JP4717550B2 - 使用制限システムおよび携帯端末装置 - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話や携帯情報端末、パーソナルコンピュータ等の携帯端末装置の置き忘れや盗難に際して、その使用を制限することにより高いセキュリティ性が得られるとともに、自宅や職場等における良好な利便性が得られる使用制限システム、および使用制限システムに用いられる携帯端末装置に関する。
近年、携帯電話や携帯情報端末(PDA)、パーソナルコンピュータ等の携帯端末装置は、通信手段および情報処理手段として広く普及している。しかし、それに伴って携帯端末装置の置き忘れや盗難に遭う例も多くなり、他人による不正使用や電話帳等の個人情報が漏洩する危険性が増加している。
従って、使用者の元を携帯端末装置が離れた際に確実なセキュリティ性が得られる技術が重要になってきている。
図9に示す携帯端末装置の使用制限システムは、特定の識別コード(認証番号)を有する携帯電話1(図9(A))、PDA2(図9(B))、パーソナルコンピュータ3(図9(C))等の携帯端末装置と、各携帯端末装置に付属して使用者が常時携帯可能な無線通信ユニット4とから構成されている。
この使用制限システムは、各携帯端末装置と無線通信ユニット4との間で識別コードを相互に通信(ポーリング)して相互認証することにより、各携帯端末装置の使用制限を解除し、各携帯端末装置と無線通信ユニット4との間の距離が所定以上離れて相互認証のための認証信号の強度が一定以下となったときに相互認証が不成立であると判定して各携帯端末装置を使用制限するとともに、無線通信ユニット4の報知手段が起動して使用者に報知するようになっている(例えば特許文献1)。
特許第2931276号公報
特許文献1は、置き忘れや盗難等により携帯端末装置のみが使用者の手元から離れると携帯端末装置が使用制限され、かつ、無線通信ユニットの報知手段により使用者に報知するため、携帯端末装置の置き忘れや盗難等に気付いた使用者が事後処理を迅速に行うことができるとともに、事後処理が完了するまでの間、携帯端末装置が他人により不正使用されたり、あるいは電話帳等の個人情報が漏洩する危険性を使用制限により回避できるという効果がある。
ところで、特許文献1では、携帯端末装置と無線通信ユニットとの相互認証が途切れた場合、直ちに携帯端末装置の全機能が使用不可能となる。
このため、特許文献1では、携帯端末装置や無線通信ユニットの盗難が生じにくい例えば自宅や職場等の安全領域であっても、使用者が無線通信ユニットを常に携帯していないと携帯端末の利用が可能とならないため、煩わしいという不都合があった。
本発明は、前述した不都合を解消するためになされたものであり、その目的は安全領域外では確実なセキュリティ性が得られるとともに、安全領域内では良好な利便性が得られる使用制限システムおよび携帯端末装置を提供することにある。
本発明は、特許文献1の運用形態として、無線通信ユニットとしては原本無線通信ユニットおよび複製無線通信ユニットが存在することに着目してなされたものである。
すなわち、原本無線通信ユニットは、携帯端末装置と同時に使用者に供給されるものであり、自宅や職場等の安全領域内の任意箇所に保管されることが多い。
一方、複製無線通信ユニットは、原本無線通信ユニットを原本として複製することが出来、使用者に常用携帯されることを想定したものである。これらの原本無線通信ユニットおよび複製無線通信ユニットは、携帯端末装置との認証機能に関して同等であるが、識別符号(ID)により携帯端末装置において判別可能である。また原本無線通信ユニットから複製無線通信ユニットは作成可能であるが、その逆は不可能であることを想定している。
ここで、携帯端末装置と原本無線通信ユニットとが相互認証したときに、携帯端末装置が安全領域内であると判定して使用制限を解除することが考えられるが、従来の原本無線通信ユニットは常時使用するものでないため、保管場所の亡失や、引越等に伴う紛失の虞がある。
また、原本無線通信ユニットは、複製無線通信ユニットと同様に、常に消耗を考慮せざるを得ない内蔵電池によりユニット側無線認証部が駆動されるため、相互認証のための認証信号の強度が一定以下に制限されている。従って、従来の原本無線通信ユニットでは、自宅や職場等の安全領域全域を網羅できず、実用的ではない。
さらに、原本無線通信ユニットは、経時変化により内蔵電池が消耗して、使用不可能となる虞もある。
以上のような実情に鑑み、以下のような使用制限システムを案出した。
すなわち、本発明の使用制限システムは、端末側無線認証部を備える携帯端末装置と、前記端末側無線認証部と無線認証を行うユニット側無線認証部を備える無線通信ユニットと、前記携帯端末装置および前記無線通信ユニットへの給電もしくは充電を行う電力供給部を具備する充電器とを有し、前記端末側無線認証部と前記ユニット側無線認証部とが相互認証できたときに前記携帯端末装置の使用制限を解除する使用制限システムであって、前記携帯端末装置が安全領域内であると前記携帯端末装置が判定するための判定条件として、前記無線通信ユニットから送出され前記携帯端末で受信した認証信号の強度が規定値以上であることを特徴とする。
