JPH1081005A - 記録装置 - Google Patents
記録装置Info
- Publication number
- JPH1081005A JPH1081005A JP23764696A JP23764696A JPH1081005A JP H1081005 A JPH1081005 A JP H1081005A JP 23764696 A JP23764696 A JP 23764696A JP 23764696 A JP23764696 A JP 23764696A JP H1081005 A JPH1081005 A JP H1081005A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- ink
- recording head
- ink ejection
- head
- Prior art date
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- Ink Jet (AREA)
- Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体上
に画像を形成する記録装置に関し、記録ヘッドと記録媒
体との空間の変動に起因するインク着弾位置ずれによる
画像劣化を解消すること。 【解決手段】 記録媒体2に対しインクを吐出するイン
ク吐出部3を有する記録ヘッド1と、記録ヘッド1を主
走査方向に往復案内するガイド軸6と、記録ヘッド1を
記録媒体2に対し所定速度Vhで移動させるキャリッジ
モータとを備えた記録装置において、記録ヘッド1は、
往復移動中にも記録媒体2の記録面に対して略垂直にイ
ンクが着弾する向きVにインクを吐出させるように構成
した。
に画像を形成する記録装置に関し、記録ヘッドと記録媒
体との空間の変動に起因するインク着弾位置ずれによる
画像劣化を解消すること。 【解決手段】 記録媒体2に対しインクを吐出するイン
ク吐出部3を有する記録ヘッド1と、記録ヘッド1を主
走査方向に往復案内するガイド軸6と、記録ヘッド1を
記録媒体2に対し所定速度Vhで移動させるキャリッジ
モータとを備えた記録装置において、記録ヘッド1は、
往復移動中にも記録媒体2の記録面に対して略垂直にイ
ンクが着弾する向きVにインクを吐出させるように構成
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録装置に関し、特
に、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体上に画像
を形成する記録装置に関するものである。
に、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体上に画像
を形成する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】記録ヘッドと記録媒体の間に空間が存在
し、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体上に画像
を形成するインクジェット記録装置において、一般に、
インク吐出ノズルは記録媒体の記録面に対して垂直に設
置されていた。また、製造上の理由からインク吐出ノズ
ルがある決まった角度だけ傾いて設置されていこともあ
った。画像形成時には、記録媒体と記録ヘッドが所定速
度で相対的に移動しながら記録を行う。このため、この
ようなノズル形態においては、記録媒体と記録ヘッドの
相対移動速度の影響により、記録媒体の記録面に対して
垂直ではないある角度でインクが着弾していた。
し、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体上に画像
を形成するインクジェット記録装置において、一般に、
インク吐出ノズルは記録媒体の記録面に対して垂直に設
置されていた。また、製造上の理由からインク吐出ノズ
ルがある決まった角度だけ傾いて設置されていこともあ
った。画像形成時には、記録媒体と記録ヘッドが所定速
度で相対的に移動しながら記録を行う。このため、この
ようなノズル形態においては、記録媒体と記録ヘッドの
相対移動速度の影響により、記録媒体の記録面に対して
垂直ではないある角度でインクが着弾していた。
【0003】図9は記録媒体のうねりや凹凸部の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【0004】記録媒体2は通常、図9のように多少なり
ともうねりや凹凸部を持っており、一般にインクの着弾
量が増加する等によりその現象は顕著になる傾向をも
つ。このうねりや凹凸部が生じると記録媒体2と記録ヘ
ッド1の間隔(紙間)の変動Δdが生じる。このうねり
や凹凸部があると、記録面に斜めからインクが着弾する
ことになり、紙間変動に起因する着弾位置のずれが生じ
ていた。
ともうねりや凹凸部を持っており、一般にインクの着弾
量が増加する等によりその現象は顕著になる傾向をも
つ。このうねりや凹凸部が生じると記録媒体2と記録ヘ
ッド1の間隔(紙間)の変動Δdが生じる。このうねり
や凹凸部があると、記録面に斜めからインクが着弾する
ことになり、紙間変動に起因する着弾位置のずれが生じ
ていた。
【0005】図10は従来のインクジェット記録装置の
インク吐出方向を示す概念図である。
インク吐出方向を示す概念図である。
【0006】図10において、1はインク吐出ノズルを
有する記録ヘッド、2は記録媒体(記録紙)であり、イ
ンク吐出ノズル方向は記録面に対して垂直に設定されて
いる。また、Vhは記録ヘッド1の移動速度、Vdはイ
ンク吐出速度、VはVhとVdの合成ベクトル(外部の
系から見たインクが飛遊する方向)である。画像形成時
には、記録媒体2と記録ヘッド1が所定速度で相対的に
移動しながら記録を行う。このため、図10のノズル形
態においては、記録媒体2と記録ヘッド1の相対速度V
h(記録媒体の速度を0とする)の影響により、インク
が記録媒体2の記録面に対して垂直ではない角度θをも
って着弾していた。
有する記録ヘッド、2は記録媒体(記録紙)であり、イ
ンク吐出ノズル方向は記録面に対して垂直に設定されて
いる。また、Vhは記録ヘッド1の移動速度、Vdはイ
ンク吐出速度、VはVhとVdの合成ベクトル(外部の
系から見たインクが飛遊する方向)である。画像形成時
には、記録媒体2と記録ヘッド1が所定速度で相対的に
移動しながら記録を行う。このため、図10のノズル形
態においては、記録媒体2と記録ヘッド1の相対速度V
h(記録媒体の速度を0とする)の影響により、インク
が記録媒体2の記録面に対して垂直ではない角度θをも
って着弾していた。
【0007】ここで、記録媒体2が実線で示す理想の位
置から破線の位置まで変動し、その結果として記録ヘッ
ド1と記録媒体2の間隔がΔdだけ変動すると、理想の
