JPH106156A - 板材加工機のワークテーブル - Google Patents
板材加工機のワークテーブルInfo
- Publication number
- JPH106156A JPH106156A JP8155607A JP15560796A JPH106156A JP H106156 A JPH106156 A JP H106156A JP 8155607 A JP8155607 A JP 8155607A JP 15560796 A JP15560796 A JP 15560796A JP H106156 A JPH106156 A JP H106156A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- work
- brush
- dust
- processing
- work table
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Machine Tool Units (AREA)
- Laser Beam Processing (AREA)
- Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 板材加工時にワークに付着する粉塵の清浄を
行うと共に加工位置におけるワークテーブルを構成する
ブラシの自己清浄も行い、より良い製品加工品質を保て
るようにする。 【解決手段】 板材加工機1の加工位置でワークWに板
材加工を行う際に前記ワークWを載置せしめる板材加工
機1のワークテーブル37,39であって、前記加工位
置付近のワークテーブル37がブラシベース41上に適
宜な間隔で植毛された複数のブラシ43からなると共
に、前記各ブラシ43の下部に集塵機59に連通した吸
気口55を設けてなることを特徴とする。
行うと共に加工位置におけるワークテーブルを構成する
ブラシの自己清浄も行い、より良い製品加工品質を保て
るようにする。 【解決手段】 板材加工機1の加工位置でワークWに板
材加工を行う際に前記ワークWを載置せしめる板材加工
機1のワークテーブル37,39であって、前記加工位
置付近のワークテーブル37がブラシベース41上に適
宜な間隔で植毛された複数のブラシ43からなると共
に、前記各ブラシ43の下部に集塵機59に連通した吸
気口55を設けてなることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板材加工機の加
工位置でワークに板材加工を行う際にワークを載置せし
める板材加工機のワークテーブルに関する。
工位置でワークに板材加工を行う際にワークを載置せし
める板材加工機のワークテーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばタレッ
トパンチプレスにおけるワークテーブルに、例えば特開
平7−256367号公報などで知られているようなブ
ラシテーブルを用い、ワークの裏キズ、成型加工等の対
応を行っている。
トパンチプレスにおけるワークテーブルに、例えば特開
平7−256367号公報などで知られているようなブ
ラシテーブルを用い、ワークの裏キズ、成型加工等の対
応を行っている。
【0003】また、レーザ加工機はワーク固定支持にて
レーザ加工ヘッドが移動し加工する方式が主流で、ワー
クにレーザ加工を行う際に発生する粉塵を吸気方式の集
塵機により集塵せしめている。
レーザ加工ヘッドが移動し加工する方式が主流で、ワー
クにレーザ加工を行う際に発生する粉塵を吸気方式の集
塵機により集塵せしめている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のタレットパンチプレスに用いられているブラシテー
ブルのブラシにほこり、ちりなどが付着して製品の汚
れ、キズの原因になることがある。
来のタレットパンチプレスに用いられているブラシテー
ブルのブラシにほこり、ちりなどが付着して製品の汚
れ、キズの原因になることがある。
【0005】また、レーザ加工機に用いられている集塵
機では、ワークに付着した粉塵までは集塵せしめること
ができない。そのため、レーザ加工直後はワークの表面
が粉塵のザラツキを有し清浄する必要がある。
機では、ワークに付着した粉塵までは集塵せしめること
ができない。そのため、レーザ加工直後はワークの表面
が粉塵のザラツキを有し清浄する必要がある。
【0006】この発明の目的は、板材加工時にワークに
