JP2014107146A - 蓄電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タブと導電部材との溶接を好適に行うことができる蓄電装置を提供すること。
【解決手段】二次電池は、正極電極21と負極電極22とがセパレータ23を間に挟んだ状態で積層された電極組立体14を備えている。負極電極22の端部22cには負極タブ32が設けられており、当該負極タブ32は負極導電部材42と溶接されている。ここで、負極導電部材42は、幅が相違する幅広部51及び幅狭部52を有し、負極タブ32と負極導電部材42との溶接箇所Pは、幅狭部52にある。
【選択図】図5

Description

本発明は蓄電装置に関する。
EV(Electric Vehicle)やPHV(Plug in Hybrid Vehicle)などの車両には、走行用モータへの供給電力を蓄える蓄電装置としての二次電池が搭載されている。二次電池は、例えば端部にタブが突出して設けられた電極を備えている。また、二次電池は、タブと溶接されているとともに、ケースに設けられた端子と電気的に接続されている導電部材を備えている。ここで、導電部材とタブとの溶接態様として、例えば特許文献1には、導電部材と溶接される箇所のタブの形状を非直線状にすることが記載されている。
特開2002−056839号公報
ところで、タブと導電部材との溶接を行う場合、溶接対象箇所に対して熱を付与する必要がある。この場合、溶接に係る熱が拡散すると、溶接不良が生じ得る。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、タブと導電部材との溶接を好適に行うことが可能な蓄電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、端部にタブが設けられた電極と、前記タブと溶接されているとともに、前記電極が収容されるケースに設けられた端子と電気的に接続されている板状の導電部材と、を備えた蓄電装置において、前記導電部材は、幅が相違する幅広部及び幅狭部を有し、前記導電部材と前記タブとの溶接箇所の少なくとも一部は、前記幅狭部にあることを特徴とする。
かかる発明によれば、導電部材とタブとの溶接箇所の少なくとも一部が幅狭部にあるため、溶接箇所全体が幅広部にある構成と比較して、溶接に係る熱が付与された場合に、その熱が拡散しにくい。これにより、タブと導電部材との溶接を好適に行うことができる。
好適な例では、前記幅狭部は、前記導電部材においてその幅方向及び厚さ方向の双方と直交する方向に位置する一端を構成している。かかる構成によれば、溶接に係る熱の拡散が一方向に限定されるため、より好適に熱拡散を抑制することができる。
好適な例では、前記幅狭部における幅方向の中央と、前記幅広部の幅方向の中央とは、前記導電部材の幅方向において一致する。かかる構成によれば、溶接の際に、幅狭部をその厚さ方向から押圧する場合に、導電部材の位置が安定する。これにより、タブと導電部材との溶接を、より好適に行うことができる。
好適な例では、前記溶接箇所は、前記幅狭部のみにある。かかる構成によれば、溶接に係る熱の拡散を、より抑制することができる。これにより、タブと導電部材の溶接を、より好適に行うことができる。
好適な例では、前記電極は負極電極である。一般的に正極電極に設けられるタブにはアルミニウムが用いられ、負極電極に設けられるタブには銅が用いられる。この場合、銅はアルミニウムよりも抵抗が低いため、溶接に係る電力等が付与された場合に、その電力等がジュール熱に変換されにくい。このため、負極電極のタブと導電部材の方が、正極電極のタブと導電部材よりも、溶接不良が発生し易い。
これに対して、上記のように幅狭部を設け、その幅狭部にて溶接を行う構成を採用することにより、正極側よりも問題となり易い負極側のタブと導電部材との溶接を好適に行うことができる。
好適な例では、蓄電装置は二次電池である。
この発明によれば、タブと導電部材との溶接を好適に行うことができる。
二次電池の分解斜視図。 二次電池の斜視図。 電極組立体の分解斜視図。 負極タブ及び負極導電部材の周辺を示す斜視図。 負極タブ及び負極導電部材の周辺を示す平面図。 図5の6−6線断面図。 溶接工程を説明するための断面図。 別例の負極導電部材を示す平面図。 別例の負極導電部材を示す平面図。 別例の負極導電部材を示す平面図。