着弾位置p1からp2にインクがずれ、紙面上では理想
の着弾位置に対して相対移動方向にΔXのずれが生じて
画質劣化の原因となっていた。
置から破線の位置まで変動し、その結果として記録ヘッ
ド1と記録媒体2の間隔がΔdだけ変動すると、理想の
着弾位置p1からp2にインクがずれ、紙面上では理想
の着弾位置に対して相対移動方向にΔXのずれが生じて
画質劣化の原因となっていた。
【0008】従来、このようなインク着弾位置ずれに対
して、紙間変動領域を制限するために記録ヘッドと記録
媒体との空間を狭くしたり、記録ヘッドと記録媒体の相
対速度が着弾位置に与える影響を相対的に小さくするた
めにインク吐出速度を上げる等してインク着弾位置精度
の向上を図っていた。
して、紙間変動領域を制限するために記録ヘッドと記録
媒体との空間を狭くしたり、記録ヘッドと記録媒体の相
対速度が着弾位置に与える影響を相対的に小さくするた
めにインク吐出速度を上げる等してインク着弾位置精度
の向上を図っていた。
【0009】近年では記録ヘッドの高解像度化が進み、
より高解像度な画像を形成することが望まれている。解
像度の数値的上昇による要求着弾位置精度の上昇が必要
になると共に、高解像度化に伴い着弾するインクのドッ
ト径が小さくなるので、同じ着弾位置ずれ量でも大きな
ドット径の場合に比べて目立ちやすくなる。このため、
更なる要求着弾位置精度の上昇が必要となっている。そ
のため、上述した記録媒体面の変動によるインク着弾位
置ずれを抑えることが極めて重要になっている。
より高解像度な画像を形成することが望まれている。解
像度の数値的上昇による要求着弾位置精度の上昇が必要
になると共に、高解像度化に伴い着弾するインクのドッ
ト径が小さくなるので、同じ着弾位置ずれ量でも大きな
ドット径の場合に比べて目立ちやすくなる。このため、
更なる要求着弾位置精度の上昇が必要となっている。そ
のため、上述した記録媒体面の変動によるインク着弾位
置ずれを抑えることが極めて重要になっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の技
術では、記録ヘッドと記録媒体との空間(紙間)を狭く
することで理想位置からの着弾位置ずれは小さくできて
も、紙間変動の絶対量が小さくならない限り着弾位置ず
れ量のレンジが変化せず、空間(紙間)を狭くし過ぎる
と、記録ヘッドが記録媒体に接触して逆に記録ヘッドに
ダメージを与えるおそれもあった。また、インク吐出速
度を上げても熱的、電気的に限界があると共に記録媒体
に対する記録ヘッドの相対速度が与える影響を相対的に
小さくするだけであり、根本的な解決には至らなかっ
た。
術では、記録ヘッドと記録媒体との空間(紙間)を狭く
することで理想位置からの着弾位置ずれは小さくできて
も、紙間変動の絶対量が小さくならない限り着弾位置ず
れ量のレンジが変化せず、空間(紙間)を狭くし過ぎる
と、記録ヘッドが記録媒体に接触して逆に記録ヘッドに
ダメージを与えるおそれもあった。また、インク吐出速
度を上げても熱的、電気的に限界があると共に記録媒体
に対する記録ヘッドの相対速度が与える影響を相対的に
小さくするだけであり、根本的な解決には至らなかっ
た。
【0011】そこで、本発明では記録ヘッドと記録媒体
との空間の変動に起因するインク着弾位置ずれによる画
像劣化を解消することのできる記録装置を提供すること
を目的とする。
との空間の変動に起因するインク着弾位置ずれによる画
像劣化を解消することのできる記録装置を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の本発明の装置は、記録媒体に対しインク
を吐出するインク吐出部を有する記録ヘッドと、前記記
録ヘッドを前記記録媒体に対し所定速度で主走査方向に
往復移動させる移動手段とを備えた記録装置において、
前記記録ヘッドは、前記記録媒体の記録面に対して略垂
直にインクが着弾する向きにインクを吐出させるように
構成されたことを特徴とする。
に、請求項1の本発明の装置は、記録媒体に対しインク
を吐出するインク吐出部を有する記録ヘッドと、前記記
録ヘッドを前記記録媒体に対し所定速度で主走査方向に
往復移動させる移動手段とを備えた記録装置において、
前記記録ヘッドは、前記記録媒体の記録面に対して略垂
直にインクが着弾する向きにインクを吐出させるように
構成されたことを特徴とする。
【0013】ここで、前記記録ヘッドは、前記記録ヘッ
ドを基準とした前記記録ヘッドと記録媒体との相対速度
ベクトルと、前記記録ヘッドを基準としたインク吐出速
度ベクトルとの合成ベクトルの方向が、前記記録媒体の
記録面に対して垂直となるように前記インク吐出速度ベ
クトルの方向を定めてインクを吐出してもよい。
ドを基準とした前記記録ヘッドと記録媒体との相対速度
ベクトルと、前記記録ヘッドを基準としたインク吐出速
度ベクトルとの合成ベクトルの方向が、前記記録媒体の
記録面に対して垂直となるように前記インク吐出速度ベ
クトルの方向を定めてインクを吐出してもよい。
【0014】ここで、前記記録ヘッドを回動可能に備え
たキャリッジと、前記記録ヘッドの移動方向に応じた第
1または第2の方向に、前記記録ヘッドをそれぞれ前記
所定速度に応じた所定角度だけ回動させる回動制御手段
を備えてもよい。
たキャリッジと、前記記録ヘッドの移動方向に応じた第
1または第2の方向に、前記記録ヘッドをそれぞれ前記
所定速度に応じた所定角度だけ回動させる回動制御手段
を備えてもよい。
【0015】ここで、前記回動制御手段は、前記キャリ
ッジまたは前記記録ヘッドのいずれかの所定位置に設け
られた第1および第2の磁力発生手段と、前記記録ヘッ
ドの移動方向に応じて前記第1または第2の磁力発生手
段に磁力を発生させる磁力制御手段と、前記記録ヘッド
または前記キャリッジに設けられ、前記磁力発生手段の
磁力により吸引される被吸引部材とからなるようにして
もよい。
ッジまたは前記記録ヘッドのいずれかの所定位置に設け
られた第1および第2の磁力発生手段と、前記記録ヘッ
ドの移動方向に応じて前記第1または第2の磁力発生手
段に磁力を発生させる磁力制御手段と、前記記録ヘッド
または前記キャリッジに設けられ、前記磁力発生手段の
磁力により吸引される被吸引部材とからなるようにして
もよい。
【0016】ここで、前記記録ヘッドは前記インク吐出
部を2個有しており、一のインク吐出部からは前記記録
ヘッドの第1の移動方向と前記所定速度に応じた第1の
方向にインクを吐出し、他のインク吐出部からは前記記
録ヘッドの第2の移動方向と前記所定速度に応じた第2
の方向にインクを吐出する構成としてもよい。
部を2個有しており、一のインク吐出部からは前記記録
ヘッドの第1の移動方向と前記所定速度に応じた第1の
方向にインクを吐出し、他のインク吐出部からは前記記
録ヘッドの第2の移動方向と前記所定速度に応じた第2
の方向にインクを吐出する構成としてもよい。
