JP4247804B2 - レーザ・パンチ複合機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザ・パンチ複合機、特にレーザ加工中において、ワーク裏面からの粉塵が隣接する下部タレット上へ進入しないようにしたレーザ・パンチ複合機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、レーザ・パンチ複合機は、レーザ加工部とパンチ加工部から構成され、例えばワークの外形を加工する場合にはレーザ加工を、ワークの穴をあける場合にはパンチ加工をそれぞれ施すことにより、高速かつ高精度な加工が行われている。
【0003】
このうち、レーザ加工部は(図6(A))、ワークWへレーザビームを照射する加工ヘッド50を備え、パンチ加工部は、対応したパンチPとダイDが環状に配置された上部タレット52と下部タレット53を備えている。
【0004】
また、レーザ加工部のレーザセンタLCと、パンチ加工部のパンチセンタPCとは極めて接近している。
【0005】
このようなレーザ・パンチ複合機においては、レーザ加工中にワークWの裏面から発生するスパッタやヒュームなどの粉塵54が、該ワークWと加工テーブル51の隙間からタレット52、53側に進入し、多大な影響を与えている。
【0006】
例えば、レーザ・パンチ複合機の使用者は、クリーンな環境を得るために、上記粉塵54で汚れたタレット52、53上のパンチP、ダイDを毎日掃除し、メンテナンスに気をつけている。
【0007】
特に、下部タレット53に(図6(B))設けられたダイD上に、粉塵54が積もると、ワークWに成形加工を施す場合に高さが正確にならないなど、製品の成形形状の精度が著しく低下し、また製品の裏面を傷つける危険性もある。
【0008】
このため、従来より下部タレット53上へ粉塵54が進入しないように種々の手段が講じられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の粉塵進入防止手段は、次のような課題がある。
【0010】
例えば加工ヘッド50の(図6(A))上方に上部集塵機を設置し、この上部集塵機により粉塵54を除去しようとする試みが提案された。
【0011】
しかし、この上部集塵機は、上部タレット52上に(図6(A))進入する粉塵54に対しては効果があるが、下部タレット53上に進入する粉塵54に対しては効果がない。
【0012】
即ち、下部タレット53上には、ワークWの裏面から発生した粉塵54が進入し、加工ヘッド50の上方に設置された上部集塵機では、このようなワークWの裏面からの粉塵54を殆ど除去することはできない。
【0013】
また、例えばレーザセンタLCと(図6(A))パンチセンタPCの間であって下部タレット53の近傍に、耐熱性プレートなどを設け、ワークWの裏面から発生した粉塵54を阻止する試みが提案された。
【0014】
しかし、ワークWは(図6(A))、レーザ加工中に進行方向が変化するので、その都度粉塵54が周囲に飛散し、上記耐熱性プレートなどでは、粉塵54の下部タレット53上への進入を完全には阻止できない。
【0015】
更に、下部タレット53側でエアカーテンやエア層を形成して、これらにより粉塵54を吹き飛ばす試みが提案された。
【0016】
しかし、下部タレット53側でエアカーテンやエア層を形成することは、エアの消費量が過大となるのでエネルギが無駄に使用され、またエアカーテンやエア層を新たに形成するための装置が必要となり、構成と動作が複雑になるおそれがある。
【0017】
本発明の目的は、レーザ・パンチ複合機において、エアの消費量を少なくしてエネルギの有効利用を図り且つ簡単な構成と動作により、レーザ加工中のワーク裏面からの粉塵が隣接する下部タレット上へ進入しないようにすることにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、図1に示すように、
(A)互いに隣接するレーザ加工部とパンチ加工部を備えたパンチ・レーザ複合機において、