以下、本発明に係る蓄電装置の一実施形態を図1〜図7を用いて説明する。
図1及び図2に示すように、蓄電装置としての二次電池10は、その外形を構成するケース11を備えている。ケース11は、四角箱状の容器12と、その容器12に設けられた開口部分を塞ぐ矩形平板状の蓋13とから構成されている。このため、二次電池10は、その外形が角型の角型電池である。なお、容器12及び蓋13は金属製である。また、本実施形態の二次電池10は、リチウムイオン電池である。
二次電池10は、ケース11に収容されている電極組立体14と、電極組立体14と電力のやり取りを行うのに用いられる正極端子15及び負極端子16とを備えている。各端子15,16はケース11、詳細には蓋13に取り付けられている。正極端子15は、絶縁リング17によって絶縁された状態で蓋13を貫通しており、正極端子15の一部はケース11外に露出し、別の一部はケース11内にある。同様に、負極端子16は、絶縁リング17によって絶縁された状態でケース11を貫通している。これにより、各端子15,16は、ケース11外からアクセス可能となっている。
図3に示すように、電極組立体14は、電極としての正極電極21及び負極電極22が、電気伝導に係るイオン(リチウムイオン)が通過可能な多孔質膜で形成されたセパレータ23を介して交互に積層されて構成されている。各電極21,22及びセパレータ23はそれぞれ、矩形のシート状である。
正極電極21は、矩形状の正極金属箔(例えばアルミニウム箔)21aと、当該正極金属箔21aの両面全体に設けられた正極活物質層21bと、を有する。負極電極22は、矩形状の負極金属箔(例えば銅箔)22aと、当該負極金属箔22aの両面全体に設けられた負極活物質層22bと、を有する。電極組立体14を構成している状態において、正極活物質層21bは負極活物質層22bによって覆われ、且つ、各電極21,22はセパレータ23によって覆われている。
図3に示すように、正極電極21の端部21cには、正極タブ31が突出して設けられている。正極タブ31は、端部21cから、正極金属箔21aの一部が突出することによって形成されている。
同様に、負極電極22の端部22cには、負極タブ32が突出して設けられている。負極タブ32は、端部22cから、負極金属箔22aの一部が突出することによって形成されている。負極タブ32は、負極タブ32の突出方向と直交する方向に幅を有している。突出方向と直交する方向は、負極電極22の端部22cに沿う方向とも言える。
各電極21,22は、各タブ31,32の同一極性同士が積層方向に列状に配置される一方、異なる極性同士が積層方向に並ばないように重なっている。そして、図1に示すように、各負極タブ32は、電極組立体14の積層方向の一端側に寄せて集められ、その集められた状態で上記一端側とは反対側の他端側に向けて折り返されている。同様に、各正極タブ31は、電極組立体14の積層方向の一端側に集められた状態で、上記一端側とは反対側の他端側に向けて折り返されている。そして、電極組立体14は、各タブ31,32がある部位と、各端子15,16が設けられている蓋13とが対向する状態でケース11内に収容されている。
図1に示すように、二次電池10は、各タブ31,32と各端子15,16との同一極性同士を電気的に接続する正極導電部材41及び負極導電部材42を備えている。正極導電部材41は、金属(例えばアルミニウム)で構成されており、正極タブ31に溶接されているとともに、正極端子15と電気的に接続されている。負極導電部材42は、金属(例えば銅)で構成されており、負極タブ32に溶接されているとともに、負極端子16と電気的に接続されている。これにより、各端子15,16にアクセスすることにより、電極組立体14の電力をケース11外に取り出すことができるとともに、電極組立体14に対して電力を付与することが可能となっている。
次に、負極タブ32と負極導電部材42との溶接態様について、負極導電部材42の詳細な構成と合わせて説明する。なお、正極タブ31と正極導電部材41との溶接態様は、負極タブ32と負極導電部材42との溶接態様と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