【0017】ここで、前記記録ヘッドはインク吐出方向
を異なる方向に設定された複数個の前記インク吐出部を
有しており、前記記録ヘッドの第1および第2の移動方
向と前記移動速度に応じて最適なインク吐出部を選択
し、選択された前記最適なインク吐出部からインクを吐
出する構成としてもよい。
を異なる方向に設定された複数個の前記インク吐出部を
有しており、前記記録ヘッドの第1および第2の移動方
向と前記移動速度に応じて最適なインク吐出部を選択
し、選択された前記最適なインク吐出部からインクを吐
出する構成としてもよい。
【0018】ここで、前記ヘッドの移動速度を検出する
速度検出手段と、検出された前記移動速度に応じて、前
記記録ヘッドからのインク吐出方向を動的に制御する動
的制御手段を備えてもよい。
速度検出手段と、検出された前記移動速度に応じて、前
記記録ヘッドからのインク吐出方向を動的に制御する動
的制御手段を備えてもよい。
【0019】ここで、前記動的制御手段は、前記検出手
段により検出した前記移動速度とインク吐出速度から、
前記合成ベクトルの方向が前記記録媒体の記録面に対し
て略垂直となるインク吐出角度を算出する算出手段と、
前記キャリッジに配設され、前記記録ヘッドを回動させ
るヘッド回動手段と、前記算出手段で算出された前記イ
ンク吐出角度でインクが吐出されるように前記ヘッド回
動手段を制御する制御手段とを備えてもよい。
段により検出した前記移動速度とインク吐出速度から、
前記合成ベクトルの方向が前記記録媒体の記録面に対し
て略垂直となるインク吐出角度を算出する算出手段と、
前記キャリッジに配設され、前記記録ヘッドを回動させ
るヘッド回動手段と、前記算出手段で算出された前記イ
ンク吐出角度でインクが吐出されるように前記ヘッド回
動手段を制御する制御手段とを備えてもよい。
【0020】また、前記動的制御手段は、前記検出手段
により検出した前記移動速度とインク吐出速度から、前
記合成ベクトルの方向が前記記録媒体の記録面に対して
略垂直となるインク吐出角度を算出する算出手段と、前
記記録ヘッドからのインクが、前記記録媒体の記録面に
対して、前記算出手段で算出された前記インク吐出角度
で着弾するように制御する制御手段とを備えてもよい。
により検出した前記移動速度とインク吐出速度から、前
記合成ベクトルの方向が前記記録媒体の記録面に対して
略垂直となるインク吐出角度を算出する算出手段と、前
記記録ヘッドからのインクが、前記記録媒体の記録面に
対して、前記算出手段で算出された前記インク吐出角度
で着弾するように制御する制御手段とを備えてもよい。
【0021】ここで、前記制御手段は、前記記録ヘッド
からのインクを帯電させる帯電手段と、前記インク吐出
角度で着弾するように帯電したインクを偏向させる偏向
手段とを備えてもよい。
からのインクを帯電させる帯電手段と、前記インク吐出
角度で着弾するように帯電したインクを偏向させる偏向
手段とを備えてもよい。
【0022】さらに、前記速度検出手段は、格子スケー
ルと光学センサとからなるリニアエンコーダとしてもよ
い。
ルと光学センサとからなるリニアエンコーダとしてもよ
い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を詳細に説明する。
の実施の形態を詳細に説明する。
【0024】(第1の実施の形態)図1は本発明に係わ
るインクジェット記録装置の全体図であり、図2は本発
明の第1の実施の形態に係わるインクジェット記録装置
のキャリッジ走査部を表す概略図である。ここでは、シ
リアルプリンタを例にとっている。
るインクジェット記録装置の全体図であり、図2は本発
明の第1の実施の形態に係わるインクジェット記録装置
のキャリッジ走査部を表す概略図である。ここでは、シ
リアルプリンタを例にとっている。
【0025】両図において、1は記録ヘッド(説明のた
め図2では透視図となっている)、2は記録媒体、3は
記録ヘッド1に設けられたインク吐出用のノズル部、4
は記録ヘッド1を回転軸4aを中心に回動可能に支持す
るキャリッジ、6はキャリッジを主走査方向に案内する
ガイド軸である。5a、5bはソレノイドであり、キャ
リッジ4側の所定位置に配設されている。5cは磁性体
からなる被吸着部材であり、記録ヘッド1側の略中央位
置に配設されている。
め図2では透視図となっている)、2は記録媒体、3は
記録ヘッド1に設けられたインク吐出用のノズル部、4
は記録ヘッド1を回転軸4aを中心に回動可能に支持す
るキャリッジ、6はキャリッジを主走査方向に案内する
ガイド軸である。5a、5bはソレノイドであり、キャ
リッジ4側の所定位置に配設されている。5cは磁性体
からなる被吸着部材であり、記録ヘッド1側の略中央位
置に配設されている。
【0026】図示しない制御回路によりソレノイド5a
を導通させると磁力を発生し、ソレノイド5aは被吸着
部材5cを吸引するので記録ヘッド1が反時計回りに回
動してソレノイド5aと被吸着部材5cが結合する。一
方、図示しない制御回路によりソレノイド5bを導通さ
せると磁力を発生し、ソレノイド5bは被吸着部材5c
を吸引するので記録ヘッド1が時計回りに回動してソレ
ノイド5bと被吸着部材5cが結合する。
を導通させると磁力を発生し、ソレノイド5aは被吸着
部材5cを吸引するので記録ヘッド1が反時計回りに回
動してソレノイド5aと被吸着部材5cが結合する。一
方、図示しない制御回路によりソレノイド5bを導通さ
せると磁力を発生し、ソレノイド5bは被吸着部材5c
を吸引するので記録ヘッド1が時計回りに回動してソレ
ノイド5bと被吸着部材5cが結合する。
【0027】また、101はキャリッジ4を駆動するキ
ャリッジモータ、102はキャリッジモータ101の出
力を伝達するキャリッジベルトである。図中のVhは記
録ヘッド1の主走査方向の移動速度、Vdは記録ヘッド
1またはノズル部3から見たインク吐出速度、VはVh
とVdの合成ベクトル(速度)すなわちキャリッジの外
部の系から見たインク吐出ベクトルである。なお、図中
の実線で表されている記録ヘッド1並びにノズル部3は
キャリッジ4が左方向に移動中の状態を示しており、破
線はキャリッジ4が停止している状態を示している。
ャリッジモータ、102はキャリッジモータ101の出
力を伝達するキャリッジベルトである。図中のVhは記
録ヘッド1の主走査方向の移動速度、Vdは記録ヘッド
1またはノズル部3から見たインク吐出速度、VはVh
とVdの合成ベクトル(速度)すなわちキャリッジの外
部の系から見たインク吐出ベクトルである。なお、図中
の実線で表されている記録ヘッド1並びにノズル部3は
キャリッジ4が左方向に移動中の状態を示しており、破
線はキャリッジ4が停止している状態を示している。
【0028】両図において、印字を行う場合には、図示
しない電源および制御回路よりキャリッジモータ101
を駆動し、このキャリッジモータ101の出力はキャリ
