JPH1078552A - ビームアラインメント補正要素アセンブリ - Google Patents
ビームアラインメント補正要素アセンブリInfo
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- JPH1078552A JPH1078552A JP9213924A JP21392497A JPH1078552A JP H1078552 A JPH1078552 A JP H1078552A JP 9213924 A JP9213924 A JP 9213924A JP 21392497 A JP21392497 A JP 21392497A JP H1078552 A JPH1078552 A JP H1078552A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B26/00—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements
- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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- G02B26/08—Optical devices or arrangements for the control of light using movable or deformable optical elements for controlling the direction of light
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- G02B26/108—Scanning systems having one or more prisms as scanning elements
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- G—PHYSICS
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- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/64—Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
- G02B27/646—Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/02—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
- G02B7/023—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses permitting adjustment
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 標的上の位置に対するビーム照射の不整合を
補正する。 【解決手段】 補正要素アセンブリは、ハウジングを有
し、その内部に補正要素を固定している。撓曲部材はハ
ウジングに取り付けられており、二以上の駆動装置が、
ハウジングの周囲に放射状に配置されている。各駆動装
置は、ハウジングに力を加えることにより撓曲部材を偏
向させ、ハウジングを動かして、補正要素が、そのビー
ム軸について循環的に動くようになっている。
補正する。 【解決手段】 補正要素アセンブリは、ハウジングを有
し、その内部に補正要素を固定している。撓曲部材はハ
ウジングに取り付けられており、二以上の駆動装置が、
ハウジングの周囲に放射状に配置されている。各駆動装
置は、ハウジングに力を加えることにより撓曲部材を偏
向させ、ハウジングを動かして、補正要素が、そのビー
ム軸について循環的に動くようになっている。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子プレ印刷処理等に
用いるビーム走査システムに関するものであり、具体的
には、このようなビーム走査システムにおける走査画像
形成面の不整合の補正に用いる補正要素アセンブリに関
する。
用いるビーム走査システムに関するものであり、具体的
には、このようなビーム走査システムにおける走査画像
形成面の不整合の補正に用いる補正要素アセンブリに関
する。
【0002】
【従来技術】最近の電子プレ印刷処理では、レーザー走
査システムを用いて、次段の再生のための画像の書込み
即ち記録、あるいは事前に記録された画像を所定の解像
度で走査する。このような走査システムは、各種のプレ
印刷用の媒体上の画像の書込み又は記録、あるいは事前
に記録された画像の走査を行う。ここで媒体とは、感光
性又は感熱性の紙又はポリマーフィルム、感光性又は感
熱性のコーティング材又は消去可能な画像形成材料を施
した画像記録面あるいは感光性又は感熱性の紙、ポリマ
ーフィルム又はアルミ基材の印刷刷版材料等であり、こ
れらは全て電子画像再生に用いられる。このような媒体
は、通常湾曲した(平面でも良い)記録面上に取り付
け、記録即ち走査ビームで走査する。このようなシステ
ムの主たる構成要素としては、記録面、一般的にはドラ
ムシリンダと、該ドラムシリンダ内に可動に配置される
走査機構とを具備する。また、このシステムは、走査機
構の制御及び事前に記録された画像の走査を行うプロセ
ッサ及びそれに付随する記憶装置と、光検出器と、検出
器の処理装置とを含む。プロセッサ及び関連記憶装置
は、該システムに内蔵されるものでも、あるいは適当な
相互接続によりシステムから分離して配置しても良い。
査システムを用いて、次段の再生のための画像の書込み
即ち記録、あるいは事前に記録された画像を所定の解像
度で走査する。このような走査システムは、各種のプレ
印刷用の媒体上の画像の書込み又は記録、あるいは事前
に記録された画像の走査を行う。ここで媒体とは、感光
性又は感熱性の紙又はポリマーフィルム、感光性又は感
熱性のコーティング材又は消去可能な画像形成材料を施
した画像記録面あるいは感光性又は感熱性の紙、ポリマ
ーフィルム又はアルミ基材の印刷刷版材料等であり、こ
れらは全て電子画像再生に用いられる。このような媒体
は、通常湾曲した(平面でも良い)記録面上に取り付
け、記録即ち走査ビームで走査する。このようなシステ
ムの主たる構成要素としては、記録面、一般的にはドラ
ムシリンダと、該ドラムシリンダ内に可動に配置される
走査機構とを具備する。また、このシステムは、走査機
構の制御及び事前に記録された画像の走査を行うプロセ
ッサ及びそれに付随する記憶装置と、光検出器と、検出
器の処理装置とを含む。プロセッサ及び関連記憶装置
は、該システムに内蔵されるものでも、あるいは適当な
相互接続によりシステムから分離して配置しても良い。
【0003】プロセッサは、保存されたプログラムの命
令に従い走査機構を制御し、シリンダードラム自体は固
定された状態で、シリンダードラムの内周面を一以上の
光線で走査することにより、シリンダードラムの内壁に
取付けられたプレート等の媒体上への画像の書込み又は
画像の読込みを行う。
令に従い走査機構を制御し、シリンダードラム自体は固
定された状態で、シリンダードラムの内周面を一以上の
光線で走査することにより、シリンダードラムの内壁に
取付けられたプレート等の媒体上への画像の書込み又は
画像の読込みを行う。
【0004】走査従って記録は、シリンダーの内壁の一
部分のみに対して行われるが、これは通常、シリンダー
ドラムの内周の120°から320°の範囲である。一
般に、光線はシリンダーの中心軸に平行になるように照
射され、例えば回転鏡、ホロゴン、ペンタプリズム偏向
器等により偏向され、一走査線又は記録面上に同時に入
射する複数の走査線を形成する。偏向器は、モーターの
働きにより、シリンダードラムの中心軸と実質的に一致
する回転軸についてスピン即ち回転する。記録速度を高
めるために、ビーム偏向装置の回転速度を増加すること
が可能である。記録速度を更に高めるために、マルチビ
ーム走査が以前から提案されている。
部分のみに対して行われるが、これは通常、シリンダー
ドラムの内周の120°から320°の範囲である。一
般に、光線はシリンダーの中心軸に平行になるように照
射され、例えば回転鏡、ホロゴン、ペンタプリズム偏向
器等により偏向され、一走査線又は記録面上に同時に入
射する複数の走査線を形成する。偏向器は、モーターの
働きにより、シリンダードラムの中心軸と実質的に一致
する回転軸についてスピン即ち回転する。記録速度を高
めるために、ビーム偏向装置の回転速度を増加すること
が可能である。記録速度を更に高めるために、マルチビ
ーム走査が以前から提案されている。
【0005】このようなマルチビーム走査の一提案とし
て、例えば米国特許第5,214,528号において考察
される様に、回転ドーブプリズムを一つの光源と共に用
いるものがある。ドーブプリズムを用いると、レーザー
ダイオードアレイ等のマルチビーム源が有効に利用で
き、同時にマルチビーム補正要素及び関連器材が不要と
なる。加えて、ここで特記する必要のない理由により、
ドーブプリズムを用いるマルチビームシステムの走査速
度は、提案された他のタイプのマルチビームシステムの
走査速度より高めることが可能である。
て、例えば米国特許第5,214,528号において考察
される様に、回転ドーブプリズムを一つの光源と共に用
いるものがある。ドーブプリズムを用いると、レーザー
ダイオードアレイ等のマルチビーム源が有効に利用で
き、同時にマルチビーム補正要素及び関連器材が不要と
なる。加えて、ここで特記する必要のない理由により、
ドーブプリズムを用いるマルチビームシステムの走査速
度は、提案された他のタイプのマルチビームシステムの
走査速度より高めることが可能である。
【0006】図18に示すように、ドーブプリズム11
6は、レーザー光源アレイ110と回転鏡130の間の
光路に配置される。プリズム116は、シリンダードラ
ム140の長手方向の軸に一致した軸(又は一致する光
軸)について、回転鏡130の半分の速度で回転し、ド
ラム140の画像形成面135を走査する。図19の黒
丸で示された光線が示すように、ドーブプリズム116
が回転すると、プリズムを通過する全ての光線は2倍の
軸回転を生じ、プリズムから出射する複数のビームは、
回転鏡130の回転と同期して回転する。従って、複数
の光線が回転ドーブプリズムを通過することにより、回
転鏡により形成される複数の走査線が交差することを防
止できる。
6は、レーザー光源アレイ110と回転鏡130の間の
光路に配置される。プリズム116は、シリンダードラ
ム140の長手方向の軸に一致した軸(又は一致する光
軸)について、回転鏡130の半分の速度で回転し、ド
ラム140の画像形成面135を走査する。図19の黒
丸で示された光線が示すように、ドーブプリズム116
が回転すると、プリズムを通過する全ての光線は2倍の
軸回転を生じ、プリズムから出射する複数のビームは、
回転鏡130の回転と同期して回転する。従って、複数
の光線が回転ドーブプリズムを通過することにより、回
転鏡により形成される複数の走査線が交差することを防
止できる。
【0007】利用する走査要素の形態は言うまでもな
く、光線が所望の位置に可能な限り近くで偏向器に接
し、適切な走査線が記録面上に確実に形成され、所望の
画像が適正に記録されるようにすることが最重要であ
る。さらに、マルチビームシステムの場合は、同時に走
査されたビーム間の所望の間隔又はオーバーラップ関係
を相互に維持し、また、連続する走査線間の走査線湾曲
の差を低減又は排除することも重要となる。
く、光線が所望の位置に可能な限り近くで偏向器に接
し、適切な走査線が記録面上に確実に形成され、所望の
画像が適正に記録されるようにすることが最重要であ
る。さらに、マルチビームシステムの場合は、同時に走
査されたビーム間の所望の間隔又はオーバーラップ関係
を相互に維持し、また、連続する走査線間の走査線湾曲
の差を低減又は排除することも重要となる。
【0008】更に、光線を回転ドーブプリズムによって
回転させる場合、ビームの回転故にプリズムの回転を、
回転する偏向器の角度位置に同期させる必要があるが、
これは、記録面を適正に走査し、それにより所望の画像
