JPH1079780A - 無線通信機器の呼出装置 - Google Patents

無線通信機器の呼出装置

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JPH1079780A
JPH1079780A JP8253869A JP25386996A JPH1079780A JP H1079780 A JPH1079780 A JP H1079780A JP 8253869 A JP8253869 A JP 8253869A JP 25386996 A JP25386996 A JP 25386996A JP H1079780 A JPH1079780 A JP H1079780A
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Hisahiro Masuda
壽宏 増田
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TONAMI DENKI KOGYO KK
TAC Corp
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TONAMI DENKI KOGYO KK
TAC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯電話無線機、簡易型携帯電話機、及びポ
ケットベル等の無線通信機器への着信を離れた場所で、
周囲の人に迷惑をかけることなく知ることができるばか
りでなく、特定の呼出装置の所有者にのみ確実に知らせ
ることのできる無線通信機器の呼出装置を提供する。 【構成】 無線通信機器1に着脱可能に装着されて、こ
の無線通信機器1への着信を検出すると共にこの着信状
態を送信する着信検出報知装置2と、着信検出報知装置
2から送信される電波を無線通信機器1から離間した場
所で受信して無線通信機器1の受信状態を報知する呼出
装置3とを有する無線通信機器の呼出装置であって、着
信検出報知装置2が、無線通信機器1のイヤホン端子1
3、LED12、接続コネクタ14から着信信号を取り
出す接続コネクタ23、27a、光検知センサ25aを
備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば携帯電話無
線機、簡易型携帯電話機、ポケベル等の無線通信機器の
呼出装置に係り、特に無線通信機器への着信状態を別体
の呼出装置によって報知するようにした無線通信機器の
呼出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、無線を利用したコミニュケーショ
ンの手段として、ポケベル、や小型のトランシーバー、
携帯電話無線機、簡易型携帯電話機等の無線通信機器が
急速に普及してきている。これらの無線通信機器は使用
者が移動する場所へ手軽に持ち運びができると共に、移
動先において容易に他の人とのコミニュケーションが行
えるようにしたものである。そして、無線通信機器が着
信信号を受信すると、無線通信機器に内蔵されたスピー
カから呼出し音が発せられることで使用者に着信状態を
知らせる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
無線通信機器の呼出装置にあっては、例えば携帯電話無
線機に着信があって呼出し音が発せられても、周囲の騒
音が大きい場合、或いは携帯電話無線機をバッグ等に収
納した状態で携帯している場合等には呼び出し音を聞き
取ることができないこと、また、病院、図書館、劇場、
会議場、電車内等の呼出し音が騒音となるような場所で
は周囲の人に迷惑がかかること、そのため呼び出し音の
音量を制限しておくと呼び出し音を認知することができ
ないこと等の問題点があった。
【0004】そのため、携帯電話無線機に着信があった
場合に、呼び出し音に代えて携帯電話無線機本体を振動
させるようにした携帯電話無線機が開発されているが、
このような構造の携帯電話無線機を購入する際には最初
から機種を限定しなければならないこと、更には携帯電
話無線機本体を振動させるために大型のモータを装備し
なければならず、その分電池の消耗が早いばかりでな
く、電話機内部の回路に悪影響を及ぼすこと、また着信
状態を確認するために携帯電話無線機本体を常時身体に
密着させておかなければならい煩わしさがあった。
