JPH1075699A - 乗用型農用管理機 - Google Patents

乗用型農用管理機

Info

Publication number
JPH1075699A
JPH1075699A JP23560896A JP23560896A JPH1075699A JP H1075699 A JPH1075699 A JP H1075699A JP 23560896 A JP23560896 A JP 23560896A JP 23560896 A JP23560896 A JP 23560896A JP H1075699 A JPH1075699 A JP H1075699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine
control
working
tank
type agricultural
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23560896A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Maniwa
芳樹 馬庭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd filed Critical Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Priority to JP23560896A priority Critical patent/JPH1075699A/ja
Publication of JPH1075699A publication Critical patent/JPH1075699A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fertilizing (AREA)
  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 走行機体の前後に、複数の作業機を装着した
乗用型農用管理機において、風向きを問わず、常に作業
者が風上位置で防除作業できるようにし、かつ、1個の
タンクで複数の作業機に対応し得るようにする。 【解決手段】 走行機体1の運転席26後部に設けたタ
ンク25と、前記タンク25内の液体を、運転席26か
らの操作により、前方の作業機7又は後方の作業機7´
に供給するよう切換える切換えレバー30とを、備え、
かつ、前方及び後方の作業機7,7´が、共に防除作業
機である場合、又は、いずれか一方が防除作業機で、他
方が施肥作業機である場合になるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の複数の
作業機を装着して、多用途に利用する乗用型農用管理機
に係り、詳しくは走行機体の前後にそれぞれ作業機を設
けた乗用型農用管理機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、走行機体の前方及び後方の、いず
れか一方に作業機を装着したものや、複数の作業機に対
して、複数のタンクを備えた乗用型農用管理機は、既に
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、既に知られてい
る、走行機体の前方及び後方の、いずれか一方に作業機
を装着したものでは、例えば、防除作業機装着の場合、
風向きにより、運転席の作業者は、防除作業機の風下位
置になり、薬液を吸込むことがあり、安全作業上問題が
あった。
【0004】また、走行機体に複数の作業機を備え、そ
れぞれに対して、複数のタンクを備えた乗用型農用管理
機では、構造が複雑になり、かつ、重量が重くなった。
【0005】そこで、本発明は、1個のタンクで複数の
作業機に対応し、風向きを問わず、常に作業者が風上位
置で防除作業できるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、走行機体(1)の前後に複数
の作業機(7)、(7’)を装着した乗用型農用管理機
において、走行機体(1)の運転席(26)後部に設け
たタンク(25)と、前記タンク(25)内の液体を、
運転席(26)からの操作により、前方の作業機(7)
又は後方の作業機(7’)に供給するよう切換える切換
え手段(30)とを、備え、かつ又前方及び後方の作業
機(7)、(7’)が、共に防除作業機である場合、又
は、いずれか一方が防除作業機で、他方が施肥作業機で
ある場合になるように構成して上述の課題を解決した。
【0007】(作用)上述の構造に基づき、請求項1及
び請求項2の場合は、図1に示すように、走行機体
(1)が立毛中を前進しながら、作業者は運転席(2
6)から切換え手段(30)を操作して、走行機体
(1)の前後にそれぞれ設けた同一の作業機(7)、
(7’)のいずれかに、タンク(25)内の液体を供給
して防除作業を行なうが、その際、作業者が常に風上に
なり、薬液を吸込むことがないように、切換え手段(3
0)を選択する。また、請求項1及び請求項3の場合
は、図2に示すように、走行機体(1)が立毛中を前進
しながら、走行機体(1)の前後にそれぞれ設けた異種
の作業機のいずれかにタンク(25)内の液体を供給す
るが、この場合は、同一のタンク(25)に異種の液体
を貯蔵するため、同時作業ではなく、いずれか一つの作
業を個別に行なう。
【0008】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するものであるが、何ら本発明の構成を限定するもので
はない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に沿って、本発明の実
施の形態例について説明する。
【0010】請求項1及び請求項2の場合は、走行機体
1は、図1に示すように、エンジン2の動力を伝動装置
3を経由して前輪4及び後輪5を駆動すると共に、前記
伝動装置3の下部に設けられた動力取出部3aから、そ
の前後に装着した前方作業機7または後方作業機7’を
同時に駆動する。
【0011】前記エンジン2を支持するシャシ8の前部
には、前記動力取出部3aからの動力を受動するPTO
ケース9が配設され、シャシ8の前面には、前方作業機
取付部10を介して前方防除機取付部11が装着されて
いる。
【0012】前方防除機取付部11の前面には、図1に
示すように、2本のパイプ11aが前方に向け固設さ
れ、パイプ11aと一体に高さ調節パイプ11bが固設