を適正に記録するためである。2つのモーター、即ちプ
リズムモーターと偏向器モーターの位相固定がわずかに
変化しても、バンディング群を形成してしまう(とりわ
け、一般に用いられているレーザーアレイの幾何的配置
においては)。
回転させる場合、ビームの回転故にプリズムの回転を、
回転する偏向器の角度位置に同期させる必要があるが、
これは、記録面を適正に走査し、それにより所望の画像
を適正に記録するためである。2つのモーター、即ちプ
リズムモーターと偏向器モーターの位相固定がわずかに
変化しても、バンディング群を形成してしまう(とりわ
け、一般に用いられているレーザーアレイの幾何的配置
においては)。
【0009】回転ドーブプリズムモーターの動揺等の異
常により、ドーブプリズムの不整合が生じ、偏向器の走
査パスの2回毎に重大なバンディング現象が繰返し引き
起こされる可能性がある。もし、提案されたようなドー
ブプリズム式のマルチビームシステムにこのような不整
合がある場合、高品質の画像を得るには、システムは回
転鏡の一回転おきにのみ記録するという制約を受けるこ
とになる。従って、4ビームシステムでは、単一ビーム
システムの2倍速しか得られず、8ビームシステムでは
4倍速といった具合になってしまう。
常により、ドーブプリズムの不整合が生じ、偏向器の走
査パスの2回毎に重大なバンディング現象が繰返し引き
起こされる可能性がある。もし、提案されたようなドー
ブプリズム式のマルチビームシステムにこのような不整
合がある場合、高品質の画像を得るには、システムは回
転鏡の一回転おきにのみ記録するという制約を受けるこ
とになる。従って、4ビームシステムでは、単一ビーム
システムの2倍速しか得られず、8ビームシステムでは
4倍速といった具合になってしまう。
【0010】ドーブプリズムの動揺によるシステムバン
ディングへの影響は、回転鏡におけるビーム径に対する
プリズムにおけるビーム径の比率で低減することが可能
である。例えば、プリズムのビーム径を1mm以下とする
場合、少なくとも20倍から30倍の低減が可能であ
る。故に、比率を上げることにより、プリズムの動揺が
システムバンディングに与える影響をかなり減らすこと
ができる。走査線湾曲の角度調整感度も、同様の比率で
改善される。また、プリズムにおけるビーム径を小さく
することにより、必要なプリズム及びプリズムモーター
を小型にすることができる。
ディングへの影響は、回転鏡におけるビーム径に対する
プリズムにおけるビーム径の比率で低減することが可能
である。例えば、プリズムのビーム径を1mm以下とする
場合、少なくとも20倍から30倍の低減が可能であ
る。故に、比率を上げることにより、プリズムの動揺が
システムバンディングに与える影響をかなり減らすこと
ができる。走査線湾曲の角度調整感度も、同様の比率で
改善される。また、プリズムにおけるビーム径を小さく
することにより、必要なプリズム及びプリズムモーター
を小型にすることができる。
【0011】故に、ドーブプリズムの不整合により生じ
るバンディング及びツイン現象によって、マルチビーム
を用いるドーブプリズム式の走査システムの利点は大き
く損われてしまう。
るバンディング及びツイン現象によって、マルチビーム
を用いるドーブプリズム式の走査システムの利点は大き
く損われてしまう。
【0012】米国特許第5,097,351号では、マル
チビームシステムを提案しているが、これはドーブプリ
ズムの代りに可動反射鏡を制御し、2つのレーザービー
ムの各々が異なる光路を辿るようにするもので、この光
路には、独立した集光レンズ及びコリメートレンズと音
響光変調器(AOM)が設置される。制御反射鏡は、一
方の光路にのみ配置され、一つのビームを回転偏向器の
回転に同期して回転するよう駆動する。記録処理の際に
エラーが検出されると、偏向器を駆動して位置合わせ角
度を調整し、エラー補正を行う。しかし、これではシス
テムが複雑になり、実用化は不可能ではないにせよ困難
をきたす。
チビームシステムを提案しているが、これはドーブプリ
ズムの代りに可動反射鏡を制御し、2つのレーザービー
ムの各々が異なる光路を辿るようにするもので、この光
路には、独立した集光レンズ及びコリメートレンズと音
響光変調器(AOM)が設置される。制御反射鏡は、一
方の光路にのみ配置され、一つのビームを回転偏向器の
回転に同期して回転するよう駆動する。記録処理の際に
エラーが検出されると、偏向器を駆動して位置合わせ角
度を調整し、エラー補正を行う。しかし、これではシス
テムが複雑になり、実用化は不可能ではないにせよ困難
をきたす。
【0013】上記で参照した関連出願では、全ての書込
ビームが回転ドーブプリズムを通過するようなマルチビ
ームシステムについて記述している。この出願で記述さ
れたように、例えばドーブプリズムの回転軸についての
動揺により生じる不整合は、補正レンズアセンブリを用
いて補正される。記録処理の際、補正レンズアセンブリ
は例えば循環的に動き、検出された不整合エラーを補正
するよう制御される。
ビームが回転ドーブプリズムを通過するようなマルチビ
ームシステムについて記述している。この出願で記述さ
れたように、例えばドーブプリズムの回転軸についての
動揺により生じる不整合は、補正レンズアセンブリを用
いて補正される。記録処理の際、補正レンズアセンブリ
は例えば循環的に動き、検出された不整合エラーを補正
するよう制御される。
【0014】このような不整合を補正するためには、補
正レンズアセンブリが上記で参照した関連出願において
詳細に記述した(ここでも参照として用いた)方法で可
動である必要がある。書込み処理の際、レンズを動的に
即ち連続的に移動させる必要が生じる可能性もあるた
め、振動がシステムの他の構成要素又は構造体に伝搬す
る可能性がある。更に、ビームの不整合を補正する補正
レンズの実際の動きを符号化し、及び又は不整合の補正
を確実に行うため書込み処理の際のレンズの動きを監視
することも有効である。
正レンズアセンブリが上記で参照した関連出願において
詳細に記述した(ここでも参照として用いた)方法で可
動である必要がある。書込み処理の際、レンズを動的に
即ち連続的に移動させる必要が生じる可能性もあるた
め、振動がシステムの他の構成要素又は構造体に伝搬す
る可能性がある。更に、ビームの不整合を補正する補正
レンズの実際の動きを符号化し、及び又は不整合の補正
を確実に行うため書込み処理の際のレンズの動きを監視
することも有効である。
【0015】
【発明が解決しようする課題】従って、マルチビーム走
査システムにおける不整合の補正を行う補正レンズアセ
ンブリの必要性がある。このようなアセンブリは、書込
み処理の際に循環的に駆動可能であると都合がよい。ま
た、マイクロインチオーダーでの現象及び秒以下の角度
誤差を回避するためには高度な精度が要求されるため、
アセンブリ内におけるレンズの動きによって生じる振動
が他のシステム構成要素及び構造体から絶縁可能である
ことも好都合であろう。さらに、ビームの不整合を補正
するレンズの動きを符号化及び監視することが容易であ
ることも有効であろう。
査システムにおける不整合の補正を行う補正レンズアセ
ンブリの必要性がある。このようなアセンブリは、書込
み処理の際に循環的に駆動可能であると都合がよい。ま
た、マイクロインチオーダーでの現象及び秒以下の角度
誤差を回避するためには高度な精度が要求されるため、
アセンブリ内におけるレンズの動きによって生じる振動
が他のシステム構成要素及び構造体から絶縁可能である
ことも好都合であろう。さらに、ビームの不整合を補正
するレンズの動きを符号化及び監視することが容易であ
ることも有効であろう。
【0016】本技術に習熟した者にとって、本発明の更
なる目的、利点、新規特徴については、本開示における
以下の詳細記述及び本発明の実施例により明らかとなろ
う。以下では、電子プレ印刷への応用における好適な実
施例に言及して本発明を記述しているが、本発明がこれ
に限定されるものではないことを理解する必要がある。
本技術における一般的な技能を有して、ここに教示され
る内容に関与する者にとっては、更なる応用、修正、及
び他の分野における態様も、本出願において開示及び請
求される本発明の範囲内であり、それに関して本発明が
大きな有用性を持ちうることが認識されるであろう。
なる目的、利点、新規特徴については、本開示における
以下の詳細記述及び本発明の実施例により明らかとなろ
う。以下では、電子プレ印刷への応用における好適な実
施例に言及して本発明を記述しているが、本発明がこれ
に限定されるものではないことを理解する必要がある。
本技術における一般的な技能を有して、ここに教示され
る内容に関与する者にとっては、更なる応用、修正、及
び他の分野における態様も、本出願において開示及び請
求される本発明の範囲内であり、それに関して本発明が
大きな有用性を持ちうることが認識されるであろう。
【0017】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明の第一の
実施例により、標的上の位置に対する照射ビームの不整
合を補正する補正要素アセンブリが提供される。このア
センブリは、ハウジング内に固定され、ハウジングと共
に動く補正要素を有するハウジングを含む。ハウジング
は、該ハウジングの周囲を取り囲む撓曲部材(ウレタン
で形成することが望ましい)より支持される。
実施例により、標的上の位置に対する照射ビームの不整
合を補正する補正要素アセンブリが提供される。このア
センブリは、ハウジング内に固定され、ハウジングと共
に動く補正要素を有するハウジングを含む。ハウジング
は、該ハウジングの周囲を取り囲む撓曲部材(ウレタン
で形成することが望ましい)より支持される。
【0018】少なくとも、2つの駆動装置がハウジング
の周囲に放射状に配置されるが、照射ビームの全ての不
整合を補正するようハウジングの動きを駆動する力を生
成するためには、この間隔が90゜毎であることが望ま
しい。具体的には、駆動装置を操作してハウジングに力
を加えて撓曲部材を偏向させると、ハウジングが動い
て、ハウジングが補正要素と共に静止状態にある際、補
正要素がビーム軸について循環的に動く。補正要素のこ
のような動きを駆動するため、各駆動軸、即ちその線に
沿って各駆動装置により生成された力が点荷重として与
えられる線は、ハウジングの長軸に対して実質的に垂直
かつ、これと交差し、好ましくはその長軸が、補正要素
が静止状態にある場合、補正要素のビーム軸と実質的に
一致する。すなわち、実際においては、ハウジングの長
軸は光学軸即ちビーム軸に一致するよう形成され、各々
の駆動装置は、駆動軸がハウジングの長軸に垂直かつ、
これに交差するよう配置される。
の周囲に放射状に配置されるが、照射ビームの全ての不
整合を補正するようハウジングの動きを駆動する力を生
成するためには、この間隔が90゜毎であることが望ま
しい。具体的には、駆動装置を操作してハウジングに力
を加えて撓曲部材を偏向させると、ハウジングが動い
て、ハウジングが補正要素と共に静止状態にある際、補
正要素がビーム軸について循環的に動く。補正要素のこ
のような動きを駆動するため、各駆動軸、即ちその線に
沿って各駆動装置により生成された力が点荷重として与
えられる線は、ハウジングの長軸に対して実質的に垂直
かつ、これと交差し、好ましくはその長軸が、補正要素
が静止状態にある場合、補正要素のビーム軸と実質的に
一致する。すなわち、実際においては、ハウジングの長
軸は光学軸即ちビーム軸に一致するよう形成され、各々
の駆動装置は、駆動軸がハウジングの長軸に垂直かつ、
これに交差するよう配置される。
【0019】本発明のその他の特徴によると、ハウジン
グは、各駆動装置の駆動軸と位置合わせされた位置にお
いて撓曲部材から突出した伸長部を有して形成しても良
い。ハウジングの各伸長部の先端は、付随する駆動装置
に接近しているが離間しれて位置する。
グは、各駆動装置の駆動軸と位置合わせされた位置にお
いて撓曲部材から突出した伸長部を有して形成しても良
い。ハウジングの各伸長部の先端は、付随する駆動装置
に接近しているが離間しれて位置する。
【0020】駆動装置は、例えば、ハウジングの伸長部
又はハウジングに取り付けた磁石と相互作用する電磁力
を生成する一以上のコイルを含んでも良い。電磁力がハ
ウジング本体に作用する場合は、ハウジングは、このよ
