JPH1083960A - スパッタリング装置 - Google Patents

スパッタリング装置

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JPH1083960A
JPH1083960A JP23564696A JP23564696A JPH1083960A JP H1083960 A JPH1083960 A JP H1083960A JP 23564696 A JP23564696 A JP 23564696A JP 23564696 A JP23564696 A JP 23564696A JP H1083960 A JPH1083960 A JP H1083960A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパッタリングプロセスにおいて、第1のプ
ロセス条件から第2のプロセス条件に移行する際に、温
度条件を変化させる必要がある場合に、プロセス条件毎
のホルダー温度切り替え時間を短縮するとともに、設定
温度を安定して維持できる加熱・冷却機構を備えたスパ
ッタリング装置を提供する。 【解決手段】 スパッタリング室51内の基板ホルダー
61の下方には、基板ホルダー61を加熱・冷却するた
めの第2の加熱・冷却機構77を内蔵した補助ブロック
81が基板ホルダー61を囲むように設けられている。
この補助ブロック81には、加熱・冷却機構77とし
て、加熱用ガス配管87が設けられ、補助ブロック81
の熱を、ガスを熱媒体として基板ホルダー61に伝え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体基板に金属
や絶縁物などの薄膜を成膜するスパッタリング装置に関
し、特にスパッタリング中に半導体基板の温度を制御す
る基板温度制御機構を備えたスパッタリング装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路の高集積化に伴い、半導
体製造工程におけるスパッタリングプロセスでは、成膜
品質の向上と安定化のために、半導体基板の温度を高精
度に制御することが要求されてきている。
【0003】一般に、スパッタリング装置には、基板温
度を制御する加熱機構が設けられている。この加熱機構
に関しては、これまでにも、生産性向上の観点から昇温
・降温速度を速めたり、温度分布の精度の向上による膜
質改善等の種々の改良が提案されてきた。
【0004】図4は、従来からよく使われてきた基板加
熱機構を備えたスパッタリング装置の一例を示したもの
である。この例は、特開昭62ー35517号公報に開
示されたものである。
【0005】この図に示すように、スパッタリング装置
1は、概略、スパッタリング室3と、これとゲートバル
ブ5を介して連結された搬送室7とからなっている。ス
パッタリング室3にはカソード9と、公転機構11とが
設けられ、公転機構11に保持された基板ホルダ15に
は、半導体基板17が取り付けられるようになってい
る。スパッタリング室3内には、基板17を加熱するた
めの基板加熱機構(加熱用ランプ)21と、公転機構1
1の内側に設けられた冷却機構23が備えられている。
【0006】この冷却機構23は、図4に示す矢印方向
に移動して、この冷却機構を構成する冷却部材23aと
半導体基板17の裏面とを接触させて熱を吸収し、基板
17を冷却する。上記の冷却機構23は、半導体基板1
7上に、高い温度でのスパッタリング成膜を行った後
に、低い温度での成膜を行う際に、より短時間で低い温
度での成膜を開始できるようにしたものである。
【0007】このスパッタリング装置1の動作を次に示
す。まず、スパッタリング室3内に搬送された、室温と
同等の温度の半導体基板17を、公転機構11により図
4のAの位置からBの位置に回転移動させ、加熱ランプ
21で半導体基板17を、例えば400℃に加熱する。
【0008】次に、半導体基板17をCの位置に移動さ
せ、カソード9に対向して第1の成膜を行う。第1の成
膜が終了すると、公転機構11の回転により、Dの位置
に半導体基板17が位置決めされ、冷却機構23の冷却
部材23aが、基板ホルダー15の方向に移動して、半
導体基板17が冷却され、400℃から第2の成膜処理
に必要な温度、例えば100℃に冷却される。そして、
カソード9に対向するように移動し、Dの位置において
第2の成膜を行う。
【0009】このような従来型の基板加熱機構21を備
えたスパッタリング装置1においては、基板加熱機構2
1とスパッタリング機構とが別の場所に独立して備えら
ているため、スパッタリングと加熱とを同時に行うこと
ができない。従って、スパッタリング中には、基板17
