JP2004260540A - 携帯電話装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機の置き忘れ時に、自動的に警報を発生して置き忘れを防止すると共に、自動的に携帯電話機のキーをロックして他人の不正使用を防止する。
【解決手段】携帯電話装置は、携帯電話機10と、この携帯電話機10の外部接続端子18に着脱自在に接続される監視制御回路30と、電波の送受信機能を有する監視器40とを備えている。監視制御回路30は、携帯電話機10内の電源部20から電源電力の供給を受けると共に、制御部28により制御され、監視器40に対して電波の送受信機能を有している。使用者が携帯電話機10と共に監視器40を携帯し、何処かで携帯電話機10を置き忘れてその場から離れると、自動的に監視器40のスピーカ44から警報が鳴ると共に、携帯電話機10のスピーカ14から警報が鳴り、更に自動的に携帯電話機10のキーロック状態がオン状態になる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、簡易型携帯電話機(Personal Handy−phone System、以下「PHS」という。)を含む携帯電話機の置き忘れ時に、警報を発生すると共に、携帯用監視器から自動的にその携帯電話機のキーロック機能をオン状態にすることができる携帯電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術としては、例えば、次のような文献に記載されるものがあった。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−164219号公報
【0004】
この特許文献1には、キーロック機能を有する携帯電話機の技術が記載されている。キーロック機能付きの携帯電話機では、例えば、使用者が予めパスワードを設定してキーロック機能をオン状態にしておくと、携帯電話機の電源投入時にパスワード入力待ちとなり、入力されたパスワードと設定されているパスワードとが一致しないと、以降キーがロックされてキー入力が禁止され、携帯電話機として使用できないようになっている。ところが、キーロック機能をオン状態にしていない状態で携帯電話機を紛失すると、他人に不正使用されたり、登録された電話帳、メモ等の各種情報が漏洩する虞がある。
【0005】
そこで、これを防止するために、特許文献1の技術では、例えば、携帯電話機を紛失した場合、別の電話機からキーロックを指示するデータをDTMF(Dual Tone Multi Frequency、二重トーン多重周波数)信号で送信する。携帯電話機は、到来する電波をアンテナを介して受信器で受信すると、この受信信号を復調部で復調し、コーデックで音声信号に変換する。変換された音声信号は、デコーダで解読され、この解読結果からその音声信号がDTMF信号でなければ、該音声信号がレシーバを介して鳴動出力され、音声信号がDTMF信号であれば、該デコーダから数字データが出力されて制御部に与えられる。制御部では、デコーダから入力される数字データと、メモリに格納されたキーロック指示データとを比較し、それらが一致すれば、キーロック機能をオン状態にしてキー操作を無効にし、そうでなければ、通話の処理等を行う。
【0006】
このように、携帯電話機を紛失しても、他の電話機からキーロック指示データをDTMF信号で送信すれば、遠隔地からその携帯電話機のキーロック機能をオン状態にすることができるので、紛失時の不正使用を防止して、携帯電話機に登録されている各種情報の漏洩を防止できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の特許文献1の技術では、何処かに携帯電話機を置き忘れた場合、わざわざ他の電話機からキーロック指示データをDTMF信号で送信しなければならないので、即応性に欠け、しかも電話料金が掛かる上に、携帯電話機そのものの置き忘れを防止することができず、使い勝手が悪いという課題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の内の請求項1に係る発明の携帯電話装置では、携帯電話機と、監視制御回路と、監視器とを備えている。
【0009】
前記携帯電話機は、電話機本体全体をプログラム制御する第1の制御部の制御に基づき、キーの操作によって無線での音声通話及びデータ伝送を行い、前記キーによる所定のロック操作によって前記キーの操作をロックする電話機本体と、第1のバッテリを有し、前記第1のバッテリの出力電力に基づき所定の電源電力を前記電話機本体内に供給する第1の電源部と、外部との間で電源電力及び信号の入/出力を行う外部接続端子と、を備えている。前記監視制御回路は、前記携帯電話機に装着され、前記第1の電源部から電源電力の供給を受け、前記第1の制御部の制御に基づき監視信号の電波を送信し、外部からのキーロック信号の電波を受信すると、前記第1の制御部の制御に基づき前記キーをロックさせ、ロック完了信号の電波を送信した後に前記監視信号の送信を停止する回路である。
【0010】
更に、前記監視器は、前記監視信号及び前記ロック完了信号の電波を受信すると共に前記キーロック信号の電波を送信する無線部と、警報を発する警報部と、前記無線部で受信された前記監視信号に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行い、前記監視距離を越えたときには前記警報部から警報を発生させると共に前記キーロック信号を前記無線部から送信させ、前記無線部で受信された前記ロック完了信号に基づき、前記キーロック信号の送信を停止させる第2の制御部と、第2のバッテリを有し、前記第2のバッテリの出力電力に基づき監視器全体に所定の電源電力を供給する第2の電源部と、を備えている。
【0011】
請求項2に係る発明では、請求項1の携帯電話装置において、前記第2の制御部は、前記ロック完了信号に基づき、前記警報部の警報を停止させると共に、前記キーロック信号の送信を停止させる構成にしている。
【0012】
請求項3に係る発明では、請求項1又は2の携帯電話装置において、前記監視制御回路は、前記キーロック信号を受信すると、前記第1の制御部の制御に基づき、前記携帯電話機から警報を発生させると共に前記キーをロックさせる構成にしている。
【0013】
請求項4に係る発明では、請求項3の携帯電話装置において、前記監視制御回路は、前記ロック完了信号を送信した後、前記携帯電話機の警報を停止させると共に前記監視信号の送信を停止する構成にしている。