付着する粉塵の清浄を行うと共に加工位置におけるワー
クテーブルを構成するブラシの自己清浄も行い、より良
い製品加工品質を保てるようにした板材加工機のワーク
テーブルを提供することにある。
付着する粉塵の清浄を行うと共に加工位置におけるワー
クテーブルを構成するブラシの自己清浄も行い、より良
い製品加工品質を保てるようにした板材加工機のワーク
テーブルを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機のワークテーブ
ルは、板材加工機の加工位置でワークに板材加工を行う
際に前記ワークを載置せしめる板材加工機のワークテー
ブルであって、前記加工位置付近のワークテーブルがブ
ラシベース上に適宜な間隔で植毛された複数のブラシか
らなると共に、前記ブラシの下部に集塵機に連通した吸
気口を設けてなることを特徴とするものである。
に請求項1によるこの発明の板材加工機のワークテーブ
ルは、板材加工機の加工位置でワークに板材加工を行う
際に前記ワークを載置せしめる板材加工機のワークテー
ブルであって、前記加工位置付近のワークテーブルがブ
ラシベース上に適宜な間隔で植毛された複数のブラシか
らなると共に、前記ブラシの下部に集塵機に連通した吸
気口を設けてなることを特徴とするものである。
【0008】したがって、加工すべきワークはブラシベ
ース上に植毛された複数のブラシ上に載置された状態で
加工位置において板材加工される。板材加工されたワー
クが加工位置から搬送される際に、集塵機を作動せしめ
ると、ワークがブラシでブラッシングされてワークの裏
面に付着されている粉塵を清浄する。そのブラッシング
の時にブラシに付着している粉塵やほこり、ちりなども
ブラシより離れて吸気されるので自己清浄も行われる。
ース上に植毛された複数のブラシ上に載置された状態で
加工位置において板材加工される。板材加工されたワー
クが加工位置から搬送される際に、集塵機を作動せしめ
ると、ワークがブラシでブラッシングされてワークの裏
面に付着されている粉塵を清浄する。そのブラッシング
の時にブラシに付着している粉塵やほこり、ちりなども
ブラシより離れて吸気されるので自己清浄も行われる。
【0009】請求項2によるこの発明の板材加工機のワ
ークテーブルは、請求項1の板材加工機のワークテーブ
ルにおいて、前記ブラシが耐熱材からなっていることを
特徴とするものである。
ークテーブルは、請求項1の板材加工機のワークテーブ
ルにおいて、前記ブラシが耐熱材からなっていることを
特徴とするものである。
【0010】したがって、ブラシが耐熱材からなってい
るので、ワークの加工位置への移動時や、ワークの搬送
時にワークの下面がブラシの表面に接触しこすられて熱
が発生しても、耐熱材の温度より低いので消耗程度が弱
く長寿命化される。
るので、ワークの加工位置への移動時や、ワークの搬送
時にワークの下面がブラシの表面に接触しこすられて熱
が発生しても、耐熱材の温度より低いので消耗程度が弱
く長寿命化される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
を図面に基いて詳細に説明する。
【0012】図4および図5を参照するに、板材加工機
としての例えばパンチ・レーザ複合加工機1はレーザ加
工部3と、パンチプレス加工部5とで構成されている。
パンチプレス加工部5はC型形状の上部フレーム7Uと
下部フレーム7Dとで構成されており、上部フレーム7
Uには上部タレット9が、下部フレーム7Dには下部タ
レット11が回動自在に支承されている。
としての例えばパンチ・レーザ複合加工機1はレーザ加
工部3と、パンチプレス加工部5とで構成されている。
パンチプレス加工部5はC型形状の上部フレーム7Uと
下部フレーム7Dとで構成されており、上部フレーム7
Uには上部タレット9が、下部フレーム7Dには下部タ
レット11が回動自在に支承されている。
【0013】前記上部タレット9の円周上には適宜な間
隔で複数の上金型としてのパンチ13が装着されている
と共に、前記下部タレット9の円周上における前記パン
チ13と対向した位置には複数の下金型としてのダイ1
5が装着されている。前記上部フレーム7Uにはパンチ
13とダイ15とを協働せしめて穴明け加工あるいは成
形加工を行なう油圧駆動装置である油圧シリンダ17が
設けられている。この油圧シリンダ17のピストンロッ
ド19の下部にはラム21が設けられている。
隔で複数の上金型としてのパンチ13が装着されている
と共に、前記下部タレット9の円周上における前記パン