ッジベルト102を介して記録ヘッド1を搭載したキャ
リッジ4に伝わり、キャリッジ4はガイド軸6に沿って
移動する。キャリッジモータ101を反転することで、
キャリッジ4、すなわち記録ヘッド1は主走査方向に往
復移動する。ここで、制御回路によりキャリッジ4の移
動方向に対応して適切な回動方向に予め設定された角度
だけノズル部3を含む記録ヘッド1を傾けた状態でキャ
リッジ4を移動する。
しない電源および制御回路よりキャリッジモータ101
を駆動し、このキャリッジモータ101の出力はキャリ
ッジベルト102を介して記録ヘッド1を搭載したキャ
リッジ4に伝わり、キャリッジ4はガイド軸6に沿って
移動する。キャリッジモータ101を反転することで、
キャリッジ4、すなわち記録ヘッド1は主走査方向に往
復移動する。ここで、制御回路によりキャリッジ4の移
動方向に対応して適切な回動方向に予め設定された角度
だけノズル部3を含む記録ヘッド1を傾けた状態でキャ
リッジ4を移動する。
【0029】つまり、図2でキャリッジ4が左方向に移
動するときにはソレノイド5aと被吸着部材5cが結合
して記録ヘッド1が反時計回りに所定位置まで回動した
状態で、キャリッジ4が右方向に移動するときにはソレ
ノイド5bと被吸着部材5cが結合して記録ヘッド1が
時計回りに所定位置まで回動した状態でキャリッジ4を
移動する。
動するときにはソレノイド5aと被吸着部材5cが結合
して記録ヘッド1が反時計回りに所定位置まで回動した
状態で、キャリッジ4が右方向に移動するときにはソレ
ノイド5bと被吸着部材5cが結合して記録ヘッド1が
時計回りに所定位置まで回動した状態でキャリッジ4を
移動する。
【0030】キャリッジ4の移動途中に制御回路から出
力されるタイミングバルスによってノズル部3からイン
クが吐出され、吐出したインクが記録媒体2に着弾する
ことで記録媒体2に画像を形成する。なお、インク吐出
部であるノズル部3が独立に回動するならば記録ヘッド
1は必ずしも回動する必要がないことは言うまでもな
い。
力されるタイミングバルスによってノズル部3からイン
クが吐出され、吐出したインクが記録媒体2に着弾する
ことで記録媒体2に画像を形成する。なお、インク吐出
部であるノズル部3が独立に回動するならば記録ヘッド
1は必ずしも回動する必要がないことは言うまでもな
い。
【0031】図3は本発明に係わるインク着弾方向を示
す概念図であり、この図を参照することで、ソレノイド
5によって記録ヘッド1を回動させる回転量の決定方法
を知ることができる。
す概念図であり、この図を参照することで、ソレノイド
5によって記録ヘッド1を回動させる回転量の決定方法
を知ることができる。
【0032】同図において、θはソレノイド5によって
記録ヘッド1を回動する角度、Δdは記録媒体2の変動
量(紙間変動量)を示す。θは外部の系からみたインク
飛翔方向(ベクトルVの向き)が記録媒体2に対して垂
直になるように、記録ヘッド1の移動速度Vhとインク
吐出速度Vdとから一義的に決定される。すなわち、イ
ンク吐出速度Vdのキャリッジ走査方向(主走査方向)
の速度(Vdsinθ)が記録ヘッド1の速度Vhに等
しくなるようにθ(=sin-1(Vh/Vd))が決定
される。
記録ヘッド1を回動する角度、Δdは記録媒体2の変動
量(紙間変動量)を示す。θは外部の系からみたインク
飛翔方向(ベクトルVの向き)が記録媒体2に対して垂
直になるように、記録ヘッド1の移動速度Vhとインク
吐出速度Vdとから一義的に決定される。すなわち、イ
ンク吐出速度Vdのキャリッジ走査方向(主走査方向)
の速度(Vdsinθ)が記録ヘッド1の速度Vhに等
しくなるようにθ(=sin-1(Vh/Vd))が決定
される。
【0033】通常、印字速度(記録ヘッド1の移動速度
である主走査速度)は予め決定されているので、その印
字速度に応じた角度θを予め決定しておけばよい。ま
た、印字速度が複数設定されているときには、それぞれ
に応じた角度θを予め複数設定しておき、異なる位置に
配設された複数対のソレノイドを使用すること等によ
り、常時最適な設定角度θで記録ヘッド1を傾けること
ができる。
である主走査速度)は予め決定されているので、その印
字速度に応じた角度θを予め決定しておけばよい。ま
た、印字速度が複数設定されているときには、それぞれ
に応じた角度θを予め複数設定しておき、異なる位置に
配設された複数対のソレノイドを使用すること等によ
り、常時最適な設定角度θで記録ヘッド1を傾けること
ができる。
【0034】同図において、多量なインクの着弾や記録
媒体2のうねりなどにより、記録媒体2が実線位置(理
想状態)から破線位置に移動し、紙間がΔdだけ変動す
ると、図中ではインク着弾位置がp1からp2に変化す
るが、記録媒体2上でのインク着弾位置はp1とp2で
は共に等しく、インク着弾ずれは発生しない。この結
果、紙間変動に起因するインク着弾位置ずれを防ぐこと
ができるので、これによる画像劣化を解消した高画質の
画像記録を行うことができるようになる。
媒体2のうねりなどにより、記録媒体2が実線位置(理
想状態)から破線位置に移動し、紙間がΔdだけ変動す
ると、図中ではインク着弾位置がp1からp2に変化す
るが、記録媒体2上でのインク着弾位置はp1とp2で
は共に等しく、インク着弾ずれは発生しない。この結
果、紙間変動に起因するインク着弾位置ずれを防ぐこと
ができるので、これによる画像劣化を解消した高画質の
画像記録を行うことができるようになる。
【0035】さらに、図4の往復印字状態のインク着弾
方向を示す概念図に示すように、キャリッジ4の往時と
復時とで、図1のソレノイド5aまたは5bのいずれか
を用いて記録ヘッド1の傾きを逆方向にすることによ
り、往方向と復方向の両方の記録ヘッド1の印字時にこ
の効果を得ることができる。
方向を示す概念図に示すように、キャリッジ4の往時と
復時とで、図1のソレノイド5aまたは5bのいずれか
を用いて記録ヘッド1の傾きを逆方向にすることによ
り、往方向と復方向の両方の記録ヘッド1の印字時にこ
の効果を得ることができる。
【0036】(第2の実施の形態)図5は本発明の第2
の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のキャリ
ッジ走査部の概略図である。ここでは、シリアルプリン
タを例にとっている。
の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のキャリ
ッジ走査部の概略図である。ここでは、シリアルプリン
タを例にとっている。
【0037】同図において、3aは図中左方向に記録ヘ
ッド1aが移動する際に使用するノズル部、3bは図中
右方向に記録ヘッド1aが移動する際に使用するノズル
部である。ノズル部3aおよび3bはそれぞれの主走査
方向に対して予め設定された印字速度に対応して外部の
