JPH1076387A - パンチ・レーザ複合加工機 - Google Patents
パンチ・レーザ複合加工機Info
- Publication number
- JPH1076387A JPH1076387A JP8230481A JP23048196A JPH1076387A JP H1076387 A JPH1076387 A JP H1076387A JP 8230481 A JP8230481 A JP 8230481A JP 23048196 A JP23048196 A JP 23048196A JP H1076387 A JPH1076387 A JP H1076387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- axis direction
- scrap
- work
- carriage
- laser processing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laser Beam Processing (AREA)
- Punching Or Piercing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 レーザ加工時に発生し集積したスクラップ
を、パンチモードへ切換えるときに自動搬出せしめてス
クラップのメンテナンスをなくするようにする。 【解決手段】 ワークをクランプせしめるワーククラン
プ25を有する第1キャレッジ23をX軸方向へ移動自
在に設けると共に、固定されたセンタテーブル9の両側
に設けたサイドテーブル11,13と一体的に設けた第
1キャレッジベース21をY軸方向へ移動自在に設け、
パンチ加工位置KよりX軸方向へオフセットされたレー
ザ加工位置Lを原点とするレーザ加工ヘッド29を備え
た第2キャレッジベース27をy軸方向へ移動自在に設
け、サイドテーブル11にカッティングプレート39を
設けると共に、カッティングプレート39の下方におけ
るサイドテーブル11に開閉可能な集塵ボックス43を
設け、集塵ボックス43の下方にスクラップ搬出用コン
ベア47を設けてなることを特徴とする。
を、パンチモードへ切換えるときに自動搬出せしめてス
クラップのメンテナンスをなくするようにする。 【解決手段】 ワークをクランプせしめるワーククラン
プ25を有する第1キャレッジ23をX軸方向へ移動自
在に設けると共に、固定されたセンタテーブル9の両側
に設けたサイドテーブル11,13と一体的に設けた第
1キャレッジベース21をY軸方向へ移動自在に設け、
パンチ加工位置KよりX軸方向へオフセットされたレー
ザ加工位置Lを原点とするレーザ加工ヘッド29を備え
た第2キャレッジベース27をy軸方向へ移動自在に設
け、サイドテーブル11にカッティングプレート39を
設けると共に、カッティングプレート39の下方におけ
るサイドテーブル11に開閉可能な集塵ボックス43を
設け、集塵ボックス43の下方にスクラップ搬出用コン
ベア47を設けてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークにパンチ
加工とレーザ加工を行うパンチ・レーザ複合加工機に関
する。
加工とレーザ加工を行うパンチ・レーザ複合加工機に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機における例えば光移
動型レーザ加工機においては、レーザ加工時に発生した
スクラップはカッティングプレート(カッティングロー
ラ)の下へ落下してカッティングプレートの下方に設け
られた集塵ボックスに集積され、スクラップの取り出し
は作業者が定期的に行っている。
動型レーザ加工機においては、レーザ加工時に発生した
スクラップはカッティングプレート(カッティングロー
ラ)の下へ落下してカッティングプレートの下方に設け
られた集塵ボックスに集積され、スクラップの取り出し
は作業者が定期的に行っている。
【0003】また、従来のパンチ・レーザ複合加工機
は、パンチ加工位置およびレーザ加工位置が固定されて
おり、レーザ加工で発生したスクラップはレーザ加工位
置の下方に設けられた集塵ボックスに集積され、この場
合にもスクラップの取り出しは作業者が定期的に行って
いる。
