JPH1079243A - アルカリ蓄電池およびその製造方法 - Google Patents

アルカリ蓄電池およびその製造方法

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JPH1079243A
JPH1079243A JP9041177A JP4117797A JPH1079243A JP H1079243 A JPH1079243 A JP H1079243A JP 9041177 A JP9041177 A JP 9041177A JP 4117797 A JP4117797 A JP 4117797A JP H1079243 A JPH1079243 A JP H1079243A
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Masayuki Terasaka
雅行 寺坂
Kazuki Shimozono
和樹 下園
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐振動性に優れ、電池内部抵抗が低くて放電
時の作動電圧が向上したアルカリ蓄電池を得る。 【解決手段】 集電リード板6と封口体7とを2個所以
上の溶接部で固着する。これにより、集電部分の機械的
強度が大きくなるとともに、溶接個所を増加させること
により電池内部抵抗を低く抑えることができる。また、
集電リード板6と封口体7とを溶接して第1の溶接部A
を形成した後、電池ケース5の開口部を封口体7で封口
し、次いで、電池の正・負極外部端子に電流を流すこと
により、集電リード板6の未溶接部と封口体7の下面と
の接触部分を溶接して第2の溶接部Bを形成する。これ
により、封口時における溶接個所を減少させることが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一方極の端子を兼
ねる開口部を備えた電池ケースと、この開口部を密封す
る他方極の端子を兼ねる封口体と、これら電池ケースお
よび封口体よりなる電池容器内に組み込まれる少なくと
も正・負極からなる発電要素とを備えたアルカリ蓄電池
およびその製造方法に関するものであり、特に、正・負
極の一方から導出した集電リード板を封口体の下面に溶
接する集電構造および溶接方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、ニッケル−カドミウム蓄電池、
ニッケル−水素化物蓄電池などのアルカリ蓄電池は、正
極板及び負極板の間にセパレータを介在させ、これらを
渦巻状に巻回して発電要素を形成し、この発電要素を金
属製電池ケースに収納して正極の集電リード板を封口体
下面の一個所で溶接した後、電池ケースの開口部に絶縁
ガスケットを介在させて封口体を装着することにより密
閉して構成されている。
【0003】ところで、電動工具、電気自転車および電
動バイク等の電源として、このようなアルカリ蓄電池を
使用する用途がある。これらの用途におては、使用時に
電源である電池にも振動が加わるため、振動によって集
電リード板が封口体から外れるおそれがある。これを防
止するためには、電池の耐振動性を向上させる必要があ
るとともに、これらの用途では、しばしば大電流での放
電が要求されるので、極力内部抵抗を低減する必要があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような集電リード板を封口体下面の一個所で溶接して
集電したアルカリ蓄電池におては、耐振動性が十分では
ないため、振動によって集電リード板が封口体から外れ
る恐れがあるという問題を生じる。また、溶接箇所が1
箇所であるため、電池内部抵抗も十分に満足できる程度
には低くならないという問題も生じた。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、耐振動性に優れるとともに、電池内部
抵抗が低くて放電時の作動電圧が向上したアルカリ蓄電
池を得ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明は、一方極の端子を兼ねる開口部を備えた電池ケー
スと、この開口部を密封する他方極の端子を兼ねる封口
体と、これら電池ケースおよび封口体よりなる電池容器
内に組み込まれる少なくとも正・負極からなる発電要素
とを備えたアルカリ蓄電池であって、上記課題を解決す
るために、請求項1に記載の発明においては、正・負極
のいずれか一方から導出した集電リード板が封口体下面
の少なくとも2個所の溶接部で固着している。
【0007】このように、集電リード板を封口体下面と
2個所以上で溶接して集電すると、1個所のみの溶接で