【0014】
請求項5に係る発明では、請求項1〜4のいずれか1項の携帯電話装置において、前記制御部は、前記無線部で受信された前記監視信号のレベル変化に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行う構成にしている。
【0015】
このような請求項1〜5に係る発明によれば、監視制御回路から監視信号が送信され、これが監視器で受信されると、この監視器で、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出が行われる。監視距離を越えたときには、監視器から警報が発生すると共に、キーロック信号が送信される。キーロック信号が監視制御回路で受信されると、携帯電話機のキーがロックした後(或いは、携帯電話機から警報が発生すると共にキーがロックした後)、前記監視制御回路からロック完了信号が送信された後、監視信号の送信が停止する(或いは、携帯電話機の警報が停止すると共に、監視信号の送信が停止する)。一方、ロック完了信号が監視器で受信されると、この監視器からのキーロック信号の送信が停止する(或いは、警報部の警報が停止すると共に、キーロック信号の送信が停止する)。
【0016】
請求項6に係る発明では、携帯電話機と、監視制御回路と、監視器とを備えている。
【0017】
前記携帯電話機は、電話機本体全体をプログラム制御する第1の制御部の制御に基づき、キーの操作によって無線での音声通話及びデータ伝送を行い、前記キーによる所定のロック操作によって前記キーの操作をロックする電話機本体と、第1のバッテリを有し、前記第1のバッテリの出力電力に基づき所定の電源電力を前記電話機本体内に供給する第1の電源部と、外部との間で電源電力及び信号の入/出力を行う外部接続端子と、を備えている。前記監視制御回路は、前記携帯電話機に装着され、前記第1の電源部から電源電力の供給を受け、前記第1の制御部の制御に基づき、外部からの監視信号の電波を受信しているときにはその応答信号の電波を送信し、前記監視信号の電波が受信されなくなると、前記第1の制御部の制御に基づき前記キーをロックさせた後、ロック完了信号の電波を送信する回路である。
【0018】
更に、前記監視器は、前記監視信号の電波を送信すると共に前記応答信号及び前記ロック完了信号の電波を受信する無線部と、警報を発する警報部と、前記無線部で受信された前記応答信号に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行い、前記監視距離を越えたときには前記警報部から警報を発生させると共に前記無線部から前記監視信号の送信を停止させ、前記無線部で受信された前記ロック完了信号に基づき、前記監視信号の送信を停止させる第2の制御部と、第2のバッテリを有し、前記第2のバッテリの出力電力に基づき監視器全体に所定の電源電力を供給する第2の電源部と、を備えている。
【0019】
請求項7に係る発明では、請求項6の携帯電話装置において、前記第2の制御部は、前記ロック完了信号に基づき、前記警報部の警報を停止させると共に、前記監視信号の送信を停止させる構成にしている。
【0020】
請求項8に係る発明では、請求項6又は7の携帯電話装置において、前記監視制御回路は、前記監視信号の電波が受信されなくなると、前記第1の制御部の制御に基づき、前記携帯電話機から警報を発生させると共に前記キーをロックさせる構成にしている。
【0021】
請求項9に係る発明では、請求項8の携帯電話装置において、前記監視制御回路は、前記キーをロックさせた後、前記携帯電話機の警報を停止させると共に前記ロック完了信号を送信する構成にしている。
【0022】
請求項10に係る発明では、請求項6〜9のいずれか1項の携帯電話装置において、前記制御部は、前記無線部で受信された前記応答信号のレベル変化に基づき、又は、前記無線部からの前記監視信号の送信時刻と前記無線部での前記応答信号の受信時刻との時刻差に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行う構成にしている。
【0023】
このような請求項6〜10に係る発明によれば、監視器から監視信号が送信され、これが監視制御回路で受信されると、この監視制御回路から応答信号が送信される。応答信号が監視器で受信されると、この監視器で、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出が行われる。監視距離を越えたときには、監視器から警報が発生すると共に、監視信号の送信が停止する。すると、携帯電話機のキーがロックした後(或いは、携帯電話機から警報が発生すると共にキーがロックした後)、監視制御回路からロック完了信号が送信される(或いは、携帯電話機の警報が停止すると共に、ロック完了信号が送信される)。一方、ロック完了信号が監視器で受信されると、監視信号の送信が停止する(或いは、監視器の警報が停止すると共に、監視信号の送信が停止する)。
【0024】
請求項11に係る発明では、請求項1〜10のいずれか1項の携帯電話装置において、前記監視制御回路は、前記携帯電話機の前記外部接続端子に着脱自在に接続する構成にしている。
【0025】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
(1) 構成
図1(a)、(b)は、本発明の第1の実施形態を示す携帯電話装置の概略の構成図であり、同図(a)は携帯電話機の構成図、及び同図(b)は監視器の構成図である。更に、図2は、図1の携帯電話装置の一例を示す概略の外観図である。
【0026】
先ず、図2の外観図を説明すると、本実施形態の携帯電話装置は、無線により通話及びデータ伝送を行うPHSを含む携帯電話機10と、この携帯電話機10に着脱自在に装着される送受信機能を有する外付け型の監視制御回路30と、この監視制御回路30に対して電波により送受信を行う監視器40とで構成されている。
【0027】
携帯電話機10は、例えば、筐体であるケース11を有し、このケース11の上部に、挿脱可能なアンテナ12が装着されている。ケース11の正面の上部には、着信中や充電中に点滅や点灯をする着信/充電ランプ13と、レシーバであるスピーカ或いはイヤホンの内、スピーカ14の受話口14aとが設けられ、この下に表示器であるディスプレイ15が設けられている。ディスプレイ15の下には、操作部16が設けられている。
【0028】