は、パンチ加工位置およびレーザ加工位置が固定されて
おり、レーザ加工で発生したスクラップはレーザ加工位
置の下方に設けられた集塵ボックスに集積され、この場
合にもスクラップの取り出しは作業者が定期的に行って
いる。
【0004】最近、パンチ・レーザ複合加工機として
は、パンチ加工位置を固定しておき、レーザ加工位置を
パンチ加工位置より例えばX軸方向へオフセットされ、
しかもレーザ加工ヘッドがレーザ加工位置を原点として
y軸方向へ移動せしめるパンチ・レーザ複合加工機が開
発されてきている。このタイプのパンチ・レーザ複合加
工機においては、レーザ加工時に発生したスクラップは
フロント側サイドテーブルの下部にたまるものである。
は、パンチ加工位置を固定しておき、レーザ加工位置を
パンチ加工位置より例えばX軸方向へオフセットされ、
しかもレーザ加工ヘッドがレーザ加工位置を原点として
y軸方向へ移動せしめるパンチ・レーザ複合加工機が開
発されてきている。このタイプのパンチ・レーザ複合加
工機においては、レーザ加工時に発生したスクラップは
フロント側サイドテーブルの下部にたまるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したレ
ーザ加工ヘッドがy軸方向へ移動するタイプのパンチ・
レーザ複合加工機では、レーザ加工時に発生したスクラ
ップは、フロント側サイドテーブルの下部にたまるた
め、パンチ加工時のサイドテーブル移動に伴い、たまっ
たスクラップが悪影響を及ぼしている。例えばサイドテ
ーブルの重量がアップしたり、スクラップによる移動音
が生じたり、または、スクラップボックスが破損すると
いった種々の悪影響を及ぼしている。
ーザ加工ヘッドがy軸方向へ移動するタイプのパンチ・
レーザ複合加工機では、レーザ加工時に発生したスクラ
ップは、フロント側サイドテーブルの下部にたまるた
め、パンチ加工時のサイドテーブル移動に伴い、たまっ
たスクラップが悪影響を及ぼしている。例えばサイドテ
ーブルの重量がアップしたり、スクラップによる移動音
が生じたり、または、スクラップボックスが破損すると
いった種々の悪影響を及ぼしている。
【0006】この発明の目的は、レーザ加工時に発生し
集積したスクラップを、パンチモードへ切換えるときに
自動搬出せしめてスクラップのメンテナンスをなくする
ようにしたパンチ・レーザ複合加工機を提供することに
ある。
集積したスクラップを、パンチモードへ切換えるときに
自動搬出せしめてスクラップのメンテナンスをなくする
ようにしたパンチ・レーザ複合加工機を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のパンチ・レーザ複合加工機
は、パンチ加工位置に対してワークをクランプせしめる
ワーククランプを有する第1キャレッジをX軸方向へ移
動自在に設けると共に、固定されたセンタテーブルの両
側に設けたサイドテーブルと一体的に設けた第1キャレ
ッジベースをY軸方向へ移動自在に設け、前記パンチ加
工位置よりX軸方向へオフセットされたレーザ加工位置
を原点とするレーザ加工ヘッドを備えた第2キャレッジ
ベースをy軸方向へ移動自在に設け、前記レーザ加工ヘ
ッドがy軸方向へ移動する直下の前記サイドテーブルに
カッティングプレートを設けると共に、このカッティン
グプレートの下方におけるサイドテーブルに開閉可能な
集塵ボックスを設け、この集塵ボックスの下方にスクラ
ップ搬出用コンベアを設けてなることを特徴とするもの
である。
に請求項1によるこの発明のパンチ・レーザ複合加工機
は、パンチ加工位置に対してワークをクランプせしめる
ワーククランプを有する第1キャレッジをX軸方向へ移
動自在に設けると共に、固定されたセンタテーブルの両
側に設けたサイドテーブルと一体的に設けた第1キャレ
ッジベースをY軸方向へ移動自在に設け、前記パンチ加
工位置よりX軸方向へオフセットされたレーザ加工位置
を原点とするレーザ加工ヘッドを備えた第2キャレッジ
ベースをy軸方向へ移動自在に設け、前記レーザ加工ヘ
ッドがy軸方向へ移動する直下の前記サイドテーブルに
カッティングプレートを設けると共に、このカッティン
グプレートの下方におけるサイドテーブルに開閉可能な
集塵ボックスを設け、この集塵ボックスの下方にスクラ
ップ搬出用コンベアを設けてなることを特徴とするもの