集電している場合に比較して、溶接による機械的強度が
大きくなるとともに、集電個所の増加により集電性が向
上する。したがって、耐振動性が向上して集電リード板
が封口体から外れることを防止することができ、同時
に、電池の内部抵抗が低下して放電時の作動電圧が向上
する。
【0008】この種のアルカリ蓄電池は、一般に、内部
を密閉した密閉型電池として使用され、電池内部圧力が
上昇した際に、電池外にガスを放出することにより電池
内部圧力を低下させるような構成になっている。そし
て、この電池外へのガスの放出を行うために封口体に安
全弁機能が付加されるため、封口体の下面にはガス抜き
孔を形成する必要がある。そこで、請求項2に記載の発
明においては、封口体下面にガス抜き孔を形成するとと
もに、封口体下面と集電リード板とは、ガス抜き孔を挟
んだ少なくとも2箇所で溶接するようにし、かつ、集電
リード板には、封口体下面に形成されたガス抜き孔と対
向する部分に透孔を設けている。
【0009】ガス抜き孔を挟んだ2個所以上の部分で溶
接する場合には、集電リード板が封口体のガス抜き孔と
対向してしまうため、安全弁の作動時にガス抜き孔から
ガスが放出することを妨げることになる。そこで、集電
リード板には、封口体下面に形成されたガス抜き孔と対
向する部分に透孔を設けている。このように、ガス抜き
孔と対向する部分において集電リード板に透孔を設ける
と、安全弁の作動時に集電リード板が邪魔にならなくな
り、電池内部のガスを集電リード板の透孔を介してガス
抜き孔からスムーズに電池外部に放出されるので、安全
弁を確実に作動させることが可能となる。
【0010】封口体と集電リード板との接触が広い面で
なされると、この接触面を溶接するためには大きな通電
量を必要とする。そこで、請求項3に記載の発明におい
ては、封口体下面の集電リード板との接触部あるいは集
電リード板の封口体下面との接触部のいずれか一方また
は両方に突起部を形成している。このように、封口体と
集電リード板との接触部に封口体または集電リード板の
いずれか一方または両方から突起部を形成すると、突起
部に電流が流れるとこの突起部の電流密度が大きくなる
ため、封口体と集電リード板との接触が確実に行えるよ
うになるとともに、小さな通電量によっても第2の溶接
点を形成することが可能になる。
【0011】比抵抗が一定な集電リード板を用いて通電
を行うと、集電リード板に赤熱し易い部分が形成されな
いため、大きな通電量が必要となる。そこで、請求項4
に記載の発明においては、集電リード板の封口体下面に
接触する部分の比抵抗を大きく形成している。このよう
に、集電リード板の封口体下面に接触する部分の比抵抗
を大きくすると、集電リード板に電流が流れると比抵抗
が大きい部分の発熱量が大きくなるため、小さな通電量
によっても第2の溶接点を形成することが可能になる。
【0012】一方、電池ケースの開口部を封口する場合
には、封口体に溶接した集電リード板を変形させること
によって電池ケースの開口部に装着して封口するが、集
電リード板と封口体とを多数個所で溶接した後に電池を
封口しようとすると、開口部への装着時に集電リード板
の変形可能な部分が短くなるため、集電リード板の全長
を長くしなければ封口体を開口部へ装着することができ
ない。
【0013】そこで、請求項5に記載の発明において
は、正・負極のいずれか一方から導出した集電リード板
を封口体下面に溶接して第1の溶接部を形成する工程
と、発電要素を電池ケースに収納した後、集電リード板
の未溶接部分の一部を封口体下面に接触させた状態で電
池ケースの開口部を封口体で密閉する工程と、電池ケー
スと封口体との間に電流を流すことにより、集電リード
板と封口体との接触部分を溶接して第2の溶接部を形成
する工程とを備えるようにしている。
【0014】このように、電池構成時点で集電リード板
の未溶接部分の一部を封口体に接触させておき、電池ケ
ースと封口体との間(電池の正・負極外部端子間)に電
流を流すことで接触部分を溶接させることにより、電池
構成後に集電リード板と封口体との溶接を行うことが可
能となる。このため、電池封口前に集電リード板と封口
体とを多数個所で溶接する必要がなくなる。
【0015】これによって、封口前の溶接個所を減少さ
せて集電リード板の変形可能な部分を長くすることがで
き、集電リード板が短くても容易に電池ケースの開口部
に封口体を装着することが可能となり、集電距離を短縮
して電池内部抵抗を低減することが可能である。
【0016】請求項6に記載の発明においては、第1の
溶接部は集電リード板の先端部近傍と封口体下面とを溶
接することで形成するようにしている。このように、電
池ケースの開口部を封口する前に封口体に溶接する部分