(B)上記レーザ加工部を構成する加工ヘッド2を、加工ヘッドカバー1を介して上部集塵機5に連通すると共にカートリッジ3を介して下部集塵機8に連通し、上部集塵機5の排出エアaと下部集塵機8の排出エアa′を集合させ、集合した排出エアAを再利用してエア層ASを形成し、該エア層ASを上記パンチ加工部を構成する下部タレット12上のダイDに向かってレーザ加工部側へ流出させることを特徴とするレーザ・パンチ複合機という技術的手段を講じている。
【0019】
このため、上記ダイDに向けてレーザ加工部側に流出するエア層ASにより、レーザ加工中のワークW裏面からの粉塵13は阻止され、下部タレット12上へ進入することができない。
【0020】
この場合、上記本発明の構成によれば、上部集塵機5の排出エアaと下部集塵機8の排出エアa′を再利用することにより、これらのエアa、a′を集合させ、集合した排出エアAに基づいてエア層ASを形成するようにしたので、エアの消費量が少なくなってエネルギの有効利用が図られる。
【0021】
また、例えば下部タレット12の下方であってパンチセンタPCの近傍に、出力管14を設け、この出力管14から出た上記排出エアAを、下部タレット12の溝28を介してテーブルプレート18の穴19を通すだけで、パンチセンタPCに位置決めされたダイDに指向したエア層ASが形成され、該エア層ASをダイDに向けてレーザ加工部側に流出することができるので、エア層ASの形成機構の構成と動作が簡単になる。
【0022】
従って、レーザ・パンチ複合機において、エアの消費量を少なくしてエネルギの有効利用を図り且つ簡単な構成と動作により、レーザ加工中のワーク裏面からの粉塵が隣接する下部タレット上へ進入しないようにすることが可能となる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施形態を示す図であり、図示するレーザ・パンチ複合機は、レーザ加工部とパンチ加工部を備えている。
【0024】
レーザ加工部は、加工ヘッド2を有し、該加工ヘッド2は、レーザセンタLCに沿って上下動可能に取り付けられ、ワークWにレーザービームを照射することにより所定のレーザ加工を施す。
【0025】
この加工ヘッド2の先端には、加工ヘッドカバー1が取り付けられ、該加工ヘッドカバー1は、耐熱性ブラシ4を介してワークWと接触し、該ワークWとは直接接触しないようになっている。
【0026】
また、加工ヘッドカバー1は、吸引ダクト6を介して上部集塵機5に連通し、該上部集塵機5により、レーザ加工中においてワークW表面から発生した粉塵13を上部集塵する。
【0027】
更に、加工ヘッド2の直下には、カートリッジ3(又はカッティングプレート)が配置され、該カートリッジ3は吸引ダクト20を介して下部集塵機8に連通し、レーザ加工中においてワークW裏面から発生した粉塵13′を下部集塵する。
【0028】
そして、上記上部集塵機5からの排出エアaを導通する排出ダクト7と、下部集塵機8からの排出エアa′を導通する排出ダクト9とは、共に集合ダクト10に結合され、該集合ダクト10の先端は、継手26を介して出力管14に結合されている。
【0029】
この構成により、上部集塵機5の排出エアaと、下部集塵機8の排出エアa′は、それぞれの排出ダクト7と9を通過した後集合ダクト10内で集合し、集合した排出エアAは、前記出力管14から出力し、後述する下部タレット12の溝28を介してテーブルプレート18の穴19を通過することによりエア層ASが形成される。
【0030】
即ち、本発明によれば、上部集塵機5の排出エアaと、下部集塵機8の排出エアa′を再利用することにより、エア層ASを形成するので、新たにエア層を形成する場合に比較してエア消費量が少なくて済み、エネルギが無駄にならなくなりその有効利用を図ることができる。
【0031】
一方、レーザ加工部に隣接してパンチ加工部が設置され、該パンチ加工部は、対向して配置された上部タレット11と(図1)下部タレット12、及び上部タレット11の上方に配置されたラム27を有している。
