JPH1080851A - 倣い加工装置 - Google Patents

倣い加工装置

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Publication number
JPH1080851A
JPH1080851A JP26034096A JP26034096A JPH1080851A JP H1080851 A JPH1080851 A JP H1080851A JP 26034096 A JP26034096 A JP 26034096A JP 26034096 A JP26034096 A JP 26034096A JP H1080851 A JPH1080851 A JP H1080851A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
work
cam
work table
moving
Prior art date
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Pending
Application number
JP26034096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuji Hosokura
雄二 細倉
Isamu Kushida
勇 串田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
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Publication of JPH1080851A publication Critical patent/JPH1080851A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単で低コストに構成でき、ワークの凹凸し
た被加工部を、ワークの送りと同期してその凹凸に倣っ
て加工工具を進退移動させて加工することのできる倣い
加工装置を提供する。 【解決手段】 送りリニアガイド12に沿って移動可能
なワーク台11が、駆動モーター21によって回転駆動
されるクランクアーム22と連接アーム23を介して連
結されると共に、工具台ガイド14に沿ってワーク台1
1の移動方向と交差する方向に移動可能に設けられた工
具台13が駆動モーター21によって回転駆動されるカ
ムプレート24のカム面24Aに追随するカムフォロア
25Aを備えた操作アーム25を介して連結されて構成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークの凹凸した
被加工部を、ワークの送りと同期してその凹凸に倣って
加工工具を進退移動させて加工する倣い加工装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、切削や研削等の機械加工装置で
は、ワークの送り駆動と、加工工具の移動駆動と、をそ
れぞれ独立した駆動手段によって行うように構成されて
いる。即ち、図6に概念平面図を示すように、ワークを
支持するワーク台11が移動可能に設けられると共に、
加工工具を支持する工具台13がこれと直交する方向に
移動可能に設けられ、ワーク台11は送り駆動手段11
A,工具台13は加工切込駆動手段13Bによってそれ
ぞれ独立して移動駆動されるように構成されているもの
である。そして、送り駆動手段11Aによるワーク台1
1の移動駆動によってワークを送ると共に、加工切込駆
動手段13Bによって加工工具の切込み量を設定するよ
うになっているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記のごとき
従来構成の機械加工装置によって、既に所定形状に形成
されたワークの形状に沿って研削工具等の加工工具を移
動させて、仕上げ等の加工をしようとした場合、送り駆
動手段の駆動と加工切込駆動とを形状と対応するように
同期させなければならないが、そのためには、NC装置
や油圧を利用した倣い装置等を用いる必要があり、複雑
でコストが嵩むという問題がある。
【0004】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであって、簡単で低コストに構成でき、ワーク
の凹凸した被加工部を、ワークの送りと同期してその凹
凸に倣って加工工具を進退移動させて加工することので
きる倣い加工装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明に係る倣い加工装置は、移動可能に設けられたワーク
台が回転駆動手段によって回転駆動されるクランク部材
と連接リンク部材を介して連結されると共に、前記ワー
ク台の移動方向と交差する方向に移動可能に設けられた
工具台が前記回転駆動手段によって回転駆動されるカム
部材のカム面に追随するカムフォロアを備えた連係手段
を介して連結され、前記回転駆動手段の回転によって、
前記ワーク台が前記クランク部材及び連接リンク部材を
介して移動操作されると共に、これと同期して前記工具
台が前記カム部材及び連係手段を介して移動操作され、
前記ワーク台上に支持されたワークをその形状に倣って
移動する前記工具台に設けられた加工工具で加工するよ
うに構成されていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。図1は本発明に係る倣い加工装
置の一構成例の概念構成平面図である。
【0007】図示倣い加工装置10は、図示しないワー
クを支持するワーク台11が送りリニアガイド12に沿
って移動可能に設けられると共に、工具台13を移動案
内する工具台ガイド14が送りリニアガイド12と直交
するように設けられ、これらワーク台11及び工具台1
3を移動駆動する駆動機構20を備えて構成されてい
る。
【0008】ワーク台11は図示しないワークを支持す