を、集電リード板の先端部近傍とすると、集電リード板
は先端部近傍までが変形可能となり、集電リード板の変
形可能な部分の長さを最大にすることができるため、封
口体を容易に電池ケースの開口部に装着でき、集電リー
ド板を短くする場合には特に有効である。
【0017】請求項7に記載の発明においては、封口体
下面には段状の下方突出部が形成されており、集電リー
ド板の未溶接部と封口体下面との接触を下方突出部の周
辺のエッジ部分近傍で行うようにしている。このよう
に、封口体の下面に段状の下方突出部を形成しておく
と、下方突出部のエッジ部分において集電リード板と封
口体とを接触させることが可能であり、封口体の下面が
平板状の場合と比較して、集電リード板を封口体に接触
させ易くなる。
【0018】請求項8に記載の発明においては、封口体
下面の集電リード板との接触部あるいは集電リード板の
封口体下面との接触部のいずれか一方または両方に突起
部を形成し、電池ケースと封口体との間に電流を流すこ
とにより、同突起部に流れる電流密度を大きくして第2
の溶接部を形成するようにしている。このように、突起
部に流れる電流密度を大きくして第2の溶接部を形成す
るようにすると、より効率良い溶接点形成が可能とな
る。
【0019】請求項9に記載の発明においては、集電リ
ード板の封口体下面に接触する部分の比抵抗を大きく形
成し、電池ケースと封口体との間に電流を流すことによ
り、同比抵抗が大きく形成された部分に流れる電流密度
を大きくして第2の溶接部を形成するようにしている。
このように、比抵抗が大きく形成された部分に流れる電
流密度を大きくして第2の溶接部を形成するようにする
と、より効率良い溶接点形成が可能となる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施形態を図
に基づいて説明する。なお、図1は本発明をニッケル−
カドミウム蓄電池に摘要した本実施形態のアルカリ蓄電
池の要部を示す断面図であり、図2は本実施形態のアル
カリ蓄電池の封口前の要部を示す断面図であり、図3は
本実施形態のアルカリ蓄電池の封口前の封口体と集電リ
ード板との溶接状態を示す平面図であり、図4は本実施
形態のアルカリ蓄電池の封口体と集電リード板との溶接
状態を示す平面図である。
【0021】本実施形態のニッケル−カドミウム蓄電池
は、パンチングメタルからなる極板芯体の表面にニッケ
ル焼結多孔体を形成した後、化学含浸法により水酸化ニ
ッケルを主体とする活物質を同ニッケル焼結多孔体内に
充填して製造した焼結式ニッケル正極1と、同様に化学
含浸法により水酸化カドミウムを主体とする活物質を同
ニッケル焼結多孔体内に充填して製造した焼結式カドミ
ウム負極2とを備えている。
【0022】これらのニッケル正極1とカドミウム負極
2は、これらのニッケル正極1とカドミウム負極2との
間にセパレータ3を介在させて巻回されており、こうし
て巻回して得た発電要素の上面部には、ニッケル正極1
の極板芯体であるパンチングメタルの端部が露出し、ま
た、発電要素の下面にはカドミウム負極2の極板芯体で
あるパンチングメタルの端部が露出している。そして、
この発電要素の上下面に夫々露出する正極芯体と負極芯
体には、夫々多数の開口を有する板状の正極集電体4と
負極集電体(図示せず)が溶接されている。
【0023】このニッケル−カドミウム蓄電池を組み立
てるに際しては、図2及び図3に示すように、まず、上
述の発電要素を鉄にニッケルメッキを施した有底筒状の
電池ケース5内に収納し、カドミウム負極2に溶接され
た負極集電体(図示せず)をこの電池ケース5の内底面
にスポット溶接する。次いで、ニッケル正極1に溶接さ
れた正極集電体4から延出する正極集電リード板6の先
端近傍を封口体7の底面にスポット溶接し、正極集電体
4と封口体7との間に第1の溶接部Aを形成する。
【0024】ここにおいて、封口体7は、底面に円形状
の下方突出部を形成してなる蓋体8と、正極キャップ
(正極外部端子)9と、これら蓋体8および正極キャッ
プ9間に介在されるスプリング10aと弁板10bから
なる弁体10とから構成されており、蓋体8の中央には
ガス抜き孔11が形成されている。また、正極集電リー
ド板6は、封口体7のガス抜き孔11と対向する部分に
透孔12が形成されており、この透孔12の存在によ
り、電池内部ガス圧が上昇した場合においても、集電リ
ード板6がガス抜き孔11を塞ぐことはなく、電池内部
のガスを集電リード板6の透孔12を通して封口体7の
ガス抜き孔11からスムーズに電池外部に放出すること
ができる。
【0025】こうして、第1の溶接部Aにおいて正極集
電リード板6と封口体7とを溶接した後、封口体7を電