である。
【0008】したがって、ワークにレーザ加工を行う際
にはワークをワーククランプでクランプせしめて第1キ
ャレッジをX軸方向へ移動せしめると共にレーザ加工ヘ
ッドを備えた第2キャレッジベースをレーザ加工位置の
原点からy軸方向へ移動せしめることにより、ワークに
レーザ加工が行われる。
にはワークをワーククランプでクランプせしめて第1キ
ャレッジをX軸方向へ移動せしめると共にレーザ加工ヘ
ッドを備えた第2キャレッジベースをレーザ加工位置の
原点からy軸方向へ移動せしめることにより、ワークに
レーザ加工が行われる。
【0009】ワークにレーザ加工を行ったときに発生す
るスクラップはカッティングプレートから下方に落ちサ
イドテーブルの下部に設けられている集塵ボックスに集
積される。
るスクラップはカッティングプレートから下方に落ちサ
イドテーブルの下部に設けられている集塵ボックスに集
積される。
【0010】ワークにパンチング加工を行う際には、パ
ンチモードへプログラム上切換えたときに集塵ボックス
が開いて下方に設けられているスクラップ搬出用コンベ
アに落下するごとにスクラップは搬出される。そして、
第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめると共に第1キ
ャレッジベースをY軸方向へ移動せしめてワークの所望
位置をパンチ加工位置に位置決めしてパンチング加工が
行われる。
ンチモードへプログラム上切換えたときに集塵ボックス
が開いて下方に設けられているスクラップ搬出用コンベ
アに落下するごとにスクラップは搬出される。そして、
第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめると共に第1キ
ャレッジベースをY軸方向へ移動せしめてワークの所望
位置をパンチ加工位置に位置決めしてパンチング加工が
行われる。
【0011】而して、パンチモード切換時にスクラップ
は自動的に搬出されるから、スクラップのメンテナンス
がいらなくなると共に、パンチモードにおいてはサイド
テーブルが軽量化される。
は自動的に搬出されるから、スクラップのメンテナンス
がいらなくなると共に、パンチモードにおいてはサイド
テーブルが軽量化される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
を図面に基いて詳細に説明する。
【0013】図2を参照するに、パンチ・レーザ複合加
工機1は、立設された門型状のフレーム3を備えてお
り、このフレーム3には回転可能な上,下部タレット
5,7が相対向して設けられている。この上,下部タレ
ット5,7の円周上には適宜な間隔で相対向した複数の
パンチP,ダイDが装着されている。前記上,下部タレ
ット5,7のK位置がパンチ加工位置となっている。
工機1は、立設された門型状のフレーム3を備えてお
り、このフレーム3には回転可能な上,下部タレット
5,7が相対向して設けられている。この上,下部タレ
ット5,7の円周上には適宜な間隔で相対向した複数の
パンチP,ダイDが装着されている。前記上,下部タレ
ット5,7のK位置がパンチ加工位置となっている。
【0014】上記構成により、上,下部タレット5,7
を同期して回転せしめて複数のパンチP,ダイDから所
望のパンチP,ダイDをパンチ加工位置Kに割り出して
図示省略のストライカを上下動せしめることにより、パ
ンチ加工位置Kに位置決めされたワークWの所望位置に
パンチPとダイDとの協働でパンチング加工が行われる
ことになる。
を同期して回転せしめて複数のパンチP,ダイDから所
望のパンチP,ダイDをパンチ加工位置Kに割り出して
図示省略のストライカを上下動せしめることにより、パ
ンチ加工位置Kに位置決めされたワークWの所望位置に
パンチPとダイDとの協働でパンチング加工が行われる
ことになる。
【0015】前記上,下部タレット5,7の前方(図2
において下方)における前記フレーム3には固定したセ
ンタテーブル9が設けられている。このセンタテーブル
9の左右両側にはY軸方向(図2において上下方向)へ
移動自在なフロント,リヤサイドテーブル11,13が
設けられている。このフロント,リアサイドテーブル1
1,13の両外側には複数の蝶番15にて補助テーブル
17,19が設けられ、必要時に水平状態に支持され