ここで、無線通信ユニットとしては、前述した原本無線通信ユニットおよび複製無線通信ユニットの2種類が存在する。携帯端末利用者がいずれの無線通信ユニットを身に付けてもよい。また、前記携帯端末装置から送出され前記無線通信ユニットで受信した認証信号の強度を測定する構成にしてもよい。
通常、携帯端末装置の充電器は、自宅や職場等の安全領域内に定点設置されることが多く、かつ、安全領域外に持ち出されたり盗難される可能性が低い。
そして、このような本発明においては、端末側無線認証部が安全領域内に定点設置されている可能性が高い充電器に給電接続された無線通信ユニットのユニット側無線認証部と相互認証する際の認証信号の強度を検出し、この検出値が規定値以上であるか否かを判定条件とするため、判定の信憑性が高く、判定後に使用制限を解除してもセキュリティ性を損なう虞が少ないことになる。
従って、このような本発明においては、携帯端末装置が安全領域内であると判定した後に使用制限を解除すれば、安全領域内において使用者が携帯端末装置のみを携帯して移動しても、携帯端末装置が使用制限されず、これにより従来に比較して良好な利便性が得られることになる。
また、このような本発明においては、無線通信ユニットが充電器に給電接続されているため、内蔵電池の消耗による使用不可能となる虞を回避できるとともに、内蔵電池の消耗を考慮する必要がないため、電波法で定められた最大出力でユニット側無線認証部を駆動できることになる。
従って、このような本発明においては、ユニット側無線認証部が端末側無線認証部と相互認証できる安全領域を一戸建て住宅全体やマンションの一世帯分等の広範囲に設定できることになり、更に良好な利便性が得られることになる。
また、本発明の使用制限システムは、前記携帯端末装置において原本無線通信ユニットから送出される認証信号と複製無線通信ユニットから送出される認証信号とを識別し、前記携帯端末装置において前記原本無線通信ユニットから発せられる認証信号の強度が規定値以上である場合に前記携帯端末装置が安全領域内に存在していると判定することを特徴とする。
このような本発明においては、前記携帯端末装置が安全領域内に存在し、なおかつ使用制限のない状態である場合と、前記携帯端末装置が安全領域外に存在し、なおかつ使用制限のない状態である場合を区別した制御を行うことが可能となる。このことにより、使用者が外出しようとした時すなわち携帯端末装置のみが安全領域外となった時に複製無線通信ユニットを所持しているかどうかの判断が可能となる。そのため、複製無線通信ユニットを所持していない場合、その所持を促すことが可能となる。
また、本発明の使用制限システムは、前記安全領域内であるかどうかの判定条件として、前記携帯端末装置が前記電力供給部に接続されたことを検出する手段を有することを特徴とする。
このような本発明においては、安全領域内に定点設置されている可能性が高い充電器に対して携帯端末装置が物理的に接続されたことを判定条件とするため、判定の信憑性が更に向上することになる。
さらに、本発明の使用制限システムは、前記携帯端末装置に設けられた端末側全地球測位部(端末側GPS装置)を備え、予め、前記携帯端末装置が前記端末側全地球測位部を利用して前記安全領域測位情報を前記ユニット側無線認証部内のメモリに記憶しておき、前記メモリ内に記憶されている前記安全領域測位情報を前記携帯端末側無線認証部に送出し、前記携帯端末装置が前記端末側全地球測位部から得た端末側測位情報と前記メモリ内の測位情報とを比較し相対距離を算出する。前記相対距離が一定距離以下である場合に前記安全領域内であると判断し、携帯端末装置の制限を解除することを特徴とする。
ここで、ユニット側無線認証部が前記充電器の測位情報を端末側無線認証部に送出するにあたっては、無線を利用しても良いし、充電器に具備した接触型のコネクタを利用してもよい。
本発明の使用制限システムは、あらかじめ安全領域内における端末側測位情報をユニット側無線認証部に送出することにより、充電器測位情報として記憶させておけば、充電器に充電器側全地球測位部を設けておく必要がなくなり、これにより製造コストを低くできる。
このような本発明においては、端末側測位情報および前記充電器の測位情報を基に携帯端末装置と充電器との相対距離を判定条件とするため、前記安全領域に携帯端末装置が存在しているかどうかの判定信憑性が更に向上することになる。
そして、本発明の使用制限システムは、前記充電器に設けられた無線通信ユニット側全地球測位部(無線通信ユニット側GPS装置)を備え、前記無線ユニット側無線認証部が前記無線ユニット側全地球測位部から前記無線ユニット側測位情報を前記端末側無線認証部に送出し前記携帯端末装置が前記端末側全地球測位部(端末側GPS装置)から得た端末側測位情報と前記無線ユニット側地球測位部から得た前記無線ユニット側測位情報とを比較し、前記携帯端末装置と前記無線通信ユニットとの相対距離を把握し、前記相対距離が一定距離以下である場合に前記安全領域内であると判断し、携帯端末装置の制限を解除することを特徴とする。