池ケース5の開口部に絶縁ガスケット13を介して配置
し、電池ケース5の開口端縁を内方にカシメることによ
って電池を封口して、公称容量1.7AhのSCサイズ
のニッケル−カドミウム電池を組み立てる。この封口時
点では、正極集電リード板6は、封口体7の下方突出部
の周縁のエッジ部分近傍Bに接触した状態になってい
る。
【0026】上記のようにして組み立てた電池の正極キ
ャップ(正極外部端子)9と電池ケース5の底面(負極
外部端子)の間に、電池の放電方向に24Vの電圧を印
加し、1KAの電流を約15msecの時間流した。こ
の通電処理によって、図1及び図4に示すように、正極
集電リード板6と封口体7の接触部分が溶接され、第2
の溶接部Bが形成される。
【0027】一方、比較例の蓄電池として、電池組立て
後の第2の溶接部を形成する通電処理を施さず、その他
は上記実施形態と同一の方法でニッケル−カドミウム蓄
電池を作製した。
【0028】上記のようにして作製した本実施形態のニ
ッケル−カドミウム蓄電池と比較例のニッケル−カドミ
ウム蓄電池を用いて振動試験を行った。振動試験の条件
は、振動加速度一定で、120secかけて振動周波数
を5Hz→55Hz→5Hzと連続的に変化させる周期
を繰り返し行うことによって、電池の高さ方向に振動を
2時間加えるものであり、振動加速度を種々変化(5
G、10G、20G、30G、40G、70G)させて
上記試験を行った。この振動試験の後に電池電圧を測定
し電池を解体することにより、正極集電リード板6の溶
接外れの発生の有無を調査した。この結果を下記の表1
に示す。なお、サンプル数は各10個であり、10個中
で集電リード6の溶接外れが発生した個数を表中に示し
ている。
【0029】
【0030】
【表1】
【0031】表1より、本発明のニッケル−カドミウム
蓄電池は、比較例のニッケル−カドミウム蓄電池と比較
して耐振動性が向上していることが分かる。これは、正
極集電リード板6と封口体7との間の溶接個所が増加し
たことにより、これらの間の溶接強度が向上したためで
ある。
【0032】次いで、本実施形態のニッケル−カドミウ
ム蓄電池と比較例のニッケル−カドミウム蓄電池の放電
電流に対する作動電圧(放電を開始した後、一定の電圧
で放電するようになる電圧を意味する)の関係を調べた
結果を図5に示す。ここにおいて、測定条件は、周囲温
度25℃において1.7Aで72分間充電した後、60
分間充電を休止し、定電流(2A、10A、20A、3
0A)で放電させ、電池電圧が0.8Vに達した時点で
放電を停止するものとする。
【0033】また、放電後、これらの各電池の内部抵抗
を測定した結果、本実施形態のニッケル−カドミウム蓄
電池は比較例のニッケル−カドミウム蓄電池よりも、そ
の内部抵抗がいずれも約0.5mΩ低くなっていること
が確認された。図5から明らかなように、本実施形態の
ニッケル−カドミウム蓄電池は、内部抵抗の低下のた
め、大電流放電時の作動電圧が比較例のニッケル−カド
ミウム蓄電池よりも高くなっている。これは、溶接個所
が増加したことにより、集電性が向上したためである。
【0034】なお、本実施形態のニッケル−カドミウム
蓄電池に印加する電流の方向には相関性はなく、電池に
対して充電方向及び放電方向のどちらに印加しても同様
の結果が得られた。また、印加する電流値については、
電池のサイズには関係なく、300A以上で同様の効果
が得られる。但し、極端に過大な電流を印加した場合に
は、短時間の印加であっても、正極集電リード板6が溶
断し、この溶断する電流値は正極集電リード板6の材質
および形状により上限値は変化するので、電流値は、3
00A以上で正極集電リード板6が溶断しない値とする
必要がある。更に、印加時間については、0.25ms
ec以上であれば同様の効果が得られるが、1秒もの長
い時間に渡って印加すれば、正極集電リード板6が溶断
するため好ましくない。
【0035】上記のような第2溶接部Bを形成するに際
して重要な点は、封口体7の底面と正極集電リード板6
とを確実に接触させ、接触部の通電時の電流密度を増加
させて、接触部のジュール熱の発生を大きくして赤熱し
易い状態にする必要がある。そこで、以下のような種々
の変形例が考えられる。
【0036】第1変形例 図6は本第1変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の要
部を示す断面図である。なお、図1と同一符号は同一名
称を表すので、その詳細な説明は省略する。本第1変形
例においては、封口体7の蓋体8の底部下面に円錐状の
突起部8aを設けたことに特徴がある。
【0037】この蓋体8の底部下面に円錐状の突起部8