うな力に作用するフェライト等の物質を用いて形成す
る。
又はハウジングに取り付けた磁石と相互作用する電磁力
を生成する一以上のコイルを含んでも良い。電磁力がハ
ウジング本体に作用する場合は、ハウジングは、このよ
うな力に作用するフェライト等の物質を用いて形成す
る。
【0021】本発明の補正要素アセンブリは、例えば電
子プレ印刷処理に用いられるような湾曲面を走査するビ
ーム走査システムでの利用に最適である。通常、このよ
うなシステムでは、回転偏向器を用いて、一又は複数の
書込み即ち記録ビームを湾曲した画像形成面上へと偏向
させる。上記で参照した関連出願において開示されるよ
うに、マルチビーム走査システムにおいても、回転偏向
器の上流の回転要素を有効に利用して、湾曲した画像形
成面上での走査線の交差を防止している。しかし、例え
ば、上流の回転要素の回転軸についての動揺により生じ
た回転偏向器に対するビームの不整合により、走査の品
質が低下してしまう。このような場合、不整合のビーム
は、上流の回転要素の構造及び動揺により決定されるパ
ターンで動く。このエラーを補正するため、補正要素ア
センブリを不整合のビーム及び上流の回転要素と同期し
て動くよう駆動し、不整合を補正することが可能であ
る。補正要素は、回転要素の上流又は下流のいづれに配
置しても良い。
子プレ印刷処理に用いられるような湾曲面を走査するビ
ーム走査システムでの利用に最適である。通常、このよ
うなシステムでは、回転偏向器を用いて、一又は複数の
書込み即ち記録ビームを湾曲した画像形成面上へと偏向
させる。上記で参照した関連出願において開示されるよ
うに、マルチビーム走査システムにおいても、回転偏向
器の上流の回転要素を有効に利用して、湾曲した画像形
成面上での走査線の交差を防止している。しかし、例え
ば、上流の回転要素の回転軸についての動揺により生じ
た回転偏向器に対するビームの不整合により、走査の品
質が低下してしまう。このような場合、不整合のビーム
は、上流の回転要素の構造及び動揺により決定されるパ
ターンで動く。このエラーを補正するため、補正要素ア
センブリを不整合のビーム及び上流の回転要素と同期し
て動くよう駆動し、不整合を補正することが可能であ
る。補正要素は、回転要素の上流又は下流のいづれに配
置しても良い。
【0022】本発明の第二の実施例によると、4つの駆
動装置は、補正要素のハウジングの周囲に90゜の角度
をなして放射状に配置される。駆動装置は、力を同時に
あるいは順次与えるよう構成することが可能である。特
定の実施においては、対向する駆動装置を一対にして逆
極性として動作するようにして、一方の装置がハウジン
グを反発すると同時に他方の装置がハウジングを引きつ
けることが有効である。これにより、こうした方法を用
いない場合よりもハウジングに作用する力を二倍にし、
駆動力における非線形性も補正できる。
動装置は、補正要素のハウジングの周囲に90゜の角度
をなして放射状に配置される。駆動装置は、力を同時に
あるいは順次与えるよう構成することが可能である。特
定の実施においては、対向する駆動装置を一対にして逆
極性として動作するようにして、一方の装置がハウジン
グを反発すると同時に他方の装置がハウジングを引きつ
けることが有効である。これにより、こうした方法を用
いない場合よりもハウジングに作用する力を二倍にし、
駆動力における非線形性も補正できる。
【0023】本発明の更なる実施例によると、ハウジン
グの動きは、レチクルを用いて符号化及び監視すること
が可能である。具体的には、レチクルは、ハウジング及
びハウジングの動きに対して静止状態にあるアセンブリ
の他の部分に各々取り付ける。LED又はレーザー等の
照射光源及びCCD又は光検出装置等の検出装置も、ハ
ウジングの動きに対して静止状態にあるアセンブリの一
部分に取り付ける。
グの動きは、レチクルを用いて符号化及び監視すること
が可能である。具体的には、レチクルは、ハウジング及
びハウジングの動きに対して静止状態にあるアセンブリ
の他の部分に各々取り付ける。LED又はレーザー等の
照射光源及びCCD又は光検出装置等の検出装置も、ハ
ウジングの動きに対して静止状態にあるアセンブリの一
部分に取り付ける。
【0024】光源は、レチクルを通過する光路上の参照
照射ビームを照射する。検出装置は、レチクルの下流に
おける参照ビームからの光を検知するよう配置される。
検出装置は、ハウジングの動きを示す入射入光に対応し
た信号を生成する。
照射ビームを照射する。検出装置は、レチクルの下流に
おける参照ビームからの光を検知するよう配置される。
検出装置は、ハウジングの動きを示す入射入光に対応し
た信号を生成する。
【0025】特定の実施においては、実際に書込み処理
を行う前に、書込ビームの不整合を検出すると好都合で
ある。このような場合、補正要素アセンブリをこの書込
前の時間に作動させ不整合を補正することが可能であ
り、この間に検出装置から発せられた信号により、不整
合エラーを補正するため必要なハウジングの動きの符号
化に用いることが可能である。この符号化信号は記憶さ
れ、書き込み処理の際再び呼び出されハウジングの動き
を制御し、これにより書き込み処理の際の不整合エラー
を補正する。代替としては又はこれに加えて、書込み処
理の際に、参照照射光源及び検出装置を用いてハウジン
グの動きを監視することにより、ハウジングが正しくに
動かされ、書込前の時間に検出された書込ビームの不整
合が補正されたことを確認することが可能となる。
を行う前に、書込ビームの不整合を検出すると好都合で
ある。このような場合、補正要素アセンブリをこの書込
前の時間に作動させ不整合を補正することが可能であ
り、この間に検出装置から発せられた信号により、不整
合エラーを補正するため必要なハウジングの動きの符号
化に用いることが可能である。この符号化信号は記憶さ
れ、書き込み処理の際再び呼び出されハウジングの動き
を制御し、これにより書き込み処理の際の不整合エラー
を補正する。代替としては又はこれに加えて、書込み処
理の際に、参照照射光源及び検出装置を用いてハウジン
グの動きを監視することにより、ハウジングが正しくに
動かされ、書込前の時間に検出された書込ビームの不整
合が補正されたことを確認することが可能となる。
【0026】本発明の第四具体例によれば、ハウジング
を所望の方法で動かすために必要な力が湾曲圧電素子に
より与えられる。本発明における特定の具体例において
は、L型部材等の二つの直交部を有する部材が使用され
る。該部材の一方の部分及びハウジングに一つの圧電素
子が取り付けられ、これによりハウジングを第一の方向
に動かす。もう一つの圧電素子は該部材の他方の部分及
びベースに取り付けられ、第一の方向に垂直な第二の方
向にハウジングを駆動する。例えば、L型部材の場合、
一方の圧電素子がL型の鉛直部の内面及びハウジングに
取り付けられる。この圧電素子はハウジングを水平方向
に駆動する。他方の圧電素子はL型の水平部の外面及び
ベースに取り付けられ、ハウジングの鉛直移動を駆動す
る。これらの圧電素子を同時に作動させることにより、
ハウジングのあらゆる方向への移動を可能にする。
を所望の方法で動かすために必要な力が湾曲圧電素子に
より与えられる。本発明における特定の具体例において
は、L型部材等の二つの直交部を有する部材が使用され
る。該部材の一方の部分及びハウジングに一つの圧電素
子が取り付けられ、これによりハウジングを第一の方向
に動かす。もう一つの圧電素子は該部材の他方の部分及
びベースに取り付けられ、第一の方向に垂直な第二の方
向にハウジングを駆動する。例えば、L型部材の場合、
一方の圧電素子がL型の鉛直部の内面及びハウジングに
取り付けられる。この圧電素子はハウジングを水平方向
に駆動する。他方の圧電素子はL型の水平部の外面及び
ベースに取り付けられ、ハウジングの鉛直移動を駆動す
る。これらの圧電素子を同時に作動させることにより、
ハウジングのあらゆる方向への移動を可能にする。
【0027】本発明の更なる具体例にれば、駆動力によ
り必然的に生じる反作用力、即ち、駆動力と同じ大きさ
で反対方向の力、及びハウジングの移動により生じる振
動の伝達を追従部材及び/又はバランス質量を用いるこ
のにより、解消しないまでも、減衰することが可能であ
る。追従部材は減衰材料であれば、如何なるものから構
成されてもよく、また、バネ配置を含んでも良いが、本
実施においては、適度な減衰特性を有するブロックの利
用が望ましい。例えば、各駆動装置と、ベースである支
持構造体の間に追従部材を配置し、駆動力に抗して生じ
る反作用力を吸収するこが可能となる。
り必然的に生じる反作用力、即ち、駆動力と同じ大きさ
で反対方向の力、及びハウジングの移動により生じる振
動の伝達を追従部材及び/又はバランス質量を用いるこ
のにより、解消しないまでも、減衰することが可能であ
る。追従部材は減衰材料であれば、如何なるものから構
成されてもよく、また、バネ配置を含んでも良いが、本
実施においては、適度な減衰特性を有するブロックの利
用が望ましい。例えば、各駆動装置と、ベースである支
持構造体の間に追従部材を配置し、駆動力に抗して生じ
る反作用力を吸収するこが可能となる。
【0028】各駆動装置を支持する4つの追従部材の使
用はハウジングの移動の際に駆動装置に対し生ずるねじ
れ等の不都合な現象を避けるために特に好都合である。
しかし、4つ未満の支持部でも好結果を得ることも可能
であり、この場合ハウジングが静止状態時に硬直し、ハ
ウジングの移動時に、追従的、即ち軟らかくなるよう
に、機械的若しくは電気機械的に調整される追従部材を
用いる必要がある。
用はハウジングの移動の際に駆動装置に対し生ずるねじ
れ等の不都合な現象を避けるために特に好都合である。
しかし、4つ未満の支持部でも好結果を得ることも可能
であり、この場合ハウジングが静止状態時に硬直し、ハ
ウジングの移動時に、追従的、即ち軟らかくなるよう
に、機械的若しくは電気機械的に調整される追従部材を
用いる必要がある。
【0029】追従部材は各駆動装置とハウジングの間に
配置してもよい。これらの追従部材はハウジングの可撓
性支持の役割を果たし、また、ハウジングの動きにより
生じ、アセンブリの他の部分また他のシステム部材、構
造体へ伝達されてしまっていた振動力を吸収し絶縁す
る。
配置してもよい。これらの追従部材はハウジングの可撓
性支持の役割を果たし、また、ハウジングの動きにより
生じ、アセンブリの他の部分また他のシステム部材、構
造体へ伝達されてしまっていた振動力を吸収し絶縁す
る。
【0030】ハウジングと駆動装置の間に追従部材を配
置するより、ハウジングを駆動装置から独立してベース
としてのアセンブリ構造体に直接取りつけるほうが、好
ましい。この場合、追従部材はハウジングとアセンブリ
構造体の間に配置し、ハウジング支持、かつ撓曲部材及
び振動絶縁体としての役割を果たす。特定の実施におい
て、駆動装置をハウジングの動きに対して静止するよう
保つことが、特に好ましい場合がある。これはアセンブ
リ構造体で駆動装置を固定支持することにより可能とな
る。本発明の一実施例では、各駆動装置が対向コイルを
具備する。即ち、各駆動装置コイルが作動し、駆動力を
ハウジングの方向に、平衡力をその反対方向に同時に与
える。この駆動力が補正要素ハウジングの動きを駆動
し、平衡力はアセンブリ構造体から追従部材で支持され
るバランス質量により相殺される。従って、バランス質
量は平衡力の少なくとも一部を相殺し、追従部材が均衡
力の残りを吸収する。バランス質量は2又は4つの追従
部材により支持するのがよい。
置するより、ハウジングを駆動装置から独立してベース
としてのアセンブリ構造体に直接取りつけるほうが、好
ましい。この場合、追従部材はハウジングとアセンブリ
構造体の間に配置し、ハウジング支持、かつ撓曲部材及
び振動絶縁体としての役割を果たす。特定の実施におい
て、駆動装置をハウジングの動きに対して静止するよう
保つことが、特に好ましい場合がある。これはアセンブ
リ構造体で駆動装置を固定支持することにより可能とな
る。本発明の一実施例では、各駆動装置が対向コイルを
具備する。即ち、各駆動装置コイルが作動し、駆動力を
ハウジングの方向に、平衡力をその反対方向に同時に与
える。この駆動力が補正要素ハウジングの動きを駆動
し、平衡力はアセンブリ構造体から追従部材で支持され
るバランス質量により相殺される。従って、バランス質