図4に示すように、負極導電部材42は全体として板状であり、その厚さは負極タブ32の厚さよりも厚い。負極導電部材42は、厚さ方向に直交する両板面42a,42bのうち負極タブ32側にあるタブ側板面42aが負極タブ32と接触した状態で取り付けられている。なお、タブ側板面42aと接触している負極タブ32は、負極タブ32が重なって構成された負極タブ群Gの最外層を構成するものである。
負極導電部材42が取り付けられている状態において、負極導電部材42の厚さ方向と、負極タブ32の突出方向に沿う方向とは一致している。ここで、電極組立体14の積層方向と一致する方向を、負極導電部材42の幅方向とする。なお、負極導電部材42の幅方向は、負極タブ32の幅方向と直交している方向である。
図5に示すように、負極導電部材42は、幅が相違する幅広部51及び幅狭部52を有している。幅狭部52は、負極導電部材42においてその幅方向及び厚さ方向の双方と直交する方向に位置する一端42cを構成している。また、幅狭部52における幅方向の中央と、幅広部51の幅方向の中央とは、負極導電部材42の幅方向において一致する。つまり、幅狭部52は、幅広部51の幅方向の中央に配置されている。幅狭部52は、幅広部51の幅方向と直交する方向の端部の中央から延出している。また、幅狭部52における幅広部51側の部位は、負極導電部材42の幅方向の端部から中央に向けて凸となるように湾曲している。
なお、幅狭部52を形成する手法は任意であるが、例えば長方形状の金属板の一部を切り欠く手法や、負極導電部材42の形状となった金型を用いて打ち抜く手法等が考えられる。
図5及び図6に示すように、負極導電部材42は、その厚さ方向から見て、幅狭部52と負極タブ32とが重なるように配置されている。この場合、負極導電部材42の厚さ方向から見て、幅狭部52は負極タブ32の幅方向の中央に配置されている。また、負極導電部材42の厚さ方向から見て、幅狭部52は、全負極タブ32の重なり部分と重なっている(図6参照)。
ここで、図5及び図6に示すように、幅狭部52にて負極タブ32と負極導電部材42とが溶接されている。つまり、負極タブ32と負極導電部材42との溶接箇所Pは、幅狭部52のみにある。
次に負極タブ32と負極導電部材42との溶接工程について説明する。
図7に示すように、負極タブ32が電極組立体14の積層方向の一端側に集められた状態で、幅狭部52が負極タブ32に接触するように負極導電部材42を配置する。そして、一対の溶接用電極棒W1,W2を用いて、各負極タブ32と負極導電部材42とを挟みこむ。この場合、負極導電部材42側の溶接用電極棒W1は、幅狭部52と接触している。また、負極タブ32側の溶接用電極棒W2は、当て板W3を介して、各負極タブ32を押圧している。そして、その状態にて、一対の溶接用電極棒W1,W2間に溶接に係る電力を付与する。これにより、各負極タブ32同士が溶接されるとともに、幅狭部52にて負極タブ32と負極導電部材42とが溶接される。なお、一対の溶接用電極棒W1,W2の径は、溶接箇所Pが所望の溶接強度を確保することが可能な大きさとなるように設定されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
既に説明した通り、幅狭部52にて負極タブ32と負極導電部材42とが溶接されている。これにより、幅広部51にて溶接する構成と比較して、熱拡散の経路が狭くなっているため、溶接に係る熱が拡散しにくい。
以上詳述した本実施形態によれば以下の優れた効果を奏する。
(1)板状の負極導電部材42に幅狭部52を設け、負極タブ32と負極導電部材42との溶接箇所Pの少なくとも一部、詳細には溶接箇所P全体が幅狭部52にある構成とした。これにより、幅広部51にて溶接されている構成と比較して、溶接に係る熱の拡散の低減を図ることができるため、負極タブ32と負極導電部材42との溶接を好適に行うことができる。
特に、一般的に負極導電部材42の厚さは負極タブ32の厚さよりも厚いため、負極導電部材42において熱拡散が発生し易い。これに対して、負極導電部材42に幅狭部52を設けることにより、特に熱拡散が発生し易い負極導電部材42内の熱拡散を抑制することができる。
また、上述した通り、負極タブ32は、複数集める関係上、負極導電部材42よりも薄くなっているとともに、負極タブ32には、折り曲げることによって応力が付与されている。このため、負極タブ32の幅を局所的に狭くすると、負極タブ32が破断し易い。