系から見たインク飛翔方向が記録媒体2に対して垂直に
なるように、予め吐出角度θだけ別の方向に傾いて設置
されている。ノズル部3aと3bの位置関係は、この図
の形態に限定されるものではない。往時と復時の印字速
度が異なる場合には、それぞれの吐出角度θは印字速度
に応じて当然異なることになる。
ッド1aが移動する際に使用するノズル部、3bは図中
右方向に記録ヘッド1aが移動する際に使用するノズル
部である。ノズル部3aおよび3bはそれぞれの主走査
方向に対して予め設定された印字速度に対応して外部の
系から見たインク飛翔方向が記録媒体2に対して垂直に
なるように、予め吐出角度θだけ別の方向に傾いて設置
されている。ノズル部3aと3bの位置関係は、この図
の形態に限定されるものではない。往時と復時の印字速
度が異なる場合には、それぞれの吐出角度θは印字速度
に応じて当然異なることになる。
【0038】なお、記録ヘッド1aの移動速度Vh、イ
ンク吐出速度Vd、合成速度ベクトルVに関して、実線
は図中左方向に記録ヘッド1aが移動する場合、破線は
図中右方向に記録ヘッド1aが移動する場合をそれぞれ
示している。
ンク吐出速度Vd、合成速度ベクトルVに関して、実線
は図中左方向に記録ヘッド1aが移動する場合、破線は
図中右方向に記録ヘッド1aが移動する場合をそれぞれ
示している。
【0039】すなわち、図中左方向に記録ヘッド1aが
移動する場合にはノズル部3aを使用し、ノズル部3b
は使用しない。逆に、図中右方向に記録ヘッド1aが移
動する場合にはノズル部3bを使用し、ノズル部3aは
使用しない。このように印字方向により使用するノズル
部を変えることで、記録ヘッド1aおよびノズル部3を
キャリッジ(図5の実施の形態では、キャリッジは記録
ヘッド1aと一体に形成されているものとする)に固定
して設けることができる。
移動する場合にはノズル部3aを使用し、ノズル部3b
は使用しない。逆に、図中右方向に記録ヘッド1aが移
動する場合にはノズル部3bを使用し、ノズル部3aは
使用しない。このように印字方向により使用するノズル
部を変えることで、記録ヘッド1aおよびノズル部3を
キャリッジ(図5の実施の形態では、キャリッジは記録
ヘッド1aと一体に形成されているものとする)に固定
して設けることができる。
【0040】この結果、記録ヘッド1aの回動時に生じ
る回転誤差を防ぎ、より高い印字着弾精度を得ることが
できる。また、インクを沸勝させて気泡を作り、その体
積膨張によりインクを吐出するインクジェット方式にお
いては、往復印字時に各々のノズル(ヘッド)を間欠的
に使用することは、記録ヘッド1aの温度の上昇を防止
する上で有効である。
る回転誤差を防ぎ、より高い印字着弾精度を得ることが
できる。また、インクを沸勝させて気泡を作り、その体
積膨張によりインクを吐出するインクジェット方式にお
いては、往復印字時に各々のノズル(ヘッド)を間欠的
に使用することは、記録ヘッド1aの温度の上昇を防止
する上で有効である。
【0041】また、印字速度が複数設定されているとき
には、それぞれの印字速度に応じた傾きを持つ複数のノ
ズル部を予め設定しておき、それぞれの速度に応じたノ
ズルを選択的に使用することで、いかなる設定速度に対
しても記録媒体の記録面に対して垂直にインクを着弾さ
せることができる。この結果、紙間変動に起因するイン
ク着弾位置ずれを防ぐことができるので、これによる画
像劣化を解消した高画質の画像記録を行うことができる
ようになる。
には、それぞれの印字速度に応じた傾きを持つ複数のノ
ズル部を予め設定しておき、それぞれの速度に応じたノ
ズルを選択的に使用することで、いかなる設定速度に対
しても記録媒体の記録面に対して垂直にインクを着弾さ
せることができる。この結果、紙間変動に起因するイン
ク着弾位置ずれを防ぐことができるので、これによる画
像劣化を解消した高画質の画像記録を行うことができる
ようになる。
【0042】(第3の実施の形態)図6は本発明の第3
の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のキャリ
ッジ走査部の概略図である。ここでは、シリアルプリン
タを例にとっている。
の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のキャリ
ッジ走査部の概略図である。ここでは、シリアルプリン
タを例にとっている。
【0043】同図において、7はキャリッジ4の速度を
検知するリニアエンコーダである。リニアエンコーダ7
は、光学センサ部7aと、ガイド軸に併設された格子ス
ケール7bを含んで構成される。8は記録ヘッド1bの
角度を変化させるための吐出角度制御アクチュエータで
あり、この例ではモータを示している。9は、リニアエ
ンコーダ7の光学センサ部7aが光学信号を読み取って
求めたキャリッジ4の速度、すなわち記録ヘッド1bの
速度から適切な記録ヘッド1bの角度を算出し、アクチ
ュエータ8を制御するためのコントローラである。ここ
で、記録ヘッド1bは説明のため透視図となっている。
検知するリニアエンコーダである。リニアエンコーダ7
は、光学センサ部7aと、ガイド軸に併設された格子ス
ケール7bを含んで構成される。8は記録ヘッド1bの
角度を変化させるための吐出角度制御アクチュエータで
あり、この例ではモータを示している。9は、リニアエ
ンコーダ7の光学センサ部7aが光学信号を読み取って
求めたキャリッジ4の速度、すなわち記録ヘッド1bの
速度から適切な記録ヘッド1bの角度を算出し、アクチ
ュエータ8を制御するためのコントローラである。ここ
で、記録ヘッド1bは説明のため透視図となっている。
【0044】図7は本発明の第3の実施の形態に係わる
インク吐出変更の制御方法を示すフローチャートであ
る。
インク吐出変更の制御方法を示すフローチャートであ
る。
【0045】まず、ステップS1において、記録ヘッド
1bを搭載したキャリッジ4が主走査方向に移動すると
キャリッジ4に設置されたリニアエンコーダ7の光学セ
ンサ部7aでキャリッジ4の移動速度を検知する。次
に、ステップS2においてコントローラ9内部の処理に
より、リニアエンコーダ7が検知したキャリッジの移動
速度Vhと予め設定されたインク吐出速度Vdから、外
部の系から見たインク吐出速度ベクトルVが記録媒体2
の記録面に対して垂直になるインク吐出角度θ(=si
n-1(Vh/Vd))を算出する。
1bを搭載したキャリッジ4が主走査方向に移動すると
キャリッジ4に設置されたリニアエンコーダ7の光学セ
ンサ部7aでキャリッジ4の移動速度を検知する。次
に、ステップS2においてコントローラ9内部の処理に
より、リニアエンコーダ7が検知したキャリッジの移動
速度Vhと予め設定されたインク吐出速度Vdから、外
部の系から見たインク吐出速度ベクトルVが記録媒体2
の記録面に対して垂直になるインク吐出角度θ(=si
n-1(Vh/Vd))を算出する。