量は平衡力の少なくとも一部を相殺し、追従部材が均衡
力の残りを吸収する。バランス質量は2又は4つの追従
部材により支持するのがよい。
【0031】このような配置において、ハウジングはア
センブリ構造体から追従部材により独立して支持するの
が好ましい。ハウジング及びバランス質量は電磁気力に
作用するフェライト等で構成し得るが、各コイルによる
起動力と相互作用するように磁石をハウジング及びバラ
ンス質量に、それぞれの駆動装置に平行に位置合わせし
て取り付けるほうが更に好都合である。コイル−コイル
配置とすることも勿論可能である。
センブリ構造体から追従部材により独立して支持するの
が好ましい。ハウジング及びバランス質量は電磁気力に
作用するフェライト等で構成し得るが、各コイルによる
起動力と相互作用するように磁石をハウジング及びバラ
ンス質量に、それぞれの駆動装置に平行に位置合わせし
て取り付けるほうが更に好都合である。コイル−コイル
配置とすることも勿論可能である。
【0032】
【実施例】図1−15は、本発明による種々の補正レン
ズアセンブリを示す図である。
ズアセンブリを示す図である。
【0033】まず図1Aにおいて、2つのコイルを有す
るレンズ補正アセンブリの斜視図が示されている。レン
ズ880はハウジング810に内蔵されており、ハウジ
ング810の長軸はシリンダードラムの長軸と実質的に
一致している。コイル820a及び820bは互いに9
0゜の角度をもって位置している。
るレンズ補正アセンブリの斜視図が示されている。レン
ズ880はハウジング810に内蔵されており、ハウジ
ング810の長軸はシリンダードラムの長軸と実質的に
一致している。コイル820a及び820bは互いに9
0゜の角度をもって位置している。
【0034】図1Bは、ハウジング810の中心を通る
縦断面図である。図1Bに示されるようにハウジング8
10は、その周囲を取り囲む撓曲部材850によって固
定支持体またはベース840に懸垂されている。撓曲部
材はウレタンで作るのが有利である。必要に応じて、撓
曲部材850の形状及び材質を変更することが可能であ
る。その際、変更された撓曲部材がレンズハウジング8
10を懸垂するにあたり、ハウジングが静止状態時、該
ハウジングが補正レンズの光軸について半径方向に最小
の力で可動である必要がある。
縦断面図である。図1Bに示されるようにハウジング8
10は、その周囲を取り囲む撓曲部材850によって固
定支持体またはベース840に懸垂されている。撓曲部
材はウレタンで作るのが有利である。必要に応じて、撓
曲部材850の形状及び材質を変更することが可能であ
る。その際、変更された撓曲部材がレンズハウジング8
10を懸垂するにあたり、ハウジングが静止状態時、該
ハウジングが補正レンズの光軸について半径方向に最小
の力で可動である必要がある。
【0035】さて、図1Cによれば、各コイル820a
及び820bはそれぞれ固定ハウジング860a及び8
60bに支えられている。図に示されるように、ハウジ
ング810は、各コイルの位置において撓曲部材850
より突き出ている。ハウジング810は、コイル820
a及び820bがそれぞれ生ずる電磁力に作用する物質
であれば、どのような材質のものででも作ることができ
る。
及び820bはそれぞれ固定ハウジング860a及び8
60bに支えられている。図に示されるように、ハウジ
ング810は、各コイルの位置において撓曲部材850
より突き出ている。ハウジング810は、コイル820
a及び820bがそれぞれ生ずる電磁力に作用する物質
であれば、どのような材質のものででも作ることができ
る。
【0036】レンズ880の動きを刻むパターンの振動
数、振幅及び波形は、各コイルへの入力信号として、レ
ンズ補正アセンブリコントローラー(図示せず)から発
せられた信号の波形により制御される。従って、レンズ
を駆動することにより、レンズを正しく位置決めし、レ
ンズを通過するビームを偏向し、これによりビームのい
かなる不整合をも打ち消すことが可能となる。レンズ8
80は、その光軸がドーブプリズム等の上流の回転要素
の不整合のパターンに対応するパターンをなぞるように
動くが、位相がそれとは180゜異なっており、また、
例えば回転する回転鏡偏向器の回転軸に対してビームを
正しく位置合わせするのに十分な振幅を有する。
数、振幅及び波形は、各コイルへの入力信号として、レ
ンズ補正アセンブリコントローラー(図示せず)から発
せられた信号の波形により制御される。従って、レンズ
を駆動することにより、レンズを正しく位置決めし、レ
ンズを通過するビームを偏向し、これによりビームのい
かなる不整合をも打ち消すことが可能となる。レンズ8
80は、その光軸がドーブプリズム等の上流の回転要素
の不整合のパターンに対応するパターンをなぞるように
動くが、位相がそれとは180゜異なっており、また、
例えば回転する回転鏡偏向器の回転軸に対してビームを
正しく位置合わせするのに十分な振幅を有する。
【0037】図示されているレンズ補正アセンブリにお
いては、ハウジングの重さが0.5オンス未満、レンズ
の重さが0.15オンス未満、そしてコイルハウジング
を含む2つのコイルの重さが075オンス未満となって
いる。したがって、アセンブリ全体は非常に軽い。
いては、ハウジングの重さが0.5オンス未満、レンズ
の重さが0.15オンス未満、そしてコイルハウジング
を含む2つのコイルの重さが075オンス未満となって
いる。したがって、アセンブリ全体は非常に軽い。
【0038】図2は、別のレンズ補正アセンブリの配置
の図である。図に示されているように、4つの磁気円板
または磁気正方板970a−dが、レンズ980のハウ
ジング910に取りつけられている。4つの円板または
正方板970a−dは、ハウジング910の周囲に90
゜の角度をなして配されている。ハウジング910の外
面は4面の平面から成るように図示されているが、必要
に応じてハウジングの外面はどのような形でもよい。ハ
ウジング910は、図1AーCに関して上記したものと
同様にウレタン等の物質でできた撓曲部材950により
懸垂されている。コイル920a−dはそれぞれフェラ
イトで作られた円筒形のハウジング970aーdに別個
に内蔵されており、フェライト製の円板または正方板9
70a−dに対向配置されている。コイルハウジング9
60a−dは、レンズハウジング910の動きに対して
静止した状態にあるように取りつけられている。
の図である。図に示されているように、4つの磁気円板
または磁気正方板970a−dが、レンズ980のハウ
ジング910に取りつけられている。4つの円板または
正方板970a−dは、ハウジング910の周囲に90
゜の角度をなして配されている。ハウジング910の外
面は4面の平面から成るように図示されているが、必要
に応じてハウジングの外面はどのような形でもよい。ハ
ウジング910は、図1AーCに関して上記したものと
同様にウレタン等の物質でできた撓曲部材950により
懸垂されている。コイル920a−dはそれぞれフェラ
イトで作られた円筒形のハウジング970aーdに別個
に内蔵されており、フェライト製の円板または正方板9
70a−dに対向配置されている。コイルハウジング9
60a−dは、レンズハウジング910の動きに対して
静止した状態にあるように取りつけられている。
【0039】相対するコイル920a、920c及びコ
イル920b、920dは2組のコイル対としてそれぞ
れ、コイル対の一方のコイルが隣接しているフェライト
製の円板または正方板を引き寄せる力を生ずるように駆
動されると、その対の他方のコイルは隣接するフェライ
トのディスクを反発させる電磁力を生ずるように駆動さ
れ、逆もまた同様であるように操作される。したがっ
て、レンズ補正アセンブリコントローラーは、レンズの
光軸を動かしてビームに生じた不整合を補正するため
に、4つのコイル920a−dに同時に信号を発するこ
とになる。或いは、必要に応じて、レンズ980を所望
されるように動かすのに、それぞれ対をなすコイルを同
時にではなく順次駆動させることも可能である。
イル920b、920dは2組のコイル対としてそれぞ
れ、コイル対の一方のコイルが隣接しているフェライト
製の円板または正方板を引き寄せる力を生ずるように駆
動されると、その対の他方のコイルは隣接するフェライ
トのディスクを反発させる電磁力を生ずるように駆動さ
れ、逆もまた同様であるように操作される。したがっ
て、レンズ補正アセンブリコントローラーは、レンズの
光軸を動かしてビームに生じた不整合を補正するため
に、4つのコイル920a−dに同時に信号を発するこ
とになる。或いは、必要に応じて、レンズ980を所望
されるように動かすのに、それぞれ対をなすコイルを同
時にではなく順次駆動させることも可能である。
【0040】図3は、さらなるレンズ補正アセンブリを
示す。図3には、4つのコイル1020a−dがレンズ
1080の周囲にそれぞれ隣接するコイルと90゜の角
度をなして配置されているのが示されている。レンズ1
080はハウジング1010内に支持されている。ハウ
ジングにはエクステンション1010Aを具備し、検出
された不整合を補正するための補正レンズ1080の適
切な動きを符号化するのに利用されるレチクルを支持し
ている。ハウジング1010はさらにコイル1020a
−dに隣接して配置されている磁石1070a−dを支
持している。各コイルとそれに隣接する磁石の間には間
隙があり、レンズが動いている間、互いに接触しないよ
うになっている。対向するコイルはコイル対となるよう
に配線されており、図2で記述した方法と同様にレンズ
ハウジング1010を動かすのに利用できる力を2倍に
するために反対の極性で作動するように制御される。
示す。図3には、4つのコイル1020a−dがレンズ
1080の周囲にそれぞれ隣接するコイルと90゜の角
度をなして配置されているのが示されている。レンズ1
080はハウジング1010内に支持されている。ハウ
ジングにはエクステンション1010Aを具備し、検出
された不整合を補正するための補正レンズ1080の適
切な動きを符号化するのに利用されるレチクルを支持し
ている。ハウジング1010はさらにコイル1020a
−dに隣接して配置されている磁石1070a−dを支
持している。各コイルとそれに隣接する磁石の間には間
隙があり、レンズが動いている間、互いに接触しないよ
うになっている。対向するコイルはコイル対となるよう
に配線されており、図2で記述した方法と同様にレンズ
ハウジング1010を動かすのに利用できる力を2倍に
するために反対の極性で作動するように制御される。
【0041】図4に示されるように、レチクル1090
a及び1090bの対が互いに相関して動くように設け
られる。レチクル1090aは固定ハウジングに取りつ
けられており、他方レチクル1090bはレンズハウジ
ング1010、故にレンズ1080と共に動くように取
りつけられている。光源1092及び直角位相検出器1
094もアセンブリに含まれ、固定ハウジングに取りつ
けられている。レチクル1090a及び1090bはそ
れぞれ図5及び図6に詳しく記されているが、斜線で示
されているのは不透明領域である。
a及び1090bの対が互いに相関して動くように設け
られる。レチクル1090aは固定ハウジングに取りつ
けられており、他方レチクル1090bはレンズハウジ
ング1010、故にレンズ1080と共に動くように取
りつけられている。光源1092及び直角位相検出器1
094もアセンブリに含まれ、固定ハウジングに取りつ
けられている。レチクル1090a及び1090bはそ
れぞれ図5及び図6に詳しく記されているが、斜線で示
されているのは不透明領域である。
【0042】レチクル1090aと1090b及び直角
位相検出器1094はコイル対の軸に対して位置調整さ
れている。検出器は本技術において周知の如く、2種の
信号を出力してレンズハウジング1010の動きを特定
する。上述したように、これらの信号を処理することに
より、ハウジング1010の動きを符号化し、ビームの
いかなる不整合をも補正することが可能である。書込み
処理の間、直角位相検出器1094を利用し、ハウジン
グ1010の動きを追跡し、書込みビームが適切に調整
されているのを確認してもよい。
位相検出器1094はコイル対の軸に対して位置調整さ
れている。検出器は本技術において周知の如く、2種の
