JPH1077342A - ポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体とその製造方法 - Google Patents
ポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体とその製造方法Info
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Abstract
ィルムや膜などに成形されるのに好適なポリ(γ−グル
タミン酸)をベースとした材料を得る。 【解決手段】 下記の繰り返し単位(A)を有するポリ
(γ−グルタミン酸)塩と、該ポリ(γ−グルタミン
酸)塩のカルボキシアニオンに水素結合可能な部位を有
する化合物とから成るポリ(γ−グルタミン酸)塩複合
体。(A)中、Xはアルカリ金属、アルカリ土類金属ま
たはアンモニウムである。水素結合性化合物として好適
な例は、キトサン第4級アミン、尿素などである。ポリ
(γ−グルタミン酸)の水性溶液にアルカリ金属等の水
溶性塩を添加して得られたポリ(γ−グルタミン酸)塩
水性溶液に、水素結合性化合物を添加することによって
製造される。 【化1】
Description
分野に属し、詳細には、ポリ(γ−グルタミン酸)をベ
ースとする新規な複合材料とその製造方法に関する。
は、繊維、食品、化粧品、医薬、農業等の諸分野におい
て機能性材料として期待されている。本発明者らは、既
にグルタミン酸のγ位のカルボキシル基とα位のアミノ
基がアミド結合により結合している化合物、ポリ(γ−
グルタミン酸)(以下、γ−PGAと略記することがあ
る)の高度重合体を微生物を用いて有利に製造する方法
を開発し(特開平7−135991号)、また、2価以
上の金属イオン(例えばアルカリ土類金属イオン、繊維
金属イオン等)を添加することによって成形物(以下、
γ−PGA改質物と略記することがある)を得ることに
成功している(特開平7−138364号)。
マーの生分解性を改良したものであるが、反面、吸湿性
が高く、柔軟性がないという性質のため、例えば安定な
フィルムや膜を形成することができず、このことが広範
な用途開発の障害となっていた。
たようなγ−PGA改質物における欠点をなくしたポリ
グルタミン酸系材料について研究を重ねた結果、特定構
造のポリ(γ−グルタミン酸)の塩と、該塩と結合し得
る第二の化合物とから構成され、吸湿性もなく柔軟で取
扱いが容易であり安定な成形物を供し得る新しいタイプ
の複合材料の開発に成功した。
(A)を有するポリ(γ−グルタミン酸)塩と、該ポリ
(γ−グルタミン酸)塩のカルボキシアニオンに水素結
合可能な部位を有する化合物とから形成されるポリ(γ
−グルタミン酸)塩複合体を提供するものである。
属、またはアンモニウムである。このような本発明に従
うポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体において諸特性が
向上する理由は完全には判らないが、次のように理解さ
れる。すなわち、従来のγ−PGA系材料において吸湿
性が高いという性質の原因の一つとして、γ−PGAを
構成するグルタミン酸のγ位のカルボキシル基とα位の
アミノ基の水素結合によるということが考えられるが、
本発明の複合体においてはγ−グルタミン酸塩のカルボ
キシアニオン(COO- )に第2の化合物が水素結合す
ることによりそのような現象が回避または減少されるも
のと推測される。
ルタミン酸)を前記繰り返し単位(A)を有する塩にし
たものと、水素結合性化合物(カルボキシアニオンに水
素結合可能な部位を有する化合物)とから形成される。
繰り返し単位(A)におけるXとしては、ナトリウム、
カリウム、リチウムなどのアルカリ金属、マグネシウ
ム、カルシウム、バリウムなどのアルカリ土類金属、お
よびアンモニウムが例示される。
て、次のものが例示できるが、これらの例示は本発明を
限定するものではない。 1.Xが、アルカリ金属である場合。
塩においては、繰り返し単位(A)が2種類以上含まれ
ていてもよい。また、本発明におけるポリ(γ−グルタ
ミン酸)塩は、通常、400,000〜4,400,0
00(g/mol)の平均分子量を有するものである。
分子量がこれより低いと所望の特性を有する複合体が得
られず、他方、分子量があまり高いものは製造も困難で
あり実用的でない。
体を形成するための水素結合可能な部位を有する化合物
としては、水溶液または水性溶液中でポリ(γ−グルタ
ミン酸)塩のカルボキシアニオン(COO- )の少なく
とも一部に水素結合を介して結合し得るものであれば、
任意の化合物が使用可能である。そのような化合物とし
て特に好ましいのは、下記の繰り返し単位(B)を有す
るキトサンアミンである。
アミンから成るポリカチオンと、ポリ(γ−グルタミン
酸)塩から得られるポリアニオンのと間にポリマーイオ
ンコンプレックスが形成される。この場合、繰り返し単
位(A)が繰り返し単位(B)に対して10モル%以
上、または繰り返し単位(B)が繰り返し単位(A)に
対して10モル%以上になるようにする。繰り返し単位
(A)と繰り返し単位(B)のうち、いずれか一方が他
方に比べて少な過ぎると充分なポリマーイオンコンプレ
ックスが生成されないからである。
認は、反応の追跡に当たり、赤外スペクトル(IR)を
測定することによって行うことができる。すなわち、キ
トサンとγ−PGAに由来する1600cm-1付近のピ
ークに加えて、ポリマーイオンコンプレックスが生成す
ると1630cm-1付近に架橋結合の形成による特性吸
収を有しているため、この特性吸収の出現よりポリマー
イオンコンプレックスの生成が確認できる。この態様
は、バイオマスとして大量に存在するキトサンを利用で
きる点において有利である。
素結合可能な部位を有する化合物として、尿素、グアニ
ジン塩酸塩、グアニジン硫酸塩、グアニジン硝酸塩、タ
ンニンなどを用いることができる。特に好ましいのは、
タンパク質の変性効果が大きいという理由から尿素であ
る。これらの化合物の濃度は、ポリ(γ−グルタミン
酸)塩に対して、モル比で0.1〜5、好ましくは0.