操作部16には、番号キー16a、発信キー16b、終了キー16c、ナビゲーションキー16d等の各種のキーが設けられている。番号キー16aは、電話番号や文字・記号等を入力するときに使用するもので、1,2,・・・,9,0,#,*等のキーが設けられている。発信キー16bは、電話を掛けるときや受けるとき等に使用するキーである。終了キー16cは、電源のオン/オフと通話を終了するときに使用したり、或いは各種の機能を終了するときに使用するキーである。ナビゲーションキー16dは、項目を選択するときや、ディスプレイ15に表示されている操作を行うときに使用するキーである。
【0029】
ケース11の正面の下部には、マイクロホン17が設けられ、この下のケース11の下部内に、外部接続端子18及び充電端子19が設けられている。外部接続端子18には、電源電力の入/出力を行う電源端子や、信号の入/出力を行う複数の信号端子が設けられている。外部接続端子18には、例えば、これらを外部から保護するために、図示しない弾力性を有するキャップが着脱自在に被せられている。そのため、外部接続端子18にキャップを被せた状態でも外部からの充電が可能なように、その外部接続端子18の両側に、充電端子19が設けられている。
【0030】
ケース11の背面側には、電源電力を供給するための充電可能な第1のバッテリ20aが着脱自在に装着されている。その他、ケース11の背面や側面等には、レシーバであるイヤホン端子等の各種の部品が設けられている。
外付け型の監視制御回路30は、携帯電話機10から電源電力の供給及び制御を受け、監視器40に対して電波の送受信を行う回路であり、パッケージ31に収納されている。このパッケージ31には、携帯電話機10側の外部接続端子18に挿脱自在に接続される外部接続端子32や、外部露出型或いは内蔵型のアンテナ33が設けられている。外部接続端子32には、携帯電話機10から電源電力の供給を受ける電源端子や、信号の入/出力を行う複数の信号端子が設けられている。
【0031】
監視器40は、ケース41に収納され、このケース41に、内蔵型或いは外部露出型のアンテナ42、操作部43、警報部(例えば、スピーカ)44、及び電源ランプ45等が設けられている。操作部43には、電源スイッチ43a、携帯電話機10のキーロック機能をオン状態にするロックスイッチ43b、キーロック状態をオフ(解除)状態にする解除スイッチ43c、及び携帯電話機10を呼出す呼出しスイッチ43d等が設けられている。
【0032】
次に、図1の内部構成図を説明すると、携帯電話機10のケース11内には、アンテナ12からの受信電波の入力とこのアンテナ12への送信電波の出力とを切換える送受信切換部21が設けられている。送受信切換部21の出力端子には、受信部22が接続されると共に、該送受信切換部21の入力端子に、送信部23が接続されている。受信部22は、送受信切換部21からの受信電波を受信する回路であり、この出力端子に、受信信号を復調してディジタルの復調信号を出力する復調部24が接続されている。送信部23は、変調信号から送信信号を生成して送受信切換部21に与える回路であり、この入力端子に、その変調信号を生成する変調部25が接続されている。
【0033】
復調部24の出力端子及び変調部25の入力端子には、コーデック26の入/出力端子が接続されている。コーデック26は、復調部24からのディジタルの復調信号を音声信号に再生し、送られてきた音声信号をディジタル信号に変換して変調部25へ与え、更に、送られてきた発呼の信号等の制御信号を符号化して変調部25へ与える回路であり、この入/出力端子に音声部27及び第1の制御部28が接続されている。音声部27は、コーデック26から与えられる音声信号を増幅してスピーカ14へ与えると共に、マイクロホン17からの音声信号を増幅してコーデック26へ与える回路である。
【0034】
第1の制御部28は、発呼の信号等の制御信号をコーデック26へ与えると共に、携帯電話機10の全体及び監視制御回路30をプログラム制御するための制御信号を生成する回路であり、中央処理装置(以下「CPU」という。)等で構成されている。この制御部28には更に、操作部16と、外部接続端子18と、キーロック指示データ等が格納されたメモリ29とが接続されている。操作部16には、第1の電源部20が接続され、この電源部20が外部接続端子18の電源端子に接続されている。第1の電源部20は、第1のバッテリ20aを有し、このバッテリ20aの出力電力に基づき所定の電源電力を携帯電話機10の内部回路及び外部接続端子18の電源端子へ供給すると共に、この外部接続端子18の電源端子から入力される充電電力によりバッテリ20aを充電する回路である。
【0035】
これらのアンテナ12、スピーカ14、操作部16、マイクロホン17、送受信切換部21、受信部22、送信部23、復調部24、変調部25、コーデック26、音声部27、制御部28及びメモリ29等により、電話機本体が構成されている。
【0036】
外付け型の監視制御回路30において、パッケージ31に設けられた外部接続端子32には、電源電力や信号の入/出力を行うインタフェース34を介して、無線部35及びデコード部36が接続されている。無線部35は、アンテナ33及びデコード部36に接続され、携帯電話機10側の制御部28の制御によって受信及び送信を行う回路である。デコード部36は、無線部35で受信された受信信号をデコードしてこのデコード結果を制御部28側へ与える回路である。
【0037】
監視器40のケース41内には、無線部46、第2の制御部47、及び第2の電源部48等が設けられている。無線部46は、アンテナ42及び制御部47に接続され、アンテナ42に対する電波の送受信を行う回路である。制御部47は、操作部43からの指示に従い監視器40全体の制御を行う回路であり、CPU等で構成されている。第2の電源部48は、充電可能な第2のバッテリ48aを有し、このバッテリ48aの出力電力に基づき所定の電源電力を監視器40の内部回路に供給する回路である。
【0038】
(2) 動作
図3は、図1の監視制御回路30が装着された携帯電話機10側と監視器40側との動作を示すフローチャートである。
【0039】
携帯電話装置を使用する場合、例えば、使用者は携帯電話機10と共に監視器40も携帯する。ステップS1において、使用者が携帯電話機10の終了キー16cにより電源をオン状態にすると、携帯電話機10及び監視制御回路30の動作が開始すると共に、ステップS10において、使用者が監視器40の電源スイッチ43aにより電源をオン状態にすると、監視器10の動作が開始する。