る。前記フロント,リヤサイドテーブル11,13の前
側(図2において下側)上には前記センタテーブル9を
跨いでX軸方向へ延伸した第1キャレッジベース21が
一体化されている。この第1キャレッジベース21は図
示省略の駆動モータ,ボールねじによってY軸方向へ移
動自在となっている。
において下方)における前記フレーム3には固定したセ
ンタテーブル9が設けられている。このセンタテーブル
9の左右両側にはY軸方向(図2において上下方向)へ
移動自在なフロント,リヤサイドテーブル11,13が
設けられている。このフロント,リアサイドテーブル1
1,13の両外側には複数の蝶番15にて補助テーブル
17,19が設けられ、必要時に水平状態に支持され
る。前記フロント,リヤサイドテーブル11,13の前
側(図2において下側)上には前記センタテーブル9を
跨いでX軸方向へ延伸した第1キャレッジベース21が
一体化されている。この第1キャレッジベース21は図
示省略の駆動モータ,ボールねじによってY軸方向へ移
動自在となっている。
【0016】上記構成により、第1キャレッジベース2
1をY軸方向へ移動せしめることにより、フロント,リ
ヤサイドテーブル11,13も同方向へ移動されること
になる。
1をY軸方向へ移動せしめることにより、フロント,リ
ヤサイドテーブル11,13も同方向へ移動されること
になる。
【0017】前記第1キャレッジベース21上には図示
省略の駆動モータ,ボールねじによってX軸方向へ移動
自在な第1キャレッジ23が設けられている。この第1
キャレッジ23にはワークWをクランプせしめる複数の
ワーククランプ25が備えられている。
省略の駆動モータ,ボールねじによってX軸方向へ移動
自在な第1キャレッジ23が設けられている。この第1
キャレッジ23にはワークWをクランプせしめる複数の
ワーククランプ25が備えられている。
【0018】上記構成により、ワークWをクランプした
ワーククランプ25を備えた第1キャレッジ23をX軸
方向へ移動せしめると、ワークWがX軸方向へ移動され
ることになる。
ワーククランプ25を備えた第1キャレッジ23をX軸
方向へ移動せしめると、ワークWがX軸方向へ移動され
ることになる。
【0019】したがって、第1キャレッジ23をX軸方
向へ、第1キャレッジベース21をY軸方向へ移動せし
めることにより、ワーククランプ25にクランプされた
ワークWがX軸,Y軸方向へ移動されるのでワークWの
所望位置がパンチ加工位置Kに移動位置決めされる。次
いで、パンチ加工位置Kに割り出されたパンチPとダイ
Dとの協働でワークWの所望位置にパンチング加工が行
われることになる。
向へ、第1キャレッジベース21をY軸方向へ移動せし
めることにより、ワーククランプ25にクランプされた
ワークWがX軸,Y軸方向へ移動されるのでワークWの
所望位置がパンチ加工位置Kに移動位置決めされる。次
いで、パンチ加工位置Kに割り出されたパンチPとダイ
Dとの協働でワークWの所望位置にパンチング加工が行
われることになる。
【0020】前記フレーム3の図2において左側には、
例えば図示省略の駆動モータ,ボールねじによってy軸
方向へ移動自在な第2キャレッジベース27が設けられ
ている。この第2キャレッジベース27の下部にはレー
ザ加工ヘッド29が備えられている。このレーザ加工ヘ
ッド29は前記パンチ加工位置KよりX軸方向へ距離X
0 だけオフセットされた位置をレーザ加工位置Lとし、
このレーザ加工位置Lは前記レーザ加工ヘッド29の原
点位置に予め設定されている。
例えば図示省略の駆動モータ,ボールねじによってy軸
方向へ移動自在な第2キャレッジベース27が設けられ
ている。この第2キャレッジベース27の下部にはレー
ザ加工ヘッド29が備えられている。このレーザ加工ヘ
ッド29は前記パンチ加工位置KよりX軸方向へ距離X
0 だけオフセットされた位置をレーザ加工位置Lとし、
このレーザ加工位置Lは前記レーザ加工ヘッド29の原
点位置に予め設定されている。
【0021】上記構成により、第2キャレッジベース2
7をy軸方向へ移動せしめると、レーザ加工ヘッド29
がy軸方向へレーザ加工位置Lを原点位置として移動さ
れることになる。
7をy軸方向へ移動せしめると、レーザ加工ヘッド29
がy軸方向へレーザ加工位置Lを原点位置として移動さ