aを設けた封口体7を用いて上述の実施形態と同様にし
て第1変形例のニッケル−カドミウム蓄電池を組み立て
る。この第1変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の正
極キャップ(正極外部端子)9と電池ケース5の底面
(負極外部端子)の間に、電池の放電方向に24Vの電
圧を印加し、1KAの電流を約15msecの時間流し
た。この通電処理によって、図6に示すように、正極集
電リード板6と蓋体8の底部下面に突起部8aの接触部
分が溶接され、第2の溶接部Cが形成される。
【0038】第2変形例 図7は本第2変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の要
部を示す断面図である。なお、図1と同一符号は同一名
称を表すので、その詳細な説明は省略する。本第2変形
例においては、正極集電リード板6の封口体7に対向す
る面に円錐状の突起部6aを設けたことに特徴がある。
【0039】この封口体7に対向する面に円錐状の突起
部6aを設けた正極集電リード板6を用いて上述の実施
形態と同様にして第2変形例のニッケル−カドミウム蓄
電池を組み立てる。この第2変形例のニッケル−カドミ
ウム蓄電池の正極キャップ(正極外部端子)9と電池ケ
ース5の底面(負極外部端子)の間に、電池の放電方向
に24Vの電圧を印加し、1KAの電流を約15mse
cの時間流した。この通電処理によって、図7に示すよ
うに、正極集電リード板6の突起部6aと封口体7の接
触部分が溶接され、第2の溶接部Dが形成される。
【0040】比較試験 ここで、上述した実施形態により作製したニッケル−カ
ドミウム蓄電池10個と、上記各変形例のニッケル−カ
ドミウム蓄電池をそれぞれ10個ずつ用意し、これらの
各電池の正極キャップ(正極外部端子)9と電池ケース
5の底面(負極外部端子)の間に、電池の放電方向に2
4Vの電圧を印加し、1KAの電流をそれぞれ、5.0
msec、7.5msec、10.0msec、12.
5msec、15.0msecの時間流して溶接点形成
率を測定すると以下の表2に示すような結果となった。
【0041】
【表2】
【0042】この表2より明らかなように、本第1変形
例および第2変形例により通電処理した方が、上記実施
形態により通電処理したものより、少ない電気量で第2
溶接部の溶接が可能になることが分かる。このように少
ない電気量で第2溶接部の溶接がなされるのは、正極キ
ャップ(正極外部端子)9と電池ケース5の底面(負極
外部端子)の間に通電することにより、第1変形例にお
いては、封口体7の蓋体8の底部下面に円錐状の突起部
8aあるいは第2変形例においては正極集電リード板6
の突起部6aに電流が集中して電流密度が大きくなり、
この接触部分の接触抵抗に基づく大きなジュール熱が発
生し、発熱して抵抗溶接がなされるからである。
【0043】なお、上記第1変形例および第2変形例に
おける突起部8aあるいは突起部6aの形状を円錐形状
とした例について説明したが、各突起部の形状は角錐
状、円筒状、円錐台状等の各種の形状を採用できる。ま
た、上記第1変形例および第2変形例における突起部8
aあるいは突起部6aは、蓋体8あるいは正極集電リー
ド板6の一方のみに設ける例について説明したが、これ
らの突起部を蓋体8および正極集電リード板6の両方に
設けるようにしても良い。
【0044】第3変形例 上述した実施形態において用いる正極集電リード板6
は、同一の厚みで同一の幅のものであるため、その抵抗
値はどの部分であっても同じである。そのため、正極集
電リード板6に通電しても、封口板7と接触する部分が
発熱しやすい部分という訳ではなく、この接触部が最良
の溶接部とはなり得ない。
【0045】そこで、本第3変形例においては、正極集
電リード板6に発熱し易い部分を形成して封口板7と正
極集電リード板6の接触部を溶接し易くしたことにあ
る。図8は本第3変形例のニッケル−カドミウム蓄電池
の図3と同様の封口前の封口体と集電リード板との溶接
状態を示す平面図であり、図9は本第3変形例のニッケ
ル−カドミウム蓄電池の図4と同様の封口体と集電リー
ド板との溶接状態を示す平面図である。なお、図3、図
4と同一符号は同一名称を表すので、その詳細な説明は
省略する。本第3変形例においては、正極集電リード板
6の封口体7に接触する部分の板幅を他の部分より狭く
形成した狭幅部6bを設けて、この狭幅部6bの比抵抗
をその他の部分の比抵抗より大きくなるようにしたこと
に特徴がある。
【0046】このように狭幅部6bを設けた正極集電リ
ード板6を用いて上述の実施形態と同様にして第3変形
例のニッケル−カドミウム蓄電池を組み立てる。この第