このような本発明においては、無線通信ユニット側全地球測位部が充電器に設けられているため、携帯端末装置と充電器との相対距離を正確に算出でき、これにより判定条件が高精度となり、判定の信憑性が更に向上することになる。
また、このような本発明においては、充電器側全地球測位部が充電器に設けられているため、安全領域内における充電器の設置個所が変更されても、充電器測位情報を随時更新でき、これにより判定条件を高精度に維持できることになる。
また、本発明の使用制限システムは、前記携帯端末装置および前記無線通信ユニットのうちの少なくとも一方に設けられた報知手段を有し、前記認証信号の強度が規定値未満となったとき、前記報知手段を起動することを特徴とする。
ここで、報知手段としては、音、光、振動等を例示でき、使用者の嗜好に応じて適宜選択可能としておけばよい。
このような本発明においては、認証信号の強度が規定値未満となったとき、換言すれば携帯端末装置のみが安全領域外となったときに報知手段が起動するため、使用者が外出しようとした時に複製無線通信ユニットの携帯を促したり、あるいは安全領域内における携帯端末装置の盗難や無断持ち出し等を報知できることになる。
さらに、本発明の使用制限システムは、前記認証信号の強度が第1の閾値以上となったときに前記携帯端末装置が使用制限を解除し、前記認証信号の強度が第1の閾値よりも低い第2の閾値未満となったときに前記携帯端末装置が使用制限を行うことを特徴とする。
このような本発明においては、使用制限を解除した後に、再び使用制限を行う際の第2の閾値が第1の閾値よりも低いため、
例えば、携帯端末装置の利用者が一旦安全領域内に入り、携帯端末装置の使用制限が解除された後に、安全領域内の認証信号の電波強度が弱い2階などへ移動した場合にも第2の閾値よりも認証信号の強度が大きければ携帯端末装置に使用制限がかからず利便性を向上できることになる。
そして、本発明の使用制限システムは、前記充電器が赤外線通信部と前記安全領域内の電子機器とその電子機器の制御信号とを関連付けて記憶している記憶部を有し、前記携帯端末装置が前記安全領域内であると前記携帯端末装置が判定したときに、前記充電器が前記赤外線通信部を介して前記安全領域内の電子機器を制御可能であることを特徴とする。
このような本発明においては、安全領域内において電子機器を制御できるため、更に利便性を向上できることになる。
例えば、携帯端末所有者が自宅に帰宅したことを検知したことをトリガーとして、携帯端末所有者がそれぞれの操作をすることなく、TV、エアコン、ステレオや照明等の電源を自動的にONするということが可能となる。また、外出時には、上記装置をそれぞれ操作をすることなく、上記装置を自動的にOFFすることが可能となり、電気機器の切り忘れをなくすことが可能となる。
一方、本発明の携帯端末装置は、前述した各使用制限システムに用いられることを特徴とする。
本発明によれば、安全領域内では常に無線認証ユニットを持ち歩く必要が無くなり、良好な利便性が得られる使用制限システムおよび携帯端末装置が提供できる。
以下、本発明に係る実施形態の使用制限システムおよび携帯端末装置について、図面を参照して説明する。
(実施の形態1)
(概要)
図1には、本発明の使用制限システム10の概念図が示されている。使用制限システム10は、携帯端末装置100と、携帯端末100と無線認証を行う原本無線通信ユニット200および複製無線通信ユニット300と、携帯端末装置100に充電するためにAC電源401から携帯端末装置100に電力を供給可能な充電器400とを含んで構成されている。
携帯端末装置100は、原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300と無線により相互認証を行い、相互認証のための認証信号の強度が規定値以上であるときに使用制限を解除して使用可能となる。
原本無線通信ユニット200は、携帯端末装置100と同時に使用者に供給されるものであり、通常は置き忘れや盗難等が生じ難い自宅等の安全領域500内に保管され、使用者は原本無線通信ユニット200を原本として複製された複製無線通信ユニット300を携帯端末装置100とともに常用携帯する。
原本無線通信ユニット200および複製無線通信ユニット300は、携帯端末装置との認証機能に関して同等であるが、識別符号(ID)により判別可能となっている。また、原本無線通信ユニットから複製無線通信ユニットは作成可能であるが、その逆は不可能であることを想定している。
このような使用制限システム10においては、使用者が携帯端末装置100とともに帰宅した際、安全領域500内であると携帯端末装置100が判定して使用制限を解除するとともに、安全領域500内の電子機器である例えばテレビ受像機の電源入断を含む各種制御が可能となる。
(携帯端末装置)
図2にブロック図を示す携帯端末装置100は、アンテナ111を介して基地局(図示せず)との間で無線通信を行う一般の携帯電話であり、使用制限手段を機能させるための端末側無線認証部120、使用制限装置142を内蔵したものである。