の温度制御ができず、プラズマから受ける熱エネルギー
の影響により、スパッタリングプロセス中に温度変化が
生じ、膜質の再現性に乏しいという問題点が従来から指
摘されていた。
【0010】また、公転機構11を設ける必要があるた
め、スペース効率という点においても問題があり、装置
の小型化の妨げともなっていた。一方、膜質の再現性と
いう問題点を解決するために、ガス加熱機構を備えたス
パッタリング装置も提案されている。
【0011】図5に、ガス加熱機構を備えたスパッタリ
ング装置の概略を示す。尚、このスパッタリング装置に
おいて、図4と同一部分については同一符号を付して、
その説明を省略する。この装置において、図4に示した
スパッタリング装置と異なる点は、基板ホルダー15の
温度は、内蔵された熱電対31によってモニタされてお
り、予め設定された設定温度になるように昇温及び降温
がされる点である。
【0012】昇温の場合には、基板ホルダ15に内蔵さ
れたヒータ33により加熱し、降温の場合には、ヒータ
33のパワーをオフし、基板ホルダ15に内蔵された冷
却水配管35から導入される冷却水の熱伝導により冷却
する。
【0013】基板ホルダ15が設定温度で安定した後、
半導体基板17は、搬送室7からスパッタリング室3の
カソード9に対向する基板ホルダ15へ移載される。基
板ホルダ15に保持された半導体基板17は、ヒータ3
3により加熱され、加熱用ガス導入管37により運ばれ
た加熱用ガスを熱媒体として、半導体基板17に伝達さ
れる。加熱用ガス導入管37は、その先端部において複
数のガス管37a、37a、…に枝分かれしている。
【0014】スパッタリング中のプラズマから受ける熱
は、基板ホルダ15に取り付けられた熱電対31により
モニタされ、ヒータ33のパワーの制御と、冷却水の冷
却機構により熱交換して基板の実際の温度を制御してい
る。このような、ガス加熱機構により、スパッタ中の基
板温度を精度良く安定させることが可能となった。
【0015】しかしながら、このスパッタリング装置に
おいては、基板ホルダ15とその温度制御機構(ヒータ
33、冷却水35、熱電対35、加熱ガス37)とは一
体であるため、スパッタリングプロセスの温度条件を切
り替える必要がある場合には、次のプロセスの温度に基
板ホルダ15の温度を切り替え、安定させるまでに時間
がかかりすぎ、スパッタリング装置の基板処理能力を低
下させるという問題点が依然として存在している。
【0016】これは、基板ホルダ15と加熱機構及び冷
却機構とが一体であり、従って、その加熱・冷却能力と
ホルダーの熱容量との比較において、もし加熱・冷却能
力を高くしすぎると、ホルダーの温度を安定して一定に
保つことが困難となり、一方、ホルダーの熱容量を大き
くしすぎると、加熱・冷却を行って一定温度に到達する
までにかかる時間が長くなりすぎるからである。従っ
て、その意味では、このガス加熱機構も抜本的な解決手
段とはなっていないのが現状であった。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、図4に示す
例では、スパッタリングプロセス中に、基板温度が変化
してしまうという問題点がある。従って、スパッタリン
グ中の温度を安定化して、スパッタ膜の膜質の良好に保
つということが課題となっている。また、基板の公転機
構を必要とするため、スペース効率が悪くなるという問
題点に対して、スペース効率の向上という課題もある。
【0018】一方、図5に示す例では、プロセス条件
(設定温度)を変化させて、次のスパッタリングを行う
までの、待ち時間の短縮が課題となっていた。
【0019】本発明のスパッタリング装置においては、
以上の課題に鑑みて、プロセス条件毎のホルダー温度切
り替え時間を短縮するとともに、設定温度を安定して維
持できる加熱・冷却機構を備え、かつスペース効率も良
好なスパッタリング装置の提供を目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】以上に述べた課題を解決
するために、本発明のスパッタリング装置では、次のよ
うな手段を講じた。すなわち、請求項1記載のスパッタ
リング装置においては、半導体基板を保持する基板ホル
ダーと、該基板ホルダーに保持された半導体基板に対向
して配置され、該半導体基板に成膜すべき物質を放出す
るターゲットと、該半導体基板を保持する前記基板ホル
ダと前記ターゲットとを収納する真空処理室とを備えて
なるスパッタリング装置において、前記基板ホルダーに
は、該基板ホルダーに保持された前記半導体基板の温度
を調節するための第1の加熱・冷却機構が設けられると
ともに、該基板ホルダーの近傍には、該基板ホルダーの