3変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の正極キャップ
(正極外部端子)9と電池ケース5の底面(負極外部端
子)の間に、電池の放電方向に24Vの電圧を印加し、
1KAの電流を約15msecの時間流した。この通電
処理によって、図9に示すように、正極集電リード板6
の狭幅部6bと封口体7の接触部分が溶接され、第2の
溶接部Eが形成される。
【0047】比較試験 ここで、上述した実施形態により作製したニッケル−カ
ドミウム蓄電池10個と、上記第3変形例のニッケル−
カドミウム蓄電池を10個用意し、これらの各電池の正
極キャップ(正極外部端子)9と電池ケース5の底面
(負極外部端子)の間に、電池の放電方向に24Vの電
圧を印加し、1KAの電流をそれぞれ、5.0mse
c、7.5msec、10.0msec、12.5ms
ec、15.0msecの時間流して溶接点形成率を測
定すると以下の表3に示すような結果となった。
【0048】
【表3】
【0049】この表3より明らかなように、本第3変形
例により通電処理した方が、上記実施形態により通電処
理したものより、少ない電気量で第2溶接部の溶接が可
能になることが分かる。このように少ない電気量で第2
溶接部の溶接がなされるのは、正極キャップ(正極外部
端子)9と電池ケース5の底面(負極外部端子)の間に
通電することにより、本第3変形例においては、正極集
電リード板6の狭幅部6bに電流が集中して電流密度が
大きくなり、この狭幅部6bの接触抵抗に基づく大きな
ジュール熱が発生し、発熱して抵抗溶接がなされるから
である。
【0050】なお、上記第3変形例においては狭幅部6
bを設けて接触部の比抵抗を大きくする例について説明
したが、狭幅部6b以外に、接触部にスリットを設けた
りあるいは接触部の板厚を他部の板厚より薄く形成する
ようにしてもよい。
【0051】なお、上記実施形態および各変形例のニッ
ケル−カドミウム蓄電池は、正極及び負極の何れも焼結
式電極を用いたが、ペースト式などの非焼結式電極を用
いた電池で実験した場合も同様な結果が得られた。
【0052】このように、本発明のアルカリ蓄電池は、
集電リード板6と封口体7とを2個所以上で溶接してい
るので、溶接による機械的強度が大きくなり、耐振動性
が向上すると共に、電池の内部抵抗が低下して放電時の
作動電圧が向上する。
【0053】また、本発明のアルカリ蓄電池の製造方法
により、集電リード板6と封口体7との溶接を電池の封
口後に行うことが可能となり、集電リード板6と封口体
7とを複数個所で溶接して集電した上記電池を製造する
際に、集電リード板6の長さを短くして製造することが
可能となる。そのため、集電リード板6を短縮すること
により電池内部抵抗をより低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のアルカリ蓄電池の要部
を示す断面図である。
【図2】 図1のアルカリ蓄電池の封口前の要部を示す
断面図である。
【図3】 図1のアルカリ蓄電池の封口前の封口体と集
電リード板との溶接状態を示す平面図である。
【図4】 図1のアルカリ蓄電池の封口体と集電リード
板との溶接状態を示す平面図である。
【図5】 放電電流と作動電圧の関係を示す図である。
【図6】 第1変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の
要部を示す断面図である。
【図7】 第2変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の
要部を示す断面図である。
【図8】 第3変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の
封口前の封口体と集電リード板との溶接状態を示す平面
図である。
【図9】 第3変形例のニッケル−カドミウム蓄電池の
封口体と集電リード板との溶接状態を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1…正極板、2…負極板、3…セパレータ、5…電池ケ
ース(負極外部端子)、6…集電リード板、6a…突起
部、6b…狭幅部、7…封口体、8…蓋体、8a…突起
部、9…正極キャップ(正極外部端子)、10…弁体、
11…ガス抜き孔、12…透孔、A…第1の溶接部、