【0005】また、最近では携帯電話無線機等の併用機
器として、携帯電話無線機が着信信号を受信した際に、
この着信信号を捉えて振動することで着信状態を報知す
る小型の呼出装置が使用されているが、この呼出装置で
は身近に他の携帯電話無線機が存在した場合には、全て
の携帯電話無線機の着信信号に反応して作動してしまう
ため、自分の携帯電話無線機に着信したのか、或いは他
の携帯電話無線機に着信したのかの判別することができ
ないという問題点があった。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、携帯電話無線機、簡易型携帯電話機、及びポケット
ベル等の無線通信機器への着信を離れた場所で、周囲の
人に迷惑をかけることなく知ることができるばかりでな
く、特定の呼出装置の所有者にのみ確実に知らせること
のできる無線通信機器の呼出装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の無線通信機器の呼出装置は、無線通信機器
に着脱可能に装着されて、この無線通信機器への着信を
検出すると共にこの着信状態を送信する着信検出報知装
置と、前記着信検出報知装置から送信される電波を前記
無線通信機器から離間した場所で受信して前記無線通信
機器の受信状態を報知する呼出装置とを有する無線通信
機器の呼出装置であって、前記着信検出報知装置が、前
記無線通信機器のイヤホン端子から着信信号を取り出す
接続コネクタを備えたことを特徴としている。
【0008】請求項2では、前記無線通信機器に着脱可
能に装着されて、この無線通信機器への着信を検出する
と共にこの着信状態を送信する着信検出報知装置と、前
記着信検出報知装置から送信される電波を前記無線通信
機器から離間した場所で受信して前記無線通信機器の受
信状態を報知する呼出装置とを有する無線通信機器の呼
出装置であって、前記着信検出報知装置が、前記無線通
信機器のLEDから着信信号を取り出す光検知部を備え
たことを特徴としている。
【0009】請求項3では、前記光検知部が、光検知セ
ンサを収納する光検知センサ遮光部と、前記無線通信機
器のLEDを覆うLED遮光部とを有し、前記光検知セ
ンサ遮光部とLED遮光部とが内部で連通されるように
接合されることを特徴としている。
【0010】請求項4では、無線通信機器に着脱可能に
装着されて、この無線通信機器への着信を検出すると共
にこの着信状態を送信する着信検出報知装置と、前記着
信検出報知装置から送信される電波を前記無線通信機器
から離間した場所で受信して前記無線通信機器の受信状
態を報知する呼出装置とを有する無線通信機器の呼出装
置であって、前記着信検出報知装置が、前記無線通信機
器の底部に設けられたデータ通信用の接続端子から着信
信号を取り出す接続コネクタを備えたことを特徴として
いる。
【0011】請求項5では、前記着信検出報知装置は、
前記無線通信機器の着信状態を検出した際に、固有のI
Dを発生させるID発生回路、及びコードを発生させる
コード発生回路と、前記コ−ド発生回路とID発生回路
から発生したコード及びIDを前記呼出装置に送信する
送信出力部とを備え、前記呼出装置は、前記送信出力部
から送信された前記送信波内のIDを選択するID選択
回路、及びコードとの一致を確認するコード一致回路
と、前記ID選択回路及びコード一致回路に予め設定さ
れたID及びコードが前記受信したID及びコードと一
致すると作動する呼出手段とを備えたことを特徴として
いる。
【0012】請求項6では、前記着信検出報知装置が、
検出手段、IDやコードの発生手段が組み込まれたマイ
コンを備えたことを特徴としている。
【0013】請求項7では、前記着信検出報知装置が、
前記無線通信機器に着脱可能に装着される取付手段を備
えたことを特徴としている。
【0014】請求項8では、前記呼出手段が、前記無線
通信機器の着信状態を知らせる振動発生部、或いは光発
生部を備えたことを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の無線通信機器の呼
出装置の実施の形態を図示例を共に説明する。図1、図
2は本実施の形態の無線通信機器の呼出装置を携帯電話
無線機に適用したものである。図中符号1は携帯電話無
線機、2は着信検出報知装置、3は呼出装置である。携
帯電話無線機1には、アンテナ11、LED12、イヤ