携帯端末装置100における携帯電話としての機能部分は、電話用電波を送受信するアンテナ111を送信・受信に応じて切り替える合分波回路144と、端末側無線認証部120により相互認証が成立した時(使用可能状態)に利用可能な認証成立時に利用可能な機能部143からの信号を合分波器144へ送る送信部145と、アンテナ111および合分波器144を経て受信した信号により認証成立時に利用可能な機能部143を機能させる受信部146とを有する。
また、この携帯端末装置100は、使用制限装置142により使用制限が行われていることを使用者に報知するための報知手段である警報回路部121と、警報回路部121により動作するスピーカ、LED、液晶表示等の外部出力部122を備えている。
無線認証部120は、原本無線通信ユニット200および複製無線通信ユニット300との間で相互認証のための通信を行う認証用アンテナ110に接続される送受信部133と、原本無線通信ユニット200および複製無線通信ユニット300から送出され、かつ、送受信部133で受信された信号の認証信号の強度を検出する認証信号の強度検出部141と、認証信号の強度検出部141の検出値および認証用ID(複製無線通信ユニット用)記憶部123の認証用IDあるいは認証用ID(原本無線通信ユニット用)記憶部134の認証用IDから認証成否を判断する無線認証制御部140とを有している。
無線認証制御部140内には、相対距離判定部140a、無線通信ユニット側測位情報140b、携帯端末側測位情報140cを有する。そして、原本無線通信ユニット200から送出された、無線通信ユニット側全地球測位部80からの測位情報を、認証用アンテナ110、送受信部130を経て無線通信ユニット側測位情報140bとして記憶し、携帯端末側全地球測位部150からの測位情報を携帯端末側測位情報140cとして記憶する。相対距離判定部140aは上記の無線通信ユニット側測位情報140bと携帯端末側測位情報140cを基に無線通信ユニットと携帯端末装置の距離を計算し所望の距離以内に存在するかどうかを判断する。
なお、図2では無線通信ユニット側測位情報140b、端末側測位情報140cが無線認証制御部140内に保存されている場合を示したが、メモリ148内にタイマー147からの時刻情報と関連づけて記憶していても良い。
携帯端末装置100は、無線認証制御部140により、原本無線通信ユニット200と相互認証が成立している状態であるか、あるいは複製無線通信ユニット300と相互認証が成立しているかを区別できる。
携帯端末装置100と、原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300との無線通信は、例えばRFID(無線周波数識別)で使用される短距離通信用の電波、ZigBee、BluetoothやUWB(超広帯域無線)等を利用してあらかじめ定められた識別コード信号を通信する。
無線認証制御部140から出力された警報信号は、警報回路部121を介して外部出力部122で音あるいは液晶表示等の手段で使用者に警報され、また認証信号の強度検出部141の検出値はメモリ148を経て使用制限装置142で判定され、使用不可と判断された場合に使用制限装置142によって認証成立時に利用可能な機能部143の機能が遮断される。メモリ148内にはタイマー147を基にした時刻とその時刻に信号レベル検出部141にて検出した信号強度検出値が関連付けて記憶される。
また、無線認証制御部140には携帯端末側全地球測位部(端末側GPS装置)150が接続されている。
従って、携帯端末装置100は、携帯端末側全地球測位部(端末側GPS装置)150から端末側測位情報が随時得られる。
(原本無線通信ユニット)
図3にブロック図を示す原本無線通信ユニット200は、携帯端末装置100の充電器400に内蔵されている。
充電器400は、安全領域500内の所定位置に定点設置され、携帯端末装置100を充電するための端子部(図示せず)を有している。
充電器400は、外部電源401がAC/DC変換および電圧変換部58を経て原本無線通信ユニット200内の各部に給電するとともに、携帯端末装置充電機能部59の電源となっている。
また、AC/DC変換および電圧変換部58を外部のAC電源401(図1参照)に接続した状態で携帯端末装置充電機能部59に携帯端末装置100が接続されるとスイッチ61が投入され、従来と同様に携帯端末装置100に充電を開始する。
さらに、充電器400は、赤外線による送受信部84を内蔵し、赤外線送受信部84を制御する赤外線装置制御部85が設けられている。メモリ82には、安全領域500内の電子機器に対応した電源ON/OFF信号パターンなどの電子機器制御情報83が記憶されている。
なお、携帯端末装置充電機能部59とAC/DC変換および電圧変換部58との間に設けられた携帯端末装置充電制御部87は、携帯端末装置100に充電を制御する機能が搭載されている場合には省略してもよい。
原本無線通信ユニット200は、ユニット側無線認証部52、認証用アンテナ53、警報回路部56,外部出力部57,無線通信ユニット側全地球測位部80、メモリ82からなる。
ユニット側無線認証部52は、認証用アンテナ53に接続される送受信部54、原本無線通信ユニット200の動作制御を行う無線認証ユニット制御部62および認証用ID(原本用)記憶部55を有している。