信号を出力してレンズハウジング1010の動きを特定
する。上述したように、これらの信号を処理することに
より、ハウジング1010の動きを符号化し、ビームの
いかなる不整合をも補正することが可能である。書込み
処理の間、直角位相検出器1094を利用し、ハウジン
グ1010の動きを追跡し、書込みビームが適切に調整
されているのを確認してもよい。
【0043】図7は、レンズハウジングを動かすための
更なる別のアセンブリ配置を示す。図7に示されている
配置では、レンズハウジング1110を支持し懸垂する
ための撓曲部材は必要とされない。図からわかるよう
に、レンズ1180はハウジング1110内に支持され
ている。ハウジング1110は、圧電素子1120aを
介してL型部材1150に支持されており、圧電素子1
120aは、その両端で支持部材1150に固定されて
いる。第二の圧電素子1120bは、その両端で固定ベ
ース表面1130に固定されている。したがって、圧電
素子はレンズ補正アセンブリコントローラー(図示せ
ず)により上述のように駆動され、レンズハウジング1
110を動かし、検出されたビームの不整合を補正する
ようにレンズを移動する。
更なる別のアセンブリ配置を示す。図7に示されている
配置では、レンズハウジング1110を支持し懸垂する
ための撓曲部材は必要とされない。図からわかるよう
に、レンズ1180はハウジング1110内に支持され
ている。ハウジング1110は、圧電素子1120aを
介してL型部材1150に支持されており、圧電素子1
120aは、その両端で支持部材1150に固定されて
いる。第二の圧電素子1120bは、その両端で固定ベ
ース表面1130に固定されている。したがって、圧電
素子はレンズ補正アセンブリコントローラー(図示せ
ず)により上述のように駆動され、レンズハウジング1
110を動かし、検出されたビームの不整合を補正する
ようにレンズを移動する。
【0044】図7に示されるように、レンズハウジング
1110は、ハウジング1110及びレンズ1180の
水平、すなわちX方向の動きを駆動するように位置決め
た圧電素子1120の一部に取りつけられている。支持
部材1150は、圧電素子1120bの一部に取りつけ
られている。よって、圧電素子1120bを駆動し、支
持部材1150をレンズハウジング1110及びレンズ
1180に沿って垂直に、すなわちY方向に動かすこと
ができる。可動レチクル1090a’はレンズハウジン
グ1110に接続しており、固定レチクル1090b’
は固定ベース面に接続されている。レチクル1090
a’及び1090b’は、図3−6において前述したレ
チクル1090a及び1090bと実質的に同様である
ので、ここでは不必要に繰り返して述べないことにす
る。
1110は、ハウジング1110及びレンズ1180の
水平、すなわちX方向の動きを駆動するように位置決め
た圧電素子1120の一部に取りつけられている。支持
部材1150は、圧電素子1120bの一部に取りつけ
られている。よって、圧電素子1120bを駆動し、支
持部材1150をレンズハウジング1110及びレンズ
1180に沿って垂直に、すなわちY方向に動かすこと
ができる。可動レチクル1090a’はレンズハウジン
グ1110に接続しており、固定レチクル1090b’
は固定ベース面に接続されている。レチクル1090
a’及び1090b’は、図3−6において前述したレ
チクル1090a及び1090bと実質的に同様である
ので、ここでは不必要に繰り返して述べないことにす
る。
【0045】以上述べてきたレンズ補正アセンブリで
は、補正レンズの動きが、他の種々の走査システム部品
及び/またはシステム構造体に振動を誘発することがあ
る。ビーム走査周波数とコヒレントかつ位相同期してい
る振動はそれらの部品や構造体に問題となるようからな
振動を生ずることはないが、周波数が走査周波の半分の
振動は、例えば書込みがおこなわれるシリンダードラム
に取りつけられた画像形成媒体などにツイン現象を起す
ことがある。このような振動はまた、支持構造体に非干
渉性の自然周波を励起しバン、デイング現象を引き起こ
すこともある。ゆえに、走査システムの他の部品を支持
する構造を用いるよりもバランス質量及び/または緩衝
装置を利用し、レンズを動かすのに必要な力とバランス
をとるほうが有効であろう。このようにすると、レンズ
補正アセンブリの重心はレンズが移動する際も不変とな
り、システム構造体及び/または他のシステム部品を偏
向させたり振動させたりする静的あるいは動的力を生じ
ることはない。
は、補正レンズの動きが、他の種々の走査システム部品
及び/またはシステム構造体に振動を誘発することがあ
る。ビーム走査周波数とコヒレントかつ位相同期してい
る振動はそれらの部品や構造体に問題となるようからな
振動を生ずることはないが、周波数が走査周波の半分の
振動は、例えば書込みがおこなわれるシリンダードラム
に取りつけられた画像形成媒体などにツイン現象を起す
ことがある。このような振動はまた、支持構造体に非干
渉性の自然周波を励起しバン、デイング現象を引き起こ
すこともある。ゆえに、走査システムの他の部品を支持
する構造を用いるよりもバランス質量及び/または緩衝
装置を利用し、レンズを動かすのに必要な力とバランス
をとるほうが有効であろう。このようにすると、レンズ
補正アセンブリの重心はレンズが移動する際も不変とな
り、システム構造体及び/または他のシステム部品を偏
向させたり振動させたりする静的あるいは動的力を生じ
ることはない。
【0046】図8−9乃至図16−17までの図は種々
のレンズ補正アセンブリ示す。これらは、ビームの不整
合を補正する際、レンズを動かすために必要な力を支持
構造体に対してではなく反衝重りか緩衝要素に向けるこ
とによってシステム構造体に生ずる振動を減衰させる。
ゆえに反衝重り及び緩衝装置は力及び振動のレデューサ
として作用する。用いる配置及び材料を適宜選択する
と、システム構造に作用する力のベクトル和は0になら
ないまでも0にきわめて近くなる。
のレンズ補正アセンブリ示す。これらは、ビームの不整
合を補正する際、レンズを動かすために必要な力を支持
構造体に対してではなく反衝重りか緩衝要素に向けるこ
とによってシステム構造体に生ずる振動を減衰させる。
ゆえに反衝重り及び緩衝装置は力及び振動のレデューサ
として作用する。用いる配置及び材料を適宜選択する
と、システム構造に作用する力のベクトル和は0になら
ないまでも0にきわめて近くなる。
【0047】まず図8及び9において、レンズ1280
がハウジング1210に内蔵されている。4つのコイル
1220a−dがそれぞれ隣り合うコイルと90゜の角
度をなしてレンズハウジング1210の周囲に配置され
ている。コイル1220a−dはモーター/ソレノイド
コイルである。4つのモーター/ソレノイド磁石122
2a−dが、それぞれモーター/ソレノイドコイルに近
接してハウジング1210に固定されている。各コイル
1220a−dはシステム支持構造体1295に追従部
材1215a−d及び1217a−dのを介して支持さ
れている。追従部材1215a−d及び1217 a−dは
レンズの動きによって生ずる力を吸収する。よって、そ
れに相当する力が支持構造体1295に生ずることはな
く、その構造体における振動も除去されないまでも減衰
される。追従部材1215a−d及び1217a−dは
軟性バネとして作動する。図8−9に示されたアセンブ
リはそれほど複雑な構造はしていないが、レンズ128
0の動きを駆動するかしないかによって、追従部材をよ
り軟らかくしたり固くしたり選択できるようにしない
と、レンズ1280の中心を定位に合わせておくのは困
難であろう。すなわち、ハウジングおよびレンズが静止
状態にある場合のようにレンズの中心を定位に合わせる
のが望ましい場合は、追従部材1215a−d及び12
17a−dは堅く、レンズが動くように駆動されている
ときのみ軟らかい方がよい。そのために追従部材は機械
的もしくは電気機械的に調整する必要がある。
がハウジング1210に内蔵されている。4つのコイル
1220a−dがそれぞれ隣り合うコイルと90゜の角
度をなしてレンズハウジング1210の周囲に配置され
ている。コイル1220a−dはモーター/ソレノイド
コイルである。4つのモーター/ソレノイド磁石122
2a−dが、それぞれモーター/ソレノイドコイルに近
接してハウジング1210に固定されている。各コイル
1220a−dはシステム支持構造体1295に追従部
材1215a−d及び1217a−dのを介して支持さ
れている。追従部材1215a−d及び1217 a−dは
レンズの動きによって生ずる力を吸収する。よって、そ
れに相当する力が支持構造体1295に生ずることはな
く、その構造体における振動も除去されないまでも減衰
される。追従部材1215a−d及び1217a−dは
軟性バネとして作動する。図8−9に示されたアセンブ
リはそれほど複雑な構造はしていないが、レンズ128
0の動きを駆動するかしないかによって、追従部材をよ
り軟らかくしたり固くしたり選択できるようにしない
と、レンズ1280の中心を定位に合わせておくのは困
難であろう。すなわち、ハウジングおよびレンズが静止
状態にある場合のようにレンズの中心を定位に合わせる
のが望ましい場合は、追従部材1215a−d及び12
17a−dは堅く、レンズが動くように駆動されている
ときのみ軟らかい方がよい。そのために追従部材は機械
的もしくは電気機械的に調整する必要がある。
【0048】図10及び11は、図8及び9に示された
配置において中心を定位に合わせる際の潜在的問題を避
けるためのレンズ補正アセンブリの配置を示す。図10
に示されるように、レンズ1380はハウジング131
0内に支持されている。4つのコイル1320a−dは
レンズハウジング1310の周囲にそれぞれ隣接するコ
イルと90゜の角度をなして配置されている。4つの磁
石1322a−dは、それぞれコイル1320a−dの
各々に近接して配置され、ハウジング1310に取りつ
けられている。追従部材1315a−d及び1317a
−dはアセンブリ支持構造体1395に取りつけられて
いる。
配置において中心を定位に合わせる際の潜在的問題を避
けるためのレンズ補正アセンブリの配置を示す。図10
に示されるように、レンズ1380はハウジング131
0内に支持されている。4つのコイル1320a−dは
レンズハウジング1310の周囲にそれぞれ隣接するコ
イルと90゜の角度をなして配置されている。4つの磁
石1322a−dは、それぞれコイル1320a−dの
各々に近接して配置され、ハウジング1310に取りつ
けられている。追従部材1315a−d及び1317a
−dはアセンブリ支持構造体1395に取りつけられて
いる。
【0049】コイル支持部材1321a−dは、支持構
造体1395及びそれに支持されているすべての要素か
ら間隙をもって隔離されている。よって、レンズの作動
機構は、追従部材1315a−d及び1317a−dを
介して支持構造体1395に連接する。これら追従部材
は支持構造体1395に相当の力をもたらすが、バネ定
数及び/またはアセンブリ部品の重りを適切に選択する
ことにより、支持構造体1395に加わる力のベクトル
和を実質上減衰させるか除去することが可能である。
造体1395及びそれに支持されているすべての要素か
ら間隙をもって隔離されている。よって、レンズの作動
機構は、追従部材1315a−d及び1317a−dを
介して支持構造体1395に連接する。これら追従部材
は支持構造体1395に相当の力をもたらすが、バネ定
数及び/またはアセンブリ部品の重りを適切に選択する
ことにより、支持構造体1395に加わる力のベクトル
和を実質上減衰させるか除去することが可能である。
【0050】例えば、重り及び緩衝装置システムの機械
的な共振周波数が、コイル支持サブアセンブリ等の各反
衝要素の機械的共振周波数と等しければ、理論上、レン
ズの動きのすべての周波数に対して合力0ということも
可能である。特に、重りに対するバネ定数比が等しけれ
ば、支持構造体に生ずる力は理論上0となる。このこと
はコイル対がレンズを同時に押したり引いたりする場合
も、各コイル対の1方のコイルのみがレンズハウジング
1310を押すか引くかするように所定の時間駆動され
る場合も、成り立つ。熟練者には周知であろうが、レン
ズの動きの周波数が機械的共振周波数に近くなると、ア