【0040】
携帯電話機10側のステップS2において、外部接続端子18,32及びインタフェース34を介して、制御部28の制御により無線部35から連続的或いは間欠的に監視信号51が出力され、この監視信号51の電波がアンテナ33から放射され、制御部28がステップS3で、キーロック信号52の受信待ち状態になる。この間、制御部28の制御により、通常の携帯電話機動作が行われる。
【0041】
例えば、外部から自己宛の電話呼出しの電波が到来すると、これがアンテナ12で受信され、この受信電波が送受信切換部21を介して受信部22で受信される。受信部22で受信された受信信号は、復調部24で復調され、コーデック26で音声信号に変換され、音声部27で増幅された後、スピーカ14の受話口14aから呼出し音が鳴る。電話を受けるために発信キー16bを押すと、制御部28の制御によって通話可能状態になり、外部から送られてくる相手方の音声電波は、アンテナ12、送受信切換部21、受信部22、復調部24、コーデック26及び音声部27を経由してスピーカ14の受話口14aから聞こえる。相手方に話しかけると、この音声がマイクロホン17で音声信号に変換され、音声部27で増幅され、コーデック26でディジタル信号に変換され、変調部25で変調される。この変調信号は、送信部23で送信信号に変換され、送受信切換部21を介してアンテナ12から送信電波が放射される。終了キー16cを押せば、通話が終了する。一方、相手方に対して電話を掛けるときには、番号キー16aを押して相手方の電話番号を入力し、発信キー16bを押すと、制御部28の制御により、コーデック26、変調部25、送信部23及び送受信切換部21を経由してアンテナ12から呼出し電波が放射され、上記と同様にして通話可能状態になる。
【0042】
ステップS10で監視器40側の動作が開始されると、ステップS11へ進む。ステップS11において、アンテナ42を介して無線部46により監視信号51が受信されたか否かが制御部47で判定される。判定結果が「受信無し」のときには、携帯電話機10側の電源がオフ状態等になっていることがあるので、ステップS12において、スピーカ44から警報が鳴って使用者に注意を喚起し、ステップS11の監視信号51の受信待ち状態に戻る。使用者が携帯電話機10側の電源をオン状態等にすると、アンテナ33から監視信号51の電波が放射されるので、制御部47での判定結果が「受信有り」となり、ステップS13へ進む。
【0043】
ステップS13において、制御部47により、スピーカ44から警報が鳴っているか否かが判定され、判定結果が「警報有り」のときには、ステップS14で警報が停止してステップS15へ進む。判定結果が「警報無し」のときには、そのままステップS15へ進む。ステップS15において、制御部47により、アンテナ42を介して無線部46で受信された監視信号51のレベル変化が検出され、携帯電話機10に装着された監視制御回路30からの距離が所定の監視距離(例えば、数メートル或いは10数メートル)を越えたか否か、つまり監視器40から見て携帯電話機10が監視領域内にあるか否かの判定が行われる。携帯電話機10が手元にあるときには、判定結果が「監視領域内」となるため、ステップS11へ戻り、上記のステップS11〜S15の処理が繰り返される。
【0044】
例えば、使用者が携帯電話機10を置き忘れてこの携帯電話機10から数メートル(或いは10数メートル)離れると、制御部47の判定結果が「監視領域外」となり、ステップS16において、スピーカ44から警報が鳴って注意が喚起されると共に、無線部46からアンテナ42を介してキーロック信号52の電波が放射され、ステップS17へ進む。ステップS17において、監視制御回路30から送信されるロック完了信号53の受信待ち状態になり、「受信無し」のときにはステップS16へ戻る。
【0045】
携帯電話機10側のステップS3において、アンテナ33を介して無線部35によりキーロック信号52が受信され、これがデコード部36によりデコードされ、デコード結果がインタフェース34及び外部接続端子32,18を介して制御部28に与えられると、ステップS4において、制御部28の制御によりスピーカ14から警報(例えば、ブザー音、着信音、録音された音声、ダウンロードされた音楽等)が発生して注意が喚起され、更に、制御部28の制御によってキーロック状態がオン状態になり、他人による不正使用が防止されつつ、ステップS5へ進む。ステップS5において、制御部28により、キーロックが完了したか否かが判定され、判定結果が「キーロック未完了」のときには、ステップS4に戻って警報及びキーロック動作が繰り返される。判定結果が「キーロック完了」になると、ステップS6へ進み、外部接続端子18,32及びインタフェース34を介して制御部28の制御により、無線部35からアンテナ33を介してロック完了信号53の電波が放射される。その後、ステップS7において、制御部28の制御により、スピーカ14からの警報が停止すると共に、監視信号51の送信が停止され、ステップS8で監視制御回路30の動作が終了する。
【0046】
監視器40側では、ステップS17において、アンテナ42を介して無線部46によりロック完了信号53が受信されると、ステップS18へ進み、制御部47の制御により、警報が停止すると共に、キーロック信号52の送信が停止し、ステップS19で監視器40の動作が終了する。
【0047】
(3) 効果
この第1の実施形態では、次の(a)〜(f)のような効果がある。
【0048】
(a) 使用者が携帯電話機10と共に監視器40を携帯し、何処かで携帯電話機10を置き忘れてその場から例えば数メートル(或いは10数メートル)離れると、自動的に監視器40のスピーカ44から警報が鳴ると共に、携帯電話機10のスピーカ14から警報が鳴り、更に自動的に携帯電話機10のキーロック状態がオン状態になる。そのため、携帯電話機10の置き忘れを防止できると共に、直ちに他人による携帯電話機10の不正使用を防止できる。なお、キーロック状態を解除するには、携帯電話機10の操作部16からパスワードを入力するか、或いは監視器40側の解除スイッチ43cをオン状態にすれば、携帯電話機10側の制御部28の制御により、キーロック状態がオフ状態になる。
【0049】
(b) 携帯電話機10に装着された監視制御回路30と監視器40との間で電波を送受信して携帯電話機10の置き忘れを防止しているので、電話料金も掛からず、しかも自動的に警報が鳴ってキーロックが掛かるので、煩わしい操作が不要になって使い勝手が良い。