【0032】
上部タレット6と下部タレット12の外周には、それぞれ対応したパンチPとダイDが配置されている。
【0033】
従って、上部タレット11と下部タレット12を、タレットセンタTCを(図1)中心に同期回転することにより、パンチセンタPCにおいて所定のパンチPとダイDを選択し、ラム27を作動してパンチPを打圧すれば、ダイDと協働してワークWにパンチ加工を施すことができる。
【0034】
上記下部タレット12上には(図3)、各ダイD毎に、例えばその内側に溝28が形成され、この溝28を覆うように複数個の穴19が形成されたテーブルプレート18が例えばボルト29により固定されている。
【0035】
上記テーブルプレート18の穴19は、各溝28の上方であってダイD側に位置し(図2)、ダイDがパンチセンタPCにおいて選択された場合には、そのダイDに対応する溝28は(図1、図2)、前記出力管14の直上方に位置するようになっている。
【0036】
この構成により、上部タレット11と下部タレット12を同期回転し、パンチセンタPCにおいて所定のパンチPとダイDを選択した場合には(図3)、出力管14から出力された排出エアAは、その直上方の溝28を介してテーブルプレート18の該当する穴19から外側に放射状に拡散し、エア層ASが形成される。
【0037】
そして、このエア層ASは、ダイDに向かってレーザ加工部側に流出し、ワークW裏面からの粉塵13′の進入を阻止する。
【0038】
即ち、本発明によれば、集合ダクト10に連通した出力管14、下部タレット12に形成した溝28と、テーブルプレート18に形成した穴19だけで、排出エアAを再利用してダイDに指向したエア層ASを形成することができそれをダイDに向かってレーザ加工部側に流出することができるので、エア層ASの形成機構の構成と動作が簡単になる。
【0039】
この場合、上部集塵機5の吸引ダクト6に分岐管を設け、この分岐管を介して上記レーザ加工部側に流出したエア層ASを吸引すれば、エア層ASによる粉塵13′の撒き散らしが防止され、レーザ・パンチ複合機の環境が一層クリーンになる。
【0040】
更に、前記出力管14には、分岐管24、25を介してパルスジェット発生装置21が並列に結合されている。
【0041】
即ち、出力管14と分岐管24、25の接合部には、切換弁22、23が取り付けられ(図2)、通常は、パルスジェット発生装置21側を閉鎖しておき、前記したように、出力管14から出力した排出エアAによりエア層ASを形成し、このエア層ASをダイDに向かってレーザ加工部側に流出し、ワークW裏面からの粉塵13′の下部タレット12上への進入を阻止する。
【0042】
しかし、この排出エアAにより形成したエア層ASによっては、粉塵13′の進入を阻止できずにダイD上に粉塵13′が在る場合には(図5のステップ112のYES)、切換弁22、23を操作して(図5)、パルスジェット発生装置21側へ排出エアAを誘導する。
【0043】
そして、パルスジェット発生装置21により、所定の時間毎、例えば60秒毎にパルスジェットJを発生し、該パルスジェットJを出力管14と溝28と穴19を介してダイDに向かって流出し(図5のステップ113)、ダイD上の粉塵13′を吹き飛ばすようになっている(図5のステップ114)。
【0044】
前記レーザ・パンチ複合機は、ワークWを把持するクランプ16が(図4)取り付けられたキャリッジ17と、該キャリッジ17が取り付けられたキャリッジべース30を有する。
【0045】
この構成により、クランプ16により把持されたワークWは(図4)、加工テーブル15上を搬送されてX軸方向とY軸方向に位置決めされ、前記レーザ加工部とパンチ加工部により、所定の加工が施される。
【0046】
以下、前記構成を有する本発明の動作を図5に基づいて説明する。
【0047】