ホン端子13、データ通信用の端子14等が設けられて
いる。
【0016】着信検出報知装置2は携帯電話無線機1の
形状に合わせて薄い矩形状に形成された装置本体21
と、この装置本体21の側部に設けられた取付腕22
と、携帯電話無線機1のイヤホン端子13に接続される
接続コネクタ23、接続コネクタ23を装置本体21内
の回路に接続する信号線24等で構成され、例えば図2
に示すように携帯電話無線機1の背面に取付腕22で着
脱可能に装着された状態で使用される。なお、取付手段
は取付腕に限定されることなく、粘着ラバー、両面粘着
テープ、マジックテープ等着信検出報知装置2を携帯電
話無線機1の背面に取付可能なものであればよい。
【0017】呼出装置3は、ワイシャツのポケット等に
入れて持ち歩き可能なように軽量かつ小型とされ、例え
ば矩形状に形成されたケース本体31、側面の電源スイ
ッチ32、IDを切り換えるための切換スイッチ33、
内部回路等で構成されている。なお、ケース本体31の
形状については使用条件に応じて適宜設定されればよ
い。
【0018】さらに、着信検出報知装置2は、図3に示
すように、携帯電話無線機1のイヤホン端子13に接続
可能な接続コネクタ23と、この接続コネクタ23と信
号線24で接続された信号増幅回路42、この信号増幅
回路42に接続されたトーン判別回路43、トーン判別
回路43に接続された着信判定回路44、この着信判定
回路44に接続されたタイマー回路45、タイマー回路
45に接続された変調増幅回路46、さらに、変調増幅
回路46に接続されたID発生回路47、ID発生回路
47に接続されたコード発生回路48、及び変調増幅回
路46に接続された送信出力部としての通常のFM送信
回路49及びアンテナ49aによって構成されている。
【0019】さらに、呼出装置3は、図4に示すよう
に、着信検出報知装置2のFM送信回路49から送信さ
れた電波を受信するアンテナ51、このアンテナ51に
接続された高周波増幅回路52、この高周波増幅回路5
2に接続された周波数変換回路53、この周波数変換回
路53に接続されたBPF54、このBPF54に接続
されたIF回路55、このIF回路55に接続された検
波・復調回路56、この検波・復調回路56に接続され
たID選択回路57、このID選択回路57に接続され
たコード一致回路58、このコード一致回路58に接続
された出力増幅回路59、この出力増幅回路59に接続
された報知手段の駆動モータ60等から構成されてい
る。
【0020】次に、本実施の形態の無線通信機器の呼出
装置の作用について説明すると、携帯電話無線機1に着
信があってイヤホン端子13に着信トーン信号が現れる
と、接続コネクタ23から取り込まれたトーン信号が信
号増幅回路42で増幅された後、トーン判別回路43で
トーン信号か否かが判別され、次いで着信判定回路44
で通信方式がアナログであるのかデジタルであるのかが
判断された後、着信が正規の状態である場合に次のタイ
マー回路45を始動させる。このタイマー回路45が始
動すると、タイマー回路45以降の回路に加えられる電
源がある一定時間だけONとなり、待機状態の消費電力
を極力減少させるようにしている。
【0021】そして、電源がONとなると、コード発生
回路48において8ビットの機種コード信号が発生さ
れ、この発生された機種コード信号がID発生回路47
において発生されたID信号と掛け合わされた後に、I
Dの数が256以内であれば8ビットのシリアルデータ
として変調増幅回路46へ供給され、さらに変調増幅回
路46からFM送信回路49へ供給された後、このFM
送信回路49のアンテナ49aからID及びコードが搬
送波によって呼出装置3へ送信される。なお、IDの数
を256以上とする場合には、8ビット以上のシリアル
データとなるようにIDの数に応じてビット数を設定す
ればよい。また、FM変調以外のAM変調や位相変調を
用いた搬送波としてもよい。
【0022】次いで、着信検出報知装置2のアンテナ4
9aから送信された電波は、呼出装置3のアンテナ51
で受信された後、高周波増幅回路52において高周波増
幅が行われた後、周波数変換回路53において周波数変
換を行って周波数を落とし、ついでBPF54において
必要な周波数成分を取りだした後、IF回路(中間周波
増幅回路)55において増幅し、検波・復調回路56に
おいて検波復調してID信号をシリアルデータとして取