【0050】
(c) 監視制御回路30は、携帯電話機10のバッテリ20aから電源電力の供給を受け、制御部28の制御により動作する構成になっているので、内部回路数が少なくなって小型化でき、しかも外部接続端子32を携帯電話機10側の外部接続端子18に着脱自在に接続するだけで、簡単に外付けできて使い勝手が良い。
【0051】
(d) 監視制御回路30の無線部35から、監視信号51を間欠的に送信する構成にすると、バッテリ20aの電力消費を減少できる。
【0052】
(e) 監視器40側にロックスイッチ43bを設けたので、このロックスイッチ43bをオン状態にすれば、制御部47の制御により、無線部46からアンテナ42を介してキーロック信号52の電波が放射され、これが監視制御回路30のアンテナ33を介して無線部35で受信され、制御部28の制御によってキーロック状態がオン状態になり、離れた場所から簡単にキーをロックすることができる。
【0053】
(f) 監視器40側に呼出しスイッチ43dを設けたので、この呼出しスイッチ43dをオン状態にすれば、制御部47の制御により、無線部46からアンテナ42を介して呼出し信号の電波が放射され、これが監視制御回路30のアンテナ33を介して無線部35で受信され、制御部28の制御によってスピーカ14から呼出し音が出力される。これに対し、携帯電話機10側の操作部16から呼出し入力をすれば、制御部28の制御により、無線部35からアンテナ33を介して呼出し信号の電波が放射され、これが監視器40のアンテナ42を介して無線部46で受信され、制御部47の制御により、スピーカ44から呼出し音が鳴る。このように携帯電話機10及び監視器40間で相互に呼出しが行える機能を設けることにより、携帯電話装置の用途を拡大できる。
【0054】
(4) 変形例
携帯電話機10、監視制御回路30及び監視器40は、図示の回路構成、外観構造、外観形状、及び動作に限定されず、種々の構成、構造、形状、動作に変更しても良い。その変形例としては、例えば、次の(A)〜(J)のようなものがある。
【0055】
(A) 図1の監視制御回路30において、デコード部36を省略し、このデコード部36の機能を携帯電話機10側の制御部28に持たせても良い。これによリ、監視制御回路30の構成を簡単化できる。
【0056】
(B) スピーカ14,44は、震動器、点滅灯等の他の構成の警報部で構成しても良い。
【0057】
(C) 監視領域の監視距離を調整するスイッチ等を、監視器40側の操作部43等に設ければ、使い勝手が更に良くなる。
【0058】
(D) 監視器40側の電源スイッチ43a、ロックスイッチ43b、解除スイッチ43c、呼出しスイッチ43d等は、不要であれば削除しても良い。これにより、監視器40の構成が簡単になって低コスト化が可能になる。
【0059】
(E) 監視器40の電源スイッチ43aを削除し、携帯電話機10の操作部16を用いた遠隔操作により、監視器40側の電源のオン/オフを切換える構成にしても良い。このような構成では、例えば、携帯電話機10の操作部16を操作すると、制御部28の制御により、無線部35を介してアンテナ33から電源切換え信号が送信され、これが監視器40側のアンテナ42を介して無線部46に受信され、制御部47の制御によって電源のオン/オフが切換えられる。これにより、例えば、監視器40の置き忘れ等による他人の不正使用等を防止できる。
【0060】
(F) 監視器40の操作部43を用いた遠隔操作により、携帯電話機10側の電源のオン/オフを切換える構成にしても良い。このような構成では、例えば、監視器40の操作部43を操作すると、制御部47の制御により、無線部46を介してアンテナ42から電源切換え信号が送信され、これが携帯電話機10側のアンテナ33を介して無線部35に受信され、制御部28の制御によって電源のオン/オフが切換えられる。これにより、携帯電話装置の使い勝手が良くなる。
【0061】
(G) 図3において、監視器40側のステップS12〜S14の処理を省略し、ステップS11で「受信無し」のときには再びステップS11へ戻り、ステップS11で「受信有り」のときにはステップS15へ進むようにしても良い。これにより、監視器40側の制御部47の制御を簡単化できる。
【0062】
(H) 図3のステップS7において、携帯電話機10側の制御部28による警報停止処理を省略し、操作部16等を用いた手動操作によって携帯電話機10の警報を停止するようにしても良い。これにより、使用者の注意を喚起できると共に、制御部28の制御を簡単化できる。
【0063】
(I) 図3のステップS4において、携帯電話機10側の制御部28による警報処理を省略しても良い。これにより、ステップS7での警報停止処理も不要になって制御部28の制御をより簡単化できる。
【0064】
(J) 図3のステップS18において、監視器40側の制御部47による警報停止処理を省略し、操作部43等を用いた手動操作によって監視器40の警報を停止するようにしても良い。これにより、使用者の注意を喚起できると共に、制御部47の制御を簡単化できる。
【0065】
(第2の実施形態)
(1) 構成
第1の実施形態を示す図1及び図3では、携帯電話機10側の監視制御回路30に、監視信号51を送信する機能を設けているが、この第2の実施形態では、携帯電話機10側の制御部28及び監視器40側の制御部47の構成を変えて、監視器40側に監視信号51を送信する機能を設けている。
【0066】
(2) 動作
図4は、本発明の第2の実施形態における監視制御回路30が装着された携帯電話機10側と監視器40側との動作を示すフローチャートである。なお、図4では説明の簡略化を図るために、図3中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0067】
図3と同様に、携帯電話装置を使用する場合、例えば、使用者は携帯電話機10と共に監視器40も携帯する。携帯電話機10側のステップS1において、使用者が携帯電話機10の終了キー16cにより電源をオン状態にすると、携帯電話機10及び監視制御回路30の動作が開始し、図3と同様に制御部28の制御によって携帯電話機10が通常の通信動作を行うと共に、ステップS31へ進んで監視信号51の受信待ち状態になる。
【0068】
これに対し、監視器40側では、ステップS10において、使用者が監視器40の電源スイッチ43aにより電源をオン状態にすると、監視器40の動作が開始してステップS41へ進み、制御部47の制御により、無線部46から連続的或いは間欠的に監視信号51が出力され、この監視信号51の電波がアンテナ42から放射され、制御部47がステップS42で、応答信号54の受信待ち状態になる。
