JPH1077447A - 硬化性塗料の塗布体の形成方法 - Google Patents

硬化性塗料の塗布体の形成方法

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JPH1077447A
JPH1077447A JP23325896A JP23325896A JPH1077447A JP H1077447 A JPH1077447 A JP H1077447A JP 23325896 A JP23325896 A JP 23325896A JP 23325896 A JP23325896 A JP 23325896A JP H1077447 A JPH1077447 A JP H1077447A
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JP
Japan
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mold
curable
bead
forming
paint
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JP23325896A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Hida
哲也 飛弾
Teruaki Kawanaka
輝明 川中
Tomoaki Okuda
智昭 奥田
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Nippon Reinz Co Ltd
Original Assignee
Nippon Reinz Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステンレス鋼板体のような被塗布金属板の上
に均一な厚みや所望の断面形状を有する架橋有機高分子
の塗膜などの硬化塗布体を形成し得る方法を提供するこ
と。 【解決手段】 被塗布金属板の上に架橋硬化性有機高分
子塗料のような硬化性塗料をスクリーン印刷などにて塗
布して硬化性塗料の塗布体を成形し、必要に応じて該塗
布体を乾燥や予備架橋して適度に硬化し、ついで成形さ
れた塗布体を硬化する。 【効果】 各種金属板の平坦部や曲面部に高度の均一さ
にて、あるいは所望の形状にて硬化塗布体を形成するこ
とができる。例えば自動車のシリンダーヘッドガスケッ
トの部品として用いられるビード付きステンレス鋼板の
製造などに適用して極めて有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のシリンダ
ーヘッドガスケット用ステンレス鋼板などの被塗布金属
板の上に架橋有機高分子の塗膜のような硬化塗布体を形
成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、自動車用エンジンの代表的な金
属製のシリンダーヘッドガスケット(以下、CHG)の
平面図であり、図4は図3のX−X部の断面図である。
図5は図4と同じく図3のX−X部の断面図であるが、
最近実用化の研究がなされている新型のCHGにおける
断面図である。図3〜図5においてCHGは、平板状の
ステンレス鋼板体2が膨らみ加工部(以下、ビード)A
を有する2枚のステンレス鋼板体1にてサンドイッチさ
れた三層構造を有し、三層構造を貫通する多数のガスケ
ット孔、即ち燃焼室孔B1、ボルト孔B2、その他のガ
スケット孔が明けられている。その他の孔としては水孔
や油孔があるが、図の煩雑化を回避するために図3では
それらの孔の記載およびボルト孔B2の周囲のビードの
記載は省略している。ステンレス鋼板体1は、多くの場
合、燃焼室孔B1などのガスケット孔の周囲においてビ
ードAを有し、かつビードAおよびその近傍部における
両面上にフッ素ゴムなどの耐熱性ゴムの層R1、R2が
形成されている。CHGは、一枚のステンレス鋼板体1
と一枚のステンレス鋼板体2の2層構造の場合もある。
図5に示す新型のCHGでは、ビードAの内側(凹部)
壁とゴム層R1との間に硬質の架橋有機高分子からなる
ストッパーSを有する点において図4の従来CHGと異