これに対して、本実施形態によれば、負極タブ32よりも厚い負極導電部材42に幅狭部52を設けることにより、負極タブ32の破断を抑制しつつ、熱拡散を抑制することができる。これにより、負極タブ32と負極導電部材42との溶接を好適に行うことができる。
(2)また、負極タブ32を構成する銅は、正極タブ31を構成するアルミニウムよりも抵抗が低いため、溶接に係る電力が付与された場合に、その電力がジュール熱に変換されにくい。このため、負極タブ32と負極導電部材42の方が、正極タブ31と正極導電部材41よりも、溶接不良が発生し易い。
これに対して、上記のように幅狭部52を設け、その幅狭部52にて溶接を行う構成を採用することにより、正極側よりも問題となり易い負極タブ32と負極導電部材42との溶接を好適に行うことができる。
(3)幅狭部52は、負極導電部材42においてその幅方向及び厚さ方向の双方と直交する方向に位置する一端42cを構成する。これにより、溶接に係る熱の拡散が一方向に限定されるため、より好適に熱拡散を抑制することができる。すなわち、例えば幅狭部52に対して幅方向及び厚さ方向の双方と直交する方向の両側に幅広部51が設けられている場合、幅狭部52に対して熱が付与されると、当該熱は、両側の幅広部51に向けて拡散される。つまり、熱拡散方向が2方向となる。これに対して、本実施形態によれば、幅狭部52が負極導電部材42の一端42cを構成しているため、幅広部51は片側にしか存在しない。これにより、熱拡散方向が一方向に限定されることとなり、熱拡散を、より好適に抑制することができる。
(4)幅狭部52における幅方向の中央と、幅広部51の幅方向の中央とを、負極導電部材42の幅方向において一致させた。これにより、溶接の際に幅狭部52がその厚さ方向から押圧された場合に、負極導電部材42が曲がったり、位置ずれしたりすることなく、安定する。よって、負極タブ32と負極導電部材42との溶接を好適に行うことができる。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
○ 実施形態では、溶接箇所P全体が幅狭部52にある構成であったが、これに限られない。例えば、溶接箇所Pの一部が幅狭部52にあって、別の一部が幅広部51にある構成であってもよい。要は、溶接箇所Pの少なくとも一部が幅狭部52にあればよい。
○ 実施形態では、幅狭部52は負極導電部材42においてその幅方向と直交する方向の一端42cを構成したが、これに限られない。例えば、図8に示すように、幅狭部52と、その幅狭部52に対して幅方向と直交する方向の両側に設けられた幅広部51とを有する負極導電部材101であってもよい。
○ 実施形態では、幅狭部52は、幅広部51の幅方向の中央に配置されている構成であったが、完全に中央にある必要はなく、例えば幅広部51の幅方向の両端部よりも中央よりに配置されていればよい。また、図9に示すように、幅広部51の幅方向の両端部のうち一方の端部に幅狭部52を設けてもよい。要は、幅方向に対する幅狭部52の位置は任意である。
○ 図10に示すように、負極導電部材42において、幅方向に所定の間隔を隔てて一対の貫通孔111を形成してもよい。この場合、一対の貫通孔111の間の部位が幅狭部112となる。そして、その幅狭部112に溶接箇所Pを設けるとよい。
○ 実施形態では、幅狭部52における幅広部51側の部位は、幅方向の端部から中央に向けて凸となるように湾曲していたが、これに限られない。例えば直線状に傾斜している構成であってもよい。また、幅狭部52全体が、幅広部51から一端42cに向けて徐々に先細りとなっている構成であってもよい。要は、幅狭部52は、幅広部51よりも幅が狭ければ、その具体的な形状は任意である。
○ 実施形態では、負極導電部材42が取り付けられた状態において、積層方向と一致する方向を負極導電部材42の幅方向としたが、これに限られず、例えば負極導電部材42の厚さ方向から見て積層方向と直交する方向を、負極導電部材42の幅方向としてもよい。この場合、負極導電部材42の厚さ方向から見て積層方向と直交する方向に所定の間隔を隔てて一対の貫通孔を設けることにより、幅狭部を形成する構成としてもよい。要は、負極導電部材42の幅とは、負極導電部材42の厚さ方向から見て、負極導電部材42の隣り合う2辺のうちいずれか一方の辺に沿った方向の長さである。