1〜2とすることにより、ポリ(γ−グルタミン酸)塩
のカルボキシアニオンに当該化合物が水素結合を介して
結合した所望の複合体が得られる。
ては、尿素等の化合物とともに、繊維補強材(繊維質補
強材)が添加される。繊維補強材としては、天然繊維、
例えば絹、綿等が挙げられる。繊維補強材濃度は、通常
0.1〜5wt%、好ましくは0.1〜2wt%であ
る。このように繊維補強材を添加すると、吸湿性や強伸
度に向上がみられるという利点がある。
タミン酸)塩複合体を簡便で大量に得ることができる方
法を確立した。したがって、本発明は、別の視点とし
て、ポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体の製造方法を提
供するものであり、本発明の方法は、ポリ(γ−グルタ
ミン酸)を水または水と親水性溶媒の混合溶媒に溶解さ
せた溶液にアルカリ金属、アルカリ土類金属またアンモ
ニウムイオンの水溶性塩を添加することによって得られ
た前述の繰り返し単位(A)を有するポリ(γ−グルタ
ミン酸)塩の水性溶液に、該ポリ(γ−グルタミン酸)
塩のカルボキシアニオンに水素結合可能な部位を有する
化合物を添加し混合してポリ(γ−グルタミン酸)塩複
合体を形成させることから成る。
γ−PGA〔ポリ(γ−グルタミン酸)〕を用意する必
要があるが、γ−PGAは周知の物質であり、例えば化
学合成法、発酵法、半化学合成法等の種々の方法により
得ることができる。但し、γ−PGAを効率良く入手す
るには、発酵法による方法が好ましい。なお、この方法
の詳細については、例えば特開平7−135991に記
載されている。
する。これはγ−PGAのγ位のカルボン酸が塩になっ
たものである。ここでいうγ−PGA塩とは、特に限定
されないが、アルカリ金属塩では例えば、γ−PGAナ
トリウム塩、γ−PGAカリウム塩、γ−PGAリチウ
ム塩等、アルカリ土類金属塩では例えば、γ−PGAマ
グネシウム塩、γ−PGAカルシウム塩、γ−PGAバ
リウム塩等、γ−PGAアンモニウム塩等が挙げられ
る。但し、これらの例示は、本発明を限定するものでは
ない。
予めγ−PGAを水または水と親水性有機溶媒の混合溶
媒に溶解させた後、水溶性塩類を添加し、完全に溶液に
した水性溶液を得る。本発明で用いられる親水性有機溶
媒としては、例えばメタノール、エタノール、アセト
ン、イソプロパノール等が挙げられる。水溶性塩類とし
ては、炭酸水素ナトリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カルシウム、塩化カルシウム、酢酸アンモニウム等であ
る。また、γ−PGAアンモニウム塩は、アンモニア水
を添加することによってもできる。
にして得られた前述の繰り返し単位(A)を有するγ−
PGAの水性溶液に、水素結合性化合物(γ−PGA塩
のカルボキシアニオンに水素結合可能な部位を有する化
合物)を添加する。なお、アルカリ金属、アルカリ土類
金属またはアンモニウムの水溶性塩類を添加して得られ
たγ−PGA塩含有水性溶液は、そのまま、水素結合性
化合物が直接添加されてもよいが、通常は、該水性溶液
を凍結乾燥する(凍結乾燥の前に透析を行うことが好ま
しい)ことによりγ−PGA塩を粉末とし、水素結合性
の添加に際してγ−PGA塩粉末を上述したような水ま
たは水と親水性溶媒の混合溶媒(例えば、水、水および
メタノール混合溶媒、水およびエタノール混合溶媒、水
およびアセトン混合溶媒、水およびイソプロパノール混
合溶媒等)に溶解して水性溶液を調製し、これに水素結
合性化合物を添加する。水性溶液の溶液濃度は1〜20
wt%、好ましくは5〜10wt%である。
るポリアニオンとキトサン誘導体から成るポリカチオン
とから形成されるポリマーイオンコンプレックスを製造
するには、キトサンを有機酸に溶解することにより前述
の繰り返し単位(B)を有するキトサン第4級アミンを
形成させ、これを水素結合性化合物としてγ−PGA塩
含有水性溶液に添加する。キトサンを第4級アミン塩に
するには、キトサンを少量の希有機酸に溶解すればよ
い。一般に、キトサン1に対して有機酸10〜100当
量の割合で用いる。本発明で用いられる希有機酸は、例
えばギ酸、酢酸、メタンスルホン酸等挙げられる。
になったキトサン溶液にポリ(γ−グルタミン酸)塩含
有水性溶液を混合する。このとき、繰り返し単位(A)
と繰り返し単位(B)のモル比を、1:9から9:1ま
で設定して所望のポリマーイオンコンプレックスを製造
することができる。
ンプレックス溶液は、そのまま、膜または繊維を形成す
るための原料として有用なものである。本発明によるポ
リマーイオンコンプレックスの好ましい応用例は、この