なる。
【0003】図3〜図5に示すCHGは、ビードAのク
ッション作用とゴム層R1、R2の弾力性との相乗作用
によりシール機能をなす。なおCHGの使用時において
は、CHGはその両面からエンジン部材により締めつけ
られているので、エンジンの長期稼働の間にビードAが
徐々にへたってくることがある。このために、架橋硬化
エポキシ樹脂などの硬質の架橋有機高分子にて形成され
たストッパーSをビードAの内側に設けることにより、
へたりによるビードAの全屈が防止されCHGの長寿命
化が図れる。またストッパーSは、その層厚や幅を自由
に設定することができるので、ビードAの構造やその近
傍部の設計に大きな自由度を与える効果もある。
【0004】CHGにおけるゴム層R1、R2のような
シール層において、その各層内での厚みが不均一である
とCHGのシール性能に大きく影響するので、その各厚
みは高度に均一であることが要求される。また本発明者
らの研究によれば、ストッパーSの断面形状並びに設置
位置に関しては、CHGの構造や使用条件によって最適
設計が存在し、その最適設計から外れるとストッパーと
しての効果が低下する。
【0005】CHGの製造においては、ステンレス鋼板
などの被塗布金属板上の必要箇所、例えば予め打ち抜か
れた燃焼室孔B1の周囲、あるいは燃焼室孔B1の打ち
抜き予定位置の周囲など、のみにスクリーン印刷、ディ
スペンサー塗布などの通常の方法で架橋硬化性有機高分
子塗料を塗布し、必要に応じて乾燥し、次いで塗膜を架
橋硬化している。ところで塗布された直後の塗膜は、塗
料の表面張力や塗布装置の吐出むら、あるいはその他の
理由により塗膜厚みは多くの場合において均一性に欠け
ており、場合によっては塗膜の断面形状が半円形を呈す
る場合すらある。かかる不均一な塗膜状態のままで乾燥
および架橋硬化処理されるので、得られた架橋硬化塗膜
も厚みの均一性に欠けている問題がある。また前記した
ストッパーSは、その断面形状並びに設置位置において
最適設計から外れている場合が多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ステ
ンレス鋼板などの被塗布金属板の上に均一な厚みや所望
の断面形状を有する架橋有機高分子塗膜の架橋塗布体の
ような硬化塗布体を形成し得る方法を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、次の特徴を有
する。 1.被塗布金属板の上に硬化性塗料を塗布する塗布工
程、硬化性塗料の塗布体を成形する成形工程、および成
形された塗布体を硬化する硬化工程とからなることを特
徴とする硬化性塗料の塗布体の形成方法。 2.硬化性塗料が架橋硬化性有機高分子塗料である上記
1記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。 3.硬化工程を常圧下で行う上記1または2記載の硬化
性塗料の塗布体の形成方法。 4.被塗布金属板が自動車のシリンダーヘッドガスケッ
ト用鋼板である上記1〜3のいずれかに記載の硬化性塗
料の塗布体の形成方法。 5.シリンダーヘッドガスケット用鋼板がガスケット孔
および該ガスケット孔の周囲に設けられたビードを有す
るものである上記4記載の硬化性塗料の塗布体の形成方
法。 6.硬化性塗料が蒸発性液体を含むものであり、成形工
程の前に該蒸発性液体を除去して塗布体を乾燥する上記
1〜5のいずれかに記載の硬化性塗料の塗布体の形成方
法。 7.硬化性塗料が架橋性ゴムを水または有機溶媒に溶解
または分散したものである上記1〜5のいずれかに記載
の硬化性塗料の塗布体の形成方法。 8.成形工程の前に塗布体を予備架橋する上記2または
7記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。 9.硬化性塗料の主成分たる架橋硬化性有機高分子が成
形工程を行う環境温度下において液体であり、予備架橋
により半固化乃至固化する上記2または7記載の硬化性
塗料の塗布体の形成方法。
【0008】
【作用】被塗布金属板の上に塗布された硬化性塗料の塗
布体を所望の形状に成形してから硬化するので、上記し