センブリの機械的減衰”Qファクター”もまた振動の減
衰を最大にするように合わせる必要がある。高周波で
は、空気摩擦等による摩擦カップリング現象及び可動部
品と支持構造体1395の間の空気を伝わる音波カップ
リングが振動絶縁をさらに強化するのにまた好都合であ
ると考えられる。
的な共振周波数が、コイル支持サブアセンブリ等の各反
衝要素の機械的共振周波数と等しければ、理論上、レン
ズの動きのすべての周波数に対して合力0ということも
可能である。特に、重りに対するバネ定数比が等しけれ
ば、支持構造体に生ずる力は理論上0となる。このこと
はコイル対がレンズを同時に押したり引いたりする場合
も、各コイル対の1方のコイルのみがレンズハウジング
1310を押すか引くかするように所定の時間駆動され
る場合も、成り立つ。熟練者には周知であろうが、レン
ズの動きの周波数が機械的共振周波数に近くなると、ア
センブリの機械的減衰”Qファクター”もまた振動の減
衰を最大にするように合わせる必要がある。高周波で
は、空気摩擦等による摩擦カップリング現象及び可動部
品と支持構造体1395の間の空気を伝わる音波カップ
リングが振動絶縁をさらに強化するのにまた好都合であ
ると考えられる。
【0051】ここで図12及び13において、図10−
11に示されたものに類似する配置が示されている。図
からわかるように、図12、13と図10、11では主
に追従部材1415a−d及び1417a−dに支持さ
れたコイル支持体1421a−dの形が異なる。図1
2、13に示されているアセンブリは図10、11で上
述したものと同様に作動する。しかしながら、追従部材
1415a−d及び1417a−dが各コイル支持部材
1421a−dを多面的に支持するので、コイル132
0a−d及び支持部材1421a−dを含むバランス質
量に作用するねじれ力に対してより有効な強さが得ら
れ,これにより、コイルに磁石の中心合わせ誤差を減少
させる。部品の多くに同じ重り及び同じバネ定数のもの
を用いると、図12、13に示されている構成は、図1
0、11のものに比べてダンピングとカップリングの釣
り合いを単純化できる。
11に示されたものに類似する配置が示されている。図
からわかるように、図12、13と図10、11では主
に追従部材1415a−d及び1417a−dに支持さ
れたコイル支持体1421a−dの形が異なる。図1
2、13に示されているアセンブリは図10、11で上
述したものと同様に作動する。しかしながら、追従部材
1415a−d及び1417a−dが各コイル支持部材
1421a−dを多面的に支持するので、コイル132
0a−d及び支持部材1421a−dを含むバランス質
量に作用するねじれ力に対してより有効な強さが得ら
れ,これにより、コイルに磁石の中心合わせ誤差を減少
させる。部品の多くに同じ重り及び同じバネ定数のもの
を用いると、図12、13に示されている構成は、図1
0、11のものに比べてダンピングとカップリングの釣
り合いを単純化できる。
【0052】図14、15は、更なるレンズ補正アセン
ブリを示す。この構成は図8−13に示されたものより
は若干複雑であるが、力の釣り合いを電気的に制御する
ための複数のモーター/ソレノイドコイル及び磁石の使
用を可能にしている。ゆえに、図14、15の構成で
は、既に述べた構成に比べて振動絶縁が強化される。振
動感知フィードバックを付加すると、いかなる振動をも
実質的に確実に除去できるということがわかるであろ
う。
ブリを示す。この構成は図8−13に示されたものより
は若干複雑であるが、力の釣り合いを電気的に制御する
ための複数のモーター/ソレノイドコイル及び磁石の使
用を可能にしている。ゆえに、図14、15の構成で
は、既に述べた構成に比べて振動絶縁が強化される。振
動感知フィードバックを付加すると、いかなる振動をも
実質的に確実に除去できるということがわかるであろ
う。
【0053】図14及び15に示されるようにコイル支
持体1521a−dは、支持構造体1595に据えつけ
られる。バランス質量1597a−dは追従部材141
5a−dを介して支持構造体1595に支持されてい
る。図に示されるように各コイル支持部材1521a−
dは複数のコイル1520a−d及び1520’a−d
を支持している。また、バランス質量はコイル152
0’a−dとそれぞれ相互作用する合うモーター/ソレ
ノイド磁石1522’a−dをさらに支持する。コイル
1520’a−dをレンズハウジング1510側のコイ
ル1520a−dからの駆動力に応じて駆動し、それに
より反対向きの同じ大きさの力をバランス質量に加えて
力を相殺し、支持構造体に振動が生じる可能性を除去す
ることが可能である。
持体1521a−dは、支持構造体1595に据えつけ
られる。バランス質量1597a−dは追従部材141
5a−dを介して支持構造体1595に支持されてい
る。図に示されるように各コイル支持部材1521a−
dは複数のコイル1520a−d及び1520’a−d
を支持している。また、バランス質量はコイル152
0’a−dとそれぞれ相互作用する合うモーター/ソレ
ノイド磁石1522’a−dをさらに支持する。コイル
1520’a−dをレンズハウジング1510側のコイ
ル1520a−dからの駆動力に応じて駆動し、それに
より反対向きの同じ大きさの力をバランス質量に加えて
力を相殺し、支持構造体に振動が生じる可能性を除去す
ることが可能である。
【0054】図16、17は、また別のレンズ補正アセ
ンブリの構成図である。この構成は図14、15に示し
たものと類似しており、同等な要素が同一の符号で示
す。図16、17に示すように、各バランス質量は、そ
れを多面的に支持する4つの追従部材1415a−d及
び1417a−dを介して支持構造体1595’に支持
されている。図12及び13に関して前述したように、
このような支持配置をとることにより、バランス質量に
作用するねじれの力に対する剛性をもたらし、バランス
質量の中心合わせ誤差を軽減する。
ンブリの構成図である。この構成は図14、15に示し
たものと類似しており、同等な要素が同一の符号で示
す。図16、17に示すように、各バランス質量は、そ
れを多面的に支持する4つの追従部材1415a−d及
び1417a−dを介して支持構造体1595’に支持
されている。図12及び13に関して前述したように、
このような支持配置をとることにより、バランス質量に
作用するねじれの力に対する剛性をもたらし、バランス
質量の中心合わせ誤差を軽減する。
【0055】また、好適な実施例によって本発明を上述
したが、本発明がこれらに限定されるものではないこと
は、本技術分野に習熟した者は理解するであろう。上述
した発明のさまざまな特徴及び要旨は、単独でまたは組
み合わせて用いることが可能である。さらに、特定の条
件における特定の応用、例えば電子プレ印刷への応用へ
の実施に関連して本発明を記述したが、本発明の利便性
はこれらに限定されるものではなく、いかなる条件及び
実施においても、本発明を有益に活用できることは、本
技術に習熟した者は認識するであろう。したがって、以
下の請求項は、ここに開示された発明の十分な活用及び
精神という見地から解釈されるべきである。
したが、本発明がこれらに限定されるものではないこと
は、本技術分野に習熟した者は理解するであろう。上述
した発明のさまざまな特徴及び要旨は、単独でまたは組
み合わせて用いることが可能である。さらに、特定の条
件における特定の応用、例えば電子プレ印刷への応用へ
の実施に関連して本発明を記述したが、本発明の利便性
はこれらに限定されるものではなく、いかなる条件及び
実施においても、本発明を有益に活用できることは、本
技術に習熟した者は認識するであろう。したがって、以
下の請求項は、ここに開示された発明の十分な活用及び
精神という見地から解釈されるべきである。
【0056】本発明は、以下の特徴を有する。
【0057】1. 標的上の位置に対する照射ビームの
不整合を補正するための補正要素アセンブリにおいてハ
ウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正要
素を有するハウジングと、前記ハウジングに取りつけら
れた撓曲部材と、ハウジングの周囲に放射状に配置され
た少なくとも二以上の駆動装置とを具備し、前記各装置
が前記ハウジングに力を与え、前記撓曲部材を偏向させ
て、前記補正要素がそのビーム軸について循環的に動く
ようハウジングを動かすように作動可能であることを特
徴とする補正要素アセンブリ。
不整合を補正するための補正要素アセンブリにおいてハ
ウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正要
素を有するハウジングと、前記ハウジングに取りつけら
れた撓曲部材と、ハウジングの周囲に放射状に配置され
た少なくとも二以上の駆動装置とを具備し、前記各装置
が前記ハウジングに力を与え、前記撓曲部材を偏向させ
て、前記補正要素がそのビーム軸について循環的に動く
ようハウジングを動かすように作動可能であることを特
徴とする補正要素アセンブリ。
【0058】2. 各前記駆動装置は、隣接の駆動装置
と90゜の角度をなして離間しており、前記ハウジングの
長軸に対して実質的に垂直でその長軸と交差する駆動軸
を有し、前記駆動軸に沿って前記ハウジングに力を加え
ることを特徴とする上記1に記載の補正要素アセンブ
リ。
と90゜の角度をなして離間しており、前記ハウジングの
長軸に対して実質的に垂直でその長軸と交差する駆動軸
を有し、前記駆動軸に沿って前記ハウジングに力を加え
ることを特徴とする上記1に記載の補正要素アセンブ
リ。
【0059】3. 前記ハウジングの長軸が、前記補正
要素のビーム軸と実質的に一致することを特徴とする上
記1に記載の補正要素アセンブリ。
要素のビーム軸と実質的に一致することを特徴とする上
記1に記載の補正要素アセンブリ。
【0060】4. 前記撓曲部材は、前記ハウジングの
周囲を取り囲み、その両端が前記ハウジングよりも長く
伸びていることを特徴とする上記1に記載の補正要素ア
センブリ。
周囲を取り囲み、その両端が前記ハウジングよりも長く
伸びていることを特徴とする上記1に記載の補正要素ア
センブリ。
【0061】5. 前記撓曲部材は、ウレタンからなる
ことを特徴とする上記1に記載の補正要素アセンブリ。
ことを特徴とする上記1に記載の補正要素アセンブリ。
【0062】6. 前記撓曲部材は、前記ハウジングの
周囲を取り囲み、前記ハウジングの突出部に駆動装置か
らの前記力が加えられ、前記突出部は、前記撓曲部材を
貫通し、その末端は各駆動装置に接近してはいるが離間
していることを特徴とする上記1に記載の補正要素アセ
ンブリ。
周囲を取り囲み、前記ハウジングの突出部に駆動装置か
らの前記力が加えられ、前記突出部は、前記撓曲部材を
貫通し、その末端は各駆動装置に接近してはいるが離間
していることを特徴とする上記1に記載の補正要素アセ
ンブリ。
【0063】7. 前記力は磁力であり、前記ハウジン
グは磁力に作用する材質で作られていることを特徴とす
る上記1に記載の補正要素アセンブリ。
グは磁力に作用する材質で作られていることを特徴とす
る上記1に記載の補正要素アセンブリ。
【0064】8. 駆動装置は、撓曲部材を偏向させ
て、前記補正要素がビームの光路の上流にある回転要素
と同期して動くように操作されることを特徴とする上記
1に記載の補正要素アセンブリ。
て、前記補正要素がビームの光路の上流にある回転要素
と同期して動くように操作されることを特徴とする上記
1に記載の補正要素アセンブリ。
【0065】9. 不整合のビームが、あるパターンで
動く時、駆動装置により、撓曲部材を偏向させて、前記
パターンを変化させることによりビームの不整合を実質
的に補正できることを特徴とする上記1に記載の補正要
素アセンブリ。
動く時、駆動装置により、撓曲部材を偏向させて、前記
パターンを変化させることによりビームの不整合を実質
的に補正できることを特徴とする上記1に記載の補正要
素アセンブリ。
【0066】10. 前記ハウジングに取りつけられ、
駆動装置より加えられた前記力に作用するよう配置され
た複数の磁気部材をさらに含み、前記磁気部材は、それ
ぞれ、その末端が各駆動装置に近接してはいるが離間し
ていることを特徴とする上記1に記載の補正要素アセン
ブリ。
駆動装置より加えられた前記力に作用するよう配置され