【0069】
携帯電話機10側のステップS31において、アンテナ33を介して無線部35により監視信号51が受信されると、この受信信号がデコード部36でデコードされ、このデコード結果がインタフェース34及び外部接続端子32,18を介して制御部28に与えられ、ステップS32へ進む。ステップS32において、外部接続端子18,32及びインタフェース34を介して、制御部28の制御により無線部35から応答信号54が送信され、アンテナ33から応答信号54の電波が放射され、ステップS31の監視信号51の受信待ち状態に戻る。
【0070】
監視器40側のステップS42において、アンテナ42を介して無線部46により応答信号54が受信されたか否かが制御部47で判定される。判定結果が「受信無し」のときには、携帯電話機10側の電源がオフ状態等になっていることがあるので、ステップS12において、スピーカ44から警報が鳴って使用者に注意を喚起し、ステップS41へ戻る。使用者が携帯電話機10側の電源をオン状態等にすると、アンテナ33から応答信号54の電波が放射されるので、制御部47での判定結果が「受信有り」となり、ステップS13へ進む。
【0071】
ステップS13において、制御部47により、スピーカ44から警報が鳴っているか否かが判定され、判定結果が「警報有り」のときには、ステップS14で警報が停止してステップS15へ進む。判定結果が「警報無し」のときには、そのままステップS15へ進む。ステップS15において、制御部47により、アンテナ42を介して無線部46で受信された応答信号54のレベル変化が検出され(或いは、制御部47によるタイマ機能等によって監視信号51の送信時刻と応答信号54の受信時刻との時刻差が検出され)、携帯電話機10に装着された監視制御回路30からの距離が所定の監視距離(例えば、数メートル或いは10数メートル)を越えたか否か、つまり監視器40から見て携帯電話機10が監視領域内にあるか否かの判定が行われる。携帯電話機10が手元にあるときには、判定結果が「監視領域内」となるため、ステップS41へ戻り、上記のステップS41〜S15の処理が繰り返される。
【0072】
図3と同様に、使用者が携帯電話機10を置き忘れてこの携帯電話機10から数メートル(或いは10数メートル)離れると、制御部47の判定結果が「監視領域外」となり、この制御部47の制御により、ステップS43において、スピーカ44から警報が鳴って注意が喚起されると共に、監視信号51の送信が停止され、ステップS17へ進む。ステップS17において、監視制御回路30から送信されるロック完了信号53の受信待ち状態になり、「受信無し」のときにはステップS43へ戻る。
【0073】
携帯電話機10側のステップS31において、アンテナ33を介して無線部35により監視信号51が受信され、これがデコード部36によりデコードされ、デコード結果がインタフェース34及び外部接続端子32,18を介して制御部28に与えられると、ステップS4において、図3と同様に、制御部28の制御により、スピーカ14から警報(例えば、ブザー音、着信音、録音された音声、ダウンロードされた音楽等)が発生して注意が喚起されると共に、キーロック状態がオン状態になり、他人による不正使用が防止されつつ、ステップS5へ進む。ステップS5において、制御部28により、キーロックが完了したか否かが判定され、判定結果が「キーロック未完了」のときには、ステップS4に戻ってキーロック動作が繰り返される。判定結果が「キーロック完了」になると、ステップS33へ進み、制御部28の制御により、スピーカ14からの警報が停止すると共に、無線部35からロック完了信号53が送信され、アンテナ33を介してロック完了信号53の電波が放射され、ステップS8で監視制御回路30の動作が終了する。
【0074】
図3と同様に、監視器40側では、ステップS17において、アンテナ42を介して無線部46によりロック完了信号53が受信されると、ステップS44へ進み、制御部47の制御により、警報が停止すると共に監視信号51の送信が停止し、ステップS19で監視器40の動作が終了する。
【0075】
(3) 効果
この第2の実施形態では、第1の実施形態の(a)〜(f)の効果とほぼ同様の効果がある上に、更に次の(g)のような効果もある。
【0076】
(g) 監視器40から監視信号51を送信し、携帯電話機10側の監視制御回路30からの応答信号54を受信して携帯電話機10の置き忘れを監視しているので、制御部47において監視領域内か否かの検出構成を種々採用でき、設計や製造の自由度等を向上できる。
【0077】
(4) 変形例
この第2の実施形態では、第1の実施形態の(A)〜(G)の変形例と同様の変形が可能である上に、次の(K)〜(M)のような変形も可能である。
【0078】
(K) 図4のステップS33において、図3のステップS7と同様に、携帯電話機10側の制御部28による警報停止処理を省略し、操作部16等を用いた手動操作によって携帯電話機10の警報を停止するようにしても良い。これにより、使用者の注意を喚起できると共に、制御部28の制御を簡単化できる。
【0079】
(L) 図4のステップS4において、図3と同様に、携帯電話機10側の制御部28による警報処理を省略しても良い。これにより、ステップS33での警報停止処理も不要になって制御部28の制御をより簡単化できる。
【0080】
(M) 図4のステップS44において、図3のステップS18と同様に、監視器40側の制御部47による警報停止処理を省略し、操作部43等を用いた手動操作によって監視器40の警報を停止するようにしても良い。これにより、使用者の注意を喚起できると共に、制御部47の制御を簡単化できる。
【0081】
(第3の実施形態)
(1) 構成
図5(a)、(b)は、本発明の第3の実施形態を示す携帯電話装置の概略の構成図であり、同図(a)は携帯電話機10の構成図、及び同図(b)は監視器の構成図であり、第1の実施形態を示す図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0082】