た課題が解決される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図例により一層詳
細に説明する。図1および図2は、図5に示すステンレ
ス鋼板体などの鋼板体1のビードAの内側(凹部)に硬
化した塗布体からなるリング状のストッパーSを形成す
る方法を説明するための鋼板体1の断面図である。図1
は、適当な方法、例えばスクリーン印刷やディスペンサ
ー塗布などの方法によりビードAの内側に塗布された硬
化性塗料からなる未だ成形工程前の塗布体S’の状態を
示す。該塗布体S’は、図示する通り、その表面は中央
が盛り上がっていて且つ鋼板体1の平坦面と非平行の状
態にある。図2は、この塗布体S’を押圧してその表面
を平坦化し且つその平坦面を鋼板体1の平坦面と平行に
するための成形工程を示す。図2において、鋼板体1は
上金型M1と下金型M2とからなるリング状の金型Mの
間に挟持された状態でプレスPにより押圧される。下金
型M2は、鋼板体1のビードAを収容し得る窪みM21
を有し、また該鋼板体1の平坦部を水平に受持し且つ上
金型M1の平坦部M12と平行に対面する平坦部M22
とを有する。また上金型M1は、ビードAの内側内に挿
入し得て平坦部M12と平行な頂面M13を有する突起
M11を有する。この状態においてプレスPにて押圧す
ると、ビードA内の塗布体S’は、図示する通りの所望
の形状、即ち鋼板体1の平坦面と平行する平坦表面を有
する形状に成形される。この後、プレスPが開放されて
金型Mから取り出された鋼板体1は、通常の方法、特に
常圧下での硬化工程に付され、ビードA内の成形された
塗布体S’は硬化されてストッパーSとなる。
【0010】鋼板体1のビードAの形状および寸法にマ
ッチする窪みM21を有する下金型M2、並びにビード
A内に形成すべきストッパーSの所望形状を実現し得る
突起M11を有する上金型M1とからなる金型Mを用い
ることにより、任意の所望形状のストッパーS、例えば
船底型のビードAの内壁全面に均一厚みで形成された層
状構造のストッパーなど、を形成することができる。ス
トッパーSとして、ビードAの形成に用いた金型を再使
用して成形し得る形状のものとすると、一般に高価な金
型の数を少なくすることができる利点がある。
【0011】図4に示す断面形状のリング状ゴム層R1
を形成する場合には、リング状のストッパーSを形成す
る前記の方法と同じようにしてビードA内およびその周
囲に硬化性塗料を塗布して塗膜を形成し、ついで前記と
同じような、但し図4に示す断面形状に成形し得るリン
グ状金型を用いるとよい。図4に示す断面形状のリング
状ゴム層R2を形成する場合も同様に、ビードAの外面
およびその周囲に硬化性塗料を塗布して塗膜を形成し、
ついで前記と同じような、但し図4に示す断面形状に成
形し得るリング状金型を用いるとよい。図5に示す断面
形状のリング状のストッパーSの上に同じくリング状の
ゴム層R1を形成する場合には、前記した方法によりま
ずストッパーS(硬化済)を形成し、ついでその上に上
記と同様にしてリング状のゴム層R1を形成するとよ
い。あるいは成形後で未だ硬化工程前のストッパーS’
の上にリング状のゴム層R1を塗布成形し、ストッパー
S’とゴム層R1とも同時に硬化工程に付してもよい。
【0012】硬化性塗料としては、フッ素ゴム、シリコ
ンゴム、液状クロロプレンゴムなどの各種のゴムをベー
スとする塗料、エポキシ樹脂などの熱架橋硬化性塗料、
ウレタン−アクリレート樹脂のような紫外線架橋硬化性
塗料、電子線架橋硬化性塗料など、各種の架橋硬化性有
機高分子塗料類、ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、ポ
リアミドイミド樹脂、シリコーン樹脂、米国スリーボン
ド社の耐熱性無機接着剤たるスリーボンド3732のよ
うな硬化物が無機質であるようなものなどの反応硬化性
塗料、またはその他の硬化性塗料を用いることができ
る。また硬化性塗料は、その主成分がウレタン−アクリ
レート樹脂のような常温において固体乃至非または難流
動性の半固体の有機高分子類、あるいはエポキシ樹脂な
どのような成形工程を行う環境温度下、例えば常温にお