温度を調節するための第2の加熱・冷却機構を内蔵した
補助ブロックが設けられ、前記基板ホルダーと前記補助
ブロックとは、これらを相体移動可能にする駆動機構に
より、接触及び離間可能に設けられていることを特徴と
する。
【0021】このようなスパッタリング装置において
は、スパッタリング時には前記基板ホルダーと前記補助
ブロックとを離間させた状態にしておき、この状態にお
いて第1のスパッタリングを行う。
【0022】そして、次の第2のスパッタリングプロセ
スに移行する前に、予め補助ブロックの温度を、第2の
スパッタリングにおける基板温度に調整しておき、第1
のスパッタリングプロセスが終了した後に、補助ブロッ
クを前記駆動機構を用いて前記基板ホルダーに接触させ
る。温度調整後には、再び両者を離間させて、第2のス
パッタリングプロセスを行う。従って、異なる温度で行
う連続したスパッタリングプロセスを迅速に行うことが
できる。
【0023】請求項2記載のスパッタリング装置におい
ては、請求項1記載のスパッタリング装置において、前
記補助ブロックと前記基板ホルダーとを接触させた際に
は、該補助ブロックは、該基板ホルダーを囲むように該
基板ホルダーを収納するとともに、前記補助ブロックに
は、前記基板ホルダーが離間する方向に開口部が形成さ
れてなり、前記基板ホルダーと前記補助ブロックとが離
間した際には、前記基板ホルダーは、前記ターゲットと
対向して位置し、スパッタリング可能となることを特徴
とする。
【0024】このようなスパッタリング装置において
は、前記基板ホルダーと前記補助ブロックとを接触させ
た状態においては、前記補助ブロックが前記基板ホルダ
ーを囲むように収納されるので、熱伝達がスムースに行
われる。前記補助ブロックには、前記基板ホルダーが離
間する方向に開口部が形成されており、両者は容易に接
触・離間が可能となる。また、両者を離間させた状態に
おいては、前記半導体基板と前記ターゲットとが接近
し、該半導体基板の表面にスパッタリングが可能となる
とともに、前記補助ブロックと前記基板ホルダとは離間
するので、該補助ブロックによる熱伝達の影響を受けに
くくなる。
【0025】さらに、該補助ブロックは常に、前記ター
ゲットとは離間しているので、前記ターゲットは、前記
補助ブロックからの熱伝導の影響を受けにくい。従っ
て、スパッタリング中に該補助ブロックの温度変化によ
る、スパッタ膜の膜質の変化等が起こりにくい。前記基
板ホルダの往復運動のみでプロセスの切り替えが可能な
ため、上記加熱・冷却機構を含めたスパッタ装置全体と
してのスペース効率が良い。
【0026】請求項3記載のスパッタリング装置におい
ては、請求項1または2記載のスパッタリング装置にお
いて、前記補助ブロックには、該補助ブロックの熱を、
ガスを熱媒体として前記基板ホルダーに伝えるガス伝熱
機構が備えられていることを特徴とする。
【0027】このようなスパッタリング装置において
は、前記基板ホルダと前記補助ブロックとを接触させた
状態において、前記補助ブロックから前記基板ホルダへ
の、加熱ガスによる熱伝導を行う。従って、前記補助ブ
ロックの熱が、速やかに前記基板ホルダーに伝達され、
該基板ホルダーを第2のスパッタリングプロセスの温度
に迅速に変化させることができる。
【0028】請求項4記載のスパッタリング装置におい
ては、請求項2または3記載のスパッタリング装置にお
いて、該スパッタリング装置内には、前記開口部を開閉
自在に閉塞する第2の補助ブロックが設けられてなり、
該第2の補助ブロックには、該第2の補助ブロックを加
熱・冷却するための、第3の加熱・冷却機構と、該第2
の補助ブロックの熱を、ガスを熱媒体として前記基板ホ
ルダーに伝える第2の伝熱機構と、が備えられているこ
とを特徴とする。
【0029】上記のスパッタリング装置においては、第
2の補助ブロック自体の加熱・冷却機構により、熱伝達
がよりスムーズになる。さらに、前記第2の補助ブロッ
クにより前記開口部が閉塞されるため、基板ホルダから
の熱放出が防止されて熱伝達効率が向上する。その上、
前記第2の補助ブロックが、前記基板ホルダーを収納し
た状態において、前記第1の補助ブロックと前記閉空間
を形成するため、加熱ガスを流すことにより、該閉空間
内の圧力が上昇し、伝熱効率が向上する。また、第2の
補助ブロックは、前記開口部を開閉自在にするように設
けられているため、前記基板ホルダーと前記第1の補助
ブロックの離間及び接触を妨げない。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1及び図2は、本発明の第1
の実施の形態を示す図であり、符号Aはスパッタリング