た複数の磁気部材をさらに含み、前記磁気部材は、それ
ぞれ、その末端が各駆動装置に近接してはいるが離間し
ていることを特徴とする上記1に記載の補正要素アセン
ブリ。
【0067】11. 前記二以上の駆動装置とは4つの
駆動装置であり、前記駆動装置は、前記ハウジングに同
時に力を与えることにより、前記撓曲部材を偏向させる
ことを特徴とする上記1に記載の補正要素アセンブリ。
駆動装置であり、前記駆動装置は、前記ハウジングに同
時に力を与えることにより、前記撓曲部材を偏向させる
ことを特徴とする上記1に記載の補正要素アセンブリ。
【0068】12. 前記4つの駆動装置は、相対する
駆動装置で対をなし二対となるが、相対する駆動装置は
それぞれ逆極性で作動するようになっていることを特徴
とする上記11に記載の補正要素アセンブリ。
駆動装置で対をなし二対となるが、相対する駆動装置は
それぞれ逆極性で作動するようになっていることを特徴
とする上記11に記載の補正要素アセンブリ。
【0069】13. 前記ハウジングの動きを符号化す
るために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に
動くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記1
に記載の補正要素アセンブリ。
るために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に
動くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記1
に記載の補正要素アセンブリ。
【0070】14. 前記ハウジングの動きを監視する
ために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に動
くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記1に
記載の補正要素アセンブリ。
ために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に動
くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記1に
記載の補正要素アセンブリ。
【0071】15. 前記ハウジングに取りつけられ、
それと共に動く第一レチクルと、前記第一レチクルに対
して固定して取りつけられた第二レチクルと、第一レチ
クルに対して固定して取りつけられ、前記レチクルを通
過する光路に参照ビームを照射するために用いられる参
照ビーム照射光源と、前記第一レチクルに対して固定し
て取りつけられ、前記レチクルの下流の参照ビームの照
射を感知し、前記ハウジングの動きを表す信号を生成す
る検出器とを具備することを特徴とする上記1に記載の
補正要素アセンブリ。
それと共に動く第一レチクルと、前記第一レチクルに対
して固定して取りつけられた第二レチクルと、第一レチ
クルに対して固定して取りつけられ、前記レチクルを通
過する光路に参照ビームを照射するために用いられる参
照ビーム照射光源と、前記第一レチクルに対して固定し
て取りつけられ、前記レチクルの下流の参照ビームの照
射を感知し、前記ハウジングの動きを表す信号を生成す
る検出器とを具備することを特徴とする上記1に記載の
補正要素アセンブリ。
【0072】16.標的上の位置に対する照射ビームの
不整合を補正するための補正要素アセンブリにおいて、
ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、第一部分と第二部分をもつ
部材と、該部材の第一部分及び前記ハウジングに取りつ
けられ、前記ハウジングを第一方向に動かすように配置
された第一圧電素子と、該部材の第二部分及びベースに
取りつけられ、前記第一方向と実質的に垂直な第二方向
に前記ハウジングを動かすように配置された第二圧電素
子とを具備することを特徴とする補正要素アセンブリ。
不整合を補正するための補正要素アセンブリにおいて、
ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、第一部分と第二部分をもつ
部材と、該部材の第一部分及び前記ハウジングに取りつ
けられ、前記ハウジングを第一方向に動かすように配置
された第一圧電素子と、該部材の第二部分及びベースに
取りつけられ、前記第一方向と実質的に垂直な第二方向
に前記ハウジングを動かすように配置された第二圧電素
子とを具備することを特徴とする補正要素アセンブリ。
【0073】17. 前記補正レンズはビーム軸を有
し、前記ハウジングの前記動きにより、前記補正要素が
ビーム軸のについて循環的に動くことを特徴とする上記
16に記載の補正要素アセンブリ。
し、前記ハウジングの前記動きにより、前記補正要素が
ビーム軸のについて循環的に動くことを特徴とする上記
16に記載の補正要素アセンブリ。
【0074】18. 該部材の第一及び第二部分にはそ
れぞれ対向する第一及び第二側面を有し、該第一側面は
前記ハウジングに対向し、第一圧電素子は該部材の第一
部分の第一側面に取りつけられており、第二圧電素子は
該部材の第二部分の第二側面に取りつけられていること
を特徴とする上記16に記載の補正要素アセンブリ。
れぞれ対向する第一及び第二側面を有し、該第一側面は
前記ハウジングに対向し、第一圧電素子は該部材の第一
部分の第一側面に取りつけられており、第二圧電素子は
該部材の第二部分の第二側面に取りつけられていること
を特徴とする上記16に記載の補正要素アセンブリ。
【0075】19. 前記ハウジングの動きを符号化す
るために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に
動くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記1
6に記載の補正要素アセンブリ。
るために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に
動くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記1
6に記載の補正要素アセンブリ。
【0076】20. 前記ハウジングの動きを調整する
ために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に動
くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記16
に記載の補正要素アセンブリ。
ために、前記ハウジングに取りつけられ、それと共に動
くレチクルをさらに具備することを特徴とする上記16
に記載の補正要素アセンブリ。
【0077】21. 前記ハウジングに取りつけられ、
それと共に動く第一レチクルと、前記第一レチクルに対
して固定して取りつけられた第二レチクルと、前記第一
レチクルに対して固定して取りつけられ、前記レチクル
を通過する光路に参照ビームを照射するのに用いられる
参照ビーム照射光源と、前記第一レチクルの下流の参照
ビームの照射を感知し、前記ハウジングの動きを表す信
号を出すのに用いられる検出器とを具備することを特徴
とする上記16に記載の補正要素アセンブリ。
それと共に動く第一レチクルと、前記第一レチクルに対
して固定して取りつけられた第二レチクルと、前記第一
レチクルに対して固定して取りつけられ、前記レチクル
を通過する光路に参照ビームを照射するのに用いられる
参照ビーム照射光源と、前記第一レチクルの下流の参照
ビームの照射を感知し、前記ハウジングの動きを表す信
号を出すのに用いられる検出器とを具備することを特徴
とする上記16に記載の補正要素アセンブリ。
【0078】22. 標的上の位置に対する照射ビーム
の不整合を補正するための補正要素アセンブリにおいて
ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、前記ハウジングに対して第
一方向に駆動力を加え前記ハウジングを動かす駆動装置
と、前記駆動装置とベースの間に配置され、第一方向と
反対の第二方向の駆動力に相当する反作用力を吸収する
よう配置された第一追従部材とを具備することを特徴と
する補正要素アセンブリ。
の不整合を補正するための補正要素アセンブリにおいて
ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、前記ハウジングに対して第
一方向に駆動力を加え前記ハウジングを動かす駆動装置
と、前記駆動装置とベースの間に配置され、第一方向と
反対の第二方向の駆動力に相当する反作用力を吸収する
よう配置された第一追従部材とを具備することを特徴と
する補正要素アセンブリ。
【0079】23. 前記駆動装置とハウジングの間に
配置され、加えられた駆動力に応答して偏向するよう配
された第二追従部材をさらに具備する上記22に記載の
補正要素アセンブリ。
配置され、加えられた駆動力に応答して偏向するよう配
された第二追従部材をさらに具備する上記22に記載の
補正要素アセンブリ。
【0080】24. 前記補正要素はビーム軸を有し、
第二追従部材の前記偏向により、前記補正要素がビーム
軸について循環的に動くよう前記ハウジングが動くこと
を特徴とする上記23に記載の補正要素アセンブリ。
第二追従部材の前記偏向により、前記補正要素がビーム
軸について循環的に動くよう前記ハウジングが動くこと
を特徴とする上記23に記載の補正要素アセンブリ。
【0081】25. ハウジングと第二ベースの間に配
置され、加えられた駆動力に応答して偏向し、前記ハウ
ジングの動きにより生じた力を吸収するよう配された第
二追従部材をさらに具備することを特徴とする上記22
に記載の補正要素アセンブリ。
置され、加えられた駆動力に応答して偏向し、前記ハウ
ジングの動きにより生じた力を吸収するよう配された第
二追従部材をさらに具備することを特徴とする上記22
に記載の補正要素アセンブリ。
【0082】26. 前記補正要素を静止状態にある前
記ハウジングに対し中心合わせの際には、前記第二追従
部材は比較的堅くなり、ハウジングが動いているとき
は、力を偏向して吸収するために比較的軟らかくなるこ
とを特徴とする上記25に記載の補正要素アセンブリ。
記ハウジングに対し中心合わせの際には、前記第二追従
部材は比較的堅くなり、ハウジングが動いているとき
は、力を偏向して吸収するために比較的軟らかくなるこ
とを特徴とする上記25に記載の補正要素アセンブリ。
【0083】27. 前記第一追従部材は、駆動装置と
ベースの間に配置されている4つの追従部材のうちの一
であることを特徴とする上記22に記載の補正要素アセ
ンブリ。
ベースの間に配置されている4つの追従部材のうちの一
であることを特徴とする上記22に記載の補正要素アセ
ンブリ。
【0084】28. 標的上の位置に対する照射ビーム
の不整合を補正するための補正要 素アセンブリにおい
てハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補
正要素を有する可動ハウジングと、可動バランス質量
と、前記ハウジング及び前記バランス質量に対して第一
ベースに支持され、前記ハウジングに第一方向の駆動力
と、前記バランス質量に第一方向とは反対の第二方向の
平衡力を加えるよう作動可能である駆動装置と、前記バ
ランス質量と第二ベースの間に配置され、前記バランス
質量を支持し、少なくとも平衡力の第一部分を吸収する
よう構成された第一追従部材とを具備し、前記バランス
質量は、少なくとも平衡力の第二部分とつり合うよう構
成されていることを特徴とする補正要素アセンブリ。
の不整合を補正するための補正要 素アセンブリにおい
てハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補
正要素を有する可動ハウジングと、可動バランス質量
と、前記ハウジング及び前記バランス質量に対して第一
ベースに支持され、前記ハウジングに第一方向の駆動力
と、前記バランス質量に第一方向とは反対の第二方向の
平衡力を加えるよう作動可能である駆動装置と、前記バ
ランス質量と第二ベースの間に配置され、前記バランス
質量を支持し、少なくとも平衡力の第一部分を吸収する
よう構成された第一追従部材とを具備し、前記バランス