【0046】さらに、ステップS3において、ステップ
S2で求めたθが現在のインク吐出角度と等しいかどう
かを判断する。等しければ、インク吐出角度の変更を行
わず処理を終了する。一方、等しくなければステップS
4に進み、アクチュエータ8を駆動して記録ヘッド1b
又はノズル部3を回動することによりインク吐出角度を
変更し、ステップS3に戻る。このように、自由にイン
ク吐出角度を変化できうるアクチュエータ8を搭載する
ことで、現在のインク吐出角度がステップS2で求めた
θと等しくなるまで記録ヘッド1b又はノズル部3を回
動することによりインク吐出角度を変更し、例えば高品
位モードやハイスピードモードといった複数のキャリッ
ジ速度を必要としたり、往復印字のように複数のキャリ
ッジ移動方向が存在する場合にも、各々の速度や方向に
合った吐出角度で印字できるようにインク吐出角度を動
的に制御することができる。
S2で求めたθが現在のインク吐出角度と等しいかどう
かを判断する。等しければ、インク吐出角度の変更を行
わず処理を終了する。一方、等しくなければステップS
4に進み、アクチュエータ8を駆動して記録ヘッド1b
又はノズル部3を回動することによりインク吐出角度を
変更し、ステップS3に戻る。このように、自由にイン
ク吐出角度を変化できうるアクチュエータ8を搭載する
ことで、現在のインク吐出角度がステップS2で求めた
θと等しくなるまで記録ヘッド1b又はノズル部3を回
動することによりインク吐出角度を変更し、例えば高品
位モードやハイスピードモードといった複数のキャリッ
ジ速度を必要としたり、往復印字のように複数のキャリ
ッジ移動方向が存在する場合にも、各々の速度や方向に
合った吐出角度で印字できるようにインク吐出角度を動
的に制御することができる。
【0047】キャリッジ4を駆動するキャリッジモータ
には通常DCモータやステップモータを使用するが、こ
れらのモータは周期性を持ったトルク変動があり、また
駆動力伝達用のキャリッジベルト(タイミングベルト)
のピッチ、キャリッジモータに取り付けられた図示しな
いプーリの回転ムラ等により、キャリッジの4移動速度
は刻一刻と変化する。このキャリッジ移動速度の変動に
よる着弾位置ずれも高画質印字に向けて解決しなければ
ならない大きな課題である。ここで、リニアエンコーダ
7で読み取ったキャリッジ速度変動を基に、インク吐出
角度θをコントローラ9で算出し、さらにアクチュエー
タ(吐出角度制御モータ)8を動的に制御するという手
法を用いることで、常に最適なインク吐出角度を得るこ
とができる。
には通常DCモータやステップモータを使用するが、こ
れらのモータは周期性を持ったトルク変動があり、また
駆動力伝達用のキャリッジベルト(タイミングベルト)
のピッチ、キャリッジモータに取り付けられた図示しな
いプーリの回転ムラ等により、キャリッジの4移動速度
は刻一刻と変化する。このキャリッジ移動速度の変動に
よる着弾位置ずれも高画質印字に向けて解決しなければ
ならない大きな課題である。ここで、リニアエンコーダ
7で読み取ったキャリッジ速度変動を基に、インク吐出
角度θをコントローラ9で算出し、さらにアクチュエー
タ(吐出角度制御モータ)8を動的に制御するという手
法を用いることで、常に最適なインク吐出角度を得るこ
とができる。
【0048】また、リアルタイムな制御が困難な場合に
は、キャリッジ4の速度変動は通常はキャリッジ位置に
対する再現性が高いので、記録装置本体自身でキャリッ
ジ速度変動を記録装置の初期設定時にリニアエンコーダ
7で測定し、そのデータに対して制御テープルを算出、
作成し制御を行うことも有効である。ここで、動的なイ
ンク吐出角度の要求制御精度は非常に高いので、使用す
るアクチュエータ(モータ)としては停止位置精度が高
い超音波モータ等が好ましいがこれに限定するわけでは
ない。また、反応速度が早く、制御変位特性に優れた圧
電素子(ピエゾ素子等)をアクチュエータ8として用い
ることもできる。
は、キャリッジ4の速度変動は通常はキャリッジ位置に
対する再現性が高いので、記録装置本体自身でキャリッ
ジ速度変動を記録装置の初期設定時にリニアエンコーダ
7で測定し、そのデータに対して制御テープルを算出、
作成し制御を行うことも有効である。ここで、動的なイ
ンク吐出角度の要求制御精度は非常に高いので、使用す
るアクチュエータ(モータ)としては停止位置精度が高
い超音波モータ等が好ましいがこれに限定するわけでは
ない。また、反応速度が早く、制御変位特性に優れた圧
電素子(ピエゾ素子等)をアクチュエータ8として用い
ることもできる。
【0049】本実施の形態により、複数の設定速度に対
するインク着弾位置ずれだけでなく、動的なキャリッジ
4の速度変動によるインク着弾位置ずれも解消すること
ができるので、さらに画像劣化を解消したより高画質の
画像記録を行うことができるようになる。
するインク着弾位置ずれだけでなく、動的なキャリッジ
4の速度変動によるインク着弾位置ずれも解消すること
ができるので、さらに画像劣化を解消したより高画質の
画像記録を行うことができるようになる。
【0050】なおここでは、リニアエンコーダ7を用い
て閉ループ制御を行っているが、予め設定された印字速
度に対応するためだけであれば、キャリッジモータとし
てステップモータ等を用い、リニアエンコーダ7を用い
ずにタイマを利用したオープンループ制御を行うように
してもよい。
て閉ループ制御を行っているが、予め設定された印字速
度に対応するためだけであれば、キャリッジモータとし
てステップモータ等を用い、リニアエンコーダ7を用い
ずにタイマを利用したオープンループ制御を行うように
してもよい。
【0051】(第4の実施の形態)図8は本発明の第4
の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のキャリ
ッジ走査部の概略図である。ここでは、シリアルプリン
タを例にとっている。
の実施の形態に係わるインクジェット記録装置のキャリ
ッジ走査部の概略図である。ここでは、シリアルプリン
タを例にとっている。
【0052】同図において、記録ヘッド1cの記録媒体
2との対向面の両端には、1対の偏向電極10が設けら
れている。偏向電極10は、ノズル部3から吐出され空
間を飛翔しているインクの軌道を変化させるための電界
を発生させる。この電界発生のための電圧は、コントロ
ーラ9aから与えられる。
2との対向面の両端には、1対の偏向電極10が設けら
れている。偏向電極10は、ノズル部3から吐出され空
間を飛翔しているインクの軌道を変化させるための電界
を発生させる。この電界発生のための電圧は、コントロ
ーラ9aから与えられる。
【0053】記録ヘッド1cおよびノズル部3はキャリ
ッジ(図6の実施の形態では、キャリッジは記録ヘッド
1cと一体に形成されているものとする)に固定して設
けられている。したがって、インク吐出方向はキャリッ