装置である。
【0031】このスパッタリング装置Aは、図1に示す
ように、スパッタリング室51と搬送室53とをゲート
バルブ55で仕切られている。スパッタリング室51内
には、半導体基板57を保持する基板ホルダー61と、
この基板ホルダー61に保持された半導体基板57に対
向して配置され、Arプラズマイオンの衝突により原子
或いは分子を放出するターゲット63とが収納され、通
常は真空状態に保持されている。
【0032】上記の基板ホルダー61には、この基板ホ
ルダー61に保持された半導体基板57の温度を調節す
るための、第1の加熱・冷却機構65が設けられてい
る。この第1の加熱・冷却機構65は、ヒーター67
と、冷却水を通す冷却水配管71と、加熱用のガスを導
入するための加熱用ガス配管73と、基板ホルダー61
の温度をセンシングするための熱電対75と、から構成
されている。加熱用ガス配管73は図1に示すように、
その先端側において、複数のガス管73a、73a、…
に枝分かれしており、半導体基板57の全面を均一性良
く加熱することができるようになっている。
【0033】また、基板ホルダー61の下方には、この
基板ホルダー61を加熱・冷却するための第2の加熱・
冷却機構77を内蔵した補助ブロック81が基板ホルダ
ー61を囲むように設けられている。
【0034】この補助ブロック81にも、加熱・冷却機
構77として、ヒーター83、冷却水配管85、加熱用
ガス配管87及び熱電対89が設けられている。この加
熱用ガス配管87(ガス管73と同様に、複数のガス管
87a、87a、…に枝分かれしている)は、補助ブロ
ック81の熱を、ガスを熱媒体として基板ホルダー61
に伝えるガス伝熱機構の役割を果たす。さらに、補助ブ
ロック81の上方には開口部93が設けられており、基
板ホルダー61には、上下駆動エアシリンダ95に連結
されている。
【0035】次に、上記の構成をもつスパッタリング装
置Aの作用について説明する。まず、加熱シーケンスに
ついて図1及び図2を用いて説明する。第1の加熱・冷
却機構65により基板ホルダー61が温度設定された
後、第1のプロセス条件でスパッタリングする。その最
中に、次の第2のプロセス条件を選択し、加熱条件を変
更することを装置の制御部(図示せず)に認識させる。
【0036】装置の制御部は、基板ホルダー61を加熱
するか或いは冷却するかを判断する。そして、補助ブロ
ック81を目的の温度まで加熱或いは冷却する。この
際、発明所ブロック81に内蔵された熱電対89でモニ
ターしておく。この場合の目的温度は、第2のプロセス
条件の設定温度よりも、加熱の場合には高く、冷却の場
合には低い温度にする。これは、設定温度への到達時間
をできるだけ短くするためである。
【0037】第1のプロセスが終了したら、基板ホルダ
ー61を、上下駆動エアシリンダ95で下げて、補助ブ
ロック81の上に設けられた開口部93から、補助ブロ
ック81内に入れてお互いを接触させる。その後に、補
助ブロック81の熱を、接触による熱伝導とともに、加
熱用ガスとしてArを熱媒体として、ガスの熱伝導によ
りホルダー61に熱伝達する。
【0038】基板ホルダー61に内蔵された熱電対75
によりホルダー61の温度を測定しておき、設定温度に
到達した場合に、基板ホルダー61をターゲット63に
対向する位置まで、上下駆動エアシリンダ95を用いて
上昇させる。そして、ホルダー61と補助ブロック81
とを離間させるとともに、ホルダー61をスパッタリン
グ可能な位置へと移動させる。
【0039】この場合には、基板ホルダー61は補助ブ
ロック81と離間しており、スパッタリング中に補助ブ
ロック81の熱伝達の影響を受けることはない。そし
て、基板ホルダー61を第1の加熱・冷却機構により第
2のプロセスの温度条件で安定させた後に、第2のプロ
セスを開始する。さらに、この第2のプロセス中に、上
記と同様に第3の設定温度に補助ブロック81の温度を
予め設定しておく。
【0040】尚、上記加熱用ガスとしては、スパッタ用
ガスと同じ種類のガスが望ましい。本実施の形態におい
ては、スパッタ用ガスとしてArガスを用いており、そ
れとの対応で、加熱用ガスとしてもArガスを用いてい
る。また、スパッタリング室51は、通常、真空状態に
保たれているが、上記熱伝達のためのArガスがスパッ
タリング室中に若干漏れだしても、スパッタ用のArガ
スと同じガスであるため、バックグラウンドを悪化させ
たりしてスパッタ膜の膜質が劣化することはない。さら
に、図示はしないが、基板ホルダー61と補助ブロック
81とが接触した時点において、補助ブロック81の加
熱用ガス間93a、93a、…が、基板ホルダー61の