るようになっており、工具台13はワークを加工する加
工工具15を備えている。
【0009】駆動機構20は、送りリニアガイド12の
延長上に配設された駆動手段としての駆動モーター21
とワーク台11とが、クランク部材としてのクランクア
ーム22と連接リンク部材としての連接アーム23によ
って連結され、更に、駆動モーター21と工具台13が
カム部材としてのカムプレート24と連係部材としての
操作アーム25を介して連動するように構成されてい
る。
【0010】クランクアーム22はその一端が駆動モー
ター21の回転軸21Aに固定されると共に他端が連接
アーム22の端部と揺動可能に連結されており、連接ア
ーム23の他端はワーク台11の端部に揺動可能に枢着
されている。これにより、駆動モーター21によるクラ
ンクアーム22の回転駆動によって、ワーク台11が連
接アーム23を介して送りリニアガイド12に沿ってク
ランクアーム22の長さの二倍のストロークで往復駆動
されるようになっているものである。
【0011】カムプレート24は、駆動モーター21の
回転軸21Aに固定され、その周面が所定形状のカム面
24Aとして形成されている。
【0012】操作アーム25は、その一端に回転自在な
カムフォロア25Aが設けられると共に他端が工具台1
3と連結され、その長手方向中央よりカムフォロア25
A寄りの位置で支点ピン26によって揺動可能に支持さ
れている。また、その揺動支点(支点ピン26)より工
具台13側に端部が係合されたスプリング27の付勢力
によって図中時計回りに揺動付勢され、そのカムフォロ
ア25Aがカムプレート24の外周カム面24Aに圧接
されている。その工具台13への連結部は、当該操作ア
ーム25に形成された長孔に工具台13に設けられたピ
ン13が嵌合しており、操作アーム25によって工具台
13を移動操作する際に生ずる操作アーム25の揺動支
点(支点ピン26)と工具台13との距離の差違を許容
し得るようになっている。
【0013】上記構成の駆動機構20では、駆動モータ
ー21によるカムプレート24の回転駆動によって、そ
の外周カム面24Aに圧接されたカムフォロア25Aが
外周カム面24Aの当接部位の変位に伴って移動し、操
作アーム25が揺動操作されることとなって工具台13
を工具台ガイド14に沿って移動操作するものである。
尚、本構成はスプリング27によって操作アーム25を
揺動付勢することによってカムフォロア25Aをカムプ
レート24に圧接させてそのカム面24Aに追従して揺
動するようにしたものであるが、溝カムを用いることに
よりスプリング27を省くことができる。
【0014】而して、上記構成の倣い加工装置10で
は、駆動モーター21の回転により、クランクアーム2
2及び連接アーム23を介してワーク台11が送りリニ
アガイド12に沿って往復移動駆動されると共に、カム
プレート24によって揺動操作される操作アーム25に
よって工具台13が工具台ガイド14に沿って移動操作
される。つまり、ワーク台11の送り移動と工具台13
の移動が同期して行われるものである。
【0015】ここで、駆動モーター21の一回転でワー
ク台11は一往復し、この間にカムプレート24は一回
転するためにカムプレート24の半周のカム面24Aが
それぞれ往復路に対応することとなり、従って、往路と
対応する半周のカム面24Aと復路と対応する半周のカ
ム面24Aをそれぞれワークの凹凸と対応して工具台1
3を移動し得るように対称に形成しておくことで、ワー
ク台11の移動(ワークの移動)に伴う工具台13が対
応する部位のワークの凹凸に倣って工具台13(加工工
具15)を移動させることができるものである。
【0016】次に、図2に概念平面図,図3にそのA−
A断面に相当する図を示す本発明の他の構成例である倣
いバリ取り装置10′を説明する。尚、基本構成は上記
構成例と同様であり、同機能の部位には同符号を付して
説明を省略する。
【0017】図示倣いバリ取り装置10′は、図4に斜
視図を示すように矩形の平板状部材の幅方向左右両辺
に、深さの異なる切り込みが切削加工によって対称に形
成されて成るワーク1の、切り込み加工部位1Aのバリ
取りを行うものである。上記構成例とは、カムプレート
24の偏心位置に連接アーム23の端部が枢着されてい
る点(つまり、カムプレート24が上記構成例における
クランクアーム22を兼用している)、工具台13が左
右に対称に設けられている点、及び連係手段としての駆
動機構30の構成が異なる。
【0018】工具台ガイド14は、送りリニアガイド1
2を挟んで左右対称に配設され、それぞれに工具台13
が設けられている。
【0019】両工具台13にはそれぞれモーター16が
その回転軸を工具台ガイド14と直交する方向として設
けられており、その回転軸に加工工具としてのワイヤホ
イール17が装着されている。
【0020】駆動機構30は、平坦な操作面を有する支
持金具30Aに回転自在にカムフォロア30Bが装着さ
れて成るカムフォロア部材31が、左右の工具台ガイド
14の対称中心線(即ち送りリニアガイド12の中心
線)上を移動可能に設けられ、このカムフォロア部材3
1が対称に構成された左右のリンク機構40を介して両
工具台13と連係されている。
【0021】リンク機構40は、一端にローラー41A
が回転自在に装着された略L字状でその屈曲部近傍で枢
支点Bで揺動可能に設けられた第一揺動リンク41と、
直線状で一端が工具台13に連結されると共に枢支点C
で揺動可能に設けられた第二揺動リンク42とが、リン
クバー43によって連結され、第一揺動リンク41の枢
支点よりローラー41A側がスプリング44によってカ
ムプレート24と近接する側に揺動付勢されて構成され
ている。これにより、スプリング44による第一揺動リ
ンク41の揺動付勢によってそのローラー41Aがカム
フォロア部材31の支持金具30Aの操作面に当接して
これを押圧付勢するようになっている。
【0022】カムフォロア部材31は、このリンク機構