いて液体のものなどであってよい。更に硬化性塗料は、
塗料主成分を水、非反応性有機溶媒、単官能乃至多官能
の有機液体のような反応性有機溶媒、またはその他の蒸
発性液体に溶解または分散したもの、液状クロロプレン
ゴムや無溶剤ポリイミドワニスのような常温で液状を呈
する反応硬化性有機高分子のみからなる無溶剤型の塗料
などであってもよい。
【0013】多くの硬化性塗料は、容易に塗布できるよ
うに前記した蒸発性液体を含有していて一般に低粘度で
ある。よって本発明の塗布工程の終了直後の塗布体は未
だ過度の柔軟性を保持しているが、つぎの成形工程に到
るまでの間にその蒸発性液体の一部が蒸発したり、ある
いは硬化反応の開始により塗布体は硬度を増し、押圧に
より所望形状またはそれに近い形状に成形できる場合が
ある。そうでない場合には、つぎに述べる手段を成形工
程の前に施して塗布体を成形し易い硬度にもたらすこと
が好ましい。
【0014】硬化性塗料として、フッ素ゴム、シリコン
ゴムなどの常温において固体乃至非または難流動性の半
固体のゴム類を水や非反応性有機溶媒に溶解または分散
した塗料を使用した場合には、塗布工程の後に風乾や加
熱による乾燥工程を付加して塗布体中に残存する水や非
反応性有機溶媒を蒸発除去して塗布体を成形し易い硬度
にもたらす。その際、水や非反応性有機溶媒の蒸発除去
の程度は、硬化性塗料の主成分の種類によって異なるの
でケース毎に試行錯誤的に決めればよい。
【0015】エポキシ樹脂や各種紫外線硬化性樹脂類の
ような反応性有機溶媒を含む塗料、液状クロロプレンゴ
ムや無溶剤ポリイミドワニスのような無溶剤型の塗料な
どの場合においては、塗布体を加熱架橋や紫外線照射架
橋など、その塗料の架橋に相応しい方法により予備架橋
して少なくとも半固体となる程度とする。
【0016】なお、成形工程において被成形の塗布体が
粘着性を示す場合には、上金型M1の頂面M13をテフ
ロンのような離形性の優れた材質にて形成する、あるい
は適当な離形剤を塗布体と頂面M13との界面に存在せ
しめる、などの離形手段が有効である。
【0017】本発明は、種々の種類の金属板、例えば各
種の鉄合金板、銅板、アルミニウム板、ニッケル板、あ
るいはその他の板に対して適用可能である。就中、鉄合
金板への適用が好ましい。鉄合金板としては、鉄や鋼な
どのFe−C合金、フェライト系ステンレス、マルテン
サイト系ステンレス、オーステナイト系ステンレスなど
のステンレス鋼、フェロマンガン、フェロシリコン、フ
ェロニッケル、フェロクロムあるいはその他の鉄を主成
分とする、特に鉄の含有量が少なくとも80重量%のフ
ェロアロイなどの板が例示される。さらにステンレス鋼
のうちでも、特にSUS301−CSP、SUS304
−CSP、SUS420J2−CSP、SUS631−
CSP、SUS304、SUS430などが好ましい。
【0018】本発明は、各種物品の製造に採用して有用
であるが、就中CHGの製造、特に前記したビード部を
有するCHG用の部材の製造にすこぶる有用である。
【0019】
【実施例】以下、本発明を実施例により一層詳細に説明
する。
【0020】実施例1 フェノールノボラック型エポキシ樹脂(油化シェルエポ
キシ社製の商品名エピコート154、52℃における粘
度:約5,100cp)100重量部、ジシアンジアミ
ド(油化シェルエポキシ社製の商品名エピキュアDIC
Y−7)5重量部、およびタルク(日本タルク社製の商
品名タルクSWB、粒度:タイラー篩の325メッシュ
を99.8%以上通過)15重量部とを混合機(日本精
機製作所社製の商品名ACE HOMOGENIZER
AM−10)にて室温で均一に混合してエポキシ樹脂
塗料を製造した。厚さ0.25mmのSUS301−C
SPからなるメタルガスケット用板材より内径55m
m、外径75mmのリング状試料を打ち抜き、該リング
状試料の幅方向中央部全周にわたり、幅約3mm、高さ
約0.3mmのビードを設けた。このビード付き試料の
全面を脱脂処理により清浄とした。次いで上記のエポキ
シ樹脂塗料を25℃において、該ビード内にスクリーン
印刷により塗布幅1.0mm、厚さ約100μmとなる
ように塗布して塗布体を形成した。このあと該塗布体を
140〜150℃で20〜30分間加熱して予備架橋