ジ速度によらず常に一定方向である。インクにはチャー
ジングプレート等の公知の手段(不図示)によって電荷
が与えられ、帯電した状態でノズル部3から吐出され
る。
ッジ(図6の実施の形態では、キャリッジは記録ヘッド
1cと一体に形成されているものとする)に固定して設
けられている。したがって、インク吐出方向はキャリッ
ジ速度によらず常に一定方向である。インクにはチャー
ジングプレート等の公知の手段(不図示)によって電荷
が与えられ、帯電した状態でノズル部3から吐出され
る。
【0054】吐出されたインクはリニアエンコーダ7で
検知された速度を基にコントローラ9aにより電圧制御
された電圧を印加され偏向電極10により作られる電界
により偏向して飛翔中に軌道を変化させられ、インク吐
出速度ベクトルが変化する。インクの飛翔軌道を偏向さ
せるために必要な電界は、軌道変化終了時(電界からイ
ンクが抜けるとき)に外部の系から見たキャリッジ走査
方向のインク飛翔速度がゼロ、すなわちインク飛翔方向
が記録面に垂直になるように決定される。このようにし
て軌道を変えられたインクは、記録媒体2の記録面に対
して垂直に着弾する。
検知された速度を基にコントローラ9aにより電圧制御
された電圧を印加され偏向電極10により作られる電界
により偏向して飛翔中に軌道を変化させられ、インク吐
出速度ベクトルが変化する。インクの飛翔軌道を偏向さ
せるために必要な電界は、軌道変化終了時(電界からイ
ンクが抜けるとき)に外部の系から見たキャリッジ走査
方向のインク飛翔速度がゼロ、すなわちインク飛翔方向
が記録面に垂直になるように決定される。このようにし
て軌道を変えられたインクは、記録媒体2の記録面に対
して垂直に着弾する。
【0055】上述のようにインクの軌道変化は印加電圧
の変化から生じる電界変化により電気的になされるた
め、本実施の形態では第3の実施の形態よりも応答性の
よい動的制御を行うことができる。このため、予め設定
された印字速度(モード)、印字方向(往復印字)に対
応するだけでなく、キャリッジ速度変動に対するインク
着弾位置ずれに対しても有効である。
の変化から生じる電界変化により電気的になされるた
め、本実施の形態では第3の実施の形態よりも応答性の
よい動的制御を行うことができる。このため、予め設定
された印字速度(モード)、印字方向(往復印字)に対
応するだけでなく、キャリッジ速度変動に対するインク
着弾位置ずれに対しても有効である。
【0056】さらに本実施の形態では、電気的にインク
の軌道を偏向させて軌道制御を行っているので時定数や
軌道変化の分解能の点で有利なため制御がしやすく、機
械的な可動部がないので機械的なガタが発生することが
ない、構造が簡単である、省スペース化できるといった
利点がある。
の軌道を偏向させて軌道制御を行っているので時定数や
軌道変化の分解能の点で有利なため制御がしやすく、機
械的な可動部がないので機械的なガタが発生することが
ない、構造が簡単である、省スペース化できるといった
利点がある。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、記
録媒体に対しインクを吐出するインク吐出部を有する記
録ヘッドと、記録ヘッドを記録媒体に対し所定速度で主
走査方向に往復移動させる移動手段とを備えた記録装置
において、記録ヘッドは、記録媒体の記録面に対して略
垂直にインクが着弾する向きにインクを吐出させるよう
にしたことにより、記録ヘッドと記録媒体との間隔の変
化によって生じるインク着弾位置ずれを抑え、それに伴
う画像劣化を抑えることができる。また、記録ヘッドの
速度変動に応じてインク吐出方向を制御することによ
り、キャリッジ速度変動に起因するインク着弾位置ずれ
による画像劣化をも抑えることができるという効果が得
られる。
録媒体に対しインクを吐出するインク吐出部を有する記
録ヘッドと、記録ヘッドを記録媒体に対し所定速度で主
走査方向に往復移動させる移動手段とを備えた記録装置
において、記録ヘッドは、記録媒体の記録面に対して略
垂直にインクが着弾する向きにインクを吐出させるよう
にしたことにより、記録ヘッドと記録媒体との間隔の変
化によって生じるインク着弾位置ずれを抑え、それに伴
う画像劣化を抑えることができる。また、記録ヘッドの
速度変動に応じてインク吐出方向を制御することによ
り、キャリッジ速度変動に起因するインク着弾位置ずれ
による画像劣化をも抑えることができるという効果が得
られる。
【図1】本発明に係わるインクジェット記録装置の全体
図である。
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係わるインクジェ
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
【図3】本発明に係わるインク着弾方向を示す概念図で
ある。
ある。
【図4】往復印字状態のインク着弾方向を示す概念図で
ある。
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係わるインクジェ
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係わるインクジェ
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
【図7】本発明の第3の実施の形態に係わるインク吐出
変更の制御方法を示すフローチャートである。
変更の制御方法を示すフローチャートである。
【図8】本発明の第4の実施の形態に係わるインクジェ
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
ット記録装置のキャリッジ走査部の概略図である。
【図9】記録媒体のうねり、凹凸部を示す概略図であ
る。
る。
【図10】従来のインクジェット記録装置のインク吐出
方向を示す概念図である。
方向を示す概念図である。
1,1a,1b,1c 記録ヘッド 2 記録媒体 3,3a,3b ノズル部 4 キャリッジ 5a,5b ソレノイド 5c 被吸着部材 6 ガイド軸 7 リニアエンコーダ 7a 光学センサ部 7b 格子スケール 8 アクチュエータ 9,9a コントローラ 10 偏向電極 101 キャリッジモータ 102 キャリッジベルト Vh 記録ヘッド移動速度ベクトル Vd インク吐出速度ベクトル V 記録ヘッド移動速度Vhとインク吐出速度Vdの合
成ベクトル θ インク吐出角度 p1 記録媒体が理想位置にある時のインク着弾位置 p2 記録媒体が移動した時のインク着弾位置 Δd 紙間変動量 ΔX インク着弾位置ずれ量
成ベクトル θ インク吐出角度 p1 記録媒体が理想位置にある時のインク着弾位置 p2 記録媒体が移動した時のインク着弾位置 Δd 紙間変動量 ΔX インク着弾位置ずれ量
Claims (11)