り出す。さらに、復調されたシリアルデータは、ID選
択回路57によって予め設定されたIDコードと比較さ
れ、IDコードと一致した場合には出力信号が発生し、
この出力信号がデジタル信号レベルに変換されてコード
一致回路58に供給される。コード一致回路58に供給
された出力信号は、シリアル/パラレルデータ変換が行
われて、スイッチ入力されている機種コード信号と一致
しているか否かが判断され、一致している場合には出力
増幅回路59を経て呼出手段のモータ60を駆動させて
振動を発生させることで、使用者に携帯電話無線機1へ
の着信状態を知らせる。
【0023】このように本実施の形態の無線通信機器の
呼出装置によれば、携帯電話無線機1に着信があると、
これを着信検出報知装置2で検出して呼出装置3に送信
し、携帯電話無線機1から離れた場所でも呼出装置3を
振動させることで携帯電話無線機1への着信を確認する
ことができるので、呼出装置3をワイシャツのポケット
等に入れておけば、着信検出報知装置2を取り付けた携
帯電話無線機1をバッグの中に入れて置いたり、或いは
周囲の騒音で携帯電話無線機1の着信音が聞こえにくい
場所でも確実に着信を確認することができる。また、携
帯電話無線機1の呼び出し音をOFFにしておけば、病
院、図書館、劇場、会議場、或いは車中等の呼出音が騒
音となるような場所においても、周囲の人に迷惑をかけ
ることなく着信を確認することができる。
【0024】さらに、本実施の形態の無線通信機器の呼
出装置は、着信検出報知装置2と呼出装置3との間に固
有のIDが設定されるため、近くに他の携帯電話無線機
が存在してもこれに反応することなく、確実に自分の携
帯電話無線機への着信を知ることができる。また、携帯
電話無線機に取り付けた一台の着信検出報知装置に対し
て同一のIDを設定した複数の呼出装置を用いること
で、同時に複数人に携帯電話無線機への着信を知らせる
こともできる。
【0025】図5は本発明の第2の実施の形態を示すも
のであり、携帯電話無線機1の着信報知用のLED12
の発光を着信検出報知装置2で検出して呼出装置3で着
信を報知するものであり、着信検出報知装置2の外部に
は光検知部25が設けられ、この光検知部25は信号線
24で着信検出報知装置2内の回路と接続されてる。
【0026】光検知部25は、図6に示すように、光検
知センサ25aを収納する光検知センサ遮光部25b
と、無線通信機器1のLED12を覆うように取り付け
られるLED遮光部25cとから構成され、本実施の形
態では、光検知センサ遮光部25bはマジックテープ2
5dの内部に埋め込まれ、LED遮光部25cはマジッ
クテープ25eの内部に埋め込まれて、かつマジックテ
ープ25eが両面粘着テープ25fで携帯電話無線機1
のLED12を覆うように固定されている。
【0027】光検知センサ遮光部25bは、下面に開口
部25gが形成された容器の内部に光検知センサ25a
を収納したものであり、LED遮光部25cは上下が開
口された筒状体であり、上側の開口部25hは光検知セ
ンサ遮光部25bの開口部25gと嵌合する。これによ
って光検知センサ25aが、光検知センサ遮光部25b
とLED遮光部25cとで形成される密閉空間内にLE
D12と対向した状態で収納されると共に、携帯電話無
線機1のLED12の上部に固定される。なお、上記実
施例では光検知部25の携帯電話無線機1への取付をマ
ジックテープで行ったが、例えば、LED遮光部25b
を携帯電話無線機1に直接接着剤等で固定するようにし
てもよい。
【0028】このように、本実施の形態では、光検知部
25を携帯電話無線機1のLED12を覆うような状態
で取付るようにしたので、光検知センサ25a及びLE
D12は光検知部25の内側に収納されて外部から遮光
されるため、光検知センサ25aは誤動作を起こすこと
なく、LED12の発光に正確に反応することとなる。
また、光検知部25はマジックテープ25dで簡単に携
帯電話無線機1の表面に着脱可能で、かつ軽く引っ張っ
た程度では外れないような接合力が確保されればよい。
【0029】光検知センサ25aは、図7に示すよう
に、信号線24で着信検出報知装置2の内部回路と接続
されており、LED12が発光して光検知センサ25a
からの着信信号は信号増幅回路42で増幅された後、着
信判定回路44で着信が判定される。その他の構成、作
用は、上述した実施例と同様である。なお、図1〜図4