B,C,D,E…第2の溶接部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾崎 和昭 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 寺坂 雅行 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 下園 和樹 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 中谷 謙助 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方極の端子を兼ねる開口部を備えた電
    池ケースと、前記開口部を密封する他方極の端子を兼ね
    る封口体と、これら電池ケースおよび封口体よりなる電
    池容器内に組み込まれる少なくとも正・負極からなる発
    電要素とを備えたアルカリ蓄電池において、 前記正・負極のいずれか一方から導出した集電リード板
    が前記封口体下面の少なくとも2個所の溶接部で固着さ
    れていることを特徴とするアルカリ蓄電池。
  2. 【請求項2】 前記封口体下面にはガス抜き孔が形成さ
    れており、前記封口体下面と集電リード板とは、前記ガ
    ス抜き孔を挟んだ少なくとも2箇所で溶接されており、
    前記集電リード板には、前記封口体下面に形成されたガ
    ス抜き孔と対向する部分に透孔が設けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のアルカリ蓄電池。
  3. 【請求項3】 前記封口体下面の前記集電リード板との
    接触部あるいは前記集電リード板の前記封口体下面との
    接触部のいずれか一方または両方に突起部を形成したこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載のアルカ
    リ蓄電池。
  4. 【請求項4】 前記集電リード板の前記封口体下面に接
    触する部分の比抵抗を大きく形成したことを特徴とする
    請求項1から請求項3のいずれかに記載のアルカリ蓄電
    池。
  5. 【請求項5】 一方極の端子を兼ねる開口部を備えた電
    池ケースと、前記開口部を密封する他方極の端子を兼ね
    る封口体と、これら電池ケースおよび封口体よりなる電
    池容器内に組み込まれる少なくとも正・負極からなる発
    電要素とを備えたアルカリ蓄電池の製造方法において、 前記正・負極のいずれか一方から導出した集電リード板
    を前記封口体下面に溶接して第1の溶接部を形成する工
    程と、 前記発電要素を前記電池ケースに収納した後、前記集電
    リード板の未溶接部分の一部を前記封口体下面に接触さ
    せた状態で前記電池ケースの開口部を前記封口体で密閉
    する工程と、 前記電池ケースと前記封口体との間に電流を流すことに
    より、前記集電リード板と封口体との接触部分を溶接し
    て第2の溶接部を形成する工程とを備えたことを特徴と
    するアルカリ蓄電池の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第1の溶接部は前記集電リード板の
    先端部近傍と前記封口体下面とを溶接することで形成す
    るようにしたことを特徴とする請求項5に記載のアルカ
    リ蓄電池の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記封口体下面には段状の下方突出部が
    形成されており、前記集電リード板の未溶接部と前記封
    口体下面との接触を、前記下方突出部の周辺のエッジ部
    分近傍で行うようにしたことを特徴とする請求項5また
    は請求項6に記載のアルカリ蓄電池の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記封口体下面の前記集電リード板との
    接触部あるいは前記集電リード板の前記封口体下面との
    接触部のいずれか一方または両方に突起部を形成し、前
    記電池ケースと前記封口体との間に電流を流すことによ
    り、同突起部に流れる電流密度を大きくして前記第2の
    溶接部を形成するようにしたことを特徴とする請求項5
    から請求項7のいずれかに記載のアルカリ蓄電池の製造
    方法。
  9. 【請求項9】 前記集電リード板の前記封口体下面に接
    触する部分の比抵抗を大きく形成し、前記電池ケースと
    前記封口体との間に電流を流すことにより、同比抵抗が
    大きく形成された部分に流れる電流密度を大きくして前
    記第2の溶接部を形成するようにしたことを特徴とする
    請求項5から請求項8のいずれかに記載のアルカリ蓄電
    池の製造方法。
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