質量は、少なくとも平衡力の第二部分とつり合うよう構
成されていることを特徴とする補正要素アセンブリ。
【0085】29. 前記ハウジングと第三ベースの間
に配置され、前記ハウジングに加えられた駆動力に応答
して偏向するよう配される第二追従部材をさらに具備す
ることを特徴とする上記28に記載の補正要素アセンブ
リ。
に配置され、前記ハウジングに加えられた駆動力に応答
して偏向するよう配される第二追従部材をさらに具備す
ることを特徴とする上記28に記載の補正要素アセンブ
リ。
【0086】30. 前記補正要素はビーム軸を有し、
第二追従部材の前記偏向により、前記補正要素がビーム
軸について循環的に動くよう前記ハウジングが動くこと
を特徴とする上記29に記載の補正要素アセンブリ。
第二追従部材の前記偏向により、前記補正要素がビーム
軸について循環的に動くよう前記ハウジングが動くこと
を特徴とする上記29に記載の補正要素アセンブリ。
【0087】31. ハウジングと第三ベースの間に配
置され、駆動力に応答して偏向し、前記ハウジングの動
きより生じる力を吸収するよう配される第二追従部材を
さらに具備することを特徴とする上記28に記載の補正
要素アセンブリ。
置され、駆動力に応答して偏向し、前記ハウジングの動
きより生じる力を吸収するよう配される第二追従部材を
さらに具備することを特徴とする上記28に記載の補正
要素アセンブリ。
【0088】32. 前記ハウジングに取りつけられた
第一磁石と、前記バランス質量に取りつけられた第二磁
石とを更に具備し、前記駆動装置は、前記ハウジングに
駆動力を加える第一コイルと前記バランス質量に平衡力
を加える第二コイルを有し、前記駆動力は電磁駆動力で
あり、前記第一磁石は、前記電磁気的駆動力に作用し前
記ハウジングを動かし、また、前記平衡力は電磁気的平
衡力であり、第二磁石は前記電磁気的平衡力に対し作用
し前記バランス質量を動かすことを特徴とする上記28
に記載の補正要素アセンブリ。
第一磁石と、前記バランス質量に取りつけられた第二磁
石とを更に具備し、前記駆動装置は、前記ハウジングに
駆動力を加える第一コイルと前記バランス質量に平衡力
を加える第二コイルを有し、前記駆動力は電磁駆動力で
あり、前記第一磁石は、前記電磁気的駆動力に作用し前
記ハウジングを動かし、また、前記平衡力は電磁気的平
衡力であり、第二磁石は前記電磁気的平衡力に対し作用
し前記バランス質量を動かすことを特徴とする上記28
に記載の補正要素アセンブリ。
【0089】33. 第一追従部材は、バランス質量と
ベースの間に配置された4つの追従部材のうちの一であ
ることを特徴とする上記28に記載の補正要素アセンブ
リ。
ベースの間に配置された4つの追従部材のうちの一であ
ることを特徴とする上記28に記載の補正要素アセンブ
リ。
【図1】Aは、本発明による第一実施例のレンズハウジ
ング及びコイル配置の斜視図でり、BはAのレンズハウ
ジングの縦断面図であり、Cは、Aのレンズハウジング
の横断面図である。
ング及びコイル配置の斜視図でり、BはAのレンズハウ
ジングの縦断面図であり、Cは、Aのレンズハウジング
の横断面図である。
【図2】本発明によるレンズ補正アセンブリの第二の実
施例を示す。
施例を示す。
【図3】本発明による第三実施例においてレチクルを取
りつけた補正レンズアセンブリを示す。
りつけた補正レンズアセンブリを示す。
【図4】図3の補正レンズアセンブリの横断面図であ
る。
る。
【図5】図3に示された一方のレチクルの詳細を示す。
【図6】図3に示された他方のレチクルの図を示す。
【図7】本発明による第四の実施例の圧電要素を有する
補正レンズアセンブリを示す。
補正レンズアセンブリを示す。
【図8】本発明による第五の実施例による振動及び力に
対する緩衝装置を有するレンズ補正アセンブリを示す。
対する緩衝装置を有するレンズ補正アセンブリを示す。
【図9】図8に示した実施例の力及び振動に対する緩衝
部品の詳細を示す。
部品の詳細を示す。
【図10】本発明による力及び振動に対する緩衝装置を
有する別の実施例を示す。
有する別の実施例を示す。
【図11】図10に示された緩衝装置の詳細図を示す。
【図12】本発明による、力及び振動に対する緩衝装置
を有する更に別の実施例を示す。
を有する更に別の実施例を示す。
【図13】図12に示された実施例の緩衝部材の詳細を
示す。
示す。
【図14】本発明の更に別の実施例による、力及び振動
に対する緩衝装置とバランス質量を有する補正レンズア
センブリを示す
に対する緩衝装置とバランス質量を有する補正レンズア
センブリを示す
【図15】図14の実施例の緩衝部材とバランス質量の
詳細を示す。
詳細を示す。
【図16】本発明による、図14,15に示されたもの
と類似の、4つの振動緩衝装置に支持されたバランス質
量を有する補正レンズアセンブリである。
と類似の、4つの振動緩衝装置に支持されたバランス質
量を有する補正レンズアセンブリである。
【図17】図16の実施例の緩衝部材とバランス質量の
詳細を示す。
詳細を示す。
【図18】従来のマルチビーム走査システムを示す。
【図19】図16の回転する回転鏡によるビームの回転
をを示す。
をを示す。
810 ハウジング 820 コイル 850 撓曲部材 860a 固定ハウジング 860b 固定ハウジング 880 レンズ 920a コイル 920a コイル 980 レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 595022371 200 BALLARDVALE STRE ET,WELMINGTON,MASSA CHUSETTS 01887,U.S.A. (72)発明者 ノーマン・ロルフ アメリカ合衆国マサチユセツツ州01741カ ーライル・ナウエルフアームロード194 (72)発明者 ヘンリー・エイ・ケリー アメリカ合衆国マサチユセツツ州01801ウ オバーン・ウエストゲイトドライブ4 (72)発明者 フランク・シヨルテン アメリカ合衆国ニユージヤージイ州07039 リビングストン・ベイカーロード57
Claims (4)
- 【請求項1】 標的上の位置に対する照射ビームの不整
合を補正するための補正要素アセンブリにおいて、 ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、 前記ハウジングに取りつけられた撓曲部材と、 ハウジングの周囲に放射状に配置された少なくとも二以
上の駆動装置とを具備し、前記各装置が前記ハウジング
に力を与え、前記撓曲部材を偏向させて、前記補正要素
がそのビーム軸について循環的に動くようハウジングを
動かすように作動可能であることを特徴とする補正要素
アセンブリ。 - 【請求項2】 標的上の位置に対する照射ビームの不整
合を補正するための補正要素アセンブリにおいて、 ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、 第一部分と第二部分をもつ部材と、 該部材の第一部分及び前記ハウジングに取りつけられ、
前記ハウジングを第一方向に動かすように配置された第
一圧電素子と、 該部材の第二部分及びベースに取りつけられ、前記第一
方向と実質的に垂直な第二方向に前記ハウジングを動か
すように配置された第二圧電素子とを具備することを特
徴とする補正要素アセンブリ。 - 【請求項3】 標的上の位置に対する照射ビームの不整
合を補正するための補正要素アセンブリにおいて、 ハウジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正
要素を有するハウジングと、 前記ハウジングに対して第一方向に駆動力を加え前記ハ
ウジングを動かす駆動装置と、 前記駆動装置とベースの間に配置され、第一方向と反対
の第二方向の駆動力に相当する反作用力を吸収するよう
配置された第一追従部材とを具備することを特徴とする
補正要素アセンブリ。 - 【請求項4】 標的上の位置に対する照射ビームの不整
合を補正するための補正要 素アセンブリにおいてハウ
ジング内部に固定され、ハウジングと共に動く補正要素
を有する可動ハウジングと、 可動バランス質量と、 前記ハウジング及び前記バランス質量に対して第一ベー
スに支持され、前記ハウジングに第一方向の駆動力と、
前記バランス質量に第一方向とは反対の第二方向の平衡
力を加えるよう作動可能である駆動装置と、 前記バランス質量と第二ベースの間に配置され、前記バ
ランス質量を支持し、少なくとも平衡力の第一部分を吸
収するよう構成された第一追従部材とを具備し、 前記バランス質量は、少なくとも平衡力の第二部分とつ
り合うよう構成されていることを特徴とする補正要素ア
センブリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US08/687,928 US5909323A (en) | 1996-07-29 | 1996-07-29 | Beam alignment correction element assembly |
US08/687928 | 1996-07-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1078552A true JPH1078552A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=24762429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9213924A Pending JPH1078552A (ja) | 1996-07-29 | 1997-07-25 | ビームアラインメント補正要素アセンブリ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (2) | US5909323A (ja) |
EP (1) | EP0822437B1 (ja) |
JP (1) | JPH1078552A (ja) |
DE (1) | DE69711993T2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2002013343A2 (en) | 2000-08-09 | 2002-02-14 | Jds Uniphase Corporation | Tunable distributed feedback laser |
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WO2007063359A1 (en) * | 2005-11-30 | 2007-06-07 | Nokia Corporation | Method and system for image stabilization |
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KR20220007048A (ko) * | 2019-05-10 | 2022-01-18 | 미니스뷔스 에스에이 | 렌즈 구동 장치, 카메라 모듈, 및 카메라 탑재 장치 |
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-
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- 1997-07-04 EP EP97111326A patent/EP0822437B1/en not_active Expired - Lifetime
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- 1997-07-25 JP JP9213924A patent/JPH1078552A/ja active Pending
-
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- 1999-02-02 US US09/260,566 patent/US6191897B1/en not_active Expired - Lifetime
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---|---|
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