に示す要素と同一要素については、同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0030】上記のように構成された本実施の形態の無
線通信機器の呼出装置は、携帯電話無線機1に着信があ
るとLED12が発光し、このLED12の発光が光検
知部25内の光検知センサ25aで検出され、検出され
た信号が信号増幅回路42で増幅された後、上述した実
施の形態と同様にして呼出装置3へ送られ、この呼出装
置3内の呼出手段、即ちモータ60を駆動させて振動を
発生させ、所持者に携帯電話無線機への着信を知らせる
ので、上述した実施の形態と同様の作用効果を奏するも
のである。
【0031】次に、図8、図9を用いて本発明の第3の
実施の形態について説明する。本実施の形態の無線通信
機器の呼出装置は、携帯電話無線機1の底部に設けられ
たデータ通信用端子14と、着信検出報知装置2の底部
に設けた接続コネクタ26との間をケーブルコネクタ2
7で接続し、このケーブルコネクタ27で携帯電話無線
機1と着信検出報知装置2との間で信号の授受を行うよ
うにしたものである。
【0032】図8のケーブルコネクタ27は、両端にコ
ネクタ部27a及び27bを設けたものであり、これら
コネクタ部27a、27bの仕様を変えることで各種携
帯電話無線機1に対応可能としている。図8は、着信検
出報知装置2の内部回路に直接接続されたケーブルコネ
クタ27の先端に接続コネクタ27aを設けたものであ
る。
【0033】図10は、本実施の形態の回路構成を示す
ものであり、携帯電話無線機1に着信があると、データ
通信用端子14に現れた着信信号がケーブルコネクタ2
7を介して着信検出報知装置2内に送られて信号増幅回
路42で増幅され、次いでトーン判別回路43とでトー
ン信号か否かが判別された後、上述した実施の形態と同
様にして送信出力部49のアンテナ49aから呼出装置
3へ送られ、呼出装置3内のモータ(呼出手段)60を
駆動させて振動を発生させる。その他の作用効果につい
ては、上述した実施の形態と同様である。
【0034】図11は、第3の実施の形態の無線通信機
器の呼出装置の変形例であり、着信検出報知装置2の内
部回路をマイコン25と送信出力部49とで構成し、携
帯電話無線機1に発生した着信信号をケーブルコネクタ
27を介して、マイコン28で着信信号の判定やコード
やIDの発生等を行った後、送信出力部49から送信信
号を携帯電話無線機1のアンテナ11を通じて呼出装置
3に送るようにしたものである。
【0035】なお、上記実施例では、呼出手段としてモ
ータで振動子を振動させる振動発生部を設けたが、これ
に変えて圧電素子を用いてもよい。
【0036】また、呼出手段の他の例としては、発光ダ
オードを設け、この発光ダイオードを所定時間発光させ
たり、点滅回路を付加して発光ダイオードを点滅させた
りする光発光部を用いるようにしてもよい。
【0037】また、上記実施例では、本発明を携帯電話
無線機に適用したが、これに限定されることなく、例え
ば、簡易型携帯電話機(PHS)やポケベルやトランシ
ーバ等の無線通信機器の呼出装置に適用でることは勿論
である。
【0038】
【発明の効果】上述したように本発明の無線通信機器の
呼出装置は、着信検出報知装置と呼出装置とを有し、着
信検出報知装置が、無線通信機器のイヤホン端子から着
信信号を取り出す接続コネクタを備えたので、イヤホン
端子から着信信号を検出し、これを無線通信機器から離
れた場所で呼出装置の、例えば振動や発光で知ることが
できるので、無線通信機器をバッグの中に仕舞っておい
たり、或いは周囲の騒音で着信音が聞き取りにくい場合
にも確実に無線通信機器への着信を知ることができると
共に、無線通信機器の着信音が騒音となるような場所に
おいても周囲の人に迷惑をかけることなく着信を知るこ
とができる。
【0039】請求項2は、着信検出報知装置と呼出装置
とを有する無線通信機器の呼出装置であって、着信検出
報知装置が、無線通信機器のLEDから着信信号を取り
出す光検知部を備えたので、光検知部から着信信号を検
出し、これを無線通信機器から離れた場所で呼出装置
の、例えば振動や発光で知ることができるので、無線通
信機器をバッグの中に仕舞っておいたり、或いは周囲の
騒音で着信音が聞き取りにくい場合にも確実に無線通信
機器への着信を知ることができると共に、無線通信機器