この場合、図1〜図4のレーザ・パンチ複合機においては、集合ダクト10の先端の出力管14と(図1、図2、図4)分岐管24、25の接合部に取り付けられた切換弁22、23は、当初はパルスジェット発生装置21側を閉鎖しており、出力管14内を通過する排出エアAは、そのまま下部タレット12の溝28側へ出射されるものとする。
【0048】
先ず、図5のステップ101において、レーザ加工を開始し、ステップ102において、上部集塵機5が作動し、ステップ103において、ワークW表面からの粉塵13を吸引し、ステップ104において、粉塵13を除去する。
【0049】
即ち、クランプ16に把持されたワークWをレーザセンタLCに(図1、図2)位置決めし、加工ヘッド2からレーザビームを照射すると、該ワークWには所定のレーザ加工が施される。
【0050】
このとき、同時に上部集塵機5が作動し、ワークW表面からの粉塵13が(図2)吸引ダクト6を通って吸引され、該上部集塵機5により上部集塵され除去される。
【0051】
また、図5のステップ101において、レーザ加工を開始し、ステップ105において、下部集塵機8が作動し、ステップ106において、ワークW裏面からの粉塵13を吸引し、ステップ107において、粉塵13′を除去する。
【0052】
即ち、既述したように、レーザ加工が開始されると、上部集塵機5が作動するが、このとき下部集塵機8も作動し、ワークW裏面からの粉塵13′が(図2)吸引ダクト20を通って吸引され、該下部集塵機8により下部集塵され除去される。
【0053】
次いで、図5のステップ108において、上部集塵機5と下部集塵機8の排出エアaとa′を集合させ、ステップ109において、排出エアAを出力してエア層ASを形成し、ステップ110において、エア層ASをダイDに向かってレーザ加工部側へ流出し、ステップ111において、ワークW裏面からの粉塵13′の進入を阻止する。
【0054】
即ち、上部集塵機5と下部集塵機8は(図1、図2)、ワークW表面と裏面の粉塵13と13′を吸引して除去すると(ステップ104と107)、それぞれの排出ダクト7と9を介して排出エアaとa′を排出するが、これら排出エアaとa′は、集合ダクト10内で集合する。
【0055】
そして、集合した排出エアAは(図3)、出力管14から出力して、その直上方のパンチセンタPCに位置決めされたダイDに対応した溝28を介し、テーブルプレート18の該当する穴19から外側に放射状に拡散し、エア層ASが形成される。
【0056】
従って、排出エアAが、このダイDに対応した溝28を介してテーブルプレート18の該当する穴19から外側に放射状に拡散することにより形成されたエア層ASは、そのままダイDに向かってレーザ加工部側に流出し、ワークW裏面からの粉塵13′の進入を阻止する。
【0057】
次に、ステップ112において、ダイD上に粉塵13′が在るか否かを判断し、ダイD上に在る場合には(YES)、ステップ113において、60秒毎のパルスジェットJを流出し、ステップ114において、ダイD上の粉塵13′を吹き飛ばす。
【0058】
即ち、ステップ111において、ワークW裏面からの粉塵13′の進入を完全に阻止できず、ダイD上に粉塵13′が在る場合には、切換弁22、23を操作してパルスジェット発生装置21側を開放する(図5)。
【0059】
これにより、排出エアAは、出力管14から分岐管24を(図5)経由してパルスジェット発生装置21側へ誘導され、該パルスジェット発生装置21により、排出エアAに基づいて60秒毎のパルスジェットJを発生する。
【0060】
発生したパルスジェットJは、分岐管25を(図5)経由して出力管14から出力され、出力管14の直上方の溝28と穴19を介してダイDに向かって流出し、これにより、ダイD上の粉塵13′を吹き飛ばす。
【0061】
また、図5のステップ112において、ダイD上に粉塵13′が無いと判断した場合には(NO)、レーザ加工を継続する限りステップ101に戻って同じ動作を繰り返し、レーザ加工を終了する場合には、動作を停止する(END)。
【0062】
【発明の効果】
