等の疑いがあると考えら
れるため、CPU1は偽コインと判定する。そして、コ
イン21はそのままゲート6まで搬送される。コイン2
1を装置外に返却するため、CPU1はゲート6を返却
通路13側へ切り替える命令をゲート駆動部5に与え
る。これによって、ゲート駆動部5はゲート6を返却通
路13側に切り替える(ステップ45)。そして、搬送
されてきたコイン21はゲート6を通って返却通路13
に達し、装置外に返却される。
【0026】一方、比較の結果、模様データが一致しな
かった場合は、まさに正コインと判定される。
【0027】正コインと判定されると、CPU1は識別
計数カウンタ(正コインの受付枚数カウンタ)を+1す
る。同時に、コイン21を装置内部(収納部)に収納す
るため、CPU1はゲート6を収納搬送路12側へ切り
替える命令をゲート駆動部5に与える。これによって、
ゲート駆動部5はゲート6を収納搬送路12側に切り替
える(ステップ42;図1の6a)。搬送されてきたコ
イン21はゲート6を通って収納搬送路12に達し、収
納部に搬送されて行く。
【0028】上述のようにして、外国硬貨等による誤識
別の減少及びコイン模様の測定の速度アップが行うこと
ができる。
【0029】なお、図3(a)に示すように、材質セン
サ2及び外形センサ3の配置位置を逆にしてもよい。動
作及び処理の流れは材質センサでの測定・判定と外形セ
ンサでの測定・判定の流れの順番が入れ替わるだけで先
に説明した動作及び処理と同じであり、同等の効果を得
られる。さらに、ここでは図示してはいないが、材質セ
ンサ、外形センサ、及び模様センサの配置位置を種々変
化させても、その配置位置に合わせて動作及び処理の流
れを組めば、先に説明した例と同等の効果が得られる。
【0030】図3(b)は、紙葉識別に用いた例であ
る。ここでは、材質センサ2の代わりに磁気センサ2a
を、外形センサ3の代わりに厚み検知センサ3a・イメ
ージセンサ3bを配置して、模様センサ4と組み合わせ
ている。紙葉21aの識別を行う際の動作及び処理は、
上述の例と同様であるので、ここでは説明を省略する。
【0031】上述の例では、材質センサ、外形センサ、
及び模様センサを備える例について説明したしたが、少
なくとも模様センサを備えれば、精度よくコインの正偽
を識別することが可能である。
【0032】また、上述の例では正コインとほぼ同一の
外形寸法及び材質を有し正コインを除くコインの模様デ
ータが別に記憶されて、材質データ及び外形データから
推定される正コイン以外のコインがあるか否かを判断す
るようにしたが、正コインとほぼ同一の外形寸法を有し
正コインを除くコインの模様データを記憶するようにし
てもよく、正コインとほぼ同一の材質を有し正コインを
除くコインの模様データを記憶するようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、外形寸
法(直径・厚み・穴の有無)及び材質が正貨に類似する
コイン(例えば、外国硬貨又は模造硬貨等)が投入され
た際、少なくともコインの模様も測定するようにしたか
ら、外形寸法及び材質が同一であってコインの正偽を正
しく判別でき、これによって、コインの誤認識を減少で
きるという効果がある。
【0034】さらに、本発明では、CCDカメラ等の撮
像手段を用いてコインの模様を測定しているから、搬送
されるコインを止めることなくコインの模様を測定で
き、その結果、コインの模様を測定する時間が短縮する
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコイン識別装置の一例を示す図で
ある。
【図2】図1に示すコイン識別装置の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】(a)及び(b)はそれぞれ本発明によるコイ
ン識別装置の他の例を示す図である。
【符号の説明】
1 制御部(CPU) 2 材質センサ 3 外形センサ 4 模様センサ 5 ゲート駆動部 6 ゲート 11 搬送路 12 収納搬送路 13 返却通路 21 コイン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 5/00 - 5/10 G06T 7/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め定められた搬送方向に搬送されるコ
    イン表面の模様を撮像して測定模様データを得るセンサ
    手段と、前記コインの外形寸法を測定して測定外形デー
    タを得る外形データセンサと、予め設定された正コイン
    の模様データと前記測定模様データとを比較して第1の
    比較結果を得るとともに予め設定された正コインの外形
    寸法データと前記測定外形データとを比較して第2の比
    較結果を得て前記第1及び前記第2の比較結果に応じて
    前記コインの正偽を識別する識別手段とを有し、前記識
    別手段には、前記正コインとほぼ同一の外形寸法を有し