チ13と対向した位置には複数の下金型としてのダイ1
5が装着されている。前記上部フレーム7Uにはパンチ
13とダイ15とを協働せしめて穴明け加工あるいは成
形加工を行なう油圧駆動装置である油圧シリンダ17が
設けられている。この油圧シリンダ17のピストンロッ
ド19の下部にはラム21が設けられている。
【0014】上記構成により、図示省略の駆動装置によ
り、上部,下部タレット9,11を、同期をとって回動
せしめて複数のパンチ13、ダイ15の中から使用する
パンチ13、ダイ15を加工位置(ラム21の直下位
置)に割出す。次いで、油圧シリンダ17を作動させて
ラム21を上下動せしめることによって加工位置に割出
されたパンチ13とダイ15との協働でワークWに穴明
け加工あるいは成形加工が行なわれることとなる。
り、上部,下部タレット9,11を、同期をとって回動
せしめて複数のパンチ13、ダイ15の中から使用する
パンチ13、ダイ15を加工位置(ラム21の直下位
置)に割出す。次いで、油圧シリンダ17を作動させて
ラム21を上下動せしめることによって加工位置に割出
されたパンチ13とダイ15との協働でワークWに穴明
け加工あるいは成形加工が行なわれることとなる。
【0015】前記加工位置の近傍における上部フレーム
7Uにはレーザ加工部3の加工ヘッド23が上下動自在
に垂下して設けられている。この加工ヘッド23の上部
にはZ軸コラムを介して上部フレーム7Uの上部にはY
軸方向(図4,図5において左右方向)へ延伸したオー
バヘッドビーム部材25が設けられている。このオーバ
ヘッドビーム部材25の左端にはレーザ発振器27が立
設されている。
7Uにはレーザ加工部3の加工ヘッド23が上下動自在
に垂下して設けられている。この加工ヘッド23の上部
にはZ軸コラムを介して上部フレーム7Uの上部にはY
軸方向(図4,図5において左右方向)へ延伸したオー
バヘッドビーム部材25が設けられている。このオーバ
ヘッドビーム部材25の左端にはレーザ発振器27が立
設されている。
【0016】このレーザ発振器27で発振されたレーザ
ビームLBは複数のベンドミラー29で折曲げられて加
工ヘッド23内に装着されている集光レンズ31に集光
される。この集光レンズ31で集光されたレーザビーム
LBは加工ヘッド23の下部先端に取付けられているノ
ズル33からワークWへ向けて照射されてワークWに切
断加工、穴明け加工あるいはトリム加工などが行なわれ
ることになる。
ビームLBは複数のベンドミラー29で折曲げられて加
工ヘッド23内に装着されている集光レンズ31に集光
される。この集光レンズ31で集光されたレーザビーム
LBは加工ヘッド23の下部先端に取付けられているノ
ズル33からワークWへ向けて照射されてワークWに切
断加工、穴明け加工あるいはトリム加工などが行なわれ
ることになる。
【0017】前記下部フレーム7Dの右側には支持フレ
ーム35が立設されており、この支持フレーム35上に
はワークWを支持するためのワークテーブルのうちの固
定的な中央ワークテーブル37と、この中央テーブル3
7の両側(図5において上下側)にはY軸方向へ移動自
在なサイドワークテーブル39が設けられている。この
サイドワークテーブル39と前記中央テーブル37上は
図2に示されているようにブラシベース41とこのブラ
シベース41上に適宜な間隔で植毛された複数のブラシ
43とで構成されている。
ーム35が立設されており、この支持フレーム35上に
はワークWを支持するためのワークテーブルのうちの固
定的な中央ワークテーブル37と、この中央テーブル3
7の両側(図5において上下側)にはY軸方向へ移動自
在なサイドワークテーブル39が設けられている。この
サイドワークテーブル39と前記中央テーブル37上は
図2に示されているようにブラシベース41とこのブラ
シベース41上に適宜な間隔で植毛された複数のブラシ
43とで構成されている。
【0018】前記サイドワークテーブル39の右端上に
はY軸方向へ延伸したキャレッジベース45が設けられ
ており、このキャレッジベース45にはX軸方向へ移動
自在なキャレッジ47が設けられている。このキャレッ
ジ47にはワークWをクランプ、アンクランプせしめる
複数のワーククランプ49が備えられている。
はY軸方向へ延伸したキャレッジベース45が設けられ
ており、このキャレッジベース45にはX軸方向へ移動
自在なキャレッジ47が設けられている。このキャレッ
ジ47にはワークWをクランプ、アンクランプせしめる