加熱用ガス間73a、73a、…と連結されるようにし
ておけば、さらに補助ブロック81の熱は基板ホルダー
61に伝わりやすくなる。
【0041】次に本発明の第2の実施の形態について説
明する。図3に示すスパッタリング装置Aは、概略、図
1のスパッタリング装置と同様である。ここで、図1と
同一部分については、同一符号を付してその説明を省略
する。このスパッタリング装置Aが、図1に示すスパッ
タリング装置と異なる点は、スパッタリング装置A内に
設けられた第1の補助ブロック81上には、開口部93
を開閉自在に閉塞する第2の補助ブロック101が設け
られている点である。
【0042】さらに、この第2の補助ブロック101に
は、第2の補助ブロック101を加熱・冷却するため
の、第3の加熱・冷却機構105としてヒーター107
と冷却水用配管111と加熱ガス用配管113とが設け
られている。また、加熱用ガス配管113はその先端に
おいて、図に示すように、複数のガス管113a、11
3a、…に枝分かれしている。この第2の補助ブロック
101は、上記スパッタリング装置Aのスパッタリング
室51に、回転機構115により回転自在に固定されて
いる。
【0043】このような構成をもつスパッタリング装置
においては、基板ホルダー61が、上下駆動エアシリン
ダ95で下降し、第1の補助ブロック81内に収納され
た状態で、第2の補助ブロック101が、回転機構11
5により、第1の補助ブロック81の開口部93を閉塞
する。ここで、上記第2の補助ブロック101は、回転
機構115によりホルダー加熱・冷却位置とスパッタリ
ング逃げ位置の両者を持つ。そして、第2の補助ブロッ
ク101が、ホルダー加熱・冷却位置にある場合には、
開口部93を閉塞して、閉空間121を形成する。
【0044】補助ブロック81及び101は、それぞれ
前述の加熱・冷却機構を備えており、基板ホルダー61
を収納し、開口部93を閉塞した状態においては、第1
の実施の形態における加熱用のArガスによる熱伝達が
生じるとともに、その閉空間121の圧力は、加熱用A
rガスに流入によってスパッタリング室内の空間よりも
圧力が高くなっている。そのため、補助ブロック81及
び補助ブロック101からの熱伝達の効率が高められ
る。さらに、この状態において、第2の補助ブロック1
01が、開口部93を閉塞するため、加熱用Arガスが
閉空間121外(スパッタリング室内)に漏れ出すのを
防ぐ役割もはたす。
【0045】尚、基板ホルダー61を上方に移動させて
スパッタリングを行う際には、第2の補助ブロックを回
転機構により回転させて開口部93を開けてから、基板
ホルダ61の上下移動を行うようにする。この際、Ar
ガスが漏れるが、スパッタリングガスと同じガスである
ため、スパッタリングプロセスに悪影響を与えることは
ない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のス
パッタリング装置においては、加熱・冷却機構を内蔵し
た基板ホルダーがあるため、半導体基板自体の温度を安
定に保つことが可能となる。また、基板ホルダーの温度
設定を補助するための、補助ブロックが設けられている
ため、迅速に次のスパッタリングプロセスへの温度変更
が可能となる。さらに、この補助ブロックと基板ホルダ
ーとが接触・離間可能なため、異なる温度で行う複数の
連続したスパッタリングプロセスを、迅速に行うことが
可能となる。
【0047】請求項2記載のスパッタリング装置におい
ては、基板ホルダーと補助ブロックとを接触させた状態
においては、補助ブロックが基板ホルダーを囲むように
配置されているので、熱伝達がスムースに行われる。
【0048】さらに、両者を離間させた状態において
は、基板ホルダーとターゲットとが接近するので、半導
体基板へのスパッタリングが可能となる。この時、補助
ブロックと基板ホルダー及びターゲットとは離間するの
で、半導体基板は、補助ブロックによる熱伝達の影響を
受けず、スパッタリング中の半導体基板の温度をより安
定に保つことができる。また、基板ホルダの公転機構等
を必要とせず、基板ホルダの往復運動のみで、基板温度
を異にするスパッタリングプロセスの切り替えが可能な
ためスペース効率も良くなる。
【0049】請求項3記載のスパッタリング装置におい
ては、基板ホルダーと補助ブロック間の熱伝達を行う、
ガス伝熱機構が設けられている。従って、基板温度の設
定条件の異なる複数のスパッタリングプロセスを連続し
て行う際に、基板ホルダーの温度の切り替え時間を短縮
することができる。
【0050】請求項4記載のスパッタリング装置におい
ては、第2の補助ブロック自体の加熱・冷却機構によ
り、熱伝達がスムーズになる。さらに、第2の補助ブロ