また、ユニット側無線認証部52は、送受信部54に充電器側全地球測位部(GPS装置)80と、測位情報81を記憶するメモリ82とが接続されている。
携帯端末装置100に使用制限を行う場合は無線認証ユニット制御部62から警報回路部56へと警報信号が送出され外部出力部57により利用者への通知を行う。外部出力部57としては、音、光あるいは振動等の形態が採用され、使用者の希望に応じて選択可能である。
(複製無線通信ユニット)
図4にブロック図を示す複製無線通信ユニット300は、携帯端末装置との認証機能に関して前述した原本無線通信ユニット200と同等の機能を有するが、原本無線通信ユニット200を原本として複製されたものであり、識別符号(ID)により携帯端末装置で判別可能である。また原本無線通信ユニットから複製無線通信ユニットは作成可能であるが、その逆は不可能である。
そのため、複製無線通信ユニット300は、携帯端末装置100とともに使用者に常用携帯されることを想定している。
図4の複製無線通信ユニット300においては、図3の原本無線通信ユニット200から無線通信ユニット側全地球測位部80とメモリ82が無い構成としているが、複製無線通信ユニット300に有っても良い。
複製無線通信ユニット300は、認証用アンテナ36に接続される送受信部37、複製無線通信ユニット300の動作制御を行う無線認証ユニット制御部34および認証用ID(複製用)記憶部38から成るユニット側無線認証部39から送出される認証信号を携帯端末装置において受信する時の強度が規定値以下となったときに警報を発するための警報回路部40と、その外部出力部41と、これらの無線認証部39、警報回路部40および外部出力部41の電源となる電池42とを含んでいる。
以上のような使用制限システム10においては、使用者が自宅等の安全領域500内に入ると、携帯端末装置100の無線認証制御部140が相互認証のための原本無線通信ユニット200の信号を検出する。
そして、この使用制限システム10においては、携帯端末装置100が安全領域500内であると携帯端末装置100が判定するための判定条件の一つとして、相互認証のための認証信号の強度が規定値以上であることを採用している。
また、この使用制限システム10においては、携帯端末装置100が安全領域500内であると携帯端末装置100が判定するための他の判定条件の一つとして、携帯端末装置100が充電器400に接続されたことを採用している。
具体的には、携帯端末装置充電機能部59のスイッチ61により携帯端末装置100が充電器400に接続されたことが検出される。
さらに、この使用制限システム10においては、携帯端末装置100が安全領域500内であると携帯端末装置100が判定するための他の判定条件の一つとして、端末側全地球測位部150により得た端末側測位情報と、無線通信ユニット側全地球測位部80により得た無線通信ユニット側測位情報とを比較し、携帯端末装置100と充電器400との相対距離が一定距離以下であることを採用している。
原本無線通信ユニット200は、無線通信ユニット側全地球測位部80から取得した充電器400の測位情報を携帯端末装置100の端末側無線認証部120へ送出する。
携帯端末装置100は、携帯端末側全地球測位部150から得た測位情報と無線通信ユニット側測位情報とを比較する。
そして、携帯端末装置100と充電器との相対距離が一定距離以下であり、かつ、携帯端末側とマスターキー側の相互認証のための認証信号の強度が規定値以上であるときに、この携帯端末装置100は安全領域内にあると判定し、使用制限装置142から認証成立時に利用可能な機能部143へ使用制限信号が送出されず、携帯端末装置100の使用が可能となる。
あるいは、使用制限装置142から認証成立時に利用可能な機能部143へ使用許可信号が送出されることにより、携帯端末装置100の使用制限を解除してもよい。
すなわち、本実施形態の使用制限システム10においては、前述した3つの判定条件をすべて満たしたときに、携帯端末装置100が安全領域500内であると判定する。
なお、本発明は、複数の判定条件をすべて満たしたときに、携帯端末装置100が安全領域500内であると判定する場合に限定されず、特定の判定条件のみを満たしたときに携帯端末装置100が安全領域500内であると判定してもよい。
また、前述した使用制限システム10においては、携帯端末装置100が安全領域500内であると判定した場合、充電器400が赤外線通信部84を介して安全領域500内の電子機器402(図1参照)を制御可能なる。
具体的には、あらかじめ携帯端末装置100において行った設定に基づき、携帯端末装置100が赤外線受信部を有する家電等の電子機器402に所定の信号を送り、電子機器402の電源投入等の操作、制御を行う。
(単一の閾値)
図5(A)および図5(B)には、前述した判定条件の一つとして採用された相互認証のための認証信号の強度の変化と使用制限の解除時期、開始時期との関係が示されている。
この例では、使用制限の解除あるいは開始を決定する閾値が同じとなっている。