複数のワーククランプ49が備えられている。
【0019】上記構成により、ワークWをワーククラン
プ49にクランプせしめると共に、図示省略の駆動装置
でサイドテーブル39をY軸方向へ、キャレッジ47を
キャレッジベース45に対してX軸方向へ移動せしめる
ことによってワークWはX軸,Y軸方向へ移動される。
而して、レーザ加工部3、パンチプレス加工部5のそれ
ぞれの加工位置にワークWの所望位置が位置決めされる
ことにより、穴明け、切断、成形加工などが行なわれる
ことになる。
プ49にクランプせしめると共に、図示省略の駆動装置
でサイドテーブル39をY軸方向へ、キャレッジ47を
キャレッジベース45に対してX軸方向へ移動せしめる
ことによってワークWはX軸,Y軸方向へ移動される。
而して、レーザ加工部3、パンチプレス加工部5のそれ
ぞれの加工位置にワークWの所望位置が位置決めされる
ことにより、穴明け、切断、成形加工などが行なわれる
ことになる。
【0020】図2にはレーザ加工部3における加工位置
の近傍が拡大されて示されている。図2において、前記
加工ヘッド23の下方位置には前記ブラシベース41に
支持されたカッティングプレート51が設けられてい
る。このカッティングプレート51の下部には中空円筒
状の集塵ダクト53が取り付けられており、この集塵ダ
クト53には図示省略の集塵機が接続されている。
の近傍が拡大されて示されている。図2において、前記
加工ヘッド23の下方位置には前記ブラシベース41に
支持されたカッティングプレート51が設けられてい
る。このカッティングプレート51の下部には中空円筒
状の集塵ダクト53が取り付けられており、この集塵ダ
クト53には図示省略の集塵機が接続されている。
【0021】前記レーザ加工部3の加工位置における近
傍のブラシベース41上には適宜な間隔で複数の例えば
ワイヤ、耐熱性の樹脂からなるブラシ43が植毛されて
いる。このブラシ43は例えば断面が円形状を呈してい
る。より詳細には図1に示されているように、各ブラシ
43のほぼ中心部に吸気口55の先端が連通されている
と共にこの各吸気口55は前記ブラシベース41に上下
方向へ貫通して設けられている。前記各吸気口55には
集塵パイプ57の一端が接続されていると共に集塵パイ
プ57の他端は集塵機59に接続されている。
傍のブラシベース41上には適宜な間隔で複数の例えば
ワイヤ、耐熱性の樹脂からなるブラシ43が植毛されて
いる。このブラシ43は例えば断面が円形状を呈してい
る。より詳細には図1に示されているように、各ブラシ
43のほぼ中心部に吸気口55の先端が連通されている
と共にこの各吸気口55は前記ブラシベース41に上下
方向へ貫通して設けられている。前記各吸気口55には
集塵パイプ57の一端が接続されていると共に集塵パイ
プ57の他端は集塵機59に接続されている。
【0022】上記構成により、ブラシ43上に載置され
たワークWは例えばパンチプレス加工部5の加工位置で
打抜き加工を行った後、図2に示されているレーザ加工
部3の加工位置でレーザ加工ヘッド23からワークWへ
向けてレーザビームLBが照射されてワークWにレーザ
加工が行われる。
たワークWは例えばパンチプレス加工部5の加工位置で
打抜き加工を行った後、図2に示されているレーザ加工
部3の加工位置でレーザ加工ヘッド23からワークWへ
向けてレーザビームLBが照射されてワークWにレーザ
加工が行われる。
【0023】レーザ加工が行われたワークWの下面やブ
ラシ43には図3に示されているように粉塵Kが付着さ
れる。この状態において、集塵機59を作動せしめると
共にワークWを図3において矢印で示した方向へ搬送せ
しめることにより、ワークWの下面がブラシ43でブラ
ッシングされるため、ワークWの下面に付着されていた
粉塵Kが清浄されて吸気口55から粉塵Kが吸引されて
集塵パイプ57を経て集塵パイプ59に集塵されること
になる。
ラシ43には図3に示されているように粉塵Kが付着さ
れる。この状態において、集塵機59を作動せしめると
共にワークWを図3において矢印で示した方向へ搬送せ
しめることにより、ワークWの下面がブラシ43でブラ
ッシングされるため、ワークWの下面に付着されていた
粉塵Kが清浄されて吸気口55から粉塵Kが吸引されて
集塵パイプ57を経て集塵パイプ59に集塵されること
になる。
【0024】ワークWの下面をブラシ43でブラッシン
グする際、ブラシ43自体に付着されている粉塵Kやゴ
ミ、ほこりもブラシ43から離れて吸気口55、集塵パ