れることになる。
【0022】前記リヤサイドテーブル13の前方(図2
において下方)にはレーザ発振器31が配置されてい
る。また、前記フレーム3の図2において左側の前方に
はベンドミラー33を備えたベンドミラー装置35が設
けられている。さらに前記レーザ加工ヘッド29の上部
にはベンドミラー37が備えられている。前記レーザ加
工ヘッド29がy軸方向へ移動するレーザ加工ヘッド2
9の直下のフロントサイドテーブル11にはy軸方向へ
延伸した2個のカッティングプレート(カッティングロ
ーラ)39が所望の隙間をあけて設けられている。
において下方)にはレーザ発振器31が配置されてい
る。また、前記フレーム3の図2において左側の前方に
はベンドミラー33を備えたベンドミラー装置35が設
けられている。さらに前記レーザ加工ヘッド29の上部
にはベンドミラー37が備えられている。前記レーザ加
工ヘッド29がy軸方向へ移動するレーザ加工ヘッド2
9の直下のフロントサイドテーブル11にはy軸方向へ
延伸した2個のカッティングプレート(カッティングロ
ーラ)39が所望の隙間をあけて設けられている。
【0023】上記構成により、レーザ発振器31で出力
されたレーザビームLBはベンドミラー33,37を経
てレーザ加工ヘッド29内に備えられた集光レンズで集
光された後、ワークWへ向けて照射される。
されたレーザビームLBはベンドミラー33,37を経
てレーザ加工ヘッド29内に備えられた集光レンズで集
光された後、ワークWへ向けて照射される。
【0024】したがって、ワークWをフロントサイドテ
ーブル11又は補助テーブル17に出没自在に設けられ
ているロケートピン41をパスラインより突出せしめて
このロケートピン41とワーククランプ25とで加工す
べきワークWを位置決めせしめる。
ーブル11又は補助テーブル17に出没自在に設けられ
ているロケートピン41をパスラインより突出せしめて
このロケートピン41とワーククランプ25とで加工す
べきワークWを位置決めせしめる。
【0025】ワークWを位置決めし固定した状態で、第
1キャレッジ23,第2キャレッジベース27をそれぞ
れX軸,y軸方向へ移動せしめ、レーザ加工ヘッド29
をカッティングローラ39間上のワークWの所望位置の
直上に位置決めし、レーザビームLBを照射せしめるこ
とにより、ワークWにレーザ加工が行われることにな
る。
1キャレッジ23,第2キャレッジベース27をそれぞ
れX軸,y軸方向へ移動せしめ、レーザ加工ヘッド29
をカッティングローラ39間上のワークWの所望位置の
直上に位置決めし、レーザビームLBを照射せしめるこ
とにより、ワークWにレーザ加工が行われることにな
る。
【0026】図1に示されているように、前記フロント
サイドテーブル11に設けられたカッティングローラ3
9の下方には、レーザ加工時に発生したスクラップSを
集積せしめておく集塵ボックス43が設けられている。
しかも集塵ボックス43の下部にはスクラップ搬出用ド
ア45が矢印で示されているように開閉されるようにな
っている。前記集塵ボックス43の下方にはスクラップ
搬出用コンベアとしてのローラコンベア47が矢印で示
したごとく走行自在に設けられている。
サイドテーブル11に設けられたカッティングローラ3
9の下方には、レーザ加工時に発生したスクラップSを
集積せしめておく集塵ボックス43が設けられている。
しかも集塵ボックス43の下部にはスクラップ搬出用ド
ア45が矢印で示されているように開閉されるようにな
っている。前記集塵ボックス43の下方にはスクラップ
搬出用コンベアとしてのローラコンベア47が矢印で示
したごとく走行自在に設けられている。
【0027】上記構成により、ワークWにレーザ加工を
行った際にはスクラップSが発生するが、この発生した
スクラップSはカッティングローラ39間から集塵ボッ
クス43に落ち一旦集積される。
行った際にはスクラップSが発生するが、この発生した
スクラップSはカッティングローラ39間から集塵ボッ
クス43に落ち一旦集積される。
【0028】ワークWにパンチング加工を行う際にはパ
ンチモードへプログラム上切換えられ、集塵ボックス4
3に備えられているスクラップ用搬出ドア45が開い
て、集塵ボックス43内に一旦集積されていたスクラッ
プSが図1に示されているようにローラコンベア47上