    前記正コインを除くコインの模様データが他模様データ
    として別に記憶されており、前記識別手段は前記測定外
    形データに基づいて前記他模様データを検索し検索デー
    タを得て、該検索データと前記測定模様データとを比較
    して第3の比較結果を得て、前記第3の比較結果が不一
    致の際、前記コインを収納部に搬送し、前記第3の比較
    結果が一致の際、前記コインを返却するようにしたこと
    を特徴とするコイン識別装置。
  2. 【請求項2】 予め定められた搬送方向に搬送されるコ
    イン表面の模様を撮像して測定模様データを得るセンサ
    手段と、前記コインの材質を測定して測定材質データを
    うる材質データセンサと、予め設定された正コインの模
    様データと前記測定模様データとを比較して第1の比較
    結果を得るとともに予め設定された正コインの材質デー
    タと前記測定材質データとを比較して第4の比較結果を
    得て前記第1及び前記第4の比較結果に応じて前記コイ
    ンの正偽を識別する識別手段とを有し、前記識別手段に
    は、前記正コインとほぼ同一の材質を有し前記正コイン
    を除くコインの模様データが他模様データとして別に記
    憶されており、前記識別手段は前記測定材質データに基
    づいて前記他模様データを検索し検索データを得て、該
    検索データと前記測定模様データとを比較して第5の比
    較結果を得て、前記第5の比較結果が不一致の際、前記
    コインを収納部に搬送し、前記第5の比較結果が一致の
    際、前記コインを返却するようにしたことを特徴とする
    コイン識別装置。
  3. 【請求項3】 予め定められた搬送方向に搬送されるコ
    イン表面の模様を撮像して測定模様データを得るセンサ
    手段と、前記コインの外形寸法を測定して測定外形デー
    タを得る外形データセンサと、前記コインの材質を測定
    して測定材質データを得る材質データセンサと、予め設
    定された正コインの模様データと前記測定模様データと
    を比較して第1の比較結果を得るとともに予め設定され
    た正コインの外形寸法データと前記測定外形データとを
    比較して第2の比較結果を得てさらに予め設定された正
    コインの材質データと前記測定材質データとを比較して
    第4の比較結果を得て前記第1、前記第2、及び前記第
    4の比較結果に応じて前記コインの正偽を識別する識別
    手段とを有し、前記識別手段には、前記正コインとほぼ
    同一の外形寸法及び材質を有し前記正コインを除くコイ
    ンの模様データが他模様データとして別に記憶されてお
    り、前記識別手段は前記測定外形寸法データ及び前記測
    定材質データに基づいて前記他模様データを検索し検索
    データを得て、該検索データと前記測定模様データとを
    比較して第6の比較結果を得て、前記第6の比較結果が
    不一致の際、前記コインを収納部に搬送し、前記第6の
    比較結果が一致の際、前記コインを返却するようにした
    ことを特徴とするコイン識別装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載された
    コイン識別装置において、前記センサ手段としてCCD
    カメラを用いるようにしたことを特徴とするコイン識別
    装置。
  5. 【請求項5】 予め定められた搬送方向に搬送されるコ
    インの材質を測定して測定材質データを得る材質データ
    センサと、前記コインの外形寸法を測定して測定外形デ
    ータを得る外形データセンサと、前記コイン表面の模様
    を撮像して測定模様データを得る模様センサと、予め設
    定された正コインの材質データと前記測定模様データと
    を比較して材質比較結果を得る第1の比較手段と、予め
    設定された正コインの外形寸法データと前記測定外形デ
    ータとを比較して外形比較結果を得る第2の比較手段
    と、予め設定された正コインの模様データと前記測定模
    様データとを比較して模様比較結果を得る第3の比較手
    段と、前記正コインとほぼ同一の外形寸法及び材質を有
    し前記正コインを除くコインの模様データが他模様デー
    タとして別に記憶され前記測定材質データ及び前記測定
    外形データに基づいて前記他模様データを検索し検索デ
    ータを得該検索データと前記測定模様データとを比較し
    て他模様比較結果を得る第4の比較手段と、前記材質比
    較結果、前記外形比較結果、及び前記模様データがとも
    に一致するとともに前記他模様比較結果が不一致の際前
    記コインを収納部に搬送し他の状態の際には前記コイン
    を返却する制御手段とを有することを特徴とするコイン
    識別装置。
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