イプ57を経て集塵機59に集塵されることになる。
グする際、ブラシ43自体に付着されている粉塵Kやゴ
ミ、ほこりもブラシ43から離れて吸気口55、集塵パ
イプ57を経て集塵機59に集塵されることになる。
【0025】したがって、レーザ加工部3の加工位置付
近で粉塵Kの吸気を行うので集塵効果が良い。すなわ
ち、ワークWを加工した後、搬送する際にワークWの下
面に付着した粉塵Kをブラシ43で清浄し集塵機59に
集塵せしめることができる。而して加工後の粉塵Kの清
浄を行う必要がなくなる。また、ブラシ43自体も自己
清浄することができるから、ブラシ43に付着した粉塵
K、ごみ、ほこりによる汚れ、キズの発生を防ぐことが
できる。而して、よりよい製品加工品質を保てることが
できる。また、ブラシ43は例えばワイヤ、耐熱性の樹
脂などの耐熱材からなっているので、ワークWの加工位
置への移動や、ワークWの搬送時にワークWの下面がブ
ラシ43の表面に接触しこすられて熱が発生しても、耐
熱材の温度よりも低いので消耗程度が弱く長寿命化を図
ることができる。
近で粉塵Kの吸気を行うので集塵効果が良い。すなわ
ち、ワークWを加工した後、搬送する際にワークWの下
面に付着した粉塵Kをブラシ43で清浄し集塵機59に
集塵せしめることができる。而して加工後の粉塵Kの清
浄を行う必要がなくなる。また、ブラシ43自体も自己
清浄することができるから、ブラシ43に付着した粉塵
K、ごみ、ほこりによる汚れ、キズの発生を防ぐことが
できる。而して、よりよい製品加工品質を保てることが
できる。また、ブラシ43は例えばワイヤ、耐熱性の樹
脂などの耐熱材からなっているので、ワークWの加工位
置への移動や、ワークWの搬送時にワークWの下面がブ
ラシ43の表面に接触しこすられて熱が発生しても、耐
熱材の温度よりも低いので消耗程度が弱く長寿命化を図
ることができる。
【0026】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では板材加工機としてパンチ、レーザの複合加工
機を例にとって説明したが、パンチプレスやレーザ加工
機などの板材加工機であっても構わない。
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では板材加工機としてパンチ、レーザの複合加工
機を例にとって説明したが、パンチプレスやレーザ加工
機などの板材加工機であっても構わない。
【0027】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例から理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、加工すべきワー
クはブラシベース上に植毛された複数のブラシ上に載置
された状態で加工位置において板材加工される。板材加
工されたワークが加工位置から搬送される際に、集塵機
を作動せしめると、ワークがブラシでブラッシングされ
てワークの裏面に付着されている粉塵を清浄することが
できる。そのブラッシングの時にブラシに付着している
粉塵やほこり、ちりなどもブラシより離れて吸気される
ので自己清浄も一緒に行うことができる。而して、より
よい製品加工品質を保てることができる。
れるように、請求項1の発明によれば、加工すべきワー
クはブラシベース上に植毛された複数のブラシ上に載置
された状態で加工位置において板材加工される。板材加
工されたワークが加工位置から搬送される際に、集塵機
を作動せしめると、ワークがブラシでブラッシングされ
てワークの裏面に付着されている粉塵を清浄することが
できる。そのブラッシングの時にブラシに付着している
粉塵やほこり、ちりなどもブラシより離れて吸気される
ので自己清浄も一緒に行うことができる。而して、より
よい製品加工品質を保てることができる。
【0028】請求項2の発明によれば、ブラシが耐熱材
からなっているので、ワークの加工位置への移動時や、
ワークの搬送時にワークの下面がブラシの表面に接触し
こすられて熱が発生しても、耐熱材の温度より低いので
消耗程度が弱く長寿命化を図ることができる。
からなっているので、ワークの加工位置への移動時や、
ワークの搬送時にワークの下面がブラシの表面に接触し
こすられて熱が発生しても、耐熱材の温度より低いので
消耗程度が弱く長寿命化を図ることができる。
【図1】この発明の主要部を示し、図2におけるI矢視
部における拡大詳細図である。
部における拡大詳細図である。