- 【請求項1】 記録媒体に対しインクを吐出するインク
吐出部を有する記録ヘッドと、前記記録ヘッドを前記記
録媒体に対し所定速度で主走査方向に往復移動させる移
動手段とを備えた記録装置において、 前記記録ヘッドは、前記記録媒体の記録面に対して略垂
直にインクが着弾する向きにインクを吐出させるように
構成されたことを特徴とする記録装置。 - 【請求項2】 前記記録ヘッドは、前記記録ヘッドを基
準とした前記記録ヘッドと記録媒体との相対速度ベクト
ルと、前記記録ヘッドを基準としたインク吐出速度ベク
トルとの合成ベクトルの方向が、前記記録媒体の記録面
に対して垂直となるように前記インク吐出速度ベクトル
の方向を定めてインクを吐出することを特徴とする請求
項1に記載の記録装置。 - 【請求項3】 前記記録ヘッドを回動可能に備えたキャ
リッジと、 前記記録ヘッドの移動方向に応じた第1または第2の方
向に、前記記録ヘッドをそれぞれ前記所定速度に応じた
所定角度だけ回動させる回動制御手段を備えたことを特
徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項4】 前記回動制御手段は、前記キャリッジま
たは前記記録ヘッドのいずれかの所定位置に設けられた
第1および第2の磁力発生手段と、前記記録ヘッドの移
動方向に応じて前記第1または第2の磁力発生手段に磁
力を発生させる磁力制御手段と、前記記録ヘッドまたは
前記キャリッジに設けられ、前記磁力発生手段の磁力に
より吸引される被吸引部材とからなることを特徴とする
請求項3に記載の記録装置。 - 【請求項5】 前記記録ヘッドは前記インク吐出部を2
個有しており、一のインク吐出部からは前記記録ヘッド
の第1の移動方向と前記所定速度に応じた第1の方向に
インクを吐出し、他のインク吐出部からは前記記録ヘッ
ドの第2の移動方向と前記所定速度に応じた第2の方向
にインクを吐出する構成とされたことを特徴とする請求
項2に記載の記録装置。 - 【請求項6】 前記記録ヘッドはインク吐出方向を異な
る方向に設定された複数個の前記インク吐出部を有して
おり、前記記録ヘッドの第1および第2の移動方向と前
記移動速度に応じて最適なインク吐出部を選択し、選択
された前記最適なインク吐出部からインクを吐出する構
成とされたことを特徴とする請求項2に記載の記録装
置。 - 【請求項7】 前記ヘッドの移動速度を検出する速度検
出手段と、 検出された前記移動速度に応じて、前記記録ヘッドから
のインク吐出方向を動的に制御する動的制御手段を備え
たことを特徴とする請求項2に記載の記録装置。 - 【請求項8】 前記動的制御手段は、 前記検出手段により検出した前記移動速度とインク吐出
速度から、前記合成ベクトルの方向が前記記録媒体の記
録面に対して略垂直となるインク吐出角度を算出する算
出手段と、 前記キャリッジに配設され、前記記録ヘッドを回動させ
るヘッド回動手段と、 前記算出手段で算出された前記インク吐出角度でインク
が吐出されるように前記ヘッド回動手段を制御する制御
手段とを備えたことを特徴とする請求項7に記載の記録
装置。 - 【請求項9】 前記動的制御手段は、 前記検出手段により検出した前記移動速度とインク吐出
速度から、前記合成ベクトルの方向が前記記録媒体の記
録面に対して略垂直となるインク吐出角度を算出する算
出手段と、 前記記録ヘッドからのインクが、前記記録媒体の記録面
に対して、前記算出手段で算出された前記インク吐出角
度で着弾するように制御する制御手段とを備えたことを
特徴とする請求項7に記載の記録装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、 前記記録ヘッドからのインクを帯電させる帯電手段と、 前記インク吐出角度で着弾するように帯電したインクを
偏向させる偏向手段とを備えたことを特徴とする請求項
9に記載の記録装置。 - 【請求項11】 前記速度検出手段は、 格子スケールと光学センサとからなるリニアエンコーダ
であることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか
に記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23764696A JPH1081005A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23764696A JPH1081005A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1081005A true JPH1081005A (ja) | 1998-03-31 |
Family
ID=17018415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23764696A Pending JPH1081005A (ja) | 1996-09-09 | 1996-09-09 | 記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1081005A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194752A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、および、印刷装置の製造方法 |
JP2011072986A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-04-14 | Casio Computer Co Ltd | 吐出部、塗布装置及び塗布方法 |
JP2015192996A (ja) * | 2014-03-17 | 2015-11-05 | 株式会社リコー | 塗布装置及び塗布方法 |
JP2017217806A (ja) * | 2016-06-07 | 2017-12-14 | 株式会社リコー | 液体を吐出する装置および液体吐出方法 |
-
1996
- 1996-09-09 JP JP23764696A patent/JPH1081005A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010194752A (ja) * | 2009-02-23 | 2010-09-09 | Seiko Epson Corp | 印刷装置、印刷方法、および、印刷装置の製造方法 |
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KR101202099B1 (ko) | 2009-09-04 | 2012-11-16 | 가시오게산키 가부시키가이샤 | 도포장치 및 도포방법 |
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