に落下し、ローラコンベア47が矢印で示したごとく走
行することによって外部へ自動的に搬出せしめることが
できる。
ンチモードへプログラム上切換えられ、集塵ボックス4
3に備えられているスクラップ用搬出ドア45が開い
て、集塵ボックス43内に一旦集積されていたスクラッ
プSが図1に示されているようにローラコンベア47上
に落下し、ローラコンベア47が矢印で示したごとく走
行することによって外部へ自動的に搬出せしめることが
できる。
【0029】再びレーザ加工を行う際には、スクラップ
Sは再度集塵ボックス43内に集積されるが、次のパン
チング加工時には又搬出される。
Sは再度集塵ボックス43内に集積されるが、次のパン
チング加工時には又搬出される。
【0030】したがって、ワークWにパンチング加工を
行う際には、集塵ボックス43内にはスクラップSは集
積されていないから、フロントサイドテーブル11の重
量はアップせず、またスクラップSによる移動音も発生
せず、さらに集塵ボックス43の破損もなくなるので、
スクラップSのメンテナンスがいらなくなると共にパン
チモードにおいてはフロントサイドテーブル11を軽量
化せしめることができる。
行う際には、集塵ボックス43内にはスクラップSは集
積されていないから、フロントサイドテーブル11の重
量はアップせず、またスクラップSによる移動音も発生
せず、さらに集塵ボックス43の破損もなくなるので、
スクラップSのメンテナンスがいらなくなると共にパン
チモードにおいてはフロントサイドテーブル11を軽量
化せしめることができる。
【0031】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0032】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例より理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、ワークにレーザ
加工を行う際にはワークをワーククランプでクランプせ
しめて第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめると共に
レーザ加工ヘッドを備えた第2キャレッジベースをレー
ザ加工位置の原点からy軸方向へ移動せしめることによ
り、ワークにレーザ加工が行われる。
れるように、請求項1の発明によれば、ワークにレーザ
加工を行う際にはワークをワーククランプでクランプせ
しめて第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめると共に
レーザ加工ヘッドを備えた第2キャレッジベースをレー
ザ加工位置の原点からy軸方向へ移動せしめることによ
り、ワークにレーザ加工が行われる。
【0033】ワークにレーザ加工を行ったときに発生す
るスクラップはカッティングプレートから下方に落ちサ
イドテーブルの下部に設けられている集塵ボックスに集
積される。
るスクラップはカッティングプレートから下方に落ちサ
イドテーブルの下部に設けられている集塵ボックスに集
積される。
【0034】ワークにパンチング加工を行う際には、パ
ンチモードへプログラム上切換えたときに集塵ボックス
が開いて下方に設けられているスクラップ搬出用コンベ
アに落下するごとにスクラップは搬出される。そして、
第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめると共に第1キ
ャレッジベースをY軸方向へ移動せしめてワークの所望
位置をパンチ加工位置に位置決めしてパンチング加工が
行われる。
ンチモードへプログラム上切換えたときに集塵ボックス
が開いて下方に設けられているスクラップ搬出用コンベ
アに落下するごとにスクラップは搬出される。そして、
第1キャレッジをX軸方向へ移動せしめると共に第1キ
ャレッジベースをY軸方向へ移動せしめてワークの所望
位置をパンチ加工位置に位置決めしてパンチング加工が
行われる。
【0035】而して、パンチモード切換時にスクラップ
を自動的に搬出せしめることができるから、スクラップ
のメンテナンスがいらなくなると共に、パンチモードに
おいてはサイドテーブルを軽量化せしめることができ
る。
を自動的に搬出せしめることができるから、スクラップ