【図2】図5におけるII矢視部の拡大側面図である。
【図3】この発明の作用を説明する作用説明図である。
【図4】この発明の一実施の形態の例の板材加工機とし
ての複合加工機の正面図である。
ての複合加工機の正面図である。
【図5】図4における平面図である。
1 パンチ・レーザ複合加工機(板材加工機) 3 レーザ加工部 5 パンチプレス部 23 加工ヘッド 37 中央ワークテーブル(ワークテーブル) 39 サイドテーブル(ワークテーブル) 41 ブラシベース 43 ブラシ 55 吸気口 57 集塵パイプ 59 集塵機
Claims (2)
- 【請求項1】 板材加工機の加工位置でワークに板材加
工を行う際に前記ワークを載置せしめる板材加工機のワ
ークテーブルであって、前記加工位置付近のワークテー
ブルがブラシベース上に適宜な間隔で植毛された複数の
ブラシからなると共に、前記ブラシの下部に集塵機に連
通した吸気口を設けてなることを特徴とする板材加工機
のワークテーブル。 - 【請求項2】 前記ブラシが耐熱材からなっていること
を特徴とする請求項1記載の板材加工機のワークテーブ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155607A JPH106156A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 板材加工機のワークテーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8155607A JPH106156A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 板材加工機のワークテーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH106156A true JPH106156A (ja) | 1998-01-13 |
Family
ID=15609730
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8155607A Pending JPH106156A (ja) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | 板材加工機のワークテーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH106156A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167851A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Murata Mach Ltd | 板材加工機 |
WO2010134429A1 (ja) * | 2009-05-21 | 2010-11-25 | 株式会社 マキタ | 切削屑排出装置及び電動工具 |
CN104475985A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-04-01 | 苏州市宝玛数控设备有限公司 | 一种激光切割机用新型高效分区除尘装置 |
CN114632866A (zh) * | 2022-02-24 | 2022-06-17 | 滁州市朝友精密制造有限公司 | 一种工业控制柜板材成型装置 |
-
1996
- 1996-06-17 JP JP8155607A patent/JPH106156A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167851A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Murata Mach Ltd | 板材加工機 |
WO2010134429A1 (ja) * | 2009-05-21 | 2010-11-25 | 株式会社 マキタ | 切削屑排出装置及び電動工具 |
CN104475985A (zh) * | 2014-10-31 | 2015-04-01 | 苏州市宝玛数控设备有限公司 | 一种激光切割机用新型高效分区除尘装置 |
CN114632866A (zh) * | 2022-02-24 | 2022-06-17 | 滁州市朝友精密制造有限公司 | 一种工业控制柜板材成型装置 |
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