ようなポリマーイオンコンプレックス溶液の溶媒を蒸散
させることにより(フィルムキャスト法)、フィルムや
膜に成形できることである。また、溶融成形法によって
紡糸することもできる。溶液または溶融物からの製膜お
よび紡糸は、従来より慣用されているところに従って行
うことができる。膜および繊維は、延伸したものであっ
てもよい。
ン塩酸塩、グアニジン硫酸塩、グアニジン硝酸塩、タン
ニン等を用いる場合には、上述したようなγ−PGA塩
の水性溶液にそれらの化合物をそのまま添加し、さらに
必要に応じて、繊維補強材を添加して、混合することに
より、所望のポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体を製造
することができる。既述のように、尿素等の濃度は、γ
−PGA塩に対してモル比で0.1〜5、好ましくは、
0.1〜2であり、また補強材濃度は、0.1〜5wt
%、好ましくは0.1〜2wt%である。このようにし
て得られたポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体の成形
は、乾式法および湿式法により行うことはできる。
めに実施例を示すが、本発明は、これらの実施例の記載
によって限定されるものではない。実施例1:ポリマーイオンコンプレックスの製造と成形 〔γ−PGA塩の調製〕原料となるγ−PGAは、例え
ば特開平7−135991号公報に記載の方法により製
造されたものを使用した。γ−PGA(1.3g)を水
(50ml)に溶解後、室温下(25℃)にて炭酸水素
ナトリウム(0.84g)を添加した。添加後60分攪
拌後、凍結乾燥によってγ−PGA塩(ナトリウム塩)
の粉末を得た。なお、このγ−PGA塩の分子量をゲル
濾過クロマトグラフィで測定したところ、ピーク分子量
が650,000であった。
(0.16g)〔九州片山化学(株)製〕を60%に希
釈したギ酸溶液(10ml)に溶解させることによって
第4級アミン塩を得た。
上述のようにして得られたγ−PGA塩(ナトリウム
塩)粉末を溶媒に溶解させたγ−PGA水性溶液を、上
述のようにして得たキトサンの第4級アミン塩の溶液に
室温下(25℃)において攪拌しながら、γ−PGA塩
とキトサンアミンのモル比を以下の表に示すように変化
させて、混合し、全体で2%濃度の溶液になるように調
製した。
(赤外吸収スペクトル)で、160cm-1における特性
吸収ピークが認められ、ポリマーイオンコンプレックス
の形成が確認されたが、サンプル6および7については
この特性吸収ピークが観測されなかった。
得られたポリマーイオンコンプレックス溶液(サンプル
1〜サンプル5)をフィルムキャスト法により溶媒を室
温下(25℃)にて48時間、蒸発させることにより、
膜(厚さ20〜60μm)を得ることができた。得られ
た膜は、従来のγ−PGA系材料製の膜におけるような
吸湿性による劣化は認められず、1週間経過しても安定
な形状を保持していた。
形 γ−PGA5gを蒸留水100mlに加え、水酸化ナト
リウム水溶液をγ−PGAが溶解するまで加え均一溶液
とした。これに尿素2.3gを添加し攪拌混合すること
によりγ−PGA複合体溶液とした。これをテフロンシ
ート上に展開し、乾燥器中60℃6時間乾燥することに
よりフィルム(厚さ50〜100μm)を得た。得られ
たフィルムは1週間経過後も安定であった。
体の製造と成形 γ−PGA10gを蒸留水100mlに加え、水酸化ナ
トリウム水溶液をγ−PGAが溶解するまで加え均一溶
液とした。これに尿素2.3g及び絹糸1gを添加し攪
拌混合することによりγ−PGA複合体溶液とした。こ
れをテフロンシート上に展開し、室温下24時間放置乾
燥することによりフィルム(厚さ80〜150μm)を
得た。得られたフィルムは1週間経過しても安定であっ
た。
合体は、吸湿性がなく柔軟であり、長期間安定なフィル
ムや膜などに容易に成形できる。その製造方法も簡単で
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 下記の繰り返し単位(A)を有するポリ
(γ−グルタミン酸)塩と、該ポリ(γ−グルタミン
酸)塩のカルボキシアニオンに水素結合可能な部位を有
する化合物とから成ることを特徴とするポリ(γ−グル
タミン酸)塩複合体。 【化1】 [(A)中、Xは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
またはアンモニウムである。] - 【請求項2】 水素結合可能な部位を有する化合物が、
下記の繰り返し(B)を有するキトサンアミンであり、