の着信音が騒音となるような場所においても周囲の人に
迷惑をかけることなく着信を知ることができる。
【0040】請求項3は、光検知部が、光検知センサを
収納する光検知センサ遮光部と、無線通信機器のLED
を覆うLED遮光部とを有し、光検知センサ遮光部とL
ED遮光部とが内部で連通されるように接合されので、
光検知センサ及びLEDは光検知部の内側に収納されて
外部から遮光されるため、光検知センサが誤動作を起こ
すことなく、LEDの発光に正確に反応する。
【0041】請求項4は、着信検出報知装置と呼出装置
とを有する無線通信機器の呼出装置であって、着信検出
報知装置が、無線通信機器の底部に設けられたデータ通
信用の接続端子から着信信号を取り出す接続コネクタを
備えたので、接続コネクタから着信信号を検出し、これ
を無線通信機器から離れた場所で呼出装置の、例えば振
動や発光で知ることができるので、無線通信機器をバッ
グの中に仕舞っておいたり、或いは周囲の騒音で着信音
が聞き取りにくい場合にも確実に無線通信機器への着信
を知ることができると共に、無線通信機器の着信音が騒
音となるような場所においても周囲の人に迷惑をかける
ことなく着信を知ることができる。
【0042】請求項5は、固有のIDを発生させるID
発生回路、及びコードを発生させるコード発生回路と、
発生したコード及びIDを呼出装置に送信する送信出力
部とを備え、呼出装置は、送信波内のIDを選択するI
D選択回路、及びコードとの一致を確認するコード一致
回路と、予め設定されたID及びコードが受信したID
及びコードと一致すると作動する呼出手段とを備えたの
で、無線通信機器を特定の呼出装置の所有者にのみ確実
に知らせることができる。
【0043】請求項6は、着信検出報知装置が、検出手
段、IDやコードの発生手段が組み込まれたマイコンを
備えたので、着信検出報知装置の小型化や高性能化が図
れる。
【0044】請求項7は、着信検出報知装置が、無線通
信機器に着脱可能に装着される取付手段を備えたので、
着信検出報知装置を常に携帯電話無線機及びポケットベ
ルと一体に管理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の無線通信機器の呼出装置の全体の外観
を説明する斜視図である。
【図2】図1の携帯電話無線機に着信検出報知装置を取
り付けた状態の斜視図である。
【図3】図1の着信検出報知装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図4】図1の呼出装置の回路構成を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第2の実施の形態の無線通信機器の呼
出装置の全体外観を説明する斜視図である。
【図6】(a)は図5の光検知部を装着する前の状態を
説明するための断面図であり、(b)は図5の光検知部
を装着した状態の断面図である。
【図7】図5の着信検出報知装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の無線通信機器の呼
出装置の全体の外観を説明する斜視図である。
【図9】図8の変形例を示す斜視図である。
【図10】図8の着信検出報知装置の回路構成を示すブ
ロック図である。
【図11】図8の着信検出報知装置の変形例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 携帯電話無線機 11 アンテナ 12 LED 13 イヤホン端子 14 データ通信用接続端子 2 着信検出報知装置 22 取付腕 23 接続コネクタ 24 信号線 25 光検出部 25a 光検知センサ 25b 光検知センサ遮光部 25c LED遮光部 27 ケーブルコネクタ 27a 接続コネクタ 28 マイコン 3 呼出装置 47 ID発生回路 48 コード発生回路 49 送信出力部 57 ID選択回路 58 コード一致回路 60 振動発生部(報知手段)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線通信機器に着脱可能に装着されて、
    この無線通信機器への着信を検出すると共にこの着信状
    態を送信する着信検出報知装置と、 前記着信検出報知装置から送信される電波を前記無線通
    信機器から離間した場所で受信して前記無線通信機器の