され、該高さ調節パイプ11bに上下調節可能に内嵌す
るパイプ12の両端には、防除ブーム取付けパイプ13
を支持する防除ブーム取付ブラケット14が固設されて
いる。
【0013】前記防除ブーム取付けパイプ13の先端に
は、横方向に長く、前方防除ブーム15が固定され、前
方防除ブーム15の下面には、多数の噴孔16が穿孔さ
れ、下方に向かって薬液を噴出する。
【0014】前記パイプ11aの上面には、防除ポンプ
取付台17が装着され、防除ポンプ取付台17には、防
除ポンプ18が支持されている。
【0015】前記PTOケース9は、動力取出部3aか
らの動力を受動すると同時に、動力伝達軸19を介して
前方に配設された前記防除ポンプ18の駆動軸18aを
駆動し、薬液を後述の防除薬液タンク25から前記前方
防除ブーム15または、後述の後方防除ブーム22へ供
給する。
【0016】シャシ8の後部には、図1に示すように、
後部ブラケット8aの上部中央及び下部両端に支点を有
する昇降可能なリンク装置20が設けられ、該リンク装
置20の後端には、後方防除機取付部21に支持された
後方防除ブーム22が装着され、後方防除ブーム22の
下面には、多数の噴孔23が穿孔され、下方に向かって
薬液を噴出する。
【0017】一方、走行機体1の後部ブラケット8aの
上面には、運転席26後部に防除薬液タンク25が配設
され、防除薬液タンク25の前部には、両端を後部ブラ
ケット8aに支持された支持フレーム27が設けられて
いる。
【0018】支持フレーム27の上面には、運転席26
に近く防除薬液供給切替弁28が装備され、その側面に
は、前方作業機7又は後方作業機7’に薬液供給を切替
える切替レバー30が設けられている。
【0019】前記防除薬液タンク25と防除ポンプ18
の間には、防除薬液タンク25からの薬液を防除ポンプ
18へ吸入する吸入パイプ31が配備され、防除ポンプ
18と防除薬液供給切替弁28との間には、防除ポンプ
18から薬液を防除薬液供給切替弁28に圧送する吐出
パイプ32が配備されている。
【0020】更に、防除薬液供給切替弁28と前方防除
ブーム15との間には、前方送液パイプ33が、後方防
除ブーム22との間には、後方送液パイプ34が配備さ
れている。
【0021】請求項1及び請求項3の場合は、図2に示
すように、走行機体1の前方部は、請求項1及び請求項
2の場合と同じであるが、走行機体1の後方部は、前記
リンク装置20の先端に装着する後方作業機7’が防除
機でなく、施肥機に変わる。
【0022】即ち、リンク装置20の先端に支持された
施肥機フレーム35の中間部には施肥ポンプ36が配設
され、その下方に、リンクモーションで作動する点注部
37が装着されている。
【0023】施肥機フレーム35の後端には、上下に高
さ調節可能な接地輪38を備え、点注部37の点注深さ
を調節している。
【0024】この場合、防除薬液タンク25の下部と施
肥ポンプ36の間に、吸入パイプ39が配備されている
が、この吸入パイプ39の途中に、前記リンク装置20
の下部リンク20aの支点近傍に可撓性の接手を設ける
ことにより、リンク装置20の昇降に対して伸縮及び変
位を少なくすることができる。
【0025】更に、この場合は、防除薬液タンク25は
前者と共通のものであるが、内部に貯蔵する液体が、防
除薬液から肥料に変わるので、その都度、内部を空にし
て充分洗浄して切替える必要がある。当然、前方作業機
7と後方作業機7’を同時に使用することは不可能であ
り、個別の作業となる。
【0026】次に本実施の形態例の作用について説明す
る。
【0027】上述の構造に基づき、請求項1及び請求項
2の場合は、図1に示すように、走行機体1は作物40
の植えられている畝41を跨いで立毛中を前進しなが
ら、前方作業機7又は後方作業機7’により防除作業を
する。
【0028】即ち、前輪4後輪5は、畝41を跨いで溝
底42を走行し、風向きにより、作業者が常に風上にな
り、薬液を吸込むことがないように、切替レバー30を
操作して前方作業機7又は後方作業機7’のいずれかを
選択する。
【0029】それにより、防除ポンプ18によって防除
薬液タンク25から防除薬液供給切替弁28まで圧送さ
れてきた薬液が、前方送液パイプ33又は後方送液パイ
プ34のいずれかを経由して噴孔16又は23から作物
40に向かって噴出する。
【0030】請求項1及び請求項3の場合は、前記のよ
うに、前方作業機7と後方作業機7’を同時に使用する
ことは不可能であり、前方作業機7の場合は前述と同様
であるので、後方作業機7’について説明する。
【0031】この場合、図2に示すように、走行機体1
は作物40の植えられている畝41を跨いで立毛中を前
進しながら、後方作業機7’により施肥作業をする。
【0032】即ち、前輪4、後輪5は畝41を跨いで溝
底42を走行し、後部の接地輪38も溝底42を走行し
て点注部37の貫入深さを調節する。
【0033】走行機体1を前進させながら、所定の貫入
深さを決め、施肥ポンプ36を駆動すると、その下方に
配設されたで点注部37をリンクモーションで作動さ
せ、点注部37が最深に達した時、点注部37先端に設
けられた噴孔37aから土中に向かって肥料を勢いよく
注入する。このようにして、土中に間欠注入の施肥を行
なうことができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、走行機体の前後に複数の作業
機を装着した乗用型農用管理機において、走行機体の運
転席後部に設けたタンクと、前記タンク内の液体を、運
転席からの操作により、前方の作業機又は後方の作業機
に供給するよう切換える切換え手段とを、備え、かつ、
前方及び後方の作業機が、共に防除作業機である場合、
又は、いずれか一方が防除作業機で、他方が施肥作業機
である場合になるように構成したので、請求項1及び請
求項2の場合は、風向きを問わず、常に作業者が風上位
置で防除作業できるようになり、請求項1及び請求項3
の場合は、1個のタンクで複数の作業機に対応し得るよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】前方、後方共に防除作業機を装着した乗用型農
用作業機の側面図である。
【図2】前方には防除作業機、後方には施肥作業機を装
着した乗用型農用作業機の側面図である。
【符号の説明】
1 走行機体 7 前方作業機 7’ 後方作業機 15 前方防除ブーム 16 噴孔 18 防除ポンプ 20 リンク装置 22 後方防除ブーム 23 噴孔 25 防除薬液タンク 30 切替レバー 36 施肥ポンプ 40 作物