上記のとおり、本発明によれば、レーザ加工部を構成する加工ヘッドを、加工ヘッドカバーを介して上部集塵機に連通すると共にカートリッジを介して下部集塵機に連通し、上部集塵機の排出エアと下部集塵機の排出エアを集合させ、集合した排出エアを再利用してエア層を形成し、該エア層を上記パンチ加工部を構成する下部タレット上のダイに向かってレーザ加工部側へ流出させるように構成したことにより、上記ダイに向けてレーザ加工部側に流出するエア層により、レーザ加工中のワークW裏面からの粉塵は阻止され、下部タレット上へ進入することができない。
【0063】
この場合、本発明の構成によれば、上部集塵機の排出エアと下部集塵機の排出エアを再利用することにより、これらのエアを集合させ、集合した排出エアに基づいてエア層を形成するようにしたので、エアの消費量が少なくなってエネルギの有効利用を図ることができるという効果がある。
【0064】
また、例えば下部タレットの下方であってパンチセンタの近傍に、出力管を設け、この出力管から出た上記排出エアを、下部タレットの溝を介してテーブルプレートの穴を通すだけで、パンチセンタに位置決めされたダイに指向したエア層ASを形成し、該エア層をダイに向けてレーザ加工部側に流出することができるので、エア層の形成機構の構成と動作が簡単になるという効果がある。
【0065】
更に、ワーク裏面からの粉塵が下部タレット上へ進入しないことから、粉塵がダイ上に堆積せず、ワークの成形加工の品質が向上すると共に安定し、レーザ・パンチ複合機の環境がクリーンになってメンテナンスが不要となり、生産性が向上し、製品の裏面に傷がつかないなどの種々の効果がある。
【0066】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】本発明を構成する出力管14と溝28とテーブルプレート18との関係を示す図である。
【図4】図1の平面図である。
【図5】本発明の動作を説明するフローチャートである。
【図6】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 加工ヘッドカバー
2 加工ヘッド
3 カートリッジ
4 耐熱性ブラシ
5 上部集塵機
6、20 吸引ダクト
7、9 排出ダクト
8 下部集塵機
10 集合ダクト
11 上部タレット
12 下部タレット
13、13′粉塵
14 出力管
15 加工テーブル
16 クランプ
17 キャリッジ
18 テーブルプレート
19 穴
21 パルスジェット発生装置
22、23 切換弁
24、25 分岐管
26 継手
27 ラムストライカ
28 溝
29 ボルト
30 キャリッジべース
Claims (4)
- 互いに隣接するレーザ加工部とパンチ加工部を備えたレーザ・パンチ複合機において、
上記レーザ加工部を構成する加工ヘッドを、加工ヘッドカバーを介して上部集塵機に連通すると共にカートリッジを介して下部集塵機に連通し、上部集塵機の排出エアと下部集塵機の排出エアを集合させ、集合した排出エアを再利用してエア層を形成し、該エア層を上記パンチ加工部を構成する下部タレット上のダイに向かってレーザ加工部側へ流出させることを特徴とするレーザ・パンチ複合機。 - 上記下部タレットの下方であってパンチセンタの近傍には、上記集合した排出エアが出力される出力管が設けられ、該下部タレット上には、各ダイに対応した溝と各溝を覆うように複数個の穴が形成されたテーブルプレートが設けられている請求項1記載のレーザ・パンチ複合機。
- 上記上部集塵機の排出ダクトと、下部集塵機の排出ダクトが共に集合ダクトに結合され、該集合ダクトは出力管に結合されている請求項2記載のレーザ・パンチ複合機。
- 上記出力管には、分岐管を介してパルスジェット発生装置が結合され、上記エア層がワーク裏面からの粉塵の下部タレット上への進入を阻止できず、ダイ上に粉塵が在る場合に、該パルスジェット発生装置により所定の時間毎にパルスジェットをダイに向かって噴出させダイ上の粉塵を吹き飛ばす請求項2記載のレーザ・パンチ複合機。
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