これらの図5(A)および図5(B)によれば、相互認証のための認証信号の強度が閾値以上であるときは使用制限が解除され、認証信号の強度が閾値未満であるときは使用制限が開始されることが判る。
なお、使用制限が開始される場合、携帯端末装置100の警報回路部121および原本無線通信ユニット200の警報回路部56のうちの少なくとも一方が起動され、使用者に使用制限を開始したことが報知される。
(単一の閾値によるフロー)
図6は、図5に示した判定条件の一つ、相互認証のための認証信号の強度が規定値以上であるか否かにより使用制限を解除あるいは開始する動作を説明するためのフローチャートである。
なお、原本無線通信ユニット200と相互認証のための認証信号の強度が規定値未満である場合には使用制限が開始されるが、この状態で複製無線通信ユニット300と相互認証のための認証信号の強度が規定値以上となると使用制限が解除される。
まず、携帯端末装置100に対応した無線通信ユニット、すなわち原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300からの信号を検知したとき、原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300の信号レベルが測定される(ステップS001)。
原本無線通信ユニット200の認証信号の強度を測定した結果、この認証信号の強度が規定値以上であるか否かを判定し(ステップS002)、認証信号の強度が規定値以上である場合には利用者が帰宅したと判断して携帯端末装置100の使用制限機能が解除され(ステップS003)、原本無線通信ユニット200の認証信号の強度を継続的あるいは断続的に測定する(ステップS004)。
そして、原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が規定値以上であるか否かの判定が行われ(ステップS005)、認証信号の強度が規定値以上である場合はステップS003の使用制限機能の解除が継続され、以下、ステップS004、ステップS005と同様の処理が繰り返される。
この状態は、携帯端末装置100の所有者が帰宅したと判断して携帯端末装置100のすべての機能を使用可能とした状態である。
また、ステップS002およびステップS005で原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が規定値未満である場合は、ステップS006で複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が規定値以上であるか否かの判定がなされる。
ここで、複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が規定値以上である場合は、使用者が複製無線通信ユニット300を所持して外出していると判断し、携帯端末装置100の使用制限が解除される(ステップS009)。
一方、複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が規定値未満である場合は、利用者が外出しようとしている状態を想定して複製無線通信ユニット300の持ち忘れを携帯端末装置100において警報等により報知し(ステップS007)、次いで携帯端末装置100の使用制限を開始する(ステップS008)。
この後は、再び最初の状態に戻り、原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300からの認証信号の強度の測定動作が再開される。
また、携帯端末装置100の使用制限がされた状態において、認証信号の強度の測定動作の結果、原本無線通信ユニット200もしくは複製無線通信ユニット300との認証が成立した場合は、携帯端末装置100の使用制限は解除される。
(複数の閾値)
図5に示した方法以外に、携帯端末装置100の使用制限の解除、開始の方法を次のようにしても良い。
図7(A)および図7(B)は、前述した判定条件の一つとして採用された相互認証のための認証信号の強度の変化と使用制限の解除時期、開始時期との関係が示されている。
この例では、使用制限の解除が第1の閾値により決定され、使用制限の開始が第2の閾値により決定される。
図5に基づいた制御だと、例えば自宅等の安全領域500内の1階(図1参照)において、原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が規定値以上となって携帯端末装置100が使用制限を解除した後、使用者が2階に上がり、これに伴い原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が規定値未満となると、携帯端末装置100が安全領域500内であるにも関わらず、使用制限装置142が起動して携帯端末装置100が使用制限されてしまい利用できないという煩わしさが生じる。
これに対して、図7(A)および図7(B)に示ように、使用制限の解除が第1の閾値により決定され、使用制限の開始が第2の閾値により決定されると、使用者が2階に上がり、これに伴い原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が第1の閾値未満になっても、使用制限の開始を決定する第2の閾値以上であれば、携帯端末装置100が安全領域500内であるにも関わらず、使用制限されてしまい利用できないという煩わしさが回避でき、良好な利便性が得られる。