    受信状態を報知する呼出装置とを有する無線通信機器の
    呼出装置であって、 前記着信検出報知装置が、前記無線通信機器のイヤホン
    端子から着信信号を取り出す接続コネクタを備えたこと
    を特徴とする無線通信機器の呼出装置。
  2. 【請求項2】 前記無線通信機器に着脱可能に装着され
    て、この無線通信機器への着信を検出すると共にこの着
    信状態を送信する着信検出報知装置と、 前記着信検出報知装置から送信される電波を前記無線通
    信機器から離間した場所で受信して前記無線通信機器の
    受信状態を報知する呼出装置とを有する無線通信機器の
    呼出装置であって、 前記着信検出報知装置が、前記無線通信機器のLEDか
    ら着信信号を取り出す光検知部を備えたことを特徴とす
    る無線通信機器の呼出装置。
  3. 【請求項3】 前記光検知部が、光検知センサを収納す
    る光検知センサ遮光部と、前記無線通信機器のLEDを
    覆うLED遮光部とを有し、前記光検知センサ遮光部と
    LED遮光部とが内部で連通されるように接合されるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の無線通信機器の呼出装
    置。
  4. 【請求項4】 無線通信機器に着脱可能に装着されて、
    この無線通信機器への着信を検出すると共にこの着信状
    態を送信する着信検出報知装置と、 前記着信検出報知装置から送信される電波を前記無線通
    信機器から離間した場所で受信して前記無線通信機器の
    受信状態を報知する呼出装置とを有する無線通信機器の
    呼出装置であって、 前記着信検出報知装置が、前記無線通信機器の底部に設
    けられたデータ通信用の接続端子から着信信号を取り出
    す接続コネクタを備えたことを特徴とする無線通信機器
    の呼出装置。
  5. 【請求項5】 前記着信検出報知装置は、前記無線通信
    機器の着信状態を検出した際に、固有のIDを発生させ
    るID発生回路、及びコードを発生させるコード発生回
    路と、 前記コ−ド発生回路とID発生回路から発生したコード
    及びIDを前記呼出装置に送信する送信出力部とを備
    え、 前記呼出装置は、前記送信出力部から送信された前記送
    信波内のIDを選択するID選択回路、及びコードとの
    一致を確認するコード一致回路と、 前記ID選択回路及びコード一致回路に予め設定された
    ID及びコードが前記受信したID及びコードと一致す
    ると作動する呼出手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1ないし4のいづれかに記載の無線通信機器の呼出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記着信検出報知装置が、検出手段、I
    Dやコードの発生手段が組み込まれたマイコンを備えた
    ことを特徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載
    の無線通信機器の呼出装置。
  7. 【請求項7】 前記着信検出報知装置が、前記無線通信
    機器に着脱可能に装着される取付手段を備えたことを特
    徴とする請求項1、2又は4のいずれかに記載の無線通
    信機器の呼出装置。
  8. 【請求項8】 前記呼出手段が、前記無線通信機器の着
    信状態を知らせる振動発生部、或いは光発生部を備えた
    ことを特徴とする請求項5に記載の無線通信機器の呼出
    装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000033468A1 (en) * 1998-11-30 2000-06-08 Bittachon Holding, Inc. Remote alerting device for incoming radio communications
JP2005352402A (ja) * 2004-06-14 2005-12-22 Fuji Xerox Co Ltd 粉体収容装置及びこれを用いた画像形成装置
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