のメンテナンスがいらなくなると共に、パンチモードに
おいてはサイドテーブルを軽量化せしめることができ
る。
【図1】この発明の主要部を示し、図1におけるフロン
トサイドテーブル部分の拡大正面図である。
トサイドテーブル部分の拡大正面図である。
【図2】この発明を実施する一実施の形態の例のパンチ
・レーザ複合加工機の平面図である。
・レーザ複合加工機の平面図である。
1 パンチ・レーザ複合加工機 3 フレーム 9 センタテーブル 11 フロントサイドテーブル(サイドテーブル) 21 第1キャレッジベース 23 第1キャレッジ 25 ワーククランプ 27 第2キャレッジベース 29 レーザ加工ヘッド 39 カッティングローラ(カッティングプレート) 43 集塵ボックス 45 スクラップ搬出用ドア 47 ローラコンベア(スクラップ搬出用コンベア)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B23P 23/04 B23P 23/04
Claims (1)
- 【請求項1】 パンチ加工位置に対してワークをクラン
プせしめるワーククランプを有する第1キャレッジをX
軸方向へ移動自在に設けると共に、固定されたセンタテ
ーブルの両側に設けたサイドテーブルと一体的に設けた
第1キャレッジベースをY軸方向へ移動自在に設け、前
記パンチ加工位置よりX軸方向へオフセットされたレー
ザ加工位置を原点とするレーザ加工ヘッドを備えた第2
キャレッジベースをy軸方向へ移動自在に設け、前記レ
ーザ加工ヘッドがy軸方向へ移動する直下の前記サイド
テーブルにカッティングプレートを設けると共に、この
カッティングプレートの下方におけるサイドテーブルに
開閉可能な集塵ボックスを設け、この集塵ボックスの下
方にスクラップ搬出用コンベアを設けてなることを特徴
とするパンチ・レーザ複合加工機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8230481A JPH1076387A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | パンチ・レーザ複合加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8230481A JPH1076387A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | パンチ・レーザ複合加工機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1076387A true JPH1076387A (ja) | 1998-03-24 |
Family
ID=16908479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8230481A Pending JPH1076387A (ja) | 1996-08-30 | 1996-08-30 | パンチ・レーザ複合加工機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1076387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7847215B2 (en) * | 2005-09-06 | 2010-12-07 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Jet trapping in a cutting beam processing machine |
-
1996
- 1996-08-30 JP JP8230481A patent/JPH1076387A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7847215B2 (en) * | 2005-09-06 | 2010-12-07 | Trumpf Werkzeugmaschinen Gmbh + Co. Kg | Jet trapping in a cutting beam processing machine |
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