なお、使用制限の開始を決定する第2の閾値未満となると、使用制限装置142により携帯端末装置利用に制限がかかる。
(複数閾値によるフロー)
図8は、図7に示した判定条件の一つ、相互認証のための認証信号の強度が第1の閾値あるいは第2の閾値以上であるか否かにより使用制限を解除あるいは開始する動作を説明するためのフローチャートである。
なお、この場合も原本無線通信ユニット200と相互認証のための認証信号の強度が規定値未満である場合には使用制限が開始されるが、この状態で複製無線通信ユニット300と相互認証のための認証信号の強度が規定値以上となると使用制限が解除される。
図6の場合と同様に、携帯端末装置100に対応した無線通信ユニット、すなわち原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300からの信号を検知したとき、原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が測定される(ステップS201)。
続いて原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が増加しているか否かの判定がなされる(ステップS208)。
判定の結果、原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が増加している場合は、さらに原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が図7の第1の閾値以上であるか否かの判定がなされる(ステップS209)。
そして、認証信号の強度が第1の閾値以上である場合、携帯端末装置100の使用者が帰宅したと判断して携帯端末装置100の使用制限が解除される(ステップS210)。
次に、再び原本無線通信ユニット200の認証信号の強度の測定がなされ(ステップS211)、原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が減少しているか否かの判定がなされ(ステップS212)、原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が減少している場合は、さらに認証信号の強度が第2の閾値未満であるか否かの判定がなされる(ステップS213)。
また、ステップS212で原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が減少していないと判定された場合は、ステップS210の携帯端末装置100の使用制限解除が継続され、以後ステップS210からステップ212の操作が繰り返される。
ステップS213の判定の結果、認証信号の強度が第2の閾値以上である場合にはステップS210に戻って携帯端末装置100の使用制限解除が継続され、以後ステップS210からステップS213の操作が繰り返される。
また、ステップS213で原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が第2の閾値未満である場合、あるいはステップS208で原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が増加していない場合、およびステップS209で原本無線通信ユニット200の認証信号の強度が第1の閾値未満である場合は、携帯端末装置100の使用者が外出しているときの状態を想定して、複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が第1の閾値以上であるか否かの判定がなされる(ステップS214)。
判定の結果、複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が第1の閾値以上である場合、携帯端末装置100の使用制限が解除され(ステップS219)、第1の閾値未満である場合、使用者が外出しようとしている状態を想定して複製無線通信ユニット300の持ち忘れを携帯端末装置100において報知(ステップS215)した後に携帯端末装置100の使用制限を開始する(ステップS216)。
この後は、いずれの場合も再び最初の状態に戻り、原本無線通信ユニット200あるいは複製無線通信ユニット300の認証信号の強度の測定動作が再開される。
ステップS209の判定により、認証信号の強度が第1の閾値以上である場合、携帯端末装置100の使用者が帰宅したと判断して充電器400に対して使用者帰宅を通知する信号を送出する(ステップS217)。
充電器400は、赤外線送信部から安全領域500内の電子機器402に対してメモリ82内の電子機器制御情報83をもとにしてON信号を送出する(ステップS220)。