し、該塗布体をその表面に粘着性はないが、爪形が付く
程度の硬さとした。ルーペにて拡大観察したところ、該
塗布体は図1に示すように表面中央部が盛り上がった形
状であった。ついで図2に示す金型およびプレスを用い
て室温にて該塗布体を成形し、最後にビード付き試料を
金型から外して160℃に保持したオーブン中に60分
間保持して該塗布体を加熱架橋した。ビード付き試料を
室温にまで冷却後、試料断面のよく知られた観察方法、
即ち透明冷間埋込み樹脂にて固めた切断試料を研磨して
露出させた断面を顕微鏡観察する方法にて観察したとこ
ろ、該塗布体の表面の最大凹凸差は5μm以下の高度の
平滑性を有していた。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、各種金属の板の平坦部
は勿論のこと種々の曲面部に高度の均一さにて、あるい
は所望の形状にて硬化塗布体を形成することができる。
しかして、例えば自動車のシリンダーヘッドガスケット
の部品として用いられるビード付き鋼板、特にステンレ
ス鋼板の製造などに適用して極めて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法により鋼板体のビード内に硬化塗
布体からなるリング状のストッパーを形成するための説
明図である。
【図2】本発明の方法により鋼板体のビード内に硬化塗
布体からなるリング状のストッパーを形成するための図
1に続く説明図である。
【図3】自動車用シリンダーヘッドガスケットの平面図
例である。
【図4】図3のX−X部の断面図例である。
【図5】図3のX−X部の他の断面図例である。
【符号の説明】
1 鋼板体 A ビード S’ 塗布体 M 金型 P プレス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被塗布金属板の上に硬化性塗料を塗布す
    る塗布工程、硬化性塗料の塗布体を成形する成形工程、
    および成形された塗布体を硬化する硬化工程とからなる
    ことを特徴とする硬化性塗料の塗布体の形成方法。
  2. 【請求項2】 硬化性塗料が架橋硬化性有機高分子塗料
    である請求項1記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。
  3. 【請求項3】 硬化工程を常圧下で行う請求項1または
    2記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。
  4. 【請求項4】 被塗布金属板が自動車のシリンダーヘッ
    ドガスケット用鋼板である請求項1〜3のいずれかに記
    載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。
  5. 【請求項5】 シリンダーヘッドガスケット用鋼板がガ
    スケット孔および該ガスケット孔の周囲に設けられたビ
    ードを有するものである請求項4記載の硬化性塗料の塗
    布体の形成方法。
  6. 【請求項6】 硬化性塗料が蒸発性液体を含むものであ
    り、成形工程の前に該蒸発性液体を除去して塗布体を乾
    燥する請求項1〜5のいずれかに記載の硬化性塗料の塗
    布体の形成方法。
  7. 【請求項7】 硬化性塗料が架橋性ゴムを水または有機
    溶媒に溶解または分散したものである請求項1〜5のい
    ずれかに記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。
  8. 【請求項8】 成形工程の前に塗布体を予備架橋する請
    求項2または7記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。
  9. 【請求項9】 硬化性塗料の主成分たる架橋硬化性有機
    高分子が成形工程を行う環境温度下において液体であ
    り、予備架橋により半固化乃至固化する請求項2または
    7記載の硬化性塗料の塗布体の形成方法。
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