この携帯電話装置では、内蔵型の監視制御回路30Aが携帯電話機10のケース11内に設けられている。監視制御回路30Aは、図1の外付け型の監視制御回路30とほぼ同様のインタフェース34A、無線部35A及びデコード部36を有し、該インタフェース34Aが無線部35A及びデコード部36に接続されると共に、携帯電話機10側の制御部28及び電源部20に接続されている。無線部35Aは、携帯電話機10側のアンテナ12に接続されている。その他の携帯電話機10の内部回路及び監視器40の構成は、図1の構成と同様である。
【0083】
(2) 動作
この第3の実施形態では、監視制御回路30A内に設けられた無線部35Aの送受信が、携帯電話機10側のアンテナ12を介して行われる点のみが第1及び第2の実施形態と異なり、その他の動作は図3或いは図4とほぼ同様に実行される。
【0084】
(3) 効果・変形例
この第3の実施形態では、第1又は第2の実施形態とほぼ同様の効果や変形例がある上に、更に次の(h)のような効果もある。
【0085】
(h) 監視制御回路30Aが携帯電話機10内に内蔵され、インタフェース34Aを介して電源部20及び制御部28に接続され、更に無線部35Aが携帯電話機10側のアンテナ12に接続されているので、図1の外部接続端子32及びアンテナ33の省略により、内部回路の構成が簡単になり、より低コスト化が可能になる。
【0086】
(第4の実施形態)
(1) 構成
図6は、本発明の第4の実施形態を示す監視器の概略の構成図であり、第1の実施形態を示す図1(b)中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0087】
この監視器40Aは、図1(b)と同様のケース41に収納され、このケース41に、図1(b)とほぼ同様の内蔵型或いは外部露出型のアンテナ42と、操作部43と、スピーカ44と、電源ランプ45と、無線部46と、監視器全体を制御する制御部47Aと、バッテリ48aを有する電源部48とが設けられている。更に、ケース41内には新たに、データ格納用のメモリ48と、電源及び信号の入/出力を行う外部接続端子49とが設けられ、これらのメモリ48及び外部接続端子49が制御部47Aに接続されている。
【0088】
(2) 動作・効果・変形例
監視器40Aを有する携帯電話装置の全体の動作、効果及び変形例は、第1又は第2の実施形態とほぼ同様である。
【0089】
特に本実施形態では、監視器40Aにメモリ48及び外部接続端子49を設けたので、例えば、携帯電話機10内に記憶された着信音、録音された音声、ダウンロードされた音楽等を、外部接続端子49から入力してメモリ48に格納しておけば、それらの着信音等を警報時や呼出し時にスピーカ44から出力できる。或いは、外部接続端子49からバッテリ48aを充電する等、用途や機能を拡張できる。
【0090】
(第5の実施形態)
(1) 構成
図7は、本発明の第5の実施形態を示す監視器の概略の構成図であり、第4の実施形態を示す図6中の要素と共通の要素には共通の符号が付されている。
【0091】
この監視器40Bでは、図6の監視器40Aにマイクロホン61及びディスプレイ62を追加した構成になっている。マイクロホン61及びディスプレ62は、監視器全体を制御する制御部47Bに接続されている。その他の構成は、図6と同様である。
【0092】
(2) 動作・効果・変形例
監視器40Bの動作、効果及び変形例は、第4の実施形態とほぼ同様である。
【0093】
特に本実施形態では、監視器40Bにマイクロホン61を設けたので、例えば、トランシーバとして使用できる。トランシーバとして使用する場合、音声をマイクロホン61から入力すると、制御部47Bの制御により、そのマイクロホン61から出力された音声信号が無線部46で変調され、アンテナ42から送信されて図1や図5の携帯電話機10側、或いは他のトランシーバ側へ送られる。又、これらの携帯電話機10側或いはトランシーバ側から送られてきた音声信号の電波は、制御部47Bの制御により、アンテナ42を介して無線部46で受信された後に復調され、スピーカ44から音声が出力される。
【0094】
図1や図5の携帯電話機10側をトランシーバとして使用する場合には、図1の監視制御回路30や図5の監視制御回路30Aにトランシーバ機能を設ければ良い。トランシーバ機能としては、制御部28の制御により、マイクロホン17から入力された音声信号を無線部35,35Aで変調してアンテナ33,12から送信し、又、送られてきた音声信号を、アンテナ33,12を介して無線部35,35Aで受信した後に復調し、スピーカ14から音声を出力する回路構成にすれば良い。
【0095】
このようにマイクロホン61を設けてトランシーバ機能を付加すれば、本実施形態の監視器40Bの用途を拡大できる。しかも、ディスプレイ62を設けたので、このディスプレイ62に種々のデータを表示でき、使い勝手を向上できる。
【0096】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、請求項1〜10に係る発明によれば、次の(i)〜(iv)のような効果がある。
【0097】
(i) 使用者が携帯電話機と共に監視器を携帯し、何処かで携帯電話機を置き忘れてその場から離れると、自動的に監視器(或いは、監視器と携帯電話機)から警報が出力され、更に自動的に携帯電話機のキーロック状態がオン状態になる。そのため、携帯電話機の置き忘れを防止できると共に、直ちに他人による携帯電話機の不正使用を防止できる。
【0098】
(ii) 携帯電話機に装着された監視制御回路と監視器との間で電波を送受信して携帯電話機の置き忘れを防止しているので、電話料金も掛からず、しかも自動的に警報が出力されてキーのロックが掛かるので、煩わしい操作が不要になって使い勝手が良い。
【0099】
(iii) 監視制御回路は、携帯電話機のバッテリから電源電力の供給を受け、第1の制御部の制御により動作する構成になっているので、内部回路数が少なくなって小型化できる。
【0100】
(iv) 監視信号を間欠的に送信する構成にすると、バッテリの消費電力を削減できる。
【0101】
請求項11に係る発明によれば、外部接続端子を携帯電話機側の外部接続端子に着脱自在に接続するだけで、簡単に外付けできて使い勝手が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す携帯電話装置の概略の構成図である。
【図2】図1の概略の外観図である。
【図3】図1の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第2の実施形態の動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す携帯電話装置の概略の構成図である。