また、ステップS214の判定により、複製無線通信ユニット300の認証信号の強度が規定値以上である場合、携帯端末装置100の利用者が複製無線通信ユニット300を所持して外出しようとしていると判断して充電器400に対して使用者外出を通知する信号を送出する(ステップS218)。
充電器400は赤外線送信部から家庭内の家電機器に対してメモリ82内の電子機器制御情報83をもとにしてOFF信号を送出する(ステップS221)。
このような構成により、使用者が帰宅して相互認証の認証信号の強度が第1の閾値以上となっていると携帯端末装置100の使用制限が解除され、安全に携帯端末装置100の全機能を使用でき、また、外出しようとして第2の閾値未満となると使用制限が開始され、複製無線通信ユニット300の持ち忘れを警告することにより、高度なセキュリティ性が得られるとともに、良好な利便性が確保される。
なお、前述した実施形態では原本無線通信ユニット200が充電器400に内蔵されている例を示したが、本発明はこのような形態に限定されるものではなく、例えば原本無線通信ユニット200が充電器400のコンセントの差込みを介して接続する形態でもよく、また、原本無線通信ユニット200が外部から脱着可能に充電器400に装着される形態であってもよい。
また、図7、8においては、原本無線通信ユニット200と複製無線通信ユニット300に対して、第一の閾値と第2の閾値という同一の閾値を用いて制御する使用制限システム10の動作を説明したが、原本無線通信ユニット200と複製無線通信ユニット300に対して、それぞれ第一の閾値と第2の閾値を設けて制御しても良い。
また、この実施形態は、携帯端末装置100を携帯電話機に適用した例であるため、携帯電話機本体の通信機能を示しているが、携帯端末装置100が、PDA,ノート型PC,MP3プレーヤー,HDDプレーヤー等であってもよい。
以上説明したように、本発明による使用制限システムおよび携帯端末装置は、置き忘れや盗難に際して、その使用を制限して他人による不正使用や端末装置を介した個人情報の漏洩を防止でき、また無線通信ユニットの電源管理、保管管理を容易にでき、無線通信ユニットの持ち忘れの防止にも役立つものである。
本発明の使用制限システムの概略構成を示す概念図である。 本発明の携帯端末装置を示すブロック図である。 本発明に係る原本無線通信ユニットを示すブロック図である。 本発明に係る複製無線通信ユニットを示すブロック図である。 単一の閾値による使用制限の解除時期・開始時期を示すグラフおよびタイムチャートである。 図5の動作手順を示すフローチャートである。 第1の閾値および第2の閾値による使用制限の解除時期・開始時期を示すグラフおよびタイムチャートである。 図7の動作手順を示すフローチャートである。 従来の携帯端末装置の使用制限システムの概略構成を示す図である。
符号の説明
10 使用制限システム
52 ユニット側無線認証部
40、56、121 警報回路部(報知手段)
80 充電器側全地球測位部
84 赤外線通信部
100 携帯端末装置
120 端末側無線認証部
150 端末側全地球測位部
200 原本無線通信ユニット(無線通信ユニット)
300 複製無線通信ユニット(無線通信ユニット)
400 充電器
401 AC電源
402 電子機器
500 安全領域

Claims (3)

  1. 端末側無線認証部を備える携帯端末装置と、
    前記端末側無線認証部と無線認証を行うユニット側無線認証部を備える無線通信ユニットと、
    前記携帯端末装置への充電、および前記無線通信ユニットへの給電を行い、前記無線通信ユニットを内蔵する充電器と、
    前記携帯端末装置において前記無線通信ユニットから発せられる認証信号の強度が規定値以上である場合に前記携帯端末装置が安全領域内に存在していると判定する判定部と、
    前記携帯端末装置が安全領域内に存在していると判定され、なおかつ前記端末側無線認証部と前記ユニット側無線認証部とが相互認証できたときに前記携帯端末装置の使用制限を解除する制御手段と
    を有する使用制限システム。
  2. 前記端末側無線認証部と無線認証を行うユニット側無線認証部を備え前記無線通信ユニットから複製され得る複製無線通信ユニットを有する請求項1記載の使用制限システムであって、
    前記携帯端末装置において前記無線通信ユニットから発せられる認証信号の強度が規定値以下かつ前記複製無線通信ユニットから発せられる認証信号の強度が規定値以下である場合に報知を行い、前記携帯端末装置の使用制限を開始することを特徴とする使用制限システム。
  3. 前記端末側無線認証部と無線認証を行うユニット側無線認証部を備え前記無線通信ユニットから複製され得る複製無線通信ユニットと、赤外線送信部を備えた前記充電器と、を有する請求項1または請求項2記載の使用制限システムであって、
    前記携帯端末装置において前記無線通信ユニットから発せられる認証信号の強度が規定値以下かつ前記複製無線通信ユニットから発せられる認証信号の強度が規定値以上である場合に、前記赤外線送信部から前記安全領域内の電子機器に対して電源オフ信号を送信することを特徴とする使用制限システム。
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