ックにより開口部が閉塞されるため、熱放出が防止され
て熱伝達効率が向上するとともに、形成された閉空間の
ガス圧が高くなるため、より一層、熱伝達が良くなる。
従って、良好な操作性を保持しつつ、基板ホルダーへの
熱伝達の効率を向上させることが可能となる。
【0051】以上のように、本発明のスパッタリング装
置においては、連続したスパッタリングプロセスを行う
際に、各プロセスごとの温度切り替えの迅速化と設定温
度の安定という2つの課題を両立させることが可能とな
り、半導体デバイス等の生産性の向上と、スパッタリン
グ膜の、膜厚の面内分布の均一化、膜質の向上が可能と
なる。さらに、スペース効率も良くなるので、装置の低
コスト化と小型化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態として示したスパッ
タリング装置の断面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態として示したスパッ
タリング装置を用いた連続成膜プロセスのプロセスフロ
ーを示す概略図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態として示したスパッ
ッタリング装置の断面図である。
【図4】従来のスパッタリング装置の概略構成図であ
る。
【図5】従来のスパッタリング装置のうち、ガス伝熱を
用いた装置の概略断面図である。
【符号の説明】
A…スパッタリング装置、51…スパッタリング室、5
3…搬送室、55…ゲートバルブ、57…半導体基板、
61…基板ホルダー、63…ターゲット、65…第1の
加熱・冷却機構、67…ヒーター、71…冷却水配管、
73…加熱用ガス配管、75…熱電対、77…第2の加
熱・冷却機構、81…補助ブロック、87…加熱用ガス
配管、93…開口部、95…上下駆動エアシリンダ、1
01…第2の補助ブロック、105…第3の加熱・冷却
機構、115…回転機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板を保持する基板ホルダーと、
    該基板ホルダーに保持された半導体基板に対向して配置
    され、該半導体基板に成膜すべき物質を放出するターゲ
    ットと、該半導体基板を保持する前記基板ホルダと前記
    ターゲットとを収納する真空処理室とを備えてなるスパ
    ッタリング装置において、 前記基板ホルダーには、該基板ホルダーに保持された前
    記半導体基板の温度を調節するための第1の加熱・冷却
    機構が設けられるとともに、該基板ホルダーの近傍に
    は、該基板ホルダーの温度を調節するための第2の加熱
    ・冷却機構を内蔵した補助ブロックが設けられ、 前記基板ホルダーと前記補助ブロックとは、これらを相
    体移動可能にする駆動機構により、接触及び離間可能に
    設けられていることを特徴とするスパッタリング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のスパッタリング装置にお
    いて、 前記補助ブロックと前記基板ホルダーとを接触させた際
    には、 該補助ブロックは、該基板ホルダーを囲むように該基板
    ホルダーを収納するとともに、 前記補助ブロックには、前記基板ホルダーが離間する方
    向に開口部が形成されてなり、 前記基板ホルダーと前記補助ブロックとが離間した際に
    は、 前記基板ホルダーは、前記ターゲットと対向して位置
    し、スパッタリング可能となることを特徴とするスパッ
    タリング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のスパッタリング
    装置において、 前記補助ブロックには、該補助ブロックの熱を、ガスを
    熱媒体として前記基板ホルダーに伝えるガス伝熱機構が
    備えられていることを特徴とするスパッタリング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載のスパッタリング
    装置において、 該スパッタリング装置内には、前記開口部を開閉自在に
    閉塞する第2の補助ブロックが設けられてなり、 該第2の補助ブロックには、該第2の補助ブロックを加
    熱・冷却するための、第3の加熱・冷却機構と、 該第2の補助ブロックの熱を、ガスを熱媒体として前記
    基板ホルダーに伝える第2の伝熱機構と、が備えられて
    いることを特徴とするスパッタリング装置。
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