繰り返し単位(A)が繰り返し単位(B)に対して10
モル%以上、または繰り返し単位(B)が繰り返し単位
(A)に対して10モル%以上から成るポリマーイオン
コンプレックスであることを特徴とする請求項1のポリ
(γ−グルタミン酸)塩複合体。 【化2】 [(B)中、Yは水素原子である。] - 【請求項3】 水素結合可能な部位を有する化合物が尿
素、グアニジン塩酸塩、グアニジン硫酸塩、グアニジン
硝酸塩またはタンニンであることを特徴とする請求項1
のポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体。 - 【請求項4】 水素結合可能な部位を有する化合物が、
モル比でポリ(γ−グルタミン酸)塩に対して0.1〜
5の割合で存在することを特徴とする請求項3のポリ
(γ−グルタミン酸)塩複合体。 - 【請求項5】 繊維補強材が添加されていることを特徴
とする請求項3または請求項4のポリ(γ−グルタミン
酸)塩複合体。 - 【請求項6】 ポリ(γ−グルタミン酸)を水または水
と親水性溶媒の混合溶媒に溶解させた溶液にアルカリ金
属、アルカリ土類金属またはアンモニウムイオンの水溶
性塩を添加することによって得られた下記の繰り返し単
位(A)を有するポリ(γ−グルタミン酸)塩の水性溶
液に、該ポリ(γ−グルタミン酸)塩のカルボキシアニ
オンに水素結合可能な部位を有する化合物を添加し混合
してポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体を形成させるこ
とを特徴とするポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体の製
造方法。 【化3】 〔(A)中、Xは、アルカリ金属、アルカリ土類金属、
またはアンモニウムである。〕 - 【請求項7】 キトサンを有機酸に溶解することにより
下記の繰り返し単位(B)を有するキトサン第4級アミ
ンを形成させ、これを前記ポリ(γ−グルタミン酸)塩
の水性溶液に添加することを特徴とする請求項6のポリ
(γ−グルタミン酸)塩複合体の製造方法。 【化4】 〔(B)中、Yは水素原子である。〕 - 【請求項8】 尿素、グアニジン塩酸塩、グアニジン硫
酸塩、グアニジン硝酸塩またはタンニンを、前記ポリ
(γ−グルタミン酸)塩の水性溶液に添加することを特
徴とする請求項6のポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体
の製造方法。 - 【請求項9】 繊維補強材を、前記ポリ(γ−グルタミ
ン酸)塩の水性溶液に添加することを特徴とする請求項
8のポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体の製造方法。
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JP24887896A JP3647989B2 (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | ポリ(γ−グルタミン酸)塩複合体とその製造方法 |
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JPH1077342A true JPH1077342A (ja) | 1998-03-24 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010222496A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Kochi Univ | Pgaイオンコンプレックス |
JP2014122203A (ja) * | 2012-11-21 | 2014-07-03 | Toyobo Co Ltd | 抗真菌剤およびコーティング剤 |
JP2020158677A (ja) * | 2019-03-27 | 2020-10-01 | 国立大学法人高知大学 | イオン性ポリマーの製造方法 |
CN118725291A (zh) * | 2024-09-03 | 2024-10-01 | 青岛溯博生物技术有限公司 | 一种提高聚谷氨酸活性的改性方法及其产品和应用 |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP24887896A patent/JP3647989B2/ja not_active Expired - Fee Related
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