○ 実施形態では、正極タブ31と正極導電部材41との溶接態様は、負極タブ32と負極導電部材42との溶接態様と同様であったが、これに限られず、異なっていてもよい。例えば、幅狭部52による溶接を、正極タブ31と正極導電部材41との溶接にのみ適用してもよいし、逆に、幅狭部52による溶接を、負極タブ32と負極導電部材42との溶接にのみ適用してもよい。
○ 実施形態では、幅狭部52は1つのみ設けられていたが、これに限られず、複数設けてもよい。この場合、各幅狭部52に溶接箇所Pを設けるとよい。
○ 実施形態では、電極組立体14は、複数の正極電極21及び複数の負極電極22を備え、これら各電極21,22がセパレータ23を介して積層されている所謂積層型であったが、これに限られない。例えば、帯状の正極電極及び帯状の負極電極を捲回して層状に積層した捲回型の電極組立体であってもよい。
○ 実施形態では、各電極21,22の大きさは同一であったが、これに限られず、負極電極22が正極電極21よりも一回り大きい構成であってもよい。この場合、負極活物質層22bは、正極活物質層21bよりも一回り大きいとよい。
○ 実施形態では、正極活物質層21bは、正極電極21の両面にある構成であったが、これに限られず、正極電極21の片面のみにある構成としてもよい。同様に、負極電極22の片面のみに負極活物質層22bがある構成としてもよい。
○ 実施形態では、導電部材41,42とタブ31,32の同一極性同士は同一金属で構成されていたが、これに限られず、異なる金属で構成されていてもよい。
○ 実施形態では、負極タブ32は、負極電極22の端部22cに沿う方向と直交する方向に突出している構成であったが、これに限られず、負極電極22の端部22cに沿う方向と直交する方向に対して傾斜して突出している構成であってもよい。
○ 実施形態の二次電池10が搭載される対象は任意である。例えば、自動車や産業用車両等の車両に搭載してもよいし、定置用の蓄電ユニットに搭載してもよい。
○ 本発明を、電気二重層キャパシタ等の他の蓄電装置に適用してもよい。
○ 実施形態では、二次電池10はリチウムイオン二次電池であったが、これに限られず、ニッケル水素等の他の二次電池であってもよい。要は、正極活物質層と負極活物質層との間をイオンが移動するとともに電荷の授受を行うものであればよい。
10…二次電池(蓄電装置)、11…ケース、14…電極組立体、15,16…端子、21,22…電極、31,32…タブ、41,42…導電部材、42c…負極導電部材の一端、51…幅広部、52…幅狭部、101…別例の負極導電部材、111…貫通孔、112…幅狭部。

Claims (6)

  1. 端部にタブが設けられた電極と、
    前記タブと溶接されているとともに、前記電極が収容されるケースに設けられた端子と電気的に接続されている板状の導電部材と、
    を備えた蓄電装置において、
    前記導電部材は、幅が相違する幅広部及び幅狭部を有し、
    前記導電部材と前記タブとの溶接箇所の少なくとも一部は、前記幅狭部にあることを特徴とする蓄電装置。
  2. 前記幅狭部は、前記導電部材においてその幅方向及び厚さ方向の双方と直交する方向に位置する一端を構成していることを特徴とする請求項1に記載の蓄電装置。
  3. 前記幅狭部における幅方向の中央と、前記幅広部の幅方向の中央とは、前記導電部材の幅方向において一致することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
  4. 前記溶接箇所は、前記幅狭部のみにあることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
  5. 前記電極は負極電極であること特徴とする請求項1〜4のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
  6. 前記蓄電装置は二次電池であることを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の蓄電装置。
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