【図6】本発明の第4の実施形態を示す監視器の概略の構成図である。
【図7】本発明の第5の実施形態を示す監視器の概略の構成図である。
【符号の説明】
10 携帯電話機
12,33 アンテナ
14,44 スピーカ
16,43 操作部
17 マイクロホン
18,32,49 外部接続端子
20,48 電源部
20a,48a バッテリ
22 受信部
23 送信部
24 復調部
25 変調部
26 コーデック
28,47,47A,47B 制御部
29,48 メモリ
30,30A 監視制御回路
35,46 無線部
36 デコード部
40,40A,40B 監視器

Claims (11)

  1. 電話機本体全体をプログラム制御する第1の制御部の制御に基づき、キーの操作によって無線での音声通話及びデータ伝送を行い、前記キーによる所定のロック操作によって前記キーの操作をロックする電話機本体と、第1のバッテリを有し、前記第1のバッテリの出力電力に基づき所定の電源電力を前記電話機本体内に供給する第1の電源部と、外部との間で電源電力及び信号の入/出力を行う外部接続端子と、を備えた携帯電話機と、
    前記携帯電話機に装着され、前記第1の電源部から電源電力の供給を受け、前記第1の制御部の制御に基づき監視信号の電波を送信し、外部からのキーロック信号の電波を受信すると、前記第1の制御部の制御に基づき前記キーをロックさせ、ロック完了信号の電波を送信した後に前記監視信号の送信を停止する監視制御回路と、
    前記監視信号及び前記ロック完了信号の電波を受信すると共に前記キーロック信号の電波を送信する無線部と、警報を発する警報部と、前記無線部で受信された前記監視信号に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行い、前記監視距離を越えたときには前記警報部から警報を発生させると共に前記キーロック信号を前記無線部から送信させ、前記無線部で受信された前記ロック完了信号に基づき、前記キーロック信号の送信を停止させる第2の制御部と、第2のバッテリを有し、前記第2のバッテリの出力電力に基づき監視器全体に所定の電源電力を供給する第2の電源部と、を備えた監視器と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  2. 前記第2の制御部は、前記ロック完了信号に基づき、前記警報部の警報を停止させると共に、前記キーロック信号の送信を停止させる構成にしたことを特徴とする請求項1記載の携帯電話装置。
  3. 前記監視制御回路は、前記キーロック信号を受信すると、前記第1の制御部の制御に基づき、前記携帯電話機から警報を発生させると共に前記キーをロックさせる構成にしたことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯電話装置。
  4. 前記監視制御回路は、前記ロック完了信号を送信した後、前記携帯電話機の警報を停止させると共に前記監視信号の送信を停止する構成にしたことを特徴とする請求項3記載の携帯電話装置。
  5. 前記制御部は、前記無線部で受信された前記監視信号のレベル変化に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行う構成にしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯電話装置。
  6. 電話機本体全体をプログラム制御する第1の制御部の制御に基づき、キーの操作によって無線での音声通話及びデータ伝送を行い、前記キーによる所定のロック操作によって前記キーの操作をロックする電話機本体と、第1のバッテリを有し、前記第1のバッテリの出力電力に基づき所定の電源電力を前記電話機本体内に供給する第1の電源部と、外部との間で電源電力及び信号の入/出力を行う外部接続端子と、を備えた携帯電話機と、
    前記携帯電話機に装着され、前記第1の電源部から電源電力の供給を受け、前記第1の制御部の制御に基づき、外部からの監視信号の電波を受信しているときにはその応答信号の電波を送信し、前記監視信号の電波が受信されなくなると、前記第1の制御部の制御に基づき前記キーをロックさせた後、ロック完了信号の電波を送信する監視制御回路と、
    前記監視信号の電波を送信すると共に前記応答信号及び前記ロック完了信号の電波を受信する無線部と、警報を発する警報部と、前記無線部で受信された前記応答信号に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行い、前記監視距離を越えたときには前記警報部から警報を発生させると共に前記無線部から前記監視信号の送信を停止させ、前記無線部で受信された前記ロック完了信号に基づき、前記監視信号の送信を停止させる第2の制御部と、第2のバッテリを有し、前記第2のバッテリの出力電力に基づき監視器全体に所定の電源電力を供給する第2の電源部と、を備えた監視器と、
    を備えたことを特徴とする携帯電話装置。
  7. 前記第2の制御部は、前記ロック完了信号に基づき、前記警報部の警報を停止させると共に、前記監視信号の送信を停止させる構成にしたことを特徴とする請求6記載の携帯電話装置。
  8. 前記監視制御回路は、前記監視信号の電波が受信されなくなると、前記第1の制御部の制御に基づき、前記携帯電話機から警報を発生させると共に前記キーをロックさせる構成にしたことを特徴とする請求項6又は7記載の携帯電話装置。
  9. 前記監視制御回路は、前記キーをロックさせた後、前記携帯電話機の警報を停止させると共に前記ロック完了信号を送信する構成にしたことを特徴とする請求項8記載の携帯電話装置。
  10. 前記制御部は、前記無線部で受信された前記応答信号のレベル変化に基づき、又は、前記無線部からの前記監視信号の送信時刻と前記無線部での前記応答信号の受信時刻との時刻差に基づき、前記監視制御回路からの距離が所定の監視距離を越えたか否かの検出を行う構成にしたことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載の携帯電話装置。
  11. 前記監視制御回路は、前記携帯電話機の前記外部接続端子に着脱自在に接続する構成にしたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の携帯電話装置。
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