40による押圧付勢によって、そのカムフォロア30B
がカムプレート24の外周カム面24Aに圧接されてい
る。
【0023】このように構成された駆動機構30は、カ
ムプレート24の回転によって、当接するカム面の変位
に追従してカムフォロア部材が31移動し、これによっ
てリンク機構40の第一揺動リンク41が揺動し、この
揺動にリンクバー43を介して第二揺動リンク42が連
動して工具台13を移動操作する。
【0024】カムプレート24は、一回転がワーク台1
1の一往復に対応し、従って、外周のカム面24Aは、
ワーク台13が往復移動の端部に位置する状態でそれぞ
れカムフォロア30Bが当接する二点を結ぶ中心線を挟
んで左右対称であって、両側の半周でそれぞれリンク機
構40を介して工具台13をワーク1の加工形状(切り
込み加工部位1Aの形状)に倣って移動させることがで
きるように形成されている。
【0025】上記のごとく構成された倣いバリ取り装置
10′では、駆動モーター21によるカムプレート24
の回転によって、ワーク台11(即ちワーク)が往復移
動すると共に、このワーク台11の移動と同期して工具
台13(即ちワイヤホイール17)がワーク1の切り込
み加工部1Aの形状に倣って離接して切り込み加工部1
Aのバリ取りを行うことができるものである。
【0026】尚、上記構成例は、加工工具としてワイヤ
ホイール17を用い、その回転軸をバリ取り部位に対し
て平行として配設したものであるが、バリ取りの構成と
しては、図5に示すようにエンドブラシ18をモーター
19によって回転させると共に、被加工部位であるエッ
ジに圧接させるように構成しても良く、これによってよ
り効果的にバリ取りを行うことができるものである。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本願発明に係る倣い
加工装置によれば、簡単で低コストな構成で、回転駆動
手段の回転によってワーク台の移動と工具台の移動を同
期させることができ、ワークの凹凸した被加工部をワー
クの送りと同期してその凹凸に倣って加工工具を進退移
動させて加工することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る倣い加工装置の一構成例の概念構
成平面図である。
【図2】本発明の他の構成例である倣いバリ取り装置図
の概念平面図である。
【図3】図2のA−A断面に相当する図である。
【図4】ワークの斜視図である。
【図5】他のバリ取りの構成を示す概念図である。
【図6】従来例の概念平面図である。
【符号の説明】
10 倣い加工装置 10′ 倣いバリ取り装置(倣い加工装置) 11 ワーク台 13 工具台 15 加工工具 17 ワイヤホイール(加工工具) 21 駆動モーター(回転駆動手段) 22 クランクアーム(クランク部材) 23 連接アーム(連接リンク部材) 24 カムプレート(カム部材) 24A カム面 25 操作アーム(連係手段) 25A カムフォロア 30 駆動機構(連係手段) 31B カムフォロア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動可能に設けられたワーク台が回転駆
    動手段によって回転駆動されるクランク部材と連接リン
    ク部材を介して連結されると共に、前記ワーク台の移動
    方向と交差する方向に移動可能に設けられた工具台が前
    記回転駆動手段によって回転駆動されるカム部材のカム
    面に追随するカムフォロアを備えた連係手段を介して連
    結され、 前記回転駆動手段の回転によって、前記ワーク台が前記
    クランク部材及び連接リンク部材を介して移動操作され
    ると共に、これと同期して前記工具台が前記カム部材及
    び連係手段を介して移動操作され、前記ワーク台上に支
    持されたワークをその形状に倣って移動する前記工具台
    に設けられた加工工具で加工するように構成されている
    ことを特徴とする倣い加工装置。
  2. 【請求項2】 上記連接リンク部材が上記カム部材の偏
    心位置に枢着され、前記カム部材が上記クランク部材を
    兼用するように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の倣い加工装置。
JP26034096A 1996-09-09 1996-09-09 倣い加工装置 Pending JPH1080851A (ja)

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JP26034096A JPH1080851A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 倣い加工装置

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JPH1080851A true JPH1080851A (ja) 1998-03-31

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JP26034096A Pending JPH1080851A (ja) 1996-09-09 1996-09-09 倣い加工装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111992696A (zh) * 2020-09-23 2020-11-27 安徽省含山县富坤铸造厂 一种铸造件曲面打磨机构
CN114535533A (zh) * 2022-02-23 2022-05-27 厦门凤扬网络科技有限公司 一种基于游戏概念剑器真实制造装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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