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体の前後に複数の作業機を装着し
    た乗用型農用管理機において、 前記走行機体の運転席後部に設けたタンクと、 前記タンク内の液体を、運転席からの操作により、前方
    の作業機又は後方の作業機に供給するよう切換える切換
    え手段とを、 備えてなる乗用型農用管理機。
  2. 【請求項2】 前記前方及び後方の作業機が、共に防除
    作業機である請求項1記載の乗用型農用管理機。
  3. 【請求項3】 前記前方及び後方の作業機のいずれか一
    方が防除作業機で、他方が施肥作業機である請求項1記
    載の乗用型農用管理機。
JP23560896A 1996-09-05 1996-09-05 乗用型農用管理機 Pending JPH1075699A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23560896A JPH1075699A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 乗用型農用管理機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23560896A JPH1075699A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 乗用型農用管理機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1075699A true JPH1075699A (ja) 1998-03-24

Family

ID=16988538

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23560896A Pending JPH1075699A (ja) 1996-09-05 1996-09-05 乗用型農用管理機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1075699A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1075699A (ja) 乗用型農用管理機
CN109479408B (zh) 一种液压传动水田平整机
JP3573611B2 (ja) 施肥ノズル装置
JP7042668B2 (ja) 圃場作業機
JP2002101729A (ja) 多目的の乗用型茶園作業車
JP2507746Y2 (ja) 液体散布装置
JPH04701Y2 (ja)
JP3380702B2 (ja) 田植機の施肥装置構造
JP2000333520A (ja) 施肥機
JP2554253Y2 (ja) 移動農機の作業機操作装置
JPH11285309A (ja) 施肥機の施肥装置
JP4862215B2 (ja) 乗用作業機
JP3500738B2 (ja) 防除作業機の噴霧部昇降装置
JP2508787B2 (ja) 乗用型農作業機
JP6827351B2 (ja) 田植機
JP2861204B2 (ja) 施肥装置付き乗用型移植機
JP3891729B2 (ja) 施肥機
JPH0670574U (ja) 施肥防除機
JPH0226253Y2 (ja)
JP3321472B2 (ja) 施肥防除機
JPH1132535A (ja) 施肥機
JPH0458815A (ja) 施肥機
JPH10165075A (ja) 土壌液体散布機の散布量調節装置
JPH10229802A (ja) 乗用作業機の防除機構
JP2508850Y2 (ja) 施肥機におけるインジケ―タの取付構造